したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

関学アメフト

261Kwansei Gakuin University:2018/12/03(月) 21:40:09
アメフト甲子園ボウル、早大と関学大が意気込み 主将ら会見
2018/12/3 19:40
保存 共有 印刷 その他
甲子園ボウルの試合会場でポーズをとる関学大の光藤主将(左)と早大の斉川主将(3日、甲子園)=共同
画像の拡大
甲子園ボウルの試合会場でポーズをとる関学大の光藤主将(左)と早大の斉川主将(3日、甲子園)=共同

アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝、第73回甲子園ボウル(16日)で対戦する早大と関学大が3日、試合会場の甲子園球場で記者会見した。3年連続の出場で王座奪還を狙う関学大(関西1位)主将のQB光藤は「昨年、甲子園ボウルで負けて始まったチーム。チーム全員で絶対勝つ」と意気込んだ。

初優勝を目指す早大(関東)は第71回大会で関学大に14―31で屈した。DL斉川主将は「出場ではなく、勝つことを目標としてきた」と強い気持ちを口にし、高岡監督は「早稲田の歴史を変えたい」と語った。〔共同〕

262Kwansei Gakuin University:2018/12/06(木) 21:11:12
大学アメリカンフットボールランキング(公式)

1.関西学院大学
2.日本大学
3.立命館大学
4.法政大学
5.早稲田大学
6.関西大学
7.慶應義塾大学
8.京都大学
9.明治大学
10.立教大学

263Kwansei Gakuin University:2018/12/10(月) 07:39:03
同大アメフト1部昇格「誇りに」監督の言葉に選手涙
[2018年12月9日20時23分]
同大対甲南大 1部リーグ復帰を果たして喜ぶ同大選手たち(撮影・鶴屋健太)
同大対甲南大 1部リーグ復帰を果たして喜ぶ同大選手たち(撮影・鶴屋健太)
同大対甲南大 2TDを決めて1部リーグ復帰に貢献した同大WR毛綿谷海都(撮影・鶴屋健太)
<関西学生アメリカンフットボール:同大20-3甲南大>◇9日◇入れ替え戦◇京都・西京極陸上競技場

2部リーグを全勝優勝して入替戦に臨んだ同大が、1部8位の甲南大を下し2季ぶりの1部リーグ復帰を決めた。

同大はWR毛綿谷海都(3年)の2TDで流れをつかんだ。第1クオーター(Q)3分50秒、敵陣15ヤードまで迫ると、毛綿谷へのTDパスが決まり先制に成功した。毛綿谷は最終Qにも、エンドゾーン7ヤード前でパスを受け、右サイドから左サイドへうまく守備をかわしながら走り抜け、勝利を決定づけるTDを奪った。

試合後、藤原良弘監督(57)は「最高の試合をしてくれてありがとう。今日の試合を誇りに思え」と選手たちに声をかけ、中には涙を流す選手もいた。毛綿谷も「2部に落ちてどん底を味わってきた。毎日1部のことを思いながら練習してきた」。悲願の1部復帰に思いがあふれた。身長168センチと決して恵まれた体格ではないが「競り合いに負けないようにウエートトレで鍛えてきた」。念願の1部に「打倒関学です」と闘志を燃やす。また主将のOL森脇秀太(4年)は「1部は日本一を目指す権利がある。来季全力でやってほしい」と後輩に思いを託した。

敗れた甲南大は15年以来4季ぶりの2部降格になった。
同志社アメフト復帰 関学 同志社戦が楽しめる。

264Kwansei Gakuin University:2018/12/11(火) 11:34:46
悪質タックル乗り越え、関学大QBが逆転劇演出
2018.12.2 22:37産経WESTスポーツ
Messenger
文字サイズ
印刷
関西学院大対立命館大学 2Q、攻撃する関西学院大QBの奥野耕世(3)=2日、万博記念競技場(鈴木健児撮影)
関西学院大対立命館大学 2Q、攻撃する関西学院大QBの奥野耕世(3)=2日、万博記念競技場(鈴木健児撮影)
 関学大の勝利への執念が、第4クオーター最後の攻撃シリーズに詰まっていた。関西学生リーグの優勝を最後まで争った立命大との再戦となった、アメリカンフットボール全日本大学選手権の西日本代表校決定戦。試合時間残り1分56秒で17-19とリードを許して自陣36ヤードから始まる攻撃で、2年生のQB奥野は「やるしかない。何が何でも通す」とフィールドに立った。

 4年生松井と3年生阿部の両WRに2本で計52ヤードのパスを通し、2度のランで敵陣へ。試合終了まで2秒。3年生のキッカー安藤が24ヤードFGで逆転すると、奥野は「よっしゃ」と吠え、あふれ出る涙を手で拭った。

 大勝した2週間前のリーグ最終節とは逆に、試合開始6分過ぎに先制された。動きの速い立命大守備陣の重圧にパスを投げ急ぎ、喫したインターセプトは3回。それでも主将のQB光藤(みつどう)らが「大丈夫や、大丈夫や」と声をかけ続けてくれた。「これ以上落ちることはない」と目の前のプレーに集中し、逆転勝ちを演出した。

 5月の日大との定期戦で悪質タックルを受けた。“被害者”として望まぬ形で世間の注目を浴びたが、チームメートたちが励ましてくれた。「家に泊まりにおいでや」「一緒にご飯食べようや」。何気ない言葉に救われた。「先輩、後輩、同級生に感謝したい」。若き司令塔は、そんな思いをプレーに込めた。

 昨年敗れた甲子園ボウルでは早大と対戦する。「自分のやるべきことをやるだけ。去年負けたので、絶対に勝つ」。頼れる仲間とともに、学生日本一を取り返しにいく。(岡野祐己)

265Kwansei Gakuin University:2018/12/13(木) 20:30:52
第73回甲子園ボウル



「しっかり準備して、絶対に勝ちます」。16日の大一番を前に意気込むのは、関西学院大のWR(ワイドレシーバー)松井理己(りき、4年、市西宮)だ。1年前、大学アメフトの聖地で味わった苦い経験を胸に、「雪辱」を誓う。


昨年の日大との甲子園ボウル。関学の最初の攻撃シリーズ、2プレー目のことだった。松井は短いパスを受けると、3人のタックルをかわして大きくゲイン。4人目のタックラーをかわそうとした瞬間、自分の体から「バコッ」という音が聞こえた。タックルされて倒れ込むと、もう動けなかった。1プレー目から違和感を感じていた右ひざの大けが。担架に乗せられて退場した。「痛いというより、何が起こったのか分からない状態でした」と振り返る。

医務室で試合経過を確認していた。前半が終わって10-13の劣勢。チームスタッフから「けががバレるから外に出るな」と言われたが、いても立ってもいられなかった。後半になると、松葉杖を使ってチームエリアまで行き、戦況を見つめた。「みんなが元気になってくれればいいなと思って外に出たんですけど、そのときすでにチームは焦ってて、どうしたらいいのか分からないというような状況でした」。結局、17-23で負け、連覇を逃した。「何もできなかった思いが強くて、涙も出なかった。来年やり返したるという気持ちでした」
診断は全治8カ月。不安だったのは、けがのことより、チームが勝てるかということだった。

関学史上ナンバーワン、と呼ばれて
松井は入学まもなく、めったに人を褒めない鳥内秀晃監督(60)に「関学史上ナンバーワンのレシーバーになれる」と言わしめたほど期待が大きく、1回生のころから試合に出てきた。何度も試合の流れを変えるスーパーキャッチをしてきた。だが、今シーズンを戦うほかのレシーバーたちは試合の経験がほとんどなかった。プレーのできない自分にできることは何か。自問自答する中で思い至った。
「僕が感じたり、思ったりしたことすべてを仲間に伝えないといけないと思った」
時間があればアメリカの試合の動画を見て研究し、プレーを提案した。また、ほかのポジション目線でレシーバーを見れば、より全体の動きを把握できるのに気づいた。実行して、その結果を仲間と共有した。「外から試合を見ることで得ることも多かったのは、よかった」。視野の広がりを実感したという。

長きに渡るリハビリが苦痛だった。「ひとことで言って、つまらない。よくなってるのかどうかも、たいして分からないですし……」。そんな松井を支えてくれたのは、主将でQB(クオーターバック)の光藤航哉(みつどう、4年、同志社国際)だった。光藤自身も、過去にけがでシーズンを棒に振ったことがあった。自分が負傷したときの話をしてくれたり、そのとき使っていたトレーニングの道具を貸してくれたりした。「光藤には『けがをしてるときに気持ちをためるんや』って言われました。復帰したときにやり返してやろうと思いましたね」と振り返る。

アメフト関学WR松井写真2
西日本代表決定戦では不完全燃焼だった松井
甲子園で、みんな見返す活躍を
けがをして約1カ月後に松葉杖なしで歩けるようになり、今年8月中旬の夏合宿でパートの練習に復帰。そして、10月の京大戦で実戦復帰した。
10カ月ぶりの実戦では思うように体が動かず、「最初は怖かった」という。それでも相手を目の前にするたびに闘争心がわいてきた。「何でもいいから絶対勝つ。その思いだけでした」

同期のWR小田快人(4年、近江)は「京大戦で理己が戻ってきたら、試合前の雰囲気が変わった。興奮しました」と話す。松井がいない間は、小田と3回生の阿部拓朗(池田)がWR陣を引っ張った。松井は言う。「僕がけがをしたころは二人ともそこまで試合経験がなかった。それが復帰したら僕以上にすごくなってて。うれしいと同時に、負けてられへんなと思いました」と笑う。

いまも足に違和感は残る。スピードも落ちた。だけど、それを言い訳にはできない。「チームのみんなも『そろそろ活躍してもらわんと』と思ってるはずです。甲子園では、みんなを見返してやりますよ」。大けがを負った聖地の中心で松井は叫ぶ。「俺がエースや」と。

