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日本大陸を考察・ネタスレ その155
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日本大陸のSSや考察・ネタを書き込むスレです。
スレが荒れる事のないように喧嘩や煽り合いは厳禁です。
みんなで仲良く日本大陸世界を楽しみましょう。
尚、このスレは憂鬱本編とは無関係という事を前提としてearth氏の許可が下りています。
憂鬱本編に関係するネタを書くときは本編の設定を遵守し、細心の注意を払いましょう。
各職人様の作品や、スレで語られた内容設定の数だけ世界線が存在しており、皆それぞれ日本大陸です。
設定に関して疑問に思う処などがあれば職人様や住人の皆様に質問し、大いに議論しましょう。
投稿する作品の設定は下記の説明にある日本大陸の基本ルールを遵守していれば、どのようなネタでも自由です。
また既存のアニメーション作品、ゲーム作品等の創作物とクロスを取り扱ったネタについては
下記の日本大陸クロスネタスレご利用してください。
日本大陸の設定は日本大陸スレ及び日本大陸クロスネタスレのみの設定であり、他スレへの持ち出しは厳禁です。
【書き込みにあたっての注意】――日本大陸世界の公式想定まとめ(wikiより転載)
0――【日本大陸の民族や資源に関して】
・日本大陸の主要民族については史実同様に日本民族というほぼ単一民族で構成されているものとする。
・日本大陸は、豊富な資源に恵まれているものとする。
1――【歴史的事実に関して】
・日本大陸世界は「基本的な歴史的事実において」史実世界と共通するものとする。
・「基本的な歴史的事実」は、歴史年表に記される出来事の名称および結果である。
その影響は日本大陸本土周辺において厳密に守られるべきであり、その外縁や海外における出来事はこの目的を達するためにある程度の改変を可とする。
・上記の「基本的な歴史的事実」以外、たとえば歴史的人物の来歴や出来事の経過については、「基本的な歴史的事実」例えば「関ヶ原の戦いにおいて徳川氏が勝利する」といった事象を妨げない限りにおいて、日本大陸世界の地理・自然・人物その他の状況を勘案した上で自由な想定を可とする。
ただし、歴史的重要人物の生死や重要行動については慎重な想定を要する。
・日本大陸本土周辺における「基本的な歴史的事実」を達成するための想定は、自然科学的に妥当な理論および手段方法をとり、かつ社会科学的にも可能な限り妥当な想定をもって行うものとする。
・日本大陸世界における「基本的な歴史的事実」は、幕末前後から転生者たちによる干渉が大規模化し最終的に「明治維新成立」を目的にと改変を可とする。
史実や憂鬱世界とは違った明治維新となる可能性が高いだろう。
・明治維新以後については本編同様、自由な想定を行うものとする。
2――【夢幻会に関して】
・例外を除いて転生者が転生する人物の条件は、基本的に憂鬱世界の条件と変わらないものとする。
・大陸日本の人口増大に比例するように転生者の規模も増大するものとする。
・上記の理由により再転生者だけにこだわらず、史実世界や憂鬱世界からの一回目の転生者も存在するものとする。
・最初の日本大陸ネタで転生者出現の時期があいまいな事とアヘン戦争で改革の機運が高まったという記述を根拠に憂鬱世界からの再転生者および史実・憂鬱世界からの1回目の転生者が登場し始める年代は、転生する史実の人物の明治維新以後の生存を条件として19世紀初頭からとする。
(例として天保の改革の時代に転生者が鳥居耀蔵に転生しているものとする。)
・また上記の条件に史実で他殺や自害などで死亡した人物で生きていたら明治維新まで生存できる可能性のある人物も含まれるものとする(例・井伊直弼など)。
3――【自然環境に関して】
・自然および地理的な想定は、自然科学上妥当なものとする。
・架空の生物種や架空の地理的特徴は史実世界に存在する、あるいは存在したものをもとにする。
・想定に際しては「地球史的な出来事」を勘案し、たとえば恐竜が進化した知的生命体が地球の覇者となるような大規模改変はこれを避けること。
・日本大陸本土およびその周辺環境については、「面積が10倍程度であり、『北海道・本州・四国・九州および付属諸諸島』により構成され、
気候においては史実と大きな違いはなく、火山性の山岳地帯を有し、史実同様大規模な海流によってほどよくユーラシア大陸から隔絶されつつも繋がりは失っていない」もの、
すなわち史実と類似したものとする。
・面積広大化に伴う各地の緯度変化などの自然科学的に避け得ない事象に関しては上記に優先する。
・以上を順守する限りにおいて、想定は自由である。
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>>153
これ以上の化け物を自国配備しているからでは?
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>>153
これ以上の化け物を自国配備しているからでは?(つまりはアリコーンは試作実験艦の域を越えない)
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鯖の反応遅いから2重書き込みになってしまったORZ
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思ったのですがエースコンバットのストーンヘンジやエクスキャリバーを実用化できる
日蘭世界ならミサイルや自爆ドローンによる飽和攻撃の対抗策として
指向性マイクロ波・電磁パルス兵器が実用化されているでしょうか?
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あるんじゃないですかね?
