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ネタの書き込み52

1 テツ:2014/07/08(火) 01:23:03
ここはネタの投稿スレです。
投稿にあたってはマナーを守り、常識の範囲内でお願いいたします。

■投稿範囲の一例
・ネタ作品の投稿(短編、嘘予告、一発ネタ等)
・ネタ雑談

■スレ違いな内容例
以下の内容を見つけたら優しく誘導をお願いします。

*「ネタに関する話題」以外の雑談
*現代の事件・政治等に関する話題
→雑談スレへ

*同一のネタを題材とした投稿が(個人、複数人問わず)連続する場合
*同一のネタを題材とした話題が300レス以上連続する場合
→『中編以上のネタの書き込み』スレへ

*その他個別ネタスレがあるジャンル
→個別ジャンルのネタスレへ

■クロスオーバーについて
ネットSSとのクロスは作者さんの許可が必要です。
過去にもトラブルが発生しております。
スレが荒れる原因になりますので、できるだけ自重しましょう。

■次スレについて
次スレは>>980が立てるようにお願いします。
無理ならそれ以降の人が重複しないように宣言してからスレ立てをお願いしま す

2名無しさん:2014/07/08(火) 04:00:09
>>1
たて乙です

3taka:2014/07/08(火) 04:20:50
ぢゃ、一番槍頂きます(mgmg


1945年 沖縄 首里

しとしとと雨が降りしきる中、沖縄を巡る戦いはまだ続いていた。
戦車と随伴歩兵の墓場と恐れられた嘉数の戦い、それと同格の戦いと評されるシュガーローフ(安里五二高地)の戦い。
本土の政界、軍上層部から進撃が遅く損害が膨大過ぎるとの批判故にバックナー将軍は攻撃を止められなかった。
続々と増援は送られて来るが、何も知らない援軍達以外の将兵は既に厭戦気分が漂っていた。
軍の広報部は沖縄を落とせば日本の継戦意欲をくじき奴らを屈服させられると盛んに喧伝していた。
だが、それまでに何人米兵が死ねばいい? それまでに、戦友や自分自身は生き残れるのか?
バックナーは、嘆息と共に雨飛沫で覆われた瓦礫の街を双眼鏡で見渡した。
長引く夏季の雨によって部隊の移動と補給は遅れに遅れていた。
空軍の支援も途絶え、戦車も泥沼にキャタピラを取られ動きを大きく制限されていた。
特に日本軍の対戦車部隊狩りとして期待され投入されたシャーマンのジャンボなどはその重装甲の代償故異様に重く、
前線にたどり着くまでにドロの中に車体を埋没され動けなくなり全く役に立たなかった
となれば、前線を押し上げるのには比較的泥に足を取られない装甲車、そして歩兵での侵攻でしかない。
バックナーは苦心して(それこそ圧迫されていた輸送力を酷使してまで)砲を前線に運び支援砲撃を強化した。
だが航空支援も重装甲の戦車の支援も望めない市街戦は沖縄上陸軍に更なる出血を強いた。
日本軍は砲爆撃により壊滅した市街地を、なるだけそのまま広大な防御陣地へと変えたのだった。
最小限の補修と、土嚢による強化で、見た目は廃屋や単なる残骸の山が簡易的な銃座や歩兵たちの待ちぶせ場所になった。
また、建物から水平射撃で打ち込まれてる擲弾筒や、無反動砲の直接射撃は分隊規模にまとまって進撃する米兵にとって極めて脅威だった。
手榴弾の数倍の破壊力を誇る擲弾筒と、ぼろっちい民家程度なら一発で風穴を開けられる無反動砲の破壊力は対歩兵用の火力として効果的なのだ。
加えてあちこちの穴や窓からの狙撃、軽機関銃の射撃は米軍歩兵部隊の足を十m毎に阻害した。
しかも、迂闊に足を止めて隠れれば例の無反動砲を撃ち込まれ遮蔽物ごと吹き飛ばされる。
勿論、軽装甲の装甲車が迂闊に市街地へ入れば直ぐに無反動の餌食になる事は散々実証されたことだった。
米兵に出来る攻略方法は、厳重な支援砲撃の元、犠牲を顧みず接近し馬乗り攻撃を敢行して虱潰しに日本軍陣地を破壊して行く事だけ。
まさに敵も味方も区別がつかぬと言わんばかりの攻撃で、多くの命を踏み躙りながら米軍は市街地を攻略していった。
部隊の損害が6割を超えた中隊長が、無線で司令部に対して吠えた。この部隊は再三補充兵を受けていた。それでも六割の損害だった。

「ふざけるな、此処は東方のスターリングラードか!? この瓦礫と泥塗れの街を獲るまでに俺は何人部下を死なせればいい?
 昼過ぎには近接砲撃で何人の部下が死んだと思ってる! あんたらは俺達のハンバーグをジャップに腹いっぱい食わせる気か!!」

少し離れた位置に見える、既に半壊した首里城。
あそこを占領できれば、日本軍はここから撤退するとどこからともなく噂になった。
攻略にあたった隊長の中には、その噂をあえて吹聴して士気を高めようとする者達も居た。
だが、前線の兵士達は冷ややかか、またはうんざりした面持ちで無視するか嫌そうに呟いた。

「じゃあ、アソコを占領するまで何人死ぬんだよ。それまで俺達は生きてるのか?」

その後暫く、米軍の攻勢は絶えず続いた。
補給が続かない日本軍の弾が切れればもはや戦えまいと言わんばかりの消極的な小競り合いが続いた。
その前線を全く押し上げないバックナーの作戦指導に後方の司令部は激怒。
「雨季が終わり、十分な装甲戦力と航空支援を得てから攻勢に入る」との彼の答弁も詭弁だと切り捨てた。
事実、アメリカ本国の方ではバックナーを「戦意と指導力に乏しい指揮官」と断じて更迭する動きすら出ていた。

だが、バックナーが更迭される事はなかった。
なぜなら、その必要がなくなったからである。

雨が止んで快晴が続き、漸く米軍の本領が発揮出来る状態に入ったその日。
攻勢準備の為前線の視察に訪れていたバックナーのジープを、道路の脇に隠れていた日本兵の無反動砲が吹き飛ばしたのだ。
サイモン・B・バックナー。彼が長く続いた大戦において、最後に戦地で倒れた米軍の将軍であった。

終わる

4Monolith兵:2014/07/08(火) 05:01:07
>>1>>3
乙です。
戦後夢幻会世界の日本が、どんどん火葬化していってる。w
史実と変わらない工業力じゃあ、Ⅲ突もどきすら作れそうもないけれど。


ひゅうがさんへ。
戦後夢幻会板(仮称)というスレを立てるそうですが、中編以上の戦記ネタではなく、戦後夢幻会専用スレを立てると言うことですか?
中編以上の戦記ネタは別に立てれば良いという解釈でいいでしょうか?

