したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

憂鬱 支援SSWiki 総合掲示板

1名無しさん:2012/07/07(土) 02:09:49
こちらは支援SSWikiの総合掲示板です。

連絡事項、更新情報、掲載許可、未掲載作品の情報提供、Wikiへの質問、Wiki内の要望改善。

支援SSWikiのことならなんでも書き込んでください。

提督たちの憂鬱 支援SSほか@ まとめウィキ
ttp://www18.atwiki.jp/teitoku_bbs/

1914:2012/08/01(水) 05:59:07
本編時系列 提督たちの憂鬱 第9話 1/9

ルーズベルト大統領倒れる

この情報は夢幻会に衝撃を与えた。

『何しろ、あの辻でさえ、飲んでいたお茶を吹き出したほどだ。
ちなみに、そのお茶は彼の正面に座っていた東条にかかり、
彼を再び悶絶させることになる。』本編9話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。
青島の中国海軍、
比島の米海軍の監視を強化。ハワイの諜報員を増員。

東条英機:会合出席。
またもやお茶がかかり再び悶絶させる。
大陸のコネクションを通じて探りを入れる。

辻正信:会合出席。
余りの衝撃にえ、飲んでいたお茶を吹き出した。
土肥原に米国のマスコミや株価関連の情報収集を指示。
国内の政治家と世論の操作に力を入れる。

『「と、いうわけで、土肥原局長、米国のマスコミ、
これまでノーマークだったゴシップ誌も色々と注意を払ってください。
地方のものもです。あと株価、特に軍需関連については注意をお願いします。
何らかの前兆はつかめるはずです」』本編9話より抜粋

土肥原賢二:JCIA局長。会合出席。

ルーズベルト:名前だけ登場。
健康状態に問題がある以上、三選は果たせない。
健康上の問題から辞任。

ヒューイ・ロング:名前だけ登場。人種差別主義者。
やり方が独裁的。大統領に正式の昇格。

『「ええ。我々のような逆行者にとってわかりやすい例えをすると……
まぁ60年後の某極東の島国のライオン面の宰相でしょうか?」』

『アメリカ国内では国民のある程度の支持こそあったが、
政財界では不安を表す人間が少なくなかった。
民主党内部でさえ、若さだけが取り柄の客寄せと嘲笑する人間もいたのだ。
そのことがロングを焦らせていった。
そしてそれがアメリカを悪夢へ引きずり込むことになる。』本編9話より抜粋

民主党:一概に反日というわけではない。

共和党:国益のためなら何だってする。
反共ということで組みやすいが、楽観は危険。
日ソを戦わせて共倒れさせる可能性もある。

米国:『日本をユーラシアのランドパワーに対する盾、
それも使い捨てができる盾として使うことができる。
そのことを理解している人間たちは不快そうな顔をすると同時に、
米国がそのような選択肢を選択しかねないことを納得した。
ましてこの世界ではナイロンなどを先に開発して、
米国企業の利益を著しく損ねていたのだ。
日本を潰す理由は幾らでもあった。』本編9話より抜粋

1924:2012/08/01(水) 05:59:42
2/9

TV放送を前倒しして実施。

『アメリカの変化に対応するためには、
国内の世論操作を迅速にする必要がある……
そう結論づけた辻は、TV放送を前倒しして実施した。』本編9話より抜粋

日本軍:子供達への宣伝工作と称して特撮番組を制作し放送。
記念すべき一作目は『愛国戦隊・大日本』であった。
ちなみにこれを見た嶋田は思わず頭を抱えた。


『軍の全面的な協力と未来の特撮技術を使い込んだこの作品はあっという間に
この時代の少年達の心を掴むことになる。』

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。これを見た嶋田は思わず頭を抱えた。
収集した情報を報告。

『「………軍人たちが番組のシナリオを書いたってことが判ったら、
俺のせいになるんだろうか?」』

『「海軍の情報収集の結果ですが、青島の中国海軍基地に
多数の輸送船が入港したことが確認されました。
米海軍も戦艦3隻、空母1隻が
訓練の名目でフィリピンに赴いています」』本編9話より抜粋

東条英機:会合出席。収集した情報を報告。

『「陸軍の情報収集では、米国陸軍航空隊が義勇軍として中国大陸に派遣が
検討されているとの情報を掴みました」』本編9話より抜粋

土肥原賢二:JCIA局長。会合出席。収集した情報を報告。

『「軍需関連が上がってきています。様々な分析を通じても、
何らかのアクションがあると思われます」』本編9話より抜粋

辻正信:会合出席。

近衛文麿:会合出席。特撮推進派閥筆頭。
幾つかの映画のシナリオと特撮シーンで辣腕を振るった。
上海で必ず大きな動きがあると示唆。
 
『同時期にはTV以外でも多くの特撮映画が、未来の特撮技術を使って作られた。
劇中のあまりの迫力ぶりに、本場ハリウッドからさえ、
日本の特撮技術は注目されていくことになる。』

『「ハリウッド映画関係者、テラ涙目!!悔しかろう、悔しかろう……くっくっく」

夢幻会の席上で露にされた、近衛のあまりのハイテンション振りに
他の人間が思わず引いた。』

『「彼らは来るぞ。早急な成果が欲しい人間は遠慮や配慮というものがない。
まして力が全ての新興国だ。何もないほうが可笑しい」

「近衛公はどこで事が起こるとお思いですか?」

「辻さん、君もある程度はわかっているだろう?
米国がすぐに手を出せて、かつ大陸市場進出の要となる拠点といえば数は多くない」

「そしていざとなれば日本を封じ込められる場所……上海ですか」』本編9話より抜粋

土肥原の部下:上海で大規模なテロが発生と報告。

『その言葉が辻の口から放たれた瞬間、
土肥原の部下がやや青い顔をして部屋に入ってきた。
そして土肥原が何事かを聞く前に緊急報告を全員に告げた。

「上海で大規模なテロが発生しました。これによって米国人多数が死傷。
米国政府は直ちに報復を行うとのことです」』本編9話より抜粋

青島海軍基地:多数の輸送船が入港。

ネバダ級戦艦:「ネバタ」「オクラホマ」訓練の名目でフィリピンに進出。

ペンシルベニア級戦艦:「アリゾナ」同上 。

レキシントン級航空母艦:「サラトガ」 同上 。

米国義勇軍:米国陸軍航空隊が義勇軍として
中国大陸に派遣が検討されている。

1934:2012/08/01(水) 06:00:13
3/9

上海で大規模なテロが発生

『上海で米国人12名がテロによって残虐な方法で殺傷された、
このニュースはアメリカ人を激怒させた。
一発殴られたら、十発どころか、相手が足腰立たなくなるまで
殴り返すのが、彼らアメリカ人の流儀であった。
故に正面から売られた喧嘩を前に
逃げ腰になるという選択肢はなかった。』本編9話より抜粋

ホワイトハウス

ヒューイ・ロング:大統領に昇格。軍高官たちと協議中。

ウィリアム・リーヒ:海軍作戦部長。大統領と協議中。
海軍はアジア艦隊に加え、
第1任務部隊から第4戦隊、第9巡洋艦戦隊を上海攻略に参加。

コーデル・ハル:国務長官。大統領と協議中。
懸念を表明。ロングの考えを察し絶句。

『「ハル君、中国では匪賊が多いらしいな」

「……はい。かの国で経済活動をする際には、
注意を払う必要がある存在です……っまさか!!」

「白人層は犠牲にはしないよ、ハル君。幸い、
国内では困窮する有色人種が少なくない。金になると判れば動くだろう。
それに共産主義の思想に共鳴しかねない危険分子を
一掃するチャンスじゃないか。財界も賛成する。何も問題はない」』本編9話より抜粋

他の出席者たち:ロングの考えを理解し顔をしかめた。

張作霖:名前だけ登場。上海攻略に参加。

奉天軍:海兵隊と共にいつでも上陸できる。

米国海兵隊:奉天軍と共にいつでも上陸できる。

1944:2012/08/01(水) 06:01:30
4/9

アメリカ合衆国は中国でのテロに断固たる措置を取ると発表。

米国:リメンバー・シャンハイと叫び、上海攻略を開始。
日本に対して領海の通過を認めるように申し入れた。

ネバダ級戦艦:「ネバタ」「オクラホマ」訓練の名目でフィリピンに進出。
テロ報復に上海攻略に参加 。

ペンシルベニア級戦艦:「アリゾナ」同上 。

レキシントン級航空母艦:「サラトガ」

アジア艦隊:上海攻略に参加 。

第1任務部隊第4戦隊・第9巡洋艦戦隊:同上 。

アメリカ海兵隊:同上 。

北京政府軍(奉天軍閥):2個師団が上海攻略に参加 。

国民党政府:これを聞いた国民党政府は激しく動揺した。

蒋介石:米国でロビー運動を繰り広げる一方で、諸外国に助けを求めた。

日英独仏:米国の過剰反応を諌め様としたが
リメンバー・シャンハイと叫びたて無視。

1954:2012/08/01(水) 06:02:06
5/9

夢幻会会合

米国は日本に対して領海の通過を認めるように申し入れた。

嶋田繁太郎:会合出席。

『「海軍は、艦船の改装スケジュールの関係で
まともに戦うのは難しい状態です」』本編9話より抜粋

伏見宮博恭王:名前だけ登場。
強硬派の一部の軍人と財閥を伏見宮たち、
ヲの字の同志達の手によって封殺。

辻正信:会合出席。珍しくため息をついた。
米国を大陸に引きずり込み富を毟り取ることに。

『「認めなければ日本はテロリストと同列扱い。
認めれば大陸に米国が独力で橋頭堡確保。
どっちに転んでも面倒ですね」』

『「この際、軍事でも完全に米国を大陸に引きずり込みましょう。
やるのなら徹底的にしなければ」』

『「米軍が内陸奥深くに進出するのは、時間が掛かります。
それまでに国民党からできるだけ富を搾り取ります。元は取れますよ」

「国家の維持と発展にはお金が必要なんです。まぁ拝金主義は良くないですが、
それでも原資は必要ですよ」』本編9話より抜粋

阿部信行:会合出席。中国の共産化を提案。

『「ええ。共産党があの国を統一すれば、
昔からの倫理観や宗教観は破壊されます。
それは国を弱体化させてくれるでしょう。
ついでに日本国内で赤化への警戒心も増すでしょう。
そうなれば色々な社会制度の充実も可能になります」

内務省で共産主義対策に関する権限を掌握している阿部は、
大陸の赤化勢力を口実にして共産主義対策を推進する気であった。
それは単に武力で共産主義を封殺することではなく、
社会保障制度そのものを構築していくことで、
より住みやすい日本の実現を目指すものでもあった。』本編9話より抜粋

近衛文麿:会合出席。

『「夢幻会の決定に強硬派の一部の軍人と財閥が激怒して叛旗を翻そうとした。
だが辻が培ったMMJの人脈、伏見宮たちのヲの字の同志達の手によって
そういった動きはあっさり葬りさられることになる。』本編9話より抜粋

1964:2012/08/01(水) 06:02:36
6/9

日本によって領海通過が認められ、米軍は上海に侵攻を開始。

国民党軍:華北、そして上海から挟撃されるという事態に蒋介石は陥った。

『第一次上海事変での戦訓、そして奉天軍の海軍力増強に刺激されて、
空海軍力増強を図っていた国民党軍であったが
米艦隊の前には成す術もなかった。』本編9話より抜粋

ソ連:最後の頼みとしていたソ連の仲介も失敗。

独逸軍事顧問団:米軍の圧倒的物量を背景にした砲爆撃の前に成す術がなかった。

Uボート、水雷艇部隊:ドイツ海軍の支援で創設されたが大した活躍をする間もなく全滅。

航空機:『英ソ独から購入した少数の航空機で
散発的な攻撃を仕掛ける程度しかできず、
最終的には上海に上陸を許してしまう。』本編9話より抜粋

要塞線・ゼークトライン:日本との戦いに備え上海西部に建設。

『第一次世界大戦の戦訓をベースにした
この要塞線で米軍、張作霖軍を食い止めて
出血を強いてから米国から譲歩を引き出す、
それが蒋介石の目論見であった。』本編9話より抜粋

米軍:上海に橋頭堡を築くと、要塞化していった。

『無茶な攻勢を掛けることは無く、
圧倒的物量を背景にした爆撃と砲撃で着々と要塞線を削っていく。』本編9話より抜粋

華北戦線:奉天軍が本格的な攻勢を開始。

『米・張連合軍は絶対的な制空権の下で、
国民党軍に猛攻を加えていった。』本編9話より抜粋

九五式陸攻:現地の情報収集に従事。

現地スパイ:同上。

1974:2012/08/01(水) 06:03:09
7/9

夢幻会:現地の状況報告を受けた夢幻会は改めて自分達と相対している国家の強大さを知った。
この時日本が自制していたことのほうが、米国政府を驚かした。

ホワイトハウス

ヒューイ・ロング:日本への挑発が失敗し思わず舌打ちした。
総研についてのさらなる調査を指示。
日本が動かないのでメキシコを狙う。

『「あの国が自重するとは驚きだな」』

『「正統な口実があれば、文句は言いはしない。
メキシコへの工作を急げ。他国に隙を与えるな」』本編9話より抜粋

コーデル・ハル:国務長官。大統領と協議中。
強引な動きに懸念を示す。

英国:米国の中国や南米での暗躍を察知。米国を警戒し始める。

ネヴィル・チェンバレン:宰相。穏健派。

『この米国の暴走を憂慮して、
1938年に解消することになっていた
日英同盟を何らかの形で存続させたほうが
良いのではないかと考え始めていた。』本編9話より抜粋

日本:そこに付け込むべく、様々なアプローチを開始。

吉田茂:英国に外交官として派遣。
日英同盟の延長、または同盟に準じる条約の締結を模索。

日英安全保障条約:準軍事同盟。参戦義務が無い。
戦時では相手国に対して友好と中立を維持すると明記。
物資も融通する。ただし支払いは金。

1984:2012/08/01(水) 06:04:30
8/9

夢幻会会合

日英安全保障条約:締結。

嶋田繁太郎:会合出席。苦虫を噛み潰したような顔で呻いた。

『「……つまり東アジアで日本が英国相手に大暴れしないように首輪を掛けて、
かつ日米が衝突しても戦火が飛び火しないというわけか」』本編9話より抜粋

辻正信:会合出席。まぁ当然でしょうね、と肩をすくめる。
少数の重爆撃機開発生産を承認。同人誌はニーソ物が好み。

『「多少、こちらの目論みとは離れていますが、
この程度の繋がりがあれば米国も迂闊には手を出せないでしょう。
この条約と連合側への参戦で時間を稼ぎつつ、
核兵器とその投射手段の開発を行えば、
米国も我が国と正面から戦うことはできないはずです」』

『「ふむ。なら、重爆撃機を作ったほうがいいかもしれませんね。
原爆専用機のテストにもなります」

「………数が揃えられませんよ。海軍の予算はもう一杯一杯なんですよ。
さらに予算が増額されれば話は別ですが」

「ははは、別に数がなくても良いですよ。
そういった部隊や兵器があるだけで米軍は、
後方の護衛を強化せざるを得なくなります。
そうすれば、米軍が日本へ侵攻する際に、
より高いコストを払わせることができます。
こちらが支払ったコストより、向こう側が
より多くのコストを払う破目になれば成功と言えます」

予算について煩い辻は、どこまでも費用対効果を追求していた。』本編9話より抜粋

伏見宮博恭王:会合出席。

東条英機:会合出席。

土肥原賢二:会合出席。
世論操作及び各国要人を21世紀の日本のAVの技を駆使して篭絡。

倉崎関係者:会合出席。

三菱関係者:会合出席。

白洲次郎:会合出席。夢幻会協力者。

山本五十六:名前だけ登場。陸上攻撃機派閥
滑空爆弾を複数搭載できる大型爆撃機の開発を主張。

会合では冬戦争に向けてフィンランド支援を決定。

1994:2012/08/01(水) 06:05:08
9/9

海軍:陸攻の高速化と小型化を推進。

陸上攻撃機派閥:敵部隊の射程圏外からアウトレンジ攻撃を行えば良いと主張。

『機体の高速化は兎に角、小型化に反対し、大型化と重武装化、
そして搭載兵器の強化を主張して海軍省に直訴すら行う始末だった。
この動きを受けて滑空爆弾(及び滑空魚雷)の
開発計画が俄かに持ち上がっていた。』本編9話より抜粋

大型爆撃機:原爆専用機のテストに活用。

倉崎重工:原爆専用機の開発担当。
陸軍と組んで、超高コストの高速偵察機を開発しつつあるとの噂が広まる。

九七式戦車:開発の為英国からマーリンエンジンの生産権を取得。

九二式軽戦車:フィンランド支援兼日本国内で使い古した兵器の処分。

九三式戦闘機:複葉機。同上。

九四式軽雪上車:スノーモービル。フィンランド支援兼新兵器のテスト。開発者辺境人氏 
<提督たちの憂鬱 支援SS><兵器設定>
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/161
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/162
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/163

対戦車兵器:九五式対戦車噴進弾。和製パンツァーファウスト。同上 。開発者New氏 
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/869