特に自爆ドローンはテロリストが使いそうですが、セクト対策も戦訓もガチガチの日蘭世界だと
対抗兵器も有り触れたものかもしれません
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あると思われ。
ただテロリストや低強度紛争などで使われる安価なドローンやミサイル相手には効くと思われますが、
ガチガチの正規戦前提の軍用機やミサイルにも効くかはわからないと思われ。
そういったことは各国共に対策しているでしょうからね。
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>>161
それでも防御兵器としては利用価値は十分あるでしょうね。
出力次第では正規戦前提の軍用機やミサイルでもある程度の阻害はできるでしょうから。
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>>162
正規軍仕様にも効くような出力になると周りへの影響がヤバいので使いにくいと思われ。
指向性と言っても限界がありますしね。
あとそこまでの出力だと正直中のパイロットや生身の歩兵なんかも酷いことになるので銃やミサイル撃つのと変らなかったりしそうでして。
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となると防御対策がさほど施されていない安価なドローンやミサイルなどの防御用として中型車輌でも運用できる
周辺の影響を最小限にした低出力指向性マイクロ波・電磁パルス兵器が配備されているでしょうね。
日蘭世界なら映画「エンド・オブ・ステイツ」に登場した自爆ドローンが実用化されているでしょうし。
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>>164
安定性考えるとそんな感じかと。
ドローンで怖いのはテロリストによる無差別自爆ですし。
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日蘭世界はテロが全く無いとは言わないが相当下火っぽいからなぁ
どの国もテロリストへの対応レベルが史実ロシア級で割りに合わない感じなんだろうか
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でしょうね。
実行犯の家族の耳どころか首送られてきても可笑しくないですし。
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後は宗教的権威が存続してテロリズムに否定的
民族主義が下火傾向、経済的に安定傾向も関係してるかな?
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アホな民主化運動や世界規模での同一規格ソーシャルメディアもないでしょうしね。
あとisisみたいな世紀末集団も。
中東やアフリカが安定してるってほんと凄いなぁ。
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日蘭が突っ走り過ぎている癖に勢力圏内での引き籠りを信条としていて、それなりの大国と妥結して住み分けを行った結果、
一定の世界的安定が確立されてむやみやたらに火付けする勢力が消え去っている上に、一部地域(主にフランス勢力)では武力を以てしてでも、
国家への帰属意識の徹底や不安定要素の排除を行ってますからなぁ>安定
後、全世界が安心して一致団結し、正義の御旗を掲げてサンドバッグに出来る中華地域が居るのもプラスポイントですかね
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セクトに対して国際連盟で固まる余地があるのも大きいだろうなぁ
さらに自国勢力圏にセクト主義が蔓延して越境飛び火した日には
統治能力無しと見做される風潮もあるようだし
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日蘭版ストーンヘンジ(天梔)とエクスキャリバー(天叢雲)は共に射程1200㎞程ですが最新技術による
改修を行えば射程範囲が更に広がるでしょうか?
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ストーンヘンジについては、射程はともかく速射力は上がりそう。
2発/分だったのが2.5発/分位に向上するだけでも敵からしたら恐怖だろう。
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可能性としてはエクスキャリバーは初期が火力発電所併設型で将来的なレーザー核融合発電所への
切り替えによる出力強化で射程延長の余地を作っていたとか?
これならば本体への大規模工事を抑えつついくらか延ばせるかもしれない
ストーンヘンジは命数来た際の砲身を換装時に長射程な新型砲身にする
レーザー核融合発電に切り替えて発射速度向上
新型砲弾の開発による射程延長あたりが考えられそう
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ふと思ったが、日蘭世界にストーンヘンジや
エクスキャリバーがあるのは確定にしてもどういう事情で生まれたのだろうか?
①現実にもあるような弾道ミサイル防衛計画などの延長線で生まれた
②日蘭世界では宇宙空間の軍事利用が特別禁止されておらず、宇宙空間からの新しい脅威対策で生まれた
③実は1990年代から2000年代にユリシーズ危機に相当する大事件があり、乗り越えた名残
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③だと隕石被害の話は無いから理想的な迎撃を完遂したやべー世界になってしまう
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>>166
>>167
テロ起こすよりも先生お願いします!で弁護士雇って法廷で争う方にシフトしていったのやろうなぁ
なまじ此方よりもインフラが整備されてる分、現地民も失うものも大きいし
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>>177
ボツワナでの開発を進める政府側と伝統的な生活を続けたい住民との戦いを思い起こす……(武力蜂起ではなく弁護士で法廷闘争)
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>>175
恐らく要塞砲とかの延長上に有るのかと…
弾道弾から身を守り相手に確実にダメージを与える方法として
今まで存在していた弾道弾では高額化や使い切りに成っている
分寄り戦術的に使用可能で尚且つ短期間で連射が効き更に
複雑化と高度化の進むミサイル防衛網を確実に敗れる戦略兵器と
して…
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要塞砲の延長線に存在する巨大両用砲と考えると
射程を今の倍の2400kmにできればアウストラリスを丸々包めるんですよね
登場時期を遅らせても良いから、どうにかそれくらいにできないものか?
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船舶用レーザー核融合炉が初めて搭載されるのが201X年の加賀なはずなので
地上型のレーザー核融合炉は2000年代前半くらいには存在できるかな?