5名無しさん:2014/07/08(火) 05:30:34
そういや大陸日本のスレでも戦後の日ソ同盟ルートなんてのもありますしねえ
あれもそっち行きでいいんでしょうかね

6ひゅうが@風邪薬ないとやばい:2014/07/08(火) 05:58:31
>>4
いえ、要約しすぎでしたね。
中編以上のネタの書き込み(戦記)とでもいうべきでしょうか。
アニメ・ゲーム系と史実をもとにした架空戦記系との分離も可とのことでしたのでそのように考えておりました。
せっかく中編以上という分類がありますのでそれはそのまま生かすのがいいかなと思っています。

7Monolith兵:2014/07/08(火) 06:02:10
>>6
私も欧州戦記を中編戦記スレが出来たら移動させようと思っていたので、安心しました。
続編がもう少しで完成しますので、どうした物かと思っていたので。

8ひゅうが@風邪薬ないとやばい:2014/07/08(火) 08:04:22
>>7
いえいえ。こちらも書き方が悪かったようです。

9New:2014/07/08(火) 08:13:53
乙。まさにスターリングラードw。

10Monolith兵:2014/07/08(火) 09:28:43
さて、憂鬱欧州大戦の続編が出来ましたが、新スレが出来るの待ったほうがいいかな?
あとひゅうがさんはいい加減ウォッカ一瓶飲んで寝ろ!

11ham ◆sneo5SWWRw:2014/07/08(火) 10:11:06
九七式中戦車は三突モドキじゃなくて、ヘッツァーかセモベンテM42da32or34or46のモドキじゃダメだろうか。
あれらは車体長や車体幅、重量が近いから造れそうな気がするのだけれど。

12taka:2014/07/08(火) 15:09:08
ところで、この世界線だと南方輸送はどうなっているんだろうか
たった1年と少しで第三位の船舶数を僅か数十万トンレベルまで沈められた日本船団であるが
あれ程の凄惨な損害を受けた一番の要因は、ザルな暗号で組まれた連絡の所為だという
日本の輸送船団は度々通信連絡を行った為航路がもろバレであり、米軍潜水艦隊は航路を特定し網を張るのが容易だったという
大西洋より尚広大な太平洋であそこまで効率的にウルフパック出来たのはその御蔭だという
戦後に潜水艦隊の司令官が「あれが無ければどれだけ潜水艦を追加しなければいけないか解らなかった」との事

こっちじゃ、そのカラクリがわかっているからどうするかな
あえて航路を教え、米潜水艦の釣りだしとかやるのかね
東海の配備も史実より早いだろうし

13名無しさん:2014/07/08(火) 16:20:43
釣り出しはやるだろうね
ただ、すぐに感づかれるだろうしそんなに大々的には出来なさそうだ

14ひゅうが@風邪薬補充完了:2014/07/08(火) 17:09:23
>>10
早起きしただけなんじゃ…
某新作アニメ見てキノコ雲見て喜んでるあたり、心身ともに病んでるのは自覚してるけどこれでもよくなった方なんじゃ…

15Monolith兵:2014/07/08(火) 17:10:46
釣りだししようにも、護衛艦も輸送船も数が足りないと言うのがもうね・・・。
艦隊決戦で成果をあげるたびに血涙を流す商船団と護衛総隊の姿が見えてくる。
史実よりはまともに運営されてるだろうけど、それでも終戦時は壊滅しているだろうな。

16名無しさん:2014/07/08(火) 17:11:04
新スレを立ててはいかんのか?

17名無しさん:2014/07/08(火) 17:17:16
そういえば憂鬱戦後のアニメンタリー決断はどうなるのかなー。
そもそも内容が結構変わるだろうけど、幻の26話が放送されるんだろうか。

18ひゅうが@風邪薬補充完了:2014/07/08(火) 17:20:34
>>16
次スレに移るあたりで「中編以上のネタの書き込み(戦記系)」(仮称)を建てさせていただきたく考えています。

19名無しさん:2014/07/08(火) 17:41:35
>>17 は阿部俊雄(嶋田)さんのほうの戦後のことです紛らわしくてすみません。

20ひゅうが@風邪薬補充完了:2014/07/08(火) 18:23:16
>>19
最初の勝利で驕る日本、しかしミッドウェー後に悲壮な覚悟を固めて消耗に耐え続ける。
一方のアメリカ、ミッドウェーの奇跡の勝利でイケイケになった後方からのせっつきに足を引っ張られ苦い勝利を積み重ねる…
といったところでしょうか?
〆に、日米双方の見届け役的な地位にいる軍人たちが終戦直後の日本で出会って互いに敬礼し見つめあうといった感じだと互いに見届けてきたものの重みを感じられていいかもしれませんね。

21トゥ!ヘァ!:2014/07/08(火) 18:53:30
>>3
乙です

バックナー中将は史実と同じく戦死してしまったか
沖縄は正に地獄だぜ!

>>1
建て乙です

22名無しさん:2014/07/08(火) 18:57:59
>>5
あれは日本が大陸なこと前提だから移さなくても問題ないと思われ
もとから大陸スレのssだからね

23Monolith兵:2014/07/08(火) 20:37:35
中編仮想スレが建てられるのはまだ先だと言う事で、憂鬱欧州大戦の続きを投稿したいと思います。
どんどん文章が長くなっている気がする・・・。
それからイタリア好き、フランス好きの方は注意。

24Monolith兵:2014/07/08(火) 20:38:53
ネタSS「憂鬱日本欧州大戦 −髭凍る戦場−」


 第2次世界大戦が始まり約1年、欧州はまだファニーウォーが続いていた。
 ソ連側も連合国側も戦争準備を進めていたために、積極的な攻勢は行わずにいたために、また連合国とソ連との間にはドイツが存在したために、陸上での大規模な戦闘は1940年に入って以降起きていなかった。ドイツが連合国側である事はソ連も理解していたが、未だ中立国である事を利用して、戦力を増強していた。

 さて、そんな状況であるから、独ソ国境では互いに強固な陣地が築かれており、容易には突破できない状態であった。連合国はそのことから、日本からの情報も合わせてドイツ侵攻も含め3つの侵攻ルートを想定していた。なお、この次期には連合国各国は、日本がソ連に大規模な諜報網を持っている事に気づいていた。

 1つ目は、ドイツ国境を突破しフランスまで侵攻してイギリスを孤立させるという案である。ただ、これをするにはソ連もただでは済ま無いために、最も可能性が低いと見られていた。しかし、ポーランド戦での経緯を見るに損害を無視して進撃するソ連軍の姿から、可能性は除外できなかった。

 2つ目は、バルカン半島沿いに侵攻してドイツを半包囲して侵攻するルートである。だが、これも途中には多数の国がありその抵抗が予想される上に要害が多く、可能性は低いと見られていた。また、トルコ国境にも接するために、トルコの参戦を促す可能性もあった。

 三つ目は、スカンジナビア半島を侵攻するルートである。スカンジナビア半島は要害が少なく、軍備も弱い国が多かった。
 また、ソ連は元々フィンランドを敵国と名指ししており、侵攻する可能性は高いと見ていた。スカンジナビア半島とデンマークとの間にはエーレ海峡、大ベルト海峡、小ベルト海峡が存在したが、いずれも幅は狭く、最も広い海峡である大ベルト海峡でも16kmしかなく、冬季には凍結するので渡海は容易だった。
 渡海の際に問題になる制海権についても、狭い海峡内では大型艦の行動は制限されるため、魚雷艇や重砲、航空機による支援で十分ではないか、と連合国では考えられていた。

 連合軍ではこのスカンジナビアルートを本命と見て、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークに連合国への加盟を求めたが、デンマークは兎も角、残りの3ヶ国はソ連を刺激して侵攻されてはたまらないと拒否した。それでも、何とか協議を重ね、ソ連に侵攻された場合のみ連合国に加盟すると言う秘密条約を結ぶ事に成功した。
 なお、これと同様の秘密条約は東欧諸国やトルコなどとも結んであり、陰謀好きな連合国の盟主の存在感はますます増していた。

