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架空戦記系ネタの書き込み その122
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・切欠は貧乏(泣)
後から開発が始まった画期的な高速を誇る噴進魚雷は上記の高速酸素魚雷の開発難航から開発が始まった”訳ではなかった”
開発の切欠は潜水艦隊から出た「製造コストの安価な魚雷の開発は出来ないか?」という要望であった。
この時期、潜水艦隊は潜水艦の戦術研究を行っており、どの様に運用するにしても潜水艦の主兵装は魚雷である事は間違いなく、
そうであるがゆえに、魚雷一発の単価が問題になったのである。その当時、開発中の酸素魚雷は高性能であるが、従来の魚雷より
構造が複雑な分単価も上がる事も確実視されていた。
その為、潜水艦隊は多少の性能低下には目をつぶるので、より安価な魚雷開発の要望を出したのである。
・〇国面??
その要望を受けた技術本部が最初に試作した物は電気魚雷であった。酸素魚雷で一番高価な部品である気室を使用せずに済むので
安価にはなったが、銅を大量に使用する電気モーターを使用するので、まだまだ高価であり貴重な銅資源を使い捨てる事から
さらなる開発が要望された。
さらなる開発が要望されたが、開発は困難を極めた。解決の切欠はある技術部員が言った
「これ以上の価格低減はスクリューを使う限り、無理だ。スクリュー使わずに魚雷を疾らせろとでもいうのか」という叫びであった。
その叫びを聞いた別の部員が「その手があったか!!」とばかりにでっち上げたのが噴進魚雷案であった。
簡単に言って、従来の魚雷の機関部を取っ払って、その部分に巨大なロケット花火を据え付けた噴進魚雷の開発案は技術本部上層部から
困惑を持って迎えられた。しかし技術的な不備はなく、何より高価な気室も機関部も無い事から確実に安価になると見込まれた事から試作許可が出た。
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