できたらそれを動力として使えば、元ネタよりも大電力を使えて射程を伸ばせるかもしれない
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実は史実の原子力潜水艦に関しては原子力発電所の稼働と同じ年に出てきているので地上型融合炉が開発されたのなら数年以内にそれを搭載した核融合空母を就役可能だと思われ。
史実の原子力空母も世界初の原子力発電所が稼働し始めた7年後ですし。
因みに上記の発電所はソ連のものだったので、アメリカに限って言うならば米国商業用原子力発電所は57年運用開始なのでその4年後には原子力空母が就役していることになります。
原子力潜水艦の方は就役したのは54年。アメリカのノーチラスでした。
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ここまで水上打撃艦の見直しが進むと敷島型の代艦建造の頃には戦艦4隻体制にしようって話も出てくるかもね
主砲は3連装3基に抑えれば4隻いけそうだし機動部隊に戦艦をそれぞれ1隻づつ配備できるようになる
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51cm三連装四基に戻して復活の大和型ってのも滾る展開
港湾インフラは過去に同規模を運用していたから問題は無いし
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マウリッツカノン射程2400km説に沿うタイムスケジュールを考察してみる
あくまで仮なので本当にこの通りかは不明です
・ 1981年
日蘭、戦略弾道弾防衛及び宇宙兵器防衛の統合を企図(新戦略防衛構想)。新型迎撃兵器の開発に着手
・ 1995年
新戦略防衛構想に基づく第一号迎撃兵器、カイザルズワード(蘭本土)及び天叢雲(つくば)が竣工
・ 2005年
新戦略防衛構想に基づく第二号迎撃兵器、マウリッツカノン(蘭豪中部、コレヒドール)
及び天梔(九州、道東)が建造開始。動力はレーザー核融合発電による
・ 2010年
次世代原子力(レーザー核融合動力)航空母艦<加賀>起工
・ 2017年
<加賀>就役
・ 2018年
新戦略防衛構想に基づく第二号迎撃兵器、マウリッツカノン及び天梔、全基竣工
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ちなみにこの案のストーンヘンジは蘭豪中部と道東が完全編成(原作通り8基)
コレヒドールと九州が小規模編成(3〜4基?)と考えています
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アウストラリスの方は緑化したとはいえ、中部は砂漠がまだ残ってそうだから
見た目は完全にゲームまんまのストーンヘンジになりそう
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ふと思ったけど、エスコン兵器を装備した日蘭世界のゴジラ(特にGMK、シン・ゴジラ)は途轍もなく強そうだなぁ。
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フィクション的にストーンヘンジ、エクスカリバーを突破して来てるわけですしね
どう考えても逆説的に強化されてるw
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そういやゴジラで思い出したが11月30日よりゴジラとシンフォギアXDがコラボ……
何をどうする気なんだ…?
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日蘭世界を基にしたFate世界だと史実よりも科学が発展している事で魔術の衰退が進んでそうだな。
というか聖杯戦争を大陸日本の冬木市で行うの無理じゃね。
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やったら神祇院から関係各所に厳重抗議が行くのは確実だし
日本景教会からバチカンへのお友達料の支払いが止まる
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>>187
21世紀の帝国統合航空軍に転生者パイロットが居たら
アウストラリスのマウリッツカノンの傍を演習か何かで飛ぶという目標が人気ありそう
次点で景色を妥協して道東か
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日米枢軸ルート 閑話 1950年代の欧州軍事情勢1
世界の大半が欧州連合、ハワイ条約機構、イギリス連邦の三大勢力に分割された20世紀中半頃、その対立の最前線となった欧州の軍事情勢は陸上では欧州連合が、海上および航空ではハワイ条約機構が優勢にたっていた。
欧州連合の中心であるドイツ帝国、フランス、ソ連、イタリアの4ヶ国のうちイタリアを除く3ヶ国は大陸国家であり、当然ながら陸軍力が最も重視されていた。
これは欧州連合結成後も変わらず、海軍予算もぞうだいされていたが、やはり三軍の中で最も予算と人員が多いのは陸軍であった。
欧州連合の中核であるドイツ帝国は現役部隊として80個師団、予備役も含めれば約180個師団が動員可能であった。ドイツ軍の師団規模はハワイ条約機構軍のものよりも34%ほど小さいものの、それでもこの規模の陸上戦力はオーストリア帝国とオスマン帝国しか欧州でのプレイヤーがいないハワイ条約機構やイギリス本土が最善にあるイギリス連邦にとっては極めて脅威であった。
ドイツ陸軍が編成してい現役師団の内の25%、つまり20個師団は約350両の戦車と約200両近くの装甲兵員輸送車が配備されている機甲師団であり、17.5%に当たる14個師団が機械化歩兵師団に当たる装甲擲弾兵師団として編成されるなど、重装備部隊を多く抱えていた。
また、通常の歩兵師団もその半数以上が自動車化されており、ドイツ陸軍は欧州有数の機械化されている陸軍で、戦車を含めた装甲車両の数は1950年代中半には戦車だけでも史実で第1世代主力戦車に相当する《Ⅵ号戦車》だけでも1万3,000両近く保有しており、旧式のⅣ、Ⅴ号戦車も含めればおよそ2万6000両近くの戦車を戦線投入可能であった。
また、それだけにとどまらず少数ながら史実第2世代主力戦車《Ⅶ号戦車》の部隊配備も開始されており、それ以外にも装甲兵員輸送車を約2万8000両、歩兵戦闘車1万2000両、装甲偵察車約3,000両、その他装甲車両2,450両を保有するなど高い機甲戦力を抱えている。