266Kwansei Gakuin University:2018/12/13(木) 20:34:05
関学大の元プロ野球選手の末裔コンビが甲子園ボウルVを誓う

 16日のアメリカンフットボール全日本大学選手権決勝「三菱電機杯 甲子園ボウル」で、早大(東日本代表)と対戦する関学大(西日本代表)が13日、試合会場の甲子園で練習を公開。プロ野球選手のDNAを受け継ぐDB横沢良太とDB弓岡敬太(ともに4年)が2年ぶりの優勝に貢献することを誓った。

 横沢の曽祖父は、日本ハムの前身であるセネタースを設立し、初代監督も務めた横沢三郎氏。選手としても出場歴があり、1988年には審判としての功績によって特別表彰で野球殿堂入りした。三郎氏の弟の四郎氏と七郎氏も元プロ野球選手だ。

 弓岡の父は阪急、オリックスで名遊撃手として活躍したオリックスの弓岡敬二郎2軍育成チーフコーチ。弓岡自身も関西学院高まで野球をしていたが、甲子園出場は果たせなかった。「去年、日大に負けて始まったチーム。借りを返したい。社会人に勝って日本一になるために、勝ってライスボウルに進みたい」と意気込んだ。父からは「最後なので頑張れ、と言ってもらっています」と激励された。

 副将の横沢は「(早大は)レシーバーのレベルが高い。最終的には1対1の勝負。ここでもう一度、日本一になりたい気持ちが強い」と気合を入れた。

267Kwansei Gakuin University:2018/12/13(木) 20:35:17
甲子園は言わずと知れた高校球児にとっての夢舞台。その時代が過ぎ去ってしまえば、ここで日本一になることは、ほぼない。少なくともアマ野球でその機会が巡ってくることはない。しかし、別競技になると話は違ってくる。大学アメリカンフットボールの最高峰「甲子園ボウル」(関西学院大対早稲田大・16日開催)で、高校時代に果たせなかった「日本一」の夢を追いかける選手がいる。

4年前の夏、近江で甲子園へ
 関西学院大の小田快人(4年)は大阪市の出身で、2014年夏、近江(滋賀)の中堅手として甲子園に出場(タイトル写真の前列右から3人目が小田。後列左から3人目が阪神・植田)。2回戦の鳴門(徳島)戦で、2回に2点適時三塁打を放って勝利に貢献した。

近江3年の夏、大会前の練習でチームメイトと盛り上がる小田(手前)。(14年8月3日、筆者撮影)
 本人は、今でもその感触が残っていると言う。同期に阪神・植田海(22)がいて、小田は植田の前の2番を打っていた。チームは3回戦で敗れて日本一の夢を果たせず、進学に当たって小田は野球を続けるか悩んでいた。

野球からアメフトへ
 「それまで漠然と、『将来はプロ野球選手に』と思っていたが、将来を考えたら大学を卒業して社会に出た方がいいんじゃないかと思い始めていた」矢先、中学時代のチームメイトの保護者にアメフトの関係者がいて、「関学でアメフトをやってみないか。一度、試合を見に来たらいい」と声を掛けられた。関学のスタッフも、中堅手としての目測の合わせ方や球ぎわへの体の寄せ方にセンスを感じていたらしい。それまでアメフトとは無縁の生活だったが、実際に観戦して、「これならやれそうやな」(小田)と、アメフトへの転向を決意した。

慣れるまでに1年かかった
 しかし進学先の関学は、前出の甲子園ボウルで史上最多の優勝28回を誇る学生アメフト界のトップチームだ。小田が思っていたほど現実は甘くなかった。

甲子園ボウルを前に捕球練習をする小田。「球への寄り、捕球と走るセンスが抜群」と鳥内監督も評価する。(筆者撮影)
 選手の大半が高校以前からアメフトに親しみ、特有のルールや決め事を身につけている。小田のポジションはQB(クォーターバック)から、主にパスを受けて走るWR(ワイドレシーバー)。高校時代の守備センスと脚力を生かせるはずだったが、「戦術を覚えるのと、当たり(タックル)に慣れなくて」(小田)、試合に出るまで1年を要した。自身も高校時代はサッカー選手だった関学大・鳥内秀晃監督(60)は、「1年かかるのは当たり前。経験者でなくてもセンスと努力があればすぐ追い抜ける。大学に入ってから足も速くなった」と小田の頑張りを評価する。

実質、最後の日本一への挑戦
 2年生で初めて出た甲子園ボウルでは優勝したが、直接、ボールに触れる機会はなく、日本一の実感もなかった。昨年はけがで試合に出られず、チームも日大に逆転負け。今回が、実質、最初で最後の日本一への挑戦となる。

関学大アメフト部のチームカラーは「青」で近江ブルーと被る。それでも小田は、「あんまり青は好きではない」と苦笑い。よく似合っていると思うが…。(筆者撮影)
 今季の関西学生リーグでは、好選手が揃う関学WR陣でも出色の活躍で、1部8大学監督による攻撃選手ベスト11に選出された。甲子園ボウル出場を争った立命館大との2試合でも好捕を連発している。それでも甲子園ボウルに懸ける思いは人一倍強い。「甲子園は高校時代と一緒で、憧れの場所。そこで活躍したいと思って入学したし、TD(タッチダウン)も取りたい。できたらMVPも」とどん欲だ。卒業後は、大手電機メーカーへの就職も決まり、競技生活もあとわずか。「僕は高校時代も甲子園でプレーしているんで、高校で負けて、大学でも負けるわけにはいかない」と、背番号83の『甲子園の申し子』は大舞台での活躍を誓った。


森本栄浩
毎日放送アナウンサー
昭和36年10月4日、滋賀県生まれ。関西学院大卒。昭和60年毎日放送入社。昭和61年のセンバツ高校野球「池田-福岡大大濠」戦のラジオで甲子園実況デビュー。初めての決勝実況は平成6年のセンバツ、智弁和歌山の初優勝。野球のほかに、アメフト、バレーボール、ラグビー、駅伝、柔道などを実況。プロレスでは、三沢光晴、橋本真也(いずれも故人)の実況をしたことが自慢。全国ネットの長寿番組「皇室アルバム」のナレーションを2015年3月まで17年半にわたって担当した。

268Kwansei Gakuin University:2018/12/14(金) 05:50:32
甲子園は言わずと知れた高校球児にとっての夢舞台。その時代が過ぎ去ってしまえば、ここで日本一になることは、ほぼない。少なくともアマ野球でその機会が巡ってくることはない。しかし、別競技になると話は違ってくる。大学アメリカンフットボールの最高峰「甲子園ボウル」(関西学院大対早稲田大・16日開催)で、高校時代に果たせなかった「日本一」の夢を追いかける選手がいる。

4年前の夏、近江で甲子園へ
 関西学院大の小田快人(4年)は大阪市の出身で、2014年夏、近江(滋賀)の中堅手として甲子園に出場(タイトル写真の前列右から3人目が小田。後列左から3人目が阪神・植田)。2回戦の鳴門(徳島)戦で、2回に2点適時三塁打を放って勝利に貢献した。

近江3年の夏、大会前の練習でチームメイトと盛り上がる小田(手前)。(14年8月3日、筆者撮影)
 本人は、今でもその感触が残っていると言う。同期に阪神・植田海(22)がいて、小田は植田の前の2番を打っていた。チームは3回戦で敗れて日本一の夢を果たせず、進学に当たって小田は野球を続けるか悩んでいた。

野球からアメフトへ
 「それまで漠然と、『将来はプロ野球選手に』と思っていたが、将来を考えたら大学を卒業して社会に出た方がいいんじゃないかと思い始めていた」矢先、中学時代のチームメイトの保護者にアメフトの関係者がいて、「関学でアメフトをやってみないか。一度、試合を見に来たらいい」と声を掛けられた。関学のスタッフも、中堅手としての目測の合わせ方や球ぎわへの体の寄せ方にセンスを感じていたらしい。それまでアメフトとは無縁の生活だったが、実際に観戦して、「これならやれそうやな」(小田)と、アメフトへの転向を決意した。

慣れるまでに1年かかった
 しかし進学先の関学は、前出の甲子園ボウルで史上最多の優勝28回を誇る学生アメフト界のトップチームだ。小田が思っていたほど現実は甘くなかった。

甲子園ボウルを前に捕球練習をする小田。「球への寄り、捕球と走るセンスが抜群」と鳥内監督も評価する。(筆者撮影)
 選手の大半が高校以前からアメフトに親しみ、特有のルールや決め事を身につけている。小田のポジションはQB(クォーターバック)から、主にパスを受けて走るWR(ワイドレシーバー)。高校時代の守備センスと脚力を生かせるはずだったが、「戦術を覚えるのと、当たり(タックル)に慣れなくて」(小田)、試合に出るまで1年を要した。自身も高校時代はサッカー選手だった関学大・鳥内秀晃監督(60)は、「1年かかるのは当たり前。経験者でなくてもセンスと努力があればすぐ追い抜ける。大学に入ってから足も速くなった」と小田の頑張りを評価する。

実質、最後の日本一への挑戦
 2年生で初めて出た甲子園ボウルでは優勝したが、直接、ボールに触れる機会はなく、日本一の実感もなかった。昨年はけがで試合に出られず、チームも日大に逆転負け。今回が、実質、最初で最後の日本一への挑戦となる。

関学大アメフト部のチームカラーは「青」で近江ブルーと被る。それでも小田は、「あんまり青は好きではない」と苦笑い。よく似合っていると思うが…。(筆者撮影)
 今季の関西学生リーグでは、好選手が揃う関学WR陣でも出色の活躍で、1部8大学監督による攻撃選手ベスト11に選出された。甲子園ボウル出場を争った立命館大との2試合でも好捕を連発している。それでも小田の甲子園ボウルに懸ける思いは人一倍強い。「甲子園は高校時代と一緒で、憧れの場所。そこで活躍したいと思って入学したし、TD(タッチダウン)も取りたい。できたらMVPも」とどん欲だ。卒業後は、大手電機メーカーへの就職も決まり、競技生活もあとわずか。「僕は高校時代も甲子園でプレーしているんで、高校で負けて、大学でも負けるわけにはいかない」と、背番号83の『甲子園の申し子』は大舞台での活躍を誓った。