25Monolith兵:2014/07/08(火) 20:39:49
 そんな中、1940年11月30日、ソ連はとうとう動いた。それも連合国が本命と見ていたスカンジナビアルートだった。

「ついに動いたか。かなり早いな。」

「僅か1年で再侵攻とは、余りに早いです。連合国は準備は調いつつありますがまだ万全とは言えません。」

「1年で侵攻してくるという事は、ソ連の工業力はかなり向上している可能性があります。以前の予測では我々の方が早く準備が整うと考えられていましたが、それより早く動いた。アメリカからの支援はかなりのものである可能性があります。」

 日本は東京の某所で、夢幻会は会合を開いていた。今回ソ連がフィンランドに侵攻した事で、フィンランドは連合国入りし、連合国の各国軍は次々と連合国入りしていた。その中にはこの1年イギリスで燻っていた第一次遣欧軍の混成旅団も含まれていた。

「アメリカの支援はそれほどまでの物なのかね?」

「把握出来ているだけでも、満州にあった製鉄工場、トラクター工場、飛行機工場、鉄道車両工場、缶詰工場、被服工場などがスクラップにされた事が確認されています。また、弾薬工場が奉天軍に払い下げされた事になっていますが、確認できませんでした。他にも、アメリカからはスクラップ名目で大陸に多数の貨物船が入っている事が確認出来ています。」

「・・・なんて連中だ。自分の首を絞めている事を理解できているのか?」

 情報局長の報告で、思ったよりもアメリカによるソ連への支援が大規模な事に驚いた伏見宮だったが、日本に出来る事は高が知れていた。アメリカは中華民国との貿易を行っているのであって、ソ連とは全く関係が無いと白を切ることが出来るからだ。
 更に追求しようものなら、アメリカにとって絶好の攻撃対象となる。ソ連と戦争をしながら(睨み合いだが)、アメリカとも戦争をするのは史実以上の悲劇を生むのは間違いなかった。
 故に、日本はアメリカに対して強硬な姿勢を見せる事は出来なかった。

「それは理解していると思われます。最近は大陸入りする船も少なくなっており、対ソ支援はほぼ終了したと考えられます。これはロングが大統領選挙で負けたことが関係すると思われます。」

 アメリカでは大統領選挙によってロングが大統領選挙で敗北し、共和党のウィンデル・L・ウィルキーが当選していた。ジョン・L・ガーナーは民主党から立候補していたが、軍需バブル崩壊を招いた民主党は敬遠されており、経済界に知己の多いウィルキーが当選したのだった。経済界も、自分たちと繋がりの強いウィルキーを積極的に支援した。
 ウィルキーは熱心な反共主義者として知れており、選挙戦では積極的な連合国支持と支援を表明し、国防予算の増額、徴兵制の導入を主張した。
 イギリスは何を今更という態度であったが、フランスは一度キャンセルした兵器などの発注を再びするべきかどうかで揺れており、それがウィルキーの支持に繋がっていた。

「今度の大統領はまだまともそうですね。対日戦争は諦めて、連合側としての参戦を考えているのかもしれません。」

「ですが、イギリスはアメリカの事を信用していない。アメリカの対ソ支援はかなりソ連を強化して、連合国を悩ませている。それに、我が国やドイツが連合国の兵器庫として機能しており、アメリカの入る余地は無いように思えるが。」

 辻の言葉に伏見宮はアメリカの連合国入りは無いだろうと答えた。
 1940年も後半に入ると、日本は戦時体制に入り、兵器の増産が進み、大量の武器弾薬が欧州へと運ばれていた。だが、一足先に戦時体制に入っているとはいっても、兵力はまだまだ不足気味であり、防衛には不安があった。

26Monolith兵:2014/07/08(火) 20:40:37
 また、ドイツも300万以上の大兵力を動員していたが、半数以上は軽歩兵師団であり、小銃や火砲の不足から短機関銃や迫撃砲、無反動砲だけを装備する師団も存在するという状況であった。
 ドイツは日本からの支援や、アメリカのバブル崩壊に伴う資金や生産設備の獲得、イギリスやフランスからの資源の輸入、軍需による増産に次ぐ増産により、以前よりかなり工業力が向上していたが、いまだ戦争ができる状態では無かった。

 英仏の状況はドイツ以上に悪かった。ポーランド戦で殆どの兵器の備蓄を放出し、派遣部隊の潰滅により多くの装甲車両や航空機や重火器が失われていた。それらを補充しようにも、ようやく戦時体制に移行して、量産を開始した状態であり、フランスには火器のない師団すら存在していた。

 イギリスは、小銃の不足を補うために短機関銃の量産を企図したが、出来上がったのは余りに不恰好な水道管のお化けだった。しかも多くの欠陥を抱えており、敵よりも味方を殺すほうが多いだろうと言われる始末だった。
 そこで、ドイツの使用しているMP38/40をライセンス生産する事に決定した。なお使用弾薬はドイツ軍の9mmパラベラム弾とし、ドイツから技術者を招いて新ラインを作る事になった。MP38/40はイギリス側が思っていた以上に生産性が良く、また火力があった為にイギリス軍を喜ばせた。


「ソ連が史実並みの国力と工業力を獲得していたとすれば、連合側も苦戦を免れん。最終的には連合国の勝利に終わるだろうが、復興でアメリカが1人勝ちする可能性もある。」

 ソ連がアメリカの支援によってどれほどの工業力を得ていたかは不明だったが、史実並みの工業力・国力を得ていた場合、いくら連合国と言えどもかなりの損害を覚悟しなければならなかった。
 更にはソ連の戦車や航空機の進化のスピードを速めた可能性もあり、その点でも警戒が必要だった。

「とりあえず、第2次遣欧軍を派遣します。また、更なる動員を行い、満州でソ連に圧力を加えたいと思います。」

 東条の言葉に会合の出席者は一様に頷いた。辻も苦い顔をしながらも頷いた。この1年に及ぶファニーウォーは、日本の財政を圧迫しており、早く戦争を終わらせて欲しいのが辻の本心だった。いくら戦争需要で儲けているといってもそれが長く続くのは感激できることではなかった。
 だが、どれほどソ連が強化されているか解らない今は、例え戦時国債を発行してでも対ソ戦争を続けるしかなかった。

「それから、産業界には出来るだけ増産をお願いします。現状でも厳しいのはわかっているが、我が国が生き残るには必要なのです。」

 近衛の言葉に倉崎翁と三菱の代表は頷いた。日本の兵器工場では24時間体制で増産を続けており、来年の初めには航空機や戦車の新工場も稼動する予定だった。彼ら以外の企業も生産能力の増強や新工場の建設を行っており、41年後半にはかなりの生産量が期待できた。
 そうして、日本は欧州戦線を支えるべく動き始めた。

27Monolith兵:2014/07/08(火) 20:41:10
 さて、ソ連との戦争に突入したフィンランドでは、フィンランド軍は撤退を続けていた。ソ連軍は180万という膨大な物量であり、フィンランド軍が相手にする事は難しかった。日独の支援で格段に強化されたとはいえ、元が小国な事から限界はあったのだ。
 連合国はフランスが30個師団に航空機約400機、イギリスが15個師団に航空機約500機、日本が1個旅団と軽空母艦載機を含め約100機を派遣し、未だ中立国のドイツもソ連と対峙する中3個師団と120機余りを派遣していた。