ドイツ陸軍は平時には2個師団から構成される軍団を5つ集めた軍を最大の戦略単位としており、第1軍から第8軍までの8個を常時編成していた。
そして、機甲軍団を中核とした第1、第2軍をオーストリア・ハンガリー帝国との国境線近くに展開させ、空挺軍と軽歩兵軍からなる第7、第8軍を即応部隊として、その他の第3、4、6軍を予備戦力として本土に待機させていた。
また、第5軍は基本的に本土に駐留しているものの常時1個軍団をアフリカに派遣し、フランス、イタリア、ベルギー、ポルトガル、スペインなど各国のアフリカ駐留軍と欧州防衛軍アフリカ方面軍を構成、さらに1個軍団を欧州防衛軍即応軍として他国の参加部隊と共にサルデーニャ島に駐留している。
ドイツ帝国無二の同盟国であり、欧州連合陣営では最大の国家であるソビエト連邦では赤軍(地上軍)の現役部隊のみでも180個師団を編成しており、欧州最大かつ最強の陸軍を抱えていた。そして、ドイツ帝国と同様にそのうちの25%にあたる45個師団が機甲師団として編成されていた。
保有装甲車両も桁が違い、戦車だけでもおよそ4万3000両を保有しており、《Ⅵ号戦車》のソ連版である《T-44》に至っては2万1000両とドイツを抜いて欧州最大の数を保有していた。これに各種装甲車両が加わり、総数で14万両を超える機甲戦力を抱えていた。
ソ連軍の最高単位は4個軍ほどで構成される正面軍(方面軍、戦線)であり、その下に師団4個から5個で編成される軍、さらに師団と続いていく。正面軍は当時は8個正面軍が編成されており、2個正面軍がオーストリア・ハンガリー帝国との対峙し、それぞれ1個正面軍がアジアにてオスマン帝国や極東ロシア帝国に睨みを聞かせていた。さらにソ連の本国後方には4個正面軍が予備として待機していた。x
ドイツ帝国とは違い欧州防衛軍アフリカ方面軍には部隊は派遣していないものの、欧州防衛軍即応軍には兵力を提供しており、およそ1個軍団が常時派遣されている。
この様に大軍を抱えているドイツ陸軍やソ連地上軍であるが、その一方で予算の関係もあって完全に戦闘準備ができている編成はごく一部しかなく、後方に駐留している大半の部隊は両軍の師団は充足率ごとに作戦行動に即応対応できることが保障されているA群ではなく、作戦行動に72時間以上の準備が必要なB(Б)群、作戦行動に2カ月の準備が必要なD(Д)群と言った平時の充足率が低い部隊で編成されていた。
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また、欧州連合には西欧戦争でこそ敗北し、現状の陸軍戦力ではドイツ帝国やソ連には劣るものの、ルイ王朝の最盛期やナポレオン時代はヨーロッパ随一の陸軍大国と言われ、現在でも欧州連合では有数の陸軍大国であるフランスも加盟している。
フランス軍はイギリスとの関係上、海軍重視に転換しつあったが、それでも中核戦力として機甲師団1個と歩兵師団3〜4個を合わせて構成する軍団を8個編成し、その他に各植民地防衛を主任務とする植民地軍や空挺師団等の特殊用途の部隊、重砲兵旅団などの各種支援部隊も保有し続けるなど、書類上は無視でないレベルの陸軍を保有していた。
しかし、EUとHTOの睨み合いにおいてフランスは"後方(※1)"であったこともあって、1940年代後半から1950年代にかけてフランス陸軍はアントワーヌ・アルグー大佐を中心とした改革派を中心に新たな脅威となりつつあった核戦争や植民地における武装蜂起に対応できるようにと言う名目で(※2)史実ペントミック師団と類似するような形での戦略単位となる師団の縮小化を図っていた。
その為、書類上は充足率100%の1個師団でもその実態は他国の旅団程度の戦力しかなく、その下の連隊も精々増強大隊規模しかないと言う状況であり、機甲師団もドイツやソ連のものと比べると小規模な編成で、当時想定されていた大規模戦闘では部隊としての耐久力は旧来の編成より低く、当時予想されていたハワイ条約機構軍との大規模正面戦闘においては不利とされていた。
その反面、当時のフランスが直面していた植民地での大規模な反乱の鎮圧など大規模正面戦闘以外ではかなり優秀な編成で、特に植民地や後進国との局地戦では目覚ましい活躍を示していくことになり、フランス陸軍はこの編成を長きに渡って続けていく。
また、装備の面でもフランス陸軍は独ソ両陸軍に遅れをとっていた。当時のフランス陸軍は3500両の重戦車と1500両の軽戦車を有していたが、フランス陸軍が主力として採用していた重戦車は、同陸軍が必要以上に強くなることをドイツが嫌った事から独ソ共同で開発されたⅥ号戦車(T-44)が供与されず、フランスが独自に開発した《ARL-47》と呼称される重戦車が採用されていた。
この《ARL-47》重戦車は主砲65口径90mmライフル砲を搭載し、最大装甲厚は車体前面で120mm、さらに車体前面の装甲板は45度傾斜していたため実質的な装甲防御力は170mm厚の装甲板に匹敵するなど、ここまでなら運用に問題ない性能を有していた。
しかし、その設計では旧来のフランス重戦車の設計を色濃く受け継いでおり、幅の広い塹壕を乗り越えられるように考慮された設計であった。しかし、このような設計思想は日米では大戦前から、それ以外の列強でも1930年代にはすでに時代遅れのものであり、古臭い設計のサスペンション構造や50tと言う重量と相まって他国の主力戦車と比べると機動性が悪い原因となってしまっていた。
総論すると本戦車は不十分で洗練されていない設計であり、日米の主力戦車は勿論Ⅵ号戦車にもかなわない戦車であった。
これは本戦車を運用しているフランス陸軍も十分に理解しており、本戦車の開発完了とほぼ同時に新型戦車の開発を開始し始める。しかし、その新型戦車が登場するまでは今しばらくの時間がかかる予定で、当面の間は現在運用されている《ARL-47》重戦車を主力戦車として運用する他なかった。
また、軽戦車に至っては海外に速やかに展開出来るように輸送機で空輸可能な「空挺戦車」と言うコンセプトの基に開発された事もあって、全長6.32m、全幅2.50mと言う小型な車体に75mmライフル砲を搭載したモノで、民兵やパルチザンを敵とする非正規戦では活躍できるものの、重装備の敵には無力であった。その為、オーストリア・ハンガリー帝国陸軍の戦車と戦えば一方的に撃破されるモノでしかなかった。
歩兵部隊もドイツやソ連などより遅れており、部隊の自動車化はいまだに半分も済んでおらず、歩兵装備も突撃銃を予備役にまで配備させているのに対していまだに半自動小銃であるMAS-49を一線級の部隊が装備しているなど、旧式化が目立っていた(最も、これはフランス陸軍が高い信頼性を求めて、あえて突撃銃ではなく半自動小銃を採用しているだけであったが)。