269Kwansei Gakuin University:2018/12/15(土) 00:48:27
第73回甲子園ボウル

12月16日@阪神甲子園球場
関西学院大(関西1位)vs 早稲田大(関東)

DLを経験して当たり強く
寒空の下で満面の笑みを浮かべた。12月2日の西日本代表決定戦。立命館大に劇的な逆転勝利を収めた直後、活躍の光った関学のLB(ラインバッカー)大竹泰生(3年、関西学院)の元へ行くと、「僕でいいですか?」と控えめなひとこと。昨春の日大戦以来の取材に「久々でうれしいです」。戦いを終えたばかりのファイターは、汗をしたたらせ、愛くるしい表情を見せた。

普段の穏やかさは、フィールドに出ると一変する。再戦となった立命との戦いは、先制を許す苦しい展開に。「ビッグプレーを狙おうと思った」と大竹。相手のラインを突破し、QB(クオーターバック)荒木優也(3年、立命館守山)に襲いかかり、QBサック。この日は2度のQBサックを決めた。ボールキャリアへ果敢に迫り、タックル数もチーム最多の9。「最後まで狙い続けて、投げるまで追いかけました」

アメフト関学写真2
立命のQB荒木に襲いかかる大竹
今春は、守備の最前線に立った。中学からアメフトを始め、LB一筋。大学3回生で初めて転向したポジションはDL(ディフェンスライン)だった。DLの中でも、大外のDE(ディフェンスエンド)を任された。当初は地面に手をついて低くセットすることに違和感があったという。「OLがデカくて強いし、勝負できなかった」。だが、春を通して挑み続けると、当たり負けしなくなった。器用さと高いプレーの理解度を武器にしていた大竹が、DLを経験してフィジカル面も強化できた。

秋になり、本職の第2列に帰ってきた。今シーズンは関大戦を除き、開幕戦から先発出場。だが、同じLBの海崎悠(2年、追手門学院)や繁治亮依(しげじ、2年、関西学院)ほどの活躍はなかった。「試合に出てただけで、目立ったプレーができてなかった。フラストレーションはたまってましたね」。2週間前、リーグ最終節の立命戦でも同じだった。「1年下の2人が活躍しててうれしいんですけど、自分も絶対に活躍したい」。闘争心を燃やしていた。甲子園ボウルをかけた大一番で、たまっていたものをすべてぶつけた。

影で支えてくれた4回生
「4回生をここで負けさせたくない」。この試合には特別な思いがあった。LBの4回生は、パートリーダーの倉西康太(明治学院)だけ。試合前には倉西に「責任は俺が取るから、思い切ってやってこい」と背中を押してもらった。他のパートは複数の4回生がいる。最上級生としての役割を分担するところを、倉西は一人で担ってきた。しかも、試合に出るわけでもない。高校時に副将だった大竹は、プレーで見せられない倉西の苦労が痛いほど理解できた。「倉西さんが影で支えてくれた。プレーで見せられるのは僕らなんで、本当に倉西さんを甲子園に連れていけてよかった」。心底うれしそうに、大竹は言った。

今シーズンの飛躍の原点となった地へ戻る。1回生からLBの交代要員やキッキングチームのメンバーとして試合に出てきた。昨春からスターターとなったが、秋はけがに悩まされた。昨年の甲子園ボウルは、スタンドから敗戦を見つめることしかできなかった。「情けなかった。去年の甲子園ボウルが、この1年の原動力です」。今年は大きなけがなく過ごしてきた。先輩や同期、後輩とともに飛躍を遂げた1年。最高の舞台で、最高の笑顔を咲かせる。

アメフト関学写真3

270Kwansei Gakuin University:2018/12/16(日) 21:17:11
関学大が2年ぶり29度目の優勝 悪質タックル被害のQB奥野が年間最優秀選手



◆アメリカンフットボール 全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」 関学大37―20早大(16日、甲子園球場)

 関学大(西日本代表)が早大(東日本代表)を破り、同大学が持つ最多記録を更新する29度目の優勝を飾った。来年1月3日の日本選手権「ライスボウル」で社会人代表(富士通とIBMの勝者、17日に決定)と対戦する。

 5月の日大との定期戦で悪質なタックルを受けたQB奥野耕世(2年)が関学大の2年生では初の年間最優秀選手を獲得した。甲子園ボウル最優秀選手とのダブル受賞は、同大学では2007年のQB三原雄太(当時4年)以来2人目の快挙となった。「自分の成長もあるかもしれないが、周りが支えてくれた」と、チームメートに感謝した。

 関学大は第1クオーター(Q)、RB中村行佑(4年)のタッチダウン(TD)ランで先制。早大に追いつかれたものの、キッカー安藤亘祐(3年)のFGで勝ち越した。

 第2Qは安藤のFGとQB光藤航哉(4年)のTDで加点し、RB三宅昂輝(2年)の41ヤードTDランで突き放した。

 第3Qは光藤のTDパスなどで34―7とリードを広げ、第4Qは安藤のFGで3点を加えた。早大は第3Qと第4Qに1TDずつを返したが、5度目の出場で初優勝をまたもや逃した。

271Kwansei Gakuin University:2018/12/17(月) 07:00:49
早大・ブレナン翼、甲子園ボウルで関学大に勝って初優勝導く
2018年12月16日7時0分 スポーツ報知
練習を行う早大・斉川(中)ら選手たち(カメラ・石田 順平)
練習を行う早大・斉川(中)ら選手たち(カメラ・石田 順平)
 16日に行われるアメリカンフットボール全日本大学選手権決勝「三菱電機杯 甲子園ボウル」で関学大(西日本代表)と対戦する早大(東日本代表)が15日、試合会場の甲子園で練習を公開。日本国籍で“逆輸入”WRのブレナン翼(3年)が初優勝に導くことを誓った。

 福岡生まれで小学生時に母と米国へ移住。母が米国人の父と再婚してブレナン姓に。小学校からアメフトを始めたが強豪大学から誘いがなく、日本語を学ぶために早大へ。今季獲得した5TDと509ヤードは、ともに関東学生リーグ最多だ。「セルフィッシュ(自分本位)なプレーは捨てて、勝てるプレーを」と、14―31で敗れた2年前の借りを返す。

272Kwansei Gakuin University:2018/12/17(月) 07:01:57
関学 クリーンプレーで前年悔しさ晴らす、鳥内監督称賛


アメリカンフットボール 第73回「甲子園ボウル」 関学大37―20早大 ( 2018年12月16日 阪神甲子園球場 )


<関学大・早大>甲子園ボウルを制し記者の質問に答える関学大・鳥内監督(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ
 騒動を克服したのは奥野だけではない。悪質タックルで揺れた日大戦の後、招集されたミーティングで光藤主将は選手にこう訴えた。「(騒動の)収束は大人に任せて、しっかり自分たちのやれることだけをやろう」。1年間を通して、レートヒット(プレー後のタックル)など悪質なものは皆無だった。
 1年前の悔しさをクリーンに晴らした鳥内監督は「(日大に負けた)昨年は僕自身にも気の緩みがあったので、そういうことのないように、と。みんなよくやってくれた」と表情を緩ませた。

273Kwansei Gakuin University:2018/12/17(月) 07:03:05
悪質タックル被害の関学・奥野が2冠 この1年は「波瀾万丈」


 「アメフット・甲子園ボウル、関学大37-20早大」(16日、甲子園球場)

 西日本代表の関学大(関西)が東日本代表の早大(関東)を37-20で下し、2年ぶり29度目の優勝を果たした。今春の定期戦で日大選手から悪質タックルを受けたQB奥野耕世(2年、関学高)が、史上11人目の甲子園ボウル最優秀選手と年間最優秀選手(ミルズ杯)の2冠を獲得した。

 悪質タックルで被害を受けた奥野が、笑顔で激動の一年を締めくくった。2つのトロフィーを高々と掲げ、「すごいうれしい。いろんな人のおかげで賞をとれた。まわりに感謝したい」と声を弾ませた。

 QBとして、関学大の攻撃を華麗に指揮した。パスで149ヤード、パスコースがない時は自ら走って49ヤードを獲得。変幻自在のプレーで早大守備陣を切り裂いた。

 今年5月に日大との定期戦で悪質な反則タックルを受け、腰などに全治3週間のけがを負った。思わぬ騒動に巻き込まれたが、それを乗り越えての日本一。この一年を「波瀾(はらん)万丈」と言い表し、「人生でこんな経験をすることはない。いろいろ自分の経験として勉強することができた」と振り返った。その視線はすでに年明けのライスボウル、そして、新たな一年の幕開けに向けられていた。

 関学大は来年1月3日の日本選手権「ライスボウル」(東京ドーム)で社会人王者と対戦する。

274Kwansei Gakuin University:2018/12/17(月) 08:18:14
第73回甲子園ボウル

12月16日@兵庫・阪神甲子園球場
関西学院大(関西1位) 37-20 早稲田大(関東)
関学は2年ぶり29度目の優勝

アメフトの学生日本一を決める甲子園ボウルは12月16日、阪神甲子園球場であり、関学が早大に1度もリードを許さず、2年ぶりの優勝を飾った。年間最優秀選手と甲子園ボウル最優秀選手には関学のQB奥野耕世(2年、関西学院)が、甲子園ボウル敢闘選手には早大のQB柴崎哲平(3年、早大学院)が選ばれた。

この日は、西日本代表決定戦で負傷した絶対的なエースRB山口祐介(4年、横浜栄)が欠場。RBの仲間たちや同じ4回生たちは、自分の腕に山口の背番号である「34」と書いて試合に臨んだ。

DL三笠が輝いた
幕開けは関学のオフェンスから。まず奥野がWR阿部拓朗(3年、池田)へのパスを通して攻撃権を更新。次は山口と同じ4回生RBの中村行佑(4年、啓明学院)が14ydの前進。中央付近を鋭く抜け出す走りのキレに、「俺が勝たせる」の覚悟が見て取れた。さらに山口の思いを背負ったRBが続く。渡邊大(3年、神戸大付中教)が右オープンを48yd駆け抜け、ゴール前1ydへ。ここから中村の中央突破を2度続け、待望の先制タッチダウン(TD)を奪った。