 一方で、空中ではフィンランドは必死で抵抗した。都市を爆撃しようとするSBやDB-3等の爆撃機にフィンランド軍の戦闘機が襲い掛かっていた。50機以上の爆撃機はフィンランドのフォッカーD21やグラディエーター、93式戦闘機などが執拗に攻撃を繰り返していた。結局ソ連軍の都市爆撃を押しとどめる事は出来なかったが、半数以上の爆撃機を撃墜する事に成功する。
 これ移行、ソ連軍は爆撃機は単独で出撃させずに戦闘機を護衛に付けたために、作戦行動半径は低下し、都市爆撃は中止された。

 このようにフィンランド空軍はソ連空軍を果敢に迎撃したが、圧倒的な物量に次第に消耗していき、12月に入る頃には稼動機が戦前の半数にまで落ち込んでいた。この頃には連合国も多数の戦力をフィンランドへ派遣しており、彼らの代わりに連合軍がフィンランドの防空を担うようになっていた。また、連合国以外にもイタリアからも義勇軍が派遣されており、フィンランド人を勇気付けた。
 ・・・派遣された当初だけだが。


「・・・おいおい、本当に帰っちまったぞ。」

「あいつら本当に何しに来たんだ?」

 イギリス兵たちが見つめる先には、隊列を組んで歩いて行くイタリア兵たちがいた。彼らはフィンランドへ義勇軍として来ていたのだが、今日撤退するる事になったのだ。

「戦闘になる前に撤退する義勇軍って意味ないだろ?」

 そう、イタリア兵たちは一度も戦闘にも参加せずに撤退していたのだ。
 イタリアのドゥーチェ事ムッソリーニは、ドイツが連合国に事実上加盟した事により、イタリアの立ち位置はこれまでになく危うくなっていると感じていた。
 そこに起きたフィンランド戦である。ここで義勇軍を派遣して、事実上の連合軍として参加し、連合国入りを目指したのだった。数少ない装甲車両を集め、兵も精鋭を選抜して一個旅団をフィンランドへ派遣した。また、空軍も自国にすら十分に配備されていない新鋭機フィアットG.50やマッキMC.200をフィンランドへ輸出し、部隊も派遣した。ムッソリーニは、これで連合国入りも夢ではないと小躍りした。

28Monolith兵:2014/07/08(火) 20:41:41
 だが、現実は非常だった。
 フィンランドの冬はイタリア人の考えるものより数段厳しい物で、到着してから1週間で殆どの兵士が凍傷にかかった。また、水源地さえ凍結してしまい、雪や氷をそのまま食べて体調不良になる者が続出した。こうして、イタリア義勇軍は実戦を経験するまもなく戦闘能力を失ったのだった。
 なお、流石に何もせずに撤退するのは悪いと思ったのか、装備類はフィンランドへ置いていっていた。それにより、フィンランドは貴重な重火器や航空機を手に入れる事が出来たのだった。後にイタリア製の手榴弾の不発や暴発に悩まされたりするのだが、このときの彼らは喜んでいた。

 余談だが、アメリカもフィンランドに大量の兵器や物資弾薬を輸出しており、少数だが義勇軍も派遣していたが、連合国にはほぼ無視されていた。フィンランド人も不可侵条約を結んでいるアメリカはソ連よりと見ており、対応は冷ややかであった。


「まともな防寒装備も無く義勇軍を派遣するとか、イタリア人は馬鹿なのか?」

「あれを見ていると、フランス人がまともに見えてしまうな。だが、イタリア人がいなくなった今となっては、あいつらが一番酷い装備だが・・・。」

 イギリス兵たちが話すとおり、これまではイタリア軍が一番酷い装備状況だった。だが、これからはフランス軍が最も酷い装備の軍となるのだ。
 フランスは流石にイタリアほど防寒装備が劣るということは無かった。防寒儀や温水給水車を装備し、凍傷で部隊が壊滅するということは無かった。
 だが、フランス軍が装備する戦車は相変わらずH38やR35であり、中戦車は10両ほどのD1中戦車が派遣されていただけだった。国内の政治や軍部の混乱により、新鮮車の開発が遅々として進まず、更にはフランス陸軍の重鎮モーリス・ガムランはポーランドでの敗因は現場指揮官の怠慢であると主張し、既存の戦術を変えようとはしなかった。これにより、新戦車開発計画は頓挫したのだった。
 また、空軍も既存の機体の生産を続け、新型機の開発計画は中々進んでいなかった。フィンランド上空で飛ぶ殆どの戦闘機が時速500km台だったのに対して、G.50と並んで時速400km台の低速機となるのだが、それがフランス軍パイロット達の士気を押し下げていた。


「このキャバリエならKV-1にも勝てるぜ。」

「タイプ97とかいう戦車の方がもっと強力らしいが、こいつもいいな。以前の戦車とは比べ物にならん。」

 彼らが乗る戦車はイギリスがライセンス生産したⅣ号戦車であり、キャバリエの名前を与えられていた。当初はそのままマークⅣという名前を付けられていたが、第一次大戦時の英国戦車マークⅣと区別がつかなくなる事から、キャバリエの名前が与えられたのだ。
 なお、日本から97式中戦車が輸出されていたがその数は少なく、今回の派遣軍にも1個戦車連隊ほどしか参加していなかった。

「今度は俺たちが奴らを蹂躙する番だ。」

 彼らはポーランドで地獄を見た生き残りであり、今回のフィンランド戦ではかつての借りを返すべく闘志を燃やしていた。

「おい、前進命令だ。どうやらソ連の連中がマンネルハイム線に近づきつつあるらしい。早速こいつでソ連の戦車を破壊できるぞ。」

「それはいい!」

 彼らは笑いながら戦車内へ潜りこみ、前線へと向かっていった。彼らは、この先でソ連の強力な新型戦車と出会い、苦戦する事になるのだが、神ならざる身にとっては知らないことであった。

29Monolith兵:2014/07/08(火) 20:42:19
 12月の中ごろになると、ソ連軍はとうとうマンネルハイム線へと到達していた。マンネルハイム線は史実では地形を利用した塹壕とトーチかだけの貧弱な陣地であったが、日本による支援と史実よりも1年遅い開戦により、かなり強固な陣地へと変貌していた。
 だが、ソ連軍180万の前にはそれも心もとなかった。

「くそっ!連中なんて数だ!」

「空軍の連中は何をしているんだ!空にいるのはソ連の飛行機ばかりじゃないか!!」

 マンネルハイム線で防衛するフィンランド軍と連合軍は劣勢だった。ただでさえ数で負けている上に、制空権さえとられていたのだ。当初は連合軍もソ連空軍相手に優勢だったが、いくら落としても減らない航空機に連合軍も航空戦力が枯渇しつつあった。
 今もDB-3が連合軍側の陣地に爆弾を降らせて、塹壕の兵士や大砲を吹き飛ばしていた。

「対空砲はどうした!?」

「先ほどの爆撃で吹き飛ばされました!対空機銃は地上部隊への支援から外せません!」

 フランス軍士官が先任下士官に尋ねるが、余りにも非常な答えが返ってきた。フランス軍はフィンランドに30個師団ほどを派遣していたが、相変わらず戦車は歩兵師団に分散配備され、対戦車砲もオチキス47mm対戦車砲を持ち込んでいたが、ソ連の戦車には余りにも非力だった。

「なんて化け物だ!75mm砲を受けてもピンピンしてやがる。」

 見慣れないソ連軍の新型戦車T-39が75mm野砲の直撃でも破壊出来ない事で、彼は毒づいた。

 ポーランド戦争で、より強力な戦車を、と言うスターリンの厳命で開発されたその戦車は、KV-1をベースにアメリカから供与された生産設備と工作機械によりKV-1よりも量産性と品質が向上していた。僅か1年で設計をした上に量産したのだが、アメリカ製の生産設備はソビエト軍の予測を大きく超え、約1000両ものT-39がこの冬戦争に投入できるほどだった。