栄(ダブルワスプ)エンジン:ツインワスプエンジンをベースにして開発。

ソ連トラクター工場:ソ連国民の命をすり潰す形で米国から購入。

最近の同人誌:スカートの中が絶対領域化。コノミンやフシミンの影響。

夢幻会は第二次世界大戦勃発に向けて真面目に準備を加速させていった。

『しかし彼らは第二次世界大戦の
フラグイベントたるミュンヘン会談の前になって、
さらなる史実との乖離を目の当たりにすることになる。』本編9話より抜粋

2004:2012/08/01(水) 06:17:53
提督たちの憂鬱 第9話登場兵器一覧 1/9

ルーズベルト大統領倒れる

この情報は夢幻会に衝撃を与えた。

『何しろ、あの辻でさえ、飲んでいたお茶を吹き出したほどだ。
ちなみに、そのお茶は彼の正面に座っていた東条にかかり、
彼を再び悶絶させることになる。』本編9話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。
青島の中国海軍、
比島の米海軍の監視を強化。ハワイの諜報員を増員。

東条英機:会合出席。
またもやお茶がかかり再び悶絶させる。
大陸のコネクションを通じて探りを入れる。

辻正信:会合出席。
余りの衝撃にえ、飲んでいたお茶を吹き出した。
土肥原に米国のマスコミや株価関連の情報収集を指示。
国内の政治家と世論の操作に力を入れる。

『「と、いうわけで、土肥原局長、米国のマスコミ、
これまでノーマークだったゴシップ誌も色々と注意を払ってください。
地方のものもです。あと株価、特に軍需関連については注意をお願いします。
何らかの前兆はつかめるはずです」』本編9話より抜粋

土肥原賢二:JCIA局長。会合出席。

ルーズベルト:名前だけ登場。
健康状態に問題がある以上、三選は果たせない。
健康上の問題から辞任。

ヒューイ・ロング:名前だけ登場。人種差別主義者。
やり方が独裁的。大統領に正式の昇格。

『「ええ。我々のような逆行者にとってわかりやすい例えをすると……
まぁ60年後の某極東の島国のライオン面の宰相でしょうか?」』

『アメリカ国内では国民のある程度の支持こそあったが、
政財界では不安を表す人間が少なくなかった。
民主党内部でさえ、若さだけが取り柄の客寄せと嘲笑する人間もいたのだ。
そのことがロングを焦らせていった。
そしてそれがアメリカを悪夢へ引きずり込むことになる。』本編9話より抜粋

民主党:一概に反日というわけではない。

共和党:国益のためなら何だってする。
反共ということで組みやすいが、楽観は危険。
日ソを戦わせて共倒れさせる可能性もある。

米国:『日本をユーラシアのランドパワーに対する盾、
それも使い捨てができる盾として使うことができる。
そのことを理解している人間たちは不快そうな顔をすると同時に、
米国がそのような選択肢を選択しかねないことを納得した。
ましてこの世界ではナイロンなどを先に開発して、
米国企業の利益を著しく損ねていたのだ。
日本を潰す理由は幾らでもあった。』本編9話より抜粋

2014:2012/08/01(水) 06:18:24
2/9

TV放送を前倒しして実施。

『アメリカの変化に対応するためには、
国内の世論操作を迅速にする必要がある……
そう結論づけた辻は、TV放送を前倒しして実施した。』本編9話より抜粋

日本軍:子供達への宣伝工作と称して特撮番組を制作し放送。
記念すべき一作目は『愛国戦隊・大日本』であった。
ちなみにこれを見た嶋田は思わず頭を抱えた。


『軍の全面的な協力と未来の特撮技術を使い込んだこの作品はあっという間に
この時代の少年達の心を掴むことになる。』

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。これを見た嶋田は思わず頭を抱えた。
収集した情報を報告。

『「………軍人たちが番組のシナリオを書いたってことが判ったら、
俺のせいになるんだろうか?」』

『「海軍の情報収集の結果ですが、青島の中国海軍基地に
多数の輸送船が入港したことが確認されました。
米海軍も戦艦3隻、空母1隻が
訓練の名目でフィリピンに赴いています」』本編9話より抜粋

東条英機:会合出席。収集した情報を報告。

『「陸軍の情報収集では、米国陸軍航空隊が義勇軍として中国大陸に派遣が
検討されているとの情報を掴みました」』本編9話より抜粋

土肥原賢二:JCIA局長。会合出席。収集した情報を報告。

『「軍需関連が上がってきています。様々な分析を通じても、
何らかのアクションがあると思われます」』本編9話より抜粋

辻正信:会合出席。

近衛文麿:会合出席。特撮推進派閥筆頭。
幾つかの映画のシナリオと特撮シーンで辣腕を振るった。
上海で必ず大きな動きがあると示唆。
 
『同時期にはTV以外でも多くの特撮映画が、未来の特撮技術を使って作られた。
劇中のあまりの迫力ぶりに、本場ハリウッドからさえ、
日本の特撮技術は注目されていくことになる。』

『「ハリウッド映画関係者、テラ涙目!!悔しかろう、悔しかろう……くっくっく」

夢幻会の席上で露にされた、近衛のあまりのハイテンション振りに
他の人間が思わず引いた。』

『「彼らは来るぞ。早急な成果が欲しい人間は遠慮や配慮というものがない。
まして力が全ての新興国だ。何もないほうが可笑しい」

「近衛公はどこで事が起こるとお思いですか?」

「辻さん、君もある程度はわかっているだろう?
米国がすぐに手を出せて、かつ大陸市場進出の要となる拠点といえば数は多くない」

「そしていざとなれば日本を封じ込められる場所……上海ですか」』本編9話より抜粋

土肥原の部下:上海で大規模なテロが発生と報告。

『その言葉が辻の口から放たれた瞬間、
土肥原の部下がやや青い顔をして部屋に入ってきた。
そして土肥原が何事かを聞く前に緊急報告を全員に告げた。

「上海で大規模なテロが発生しました。これによって米国人多数が死傷。
米国政府は直ちに報復を行うとのことです」』本編9話より抜粋

青島海軍基地:多数の輸送船が入港。

ネバダ級戦艦:「ネバタ」「オクラホマ」訓練の名目でフィリピンに進出。

ペンシルベニア級戦艦:「アリゾナ」同上 。

レキシントン級航空母艦:「サラトガ」 同上 。

米国義勇軍:米国陸軍航空隊が義勇軍として
中国大陸に派遣が検討されている。

2024:2012/08/01(水) 06:18:57
3/9

上海で大規模なテロが発生

『上海で米国人12名がテロによって残虐な方法で殺傷された、
このニュースはアメリカ人を激怒させた。
一発殴られたら、十発どころか、相手が足腰立たなくなるまで
殴り返すのが、彼らアメリカ人の流儀であった。
故に正面から売られた喧嘩を前に
逃げ腰になるという選択肢はなかった。』本編9話より抜粋

ホワイトハウス

ヒューイ・ロング:大統領に昇格。軍高官たちと協議中。

ウィリアム・リーヒ:海軍作戦部長。大統領と協議中。
海軍はアジア艦隊に加え、
第1任務部隊から第4戦隊、第9巡洋艦戦隊を上海攻略に参加。

コーデル・ハル:国務長官。大統領と協議中。
懸念を表明。ロングの考えを察し絶句。

張作霖:名前だけ登場。上海攻略に参加。

奉天軍:海兵隊と共にいつでも上陸できる。

米国海兵隊:奉天軍と共にいつでも上陸できる。

2034:2012/08/01(水) 06:19:27
4/9

アメリカ合衆国は中国でのテロに断固たる措置を取ると発表。

米国:リメンバー・シャンハイと叫び、上海攻略を開始。
日本に対して領海の通過を認めるように申し入れた。

ネバダ級戦艦:「ネバタ」「オクラホマ」訓練の名目でフィリピンに進出。
テロ報復に上海攻略に参加 。

ペンシルベニア級戦艦:「アリゾナ」同上 。

レキシントン級航空母艦:「サラトガ」

アジア艦隊:上海攻略に参加 。

第1任務部隊第4戦隊・第9巡洋艦戦隊:同上 。

アメリカ海兵隊:同上 。

北京政府軍(奉天軍閥):2個師団が上海攻略に参加 。

国民党政府:これを聞いた国民党政府は激しく動揺した。

蒋介石:米国でロビー運動を繰り広げる一方で、諸外国に助けを求めた。

日英独仏:米国の過剰反応を諌め様としたが
リメンバー・シャンハイと叫びたて無視。

2044:2012/08/01(水) 06:19:58
5/9

夢幻会会合

米国は日本に対して領海の通過を認めるように申し入れた。

嶋田繁太郎:会合出席。

『「海軍は、艦船の改装スケジュールの関係で
まともに戦うのは難しい状態です」』本編9話より抜粋

伏見宮博恭王:名前だけ登場。
強硬派の一部の軍人と財閥を伏見宮たち、
ヲの字の同志達の手によって封殺。

辻正信:会合出席。珍しくため息をついた。
米国を大陸に引きずり込み富を毟り取ることに。

『「認めなければ日本はテロリストと同列扱い。
認めれば大陸に米国が独力で橋頭堡確保。
どっちに転んでも面倒ですね」』

『「この際、軍事でも完全に米国を大陸に引きずり込みましょう。
やるのなら徹底的にしなければ」』

『「米軍が内陸奥深くに進出するのは、時間が掛かります。
それまでに国民党からできるだけ富を搾り取ります。元は取れますよ」

「国家の維持と発展にはお金が必要なんです。まぁ拝金主義は良くないですが、
それでも原資は必要ですよ」』本編9話より抜粋

阿部信行:会合出席。中国の共産化を提案。

『「ええ。共産党があの国を統一すれば、
昔からの倫理観や宗教観は破壊されます。
それは国を弱体化させてくれるでしょう。
ついでに日本国内で赤化への警戒心も増すでしょう。
そうなれば色々な社会制度の充実も可能になります」

内務省で共産主義対策に関する権限を掌握している阿部は、
大陸の赤化勢力を口実にして共産主義対策を推進する気であった。
それは単に武力で共産主義を封殺することではなく、
社会保障制度そのものを構築していくことで、
より住みやすい日本の実現を目指すものでもあった。』本編9話より抜粋

近衛文麿:会合出席。

『「夢幻会の決定に強硬派の一部の軍人と財閥が激怒して叛旗を翻そうとした。
だが辻が培ったMMJの人脈、伏見宮たちのヲの字の同志達の手によって
そういった動きはあっさり葬りさられることになる。』本編9話より抜粋

2054:2012/08/01(水) 06:20:36
6/9

日本によって領海通過が認められ、米軍は上海に侵攻を開始。

国民党軍:華北、そして上海から挟撃されるという事態に蒋介石は陥った。

『第一次上海事変での戦訓、そして奉天軍の海軍力増強に刺激されて、
空海軍力増強を図っていた国民党軍であったが
米艦隊の前には成す術もなかった。』本編9話より抜粋

ソ連:最後の頼みとしていたソ連の仲介も失敗。

独逸軍事顧問団:米軍の圧倒的物量を背景にした砲爆撃の前に成す術がなかった。

Uボート、水雷艇部隊:ドイツ海軍の支援で創設されたが大した活躍をする間もなく全滅。

航空機:『英ソ独から購入した少数の航空機で
散発的な攻撃を仕掛ける程度しかできず、
最終的には上海に上陸を許してしまう。』本編9話より抜粋

要塞線・ゼークトライン:日本との戦いに備え上海西部に建設。

『第一次世界大戦の戦訓をベースにした
この要塞線で米軍、張作霖軍を食い止めて
出血を強いてから米国から譲歩を引き出す、
それが蒋介石の目論見であった。』本編9話より抜粋

米軍:上海に橋頭堡を築くと、要塞化していった。

『無茶な攻勢を掛けることは無く、
圧倒的物量を背景にした爆撃と砲撃で着々と要塞線を削っていく。』本編9話より抜粋

華北戦線:奉天軍が本格的な攻勢を開始。

『米・張連合軍は絶対的な制空権の下で、
国民党軍に猛攻を加えていった。』本編9話より抜粋

九五式陸攻:現地の情報収集に従事。

現地スパイ:同上。

2064:2012/08/01(水) 06:21:07
7/9

夢幻会:現地の状況報告を受けた夢幻会は改めて自分達と相対している国家の強大さを知った。
この時日本が自制していたことのほうが、米国政府を驚かした。

ホワイトハウス

ヒューイ・ロング:日本への挑発が失敗し思わず舌打ちした。
総研についてのさらなる調査を指示。
日本が動かないのでメキシコを狙う。

『「あの国が自重するとは驚きだな」』

『「正統な口実があれば、文句は言いはしない。
メキシコへの工作を急げ。他国に隙を与えるな」』本編9話より抜粋

コーデル・ハル:国務長官。大統領と協議中。
強引な動きに懸念を示す。

英国:米国の中国や南米での暗躍を察知。米国を警戒し始める。

ネヴィル・チェンバレン:宰相。穏健派。

『この米国の暴走を憂慮して、
1938年に解消することになっていた
日英同盟を何らかの形で存続させたほうが
良いのではないかと考え始めていた。』本編9話より抜粋

日本:そこに付け込むべく、様々なアプローチを開始。

吉田茂:英国に外交官として派遣。
日英同盟の延長、または同盟に準じる条約の締結を模索。

日英安全保障条約:準軍事同盟。参戦義務が無い。
戦時では相手国に対して友好と中立を維持すると明記。
物資も融通する。ただし支払いは金。

2074:2012/08/01(水) 06:21:48
8/9

夢幻会会合

日英安全保障条約:締結。

嶋田繁太郎:会合出席。苦虫を噛み潰したような顔で呻いた。

『「……つまり東アジアで日本が英国相手に大暴れしないように首輪を掛けて、
かつ日米が衝突しても戦火が飛び火しないというわけか」』本編9話より抜粋

辻正信:会合出席。まぁ当然でしょうね、と肩をすくめる。
少数の重爆撃機開発生産を承認。同人誌はニーソ物が好み。

『「多少、こちらの目論みとは離れていますが、
この程度の繋がりがあれば米国も迂闊には手を出せないでしょう。
この条約と連合側への参戦で時間を稼ぎつつ、
核兵器とその投射手段の開発を行えば、
米国も我が国と正面から戦うことはできないはずです」』

『「ふむ。なら、重爆撃機を作ったほうがいいかもしれませんね。
原爆専用機のテストにもなります」

「………数が揃えられませんよ。海軍の予算はもう一杯一杯なんですよ。
さらに予算が増額されれば話は別ですが」

「ははは、別に数がなくても良いですよ。
そういった部隊や兵器があるだけで米軍は、
後方の護衛を強化せざるを得なくなります。
そうすれば、米軍が日本へ侵攻する際に、
より高いコストを払わせることができます。
こちらが支払ったコストより、向こう側が
より多くのコストを払う破目になれば成功と言えます」

予算について煩い辻は、どこまでも費用対効果を追求していた。』本編9話より抜粋

伏見宮博恭王:会合出席。

東条英機:会合出席。

土肥原賢二:会合出席。
世論操作及び各国要人を21世紀の日本のAVの技を駆使して篭絡。

倉崎関係者:会合出席。

三菱関係者:会合出席。

白洲次郎:会合出席。夢幻会協力者。

山本五十六:名前だけ登場。陸上攻撃機派閥
滑空爆弾を複数搭載できる大型爆撃機の開発を主張。

会合では冬戦争に向けてフィンランド支援を決定。

2084:2012/08/01(水) 06:22:20
9/9

海軍:陸攻の高速化と小型化を推進。

陸上攻撃機派閥:敵部隊の射程圏外からアウトレンジ攻撃を行えば良いと主張。

『機体の高速化は兎に角、小型化に反対し、大型化と重武装化、
そして搭載兵器の強化を主張して海軍省に直訴すら行う始末だった。
この動きを受けて滑空爆弾(及び滑空魚雷)の
開発計画が俄かに持ち上がっていた。』本編9話より抜粋

大型爆撃機:原爆専用機のテストに活用。

倉崎重工:原爆専用機の開発担当。
陸軍と組んで、超高コストの高速偵察機を開発しつつあるとの噂が広まる。

九七式戦車:開発の為英国からマーリンエンジンの生産権を取得。

九二式軽戦車:フィンランド支援兼日本国内で使い古した兵器の処分。

九三式戦闘機:複葉機。同上。

九四式軽雪上車:スノーモービル。フィンランド支援兼新兵器のテスト。開発者辺境人氏 
<提督たちの憂鬱 支援SS><兵器設定>
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/161
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/162
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/163

対戦車兵器:九五式対戦車噴進弾。和製パンツァーファウスト。同上 。開発者New氏 
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/869

栄(ダブルワスプ)エンジン:ツインワスプエンジンをベースにして開発。

ソ連トラクター工場:ソ連国民の命をすり潰す形で米国から購入。

最近の同人誌:スカートの中が絶対領域化。コノミンやフシミンの影響。

夢幻会は第二次世界大戦勃発に向けて真面目に準備を加速させていった。

『しかし彼らは第二次世界大戦の
フラグイベントたるミュンヘン会談の前になって、
さらなる史実との乖離を目の当たりにすることになる。』本編9話より抜粋

2094:2012/08/01(水) 06:28:43
提督たちの憂鬱 第9話登場人物一覧 1/6

ルーズベルト大統領倒れる

この情報は夢幻会に衝撃を与えた。

『何しろ、あの辻でさえ、飲んでいたお茶を吹き出したほどだ。
ちなみに、そのお茶は彼の正面に座っていた東条にかかり、
彼を再び悶絶させることになる。』本編9話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。
青島の中国海軍、
比島の米海軍の監視を強化。ハワイの諜報員を増員。