続く早稲田のオフェンスシリーズで、この日の関学ディフェンスの主役が最初の輝きを放つ。DL三笠大輔(4年、追手門学院)が、早稲田のベストOLである香取大勇(3年、佼成学園)をブルラッシュで押し下げ、最後に内側からかわして柴崎に豪快なサックをお見舞いした。その後パスを決められ、RB元山伊織(4年、豊中)の7ydTDランで同点とされたが、関学としては早稲田のOLに三笠の強さを強く意識づけられたのが大きかった。関学は第1クオーター(Q)13分すぎ、キッカー安藤亘祐(3年、関西学院)が21ydのフィールドゴール(FG)を決めて10-7とする。

関学アメフト_4
RB中村は右手のテーピングの上に、山口に「34」と書いてもらった
第2Qに入り、また安藤のFG成功で13-7としたあと、早稲田の自陣からのパントを関学のDL板敷勁至(いたしき・けいし、3年、池田)がブロック。ゴール前1ydからの攻撃につなげ、主将のQB光藤航哉(みつどう、4年、同志社国際)が楽々持ち込んでTD。20-7となった。オフェンスが攻めあぐね始めていただけに、「この試合はパントブロックにかけて、正確に手を出せるように練習してきました」という板敷の職人技が大きかった。

さらに関学は次のオフェンスシリーズで2年生RBの三宅昂輝(関西学院)が中央左を抜け、右へカットバック。41ydのTDランを決めて27-7と突き放した。三宅は今シーズンこれまで、自分の得意なプレーだけで出番をもらっていたが、山口が戦列を離れたためにエース級に抜擢(ばってき)され、一気にあらゆるランプレーに対応できるように仕上げてきた。山口もプレーのアサイメント(役割分担)について教えてくれた。そして甲子園で持ち前のスピードを生かし、チームトップの計103ydを駆けた。

関学アメフト_3
試合中はインカムをつけて情報伝達に徹した山口(中央、赤のビブス)
次の早稲田の攻撃では、またDL三笠がやった。三笠の足をひっかけようと飛び込んできた2人を軽く処理。パスだと分かってすばやく両手を挙げる。基本通りの動きが功を奏し、この手にボールが当たる。焦らずにこのボールをつかみ、パスインターセプトだ。「向こうのQBはパスのリリースポイントが低いので、練習からハンズアップを徹底してました。僕自身下級生のときの経験から、ビッグゲームで4回生がビッグプレーをするとチームが変わるって知ってたので、今日は狙ってました」。その通りのパフォーマンスに、試合後の三笠は笑いが止まらなかった。

残り26秒、山口がフィールドへ
関学が27-7とリードして迎えた後半は、どちらが先に得点するかが焦点だったが、関学だった。第3Q12分すぎにQB光藤がランのフェイクからTE對馬隆太(4年、箕面自由学園)へ1ydのTDパスを決め、34-7に。これで大勢は決した。

関学は37-20とリードして迎えた試合残り26秒、ゴール前での第4ダウンを前にタイムアウトを取る。そして背番号34がこの日初めてヘルメットをかぶった。大けがで戦列を離れ、もう走れないエースRB山口を何とか甲子園ボウルのフィールドに立たせたいと、オフェンスの4回生たちが「ビクトリーフォーメーション」を提案した。大きくリードを奪えたために、そのチャンスが来たのだ。足を引きずり、山口が泣きながらフィールドに出て行った。このとき、関学は控えの4回生も投入していた。オフェンスの11人が全員4回生になった。

スナップを受けたQB光藤がゆっくりとニーダウン。山口は苦労をともにしてきた4回生に両脇を抱えられ、サイドラインに下がった。そこからの早稲田のオフェンスを封じて、試合が終わった。

275Kwansei Gakuin University:2018/12/17(月) 08:18:48
関学アメフト_2
QB奥野(右)もRB渡邊も「34」とともに戦った
試合後、山口は報道陣に囲まれて言った。「これまでずっと大きなけがもなく来たのに、なんでこんな集大成のときにやってしもたんやろ、なんでやろと悩みました。でも、何とか切り替えて、同期や後輩に託すことにしました。みんなが僕をもう一回甲子園に立たせると言ってくれたので、そのためにチームを支える存在になろうと思いました。ほんとに甲子園に立たせてもらえて、最高でした。みんなに感謝してます」。何度も泣きそうになりながら、しっかりと話した。

関学のOLの5人は、春から山口にブロッキングに関してさまざまな注文をつけられながら、成長してきた。唯一の4回生である光岡昌典(箕面自由学園)は言った。「山口じゃなくても走れるように、早稲田のディフェンスをボコボコにしたろうと決めました。そのために後輩たちと必死で体を張りました。これまでチームを引っ張ってくれた山口をこのフィールドに立たせられて、ほんまによかった」

絶対的なエースの不在に、チーム全体がかみ合った。関学がチームの絆で29度目の甲子園ボウル制覇を果たした。

この記事を書いた人
篠原大輔
篠原大輔
4years.編集長

しのはら・だいすけ 大阪府池田市出身の47歳。京大のアメフト部にあこがれ、2浪の末に入学。4回生のときはOL(オフェンスライン)の控えだった。1997年に朝日新聞へ入社し、大半をスポーツ記者として生きてきた。自分が書かないと決して世に出ない存在にスポットライトを当てるのが、いつしか生きがいになった。今年の4月から現職。生きるすべてを教えてもらった大学スポーツへ恩返しの日々を過ごす。もし生まれ変われるなら、パスが得意で根性もあるイケメンQB(クオーターバック)になりたい。

276Kwansei Gakuin University:2018/12/17(月) 08:52:57
同級生たちの甲子園ボウル】
関学の尾崎祐真と早稲田の中村匠は大阪府立豊中高校アメフト部の同級生です。ともに副将になって、甲子園ボウルで再会しました。試合前のセレモニーに注目していたら、しっかり笑顔で抱き合いました。今年の甲子園は、試合前からドラマがありました。

277Kwansei Gakuin University:2018/12/17(月) 22:32:04
ビッグベアーズのエースRB元山伊織(4年、豊中)は、有言実行の男となれるか。

初の関東リーディングラッシャー
今シーズンは関東大学リーグ1部TOP8の6試合で計610ydを走り、リーディングラッシャーに輝いた。「もっと走れたと思います。僕がもっと走ってれば、もっと楽に勝てた。その悔しさも甲子園で晴らしたいです」。たいして喜んではいない。

278Kwansei Gakuin University:2018/12/17(月) 22:32:36
ある日、小柄な男子がやってきた
大阪府豊中市の出身。中学まではサッカーをしていた。豊中高校でもサッカーを続けるつもりだった。入学直後の仮入部期間にサッカー部の門をたたくと、上級生に「お前みたいなヤツは練習に入れられへん」と言われた。高校受験の終わった開放感もあって、元山は髪の毛を明るい茶色に染めていたのだ。「なんやねん」。元山は思った。

その数日後、教科書購入の列に並んでいると、見知らぬ小柄な男子がやってきた。「一緒にアメフトやろうや」。元山は思った。「なんやねん、このちっこくてうるさいヤツは」。それでもアメフト部に行ってみた。いい雰囲気だったし、競技自体も面白く感じた。何より「茶髪でもええよ〜」と言われたのがうれしかった。入部を決めた。すると先輩の態度が一変。「髪の毛、黒に染めてこい」。元山は思った。「めっちゃウソつくやん〜」。でも染めた。アメフト人生が始まった。

元山をアメフト部に誘った小柄な男子は、同期17人で唯一のアメフト経験者だった。驚いたことに、彼は元山以外にもほとんどの同期に声をかけて、集めていた。「アイツのバイタリティーには、ほんま勝てません」。元山がそうたたえる男の名は尾崎祐真。実は、彼は元山よりも先に4years.に登場している。いま関学の副将で、パントリターンにかける「必殺仕事人」だ。自分にアメフトのきっかけをくれた男と、大学ラストイヤーに学生日本一をかけてぶつかれる。「こんなおもろいこと、そんなに起こらないっすよ。めっちゃ幸せです」と大笑いする。

279Kwansei Gakuin University:2018/12/19(水) 01:26:23
昨日の観客数はまだ発表されてないけど昨年よりかなり多かったのでは。早稲田、関学側応援席のみならず外野席も両サイドとも満席でした。早稲田が出場すると注目度が上がるのでじょうか。在阪の早稲田OB多いでしょうし。
日大はともかく法政の場合は法政側応援席も埋まらない。総観客数もグッと少なくなる。
学生アメフトの隆盛は甲子園ボウルの観客動員数がひとつの目安になる。学校側の支援をバックにしたたとくに関東側の人気チームの出場如何によるのでは。

280Kwansei Gakuin University:2019/01/03(木) 19:14:22
社会人には 外人禁止やと対抗できるかも

富士通ライスボウル3連覇、関学大の追い上げ許さず
富士通が3チーム目となる3連覇を達成した。関学大と2年ぶりで3度目の対戦。RBトラショーン・ニクソン(26)のランTDで先制すると、直後には守備でインターセプトリターンTDを加えた。関学大がTDランなどで食い下がるも、ニクソンが2本目のTDランを挙げ、前半を24-10とリードした。後半は攻守に実力差を発揮し、攻撃では4TDを加え、守備は終盤の1TDに抑えた。52-17の快勝で、富士通は3年連続で歴代2位タイの4度目の優勝を飾った。これで社会人が10連勝となり、通算の対戦成績は24勝12敗となった。

281Kwansei Gakuin University:2019/01/04(金) 19:54:16
ライスボウル惨敗も…アメフット関学大ファイターズに心からの拍手を

アメリカンフットボールの日本選手権(ライスボウル)1Qで、関学大の選手をかき分け、突進する富士通のRBニクソン(中央)=3日、東京ドーム(門井聡撮影)
アメリカンフットボールの日本選手権(ライスボウル)1Qで、関学大の選手をかき分け、突進する富士通のRBニクソン(中央)=3日、東京ドーム(門井聡撮影)
 アメリカンフットボールの日本選手権「第72回ライスボウル」が3日、東京ドームで行われ、学生王者の関学大は17-52で社会人王者の富士通に敗れた。関学大は第4クオーター(Q)残り45秒で主将のQB光藤が右サイドへ4ヤードを走り、TDを奪い返した。「学生の、ファイターズの意地を見せたかった」。激動のシーズンを駆け抜けたチームでQB兼主将という重責を担った男が、最後に一矢報いた。