 周りでは血の気の引いた兵が、それでも機関銃や対戦車砲を撃っているが、戦車を立てに推し進んでくるソ連軍には余り効果は出ていなかった。
 その時、戦車の1両が突然爆発を起こした。どうやら対戦車地雷を踏んだようだ。だが、他の戦車は構わずに前進してくる。

「敵の攻撃を防ぎきれない!増援を求める。」

『現在全域でソ連軍の猛攻を受けている。増援はない。』

「っくそ!」

 無線で増援を求めるも、元々彼我の戦力差が激しいために余裕は無かった。撤退しようにも背後には防御に使える陣地は無く、ここで踏ん張るしか道はなかった。

「味方の戦車だ!」

 誰かがそう言うと共に、敵戦車に次々と砲弾が直撃した。だが、敵戦車は堪えた様子も無く、お返しとばかりにH38に反撃した。H38は敵戦車の砲撃にあっさりと爆発四散し、あっという間に一個中隊は存在した味方戦車隊は壊滅した。簡単に壊滅した味方戦車隊を見た彼らは、絶望に襲われた。

「くそっ、このままじゃ全滅だ!」

 誰もが絶望に慄いたその時、上空から爆発音が聞こえた。上空に目を向けると、翼に日の丸を描いた単葉単発の戦闘機が敵の爆撃機を次々と撃墜していた。

「日本か!やった味方だ!味方が来たぞ!」

 これまでの戦闘で、フランスの航空機が如何に貧弱かを理解していた彼らは、日本の戦闘機が来たと聞いて喜んだ。以前なら極東の島国の飛行機と聞けば、自国以上に貧弱なものだろうと考えていただろうが、こうして実際に見て見ると、自国の空軍以上に頼もしく見えた。
 その内に、上空には日本の戦闘機のみしかいなくなっていた。それを知ってか敵戦車の進撃は遅くなっていた。そんな動きののろくなった戦車に向けて、上空から急降下してくる機体があった。彼にはその航空機に見覚えがあった。

「ドイツの爆撃機だ!」

 機体に描かれている国籍マークは日本の物だったが、機体は明らかにドイツのものだった。長年仮想敵国として想定していただけに、フランス軍人である彼にはドイツの航空機を識別するのは朝飯前であった。
 スツーカは次々と急降下していき、戦車に着弾していった。それに勇気付けられたのか、一時は士気が低下していたフランス兵たちは果敢に攻撃を仕掛け、戦車が撃破されて浮き足立っている敵兵を次々と撃ち倒していった。

「中尉、何とかなりましたね。」

「ああ。連中が引いていくぞ。今の内に再編成と弾薬の補充、整備をする。」

 彼は敵兵が撤退していくのを見て部下に指示を出した。上空を見て見ると、日本の戦闘機やドイツの戦闘機や爆撃機が旋回していた。彼はドイツ日本関わらずに手を大きく振って感謝した。

(流石は前の戦争で俺たちを苦しめた連中だ。頼りになる。)

30Monolith兵:2014/07/08(火) 20:42:51
 ソ連軍の猛攻にマンネルハイム線は突破されては虎の子の戦車師団や航空部隊で撃退をしてを繰り返していた。連合軍司令部では、このままでは年内にマンネルハイム線を突破され、来年の初めにはフィンランドは全土が占領されると予想し、増援を送る事を決定した。
 しかし、フランス陸軍は数こそあったが頼りなく、空軍は貧弱な航空機ばかりを装備していた。
 イギリスはそんなフランスに不信を抱いており、苛立ちを募らせていた。

「フランスは我が国の足を引っ張るのが好きらしいな。」

 チャーチルは不機嫌さを微塵も隠そうともせずに、執務室でチェンバレンと談話をしていた。

「あいつらは前の大戦の時からそうだ。何かに付けて我が国の足を引っ張る。」

 そうして暫くフランスに対する悪罵を言い合った後、本題へと入った。

「あれでも無いよりかはマシだ。フランスには増援を出してもらう。勿論我が国も出す。だが、陸軍もそうだが、空軍の消耗が激しい。このままでは予備兵力が尽きてしまう。」

「しかし、増援はしなければならない。・・・ドイツの早期参戦は無理なのか?」

「ドイツが参戦すれば確かに形勢は逆転するだろう。だがそれも長く続かない。ソ連の戦力は予想以上だ。ドイツ国境に最低でも200万を貼り付けたままフィンランドに180万も投入している。対してドイツが持つ実質的な戦力はせいぜいが150万だ。フランスと共に攻撃したとしてもソ連の陣地を抜くことは難しいだろう。何よりもフランスが余りにも頼りない。ドイツの戦力すら低下してしまう可能性がある。今はフィンランドで何とか防衛戦を維持し、各国の特にドイツの戦争準備が整うまで反撃の機会を待つしかない。」

「だが、今すぐ戦力が欲しい。このままフィンランドを失うと、連合国の求心力は低下する。スウェーデンやノルウェーは連合国入りには反応が鈍い。日本もアメリカに注意を払いつつソ連と対峙しているから動きが取れない。」

「そうだ・・・そうだな。来週にでも何とかドイツに言ってアデェナウァー首相に相談してみよう。あれだけの戦車や航空機を持っている国だ。我々の期待に応えてくれるはずだ。」

 チャーチルは葉巻の端をカッターで切ると火をつけて吸い始めた。フィンランド戦が始まってから彼らは休む間もなく働き詰めだった。ティータイムさえとる暇すらない彼らにとって、今日の談話は久方ぶりの休憩だった。

 そのように短いながらも貴重な休憩を楽しんでいた彼らだったが、バタバタと慌しい足音が近づいて来るのを聞いて、それも終わりが来た事を認識していた。
 部屋のドアを勢いよく開いたのはチャーチルの秘書で、左手には何枚かの書類を持っていた。

「たっ、たい、大変です!」

「落ち着きなさい。イギリス人は常に優雅で無ければならない。」

「そんな場合ではありません!ふ、フランスでクーデターが起きました!」

 一瞬二人は彼が何を言っているのか解らず沈黙していたが、すぐに驚きと怒りの声をあげた。

「何だと!?奴ら今が戦時中だと理解しているのか!!」

「馬鹿だとは思っていたが、これほどとは!?」

「議会の反戦派が一部の軍部隊を抱き込み、武装した民衆と共にクーデターを起こしました。これが現在わかっている限りの情報です。」

 そう言い、秘書はチャーチルに紙の束を手渡した。暫く書類を読んでいたチャーチルは皺を更に深めた。見れば体が小刻みに震えている。また、彼から滲み出す不機嫌さは更に増していた。

「読んでみろ・・・。なんて連中だ!」

 チャーチルから渡された書類を読み進めていくうちに、チェンバレンの体は小刻みに震えていった。余りの怒りに顔が真っ赤になり、今にも書類を破り散らしそうなほど指に力を入れていた。

「継戦派と反戦派がパリで睨み合いをしているだと。双方共に武装しており、いつ武力衝突になってもおかしくない・・・。あの蛙共め!」

 チェンバレンの怒鳴り声が執務室に響いた。

 こうして、第2次世界大戦の第二のターニングポイント、フランス内戦が始まるのであった。


おわり

31Monolith兵:2014/07/08(火) 20:46:31
ソ連軍を大幅に強化してみた。アメリカさんマジ鬼畜。
英仏は相変わらず頼りないけど、フランス兵も頑張っているんです。偉い人にはそれが解らんのです。

そして、フィンランドで陸戦込みのBOBをしてみた。反省はしていない。
さて、次はフランス内戦か。次ぎこそフランスの活躍が見られるはず。フランスは内乱と対英戦では本当に輝くから。

32ひゅうが@風邪薬補充完了:2014/07/08(火) 20:56:37
乙です。
世界よ、これが新大国間関係やでぇ!

