したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

誰かが知ってる妻(私の知らない妻・外伝)

1作者です 竹:2018/07/26(木) 17:31:09
 このサイトで掲載されていた『私の知らない妻』通称「知ら妻」、大傑作だよね。
 当時はリアルタイムで読んでいて、更新のたびにその意表を突く展開に、ドキドキしたりビックリしたりで随分楽しませて貰った。
 なんとも想像力を掻き立てる作品で、完結の後もモヤモヤがおさまらなかった。
 どうしてああなったのだろう?
 本当はこうじゃなかったのか?
 いや、ああだったに違いない――。
 こんなに楽しませてくれた作品は初めてだ。

 当時掲示板でも続編を望む声が強かった。
 むろんオレもその一人だ。
 原作者さんが続編を書いてくれそうなニュアンスの書き込みも一時期あったりしたので、淡い期待を持っていた。
 もしその可能性が1%でもあるのならそれを待ったけど、完結から5年以上が経ち、もう続編の可能性はゼロと判断せざるを得なくなった。
 なので及ばずながら自分が書いてみたわけだ。

 明記しておきたいのは、これは外伝であって続編ではないということ。
 正統な続編を書く権利は、原作者さんただ一人にある。
 この外伝は未来に散らばる数多くの『IFの世界』のひとつにすぎない。
 「知ら妻」は何と言ってもあの独特の雰囲気が魅力。
 文体や文章の息遣いみたいなものは似せているつもりだけど、しょせん別人が書く訳だから、おのずと限界はある。
 だけどまあ似せるように努力はした。

 もうこれ以上堕ちた典子の姿を見たくない。
 掲示板でそんな意見があったことも知っている。
 そんな方のために、もう一つの『IFの世界』をご紹介しておこう。
 これも掲載している外伝と同じくらい可能性のある未来だ。

《特殊AV制作会社の悪人たちにきっぱり手を切らせ、あわや家庭崩壊の危機を乗り越えた高田家の夫婦は、それからは以前にも増して絆を深め、やがて子供たちも独立、孫にも恵まれて、ずっとずっと幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし》

 ハッピーエンド。
 だけど、一文で終わってしまう。
 これじゃあ、小説にならないことは分かるよね(笑)

2名無しさん:2018/08/03(金) 21:29:17
当時掲示板盛り上がってたよなw
思い出すと懐かしい。

3作者です 竹:2018/08/04(土) 00:59:08
そうだよねー。
それほど頻繁じゃなかったけど、オレも何回か書き込みさせてもらったよ。
とにかく「知ら妻」の原作者さんが構築する小説世界がすごく緻密で、みんなであれこれ予想したり分析したりするのが楽しかったよねー。
余談だけど、典子は斉藤由貴似という設定で、その清楚な外見の下に淫乱性を秘めている、って感じの描かれ方だった。
当時は斉藤由貴と言えば清純派の代表みたいな女優だったのに、この連載が完結してから、本家の斉藤由貴自身がやらかしちゃったので、余計に典子のやらかし具合にリアリティが出て味わい深いよね(笑)

4名無しさん:2018/08/17(金) 23:57:36
卑猥じゃなくて背徳刊がすごいからね。
あの作者のほかの作品も読んでみたいけど名前もわからん

5作者です 竹:2018/08/18(土) 14:30:43
「知ら妻」は叙述がほのぼのタッチなのに展開がどんどんハードになっていくというギャップが凄かったね!
原作者さんは「知ら妻」以外の作品は書いていらっしゃらないのではないのかなー
少なくともネットとかで公表はされてないと思う
当時から「書きたいけど時間がない」と仰っていたし「もし投稿するならこのサイトでします」とも書き込みされていたので、きっとお忙しいのでしょう

6名無しさん:2018/10/27(土) 19:20:23
「知ら妻」は楽しませてもらいました。終わったと思ったのに外伝をみつけたときは喜び勇んで一気に読み今は続きを楽しみにしています。ただ、私個人の好みなのですが制裁とか仕返しなどしてほしいと思います。今まで読んだ限り主人公の夫は完全にノックアウトでもう反撃する力も気力も残ってない様な気がします。私としては、何とか一矢報いるとか、せめて一太刀でもと望むのですが、今の状況では無理そうですね。まあ、作者様も数ある未来のうちの一つと仰ってましたので…
ただ、主人公の夫さんがあまりに哀れで何とか一矢報わせてあげたくて、つい希望を書き込んでしまいました。
私なりに考えてみたのですが、パターン的には3パターンですかね?
①今のまま夫は絶望し一人沈んでいく
②社長と典子に愛が芽生え、社長は典子に溺れ身を持ち崩す。
③夫の怒り復讐心が全て典子に向い、可愛さ余って憎さ100倍というやつです。典子は率先して夫を裏切り、貶めているようにも見えますし…夫に愛されている。何をしても許してもらえると思っていたが、夫の余りの変わりように初めて罪深さを知る。
なんて感じです。
私としては、③で、最後に安心しきった社長らのペニスを典子が食い千切るなんてのが良いのですが…

