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誰かが知ってる妻(私の知らない妻・外伝)

1作者です 竹:2018/07/26(木) 17:31:09
 このサイトで掲載されていた『私の知らない妻』通称「知ら妻」、大傑作だよね。
 当時はリアルタイムで読んでいて、更新のたびにその意表を突く展開に、ドキドキしたりビックリしたりで随分楽しませて貰った。
 なんとも想像力を掻き立てる作品で、完結の後もモヤモヤがおさまらなかった。
 どうしてああなったのだろう?
 本当はこうじゃなかったのか?
 いや、ああだったに違いない――。
 こんなに楽しませてくれた作品は初めてだ。

 当時掲示板でも続編を望む声が強かった。
 むろんオレもその一人だ。
 原作者さんが続編を書いてくれそうなニュアンスの書き込みも一時期あったりしたので、淡い期待を持っていた。
 もしその可能性が1%でもあるのならそれを待ったけど、完結から5年以上が経ち、もう続編の可能性はゼロと判断せざるを得なくなった。
 なので及ばずながら自分が書いてみたわけだ。

 明記しておきたいのは、これは外伝であって続編ではないということ。
 正統な続編を書く権利は、原作者さんただ一人にある。
 この外伝は未来に散らばる数多くの『IFの世界』のひとつにすぎない。
 「知ら妻」は何と言ってもあの独特の雰囲気が魅力。
 文体や文章の息遣いみたいなものは似せているつもりだけど、しょせん別人が書く訳だから、おのずと限界はある。
 だけどまあ似せるように努力はした。

 もうこれ以上堕ちた典子の姿を見たくない。
 掲示板でそんな意見があったことも知っている。
 そんな方のために、もう一つの『IFの世界』をご紹介しておこう。
 これも掲載している外伝と同じくらい可能性のある未来だ。

《特殊AV制作会社の悪人たちにきっぱり手を切らせ、あわや家庭崩壊の危機を乗り越えた高田家の夫婦は、それからは以前にも増して絆を深め、やがて子供たちも独立、孫にも恵まれて、ずっとずっと幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし》

 ハッピーエンド。
 だけど、一文で終わってしまう。
 これじゃあ、小説にならないことは分かるよね(笑)


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