33名無しさん:2014/07/08(火) 21:03:42
乙です、
後に連合各国に最大の敵はフランスだったと言われそうな勢いですね

35ひゅうが@風邪薬補充完了:2014/07/08(火) 21:12:18
>>34
誤爆しました。
失礼しました。

36トゥ!ヘァ!:2014/07/08(火) 21:15:19
乙です

フランスぇ…
きっと後の世では「今度はフランス抜きでやろうぜ!」って言われるw

37ひゅうが@風邪薬補充完了:2014/07/08(火) 21:17:52
>>36
イタリアは即座に撤収したからある程度評価が高いという結果なのが皮肉ですね…

38名無しさん:2014/07/08(火) 21:22:26
フランス輝きすぎ
ここまで目立つフランスってなかなかないよ!

39ひゅうが@風邪薬補充完了:2014/07/08(火) 21:25:50
>>38
英語の輝き的な意味でですねわかりますw

40New:2014/07/08(火) 21:25:53
乙です。流石フランス痺れても憧れないw。
あいつらのことだから史実ドイツもやらなかったパリ焼き討ちでも始めかねない。
ドイツはナチ系が排除されたけどシェレンベルクやハイドリヒはどうなったんだろうな?
諜報網丸ごと政府に寝返って堂々と仕事してそうだが。

41辺境人 ◆8D9w8qm5Zc:2014/07/08(火) 21:29:00
乙でした! いやあフランスは平常運転ですねえw 冬戦争とBOBがセットになった
燃える展開……なのに地味なのはやっぱり日本のせいで史実よりも国力が低下してる
せいとまがりなりにも本国で戦ってた英国本土からの距離の違いでしょうか。

スカンジナビア三国も連合国入りしたならスウェーデンもこれでStrv.m/40
軽戦車ではなく四号戦車や三号突撃砲をライセンス生産できるかもしれませんね
……なんか四号戦車が連合軍の主力戦車になりそう。

42 テツ:2014/07/08(火) 21:36:45
乙でした
本国の蛙食い共ぇ・・・

逆に考えれば、フランスが抜けた事で米帝様が連合国に入り込める余地ができたって事でもありますが

43名無しさん:2014/07/08(火) 21:39:24
Monolith兵さま、乙であります。
ふ、フランスーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
お前のグドグドはちょっとひどすぎるぞwwwwそして、此処に来てクーデターwwww
けどすごく笑えましたw
早よ、戦闘車両と航空機をどうにかしろwwそれだけの国力はあるだろうがwwww

イギリスは謀略が輝いていますねえ。
そんな神業の如きからめ手も圧倒的なパワーの前には儚いのぅ。
チャーチルさんがストレスで大事な部分が大変なことになりそうだな。

アメリカさんは鬼畜やでwwというか、自分の首絞め過ぎだろうwwww
ソ連が半端ないほど強化されてるじゃねえかww
民主党と共和党で政治のやり方が大きく変わると聞くが…ソ連と不可侵条約結んで今度は連合国に入ろうとするのか(唖然)

イタリアぇ…、お前さん…ホント何しに来たん?

ドイツさんは頑張るなぁ。けど、イギリスが思ってるほど余力があるかねえ…。
最終兵器ルーデルが出れば師団規模で活躍してくれるから…。

この世界の日本は連合国入りを果たしたけど…アメリカ様がいないと…
中の人たちもソ連がここから一気に軍事的に成長を始めるということが分かってるから本当の勝負はここから何だよな…。

44トゥ!ヘァ!:2014/07/08(火) 21:39:50
しかしドイツにとってはたまったもんじゃないでしょうね(汗

自分達の後ろで内乱騒ぎとはなんなのかと

45名無しさん:2014/07/08(火) 21:42:25
乙です
元ネタでは九七式中戦車の四七ミリ砲タイプや史実の九七式戦闘機のソリ付きが活躍したのに、何というインフレだ。

46名無しさん:2014/07/08(火) 21:48:20
ドイツ1「前門の熊、後門の蛙。ムカつくのは?」

ドイツ2「蛙」
ドイツ3「蛙野郎」
ドイツ4「チーズ食いながら内戦する蛙野郎共」

47 テツ:2014/07/08(火) 21:51:50
ドイツ5「前線で一緒にドンパチやっている蛙共は許せないことも無い」

48辺境人 ◆8D9w8qm5Zc:2014/07/08(火) 21:55:41
ド・ゴール「前線で戦ってたら思い切り梯子を外された件」

49トゥ!ヘァ!:2014/07/08(火) 21:56:36
フランス1「本国の連中がバカやったせいで前線で戦っている俺等に冷たい視線が…と思ったら逆に同情してくれて励ましの言葉貰った…」

50 テツ:2014/07/08(火) 21:59:41
それはそれで辛いwww

51New:2014/07/08(火) 22:07:28
というかドゥーチェはさっさと武器輸出に専念だろうな。
もっとももはや使えないだろうが。

52トゥ!ヘァ!:2014/07/08(火) 22:12:37
イタリアの武器かあ・・・この次期になにかいいものありましたっけ?

53 テツ:2014/07/08(火) 22:15:11
魚雷艇とか史実でも活躍してるし(震え声

54名無しさん:2014/07/08(火) 22:16:01
L3軽戦車とL6/40軽戦車を輸出しようとしてふざけんなと怒鳴られるところまで想像したw

55名無しさん:2014/07/08(火) 22:21:26
9ミリパラとライフルだけなら
史実日本海軍も依頼したくらいだし。

56名無しさん:2014/07/08(火) 22:21:57
特殊部隊の類いならイタリアにもチャンスが……やっぱり11人以下じゃないと駄目かなぁ?

57名無しさん:2014/07/08(火) 22:22:03
火砲や銃器。ただし防寒対策はちゃんとしといてくれよ……

58 テツ:2014/07/08(火) 22:22:03
ブレダM37重機関銃とか、ベレッタM38Aサブマシンガンとか性能は良かったそうです

59トゥ!ヘァ!:2014/07/08(火) 22:23:48
銃火器はいいもんあるのか…フランスになら売れるかな?

60名無しさん:2014/07/08(火) 22:24:38
乙乙。ヘタリアぇ……
そしてそれ以上にフランス、何やっとんじゃ。
お前ら昔は輝いてたんだから今も輝けよ……

61名無しさん:2014/07/08(火) 22:26:15
>>59
この状況でフランスに売ったら連合国に喧嘩を売るのと同じじゃないかなw

62トゥ!ヘァ!:2014/07/08(火) 22:31:47
なら防寒対策して北欧に売るくらいしか!!

