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関学アメフト
299
:
Kwansei Gakuin University
:2019/12/16(月) 15:13:04
「教えてないことは出来へん。サボってるなら怒るけど、うまいか下手かでは怒らへん。怒るよりも教える。どなるのは指導者の手抜き。4年生も後輩にボロカス言うてる時がある。『皆の前でそんだけ言うと、アイツやる気なくすで』とアドバイスはする。下手な原因は練習が足らんだけ。この競技を理解してないと勝てない。多少鈍くさくても、こうすればタッチダウンを取れるということを分からんとあかん」
在学中は4年時に副将を務め、82年の卒業後は南オレゴン州立大など米国で4年間、コーチ留学をした。現在の指導に生きている。
「アメリカは自己主張が強い。日本は今も(チャンスが来るまで)順番待ち。そこを変えていかなあかん。向こうでは学生を一人の男として見る。子ども扱いしない。「チャンスを下さい」と学生も言う。(留学時に師事した元NFLコーチの)チャック・ミルズさん(※)がよく言うてた。『相手のことを憎むのではなく、リスペクトしろ。彼らがいるから頑張れる』と。スポーツに勝ち負けはある。汚いことしてまで勝っても仕方ない」
昨年5月、パスをした後の無防備な関学大選手に対し、日大選手が背後から突撃して負傷させた悪質タックル事件はアメフト界の枠を超え、社会問題になった。
「あれはフットボールではない。歩いている人間に後ろからタックルするんか。なんで日大の選手はあそこまで追い込まれたんか。大人の責任。うちの学生には『ああいう事が起きたけど、いちいち考えんでもええ。あとの対応はこっち(大学)がやる』と伝えた。『お前たちも汚いことは絶対にやめろ』とも改めて言った。特に今シーズンは、クリーンに戦い抜いてくれたと思う」
就任当初と現在では学生気質が大きく変わったと感じている。携帯電話の使い方にも注意を払う。
「少子化で親が子どもに優しくなり過ぎてる。怒られ慣れてない子が多い。兄弟げんかも減り、ぶつかり合うことにも慣れてない。こっちも怒り方を考えないとあかん。携帯のLINEも連絡手段だけにするように言うてる。数年前に『既読になっているのに返信が来ない』と(心を)病んだ部員がいた。そんな大学生は今たくさんおる。じかに会って感情をぶつけ合えばええ。例えば、営業マンが人と会わずにLINEだけで成績を伸ばせるはずがない」
元関学大アメフト部監督だった父・昭人さん(故人)から殴られた記憶はない。部員はもちろん、同部OBの息子3人には家庭でも同じように接した。
「関学には体罰がない。だから強い。俺も在学中は下級生の時から意見してたが、殴られたことはない。勝つために一番ええ方法を考えてきた。殴られながらやっても限界がある。自分がされた体罰をそのままやる指導者はカッコ悪い。言葉で言えばいい。手をあげること自体、教えるセンスがないのを証明しているようなもの。家庭でも同じや」
目の前の勝敗はもちろん大事だが、何よりも卒業後に学生時代の経験を生かしてほしいと考えている。
「なんぼ(技量が)いい選手がおっても、サボり、うぬぼれが出てきたらあかん。チームに伝染する。そんな選手ならやめてもらっていい。卒業後は私利私欲に走らず、社会や家族のために頑張ってほしい。嫁さん、子どもをしっかり守ってほしい。スポーツ自体が相手の弱点を突くイヤらしい面もある。(世の中に出て)簡単にだまされるなよ、と言いたい。最初から関学ファイターズで日本一になったとか自慢せず、『あいつ、なかなかやるな。ファイターズ出身か』と言われるぐらいの人間になってほしい」
◆鳥内 秀晃(とりうち・ひであき)1958年11月26日、大阪市生まれ。60歳。摂津高ではサッカー部。関学大でアメフトを始め、1年時からDB、キッカーで活躍。4年時は副将。卒業後は米コーチ留学を経て86年から関学大守備コーディネーターを務め、92年に監督に就任する。甲子園ボウル優勝11度、ライスボウル優勝1度。関西学生1部リーグは優勝16度、リーグ通算166勝21敗2分け。在任27年は歴代最長で、監督業のかたわら製麺業も営む。
300
:
Kwansei Gakuin University
:2019/12/18(水) 19:41:31