他の奥さんの旦那さんたちと同盟を組むなんてのもありますね。
色々と勝手な事を言ってすみませんでした。続きを楽しみにしています。頑張ってください。

7作者:2018/11/05(月) 01:20:58
反響があり嬉しいです
今年4月に時間が出来たので、2週間ほどで簡単に仕上げようと思っていたところ、予想外に時間がかかり参ってしまった
もう途中でやめてしまおうかと思ってたけど、もうしばらく頑張ろうかな
まだ結末も書き上げていないし先行きのことを書いてしまうと興が削がれるのでやめておくとして、ただ②はないかな〜
百戦錬磨の社長は典子ごときに心まで奪われることはないでしょー
基本的に原作者さんが書かれていた骨組みに肉付けして行ってるのが今回の外伝なのです
夫はどうなるんだろうかな〜
応援よろしくー^^

8名無しさん:2018/11/06(火) 23:26:01
私の知らない妻・外伝、次の展開をワクワクしながら読ませてもらっています。
私も、主人公の夫があまりに哀れで何とか一矢報わせてあげたい一人です。
何とかしてあげてください。

9作者:2018/11/10(土) 20:34:51
行く末がどうなるかはともかく、この外伝は謎に満ちた傑作『私の知らない妻』を読めば読むほど興が湧くように心がけてますので、「知ら妻」を一度読み終えた方も原作のほうをまた頭から何度も読み返して頂ければと思います

10名無しさん:2018/11/14(水) 05:48:40
ホテルのロビーでのM字開脚や娘の面前での紫煙シーンが特に好きな場面で、自ら堕ちる事を受け入れた妻の様子を映像で知らされるしかない主人公に感情移入しながら何度も読み返してしまいます。
誰かが知ってる過去の妻の様子も気になりますが、失踪後の変化を想像すると胸が張り裂けそうです。処女地だった耳にはピアス穴が開けられているのか。それとも、もっと酷い刻印が入れられたのか。中洲の風俗店で奉仕術の習得に努めながら、不特定の客を受け入れているのではないか。
想像だけで切なくなります。
これからの外伝の展開が気になって仕方ありません。

11作者:2018/11/16(金) 10:04:36
感想があるとモチベーションが多少上がるので助かります〜
もうすでにこの段階で原作の3倍くらいの長さになっているかなー
こんなに時間が食われるとは……

12名無しさん:2018/11/16(金) 23:35:17
外伝楽しみに読ませて頂いております。本編では謎とされていた、失踪期間の調教、DVDの残りなど、楽しく興奮しながら読ませてもらっています。
個人的には、各所有者の刻印がどうなのか?興味をもって更新お待ちしております。

13長文御免:2018/11/17(土) 10:55:59
竹様へ 初めまして。原作もとても惹きつけられましたが、この外伝もそれに
劣らず夢中にさせられています。夫が寝取られている妻の映像を見るというのは、
「寝取られ」ならではの展開として多くの小説に散見されますが、ふだんの
日常生活の影で寝取られを行い、女への昂進剤のように撮影するというのは、
原作、外伝ともにこの作品の特徴でしょう。この共通性と筆力から、
原作者=竹さんでは?という疑問は消えませんが、
原作者に配慮する姿勢などからみて決定的には思えません。

夫の憔悴度から見て、そろそろ大団円かなという気持ちにもなりますが、
現在状況では収束がとても難しいですね。典子が自分の意志出て行って帰って
こないというだけでは、警察は動きにくいですし。
夫はたぶん典子に再会するところまでは行くかもしれませんが、今度は「帰りたい」とは言わな
いでしょう。それは絶望的です。
しかし貧しい家庭持ちの夫が絶望して、腐るほど金のある変態組織が笑う結末では
小説になりません。そう思いながら読み進めざるを得ないのは作者の思うつぼかもしれませ
ん。

物語の構造は原作者の力量ですが、原作の典子を更なる状況へ堕ちたのは竹様の
力です。わたしは平凡な人妻からここまで堕ちた女を書いた小説を知りません。
「花と蛇」の静子夫人も、「緋の刻」(山文京伝)の人妻も「寝取られ」ですが、
堕ちても「おさるさん」というほどではありません。あの大音のオナラを発した
場面には感動しました。
可能ならば、結末までの間に、「性のお仕事」以外の典子の日常はどうなっているのか、
書いてほしいという気がします。ふだんは全裸か普段着か、寝起きは檻の中か
首輪にチェーンでもつけられるのか、食事や排泄、入浴や化粧はどうしているのか
などが知りたいです。売春婦や実演芸人と違い、典子はかなり壊されているので、
動物に近い扱いかもしれないとも思えたりします。
かりに救出ということがあったとしても、性暴力を受けた精神被害者の入るような
病院で入院、長期療養という形になるでしょう。
願わくばすべての原因を作ったあの営業マンにも鉄槌を食らわせたいものです。