東条英機:会合出席。
またもやお茶がかかり再び悶絶させる。
大陸のコネクションを通じて探りを入れる。

辻正信:会合出席。
余りの衝撃にえ、飲んでいたお茶を吹き出した。
土肥原に米国のマスコミや株価関連の情報収集を指示。
国内の政治家と世論の操作に力を入れる。

『「と、いうわけで、土肥原局長、米国のマスコミ、
これまでノーマークだったゴシップ誌も色々と注意を払ってください。
地方のものもです。あと株価、特に軍需関連については注意をお願いします。
何らかの前兆はつかめるはずです」』本編9話より抜粋

土肥原賢二:JCIA局長。会合出席。

ルーズベルト:名前だけ登場。
健康状態に問題がある以上、三選は果たせない。
健康上の問題から辞任。

ヒューイ・ロング:名前だけ登場。人種差別主義者。
やり方が独裁的。大統領に正式の昇格。

『「ええ。我々のような逆行者にとってわかりやすい例えをすると……
まぁ60年後の某極東の島国のライオン面の宰相でしょうか?」』

『アメリカ国内では国民のある程度の支持こそあったが、
政財界では不安を表す人間が少なくなかった。
民主党内部でさえ、若さだけが取り柄の客寄せと嘲笑する人間もいたのだ。
そのことがロングを焦らせていった。
そしてそれがアメリカを悪夢へ引きずり込むことになる。』本編9話より抜粋

2104:2012/08/01(水) 06:29:15
2/6

TV放送を前倒しして実施。

『アメリカの変化に対応するためには、
国内の世論操作を迅速にする必要がある……
そう結論づけた辻は、TV放送を前倒しして実施した。』本編9話より抜粋

日本軍:子供達への宣伝工作と称して特撮番組を制作し放送。
記念すべき一作目は『愛国戦隊・大日本』であった。
ちなみにこれを見た嶋田は思わず頭を抱えた。


『軍の全面的な協力と未来の特撮技術を使い込んだこの作品はあっという間に
この時代の少年達の心を掴むことになる。』

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。これを見た嶋田は思わず頭を抱えた。
収集した情報を報告。

『「………軍人たちが番組のシナリオを書いたってことが判ったら、
俺のせいになるんだろうか?」』

『「海軍の情報収集の結果ですが、青島の中国海軍基地に
多数の輸送船が入港したことが確認されました。
米海軍も戦艦3隻、空母1隻が
訓練の名目でフィリピンに赴いています」』本編9話より抜粋

東条英機:会合出席。収集した情報を報告。

『「陸軍の情報収集では、米国陸軍航空隊が義勇軍として中国大陸に派遣が
検討されているとの情報を掴みました」』本編9話より抜粋

土肥原賢二:JCIA局長。会合出席。収集した情報を報告。

『「軍需関連が上がってきています。様々な分析を通じても、
何らかのアクションがあると思われます」』本編9話より抜粋

辻正信:会合出席。

近衛文麿:会合出席。特撮推進派閥筆頭。
幾つかの映画のシナリオと特撮シーンで辣腕を振るった。
上海で必ず大きな動きがあると示唆。
 
『同時期にはTV以外でも多くの特撮映画が、未来の特撮技術を使って作られた。
劇中のあまりの迫力ぶりに、本場ハリウッドからさえ、
日本の特撮技術は注目されていくことになる。』

『「ハリウッド映画関係者、テラ涙目!!悔しかろう、悔しかろう……くっくっく」

夢幻会の席上で露にされた、近衛のあまりのハイテンション振りに
他の人間が思わず引いた。』

『「彼らは来るぞ。早急な成果が欲しい人間は遠慮や配慮というものがない。
まして力が全ての新興国だ。何もないほうが可笑しい」

「近衛公はどこで事が起こるとお思いですか?」

「辻さん、君もある程度はわかっているだろう?
米国がすぐに手を出せて、かつ大陸市場進出の要となる拠点といえば数は多くない」

「そしていざとなれば日本を封じ込められる場所……上海ですか」』本編9話より抜粋

土肥原の部下:上海で大規模なテロが発生と報告。

『その言葉が辻の口から放たれた瞬間、
土肥原の部下がやや青い顔をして部屋に入ってきた。
そして土肥原が何事かを聞く前に緊急報告を全員に告げた。

「上海で大規模なテロが発生しました。これによって米国人多数が死傷。
米国政府は直ちに報復を行うとのことです」』本編9話より抜粋

2114:2012/08/01(水) 06:30:02
3/6

上海で大規模なテロが発生

『上海で米国人12名がテロによって残虐な方法で殺傷された、
このニュースはアメリカ人を激怒させた。
一発殴られたら、十発どころか、相手が足腰立たなくなるまで
殴り返すのが、彼らアメリカ人の流儀であった。
故に正面から売られた喧嘩を前に
逃げ腰になるという選択肢はなかった。』本編9話より抜粋

ホワイトハウス

ヒューイ・ロング:大統領に昇格。軍高官たちと協議中。

ウィリアム・リーヒ:海軍作戦部長。大統領と協議中。
海軍はアジア艦隊に加え、
第1任務部隊から第4戦隊、第9巡洋艦戦隊を上海攻略に参加。

コーデル・ハル:国務長官。大統領と協議中。
懸念を表明。ロングの考えを察し絶句。

張作霖:名前だけ登場。上海攻略に参加。

奉天軍:海兵隊と共にいつでも上陸できる。

米国海兵隊:奉天軍と共にいつでも上陸できる。

2124:2012/08/01(水) 06:30:37
4/6

アメリカ合衆国は中国でのテロに断固たる措置を取ると発表。

米国:リメンバー・シャンハイと叫び、上海攻略を開始。
日本に対して領海の通過を認めるように申し入れた。

蒋介石:米国でロビー運動を繰り広げる一方で、諸外国に助けを求めた。

日英独仏:米国の過剰反応を諌め様としたが
リメンバー・シャンハイと叫びたて無視。

夢幻会会合

米国は日本に対して領海の通過を認めるように申し入れた。

嶋田繁太郎:会合出席。

『「海軍は、艦船の改装スケジュールの関係で
まともに戦うのは難しい状態です」』本編9話より抜粋

伏見宮博恭王:名前だけ登場。
強硬派の一部の軍人と財閥を伏見宮たち、
ヲの字の同志達の手によって封殺。

辻正信:会合出席。珍しくため息をついた。
米国を大陸に引きずり込み富を毟り取ることに。

『「認めなければ日本はテロリストと同列扱い。
認めれば大陸に米国が独力で橋頭堡確保。
どっちに転んでも面倒ですね」』

『「この際、軍事でも完全に米国を大陸に引きずり込みましょう。
やるのなら徹底的にしなければ」』

『「米軍が内陸奥深くに進出するのは、時間が掛かります。
それまでに国民党からできるだけ富を搾り取ります。元は取れますよ」

「国家の維持と発展にはお金が必要なんです。まぁ拝金主義は良くないですが、
それでも原資は必要ですよ」』本編9話より抜粋

阿部信行:会合出席。中国の共産化を提案。

『「ええ。共産党があの国を統一すれば、
昔からの倫理観や宗教観は破壊されます。
それは国を弱体化させてくれるでしょう。
ついでに日本国内で赤化への警戒心も増すでしょう。
そうなれば色々な社会制度の充実も可能になります」

内務省で共産主義対策に関する権限を掌握している阿部は、
大陸の赤化勢力を口実にして共産主義対策を推進する気であった。
それは単に武力で共産主義を封殺することではなく、
社会保障制度そのものを構築していくことで、
より住みやすい日本の実現を目指すものでもあった。』本編9話より抜粋

近衛文麿:会合出席。

『「夢幻会の決定に強硬派の一部の軍人と財閥が激怒して叛旗を翻そうとした。
だが辻が培ったMMJの人脈、伏見宮たちのヲの字の同志達の手によって
そういった動きはあっさり葬りさられることになる。』本編9話より抜粋

2134:2012/08/01(水) 06:31:21
5/6

日本によって領海通過が認められ、米軍は上海に侵攻を開始。

国民党軍:華北、そして上海から挟撃されるという事態に蒋介石は陥った。

『第一次上海事変での戦訓、そして奉天軍の海軍力増強に刺激されて、
空海軍力増強を図っていた国民党軍であったが
米艦隊の前には成す術もなかった。』本編9話より抜粋

ソ連:最後の頼みとしていたソ連の仲介も失敗。

夢幻会:現地の状況報告を受けた夢幻会は改めて自分達と相対している国家の強大さを知った。
この時日本が自制していたことのほうが、米国政府を驚かした。

ホワイトハウス

ヒューイ・ロング:日本への挑発が失敗し思わず舌打ちした。
総研についてのさらなる調査を指示。
日本が動かないのでメキシコを狙う。

『「あの国が自重するとは驚きだな」』

『「正統な口実があれば、文句は言いはしない。
メキシコへの工作を急げ。他国に隙を与えるな」』本編9話より抜粋

コーデル・ハル:国務長官。大統領と協議中。
強引な動きに懸念を示す。

英国:米国の中国や南米での暗躍を察知。米国を警戒し始める。

ネヴィル・チェンバレン:宰相。穏健派。

『この米国の暴走を憂慮して、
1938年に解消することになっていた
日英同盟を何らかの形で存続させたほうが
良いのではないかと考え始めていた。』本編9話より抜粋

日本:そこに付け込むべく、様々なアプローチを開始。

吉田茂:英国に外交官として派遣。
日英同盟の延長、または同盟に準じる条約の締結を模索。

日英安全保障条約:準軍事同盟。参戦義務が無い。
戦時では相手国に対して友好と中立を維持すると明記。
物資も融通する。ただし支払いは金。

2144:2012/08/01(水) 06:32:05
6/6

夢幻会会合

日英安全保障条約:締結。

嶋田繁太郎:会合出席。苦虫を噛み潰したような顔で呻いた。

『「……つまり東アジアで日本が英国相手に大暴れしないように首輪を掛けて、
かつ日米が衝突しても戦火が飛び火しないというわけか」』本編9話より抜粋

辻正信:会合出席。まぁ当然でしょうね、と肩をすくめる。
少数の重爆撃機開発生産を承認。同人誌はニーソ物が好み。

『「多少、こちらの目論みとは離れていますが、
この程度の繋がりがあれば米国も迂闊には手を出せないでしょう。
この条約と連合側への参戦で時間を稼ぎつつ、
核兵器とその投射手段の開発を行えば、
米国も我が国と正面から戦うことはできないはずです」』

『「ふむ。なら、重爆撃機を作ったほうがいいかもしれませんね。
原爆専用機のテストにもなります」

「………数が揃えられませんよ。海軍の予算はもう一杯一杯なんですよ。
さらに予算が増額されれば話は別ですが」

「ははは、別に数がなくても良いですよ。
そういった部隊や兵器があるだけで米軍は、
後方の護衛を強化せざるを得なくなります。
そうすれば、米軍が日本へ侵攻する際に、
より高いコストを払わせることができます。
こちらが支払ったコストより、向こう側が
より多くのコストを払う破目になれば成功と言えます」

予算について煩い辻は、どこまでも費用対効果を追求していた。』本編9話より抜粋

伏見宮博恭王:会合出席。

東条英機:会合出席。

土肥原賢二:会合出席。
世論操作及び各国要人を21世紀の日本のAVの技を駆使して篭絡。

倉崎関係者:会合出席。

三菱関係者:会合出席。

白洲次郎:会合出席。夢幻会協力者。

山本五十六:名前だけ登場。陸上攻撃機派閥
滑空爆弾を複数搭載できる大型爆撃機の開発を主張。

会合では冬戦争に向けてフィンランド支援を決定。

最近の同人誌:スカートの中が絶対領域化。コノミンやフシミンの影響。

夢幻会は第二次世界大戦勃発に向けて真面目に準備を加速させていった。

『しかし彼らは第二次世界大戦の
フラグイベントたるミュンヘン会談の前になって、
さらなる史実との乖離を目の当たりにすることになる。』本編9話より抜粋

2154:2012/08/01(水) 06:34:36
更新おつです。採用兵器の記事1〜3話と4、5話をそれぞれ分離独立お願いできますか?
できればお願いします。

2164:2012/08/01(水) 07:00:13
>>211差し替え

3/6

上海で大規模なテロが発生

『上海で米国人12名がテロによって残虐な方法で殺傷された、
このニュースはアメリカ人を激怒させた。
一発殴られたら、十発どころか、相手が足腰立たなくなるまで
殴り返すのが、彼らアメリカ人の流儀であった。
故に正面から売られた喧嘩を前に
逃げ腰になるという選択肢はなかった。』本編9話より抜粋

ホワイトハウス

ヒューイ・ロング:大統領に昇格。軍高官たちと協議中。

ウィリアム・リーヒ:海軍作戦部長。大統領と協議中。
海軍はアジア艦隊に加え、
第1任務部隊から第4戦隊、第9巡洋艦戦隊を上海攻略に参加。

コーデル・ハル:国務長官。大統領と協議中。
懸念を表明。ロングの考えを察し絶句。

『「ハル君、中国では匪賊が多いらしいな」

「……はい。かの国で経済活動をする際には、
注意を払う必要がある存在です……っまさか!!」

「白人層は犠牲にはしないよ、ハル君。幸い、
国内では困窮する有色人種が少なくない。金になると判れば動くだろう。
それに共産主義の思想に共鳴しかねない危険分子を
一掃するチャンスじゃないか。財界も賛成する。何も問題はない」』本編9話より抜粋

他の出席者たち:ロングの考えを理解し顔をしかめた。

張作霖:名前だけ登場。上海攻略に参加。

奉天軍:海兵隊と共にいつでも上陸できる。

米国海兵隊:奉天軍と共にいつでも上陸できる。

2174:2012/08/03(金) 02:04:18
本編時系列 提督たちの憂鬱 第10話 1/4

1938年 ミュンヘン会談前 

『第二次世界大戦のフラグイベントであるミュンヘン会談。
この大イベントを前にして歴史は再び動こうとしていた。』本編10話より抜粋

メキシコ石油国有化政策:米国は激怒。

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。

辻正信:会合出席。黒さに定評がある。
在墨日本資本と邦人の安全確保を急がせる。

『「失礼ですね、私は清く正しいことに定評がある男ですよ?
黒さなんて二次元以外で売りにはなりませんよ」

(((お前が清く、正しいなら、辞書を書き換える必要があるよ!!)))』本編10話より抜粋

外務省:会合出席。会合へ報告。

『「メキシコの石油国有化政策に米国は激怒しています。
オイルメジャーや民主党南部州議員もメキシコ討つべしと」

「メキシコ政府が国有化を撤回する可能性は?」

「メキシコ政府は国有化した際に、オイルメジャーに補償を行うので問題はないと
主張して譲りません」』本編10話より抜粋

情報局:会合出席。会合へ報告。

『「メキシコでは外貨貯金を行う富裕層が激増しています。
一方、米国では軍需関連株が値上がりしています。
米政府はメキシコに警告を行いつつ、連邦軍をアメリカ・メキシコ国境沿いに集結させています。
これは脅しの範疇ではないでしょう」』本編10話より抜粋

その他出席者たち:米国の横暴さに、危機感を募らせる。

張作霖:名前だけ登場。米軍の圧倒的な物量と支援により国民党相手に優勢に進める。

蒋介石:名前だけ登場。

スターリン:名前だけ登場。

国民党:米軍張作霖軍により大打撃を受ける。

ゼークトライン:崩壊一歩手前の状態。

華北戦線:黄河を渡られ、戦火は中原に及びつつある。

上海:米軍は堂々と居座り、張作霖軍の支援を継続。

米軍:上海を要塞化。張作霖軍の支援を継続。

独逸:義勇軍の支援を検討したが、スペイン内戦への支援の為断念。

米国:匪賊対策と張作霖からの要請を盾にして、内陸進出を狙う。

日本が米国と対立すれば喜ぶのは蒋介石とスターリンだけなので、
今は米国の思うようにさせる他ない。

1938年 第二次米墨戦争

米国:石油資源の国有化を撤回させるべく、武力介入を開始。

ロング:名前だけ登場。

『中国内戦や軍事力増強によってある程度の景気回復を成し遂げ、
かつ大陸に確固たる足場を築くことに成功したロング政権に対して強く反発するものはいなかった。
また相手が大して犠牲を出すことなしに勝てるであろう、
メキシコであったことも、国民の支持を後押ししていた。』本編10話より抜粋

メキシコ:徹底抗戦の構えを取りつつ、列強に対して支援を要請。
列強諸国は係わり合いを避けた。

メキシコ軍:国境に集結した米軍にボコボコにされる。

米軍:メキシコ軍は袋叩きにされる。

2184:2012/08/03(金) 02:04:51
2/4

1938年9月29日 ミュンヘン会談

『メキシコ軍が国境に集結した米軍にボコボコにされている頃、
ヨーロッパでは遂に第二次世界大戦のフラグイベントである
ミュンヘン会談が開催された。』

『日本の予想通り、連合側が譲歩して終わることになる。ミュンヘン会談が終わったあと、
日本は第二次世界大戦がほぼ史実通りのスケジュールで開戦されると判断して、
遣欧軍の派遣準備に取り掛かる。』