 関学大は第1Qの立ち上がりの守備で、LB海崎悠の出足鋭いタックルなどで富士通の攻撃を見事に封じた。だが富士通が4度目の攻撃シリーズでRBニクソンが6回走って先制TDを奪うと、流れは一変。直後の守備でインターセプトリターンTDを決め、さらに点差を広げていった。

 1Qは大学の試合より3分長い15分。その分、外国人選手らと当たり続けた関学大の選手はQB奥野やWR小田ら計6人が負傷退場した。試合が一方的展開となり、第4Qには席を立つ観客が目立ったが、光藤は仲間がこじ開けたスペースを信じて走り、チーム2本目のTDを決めたのだ。

 関学大は今季、激動に見舞われた。昨年5月、QB奥野が日大との交流戦で悪質タックルを受け、社会問題化した。光藤に初めて取材したのは交流戦の3日後だ。「僕たちはルールを守って、チーム全員の力で社会人を倒して日本一になります」。力強い言葉に強い意思を感じた。だが、当時の鳥内監督の光藤評は「何を考えてるのか、まだよくわからん」だった。

 QBとしては奥野、西野に次ぐ3番手の立場でも、いつ出番が来てもいいように「プレーの理解度を深めていた」。その努力は西日本代表決定戦の立命大戦で花開いた。要所でTDパスを決め、甲子園ボウルに進んで早大に勝った。ライスボウルでは富士通に太刀打ちできなかったものの、大学4年間で得たものがある。それは「かけがえのない仲間」だという。主将をやってよかったかと問われると「はい」と即答し、前をみつめた。

 ライスボウルは2009年に立命大が勝って以降、学生が10連敗中だ。鳥内監督は社会人との体格差からけがのリスクが大きいとし、「戦術、戦略の問題ではない。フットボールの面白さを発揮できないまま終わる。このままではファンが減る」と疑問を呈した。富士通だけでなく、社会人チームの多くが強化のため外国人を起用している。学生の選手生命に関わる事故が起きてからでは遅い。現行の方式は見直されるべき時期に差しかかっている。

 しかし、関学大が勇気を持って富士通に挑んだ事実が色あせることはない。困難を乗り越え、最後まで戦い抜いたファイターズに心から拍手を送りたい。(岡野祐己)

282Kwansei Gakuin University:2019/02/12(火) 01:35:18
関学アメフト部の鳥内秀晃監督が来季限りで退任
2/11(月) 20:11配信 4years.
関学アメフト部の鳥内秀晃監督が来季限りで退任
昨年12月の甲子園ボウルに勝ったあと、報道陣の前で語る鳥内監督(撮影・松嵜未来)
関西学院大学アメリカンフットボール部「ファイターズ」を11度の学生日本一に導いた鳥内秀晃監督(60)が、2019-20年シーズン限りで退任することになった。2月11日、大阪市内のホテルで開かれた「甲子園ボウル優勝祝賀会」で本人があいさつに立ち、退任の意向を明らかにした。後任には現アシスタントヘッドコーチの大村和輝氏(47)が昇格する見通し。

甲子園ボウル「関学vs早大」を写真で振り返る

父も関学監督
大阪市生まれの鳥内氏はもともとサッカー少年だった。府立摂津高校時代は全国高校選手権にも出場した。父の昭人さん(故人)がかつて関学アメフト部の監督だった影響で、1浪して入った関学でアメフトを始めた。1回生からDB(ディフェンスバック)兼キッカーとして試合に出場。4回生のときは副将としてチームを引っ張ったが、4年連続して甲子園ボウルで日大に敗れた。その悔しさから、1982年春の卒業と同時にアメリカへコーチ留学。85年まで南オレゴン州立大とUCLA(カリフォルニア大ロサンゼルス校)で学んだ。86年に関学へ戻ってディフェンスのコーディネーターを務め、92年に監督となった。監督としてファイターズを11度の甲子園ボウル優勝に導き、2001-02年シーズンには関学として唯一のライスボウル制覇をなしとげた。

家業である製麺会社(大阪市城東区)の3代目社長で、早朝にうどんやそばの配達を終えてから兵庫県西宮市にある関学へ向かう日々をすごしてきた。3人の息子はみな、父のもとでファイターズの選手として奮闘した。長男がこの2月10日に結婚式を挙げたばかりだ。

40歳で教員免許取得
19年で就任28年目となるが、これは関学では異例の長さで、歴代最長。40歳のときに一念発起して、教員免許を取得した。昨年5月の日大定期戦で起こった反則に絡んだ問題では小野宏(ひろむ)ディレクターとともに記者会見に臨み、「大学のスポーツ、課外活動のなかで、監督が怖いというのはあるんですけど、コーチですらものが言えないような監督に、選手としてはもっとしゃべれないですよね。そういうなかで教育というのが本当にできるのかなというのが僕自身の考えです」と、教育者・鳥内秀晃の一面を披露していた。

283Kwansei Gakuin University:2019/04/28(日) 19:17:46
最前列の男、「空白の半年」を倍返しだ 関学アメフト今井健
篠原大輔 2019/04/28
#関西学院大学

#ひと模様

#はいあがる

試合のフィールドに戻ってきた関学のDL今井
K.G.BOWL

4月27日@王子スタジアム
関西学院大 42-0 法政大

ひとりの大男がフィールドに帰ってきた。関学のDL(ディフェンスライン)今井健(たける、4年、長浜)。身長189cm、体重100kg。この春初戦の法政大戦に先発出場すると、長い腕で相手のOL(オフェンスライン)をコントロールし、QB(クオーターバック)に迫った。「まだまだです。もうちょい体重を増やして、4回生としてプレーで引っ張れるようにします」。反省の言葉を語る顔に、充実感も漂った。

単位不足で試合に出られず
昨年の秋シーズン、関学は立命館大との死闘を経て甲子園ボウルに出場。早稲田大に勝ってライスボウルへ進んだ。しかし、今井は1試合も出ていない。防具さえ着けていない。毎試合、スタッフとして観客席でプレー分析の手伝いをしていた。大けがをした訳ではない。
単位不足で、部の規定により試合に出られなかったのだ。

昨夏、春学期の成績が出た。商学部の今井は、このままいくと1年留年しても卒業できないと分かった。本番の秋シーズンは試合に出られないことになった。「情けなかったです。自分のやったことなんで……。甘かったです」。当時のことを語るとき、苦々しい表情になる。


相手のオフェンスラインを下からかちあげる
今井は「アメフトどころ」滋賀県長浜市出身。長浜南中、長浜高で活躍し、関学から声がかかった。2回生のときにDLの2枚目までたどり着き、3回生の秋はスターターとして出るつもりだった。そのチャンスを、自分でなくした。幼いころから自分のアメフト人生を支え、ずっと応援してくれる長浜の人たちを裏切った気持ちにさえなった。

「ほんとにふがいなさしかなくて……」。最初はなかなか気持ちを切り替えられなかったが、そうも言っていられない。練習ではオフェンスの仮想敵のひとりとしてDLに入った。「僕にはオフェンスを強くすることしかできない。そう思ってやりました」。日々、練習台をやり抜いた。

授業は最前列の真ん中の席で
勉強の面では完全に心を入れ替えた。授業を受けるときは、最前列の真ん中の席にどっかりと座った。分からないことがあったら、すぐに質問。質問に行くようになると、先生が自分のことを覚えてくれた。授業の空きコマの間も勉強。アメフトの練習が終わってからも勉強。
秋学期はとれる限りの単位取得に成功し、この春から試合出場を許された。

今井には、その背中で引っ張っていきたい後輩がいる。同じDLの青木勇輝(2年、追手門学院)だ。同じ長浜出身で、かつて長浜南中で一緒にプレーした。ともに189cmの長身。青木は体重が120kgあり、ルーキーだった昨秋のシーズンから、くしくも今井の穴を埋める形で試合出場を果たした。


試合前、同じ滋賀県長浜市出身のDL青木(左)と話す
青木は高3のとき、関学のほか立命館からも勧誘を受けていた。それを知った今井は「ぜひ関学に来てくれ」と声をかけた。「一緒にやりたかったんで、説得しました」。今井のその思いは、この日かなった。ともにDLとして法大戦のスターターに名を連ねた。

プレーで引っ張る4回生になる
今井は言う。「4回生としていろんな役割がある中で、僕はプレーで引っ張るDLになりたいと思ってます。手本になるように心がけたいです。プレーを予想して、判断して、いいヒットをして、タックルまで。すべてにおいて手本になれるようにしたいです」。

アメフトではディフェンスの最前線に立ち、授業は最前列に座る。
最前列の男、今井健。昨年の「空白の半年」を倍返しにするため、戦い抜く。

284Kwansei Gakuin University:2019/06/19(水) 15:59:35
国内 社会 日大・田中理事長を元副総長らが刑事告発…タックル問題から1年何も変わらず、志願者激減
日大・田中理事長を元副総長らが刑事告発…タックル問題から1年何も変わらず、志願者激減
ビジネスジャーナル 2019年5月26日 08:00 0
 日本大学アメリカンフットボール部の選手による危険極まりないタックルで、関西学院大学の選手に大けがをさせた問題から5月6日で1年が経過した。タックルをした選手が内田正人前監督と井上奨前コーチの指示があったと会見で証言したが、大学と当事者らは否定。その後設置された第三者委員会が、タックルは監督とコーチの指示によるものだと認定した。

 しかし、1年が経過した現在まで、日大の法人トップである田中英壽理事長は、会見にも姿を見せず、一度も公の場で説明していない。教育機関であるはずの大学として、疑念がもたれている状況が続いている。