しかし、これでも欧州連合では有数の陸軍国で欧州連合3位の陸軍保有国であり、イタリア陸軍とは違い列強の座に恥じないレベルをギリギリ維持していた。
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一方で、EU最後の列強でありドイツやソ連とならんでHTO諸国との前線国家であったイタリアの陸上戦力は悲惨の一言に尽きた。
イタリアは国連で常任理事国の席を有し、欧州6大国の一角を占めるなど欧州では有数の大国であったが、しかしイタリア王国は基本的に農業国であって経済規模の大きさに対して工業生産力が低く、それは他の列強以外の国々と比較した場合であり、列強と呼ばれる国の中では間違いなく国力(特に工業力)は最下位であった。さらにイタリアではファシスト政権誕生からごく初期を除いて経済は悪化の一途を辿っており、その影響は間違いなくイタリア陸軍を蝕んでいた。
1940年代前半のEU結成直後のイタリア陸軍は未だに第一次世界大戦直後に生産された豆戦車を機甲部隊の主力装備として使用されており、野戦砲は鈍重で使いづらい旧式の大型野戦砲しかなく、無線配備も僅かにしか行われておらず伝書鳩や伝令を主な通信手段としている状態であった。
兵員数についても、名目上(書類上)のイタリア王国軍兵士の総数は87万とフランス陸軍現役兵に匹敵するだけの兵力を抱えていたが、予算不足などによって実際の常備軍は20万名程度と欧州連合列強でも最下位の数しかおらず、中核である歩兵は国力や経済的理由からそのほとんどが自動車化さてておらず、徒歩部隊で、それ以外の兵科も予算不足や工業力の問題、さらに海軍を優先していたことから他国より劣った装備を有している場合が多かった。
当然ながら、オーストリア・ハンガリー帝国と言う明確な脅威を抱えている上でのこの惨状は同盟国であったドイツやソ連、フランスからしたら望ましいものではなく、1945年に三国主導のもとEU内にてイタリア軍再建委員会が発足され、イタリア陸軍の近代化に取りかかった。
他の欧州列強の積極的な支援を受けたイタリア陸軍はようやく軍隊の近代化に本格的に取り組み始めることができ、《Ⅵ号戦車》や《Ⅴ号駆逐戦車》などの機甲戦力や《キューベルワーゲン》などの輸送用車両、《M50》などの野戦砲、《StG44》、《MG42》などの銃器を初めとした兵器群がイタリア軍に提供された事から1950年代中頃には機甲師団1個、自動車化歩兵師団4個、歩兵師団7個、山岳師団4個を基幹とした軍に再編成することに成功していた。
それでも悪化していた経済や低い工業力などの国力の問題や海軍の維持もあって、平時の現役戦力は最大でもせいぜいが24万程度と列強最下位であることには変わらず、基本的にアルプス山脈での防衛がイタリア陸軍の基本戦略となっていた。
その他に、EU側としてはポーランドが15個師団、ルーマニアが6個師団、オランダが6個師団、ベルギーが4個師団、スペインが24個師団を保有しており、これらも有事の際には動員される手筈であった。
このように膨大な陸上戦力を有している欧州連合に対して、HTO側は数的には極めて不利な状態におかれていた。
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ハワイ条約機構軍の欧州方面の数的主力を担っているのは欧州において唯一ハワイ条約機構に加盟しているオーストリア帝国であった。
しかし、オーストリア帝国軍はナポレオン戦争や普墺戦争など歴史的に見ても敗北が目立つ軍隊であり前大戦においてはドイツへのいっそ華麗とも言える裏切りからあまり評価の良くない軍隊であった。
実際に大戦の前のオーストリア・ハンガリー帝国軍の軍事予算は列強中最低で、装備も小銃の3分の2近くは25年前の"超"旧式のものが主力であるなどと他の列強と比べると旧式化が目立っていた。人口に比しての兵力も年間の新規徴兵数は約10万人で人口比0.29%、ドイツの28万人(同0.47%)、ロシアの33万人(同0.35%)と比べ劣勢が明白、さらに多民族国家と言う事から使用言語も統一されていないと言う有り様であった。
しかし、1920年代末期におきた世界恐慌以降に事実上ではあるが日米の傘下に入ると、経済支援の対価として、日米主導の下にこうした問題の多い体制にようやくメスが入れられ、こうした問題、特に使用言語問題は一応ではあるが解決のめどが立っていった。
そして、およそ20年ほどの改革の成果もあって、1950年代にはようやくオーストリア帝国軍は一応は《他国と戦争ができる軍隊》に再編成する事に成功する。
また、この頃になると日米の投資の成果もあってオーストリア・ハンガリー帝国自体の工業力も向上しており、軍事改革に合わせた政治改革によって帝国内部の再編成(※3)も成果を挙げ、さらに周囲を敵国に囲まれている状況がオーストリア国民と言う新たな意識を育てた事によってオーストリア帝国は名実ともに再び列強としての実力を取り戻していた。
1950年代当時のオーストリア帝国陸軍は機甲師団8個、歩兵師団12個、山岳師団(軽歩兵)6個、空挺師団2個を機動運用の中核として保持しており、また、平時には内務省の隷下におかれているものの、榴弾砲や軍用ヘリコプター、果てには戦車やAPCなど陸軍の歩兵師団並の重装備を有している12個の国境警備師団も有事の際には国軍として動員され、国境の守りを固めることになっていた。
兵数は平時でも第一線部隊で総数50万人を越えており、戦時動員がかかれば70万が動員される予定である。
オーストリア帝国軍は国境線上に国境警備師団12個、山岳師団4個を国境警備として欧州連合加盟国の国境方面に分散して配備し、各4個師団を集めて編成した5つの軍団を機動運用の中核戦力としていた。
保有戦車数は旧式車両も含めれば5,800両もの戦車を保有しており、しかもその主力は従来の《三二式中戦車(和製M60)》ではなく、その後継車両として三菱重工が開発した《四五式主力戦車(和製レオパルトⅡ)》とそのライセンス生産型であるで《SK120A》あり、戦車の数こそ欧州二大陸軍大国である独ソより少ないものの、実質的な戦力は匹敵していた。また、主力戦車以外にも軽戦車として国産の《SK100》軽戦車を300両、日本製の三六式空挺戦車60両を保有しており、十分な機甲戦力を抱えていた。