『国際秩序維持を名目に日本はドイツを潰して彼らの技術を収奪し、
二回目の対ドイツ戦争を通じて日英同盟の本格的復活を目論んでいたのだ。』本編10話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。

伏見宮博恭王:会合出席。

東条英機:会合出席。

辻正信:会合出席。

近衛文麿:会合出席。

白洲次郎:会合出席。夢幻会協力者。

遣欧軍:独逸に多くの恨みを買っているという理由で英仏から拒否される。芬蘭義勇軍にスライド。

『「遣欧軍は必要ないと?」

「はい。英国は日本が遣欧軍を派遣せずとも、
いずれドイツは軍拡の重みに耐えかねて自壊すると言っています。
加えて『我が国』はドイツから恨みを買っていますから、
悪戯にドイツの敵意を買いたくないと。これにはフランスも同調しています」』

『「また大西洋において、英国は米国との関係を第一と見做しており、
下手に米国を刺激して、関係を悪化させたくないとのことです」』本編10話より抜粋

日英同盟:日英同盟を基軸とし、米国の圧力をかわす戦略は瓦解。

『夢幻会が練っていた第二次世界大戦の戦略は、
彼ら自身が取ってきた行動の結果、瓦解した……因果応報とはこのことだろう。
自分達が最善の行動と思い実施してきた政策が、
日本への警戒感、不信感、反感を高めることについて、
彼らは若干過小評価していたのだ。』本編10話より抜粋

フィンランド:本格的支援が決定。

『「ソ連の勢力圏を欧州方面で拡大させるとなると、フィンランド支援はやめますか?」

嶋田の問いかけに、辻は首を横に振る。

「いえ、ここは冬戦争でソ連に痛い目に遭ってもらい、
ソ連軍の兵器の開発を加速させるのが良いでしょう」

「……独ソ戦で張り合ってもらうために、ですか?」

「それと、ソ連の目を欧州にひきつけるためにも、です。
フィンランド軍には頑張ってもらわないと」』本編10話より抜粋

芬蘭義勇軍:1個旅団(戦車連隊1個、歩兵大隊1個、砲兵大隊2個、戦闘工兵大隊1個、輜重大隊1個)
2個航空戦隊、鳳翔戦闘機隊。義勇軍司令官杉山元。艦隊運用南雲忠一。

海軍旧式砲:満州に配備する砲以外芬蘭に全て回す

龍驤型航空工作艦:「龍驤」開発者辺境人氏。
第三次海軍補充計画により建造。和製工作空母ユニコーン。
戦時量産空母の雛形として建造された。船の価値は史実の工作艦明石に匹敵する。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/443

2194:2012/08/03(金) 02:05:41
3/4

ソビエト連邦

スターリン:協議中。日本に対する調査を指示。中国共産党への支援強化。

モトロフ:協議中。

べリヤ:内務人民委員部(NKVD)内務人民委員。協議中。

重光葵:駐ソ特命全権公使。名前だけ登場。

張作霖:名前だけ登場。北満州の権益を狙っている為ソ連は警戒している。

フーバー:名前だけ登場。反ソ連派。

マッカーサー:名前だけ登場。反ソ連派。

浸透工作:『ソ連の浸透工作は、米国奥深くに及んでいた。
比較的リベラル派が多い国務省などでは、特にこの工作は効果を発揮していた。
一方でFBIのフーバー長官や、陸軍のマッカーサー将軍などが共産主義を毛嫌いしており、
米国内でも親ソと反ソで勢力が分かれていた。』本編10話より抜粋

中国共産党:ソ連は中国共産党を使って日中・日米分断工作を推し進める。

KV−1重戦車:ソ連製新型重戦車。日本に対する威嚇の為極東に送り込む。
英米との兼ね合いから北満州への配備は避ける。

2204:2012/08/03(金) 02:08:34
4/4

中国

『ソ連が日中分断、日米分断を画策している頃、中国では米・張作霖連合軍によって
蒋介石率いる国民党が危機に立たされていた。』本編10話より抜粋

国民党軍:『ドイツ、そして日本とソ連から輸入した兵器で応戦していたが、
敵軍の圧倒的物量にはついぞ敵う事は無かった。
上海は敵軍の敵に落ち、南京や武漢といった華中の中心都市へその戦火は及びつつあった。
しかしここで蒋介石は屈服するつもりはなかった。
彼は重慶に首都を移して徹底抗戦の構えを見せた。』本編10話より抜粋

『「南京は兎に角、華中の中心都市である武漢まで落ちるとなれば、もう降参しても良さそうですが」

米軍は匪賊対策を口実にして、上海の外にも打って出るようになっていた。
このために張作霖は米軍から潤沢な支援を受けていた。
一方の国民党軍は空軍は壊滅状態。制空権は無く、補給についてもお寒い限りであった。
彼らは督戦隊をつけて、さらに兵士を麻薬漬けにして戦線を維持していたのだ。
ちなみにその麻薬は日本が横流ししている。』本編10話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。

海軍関係者:会合出席。

東条英機:会合出席。

杉山元:会合出席。

辻正信:会合出席。土肥原と組んで、中国国内を撹乱していた。重慶租借を提案。

土肥原賢二:会合出席。辻〜んと組んで、中国国内を撹乱していた。

倉崎重蔵:会合出席。高齢ながら、まだまだ現役。

近衛文麿:会合出席。福建省の分離独立を提案。

『「……ふふふ、辻さん。世の中には実利よりも、虚像のほうを選ぶ人間が多いのですよ。
一銭の得にもならないような幻想を、尊いと思い行動するのが人間なんです。
そして幻想に入り浸った馬鹿が権力を握ると、時に制御不能な事象が起こる」』

『この近衛の予言めいた台詞は、第二次世界大戦勃発と
前後して起こった事件によって証明されることになる。』本編10話より抜粋

十二試陸上偵察機:開発者猫目石氏。水平飛行で七百五十キロ。価格が九五式陸攻の2倍以上。
<提督たちの憂鬱 支援SS>
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/137

2214:2012/08/03(金) 02:09:10
憂鬱本編第10話登場兵器一覧 1/4

1938年 ミュンヘン会談前 

『第二次世界大戦のフラグイベントであるミュンヘン会談。
この大イベントを前にして歴史は再び動こうとしていた。』本編10話より抜粋

メキシコ石油国有化政策:米国は激怒。

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。

辻正信:会合出席。黒さに定評がある。
在墨日本資本と邦人の安全確保を急がせる。

『「失礼ですね、私は清く正しいことに定評がある男ですよ?
黒さなんて二次元以外で売りにはなりませんよ」

(((お前が清く、正しいなら、辞書を書き換える必要があるよ!!)))』本編10話より抜粋

外務省:会合出席。会合へ報告。

『「メキシコの石油国有化政策に米国は激怒しています。
オイルメジャーや民主党南部州議員もメキシコ討つべしと」

「メキシコ政府が国有化を撤回する可能性は?」

「メキシコ政府は国有化した際に、オイルメジャーに補償を行うので問題はないと
主張して譲りません」』本編10話より抜粋

情報局:会合出席。会合へ報告。

『「メキシコでは外貨貯金を行う富裕層が激増しています。
一方、米国では軍需関連株が値上がりしています。
米政府はメキシコに警告を行いつつ、連邦軍をアメリカ・メキシコ国境沿いに集結させています。
これは脅しの範疇ではないでしょう」』本編10話より抜粋

その他出席者たち:米国の横暴さに、危機感を募らせる。

張作霖:名前だけ登場。米軍の圧倒的な物量と支援により国民党相手に優勢に進める。

蒋介石:名前だけ登場。

スターリン:名前だけ登場。

国民党:米軍張作霖軍により大打撃を受ける。

ゼークトライン:崩壊一歩手前の状態。

華北戦線:黄河を渡られ、戦火は中原に及びつつある。

上海:米軍は堂々と居座り、張作霖軍の支援を継続。

米軍:上海を要塞化。張作霖軍の支援を継続。

独逸:義勇軍の支援を検討したが、スペイン内戦への支援の為断念。

米国:匪賊対策と張作霖からの要請を盾にして、内陸進出を狙う。

日本が米国と対立すれば喜ぶのは蒋介石とスターリンだけなので、
今は米国の思うようにさせる他ない。

1938年 第二次米墨戦争

米国:石油資源の国有化を撤回させるべく、武力介入を開始。

ロング:名前だけ登場。

『中国内戦や軍事力増強によってある程度の景気回復を成し遂げ、
かつ大陸に確固たる足場を築くことに成功したロング政権に対して強く反発するものはいなかった。
また相手が大して犠牲を出すことなしに勝てるであろう、
メキシコであったことも、国民の支持を後押ししていた。』本編10話より抜粋

メキシコ:徹底抗戦の構えを取りつつ、列強に対して支援を要請。
列強諸国は係わり合いを避けた。

メキシコ軍:国境に集結した米軍にボコボコにされる。

米軍:メキシコ軍は袋叩きにされる。

2224:2012/08/03(金) 02:09:53
2/4

1938年9月29日 ミュンヘン会談

『メキシコ軍が国境に集結した米軍にボコボコにされている頃、
ヨーロッパでは遂に第二次世界大戦のフラグイベントである
ミュンヘン会談が開催された。』

『日本の予想通り、連合側が譲歩して終わることになる。ミュンヘン会談が終わったあと、
日本は第二次世界大戦がほぼ史実通りのスケジュールで開戦されると判断して、
遣欧軍の派遣準備に取り掛かる。』

『国際秩序維持を名目に日本はドイツを潰して彼らの技術を収奪し、
二回目の対ドイツ戦争を通じて日英同盟の本格的復活を目論んでいたのだ。』本編10話より抜粋

遣欧軍:独逸に多くの恨みを買っているという理由で英仏から拒否される。芬蘭義勇軍にスライド。

『「遣欧軍は必要ないと?」

「はい。英国は日本が遣欧軍を派遣せずとも、
いずれドイツは軍拡の重みに耐えかねて自壊すると言っています。
加えて『我が国』はドイツから恨みを買っていますから、
悪戯にドイツの敵意を買いたくないと。これにはフランスも同調しています」』

『「また大西洋において、英国は米国との関係を第一と見做しており、
下手に米国を刺激して、関係を悪化させたくないとのことです」』本編10話より抜粋

日英同盟:日英同盟を基軸とし、米国の圧力をかわす戦略は瓦解。

『夢幻会が練っていた第二次世界大戦の戦略は、
彼ら自身が取ってきた行動の結果、瓦解した……因果応報とはこのことだろう。
自分達が最善の行動と思い実施してきた政策が、
日本への警戒感、不信感、反感を高めることについて、
彼らは若干過小評価していたのだ。』本編10話より抜粋

フィンランド:本格的支援が決定。

『「ソ連の勢力圏を欧州方面で拡大させるとなると、フィンランド支援はやめますか?」

嶋田の問いかけに、辻は首を横に振る。

「いえ、ここは冬戦争でソ連に痛い目に遭ってもらい、
ソ連軍の兵器の開発を加速させるのが良いでしょう」

「……独ソ戦で張り合ってもらうために、ですか?」

「それと、ソ連の目を欧州にひきつけるためにも、です。
フィンランド軍には頑張ってもらわないと」』本編10話より抜粋

芬蘭義勇軍:1個旅団(戦車連隊1個、歩兵大隊1個、砲兵大隊2個、戦闘工兵大隊1個、輜重大隊1個)
2個航空戦隊、鳳翔戦闘機隊。義勇軍司令官杉山元。艦隊運用南雲忠一。

海軍旧式砲:満州に配備する砲以外芬蘭に全て回す

龍驤型航空工作艦:「龍驤」開発者辺境人氏。
第三次海軍補充計画により建造。和製工作空母ユニコーン。
戦時量産空母の雛形として建造された。船の価値は史実の工作艦明石に匹敵する。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/443

2234:2012/08/03(金) 02:10:31
3/4

ソビエト連邦

スターリン:協議中。日本に対する調査を指示。中国共産党への支援強化。

モトロフ:協議中。

べリヤ:内務人民委員部(NKVD)内務人民委員。協議中。

重光葵:駐ソ特命全権公使。名前だけ登場。

張作霖:名前だけ登場。北満州の権益を狙っている為ソ連は警戒している。

フーバー:名前だけ登場。反ソ連派。

マッカーサー:名前だけ登場。反ソ連派。

浸透工作:『ソ連の浸透工作は、米国奥深くに及んでいた。
比較的リベラル派が多い国務省などでは、特にこの工作は効果を発揮していた。
一方でFBIのフーバー長官や、陸軍のマッカーサー将軍などが共産主義を毛嫌いしており、
米国内でも親ソと反ソで勢力が分かれていた。』本編10話より抜粋

中国共産党:ソ連は中国共産党を使って日中・日米分断工作を推し進める。

KV−1重戦車:ソ連製新型重戦車。日本に対する威嚇の為極東に送り込む。
英米との兼ね合いから北満州への配備は避ける。

2244:2012/08/03(金) 02:11:59
4/4

中国

『ソ連が日中分断、日米分断を画策している頃、中国では米・張作霖連合軍によって
蒋介石率いる国民党が危機に立たされていた。』本編10話より抜粋

国民党軍:『ドイツ、そして日本とソ連から輸入した兵器で応戦していたが、
敵軍の圧倒的物量にはついぞ敵う事は無かった。
上海は敵軍の敵に落ち、南京や武漢といった華中の中心都市へその戦火は及びつつあった。
しかしここで蒋介石は屈服するつもりはなかった。
彼は重慶に首都を移して徹底抗戦の構えを見せた。』本編10話より抜粋

『「南京は兎に角、華中の中心都市である武漢まで落ちるとなれば、もう降参しても良さそうですが」

米軍は匪賊対策を口実にして、上海の外にも打って出るようになっていた。
このために張作霖は米軍から潤沢な支援を受けていた。
一方の国民党軍は空軍は壊滅状態。制空権は無く、補給についてもお寒い限りであった。
彼らは督戦隊をつけて、さらに兵士を麻薬漬けにして戦線を維持していたのだ。
ちなみにその麻薬は日本が横流ししている。』本編10話より抜粋

夢幻会会合

辻正信:会合出席。土肥原と組んで、中国国内を撹乱していた。重慶租借を提案。

土肥原賢二:会合出席。辻〜んと組んで、中国国内を撹乱していた。

倉崎重蔵:会合出席。高齢ながら、まだまだ現役。

近衛文麿:会合出席。福建省の分離独立を提案。

『「……ふふふ、辻さん。世の中には実利よりも、虚像のほうを選ぶ人間が多いのですよ。
一銭の得にもならないような幻想を、尊いと思い行動するのが人間なんです。
そして幻想に入り浸った馬鹿が権力を握ると、時に制御不能な事象が起こる」』

『この近衛の予言めいた台詞は、第二次世界大戦勃発と
前後して起こった事件によって証明されることになる。』本編10話より抜粋

十二試陸上偵察機:開発者猫目石氏。水平飛行で七百五十キロ。価格が九五式陸攻の2倍以上。
<提督たちの憂鬱 支援SS>
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/137

2254:2012/08/03(金) 02:18:02
提督たちの憂鬱 第10話登場人物一覧 1/4

1938年 ミュンヘン会談前 

『第二次世界大戦のフラグイベントであるミュンヘン会談。
この大イベントを前にして歴史は再び動こうとしていた。』本編10話より抜粋

メキシコ石油国有化政策:米国は激怒。

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。

辻正信:会合出席。黒さに定評がある。
在墨日本資本と邦人の安全確保を急がせる。

『「失礼ですね、私は清く正しいことに定評がある男ですよ?
黒さなんて二次元以外で売りにはなりませんよ」

(((お前が清く、正しいなら、辞書を書き換える必要があるよ!!)))』本編10話より抜粋

外務省:会合出席。会合へ報告。

『「メキシコの石油国有化政策に米国は激怒しています。
オイルメジャーや民主党南部州議員もメキシコ討つべしと」

「メキシコ政府が国有化を撤回する可能性は?」

「メキシコ政府は国有化した際に、オイルメジャーに補償を行うので問題はないと
主張して譲りません」』本編10話より抜粋

情報局:会合出席。会合へ報告。

『「メキシコでは外貨貯金を行う富裕層が激増しています。
一方、米国では軍需関連株が値上がりしています。
米政府はメキシコに警告を行いつつ、連邦軍をアメリカ・メキシコ国境沿いに集結させています。
これは脅しの範疇ではないでしょう」』本編10話より抜粋

その他出席者たち:米国の横暴さに、危機感を募らせる。

張作霖:名前だけ登場。米軍の圧倒的な物量と支援により国民党相手に優勢に進める。

蒋介石:名前だけ登場。

スターリン:名前だけ登場。

米国:匪賊対策と張作霖からの要請を盾にして、内陸進出を狙う。

日本が米国と対立すれば喜ぶのは蒋介石とスターリンだけなので、
今は米国の思うようにさせる他ない。

1938年 第二次米墨戦争

米国:石油資源の国有化を撤回させるべく、武力介入を開始。

ロング:名前だけ登場。

『中国内戦や軍事力増強によってある程度の景気回復を成し遂げ、
かつ大陸に確固たる足場を築くことに成功したロング政権に対して強く反発するものはいなかった。
また相手が大して犠牲を出すことなしに勝てるであろう、
メキシコであったことも、国民の支持を後押ししていた。』本編10話より抜粋