 日大の元副総長らで構成する「新しい日本大学をつくる会」は5月7日、「大学が危機的な状況に陥っている」として、田中理事長と理事の責任を追及するため、つくる会の主導で近く刑事告発と民事訴訟を起こすことを明らかにした。つくる会の主張を聞いた。

●入試の志願者大幅減と私学助成金カット

 5月7日、「新しい日本大学をつくる会(以下、つくる会)」の役員6人が文部科学省で記者会見した。6人のうち4人は副総長経験者。他の2人は元法科大学院研究科長と元法学部教授だ。元副総長でつくる会の会長を務める牧野富夫氏は、冒頭でこう切り出した。

「第三者委員会が報告を出しましたが、日大自体は現在まで何も改善されていません。そればかりか、入学志願者が大幅に減り、私学助成金が35%カットされるなど、かえって事態は深刻になっています。にもかかわらず、法人トップの田中理事長は責任を取ることなく、さまざまな問題に対して説明責任も果たしていません」

 日大アメフト部の危険タックル問題の影響は、牧野氏が指摘するように、今年に入って改めて表面化した。一つは今年の入試。夜間部と短大部を除く、16学部の一般入試の志願者は9万9972人と昨年よりも1万4344人減少したのだ。私立大学全体の志願者が前年よりも4%以上増加したなかで、日大は12.5%も志願者を減らしている。危険タックル問題によるイメージダウンが原因なのは間違いないだろう。

 もう一つは私学助成金の減額。日本私立学校振興・共済事業団は今年1月、日大に対して2018年度の私学助成金を35%カットすることを決めた。金額にして約32億円の減額だ。危険タックル問題への対応に加えて、過去3年間に卒業生の子どもを優先的に追加合格させていたとする医学部の不正入試も、助成金カットの大きな理由になっている。

●近く田中理事長や理事に対して刑事告発と民事訴訟へ

 牧野氏は「問題が解決しないなか、危険タックル問題から1年が経ったところで、新しいステップを踏まないといけないと判断しました」と述べ、田中理事長らの責任を追及する行動を始めることを明らかにした。

 一つは刑事告発。容疑は「背任」を検討している。田中理事長は危険タックル問題が起きているなかで、自己の利益を優先させて責任ある対応をせず、その結果、大学に私学助成金の減額などの大きな損害を与えた疑いがある、というものだ。告発の対象者は、田中理事長以外の理事についても可能かどうか検討している。

 もう一つは民事訴訟。危険タックル問題への対応で、大学のイメージや評価がダウンしたことにより、学生や教職員など関係者が精神的に傷つけられたとして、慰謝料などの損害賠償を求めるものだ。田中理事長を含む理事全員を相手取る方向で検討している。すでに少なくとも10人近くの教職員が原告になることが決まっていて、大学院生にも訴訟への参加を呼びかけるという。

 つくる会では「社会問題として広く支持を得たい」として、民事訴訟の費用をクラウドファンディングで募っている。クラウドファンディングの期間は7月末まで。また、これまでに300人以上から350万円の寄付金も集まっているという。来月以降、それほど遠くない時期に刑事告発と民事訴訟を進める予定だ。

285Kwansei Gakuin University:2019/06/19(水) 16:00:10
 つくる会はさらに、田中理事長体制下で噴出している、さまざまな疑惑についても追及する構えだ。5月4日には、文部科学大臣宛てに要望書を提出した。大学の監督所轄庁として、次の3点について対応するよう求めている。

(1)早急に日本大学自体の経営・経理実態、並びにその学校法人と事業部との関係、事業部の経営・経理実態等について監査(立ち入り調査等)を実施し、適宜必要な措置命令等を発すること。

(2)田中理事長の反社会的勢力との交際関係をめぐる指摘は根強く、事実であれば、大学理事長として全く相応しくない行跡であり、速やかに自ら真実を積極的に説得力ある釈明をするよう行政指導をすること。

(3)日本大学への私学助成金減額の理由の詳しい内容の開示と、大学が何らかの改善措置をとったとすればその内容を開示すること。

 3点のうち、(1)と(2)は説明が必要だろう。(1)の事業部とは、株式会社日本大学事業部のことだ。各学部に必要なものを一括購入するなど、大学の運営を補佐する目的で2010年に設立された。ところが、業務内容は保険代理店から冠婚葬祭まで約70種類に拡大し、売り上げも2017年12月期には69億円に急拡大している。

 つくる会によれば、大学の運営とは関係なく利益を追求しているばかりか、特定の業者との取引や、経理などが不透明で、情報公開も十分になされていないという。日大が100%出資する会社として、適切な経営がなされているかどうかについて、大学と事業部の双方を監査するよう求めている。

(2)については、田中理事長と暴力団関係者の交際を報じる記事が国内外のメディアで報道されていることを受けて、実態がどうなっているのかを行政指導によって明らかにすることを求めたもの。これらの問題は、アメフト部の危険タックルの前からくすぶっていた。

●告発、民事訴訟は「やむを得ない」

 つくる会の幹部は、「告発や訴訟は最終手段であり、本来はやりたくなかった」と話す。しかし、現在の執行部が大学本来の精神を忘れて利益を追求するばかりになり、問題が起きても自浄作用が働かないため、「やむを得ない」と判断したという。

「これまで田中理事長や理事全員に対して、辞任するように要求してきましたが、彼らは耳を傾けずに今日まできました。その結果が今の状況です。大学が教育と研究を行う本来の姿を取り戻すため、戦うしかないと思っています」(つくる会の幹部)

 つくる会ではこれまでも田中理事長や理事全員の辞任を要求してきた。しかし、大学側に応じる気配はない。裁判で争うことになれば長期に及ぶことが予想され、泥沼化は避けられない状況となった。(文=田中圭太郎/ジャーナリスト)

286Kwansei Gakuin University:2019/12/13(金) 20:52:44
西日本決勝→関学21-10立命
関西リーグ戦1位決定戦→立命18-7関学
西日本トーナメント→関学26-7神戸
リーグ戦→関学17-15神戸
トーキョーボウル→法政33-20神戸
関東リーグ戦1位決定戦→早稲田35-28法政

287Kwansei Gakuin University:2019/12/13(金) 20:53:31
関学が学生相手に大敗することはまずない。関学ディフェンスから点はあまり取れんだろうし。早稲田が勝つならロースコアの接戦しかない。先取点取られペース掴まれたら相当きつい。


早稲田は元山、片岡が抜けてランの力が去年より落ちている。柴崎とブレナンのホットラインが生命線だが、それに続くレシーバーの能力も昨年ほど高くはない。
パスユニットの経験値があるのは強みだが、変わりばえしないともいえる。
関学はDBが若干不安視されてはいるが、LB海崎、繁治は2人でLB3人と同等と言えるほどの守備範囲の広さがあるので、DBを1枚増やすこともできる。
やはり関学優位は動かんでしょう。

288Kwansei Gakuin University:2019/12/13(金) 20:55:38
戦力的には関学と立命は互角だけど、総合力ではやはり大きな差がある
WJBで古橋氏は「修正の伝達がうまくいっていない」と言っていたが、
これではさすがに勝つのは困難というほかない

関学の勝負哲学は「勝ちに不思議の勝ちなし」 勝ち負けはすべて
必然と考えて、あらゆるレベルで敗因をきっちりと潰していっている
ゲームクロックが壊れて動かなくなったらどうするかといった、ゲームを
成立させるすべての要素で準備に怠りはない

その上で、プレーのレベルで勝つための仕掛けをしっかりと用意する
その結果が「試合巧者」という評価になっている
ただ、早稲田も関学に似た、しっかりと準備するチーム おもしろくて
いい試合になるのではないかと期待している

289Kwansei Gakuin University:2019/12/13(金) 20:56:23
日大が甲子園ボウル勝った時に
誰も日大が勝つかもという書き込みがなかったからな
早稲田がもし勝つとしたら2007年の日大のときの試合みたいに
殴り合いの点取り合戦になるしかない
でも早稲田にあそこまで点を取る力は現状ない
インターセプトの嵐で攻撃権をもらってもたぶん無理
KGの守備の崩壊は考えられない
負けてもいいから関西のチームをロースコア(2本以内)に
抑えることができるチームを早稲田が作れたら来年以降面白くなるんだが

日大は来年までは選手層はあるがそれ以降は人が集まらなくなり下降線を
たどり関東は消去法で早稲田というのが数年は続きそう

290Kwansei Gakuin University:2019/12/13(金) 20:58:26
甲子園ボウルに関しては、結局はQB柴崎からのパスが通るかどうかやろ。
関学は3-3-5NBか基本で、パスを重めにカバーしてるんやけど、
その中で、#51が上がって4-2-5になったり、3-3-5のままで#40,44,51の誰かがblitzに入ったりするほかに、LB中心にかなりdisguiseするから早稲田QBとしてはかなり迷う。LB#40と#44の2人の守備範囲が異常に広いから、ランやミドルのパスはなかなか出ない。
ただ、当初から指摘されてたとおり関学のDBがWRに競り負けることがしばしばあるので(WJBの#14へのTDパスもおそらくマンカバーで振り切られた。)、要所で上手く1on1の形を作れば早稲田も得点を上げられるんじゃないかな。

291Kwansei Gakuin University:2019/12/13(金) 20:59:02
いつぞやの雨の甲子園は本当にキツかった。
どう見ても地力では上回ってる関学がボールに手がつかず、
ファンブルしたボールを法政が押さえてそのままタッチダウンとか、
目を剥く展開だったけど、それ以前に寒くてどうしようもなかった。
雷が鳴って、外野スタンド内に入らざるを得なかったときも、
試合再開後も結局、通路内のテレビ観戦となってしまった。

極寒で最高気温が2度しか上がらんかったときもあった。
あまりの寒さにロング缶のUCCコーヒーを買ったら、売り子の兄ちゃんが
「寒いでしょ」と言って、珍しく缶のまま渡してくれたこともあった。(本当なら禁止のはず)
有り難く缶で手を温めながら熱々を飲んでたが、
見る見る冷えてきて、最後はアイスコーヒーになってた事も思い出す。