・・・フランスなんでいつもこんななん(´・ω・`)

63名無しさん:2014/07/08(火) 22:32:05
継戦派への売却なら大丈夫だよ、きっと

64名無しさん:2014/07/08(火) 22:33:45
この時期のイタリア兵器は、基本的に、
改良すると性能と信頼性が落ちたり、
基本的に発動機の
信頼性と基本性能と量産性の問題が出たり、
と、史実日本が輸入した、「イ式重爆」の例の様に、
碌な事にならなかったような。

信頼性が高い、高出力発動機があれば、
もう一寸まともに活躍できたんだろうけれど。

フィアットG.50でもピアッジョP,108でも、
結局は信頼性の高い発動機の調達の問題が
最後まで足を引っ張ってますし。

ただ、流石に複葉戦闘機フィアットCR42に、DB601を搭載した
CR,42Bの改造は、確かに最高速度は520km出せましたが、
擁護も釈明も説明も出来ません。

と言うか最初から変な設計だったとは言え、時期的にも理由が理解できん。

65辺境人 ◆8D9w8qm5Zc:2014/07/08(火) 22:34:19
どさくさに紛れて連合国への味方を宣言してフランスに侵攻して叩きだされるとか
……あれ、なんか史実でもそんなことがあったようなw

66名無しさん:2014/07/08(火) 22:38:14
確かエンジンの馬力もイタリアは低いエンジンばかりしか造れなかったんだよなあ。
戦争後期になってようやくまともなエンジンを送り出したはず。
そのせいでやけにイタリア戦闘機は最初の頃軽武装。

67名無しさん:2014/07/08(火) 22:40:27
設計は駄目
エンジンも駄目
戦闘暦も微妙

イタリアの明日はどっちだ!

68トゥ!ヘァ!:2014/07/08(火) 22:41:43
ダメ過ぎなんだよなあw

69名無しさん:2014/07/08(火) 22:44:08
フォルゴーレ空挺師団や騎兵隊は本物なんだけどな

70Monolith兵:2014/07/08(火) 22:47:10
感想ありがとうございます。

>>32
世界は新たな局面に進みました。w
もはやぐちゃぐちゃでよく解らん。ww

>>33
英独にしてみればいきなり背後に敵が現れたようなものですからね。
たとえ戦勝国になっても肩身は狭いでしょう。w

>>36
日英独「次はフランス抜きでやろうぜ!」
伊「僕も混ぜて〜。」
仏「」

>>37
別にイタリアはフランスよりも評価は高くありませんよ?
途中まではフランスの方がまだマシと思われていました。ただ、内乱発生でイタリアの方がマシだと思われるようになりましたが。w

>>38-39
憂鬱本編のフランスはこれ以上に輝いていますよ。ww

>>40
フランス内戦の決着はいくつか考えているのですが、最悪の場合パリは廃墟に。w
ナチス関係者は例外無く逮捕または指名手配されています。ナチス政権時代の犯罪が衆目に晒されて、下手に司法取引したら政府が転覆する可能性が。

>>41
最初はもっと派手にしようと思ったのですが、結構日本に国力を削られているのと、ポーランド戦での衝撃から新兵器開発にリソースを取られてしまっています。
それにポーランド戦で多くの装備を失ったので、戦時体制に移行しきれていないことも踏まえてこんな感じになりました。
それから、スウェーデンもノルウェーもソ連を恐れて連合軍入りは出来ていません。ただ、陰ながら支援していますけど。
Ⅳ号戦車はイギリス人に長らく愛されそうな予感。w

>>42
事はそんなに簡単ではありません。ソ連がここまで強化されたのはアメリカのせいなので、アメリカを恨む人間は多いでしょう。
また、最後のほうは兎も角最初のほうはボコボコにされて、連合国の足を引っ張るでしょうし。T-39やこれから出てくる強力な戦車にM4だけで対抗できるとは思えませんし。

>>43
フランスは国力がかなり低下しています。実は史実ですら日本並みの工業力・・・。
アメリカはちょっと欲目を出したら、余りにも酷い結果になったので、取り戻そうと極振りした状態ですね。
彼らが活躍出来る日はある・・・といいなぁ。
ドイツはこれから化けます。初動が史実や憂鬱本編より遅れているので、その分時間がかかるんです。

>>44
ロシアは敵、イギリスは親友、日本は戦友!
フランス?私はフランスが大好きでね。二つもフランスがあるのでとてもうれしいですよ!
ドイツの心情はこんな感じかな?

>>45
憂鬱と組み合わせたらこんなになりました。w
自分で書いたはいいけど、なんと言うインフレだ。(白目)

>>46-49
ドイツと一緒に戦ったフランス人は良いフランス人だ。本国でチーズ食っているフランス人は悪いフランス人だ。
こんな感じですかね?

>>51-54
航空機は結構良い物があるし、曲がりなりにも海軍国。艦艇は世界水準・・・なはず。
ただし、航空機のエンジンはドイツ製な模様。

71トゥ!ヘァ!:2014/07/08(火) 22:51:00
>>69
彼らが派遣されてくれば名誉挽回も…

72名無しさん:2014/07/08(火) 22:51:07
オランダ&ポルトガル「ドイツの兵器の生産に協力したいから兵器工場を造って♪」

73 テツ:2014/07/08(火) 22:57:58
そういや原作でもこの作品でも、連合国の統合指揮本部みたいなものってありましたっけ?

74名無しさん:2014/07/08(火) 22:58:54
ブレダBa.88の様に、本来高速戦闘機として
開発開始された物の、非武装状態では「すばらしい」性能を
発揮したが、武装して改良を加える度に性能が低下して、
戦闘爆撃機としても使い物にならなくなって、結局開発中止、
と言う双発高速戦闘機が在ったり、

プロペラとエンジンのカウンタートルクを吸収させる為に、
単発戦闘機の翼の寸法が、左右で違っていたり、
固定脚の複葉戦闘機なのに、尾輪が無駄に引き込み式だったりと
イタリアの工業製品は全般にネタは豊富なんですが。

75辺境人 ◆8D9w8qm5Zc:2014/07/08(火) 22:59:01
チェコが何気に連合国の兵器工廠として良いポジションかもしれない。軽戦車しか
作れないところに日本が打診して38(t)戦車を早期にマルダーⅢやグリーレとして
生産させるとか

76 テツ:2014/07/08(火) 23:00:28
ZB26軽機関銃も人気があるでしょうからね
弾丸はドイツの使えるし

77名無しさん:2014/07/08(火) 23:01:14
まず珍しく味方だと思ったらやっぱり敵だったフランスを踏みつぶして取って返してソ連だな!!
あれ?これ史実で見たような・・・

78トゥ!ヘァ!:2014/07/08(火) 23:01:34
ここでもチェコは活躍するのか

79名無しさん:2014/07/08(火) 23:04:48
イタリアがフィンランドで早々に撤退したのは蛙共がやらかしてgdgdになるのを知ってたからなんだよ!
さすが短剣と外套の本場! その鼻の良さにはイギリスすらかなわないw
とか皮肉を言われるんだろうなw

80yukikaze:2014/07/08(火) 23:06:03
遅レスですが

>>12
史実のような壊滅的打撃は何とか防げたんじゃないのとは思います。
(まあそれでも半壊状態なのは間違いありませんが)

最大の理由は、史実ではレイテ沖直前から強まった空母機動艦隊による
徹底的な護衛船団攻撃が、マリアナ・レイテの大敗とそれに伴う合衆国の
政治的混乱から、碌に行動できなかったんじゃないかと。
で・・・史実ではこの時の攻撃によって護衛艦隊も消滅した訳ですが、これが防げたことで
護衛艦隊も相応に生き残って、史実よりも対潜技術が向上したのもあって、潜水艦被害も
低減できたのではと考えられます。

ただ4月以降は沖縄に米機動艦隊が陣取っていることから、実質的に通商路は途絶してしまい
連合艦隊が壊滅したこともあって、どうにもならなかったでしょうね。
まあ優良船舶は、大陸との交易から、日本海に脱出しているでしょうが。