こうした戦車の他に国産のAPCである《4K4FA》や日本から供与された二二式装甲兵員輸送車、4K4FA装甲兵員輸送車のIFV(歩兵戦闘車)バージョンである《4K4FA-G2》歩兵戦闘車など有力な装甲車も会わせて保有しており、各種自走砲などと合わせて強力な機甲部隊を構成していた。さらに、機甲部隊や機械化部隊以外の歩兵師団もその全てが完全な自動車化師団として編成しているなど、日米の手厚い支援もあって主要部隊のほとんどが広義の機械化されており、高い戦略的機動力を有していた。
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また、オーストリア帝国の後方を固める為にオスマン帝国陸軍欧州方面軍がバルカン半島内のオスマン帝国領に駐留しており、有事の際にはいつでもオーストリア帝国陸軍をバックアップできる体制を整えていた。
このオスマン帝国陸軍欧州方面軍は4個機甲軍団(機甲師団4個、歩兵師団4個 基幹)と軍直轄部隊から構成されている部隊であり、オスマン帝国陸軍の機甲戦力のおよそ半数が所属している重装部隊であり、さらに有事が近づけばアラビア方面軍などから増援が送られ、最大で9個軍団・18個師団にまで拡大される予定であった。
また、オーストリア帝国領内にはアメリカ陸軍のヨーロッパ駐留軍と日本陸軍オーストリア駐留軍も展開しており、これもEUにとっては無視することができない存在である。
アメリカ陸軍欧州駐留軍はアメリカ陸軍第7軍に所属する2個軍団・6個師団を基幹として構成されており、兵員数は平時で28万近い人間が所属していた。その内訳は機甲師団が2個、機械化歩兵師団が4個であり、1個軍規模でありながら、戦車数は2,400両とイタリア陸軍を越える程の数を抱えている。
なお、当初は第7軍の平時の兵員数を15万人程度に抑え、有事の際に本土から空輸で残りの兵士を送り込むことも検討されていたが、地理的な問題からアメリカ本土からオーストリアまで欧州連合の勢力圏を突破する必要があり、この案は廃案され、常時戦時動員状態の6個師団が配備される事になった。
その事もあってアメリカ陸軍欧州駐留軍は有事の際に本土からの早急な増援や補給を受けることは不可能であり、装備、弾薬、燃料など作戦活動に必要なものは全て欧州各地に保管・備蓄されていた。これは有事の際には本土からの援軍が来ない状況でも2個軍団が1年は殴り合える事が可能である量であった。
また、第7軍は規模が大きいのみならず配備されている装備も、戦車は1950年に調達が開始された《M46A1 パーシング(米製T80U)》で、随伴のIFVも採用されたばかりの《M2 パットン(米製BMP-3)》、さらに《AH-52 シャイアン(米製 Mi-28)》攻撃ヘリコプターや《M40 ダスター(米製2K22ツングースカ)》自走高射砲、日本からライセンス生産していた《M210 MLRS》など最新のものが多く配備されていた。
さらにアメリカ陸軍は有事の際に欧州に殴りこむ部隊として常時4個師団の重装備部隊と2個空挺師団、4個海兵師団がアメリカ本土にて即応体制で待機しており、もしもの時はこの部隊を使ってスペイン、英連邦が味方につけばフランスに第2戦線を構築する予定であった(オーストリアへの直接的な増援は最低でもスペインを押さえなければ無理と判断されていた)。
これは東海岸各所に配備されている装備を満載した強襲揚陸艦やドック型揚陸艦、ドック型輸送揚陸艦、事前集積船の群れによって大部隊の輸送を可能とし、さらにアメリカ海軍のおよそ90%の戦力という圧倒的な海軍力によって大西洋の制海権を確保できる体制を構築していたからこそできる所行であった。
また、この当時のアメリカ陸軍は上記の部隊を除いた状態でも国内に連邦軍のみで6個師団(州兵込みなら16個師団)が待機しており、アジアでの戦闘は基本的に同盟国である大日本帝国に任せる事になっていたこともあって、これも有事の際には欧州に派遣させる事も可能であった。
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日本が欧州に送り込んだ部隊はアメリカより規模こそ小さいものの、それでもオーストリアに1個機甲軍団(1個機甲師団、1個機械化歩兵師団基幹)、オスマン帝国バルカン領に1個機甲軍団と大規模部隊であり、有事の際にはアメリカ陸軍欧州駐留軍、オスマン帝国陸軍欧州方面軍、オーストリア帝国陸軍とともに戦線の防衛にあたる事になっていた。
当然ながら配備されている装備も《四五式主力戦車C型(レオパルトⅡA5相当)》や《七八式歩兵戦闘車(和製M2ブラッドレー)》、《八〇式回転翼攻撃機(和製AH-64)》、《七九式回転翼汎用機(和製UH-60)》、《七四式対空戦車(※5)》、《八〇式自走一二連装ロケット砲(和製M270)》など最新のハイテク兵器であり、極めて強力な戦闘能力を有していた。
しかし、これだけの兵力を集めたとしても師団数では欧州連合19に対してハワイ条約機構3と圧倒的に劣勢な状況であり、もしも欧州連合との戦争がおきれば、よくて欧州連合軍の侵攻を止めることで精一杯、悪ければ戦線を突破され、オーストリアを蹂躙されかねないというのがハワイ条約機構側の考えであった。
その為、日本軍やアメリカ軍は航空機搭載型や戦術核弾頭搭載巡航ミサイル、果てにはデイビー・クロケットなどの核無反動砲や280mm戦術核砲弾などの地上発射式戦術核を大量に欧州、とくにオーストリアに貯蔵しており、いざとなればオーストリア帝国国内で迫り来る欧州連合軍に大量の戦術核兵器を撃ち込む事もハワイ条約機構の選択肢に入っていた。
それほどまでにこの頃のハワイ条約機構は欧州連合軍の地上戦力を恐れていたのであった。
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以上になります。
wkiへの転載はOKです
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以上になります。
wkiへの転載はOKです
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乙です。
陸軍国が主力の欧州に対してオーストリアやオスマンの2国だけでは厳しいですな・・・。
フランスかイタリアどちらかがハワイ条約機構側だったら少しは楽になれたでしょうが。
>>192
聖杯戦争は中華中央部でやりそうだな。セクト封じ込め地域で孤立しているから色々やらかしても何とかなるし。
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乙
最盛期のNATO地上軍とWTO地上軍の関係性かな?