2264:2012/08/03(金) 02:18:35
2/4

1938年9月29日 ミュンヘン会談

『メキシコ軍が国境に集結した米軍にボコボコにされている頃、
ヨーロッパでは遂に第二次世界大戦のフラグイベントである
ミュンヘン会談が開催された。』

『日本の予想通り、連合側が譲歩して終わることになる。ミュンヘン会談が終わったあと、
日本は第二次世界大戦がほぼ史実通りのスケジュールで開戦されると判断して、
遣欧軍の派遣準備に取り掛かる。』

『国際秩序維持を名目に日本はドイツを潰して彼らの技術を収奪し、
二回目の対ドイツ戦争を通じて日英同盟の本格的復活を目論んでいたのだ。』本編10話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。

伏見宮博恭王:会合出席。

東条英機:会合出席。

辻正信:会合出席。

近衛文麿:会合出席。

白洲次郎:会合出席。夢幻会協力者。

遣欧軍:独逸に多くの恨みを買っているという理由で英仏から拒否される。芬蘭義勇軍にスライド。

『「遣欧軍は必要ないと?」

「はい。英国は日本が遣欧軍を派遣せずとも、
いずれドイツは軍拡の重みに耐えかねて自壊すると言っています。
加えて『我が国』はドイツから恨みを買っていますから、
悪戯にドイツの敵意を買いたくないと。これにはフランスも同調しています」』

『「また大西洋において、英国は米国との関係を第一と見做しており、
下手に米国を刺激して、関係を悪化させたくないとのことです」』本編10話より抜粋

日英同盟:日英同盟を基軸とし、米国の圧力をかわす戦略は瓦解。

『夢幻会が練っていた第二次世界大戦の戦略は、
彼ら自身が取ってきた行動の結果、瓦解した……因果応報とはこのことだろう。
自分達が最善の行動と思い実施してきた政策が、
日本への警戒感、不信感、反感を高めることについて、
彼らは若干過小評価していたのだ。』本編10話より抜粋

フィンランド:本格的支援が決定。

『「ソ連の勢力圏を欧州方面で拡大させるとなると、フィンランド支援はやめますか?」

嶋田の問いかけに、辻は首を横に振る。

「いえ、ここは冬戦争でソ連に痛い目に遭ってもらい、
ソ連軍の兵器の開発を加速させるのが良いでしょう」

「……独ソ戦で張り合ってもらうために、ですか?」

「それと、ソ連の目を欧州にひきつけるためにも、です。
フィンランド軍には頑張ってもらわないと」』本編10話より抜粋

芬蘭義勇軍:1個旅団(戦車連隊1個、歩兵大隊1個、砲兵大隊2個、戦闘工兵大隊1個、輜重大隊1個)
2個航空戦隊、鳳翔戦闘機隊。義勇軍司令官杉山元。艦隊運用南雲忠一。

2274:2012/08/03(金) 02:19:07
3/4

ソビエト連邦

スターリン:協議中。日本に対する調査を指示。中国共産党への支援強化。

モトロフ:協議中。

べリヤ:内務人民委員部(NKVD)内務人民委員。協議中。

重光葵:駐ソ特命全権公使。名前だけ登場。

張作霖:名前だけ登場。北満州の権益を狙っている為ソ連は警戒している。

フーバー:名前だけ登場。反ソ連派。

マッカーサー:名前だけ登場。反ソ連派。

浸透工作:『ソ連の浸透工作は、米国奥深くに及んでいた。
比較的リベラル派が多い国務省などでは、特にこの工作は効果を発揮していた。
一方でFBIのフーバー長官や、陸軍のマッカーサー将軍などが共産主義を毛嫌いしており、
米国内でも親ソと反ソで勢力が分かれていた。』本編10話より抜粋

中国共産党:ソ連は中国共産党を使って日中・日米分断工作を推し進める。

2284:2012/08/03(金) 02:19:44
4/4

中国

『ソ連が日中分断、日米分断を画策している頃、中国では米・張作霖連合軍によって
蒋介石率いる国民党が危機に立たされていた。』本編10話より抜粋

国民党軍:『ドイツ、そして日本とソ連から輸入した兵器で応戦していたが、
敵軍の圧倒的物量にはついぞ敵う事は無かった。
上海は敵軍の敵に落ち、南京や武漢といった華中の中心都市へその戦火は及びつつあった。
しかしここで蒋介石は屈服するつもりはなかった。
彼は重慶に首都を移して徹底抗戦の構えを見せた。』本編10話より抜粋

『「南京は兎に角、華中の中心都市である武漢まで落ちるとなれば、もう降参しても良さそうですが」

米軍は匪賊対策を口実にして、上海の外にも打って出るようになっていた。
このために張作霖は米軍から潤沢な支援を受けていた。
一方の国民党軍は空軍は壊滅状態。制空権は無く、補給についてもお寒い限りであった。
彼らは督戦隊をつけて、さらに兵士を麻薬漬けにして戦線を維持していたのだ。
ちなみにその麻薬は日本が横流ししている。』本編10話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。

海軍関係者:会合出席。

東条英機:会合出席。

杉山元:会合出席。

辻正信:会合出席。土肥原と組んで、中国国内を撹乱していた。重慶租借を提案。

土肥原賢二:会合出席。辻〜んと組んで、中国国内を撹乱していた。

倉崎重蔵:会合出席。高齢ながら、まだまだ現役。

近衛文麿:会合出席。福建省の分離独立を提案。

『「……ふふふ、辻さん。世の中には実利よりも、虚像のほうを選ぶ人間が多いのですよ。
一銭の得にもならないような幻想を、尊いと思い行動するのが人間なんです。
そして幻想に入り浸った馬鹿が権力を握ると、時に制御不能な事象が起こる」』

『この近衛の予言めいた台詞は、第二次世界大戦勃発と
前後して起こった事件によって証明されることになる。』本編10話より抜粋

2294:2012/08/03(金) 02:25:01
>>221差し替え

憂鬱本編第10話登場兵器一覧 1/4

1938年 ミュンヘン会談前 

『第二次世界大戦のフラグイベントであるミュンヘン会談。
この大イベントを前にして歴史は再び動こうとしていた。』本編10話より抜粋

メキシコ石油国有化政策:米国は激怒。

夢幻会会合

辻正信:会合出席。
在墨日本資本と邦人の安全確保を急がせる。

その他出席者たち:米国の横暴さに、危機感を募らせる。

張作霖:名前だけ登場。米軍の圧倒的な物量と支援により国民党相手に優勢に進める。

国民党:米軍張作霖軍により大打撃を受ける。

ゼークトライン:崩壊一歩手前の状態。

華北戦線:黄河を渡られ、戦火は中原に及びつつある。

上海:米軍は堂々と居座り、張作霖軍の支援を継続。

米軍:上海を要塞化。張作霖軍の支援を継続。

独逸:義勇軍の支援を検討したが、スペイン内戦への支援の為断念。

米国:匪賊対策と張作霖からの要請を盾にして、内陸進出を狙う。

日本が米国と対立すれば喜ぶのは蒋介石とスターリンだけなので、
今は米国の思うようにさせる他ない。

1938年 第二次米墨戦争

米国:石油資源の国有化を撤回させるべく、武力介入を開始。

ロング:名前だけ登場。

『中国内戦や軍事力増強によってある程度の景気回復を成し遂げ、
かつ大陸に確固たる足場を築くことに成功したロング政権に対して強く反発するものはいなかった。
また相手が大して犠牲を出すことなしに勝てるであろう、
メキシコであったことも、国民の支持を後押ししていた。』本編10話より抜粋

メキシコ:徹底抗戦の構えを取りつつ、列強に対して支援を要請。
列強諸国は係わり合いを避けた。

メキシコ軍:国境に集結した米軍にボコボコにされる。

米軍:メキシコ軍は袋叩きにされる。

2304:2012/08/03(金) 02:59:38
>>200差し替え

提督たちの憂鬱 第9話登場兵器一覧 1/9

ルーズベルト大統領倒れる

この情報は夢幻会に衝撃を与えた。

『何しろ、あの辻でさえ、飲んでいたお茶を吹き出したほどだ。
ちなみに、そのお茶は彼の正面に座っていた東条にかかり、
彼を再び悶絶させることになる。』本編9話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。
青島の中国海軍、
比島の米海軍の監視を強化。ハワイの諜報員を増員。

東条英機:会合出席。
またもやお茶がかかり再び悶絶させる。
大陸のコネクションを通じて探りを入れる。

辻正信:会合出席。
余りの衝撃にえ、飲んでいたお茶を吹き出した。
土肥原に米国のマスコミや株価関連の情報収集を指示。
国内の政治家と世論の操作に力を入れる。

『「と、いうわけで、土肥原局長、米国のマスコミ、
これまでノーマークだったゴシップ誌も色々と注意を払ってください。
地方のものもです。あと株価、特に軍需関連については注意をお願いします。
何らかの前兆はつかめるはずです」』本編9話より抜粋

土肥原賢二:JCIA局長。会合出席。

民主党:一概に反日というわけではない。

共和党:国益のためなら何だってする。
反共ということで組みやすいが、楽観は危険。
日ソを戦わせて共倒れさせる可能性もある。

米国:『日本をユーラシアのランドパワーに対する盾、
それも使い捨てができる盾として使うことができる。
そのことを理解している人間たちは不快そうな顔をすると同時に、
米国がそのような選択肢を選択しかねないことを納得した。
ましてこの世界ではナイロンなどを先に開発して、
米国企業の利益を著しく損ねていたのだ。
日本を潰す理由は幾らでもあった。』本編9話より抜粋

2314:2012/08/03(金) 03:00:55
>>201差し替え

2/9

TV放送を前倒しして実施。

『アメリカの変化に対応するためには、
国内の世論操作を迅速にする必要がある……
そう結論づけた辻は、TV放送を前倒しして実施した。』本編9話より抜粋

日本軍:子供達への宣伝工作と称して特撮番組を制作し放送。
記念すべき一作目は『愛国戦隊・大日本』であった。
ちなみにこれを見た嶋田は思わず頭を抱えた。

『軍の全面的な協力と未来の特撮技術を使い込んだこの作品はあっという間に
この時代の少年達の心を掴むことになる。』

青島海軍基地:多数の輸送船が入港。

ネバダ級戦艦:「ネバタ」「オクラホマ」訓練の名目でフィリピンに進出。

ペンシルベニア級戦艦:「アリゾナ」同上 。

レキシントン級航空母艦:「サラトガ」 同上 。

米国義勇軍:米国陸軍航空隊が義勇軍として
中国大陸に派遣が検討されている。

2324:2012/08/03(金) 03:05:56
>>207差し替え

8/9

夢幻会会合

日英安全保障条約:締結。

嶋田繁太郎:会合出席。苦虫を噛み潰したような顔で呻いた。

『「……つまり東アジアで日本が英国相手に大暴れしないように首輪を掛けて、
かつ日米が衝突しても戦火が飛び火しないというわけか」』本編9話より抜粋

辻正信:会合出席。まぁ当然でしょうね、と肩をすくめる。
少数の重爆撃機開発生産を承認。同人誌はニーソ物が好み。

『「多少、こちらの目論みとは離れていますが、
この程度の繋がりがあれば米国も迂闊には手を出せないでしょう。
この条約と連合側への参戦で時間を稼ぎつつ、
核兵器とその投射手段の開発を行えば、
米国も我が国と正面から戦うことはできないはずです」』

『「ふむ。なら、重爆撃機を作ったほうがいいかもしれませんね。
原爆専用機のテストにもなります」

「………数が揃えられませんよ。海軍の予算はもう一杯一杯なんですよ。
さらに予算が増額されれば話は別ですが」

「ははは、別に数がなくても良いですよ。
そういった部隊や兵器があるだけで米軍は、 後方の護衛を強化せざるを得なくなります。
そうすれば、米軍が日本へ侵攻する際に、 より高いコストを払わせることができます。
こちらが支払ったコストより、向こう側が より多くのコストを払う破目になれば成功と言えます」

予算について煩い辻は、どこまでも費用対効果を追求していた。』本編9話より抜粋

土肥原賢二:会合出席。
世論操作及び各国要人を21世紀日本のAVの技を駆使して篭絡。

山本五十六:名前だけ登場。陸上攻撃機派閥。
滑空爆弾を複数搭載できる大型爆撃機の開発を主張。

会合では冬戦争に向けてフィンランド支援を決定。

2334:2012/08/20(月) 23:27:55
本編時系列 提督たちの憂鬱 第11話 1/6

『ミュンヘン会談の後、欧州情勢は一旦は平穏になったと思われていた。
しかしその影では戦争に向けて各勢力が着々と準備を進めていた。
ドイツとソ連はそれぞれポーランドの侵攻を図り、
英仏はドイツとソ連を噛み合わせることを狙っていた。
当初、日本はこの平穏な時に欧州派兵の下準備を行い、
大戦勃発と同時にドイツを潰すつもりだったのだが……
その目論見は潰え、準備していた軍備は他の用途に当てることになった。』本編11話より抜粋

南雲忠一:遣欧艦隊司令官に就任予定。今回の出兵や「龍驤」派遣にやや懐疑的。

『「そこは判ってる。この派兵が重要であることは。
だがね、日本を敵視するドイツや、不信を抱いている英仏の勢力圏のど真ん中を突っ切るのだ。
あまりにリスクが大きすぎる。唯でさえ、この艦は機密の塊なのだ」』

『「……期待しすぎだよ。全く。真珠湾奇襲を任された時の
南雲忠一の気分を味わっているような気がするよ」』本編11話より抜粋

福留繁:参謀長。南雲さんのフォロー役。

『「だからこそ、艦隊運用に定評がある
南雲さんが選ばれたんじゃないですか」』本編11話より抜粋

辻正信:名前だけ登場。

『辻は海軍予算を押さえ込む悪の帝王(海軍官僚視点)であったが、
非常時で、かつ海軍の味方となったときには非常に有難い存在であった。』本編11話より抜粋

龍驤型航空工作艦:「龍驤」開発者辺境人氏。和製工作空母ユニコーン。
第三次海軍補充計画により建造。新開発のトランジスタコンピュータを搭載。
船の価値は史実の工作艦明石に匹敵する。遣欧艦隊の中核として派遣予定。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/443

満州:ソ連は英米を刺激したくない為、手出しができず、
共産ゲリラは出没するが一応平穏が保たれていた。

2344:2012/08/20(月) 23:28:30
2/6

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。今回の出兵や「龍驤」派遣にやや懐疑的。

『夢幻会の席で発表されたフィンランド軍の合法的な強化プランを
聞いた嶋田は思わず頭を抱えた。』

『「………日本人陰謀論が蔓延りそうなことを」』

『嶋田は多少不満は残るものの、次の投資で補充できる上に、
支援を行うことで北欧諸国の国民感情を親日寄りにし、
かつスウェーデンなど高い技術を持つ国と交流が堂々と出来るといわれては
これ以上言いようが無かった。』本編11話より抜粋

辻正信:会合出席。出兵を推進。
冬戦争前にマスメディアへの工作は進め航路の安全確保を図る。

『「向こうに輸出する機材は基本的に中古品です。使い捨てに出来る機材ですよ。
日本国内で使い古したものですし、次の設備投資で廃棄されるものが多いんです。
地球に優しい再利用、エコです」』本編11話より抜粋

近衛文麿:会合出席。積極的に打って出て、イニシアティブを握るべきと主張。

第二次世界大戦:暗号解読や現地での諜報活動の結果、
ポーランド侵攻時期については大して変化しないと判断。

独逸:重慶周辺の独逸権益を盾に遣欧艦隊の通過を認めさせる。

『国民党との関係を維持していたが、その連絡線は非常に心細いものであった。
何しろ長江、黄河の入り口は日米に押さえられた。
シベリア鉄道を使い、陸路を使って重慶にまで行くのも至難の技。
彼らは中国大陸での権益喪失という危機に晒されていた。』本編11話より抜粋

長江、黄河:入り口は日米が確保。

遣欧艦隊:フィンランドへの派遣準備中。

龍驤型航空工作艦:「龍驤」開発者辺境人氏。遣欧艦隊所属。
新開発のトランジスタコンピュータ搭載 。

鳳翔型軽空母:「鳳翔」遣欧艦隊所属。

妙高型重巡洋艦:「妙高」「足柄」遣欧艦隊所属。

最上型軽巡洋艦:「最上」遣欧艦隊所属。
半自動装填装置搭載。15.5cm3連装砲塔。

駆逐艦:6隻。遣欧艦隊所属。

金剛型巡洋戦艦:派遣を検討するも却下される。

『「戦艦を送れませんか? 金剛型は退役しますし、使い潰せるのでは?」

「戦艦を送るのはインパクトが大きすぎます。
下手にソ連やドイツを刺激し過ぎれば制御不能の事態を招きかねません」

この時代、戦艦という艦は核兵器に相当する戦略兵器であり、伝家の宝刀であった。
無闇に行使するものではない。』本編11話より抜粋

2354:2012/08/20(月) 23:29:04
3/6

1939年9月1日 ポーランド侵攻

『史実と乖離することなく、ドイツ軍はポーランドへ侵攻を開始。
ここに第二次世界大戦は勃発した。』本編11話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。遣欧艦隊第二陣の準備を開始。
予算確保に東条と言い合いになる。