81名無しさん:2014/07/08(火) 23:11:17
イギリスのストレスがマッハな件

82 テツ:2014/07/08(火) 23:13:16
日本が味方なのが最大の救いでしょう、間違いなくw

83Monolith兵:2014/07/08(火) 23:13:56
>>73
調べて見たら史実でも連合軍の統一司令部って無かったみたい・・・。

>>75
チェコよりもカナダが連合国の兵器庫として稼動する予定。アメリカから毟り取った設備や人材は殆どがカナダに移されているし。
チェコでも生産するだろうけど、カナダの方が存在感が大きいかも。

さて、現在考えているフランスの展望。
・フランスで継戦派が勝利。反戦派にソ連が関係していた事を知ったフランスは真の力を解放する。フランス覚醒ルート。
・フランスで反戦派が勝利。ソ連と講和し以降は中立を宣言する。フランス独自路線ルート。
・フランスの内乱に英独が介入。継戦派と反戦派は対立を止め、英独に対抗するためにソ連とも連携する。ヘタリアルート。
・フランスで反戦派が勝利。共産政権が誕生し、仏ソに挟まれたドイツは絶望的な戦いに突入する。共産フランス・自由ドイツルート。

自由ドイツとか余り聞かない名前だから、書いてみたい気もする。

84New:2014/07/08(火) 23:14:42
イタリアは小火器とか航空機とかetc.etc・・・・はともかく砲は中々なんで
売ってほしいな。90mm高射砲とか何気に性能いいし4号車体に乗っけてナースホルン・・・。

85ひゅうが@風邪薬補充完了:2014/07/08(火) 23:16:42
>>80
海軍はミッドウェー沖の結果を針小棒大に言い立てる(言い立てざるを得ない)夢幻会側転生者のおかげで暗号対策はじまる様々な対策を行っていたことでしょうね。
その代償に盛大に嫌われるかわりに正論が通っている…という感じで第一弾での阿倍俊雄大佐(憂鬱嶋田さん)はその活躍の割に大佐階級のままとしてみています。
おそらく、機動部隊が居座ったがための南方航路途絶までの被害は大幅に抑えられるようになるでしょう。
しかしレイテ沖以後の半年間は東シナ海に機動部隊が居座っているために輸送船団も大きな被害を余儀なくされているはず…
半壊程度、つまり終戦時の残存船舶は戦時中の量産船舶をあわせて550万トンから650万トン程度は残存していたと考えています。

86 テツ:2014/07/08(火) 23:23:41
史実日本商船の総損失(100総トン以上の船舶)は、843万総トン・2568隻。商船乗組員の人的損失は71000人中35000〜46000人
生き残っていたのは134万総トン・1217隻で運行できたのは80万総トン

>>85の最低ラインの550万総トンの船舶が生き残っているのは、間違いなく夢幻会の功績

87New:2014/07/08(火) 23:25:04
>>83 継戦派を米国、反戦派をソ連が支援してスペイン内戦化ルートとか
アメリカが介入するルートとかもありそう。

88yukikaze:2014/07/08(火) 23:36:13
>>85
レイテ沖の大敗後に機動部隊が東シナ海に居座れたか疑問ですね。
レイテ沖海戦で日本海軍水上艦隊の突破を許した要因の一つとして、
マリアナでの敗北から十分に時間をおくことが出来なかったが故に、
母艦航空隊の攻撃力が予想以上に減退していたのではと考えています。

ですので、海軍としては艦隊司令部の更迭や、完全消滅した第七艦隊等の
改変等も含めて、全軍をハワイに撤退させて、訓練と艦隊再編に勤しんでいたの
ではと考えています。
その甲斐あって、沖縄沖海戦では、軽空母艦隊が半ば一方的に雲龍・天城を大破に追い込み
本隊との戦いでも、防空戦に徹する瑞鶴と、九州の基地航空艦隊の猛攻というファクターがあってなお
瑞鶴を沈没させたりと相応の働きしていますし(その前に悪天候等で航空機に被害を受けても尚です)

商船部隊の被害については、まだ護衛艦隊の充実もなければその意識も低い1943年ごろに第一の波が来て
後は1945年の沖縄沖で、連合艦隊が壊滅して終戦になる一月余りの間に、フィリピンや大陸で
鉄の暴風が吹き荒れたのが第二の波かなあ。

89ひゅうが:2014/07/08(火) 23:45:58
>>88
ああ、正規空母機動部隊による贅沢な輸送船狩りは大幅におさえられますね。
終戦時にまだ海上行動可能な大型艦艇が艦隊単位であり、迎撃戦闘機は量産され続けて最後まで空襲に逆襲をかけており、何より飢えは三歩くらい先で済んでいる…
史実よりは大分マシですね。

90名無しさん:2014/07/08(火) 23:47:48
戦後の象徴となった信濃も阿部さんが無事に舞鶴に脱出させていますしなあ。
共に戦後の主力駆逐艦部隊となる駆逐戦隊と共に。

91ハニワ一号:2014/07/08(火) 23:48:59
>>24-30
Monolith兵さん乙です。
フランスさん、スレのみんなに大人気すぎw
実際フランスならやらかしても不思議ではない所が・・・。

92Monolith兵:2014/07/08(火) 23:51:32
皆のフランス愛に圧倒されました。w
イタリアさんは・・・まあ、その、弱いのが当たり前なので・・・。

93名無しさん:2014/07/08(火) 23:58:27
よわくたっていいじゃない、いたりあだもの

94 テツ:2014/07/09(水) 00:06:17
43年に177万総トン、44年だけで372万総トンの船舶を損失してますからね

95Monolith兵:2014/07/09(水) 00:14:59
タンカーが無い?
ならし尿運搬船を使おう!

これが史実なんだから泣ける。

96yukikaze:2014/07/09(水) 00:19:59
>>89
レイテで時間稼げたことで、それこそ南方とかの資源等を、彼らが舞い戻る
半年の間で、大規模輸送船団を編成することで相当数溜めこんだかと。
その反面、資源確保の為に南方の植民地は、インフレによる経済崩壊と
資源僅少により史実以上に恨まれかねないファクターを生じさせたのと
本土にかなりの備蓄が出来た事で、本土決戦のめどが立ち、継戦派の声が
高くなるというデメリットもありますね。

ここら辺は、今書いているSSで触れる予定ではありますが、レイテの勝利を
国家戦略レベルで全く生かし切れなかった日本政府指導者層の馬鹿さ加減は
流石に擁護不能です。

97名無しさん:2014/07/09(水) 00:20:48
まるゆ(ボソッ

98 テツ:2014/07/09(水) 00:31:52
そして建造された戦時標準船は大小(高低品質)合わせて338万総トン1340隻
その上その多くが短時間で量産が効いた中型小型の粗悪品。一万トン級の建造はごく一部だったという

99名無しさん:2014/07/09(水) 00:38:08
雲竜型を緊急タンカーとして輸送した場合ガソリンは何t運べるんだろうな?

伊勢型の格納庫は中型輸送船1隻分だったとか

100名無しさん:2014/07/09(水) 00:55:01
軍艦でガソリン運ぶってのは、つまりドラム缶で積載するってことだよね?
どうしても無駄な空白スペースができてしまうから中型貨物船1隻分にも満たないんじゃないかな?
ちなみに>>99の中型貨物船1隻分ってのは作戦に参加した6隻の艦での合計らしい(白目




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