見やすさでいえば外野のみフィールドの方が上だと思うので、郷愁を感じないでもないけど、
屋根下の快適さを知った今となっては、もう元には戻れないw

292Kwansei Gakuin University:2019/12/13(金) 21:02:06
堂々と勝ち堂々と負けよ
「いかなる闘いにもたじろぐな
偶然の利益は騎士らしく潔く捨てよ
威張らず、誇りを持って勝て
言い訳せず、品位を持って負けよ

堂々と勝ち、堂々と負けよ
勝利より大切なのはこの態度なのだ

汝を打ち破りし者に最初の感激を、汝が打ち破りし者に感動を与えよ

堂々と勝ち、堂々と負けよ
汝の精神を、汝の肉体を、常に清廉に保て
そして、汝自身の、汝のクラブの、汝の国の名誉を汚すことなかれ」

ワンポイント解説
これは、ドイツの哲学者カールー・ダイムの詩です。関西学院大学アメフト部では、大切な試合の前には必ずこの詩が朗読されるそうです。
清々しいスポーツマンシップの精神であり、身が引き締まる思いがします。

関西学院大学はもともとプロテスタント系のミッションスクールであり、その精神は「Mastery for Service(奉仕のための練達)」に代表されます。
これは、隣人・社会・世界に仕えるため自らを鍛える、というキリスト教教育の精神であり、関学人のあり方を示しているそうです。

また関西学院大学体育会全体のモットーとして「Noble Stubbornness(品位ある不屈の精神)」というものも掲げられています。

勝負ごとでは、ともするとその勝ち負けばかりに意識が向き、その結果に一喜一憂してしまいがちです。
しかし、本当に大事なことはそれに向き合う「姿勢」であり「態度」なのだということをこれらの言葉は教えてくれます。

こうした心のあり方を無視して勝ち負けだけにこだわっていると、やがてどこかで虚しさに襲われてしまうことでしょう。

また、何事においても、常に納得できるだけの結果が出せるとは限りません。むしろ、結果が出ずに悩むことの方が多いでしょう。
そんな時にも思い出したい言葉です。

スポーツだけでなく、仕事においてもhttps://www.motivation-up.com/word/051.html、生きていく上でも、勇気をもらえる言葉ではないでしょうか。

293Kwansei Gakuin University:2019/12/15(日) 19:44:03
関西学院大学アメフト部、感動の試合前ミーティング【甲子園ボウル2019】
http://www.youtube.com/watch?v=pQA8XPSYldI

294Kwansei Gakuin University:2019/12/15(日) 19:47:20
関学大が2年連続30度目学生日本一 甲子園ボウル

関学大が早大を下し、2年連続30度目の学生日本一に輝き、1月3日の社会人との日本一を決めるライスボウル出場を決めた。

3-7でリードを許した第2クオーター(Q)、相手陣8ヤードからQB奥野耕世(3年)からのパスをWR阿部拓朗(4年)がキャッチしTDを奪い10-7に。さらに、このコンビで4ヤードのTDパスを成功させリードを広げた。この後、相手にTDを奪われるも、FGで突き放し、前半を20-14で折り返した。

第3Q、RB前田公昭(2年)が相手ディフェンスをすり抜け、42ヤードのランで追加点。だが、直後にTDを返され6点差に。さらにTDパスを奪われ27-28で逆転を許した。

今季限りで退任を発表している鳥内秀晃監督(61)には、監督として12度目の優勝。最後の甲子園を制した名将は、関学大として2度目のライスボウル制覇を目指す。

295Kwansei Gakuin University:2019/12/15(日) 21:12:52
どんな男になんねん
関西学院大アメリカンフットボール部
鳥内流「人の育て方」
鳥内監督が就任した1992年以来、学生日本一を決める甲子園ボウル優勝11回を数え、今シーズンも優勝の呼び声が高い関西学院大アメリカンフットボール部ファイターズ。
その強さの根源は「教育」にあった--------学生たちに「自分はどう生きるか」と問い続け、スポーツを通じた人間形成を実践してきた鳥内監督が、その教育理念と実践法を語った一冊。

【目次より】
第一章 俺は、こんな学生やった
気づいたら、フットボールがあったね、わが家には。
四年生のときの俺は、よう怒ってたね。
京大戦、「ファイトオン」を歌っとったら、なんや知らん、涙が出てきたで。
四年生になったら失敗できないからね。そこに成長の鍵があるんです。 etc.

第二章 コーチにはなったけれど
俺、アメリカに行くねん。
アメリカで感じたのは、日本の歴史を知らなあかんいうことやった。
ずうずうしかったなあ。UCLAに入り込んだときは。
コーチになったばかりのことを思い出すと、反省ばかりやな。
そんときの俺は、喋りすぎてたな。 
負けてしまったら、学生に頭下げて謝るしかないよ。 etc.

296Kwansei Gakuin University:2019/12/15(日) 21:13:28
第三章 賢くなってもらうために、面談を始めたんです
面談を記録することに意味があるんです。
自分の弱さを認めることがカッコええで。
ケガ人をいたわることもチームの強さにつながるよ。
四年生には、「みんなキャプテンと同じ気持ちでやってくれ」言うてます。
俺の面談は圧迫面接らしいで。

第四章 学生が育つよう、できることはたくさんあるよ
学生をコントロールしようと思うの、大間違いやで。
「ハイ」って返事には騙されたらあかんで。
みんながみんな、同じタイミングで成長していくわけではないからね。
四年間で変わらな、おもろないねん。
人間関係をね、サボったらあきませんよ。
妥協が大事なときもあるよ。
質問することの最終目的は、フットボールを理解し、判断力を磨くことやね。etc.

第五章 教育いうのは、奥が深いで
指導の基本は、やっぱり言葉やね。
指導方法の確認の意味で、教職課程を取ることにしたんです。
教育実習、いろいろ勉強させてもらいました。
教壇で必要なのは「つかみ」やったな。
スポーツの楽しさって、どこにあると思う? 勝つために考えることやで。
アクティブラーニングが必要なんちゃうかな。etc.

第六章 関西学院いうのは、負けないチームやと思う
「関西学院」とはいっても、毎年、毎年違うチームなんですよ。
関西学院のフットボールは泥臭いよ。
どういうフットボールをやりたかったかいうと、負けないフットボールやね。
諦めない。それが関西学院の伝統です。
フットボールに入り込めば入り込むほど、伝統の力を感じられるようになんねん。
一年間やってきたことが、ひとつのプレーに集約される瞬間があるよ。
見えない力、言葉にできない力ってあると思うよ。
関西はライバルがおもろいねん。
関西学院は、フットボールだけの学校ちゃうで。etc.

第七章 自分の不安を受け入れる、それが大切
ライバルに勝つためには、戦術研究だけではあかんよ。人間を研究せな。
ビッグゲームに向けての準備はね、他の試合と変わらへんよ。
試合前夜。学生には不安を認めて、受け入れようと話します。
ビッグゲームで、自分の気持ちをコントロールできるかどうかやね。
試合前に泣くのは、一長一短あるね。
現場でシナリオをいじりながら、新しいストーリーをつくるのがコーチやね。
俺は悲観的に準備するよ。
作戦にイチかバチかはないよ。
最終的には見守るのが仕事やね。etc.

第八章 時代に合わせて、コーチングも変わるで
忖度文化はあかんで。
合意があれば、ケンカしてもええよ。コーチ同士で。
自分だけうまくなっても、チームは勝てへんよ。
教え方がうまい四年生は、慕われるものですよ。
やったことがないことでも、勉強したらできるようになるよ。
指導者は立派な職業ですよ。
とことん考えるいうことが、大事なんです。etc.

第九章 スポーツは損得で勘定できるよ
損か得かは重要な価値基準やで。
自分のスタイルに学生を合わせるか、それとも学生の資質を見極めて戦い方を考えるか。
スポーツは「損得」でかなりの部分、説明できるで。
フットボールには自分を活かせる無数の仕事がある。
スーパーな相手を止めるのは、やっぱりせこいヤツやな。
せこいという言葉は、ええ言葉やね。
最初に失敗する学生はおもろいね。
英才教育の時代やけど、いろいろなスポーツやるのもええもんやで。
いろいろとアイデアが湧いてくるよ。他の競技を見とっても。etc.

第十章 世界一安全なチームをつくる
俺が学生の頃は〝根性練〞もあったよ。
一年生には、まず体をつくってもらいます。安全のために。
もしものときに、セーフティーネットをつくっておくのは指導者の責任です。
自分たちのことだけではないです。相手も守らなければいけない。
指導者の役割は、学生に自由な発想が出てくるように促すことだと思うよ。etc.

297Kwansei Gakuin University:2019/12/16(月) 08:18:20
今月1日の大阪・万博記念競技場。全日本大学選手権西日本代表決定戦で立命大を
21―10で破り、喜びを爆発させている選手たちに対し、橋本主務は「早く並ん
で!」と大声を出した。試合終了後、両校あいさつのためサイドラインに
整列するように促したのだ。「それを見るのが私の役目。勝っても負けても日本一を目指すチームとして誇れるように戦いたい」。1941年創部の関学大アメフト部で初の女性主務として、200人近い部員をまとめる責任感が表れていた。


勝負へのこだわりは強い。部には4年生の男子部員は試合前に丸刈りにする
慣習があるが、彼女も丸刈りにしようとした。さすがに周囲に反対されて
思いとどまったが、それでも、長い髪を切って後ろを刈り上げた。
ライバル校の日大や早大、立命大のユニホームの色である赤やえんじの服や
装飾品を一切身につけない。「最後までどれだけあがけるか。満足せずに
やりたい」。プレーこそしないが、心はグラウンドの選手と同じだ。

298Kwansei Gakuin University:2019/12/16(月) 15:12:33
育てる】来季勇退の関学大アメフト部・鳥内秀晃監督「体罰がないから強い」

 関学大アメリカンフットボール部の鳥内秀晃監督(60)が今月11日、来季2019年度シーズン限りでの勇退を表明した。今季は昨年5月の日大との定期戦で起こった悪質タックル事件を乗り越え、2年ぶりの大学日本一を達成。就任27季目で11度目の甲子園ボウル制覇へ導いた。自身の母校を大学アメフト界随一の強豪に育て上げた指導哲学とは。関西メディアに親しまれるコテコテの大阪弁で語った。(取材、構成・田村 龍一)