『「ソ連を牽制するのに予算は要りますよ。
あと陸軍も戦車師団や航空隊の整備は譲れません」

「ちょっと、東条さん、幾ら何でも両方は拙いでしょう。
まずは制空権確保のための航空隊で、次に戦車でしょう」

「何を言うんです、嶋田さん。我々はいずれは欧州にも行くんですよ。
両方必要になるじゃないですか」

「海軍だって巡洋艦以下の艦船の更新、順調じゃないんですよ。
あまり分捕られては困ります!」』本編11話より抜粋

伏見宮博恭王:会合出席。

東条英機:会合出席。独逸と組むと冗談を呟く。
予算確保に嶋田と言い合いになる。

『「いっそのこと、ドイツと組めばよかったか?」

冗談半分に東条が呟いた言葉を聞いた辻は、思わず目を剥いた。

「その手の冗談はこの場だけにして置いてくださいよ。
ただでさえ反英感情が低くは無いんですから」』本編11話より抜粋

辻正信:会合出席。火事場泥棒で美術品を手に入れられたことを喜ぶ。

『「取り合えず、ポーランドで失われる予定の芸術品などの幾つかは
事前に運び出せたから良しということで」』本編11話より抜粋

田中隆吉:中央情報局局長に就任。夢幻会協力者。

堀悌吉:中将。海軍情報部長。夢幻会協力者。

『情報戦の最前線にいた堀は、この場で一番、欧州情勢に精通していた。』本編11話より抜粋

英国:『遣欧軍の派遣を断られたことは、政府内部で英国に対する不信と反感を煽っていた。
そして第二次世界大戦が起こると「それ見たことか」、
とか「英国のために軍を派遣する必要など無い」といった意見が出る始末であった。
しかし連合入りを目指す夢幻会はそういった意見の封じ込めを図っていた。』本編11話より抜粋

冬戦争:必要な予算を確保。

中央情報局:偽装工作や他国の原爆開発妨害の経費に追加予算を編成。

原子爆弾開発計画:通称G計画。
会計をごまかして資金を収集。ウランは戦争前に色んなルートで買い集めた。

第五次海軍補充計画:祥鳳型軽空母、翔鶴型正規空母、各種護衛艦艇の調達。

陸軍第二次三カ年計画:ソ連牽制用の予算、戦車師団や航空隊の調達。
不本意ながら非常時の為辻〜んが3計画全面承認。

2364:2012/08/20(月) 23:29:35
4/6

ポーランド侵攻後

『ポーランドが蹂躙されたあと、世界は再び静寂に包まれた。
連合軍盟主のイギリスは独ソの分断と対立を煽るのと並行して戦備を整える準備に忙しく、
その同盟国フランスは絶対の自信を持つマジノ線に引篭もった。
片やドイツは西方攻勢の準備を押し進めていた。
こうして双方共に手を出さない奇妙な戦争が起こることになった。
そんな中、日本はスターリンによって引き起こされるであろう冬戦争への準備に突っ走っていた。
冬戦争勃発に備えて、フィンランドに人員と物資を送る準備を進めていたのだ。

「フィンランドに、行きたいか〜〜!?」

「「「お〜〜!!!」」

フィンランドへの派遣が内々に告知された
夢幻会関係者はそういって気炎を挙げた。』本編11話より抜粋

陸海軍:制空権維持を重視しており、航空機とその補給用物資の調達を至上命題とした。
軍上層部はこの問題の解決に外務省、情報省に協力を要請。

『「燃料は海軍に運んでもらうにしてもいつかは不足する。
いざとなればバルト海を突破してもらう必要がある」

「現地での備蓄に加えて、補給船団の第二陣を予め用意しておく必要がありますね。
高速タンカーを手配しないと」

「それと運び込む航空機の金星エンジンはスウェーデンから調達、と」

「現地企業の生産は間に合うのか?」

「そのための龍驤ですよ。ドイツも中国利権を盾にされれば、
小艦隊程度の通過についてはあまり文句はつけないでしょう。
英国も我が国が共産主義の盾となることには異議を唱えない」

担当者同士でさくさくと話を進めていく。
そこには縦割り行政という文字はなかった。』本編11話より抜粋

2374:2012/08/20(月) 23:30:05
5/6

海援隊:旅行など様々な口実でフィンランドに事前に送り込んだ。

冬季戦技教育団:陸軍所属。将兵を旅行など様々な口実でフィンランドに事前に送り込んだ。

フィンランド支援:工作機械、飛行場・陣地整備に必要な重機の運搬も密かに開始。
車両や航空機、真空管の対空レーダー、無線機、燃料なども運び込まれる予定。

金星エンジン:スウェーデンから調達。

誉エンジン:早期に開発可能。

九四式軽雪上車:軍用部分をオミットしたスノーモービルを芬蘭に輸出。現地で軍事装備再装着。

九一式中間練習機:搭乗員、整備員の確保に活躍。

四式戦闘機「疾風」:和製FJ4。早期に戦力化を目指す。

遊撃教本:萌え漫画で構成される。MMJが暗躍。

説明書:ミニスカサンタの美少女が色々と銃器の取り扱いを説明している漫画風の取り扱い説明書。
MMJが(ry

『「フィンランドに送る遊撃教本なんですが……何故にこんなに漫画、それも萌えを使っているんです?」

「文句ならMMJに言ってくれ。連中がごり押しして、さらに軍内部でオタクを広げやがったんだ。
おかげで影ではエロ同人誌が参謀本部内で回覧されているとの噂だってある。
フィンランドに送る連中がオタク文化を広めないか心配だよ」

「心配しすぎですよ。それに、文化交流には丁度いいのでは? 漫画だとムーミンあたりが受けそうですが」

「……他人事のように言わないでくれ。ちなみにエロ同人誌の作者の一人はそっちの元帥閣下だぞ?」』本編11話より抜粋

2384:2012/08/20(月) 23:30:39
6/6

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。

杉山元:会合出席。大将。遣欧軍司令官。

辻政信:名前だけ登場。自動車普及を推進。遊撃教本や説明書についてMMJが暗躍。

某海軍元帥:名前だけ登場。エロ同人誌作者の一人。

宮崎繁三郎:名前だけ登場。遣欧軍前線指揮官。非転生者。

ソビエト連邦

スターリン:日本を牽制の為極東軍の戦力増強と並行して、フィンランドと開戦することを決断。
しかしその動きでさえ、日本の予想通りであった。

中国大陸・華中の一角

数名の男達:漢民族中心思想主義者。華中の一角で密談を繰り広げていた。

蒋介石:名前だけ登場。重慶に引篭もり持久戦の構えを見せる。

張作霖:名前だけ登場。『足元で巣食う共産党や匪賊の掃討に力を入れていた。』本編11話より抜粋

米・張連合軍:制圧した地域の維持で忙しく、早急な進撃は望まなくなっていた。
中国大陸の戦争は、半ば小康状態になっていた。

2394:2012/08/20(月) 23:31:14
憂鬱本編第11話登場兵器一覧 1/5

『ミュンヘン会談の後、欧州情勢は一旦は平穏になったと思われていた。
しかしその影では戦争に向けて各勢力が着々と準備を進めていた。
ドイツとソ連はそれぞれポーランドの侵攻を図り、
英仏はドイツとソ連を噛み合わせることを狙っていた。
当初、日本はこの平穏な時に欧州派兵の下準備を行い、
大戦勃発と同時にドイツを潰すつもりだったのだが……
その目論見は潰え、準備していた軍備は他の用途に当てることになった。』本編11話より抜粋

龍驤型航空工作艦:「龍驤」開発者辺境人氏。和製工作空母ユニコーン。
第三次海軍補充計画により建造。新開発のトランジスタコンピュータを搭載。
船の価値は史実の工作艦明石に匹敵する。遣欧艦隊の中核として派遣予定。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/443

満州:ソ連は英米を刺激したくない為、手出しができず、
共産ゲリラは出没するが一応平穏が保たれていた。

2404:2012/08/20(月) 23:31:57
2/5

夢幻会会合

第二次世界大戦:暗号解読や現地での諜報活動の結果、
ポーランド侵攻時期については大して変化しないと判断。

独逸:重慶周辺の独逸権益を盾に遣欧艦隊の通過を認めさせる。

『国民党との関係を維持していたが、その連絡線は非常に心細いものであった。
何しろ長江、黄河の入り口は日米に押さえられた。
シベリア鉄道を使い、陸路を使って重慶にまで行くのも至難の技。
彼らは中国大陸での権益喪失という危機に晒されていた。』本編11話より抜粋

長江、黄河:入り口は日米が確保。

遣欧艦隊:フィンランドへの派遣準備中。

龍驤型航空工作艦:「龍驤」開発者辺境人氏。遣欧艦隊所属。
新開発のトランジスタコンピュータ搭載 。

鳳翔型軽空母:「鳳翔」遣欧艦隊所属。

妙高型重巡洋艦:「妙高」「足柄」遣欧艦隊所属。

最上型軽巡洋艦:「最上」遣欧艦隊所属。
半自動装填装置搭載。15.5cm3連装砲塔。

駆逐艦:6隻。遣欧艦隊所属。

金剛型巡洋戦艦:派遣を検討するも却下される。

『「戦艦を送れませんか? 金剛型は退役しますし、使い潰せるのでは?」

「戦艦を送るのはインパクトが大きすぎます。
下手にソ連やドイツを刺激し過ぎれば制御不能の事態を招きかねません」

この時代、戦艦という艦は核兵器に相当する戦略兵器であり、
伝家の宝刀であった。無闇に行使するものではない。』本編11話より抜粋

2414:2012/08/20(月) 23:32:36
3/5

1939年9月1日 ポーランド侵攻

『史実と乖離することなく、ドイツ軍はポーランドへ侵攻を開始。
ここに第二次世界大戦は勃発した。』本編11話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。遣欧艦隊第二陣の準備を開始。
予算確保に東条と言い合いになる。

『「ソ連を牽制するのに予算は要りますよ。
あと陸軍も戦車師団や航空隊の整備は譲れません」

「ちょっと、東条さん、幾ら何でも両方は拙いでしょう。
まずは制空権確保のための航空隊で、次に戦車でしょう」

「何を言うんです、嶋田さん。我々はいずれは欧州にも行くんですよ。
両方必要になるじゃないですか」

「海軍だって巡洋艦以下の艦船の更新、順調じゃないんですよ。
あまり分捕られては困ります!」』本編11話より抜粋

東条英機:会合出席。予算確保に嶋田と言い合いになる。

英国:『遣欧軍の派遣を断られたことは、政府内部で英国に対する不信と反感を煽っていた。
そして第二次世界大戦が起こると「それ見たことか」、
とか「英国のために軍を派遣する必要など無い」といった意見が出る始末であった。
しかし連合入りを目指す夢幻会はそういった意見の封じ込めを図っていた。』本編11話より抜粋

冬戦争:必要な予算を確保。

中央情報局:偽装工作や他国の原爆開発妨害の経費に追加予算を編成。

原子爆弾開発計画:通称G計画。
会計をごまかして資金を収集。ウランは戦争前に色んなルートで買い集めた。

第五次海軍補充計画:祥鳳型軽空母、翔鶴型正規空母、各種護衛艦艇の調達。

陸軍第二次三カ年計画:ソ連牽制用の予算、戦車師団や航空隊の調達。
不本意ながら非常時の為辻〜んが3計画全面承認。

2424:2012/08/20(月) 23:33:13
4/5

ポーランド侵攻後

『ポーランドが蹂躙されたあと、世界は再び静寂に包まれた。
連合軍盟主のイギリスは独ソの分断と対立を煽るのと並行して戦備を整える準備に忙しく、
その同盟国フランスは絶対の自信を持つマジノ線に引篭もった。
片やドイツは西方攻勢の準備を押し進めていた。
こうして双方共に手を出さない奇妙な戦争が起こることになった。
そんな中、日本はスターリンによって引き起こされるであろう冬戦争への準備に突っ走っていた。
冬戦争勃発に備えて、フィンランドに人員と物資を送る準備を進めていたのだ。

「フィンランドに、行きたいか〜〜!?」

「「「お〜〜!!!」」

フィンランドへの派遣が内々に告知された
夢幻会関係者はそういって気炎を挙げた。』本編11話より抜粋

陸海軍:制空権維持を重視しており、航空機とその補給用物資の調達を至上命題とした。
軍上層部はこの問題の解決に外務省、情報省に協力を要請。

『「燃料は海軍に運んでもらうにしてもいつかは不足する。
いざとなればバルト海を突破してもらう必要がある」

「現地での備蓄に加えて、補給船団の第二陣を予め用意しておく必要がありますね。
高速タンカーを手配しないと」

「それと運び込む航空機の金星エンジンはスウェーデンから調達、と」

「現地企業の生産は間に合うのか?」

「そのための龍驤ですよ。ドイツも中国利権を盾にされれば、
小艦隊程度の通過についてはあまり文句はつけないでしょう。
英国も我が国が共産主義の盾となることには異議を唱えない」

担当者同士でさくさくと話を進めていく。
そこには縦割り行政という文字はなかった。』本編11話より抜粋

2434:2012/08/20(月) 23:33:55
5/5

海援隊:旅行など様々な口実でフィンランドに事前に送り込んだ。

冬季戦技教育団:陸軍所属。将兵を旅行など様々な口実でフィンランドに事前に送り込んだ。

フィンランド支援:工作機械、飛行場・陣地整備に必要な重機の運搬も密かに開始。
車両や航空機、真空管の対空レーダー、無線機、燃料なども運び込まれる予定。

金星エンジン:スウェーデンから調達。

誉エンジン:早期に開発可能。

九四式軽雪上車:軍用部分をオミットしたスノーモービルを芬蘭に輸出。現地で軍事装備再装着。

九一式中間練習機:搭乗員、整備員の確保に活躍。

四式戦闘機「疾風」:和製FJ4。早期に戦力化を目指す。

遊撃教本:萌え漫画で構成される。MMJが暗躍。

説明書:ミニスカサンタの美少女が色々と銃器の取り扱いを説明している漫画風の取り扱い説明書。
MMJが(ry

『「フィンランドに送る遊撃教本なんですが……何故にこんなに漫画、それも萌えを使っているんです?」

「文句ならMMJに言ってくれ。連中がごり押しして、さらに軍内部でオタクを広げやがったんだ。
おかげで影ではエロ同人誌が参謀本部内で回覧されているとの噂だってある。
フィンランドに送る連中がオタク文化を広めないか心配だよ」

「心配しすぎですよ。それに、文化交流には丁度いいのでは? 漫画だとムーミンあたりが受けそうですが」

「……他人事のように言わないでくれ。ちなみにエロ同人誌の作者の一人はそっちの元帥閣下だぞ?」』本編11話より抜粋

ソビエト連邦

スターリン:日本を牽制の為極東軍の戦力増強と並行して、フィンランドと開戦することを決断。
しかしその動きでさえ、日本の予想通りであった。

中国大陸・華中の一角

数名の男達:漢民族中心思想主義者。華中の一角で密談を繰り広げていた。

蒋介石:名前だけ登場。重慶に引篭もり持久戦の構えを見せる。

張作霖:名前だけ登場。『足元で巣食う共産党や匪賊の掃討に力を入れていた。』本編11話より抜粋

米・張連合軍:制圧した地域の維持で忙しく、早急な進撃は望まなくなっていた。
中国大陸の戦争は、半ば小康状態になっていた。

2444:2012/08/20(月) 23:34:38
提督たちの憂鬱 第11話登場人物一覧 1/5

『ミュンヘン会談の後、欧州情勢は一旦は平穏になったと思われていた。
しかしその影では戦争に向けて各勢力が着々と準備を進めていた。
ドイツとソ連はそれぞれポーランドの侵攻を図り、
英仏はドイツとソ連を噛み合わせることを狙っていた。
当初、日本はこの平穏な時に欧州派兵の下準備を行い、
大戦勃発と同時にドイツを潰すつもりだったのだが……
その目論見は潰え、準備していた軍備は他の用途に当てることになった。』本編11話より抜粋

南雲忠一:遣欧艦隊司令官に就任予定。今回の出兵や「龍驤」派遣にやや懐疑的。

『「そこは判ってる。この派兵が重要であることは。
だがね、日本を敵視するドイツや、不信を抱いている英仏の勢力圏のど真ん中を突っ切るのだ。
あまりにリスクが大きすぎる。唯でさえ、この艦は機密の塊なのだ」』

『「……期待しすぎだよ。全く。真珠湾奇襲を任された時の
南雲忠一の気分を味わっているような気がするよ」』本編11話より抜粋

福留繁:参謀長。南雲さんのフォロー役。

『「だからこそ、艦隊運用に定評がある
南雲さんが選ばれたんじゃないですか」』本編11話より抜粋

辻正信:名前だけ登場。

『辻は海軍予算を押さえ込む悪の帝王(海軍官僚視点)であったが、
非常時で、かつ海軍の味方となったときには非常に有難い存在であった。』本編11話より抜粋

龍驤型航空工作艦:「龍驤」開発者辺境人氏。和製工作空母ユニコーン。
第三次海軍補充計画により建造。新開発のトランジスタコンピュータを搭載。
船の価値は史実の工作艦明石に匹敵する。遣欧艦隊の中核として派遣予定。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/443

