さらに、関西学院大学にはMastery for Serviceというスクール・モットーがあり、「社会(他者)に仕えるために自らを鍛える」という精神を有する学生が多く、また、関学生は自然あふれる明るく美しいキャンパスで学生生活を送るため、自然と「親切かつ明朗な人格」が身につくようになり、そのような人格が、経済界を中心とした社会から好感を持たれていることも、関学の社会的評価の高さに寄与しているのです。
関西学院大学は、1990年代と2000年代に長い低迷期を過ごしましたが、2010年代に入って急激に復活しています。既にあらゆるデータで西日本私大のトップとなっており、特に就職率では日本の難関私立大学のトップとなっています。スーパーグローバル大学事業にも採択され、Go Global Japan EXPOを開催するなど、日本の大学のグローバル化をリードする存在です。社会学部や文学部総合心理科学科の研究力は非常に高いのですが、もともと強かった経済学部や商学部の研究力をより高めることが今後の課題と言えるでしょう。
関西学院大学は、1990年代と2000年代に長い低迷期を過ごしましたが、2010年代に入って急激に復活しています。既にあらゆるデータで西日本私大のトップとなっており、特に就職率では日本の難関私立大学のトップとなっています。スーパーグローバル大学事業にも採択され、Go Global Japan EXPOを開催するなど、日本の大学のグローバル化をリードする存在です。社会学部や文学部総合心理科学科の研究力は非常に高いのですが、もともと強かった経済学部や商学部の研究力をより高めることが今後の課題と言えるでしょう。
一方の関西学院大学は、急激に復活・躍進しています。スーパーグローバル大学に採択されたのは当然のこと。いきなりGo Global Japan Expo 2014 の開催大学となって下村文部科学大臣も駆け付けるなど、グローバル化をリードする大学であることを世間に印象付けました。現役進学率、学生の満足度、就職率、一部上場企業の社長数(OBの活躍)など、あらゆる指標で関関同立のトップとなっております。
貴方は関西学院大学の学生とのこと。関西学院大学は「西の慶應」と呼ばれてきましたが、愛校心の持ち方は慶應義塾大学の学生とはずいぶんと違うことを自認されていることでしょう。関西学院大学では、同窓会がリーダーシップを取って愛校心の刷り込みを行うようなことはありません。しかし、関西学院大学の学生はたぶん日本一の愛校心を持っているはずです。それは日本一美しいと言われるキャンパスで、自由な雰囲気の中、明朗・親切な友人とともに過ごした日々が、自然と愛校心を高いレベルまで押し上げていくわけです。関西学院大学にはMastery for Serviceの精神があります。それは自分を鍛えて他者のために奉仕する教えです。そうした精神の下ではえてして控えめな学生が多くなるため、慶應義塾大学の学生には違和感を感じることがあると思います。