 1月3日のライスボウルで今季は終了したが、鳥内監督は息つく暇もなく、新4年生一人一人と個別面談を重ねている。来季は指揮官としてのラストシーズンだが、必勝のルーチンはこれまでと全く変わらない。

 「監督就任3〜5年目に関西で勝たれへん時期が続いて、4年生がコーチを兼ねるぐらいしっかりせんと勝てないと感じた。当時フルタイムの指導者は俺だけ。部員全員に対して言うても、部員は『自分“ら”に言われている』と感じ、自分のこととして受け取ってくれへん。会社の朝礼で上司の話を部下が聞いてへんのと一緒。せやから一人一人と面談する。下級生も2〜3人ずつ呼んで全員面談。『チームをどうしたいねん?』と。答えは求めない。一緒に考えていけばええ。オーバーコーチングはあかん。試合中に考えるのは学生やから」

 初めから意識の高い学生もいれば、そうでもない学生もいる。毎年、半年以上をかけてチーム一丸にする。

 「(新チーム発足当初は)何も考えていない学生もおる。勝つためにどうすんのか。4年生は自分で考えて、やり方を下級生に伝えてほしい。面談はその方法論の確認。入学から3年間の反省もある。後輩に自分と同じ失敗をさせるんではなく、先に伝えてやればええ。メンバーに入られへんかったり、落ち込む時はある。そんな時に支えてやらんと、チーム力は上がれへん。1軍バリバリの選手もおれば、2軍と行ったり来たりする選手も、スカウティングチームの学生もおる。全員で戦わんと勝負には勝たれへん」

 試合中はピッチ脇で仁王立ちしているが、感情的に選手をどなり散らすことはない。そこには信念がある。

299Kwansei Gakuin University:2019/12/16(月) 15:13:04
「教えてないことは出来へん。サボってるなら怒るけど、うまいか下手かでは怒らへん。怒るよりも教える。どなるのは指導者の手抜き。4年生も後輩にボロカス言うてる時がある。『皆の前でそんだけ言うと、アイツやる気なくすで』とアドバイスはする。下手な原因は練習が足らんだけ。この競技を理解してないと勝てない。多少鈍くさくても、こうすればタッチダウンを取れるということを分からんとあかん」

 在学中は4年時に副将を務め、82年の卒業後は南オレゴン州立大など米国で4年間、コーチ留学をした。現在の指導に生きている。

 「アメリカは自己主張が強い。日本は今も(チャンスが来るまで)順番待ち。そこを変えていかなあかん。向こうでは学生を一人の男として見る。子ども扱いしない。「チャンスを下さい」と学生も言う。(留学時に師事した元NFLコーチの)チャック・ミルズさん(※)がよく言うてた。『相手のことを憎むのではなく、リスペクトしろ。彼らがいるから頑張れる』と。スポーツに勝ち負けはある。汚いことしてまで勝っても仕方ない」

 昨年5月、パスをした後の無防備な関学大選手に対し、日大選手が背後から突撃して負傷させた悪質タックル事件はアメフト界の枠を超え、社会問題になった。

 「あれはフットボールではない。歩いている人間に後ろからタックルするんか。なんで日大の選手はあそこまで追い込まれたんか。大人の責任。うちの学生には『ああいう事が起きたけど、いちいち考えんでもええ。あとの対応はこっち(大学)がやる』と伝えた。『お前たちも汚いことは絶対にやめろ』とも改めて言った。特に今シーズンは、クリーンに戦い抜いてくれたと思う」

 就任当初と現在では学生気質が大きく変わったと感じている。携帯電話の使い方にも注意を払う。

 「少子化で親が子どもに優しくなり過ぎてる。怒られ慣れてない子が多い。兄弟げんかも減り、ぶつかり合うことにも慣れてない。こっちも怒り方を考えないとあかん。携帯のLINEも連絡手段だけにするように言うてる。数年前に『既読になっているのに返信が来ない』と(心を)病んだ部員がいた。そんな大学生は今たくさんおる。じかに会って感情をぶつけ合えばええ。例えば、営業マンが人と会わずにLINEだけで成績を伸ばせるはずがない」

 元関学大アメフト部監督だった父・昭人さん(故人)から殴られた記憶はない。部員はもちろん、同部OBの息子3人には家庭でも同じように接した。

 「関学には体罰がない。だから強い。俺も在学中は下級生の時から意見してたが、殴られたことはない。勝つために一番ええ方法を考えてきた。殴られながらやっても限界がある。自分がされた体罰をそのままやる指導者はカッコ悪い。言葉で言えばいい。手をあげること自体、教えるセンスがないのを証明しているようなもの。家庭でも同じや」

 目の前の勝敗はもちろん大事だが、何よりも卒業後に学生時代の経験を生かしてほしいと考えている。

 「なんぼ(技量が)いい選手がおっても、サボり、うぬぼれが出てきたらあかん。チームに伝染する。そんな選手ならやめてもらっていい。卒業後は私利私欲に走らず、社会や家族のために頑張ってほしい。嫁さん、子どもをしっかり守ってほしい。スポーツ自体が相手の弱点を突くイヤらしい面もある。(世の中に出て)簡単にだまされるなよ、と言いたい。最初から関学ファイターズで日本一になったとか自慢せず、『あいつ、なかなかやるな。ファイターズ出身か』と言われるぐらいの人間になってほしい」

 ◆鳥内 秀晃(とりうち・ひであき)1958年11月26日、大阪市生まれ。60歳。摂津高ではサッカー部。関学大でアメフトを始め、1年時からDB、キッカーで活躍。4年時は副将。卒業後は米コーチ留学を経て86年から関学大守備コーディネーターを務め、92年に監督に就任する。甲子園ボウル優勝11度、ライスボウル優勝1度。関西学生1部リーグは優勝16度、リーグ通算166勝21敗2分け。在任27年は歴代最長で、監督業のかたわら製麺業も営む。

300Kwansei Gakuin University:2019/12/18(水) 19:41:31
不況知らず。羨ましい~
慶應ラグビー部、関学アメフト部の華麗なる就職先
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/35746

301Kwansei Gakuin University:2020/02/05(水) 17:04:56
5つ星のうち5.0 アメフト経験者やったら是非読んで欲しい一冊、特に関西出身やったら尚更です。
2020年1月31日に日本でレビュー済み
私がアメフトをやろうとしてた頃(70年代後半)から関学アメフト部は強豪として有名で、関学でアメフトやりたくて関学を受験したんやけど、結局現役でも1浪でも合格せず、結局慶応でアメフトやることになったんやけど、当時はダラスカウボーイズの名将トム・ランドリーヘッドコーチのトレードマークそっくりの紳士帽をかぶった武田健監督が関学アメフト部を指揮したはった。その二代後が鳥内監督なんやけど、27年間も監督したはったなんて全然知らんかった。

昨年、日大のアメフト危険タックル問題で度々TVに登場したはった時に、ふーんこの人が今の監督なんやと思てたけど、ルックス的にもアメフトの監督然してへんかったんで、ホンマにこのオッサンが関学に監督かーと思てたけど、この本を読んで印象ががらりと変わった。

関西では有名な人やったんかもしれんけど、このオッサンすごい指導者やわ。関学の強さがよう分かる。アメフトの技術的な強さの秘密やのうて、アメフト部員の指導・育てかたが半端やない。こんな指導者の下やったらがんばらなあかん。それもやらされてるわけではなくて、選手自身が変わっていくことで強うなっていく、その秘密がこの本にはぎっしり詰まっています。
鳥内監督の育て方、考え方はもちろんアメリカンフットボールのために書かれてるんやけど、これはビジネスにも、生き方にも通じるものがあると思います。1ページ1ページが名言だらけや。皆さんに、是非読んでもらいたいと思います。

ところで、この書評がなんで関西弁口調なんかわかります?実はこの本の全編が鳥内監督の関西弁で書かれてるんです。ウソーと思うかもしれんけど、ホンマやで。これがまたおもろいねん。
けど、関東の人が読んだかて、この良さはわからんやろなー。また、アメフト部の話なんで、アメフト経験者ならそうなんやーと思うところが一杯です。せやから、私みたいに関西出身のアメフト経験者は、全ページ楽しめました。今は横浜におるんで関西弁なんかほとんど使わへんのやけど、この本を読んでる間は関西弁に思考が変わっとった。

アメフトのことは知らんでも、スポーツの種目は違っても、監督、指導者は是非この本を読んでもらいたいと思います。また、指導者でなくても十分楽しめます。

せやけど、関西の人は語られてる文章は全部分かるけど、関東の人は言うてる言葉がわからんところがあるかもしれへんな。けど、読んで欲しいと思います。
お勧めな一冊です。

最後に私の関西弁(正確には京都弁なんやけど)がへんやったらスンマセン。昔はネイティブで京都弁をしゃべっとったんやけど、今は横浜暮らしでほとんど京都弁を使わへんので、微妙なニュアンスが怪しい点はお詫びします。

302Kwansei Gakuin University:2020/02/12(水) 19:00:29
大村 和輝
かな おおむら かずき
役職・ポジション アシスタントヘッドコーチ


コメント
略歴
1994年法学部卒。 現役時代は、OL、DL、TEを経験し、2度の学生日本一に貢献。 卒業後、リクルートに勤務した後、1998年より東京海上ドルフィンズ〜オール三菱ライオンズで守備コーディネーター、ヘッドコーチ。 2003年にハワイ大学へコーチ留学。 2004-2008年オービックシーガルズでコーチ、攻撃コーディネーター。 2007年第3回ワールドカップ日本代表コーチ。 2008年U-19日本代表攻撃コーディネーター。 2009年よりファイターズコーチ就任。 2010年よりアシスタントヘッドコーチ。 2014年第1回大学世界選手権日本代表コーチ。 2018年U-19日本代表攻撃コーディネーター。 現在、関西学院大学スポーツ・文化課所属。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板