満州:ソ連は英米を刺激したくない為、手出しができず、
共産ゲリラは出没するが一応平穏が保たれていた。

2454:2012/08/20(月) 23:35:14
2/5

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。今回の出兵や「龍驤」派遣にやや懐疑的。

『夢幻会の席で発表されたフィンランド軍の合法的な強化プランを
聞いた嶋田は思わず頭を抱えた。』

『「………日本人陰謀論が蔓延りそうなことを」』

『嶋田は多少不満は残るものの、次の投資で補充できる上に、
支援を行うことで北欧諸国の国民感情を親日寄りにし、
かつスウェーデンなど高い技術を持つ国と交流が堂々と出来るといわれては
これ以上言いようが無かった。』本編11話より抜粋

辻正信:会合出席。出兵を推進。
冬戦争前にマスメディアへの工作は進め航路の安全確保を図る。

『「向こうに輸出する機材は基本的に中古品です。使い捨てに出来る機材ですよ。
日本国内で使い古したものですし、次の設備投資で廃棄されるものが多いんです。
地球に優しい再利用、エコです」』本編11話より抜粋

近衛文麿:会合出席。積極的に打って出て、イニシアティブを握るべきと主張。

第二次世界大戦:暗号解読や現地での諜報活動の結果、
ポーランド侵攻時期については大して変化しないと判断。

2464:2012/08/20(月) 23:35:55
3/5

1939年9月1日 ポーランド侵攻

『史実と乖離することなく、ドイツ軍はポーランドへ侵攻を開始。
ここに第二次世界大戦は勃発した。』本編11話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。遣欧艦隊第二陣の準備を開始。
予算確保に東条と言い合いになる。

『「ソ連を牽制するのに予算は要りますよ。
あと陸軍も戦車師団や航空隊の整備は譲れません」

「ちょっと、東条さん、幾ら何でも両方は拙いでしょう。
まずは制空権確保のための航空隊で、次に戦車でしょう」

「何を言うんです、嶋田さん。我々はいずれは欧州にも行くんですよ。
両方必要になるじゃないですか」

「海軍だって巡洋艦以下の艦船の更新、順調じゃないんですよ。
あまり分捕られては困ります!」』本編11話より抜粋

伏見宮博恭王:会合出席。

東条英機:会合出席。独逸と組むと冗談を呟く。
予算確保に嶋田と言い合いになる。

『「いっそのこと、ドイツと組めばよかったか?」

冗談半分に東条が呟いた言葉を聞いた辻は、思わず目を剥いた。

「その手の冗談はこの場だけにして置いてくださいよ。
ただでさえ反英感情が低くは無いんですから」』本編11話より抜粋

辻正信:会合出席。火事場泥棒で美術品を手に入れられたことを喜ぶ。

『「取り合えず、ポーランドで失われる予定の芸術品などの幾つかは
事前に運び出せたから良しということで」』本編11話より抜粋

田中隆吉:中央情報局局長に就任。夢幻会協力者。

堀悌吉:中将。海軍情報部長。夢幻会協力者。

『情報戦の最前線にいた堀は、この場で一番、欧州情勢に精通していた。』本編11話より抜粋

2474:2012/08/20(月) 23:36:56
4/5

ポーランド侵攻後

『ポーランドが蹂躙されたあと、世界は再び静寂に包まれた。
連合軍盟主のイギリスは独ソの分断と対立を煽るのと並行して戦備を整える準備に忙しく、
その同盟国フランスは絶対の自信を持つマジノ線に引篭もった。
片やドイツは西方攻勢の準備を押し進めていた。
こうして双方共に手を出さない奇妙な戦争が起こることになった。
そんな中、日本はスターリンによって引き起こされるであろう冬戦争への準備に突っ走っていた。
冬戦争勃発に備えて、フィンランドに人員と物資を送る準備を進めていたのだ。

「フィンランドに、行きたいか〜〜!?」

「「「お〜〜!!!」」

フィンランドへの派遣が内々に告知された
夢幻会関係者はそういって気炎を挙げた。』本編11話より抜粋

陸海軍:制空権維持を重視しており、航空機とその補給用物資の調達を至上命題とした。
軍上層部はこの問題の解決に外務省、情報省に協力を要請。

『「燃料は海軍に運んでもらうにしてもいつかは不足する。
いざとなればバルト海を突破してもらう必要がある」

「現地での備蓄に加えて、補給船団の第二陣を予め用意しておく必要がありますね。
高速タンカーを手配しないと」

「それと運び込む航空機の金星エンジンはスウェーデンから調達、と」

「現地企業の生産は間に合うのか?」

「そのための龍驤ですよ。ドイツも中国利権を盾にされれば、
小艦隊程度の通過についてはあまり文句はつけないでしょう。
英国も我が国が共産主義の盾となることには異議を唱えない」

担当者同士でさくさくと話を進めていく。
そこには縦割り行政という文字はなかった。』本編11話より抜粋

2484:2012/08/20(月) 23:37:48
5/5

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。

杉山元:会合出席。大将。遣欧軍司令官。

辻政信:名前だけ登場。自動車普及を推進。遊撃教本や説明書についてMMJが暗躍。

某海軍元帥:名前だけ登場。エロ同人誌作者の一人。

宮崎繁三郎:名前だけ登場。遣欧軍前線指揮官。非転生者。

ソビエト連邦

スターリン:日本を牽制の為極東軍の戦力増強と並行して、フィンランドと開戦することを決断。
しかしその動きでさえ、日本の予想通りであった。

中国大陸・華中の一角

数名の男達:漢民族中心思想主義者。華中の一角で密談を繰り広げていた。

蒋介石:名前だけ登場。重慶に引篭もり持久戦の構えを見せる。

張作霖:名前だけ登場。『足元で巣食う共産党や匪賊の掃討に力を入れていた。』本編11話より抜粋

米・張連合軍:制圧した地域の維持で忙しく、早急な進撃は望まなくなっていた。
中国大陸の戦争は、半ば小康状態になっていた。

2494:2012/08/20(月) 23:39:45
投稿は以上です。

250名無しさん:2012/08/24(金) 14:31:42
>>248
某海軍元帥って夢幻会派かつ海軍元帥だから伏見宮元帥でいいのではないでしょうか?

251名無しさん:2012/08/26(日) 17:50:33
>>250
皇族の方だからじゃないか

2524:2012/08/26(日) 19:19:02
>>250
エロ同人誌製作は海軍の黒歴史ですからあえて名前を伏せました。

253名無しさん:2012/08/26(日) 20:46:32
黒じゃなくて桃色だろ

254名無しさん:2012/08/26(日) 22:22:57
桃が腐って黒くなっちゃったと

2554:2012/08/27(月) 09:13:50
本編時系列 提督たちの憂鬱 第12話 1/9

1939年11月30日 ソ連軍芬蘭侵攻を開始。

『陸軍大国ソ連が本気を出せば、人口370万の小国であるフィンランドは成す術がない……
多くの国が当初そう判断した。しかしその判断は当事者の行動ではなく、
部外者である大日本帝国の行動によって修正されることになる。』

『ソ連がフィンランドへ侵攻する直前に成立した近衛内閣はフィンランドに対して
出来る限りの支援を行うと発表した。支援の内容が明らかにされると、各国は驚愕した。
何しろ義勇軍の派遣、大規模な物資支援、さらに資金援助まで行うと日本が公言したのだ。
ソ連に蹂躙されるばかりと思っていた国にとっては金を溝に捨てる行為であった。
だがこれまで日本の先読みによって痛い目にあった国々の中に、フィンランドが勝算を持っている、
又は持ち堪えるという確信を日本が持っているのではないか、そう考える国が出てきたのだ。
さらにフィンランドがソ連相手に強硬な態度を貫いたのは日本と密約があったからではないか、
そう勘繰る者さえ居た。』本編12話より抜粋

独逸総統官邸

ヒトラー:遣欧艦隊の通行を許可する。

日本がこれ以上英国寄りになり欧州に本格介入をさせず、
さらに英国の介入を阻止、そしてソ連からの抗議を受け流す等動きまわる。

独逸:『この世界では史実以上に疲弊していた。ハイパーインフレや世界恐慌の際に
日本が火事場の何とやらで、貧しいドイツをさらに貧しくしてくれたので台所事情は史実よりも
火の車であったのだ。このせいでドイツ海軍では装甲艦が2隻しか建造できず、
ビスマルク型も1番艦であるビスマルクの建造しか出来なかった。
さらに日本海軍の長門型が出てきたときに備えて強引に42cm砲を積んだため、
色々と不具合が起こっていた。この状態で英国海軍と戦えるわけが無い。』本編12話より抜粋

ドイッチュラント級装甲艦:「ドイッチュラント」「アドミラル・シェーア」

予算不足により2隻しか建造できず。


ビスマルク級戦艦:「ビスマルク」予算不足により1隻しか建造できず。

強引に42cm砲を積んだため、不具合が起こっていた。

英国首相官邸

チェンバレン:宰相。チャーチルと芬蘭の問題について会談。

チャーチル:海軍大臣。チェンバレンと芬蘭の問題について会談。

2564:2012/08/27(月) 09:14:23
2/9

遣欧艦隊

南雲忠一:遣欧艦隊司令官。旗艦妙高の自室で頭を抱えていた。

『「フィンランドへの支援が名目だ。あまり深入りしないようにしないと。
しかしあまり消極的に戦うとデータが取れないし。
それに私も闘志が低いなんて言われかねない……源田の二の舞になるのも嫌だしな」』

『「胃が痛いな……はぁ」』

『任務、艦隊の保全、それに自身の評判、
様々なものに挟まれて南雲は苦悩した。』本編12話より抜粋

加藤建夫、坂井三郎、篠原弘道、樫出勇、笹井醇一:遣欧艦隊所属陸海軍航空隊。名前だけ登場。

源田実:名前だけ登場。

『海軍主流派(夢幻会派)や戦闘機派に思いっきり睨まれ、
窓際に追いやられていた。』本編12話より抜粋

山本五十六、大西瀧治郎:名前だけ登場。

『山本や大西は助かったものの、下手をすれば国防に大穴を開けかねない
失態を犯したことは否定できず、彼らの昇進は遅れることになる
(夢幻会派の将官の昇進を優先させたいという生臭い理由もある)』本編12話より抜粋

妙高型重巡洋艦:「妙高」「足柄」遣欧艦隊所属。 遣欧艦隊旗艦「妙高」

『様々な人間の思惑が交差しつつ、日本艦隊はフィンランドに向かう。』本編12話より抜粋

2574:2012/08/27(月) 09:14:55
3/9

冬戦争序盤、ヘルシンキ空襲。

クリル・A・メレンコフ:上級大将。芬蘭侵攻作戦総司令官。

開戦初頭からの苦戦に驚愕し焦る。『前線空軍にあらゆる損害を無視して空襲を行え』と指示。
同時に各地の陸軍部隊に進撃を命じる。

スターリン:名前だけ登場。

クリメント・ヴォロシーロフ:ソ連国防委員長。名前だけ登場。メレンコフの上司。

山口賸:陸軍少佐。名前だけ登場。冬季戦技教育団(通称:冬戦教)を創設。

<提督たちの憂鬱 支援SS>  創設者辺境人氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/161
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/162
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/163

ソ連空軍:芬蘭空軍により大損害を受ける。

I−15戦闘機:ソ連製。複葉機。九三式戦闘機の襲撃により多数が撃墜される。 

SB−2爆撃機:ソ連製。フィンランド空軍と首都に配備された高射砲群により多数が撃墜される。

九三式戦闘機:複葉機。最高速度400キロ。7.7mm機銃2門。航続距離700キロ。

I15と互角に戦える機体。日本が格安で提供。

高射砲群:日本の支援で首都ヘルシンキに秘密裏に設置された高射砲群。

ソ連陸軍:日芬ゲリラ部隊に苦戦。

『ソ連軍はフィンランドへ北部、中部、南部の3方向から攻め込んでいた。
だがどの戦線でも思っていたように進撃することはできなかった。
故に彼らは中部戦線でフィンランド軍の防衛線を突破、
その後に南北のフィンランド軍を包囲殲滅することを狙い攻勢に出た。』本編12話より抜粋

軍団砲兵:ソ連軍所属。

日本人義勇兵:旅行を名目にして芬蘭に派遣されていた兵士は
即座に義勇兵として芬蘭軍へ加勢した。

『カムチャッカや樺太、北海道である程度寒さに耐性をつけていた彼らは、
フィンランド兵と並んでソ連兵と戦った。特に山口賸陸軍少佐によって創設された
冬季戦に特化した部隊・冬季戦技教育団(通称:冬戦教)から派遣された将兵は、
フィンランド軍が驚くほどの早さでフィンランドの冬に順応していた。』本編12話より抜粋

冬季戦技教育団:冬季戦に特化した陸軍特殊部隊。(通称:冬戦教)

スキー・九四式軽雪上車:移動や奇襲に活躍。

2584:2012/08/27(月) 09:15:31
4/9

中部戦線、要衝・コッラ

ソ連軍第8軍:56師団75師団所属。コッラ突破を図る。

『彼らは軍砲兵、師団砲兵を総動員してフィンランド軍及び日本義勇軍が立て篭もる陣地に
砲弾の雨を降らせてから突撃を開始する。』

『最終的にフィンランド軍の頑強な抵抗で、ソ連軍のコッラ侵攻は多大な犠牲の末に頓挫し、
中部戦線はこう着状態に陥った。』本編12話より抜粋

銃剣、スコップ:塹壕に取り付いたソ連兵たちを芬蘭軍兵士が叩き出す。

ベ式短機関銃:MP18改。開発者辺境人氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/163

試製九六式狙撃銃:開発者New氏。 
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/421

九七式狙撃銃:開発者New氏。  
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/422

昭五式小銃:三八式の後継新型自動小銃。開発者New氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/929

説明書:ミニスカサンタの美少女が色々と銃器の取り扱いを説明している漫画風の取り扱い説明書。
MMJが(ry

2594:2012/08/27(月) 09:16:17
5/9

北部戦線


スターリン:赤軍の苦戦により機嫌は悪くなっていった。

『スターリンをさらに苛立たせているのは、日本海軍遣欧艦隊の存在であった。
スターリンはドイツやスウェーデンに色々と圧力を掛けて日本艦隊が
現地に到着しないように画策したものの悉く失敗した。』

『スターリンはヒトラーの態度から、ドイツがソ連の弱体化を
図っているのではないかと疑うようになった。』

『赤い独裁者の中に、拭いがたい、ドイツに対する深い疑念、
そして敵意が芽生えていく。』本編12話より抜粋

ソ連軍第163狙撃師団:スオムッサルミ村で芬軍に包囲されて孤立。

ソ連軍第44狙撃師団:精鋭部隊。第163狙撃師団救援に向かうも撤退。

ソ連空軍:瑞典が輸出したサーブJ9戦闘機や
日本が援助した真空管レーダーや無線機が有機的に機能し始めると、
迂闊に攻撃することが出来なくなっていった。

サーブJ9戦闘機:開発者辺境人氏。 
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/588

2604:2012/08/27(月) 09:17:19
6/9

冬戦争中盤。

『フィンランド軍の抵抗でソ連軍が悪戦苦闘を重ねていることは、
日本や英国の情報操作もあり、あっという間に世界中に喧伝された。
一般国民は圧倒的兵力で侵略を行うソ連に果敢に戦うフィンランド軍という好印象を与えていた。
しかしある程度、情報を掴める人間達は戦争前からの日本の姿勢から、
この情報を冷静に受容れていた。そして彼らの関心は、日本から到着する本格的援軍(表向きは義勇軍)
に向けられた。情報分析能力が高いことに定評のある日本が差し向けた援軍、
果たしてその実力は……誰もがそちらに興味を持った。
フィンランド軍総司令官・マンネルハイム元帥は日本の義勇兵が極寒の地である北欧で
十分に戦えることを知って、新たに到着した日本軍に期待していた。』本編12話より抜粋

芬蘭軍最高司令部

マンネルハイム:元帥。芬蘭軍総司令官。杉山大将と会談。

遣欧軍独立遊撃部隊の編成を要請。

杉山元:大将。遣欧軍司令官。マンネルハイム元帥と会談。

心の中でガッツポーズをとった後、申し出を受託。

『(火消し役、独立遊撃部隊か……ふふふ、出番も増えるな。
日本の、帝国軍の評判を高めるには丁度良い舞台だ……)』本編12話より抜粋


南雲忠一:遣欧艦隊司令官。

部隊の消耗を心配していたが、比較的消耗が少なくて済みそうだと安堵した。

遣欧軍:1個旅団(戦車連隊1個、歩兵大隊1個、砲兵大隊2個、
戦闘工兵大隊1個、輜重大隊1個)、2個航空戦隊、鳳翔戦闘機隊。

『質の面では選りすぐりであったが、如何せんソ連軍と正面から相対するには
数が不足しているのは否めない。』本編12話より抜粋

2614:2012/08/27(月) 09:18:03
7/9

南部戦線、地上戦。

宮崎繁三郎:少将。旅団長。派遣され即座に現地を視察。

『「ふむ、確かに参謀本部が15師団から部隊を選抜したのは正解だったな。
下手をすれば我々が露助の二の舞になるところだった」

−40度にもなる極寒の大地にさすがの宮崎も圧倒された。
同時に参謀本部が対ソ戦の要である15師団から部隊を引き抜いたのも納得がいった。
もしもこの大地の寒さを甘く見ていれば、大した防寒装備もないソ連軍の二の舞となり、
凍傷によって部隊の戦闘力は激減していた。
またカムチャッカや樺太に配備されたことのある人間な
この極寒の環境にもすぐに慣れて、存分に戦えるだろう。』本編12話より抜粋

