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架空戦記系ネタの書き込み その127
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「瑞雲神は言っている……『伊勢』型を改二にしなさいと……」
「まぁそうなるな」
(馬鹿ばっか……)
そう語る二人にマリアは溜め息を吐くが手元では瑞雲の模型を作っていたのでどっこいどっこいかもしれない。
「まぁそれはさておき……陸さんも新型兵器の開発には余念が無さそうですな」
「いやいやお恥ずかしい限りです」
百武の言葉に畑はそう言う。
「第一次上海事変の戦訓も在りますからな。特に重機の生産と開発はね……」
畑らも大陸の戦闘で三年式や十一年式軽機関銃の力不足は前回と同様に痛感していた。そのため開発速度は躍起だったのだ。
「前回の上海事変にはチェコ機銃……輸入していたZB26軽機関銃の好評価がありました。なので今やチェコ機銃は準制式兵器ですよ」
第一次上海事変時、海軍陸戦隊はZB26軽機関銃を10挺程輸入して参加しておりZB26に高い評価をしていた。陸もそれを聞き付けて演習等で三年式よりZB26のが良いと判断され陸軍も準制式兵器として輸入してたりしたのだ。
「取り敢えず弾丸も史実の99式普通実包を92式実包として採用していますから何かと大丈夫でしょう」
92式重機開発時に実包も史実の99式普通実包を開発採用した事で後の小銃や軽機、重機等の開発もしやすくなるのである。
「それと陸戦隊にはハ号たん等も譲渡しています」
「いや本当に助かります。第二次上海事変を想定したら89式よりハ号たんのが良いですからね」
ハ号は史実通り生産をしていたがただのハ号ではなくむしろ史実の九八式軽戦車ケニである。なお、主砲は94式37ミリ戦車砲だったが後に98式37ミリ戦車砲が開発され(史実1式37ミリ戦車砲)94式から交換されるのである。
「中戦車についてはやはり前回と同じくyukikaze様案のチハだな」
「メタイ事はやめてください」
「それと……試作ではあるが回転砲塔型のも開発はしている」
「……チヌやチトをですか?」
「やはり……ねぇ?」
「まぁそこは……ですな」
百武と畑はそう言って茶を啜るのである。なお、本日の給士ーーメイドはラム酒の飲み合いに負けたガングートだったりする。(コノシゲ様のガングート)
「やっぱり恥ずかしいぞシンタロー!!」
「まぁまぁ……可愛いよガングート」
「〜〜〜用件は何だ!? 早く言え!!」
「お茶お代わりで」
「ダー!!」
そう言って新しいお茶を用意するガングートである。それを見守る百武らの視線は暖かいのであった。
「微笑ましいなぁ……」
「このためにカメラ、モノクロからカラーにするよう予算付けません?」
『異議無し』
「異議有りだゴラァ!!」
古賀達が満会可決だが一人ガングートは納得しない表情で叫ぶのである。
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