14作者:2018/11/17(土) 16:31:07
それぞれお気に入りの場面を持って頂けているようで、頑張って書いた甲斐がありました^^
ちなみにオレは原作者さんとは全くの別人だよ
前にもちょっと書いたけど、ここの掲示板にチョロチョロ書き込んだりしてた、皆と同じくファンの一人だよ〜
原作のニュアンス、雰囲気をなるべく壊さないようにと、一生懸命似せて書いているので、同一人物と勘違いして貰えるのは努力が実ったようで嬉しい限りだねー

まあ、先行きはともかくとして、とにかく「知ら妻」原作は謎が多すぎる!
この外伝で少しでもそれを解きほぐして行けたらいいかな〜

15名無しさん:2018/11/19(月) 16:30:00
外伝の作者様
本編と同様に続きを楽しみに…なんてレベルでは無く、もう、どっぷりとハマってヤキモキしながら待っています。
また、私事、身勝手な読者の寝言だと思って頂ければ良いのですが、
私としては、堕ち切った典子にはあまり興味は無く、堕ちる過程の典子の心理に興味があります。
今の段階では主人公の夫に勝ち目は全く無く、典子の奪還も不可能の様な気がします。まあ、私のような凡人がいくら考えても作者様の考えには遠く及ばないのは自覚しておりますが、最後はどうなるのでしょう。
何とか主人公の夫に一矢報いてあげさせたいのですが、それも叶いそうも無い雰囲気ですね。
ホントやきもきします。
私の中では一つの結末が出来ているのですが、それは私の妄想として一人で楽しんでいます。
グダグタと言ってしまいましたが、とにかく続きを楽しみにしています。
熱狂的ファンより。

16長文御免:2018/11/19(月) 17:44:25
更新ありがとうございます。
今回ので、ご近所から「変態奥さん」と思われていたのではという理由が
よくわかりました。
典子は、組織に戻る選択をし、奴隷の誓約したのだから命令に従うのは当然、
という気持ちで外を歩いたのだろうと思います。そしていよいよの時は
彼らの車の中に逃げ込めばいい、そうしないとも騒ぎになって揉めたら
彼らも困るはず、くらいのことは考えたのかもしれません。
が、彼らの計画は、ドアをロックし、典子を窓から半身しか入れさせなかった。
そして下半身をあますところなくご近所の人々の目に曝すことだった。
それによって、もう一段階、「わが家」とのつながりを断ち切り、「自分には
帰るところがない」ことを沁みつかせたのでしょう。

夫が見るDVDは、当然ですが時系列的に見たわけではないはずなので、
自宅で睡眠薬を飲ませて訣別した時よりも以前でしょうね。
思えばあのシーンでは自宅なのに人の家に入っているようなよそよそしさ
さえ少し感じられました。典子にとっては、もはや足を踏み入れたくない
地域だったでしょう。
時系列をたどって読み直すのもいいかなと思いました。

ちょっと気になっていることを書きます。
・すべてのDVDを見てしまうと典子の新作が送られない限り、
あとは夫が奪還か離婚するかの行動しかなくなる。
原作でも夫がDVDを見るか奪還に動くかがほとんどだが、
ただひとつ、冒頭では典子の視座で話が進んでいた。
これが営業マンの酒井と二人で酒を飲み、来週もと言われて困った
感じで終わっている。このあと時間を戻して夫の視座に変わって進むが、
典子はいなくなってしまい、売り物のDVDの中でしか語られない。
リアルな典子はどんな生活なのか、もう一度典子の視座に戻して
語らせたい。

・原作で社長は、奪還に来た夫に対し、「・・もちろん環境も今までより豪勢
な生活ができる環境になりますし、苦労はさせるつもりはありません。
これからお金を稼いでそのあとは自分の好きな人生を歩めばいいと
思ってます」と言っている。まるで仕事として出演してもらっているだけで、
終われば高額のギャラで好きにすればいいと言っているように聞こえる。
たしかに組織は儲かっているらしいが、映像の中だけでなく奴隷にされている
典子にはギャラは支払われているのか?そもそも隔離されているような奴隷に
金銭管理ができるのか?社長の言い分が大嘘で、組織がどんなに稼いでも自分には
一文も入ってこないと、始めから典子にはわかっていたのか?夫にしても、
奪還後、「妻の働いた分を払え」と、弁護士を通じて言うべきではなかったか。
売却したものまでは消去できないとすれば、コピーして近所にまかれる恐れが
あるのは当然で、そのためにはやはり警察に相談すべきだった。あの探偵は
それを勧めなかったのか?

・「外伝」を読んでいると、原作の中にある「謎」の解釈を聞かされているようで、
描写力もあって納得させられてしまう。自分にとって最大の謎は、営業マンの酒井が
どうやって典子を落とし、何回かの不倫の後で「組織」に移行させたかである。
ひとつの考えとして、実は酒井は組織の尖兵で、これという年齢の人妻を見つけて
不倫に至り、一定期間楽しんだ後、組織に卸す、つまり「女狩り人」とでもいう
プロの仕事師ではないかとも考えられる。

竹様
これまでへの感想もいろいろ書きましたが、創作の邪魔になることを恐れています。
気になるところがあれば、以後控えますのでご指摘ください。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板