不況知らず。羨ましい~
慶應ラグビー部、関学アメフト部の華麗なる就職先
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/35746
301
:
Kwansei Gakuin University
:2020/02/05(水) 17:04:56
5つ星のうち5.0 アメフト経験者やったら是非読んで欲しい一冊、特に関西出身やったら尚更です。
2020年1月31日に日本でレビュー済み
私がアメフトをやろうとしてた頃(70年代後半)から関学アメフト部は強豪として有名で、関学でアメフトやりたくて関学を受験したんやけど、結局現役でも1浪でも合格せず、結局慶応でアメフトやることになったんやけど、当時はダラスカウボーイズの名将トム・ランドリーヘッドコーチのトレードマークそっくりの紳士帽をかぶった武田健監督が関学アメフト部を指揮したはった。その二代後が鳥内監督なんやけど、27年間も監督したはったなんて全然知らんかった。
昨年、日大のアメフト危険タックル問題で度々TVに登場したはった時に、ふーんこの人が今の監督なんやと思てたけど、ルックス的にもアメフトの監督然してへんかったんで、ホンマにこのオッサンが関学に監督かーと思てたけど、この本を読んで印象ががらりと変わった。
関西では有名な人やったんかもしれんけど、このオッサンすごい指導者やわ。関学の強さがよう分かる。アメフトの技術的な強さの秘密やのうて、アメフト部員の指導・育てかたが半端やない。こんな指導者の下やったらがんばらなあかん。それもやらされてるわけではなくて、選手自身が変わっていくことで強うなっていく、その秘密がこの本にはぎっしり詰まっています。
鳥内監督の育て方、考え方はもちろんアメリカンフットボールのために書かれてるんやけど、これはビジネスにも、生き方にも通じるものがあると思います。1ページ1ページが名言だらけや。皆さんに、是非読んでもらいたいと思います。
ところで、この書評がなんで関西弁口調なんかわかります?実はこの本の全編が鳥内監督の関西弁で書かれてるんです。ウソーと思うかもしれんけど、ホンマやで。これがまたおもろいねん。
けど、関東の人が読んだかて、この良さはわからんやろなー。また、アメフト部の話なんで、アメフト経験者ならそうなんやーと思うところが一杯です。せやから、私みたいに関西出身のアメフト経験者は、全ページ楽しめました。今は横浜におるんで関西弁なんかほとんど使わへんのやけど、この本を読んでる間は関西弁に思考が変わっとった。
アメフトのことは知らんでも、スポーツの種目は違っても、監督、指導者は是非この本を読んでもらいたいと思います。また、指導者でなくても十分楽しめます。
せやけど、関西の人は語られてる文章は全部分かるけど、関東の人は言うてる言葉がわからんところがあるかもしれへんな。けど、読んで欲しいと思います。
お勧めな一冊です。
最後に私の関西弁(正確には京都弁なんやけど)がへんやったらスンマセン。昔はネイティブで京都弁をしゃべっとったんやけど、今は横浜暮らしでほとんど京都弁を使わへんので、微妙なニュアンスが怪しい点はお詫びします。
302
:
Kwansei Gakuin University
:2020/02/12(水) 19:00:29
大村 和輝
かな おおむら かずき
役職・ポジション アシスタントヘッドコーチ
コメント
略歴
1994年法学部卒。 現役時代は、OL、DL、TEを経験し、2度の学生日本一に貢献。 卒業後、リクルートに勤務した後、1998年より東京海上ドルフィンズ〜オール三菱ライオンズで守備コーディネーター、ヘッドコーチ。 2003年にハワイ大学へコーチ留学。 2004-2008年オービックシーガルズでコーチ、攻撃コーディネーター。 2007年第3回ワールドカップ日本代表コーチ。 2008年U-19日本代表攻撃コーディネーター。 2009年よりファイターズコーチ就任。 2010年よりアシスタントヘッドコーチ。 2014年第1回大学世界選手権日本代表コーチ。 2018年U-19日本代表攻撃コーディネーター。 現在、関西学院大学スポーツ・文化課所属。
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