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>>202
日米からしたら、「そんな贅沢は言わないからせめてスペインが味方についてくれれば、今の負担はだいぶ楽になるのに・・・」と言うのが紛れもない本音でしょうね。
>>203
スペイン、フランス、イタリアをどうにかしないとアメリカ本土から援軍や補給物資が届かないし、オランダ領インドネシアとフランス領が邪魔で、さらに物理的な距離も遠いため日本本土からもそれらを期待できない。
さらに欧州連合地上軍の量はWTO地上軍よりかも多いとか言う史実NATO地上軍の戦略環境が優しく思えるほどの難易度となっておりますw
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乙です
欧州側からすれば日米が援軍を送り込む前に如何に素早くオーストリアやオスマンを下せるかが議題となっていそうですね。
そういや欧州や日米の軍体制はわかりましたが、英連邦の方はどうなっているのでしょうかね?
上記の二つと世界を3分しているのだから、それはそれは見劣りしない立派な物を揃えているんだろうなぁ。
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ゲートネタで天叢雲や天梔の写真が史実側に出回ったら
向こうのゲームは凄いな。まるで実写だ→実写なんだよなぁのやり取りが鉄板になるかな?
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乙。※の解説がないですよ。
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>>205
イギリス「家は海軍国だから・・・海軍なら欧州連合に匹敵するだけの戦力があるから・・・それに戦時になれば連邦構成国の戦力を欧州に集めればいいだけだから(震え声)」
なお、欧州連合の先制核攻撃で陸軍主力(史実ライン軍団+α規模)を失わないように欧州連合の攻撃が届かないカナダに主力を駐留させており、本土には正規軍1個師団と国民義勇軍3個師団しか残っていないもよう
>>207
ご指摘ありがとうございます
(※1)
当時の欧州連合とハワイ条約機構の前線はオーストリア・ハンガリー帝国との国境線であり、その意味ではフランスは欧州列強では数少ない安全な後方であった。
(※2)
本当の理由は悪化していた経済や海軍予算の増額によって大規模な陸軍を維持できないからである
(※4)
アウレル・ポポヴィッチが1906年に発表した『大オーストリア合衆国』とほぼ同じような改革。
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英国本土捨ててる…捨ててない?
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蘭帝「本土捨てるとかマジかお前」
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イギリス「欧州連合の海軍力ならまだ押さえつけられるから、アメリカ合衆国や大日本帝国と直接地続きなカナダに戦力を集中させているだけで本土を見捨てるつもりなんてないよ。ホントだよ」
(ウェールズ公を総督としてカナダに送り出したり、カナダ東海岸にてイギリス海軍主力艦隊を停泊させられる大規模な軍港を整備しながら)
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オブラートに見ても戦時になったら速攻で租界と遷都を行う準備ぃ…ですかねぇ…
実質本土落ちること前提って史実の西ドイツみたいですわ。
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イギリス連邦単独では欧州連合に陸軍戦力では逆立ちしても勝てないしね、是非もないネ
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>>210
君はずっと昔からティディス要塞みたいなの国境に作ってたからまた別だろう
>>213
しかし優勢であろう海軍戦力などを使って水際防御で上陸阻止とか……お考えにならなかったんです?
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>>214
この頃のイギリス海軍は確かに欧州最大の海軍国なのですが、インドやマレーの事実上の独立(ドミニオン化)や核兵器の開発費、整備・維持費などによって通常兵器に対する予算が減されてしまい、さらに欧州連合の一部国家が海軍力の拡大もおこなっるため従来のような圧倒的な海軍力を維持できていないんですよ。
さらに航空戦力にいたっては欧州連合空軍がイギリス空軍を上回っていると言う始末で、欧州連合が本気で侵攻を開始した場合は防ぐは難しいです。
逆説的に言えば本気でない侵攻なら水際での防衛は可能です。
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それに直接侵攻以外にも海上封鎖されても厳しいからな
英本土はわりと高緯度にあるから食料自給率が低いし
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それに、英本土は石炭以外の地下資源もほぼ無いしな。
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昔、英本土がでかくなるネタが有ったけど、実際は増えた住民を養うために苦労しそうだな。
立地的に農地は増えなさそうで、結局のところ自給できる鉱物資源は石炭だけという。
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日本列島のような環境が異常なだけだしな…
・豊富な植生
・豊富な水源
・埋蔵量はともかくとして多種多様な鉱脈や資源
それが大陸化してそのままならアメリカには負けるが自足自給も無理では無いし…
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まぁその代償に、毎年必ず台風か襲来し、地震の無い地方だったら文字通りの天変地異や世界の終わり級の地震が割と発生し、
忘れそうになる頃に何処かで火山が噴火したり大津波が襲来する自然災害多発地帯だし多少はね?
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>>220
現実の日本でも、マグニチュード6以上の大地震を2割受け持ってるぞ!
で、アラスカや北米西海岸を勢力圏化した大陸ルートなら
地球上の地震の6割を担当することになるぞ!!
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イギリス・ナチス「あんな環境なら特殊に進化してもおかしくないよね……」
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手を結んだ列強国は近現代史の主役になれる(一部除く)魔法のカード(国)…それが日本大陸
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大陸日本は麻薬だ。キメる期間が長ければ長いほど好調になり、そして病む
ソースは日蘭世界や日仏世界
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なお、服用をミスって脱依存しようとすると使用者(国)を潰しに行く可能性もございます。
ソースは大鎖国世界
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日英世界や日米枢軸世界はまだ服用期間が短いから文化面で英国や米国が色濃いが
日蘭世界や日仏世界は服用期間長すぎて、史実にこれがオランダ(フランス)です!
って国内見せたら似ても似つかないレベルになってそう
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イギリスに関してはそれ以前から紅茶をキメてるから他の薬物を受け付けないだけだぞ
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日米枢軸のアメリカは食育面ではだいぶ日本によって染め上げられたり、萌の文化が大々的に布教されたりと文化的侵略を受けていますが、それら以外では対して変わらないですね
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NINJAやSAMURAIが色々な意味で人気ありそうw
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『SAMURAI・WESTERN』とかそう言うの絶対作られてるな(確信)
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日蘭も日仏も民族より臣民という形で纏まる過程で諸民族の文化がミキサーに掛けられたからなぁ
全部混ぜ込んだのが向こうのオランダ文化であり、フランス文化になったからほぼ別物だろう
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「お前もオランダ文化だ」
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南北戦争では北軍と共に多くの日本人が戦いましたし、日本はアメリカでの親日的な世論を作り出すことに力を入れていたので19世紀後半から20世紀にかけて《SAMURAI》と《ガンマン》が力を合わせ無法者と戦う映画などが多く作られるでしょうねw
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>>232
文化というか気風の話だけど、何も知らない史実から見たら
蘭帝は凄い軍国主義国家に見えそうだよなと思う
軍隊に対する国民の評価が肯定的で、国のために血を流すことを厭う空気が無く、選抜徴兵などで大兵力が維持
超兵器や要塞地帯、大艦隊が存在し、経済に悪影響かと思いきや緩やかな右肩上がりのままという
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とは言え日蘭世界の国家って大概は軍国主義に見えるような?
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Q.なんでそれで経済破綻しないの?
A.内需鍛えてますから(国内市場が六億総中流に近い)
パワー解答過ぎる
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日帝・蘭帝(OCU)、BC、FFR、CIS全てが自前の資源地帯を十分持っているしなぁ。
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それに市場で金がダブついて投資家や資本家が実態の無い投機に
走るよりも軍需に吸収させた方がまだ健全ではあるからな
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軍需以外にインフラ投資もあるからなぁ
しかも人口は増加傾向だから腐らないという
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>>237
FFRとCISって、大規模油田保有してましたっけ?
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>>240
前者は史実で言うアルジェリア、コンゴ、チャド、ガボン、赤道ギニアなど
後者は本土に若干。他にカザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、パキスタンなどに油田があるね
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あ、忘れていた
FFRはテキサスもある
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フランス連邦共和国は史実のアフリカ地域の植民地全部抱え込んで連邦化したので
意外と油田は多くて、同盟国になったテキサスがそれを補強した
対してアメリカはテキサスが分離独立して一時的にヤベーイことになったが
某ストロングさんがマジシャンみたいな剛腕でCIS作ったので石油面での首皮が繋がった
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>>241
そのあたりにも結構油田があるのですね。
…フランスはまだいいとして、アメリカは産油国との
シーレーンが正に命綱ですね。
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一応アメリカ合衆国に留まっている中部に油田がちらほらあるので
国内で賄う分量は自活できると思うけど、経済活動をしようとしたらCIS間のシーレーンは大事でしょうね
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>>245
BCに倣ってバルト三国とかの海軍育成しますかねw
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cisは南米と中央アジアあたりに油田国が溜まっているので常時駐留させておくための艦隊とか作っているかもしれませんね。
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そうなると、日蘭米海軍もこれまでの想定より海軍の整備に力を入れているんだろうか?
なお、陸空軍との予算取り合い合戦
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とはいえ、艦隊根拠地が少ないという事情に代わりは無いからなぁ
東海岸から米領チャイナまでのシーレーン上で根拠地にできそうなのが
アフリカのリベリア、飛んでインド洋のパキスタン、さらに飛んで米領チャイナと綱渡り染みている
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なので以前の想定通りに基本的には陸空軍重視
海軍については仲がそこまで悪くないBCと緩やかに連帯しながら
シーレーン防衛に必要な最低限の海軍、という感じでは
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そうなるとCISのシーレーン防衛に必要な海軍の装備となると何になりますからなぁ。
数や質では他の国の海軍に敵わないわけですし。
言っていて思いましたが有事は海外とのシーレーンは断絶すること前提で貯蓄計画とか立ててそうですわ(汗
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以前強化型海上自衛隊になるんじゃ、って話もありましたね
後は改正以前の海軍備制限条項の『その他の艦艇』枠を使って
基準排水量10,000t、速力20ktのヘリコプター母艦(史実ひゅうが型初期案の非全通甲板型的なの)を建造するとか
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近海防衛特化ですかw
確かにそれ極めると自衛隊っぽくなりそうですわ。
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ちょっと考えてみたが、実際はヘリコプター母艦を称する非全通甲板の史実制海艦みたいな仕上がりになるかな?
普段は速力抑えているが簡単な改装で速力を強化できるようにしたり
少数ならVTOL戦闘機を運用できるように強力な耐熱甲板にしておく的な
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航空機もF-2染みた対艦番長なんか開発していたりするんでしょうかね
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