一木清直:中佐。歩兵大隊大隊長。転生者。包囲殲滅戦は男の浪漫。

西竹一:少佐。戦車部隊を率いる。

芬蘭軍連絡将校:日本軍の用意周到さに脱帽。

『「驚きました。ここまで日本軍の防寒装備が整っているとは……」』本編12話より抜粋

温熱給水用沸水兼給水自動車、携行式組み立てストーブ:芬蘭軍連絡将校も驚く防寒装備。

日本陸軍第15師団
:豊原に駐留。対ソ戦の要。遣欧軍へ戦力を抽出。

第51混成旅団(宮崎旅団):マンネルハイム防御線での遊撃任務を担当。

豊原に駐留している第15師団から抽出された部隊で構成される。
友好的な雰囲気で芬蘭軍と協力関係を構築。

九七式中戦車:開発者New氏。和製T−34。8両出撃。
KV−1の76mm砲弾を弾き返す。歩兵部隊との連携によりソ連軍戦車を圧倒。 
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/689

九五式対戦車噴進弾:和製パンツァーファウスト。開発者New氏。 
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/869

ソ連軍
:宮崎旅団の到着を知りさらなる攻勢に出ることを決断。

KV−1重戦車:ソ連軍。新型重戦車。一方的に撃破される。

T−35重戦車:ソ連軍。多砲塔戦車。 同上。

T−100重戦車:ソ連軍。多砲塔戦車。同上。

軽戦車部隊:ソ連軍。重戦車部隊の後方に配備。同上。

狙撃師団:ソ連軍。重戦車部隊の後方に配備。同上。

2624:2012/08/27(月) 09:18:34
8/9

南部戦線、空戦。

加藤建夫:陸軍中佐。名前だけ登場。九六式戦闘機24機指揮。

柴田弥五郎:海軍少佐。名前だけ登場。九六式戦闘機12機指揮。

九六式艦上戦闘機:開発者辺境人氏。 
最高速度562キロ、12.7mm機銃を4門搭載し、
航続距離2200キロを誇る当時最強の戦闘機。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/588

芬蘭空軍:九三式戦闘機・サーブJ9戦闘機配備。
遅れてやってきたが獅子奮迅の働きを見せる。

ソ連軍司令部:地上の苦戦により航空支援を開始。

I−15戦闘機:ソ連軍。複葉機。日芬航空隊の活躍により壊滅。

I−16戦闘機:ソ連軍。単葉戦闘機。同上。

『空で圧倒的優位に立っていることを知った
フィンランド軍は、地上で反撃に出る。』本編12話より抜粋

芬蘭軍:『日本軍による援護の下、
彼らは果敢にもソ連軍の戦車に対して肉弾攻撃を仕掛けた。
ある者は火炎瓶を戦車の機関部の排気管めがけて投げ込み
ある者は車体に駆け上がり、抱えていた爆薬を砲塔の死角に押し込んだ。
直接戦車を狙わない者は、無限軌道の前に対戦車地雷を放り込んだ。
この攻撃で次々に重戦車群は急停止、爆発炎上していく。』本編12話より抜粋

『戦車がやられ、空軍もボロ負けとなり、ソ連軍の士気は地に落ちた。
元々士気が低かった彼らは、我先に後退し始めていく。
それは、ソ連の攻勢が頓挫したことを意味していた。』本編12話より抜粋

スターリン:創意工夫でソ連軍戦車を撃破した芬蘭軍の奮戦や、
ソ連軍の重戦車が日本軍の新型中戦車によって一方的に撃破され激怒。
自分に責任が及ばないようにメレンコフを更迭し、
経験豊富な軍人を総司令官にすることを決断。

クリル・A・メレンコフ:上級大将。芬蘭侵攻作戦総司令官。更迭される。

2634:2012/08/27(月) 09:19:25
9/9

夢幻会会合 日本軍の快勝を聞いて祝杯を挙げた。

嶋田繁太郎:会合出席。戦闘機重視派。

『九六式戦闘機が活躍していることに胸を撫で下ろした。
何しろここで戦闘機が役に立たなかったら目も当てられない。

「これで零戦の導入にも弾みが付く」』

『栄達よりは、快適な引退生活を夢見ていた嶋田であったが、
今の情勢が彼の我が侭を許さなかった。

「海軍大臣か、連合艦隊司令長官か、それとも軍令部総長か。選り取り好みですな」

「面倒ごとが増えるだけですよ………宮様の腰巾着と言われるし」

「ははは。出世が早いと、嫉妬も強いものですよ」』本編12話より抜粋

辻正信:会合出席。

『「赤い熊達をカレリア地峡やコッラ川やラーテ林道で、
大量の肥料に変えれたことに乾杯しましょう」』本編12話より抜粋

東条英機:会合出席。

新型戦闘機開発:零式艦上戦闘機の開発に取り掛かる。

『緊急連絡が会合の席に飛び込んだ。
それはこの場の誰もが予想しなかったもので、そして史実の悪夢を呼び覚ますものであった。

「張作霖が乗った列車が!?」

かくして、中国で新たな動乱が幕を開ける。』本編12話より抜粋

2644:2012/08/27(月) 09:20:01
憂鬱本編第12話登場兵器一覧 1/7

1939年11月30日 ソ連軍芬蘭侵攻を開始。

『陸軍大国ソ連が本気を出せば、人口370万の小国であるフィンランドは成す術がない……
多くの国が当初そう判断した。しかしその判断は当事者の行動ではなく、
部外者である大日本帝国の行動によって修正されることになる。』

『ソ連がフィンランドへ侵攻する直前に成立した近衛内閣はフィンランドに対して
出来る限りの支援を行うと発表した。支援の内容が明らかにされると、各国は驚愕した。
何しろ義勇軍の派遣、大規模な物資支援、さらに資金援助まで行うと日本が公言したのだ。
ソ連に蹂躙されるばかりと思っていた国にとっては金を溝に捨てる行為であった。
だがこれまで日本の先読みによって痛い目にあった国々の中に、フィンランドが勝算を持っている、
又は持ち堪えるという確信を日本が持っているのではないか、そう考える国が出てきたのだ。
さらにフィンランドがソ連相手に強硬な態度を貫いたのは日本と密約があったからではないか、
そう勘繰る者さえ居た。』本編12話より抜粋

独逸総統官邸

ヒトラー:遣欧艦隊の通行を許可する。

日本がこれ以上英国寄りになり欧州に本格介入をさせず、
さらに英国の介入を阻止、そしてソ連からの抗議を受け流す等動きまわる。

独逸:『この世界では史実以上に疲弊していた。ハイパーインフレや世界恐慌の際に
日本が火事場の何とやらで、貧しいドイツをさらに貧しくしてくれたので台所事情は史実よりも
火の車であったのだ。このせいでドイツ海軍では装甲艦が2隻しか建造できず、
ビスマルク型も1番艦であるビスマルクの建造しか出来なかった。
さらに日本海軍の長門型が出てきたときに備えて強引に42cm砲を積んだため、
色々と不具合が起こっていた。この状態で英国海軍と戦えるわけが無い。』本編12話より抜粋

ドイッチュラント級装甲艦:「ドイッチュラント」「アドミラル・シェーア」

予算不足により2隻しか建造できず。


ビスマルク級戦艦:「ビスマルク」予算不足により1隻しか建造できず。

強引に42cm砲を積んだため、不具合が起こっていた。

遣欧艦隊

南雲忠一:遣欧艦隊司令官。旗艦妙高の自室で頭を抱えていた。

『「フィンランドへの支援が名目だ。あまり深入りしないようにしないと。
しかしあまり消極的に戦うとデータが取れないし。
それに私も闘志が低いなんて言われかねない……源田の二の舞になるのも嫌だしな」』

『「胃が痛いな……はぁ」』

『任務、艦隊の保全、それに自身の評判、
様々なものに挟まれて南雲は苦悩した。』本編12話より抜粋

妙高型重巡洋艦:「妙高」「足柄」遣欧艦隊所属。 遣欧艦隊旗艦「妙高」

『様々な人間の思惑が交差しつつ、日本艦隊はフィンランドに向かう。』本編12話より抜粋

2654:2012/08/27(月) 09:20:56
3/7

中部戦線、要衝・コッラ

ソ連軍第8軍:56師団75師団所属。コッラ突破を図る。

『彼らは軍砲兵、師団砲兵を総動員してフィンランド軍及び日本義勇軍が立て篭もる陣地に
砲弾の雨を降らせてから突撃を開始する。』

『最終的にフィンランド軍の頑強な抵抗で、ソ連軍のコッラ侵攻は多大な犠牲の末に頓挫し、
中部戦線はこう着状態に陥った。』本編12話より抜粋

銃剣、スコップ:塹壕に取り付いたソ連兵たちを芬蘭軍兵士が叩き出す。

ベ式短機関銃:MP18改。開発者辺境人氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/163

試製九六式狙撃銃:開発者New氏。 
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/421

九七式狙撃銃:開発者New氏。  
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/422

昭五式小銃:三八式の後継新型自動小銃。開発者New氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/929

説明書:ミニスカサンタの美少女が色々と銃器の取り扱いを説明している漫画風の取り扱い説明書。
MMJが(ry

2664:2012/08/27(月) 09:21:36
4/7

北部戦線


ソ連軍第163狙撃師団:スオムッサルミ村で芬軍に包囲されて孤立。

ソ連軍第44狙撃師団:精鋭部隊。第163狙撃師団救援に向かうも撤退。

ソ連空軍:瑞典が輸出したサーブJ9戦闘機や
日本が援助した真空管レーダーや無線機が有機的に機能し始めると、
迂闊に攻撃することが出来なくなっていった。

サーブJ9戦闘機:開発者辺境人氏。 
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/588

冬戦争中盤。

『フィンランド軍の抵抗でソ連軍が悪戦苦闘を重ねていることは、
日本や英国の情報操作もあり、あっという間に世界中に喧伝された。
一般国民は圧倒的兵力で侵略を行うソ連に果敢に戦うフィンランド軍という好印象を与えていた。
しかしある程度、情報を掴める人間達は戦争前からの日本の姿勢から、
この情報を冷静に受容れていた。そして彼らの関心は、日本から到着する本格的援軍(表向きは義勇軍)
に向けられた。情報分析能力が高いことに定評のある日本が差し向けた援軍、
果たしてその実力は……誰もがそちらに興味を持った。
フィンランド軍総司令官・マンネルハイム元帥は日本の義勇兵が極寒の地である北欧で
十分に戦えることを知って、新たに到着した日本軍に期待していた。』本編12話より抜粋

芬蘭軍最高司令部

マンネルハイム:元帥。芬蘭軍総司令官。杉山大将と会談。

遣欧軍独立遊撃部隊の編成を要請。

杉山元:大将。遣欧軍司令官。マンネルハイム元帥と会談。

心の中でガッツポーズをとった後、申し出を受託。

『(火消し役、独立遊撃部隊か……ふふふ、出番も増えるな。
日本の、帝国軍の評判を高めるには丁度良い舞台だ……)』本編12話より抜粋


南雲忠一:遣欧艦隊司令官。

部隊の消耗を心配していたが、比較的消耗が少なくて済みそうだと安堵した。

遣欧軍:1個旅団(戦車連隊1個、歩兵大隊1個、砲兵大隊2個、
戦闘工兵大隊1個、輜重大隊1個)、2個航空戦隊、鳳翔戦闘機隊。

『質の面では選りすぐりであったが、如何せんソ連軍と正面から相対するには
数が不足しているのは否めない。』本編12話より抜粋

2674:2012/08/27(月) 09:22:17
5/7

南部戦線、地上戦。

温熱給水用沸水兼給水自動車、携行式組み立てストーブ:芬蘭軍連絡将校も驚く防寒装備。

日本陸軍第15師団
:豊原に駐留。対ソ戦の要。遣欧軍へ戦力を抽出。

第51混成旅団(宮崎旅団):マンネルハイム防御線での遊撃任務を担当。

豊原に駐留している第15師団から抽出された部隊で構成される。
友好的な雰囲気で芬蘭軍と協力関係を構築。

九七式中戦車:開発者New氏。和製T−34。8両出撃。
KV−1の76mm砲弾を弾き返す。歩兵部隊との連携によりソ連軍戦車を圧倒。 
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/689

九五式対戦車噴進弾:和製パンツァーファウスト。開発者New氏。 
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/869

ソ連軍
:宮崎旅団の到着を知りさらなる攻勢に出ることを決断。

KV−1重戦車:ソ連軍。新型重戦車。一方的に撃破される。

T−35重戦車:ソ連軍。多砲塔戦車。 同上。

T−100重戦車:ソ連軍。多砲塔戦車。同上。

軽戦車部隊:ソ連軍。重戦車部隊の後方に配備。同上。

狙撃師団:ソ連軍。重戦車部隊の後方に配備。同上。

2684:2012/08/27(月) 09:23:14
6/7

南部戦線、空戦。

加藤建夫:陸軍中佐。名前だけ登場。九六式戦闘機24機指揮。

柴田弥五郎:海軍少佐。名前だけ登場。九六式戦闘機12機指揮。

九六式艦上戦闘機:開発者辺境人氏。 
最高速度562キロ、12.7mm機銃を4門搭載し、
航続距離2200キロを誇る当時最強の戦闘機。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/588

芬蘭空軍:九三式戦闘機・サーブJ9戦闘機配備。
遅れてやってきたが獅子奮迅の働きを見せる。

ソ連軍司令部:地上の苦戦により航空支援を開始。

I−15戦闘機:ソ連軍。複葉機。日芬航空隊の活躍により壊滅。

I−16戦闘機:ソ連軍。単葉戦闘機。同上。

『空で圧倒的優位に立っていることを知った
フィンランド軍は、地上で反撃に出る。』本編12話より抜粋

芬蘭軍:『日本軍による援護の下、
彼らは果敢にもソ連軍の戦車に対して肉弾攻撃を仕掛けた。
ある者は火炎瓶を戦車の機関部の排気管めがけて投げ込み
ある者は車体に駆け上がり、抱えていた爆薬を砲塔の死角に押し込んだ。
直接戦車を狙わない者は、無限軌道の前に対戦車地雷を放り込んだ。
この攻撃で次々に重戦車群は急停止、爆発炎上していく。』本編12話より抜粋

『戦車がやられ、空軍もボロ負けとなり、ソ連軍の士気は地に落ちた。
元々士気が低かった彼らは、我先に後退し始めていく。
それは、ソ連の攻勢が頓挫したことを意味していた。』本編12話より抜粋

スターリン:創意工夫でソ連軍戦車を撃破した芬蘭軍の奮戦や、
ソ連軍の重戦車が日本軍の新型中戦車によって一方的に撃破され激怒。
自分に責任が及ばないようにメレンコフを更迭し、
経験豊富な軍人を総司令官にすることを決断。

クリル・A・メレンコフ:上級大将。芬蘭侵攻作戦総司令官。更迭される。

2694:2012/08/27(月) 09:24:07

/7

夢幻会会合 日本軍の快勝を聞いて祝杯を挙げた。

嶋田繁太郎:会合出席。戦闘機重視派。

『九六式戦闘機が活躍していることに胸を撫で下ろした。
何しろここで戦闘機が役に立たなかったら目も当てられない。

「これで零戦の導入にも弾みが付く」』

『栄達よりは、快適な引退生活を夢見ていた嶋田であったが、
今の情勢が彼の我が侭を許さなかった。

「海軍大臣か、連合艦隊司令長官か、それとも軍令部総長か。選り取り好みですな」

「面倒ごとが増えるだけですよ………宮様の腰巾着と言われるし」

「ははは。出世が早いと、嫉妬も強いものですよ」』本編12話より抜粋

新型戦闘機開発:零式艦上戦闘機の開発に取り掛かる。

『緊急連絡が会合の席に飛び込んだ。
それはこの場の誰もが予想しなかったもので、そして史実の悪夢を呼び覚ますものであった。

「張作霖が乗った列車が!?」

かくして、中国で新たな動乱が幕を開ける。』本編12話より抜粋

2704:2012/08/27(月) 09:24:54
提督たちの憂鬱 第12話登場人物一覧 1/7

1939年11月30日 ソ連軍芬蘭侵攻を開始。

『陸軍大国ソ連が本気を出せば、人口370万の小国であるフィンランドは成す術がない……
多くの国が当初そう判断した。しかしその判断は当事者の行動ではなく、
部外者である大日本帝国の行動によって修正されることになる。』

『ソ連がフィンランドへ侵攻する直前に成立した近衛内閣はフィンランドに対して
出来る限りの支援を行うと発表した。支援の内容が明らかにされると、各国は驚愕した。
何しろ義勇軍の派遣、大規模な物資支援、さらに資金援助まで行うと日本が公言したのだ。
ソ連に蹂躙されるばかりと思っていた国にとっては金を溝に捨てる行為であった。
だがこれまで日本の先読みによって痛い目にあった国々の中に、フィンランドが勝算を持っている、
又は持ち堪えるという確信を日本が持っているのではないか、そう考える国が出てきたのだ。
さらにフィンランドがソ連相手に強硬な態度を貫いたのは日本と密約があったからではないか、
そう勘繰る者さえ居た。』本編12話より抜粋

独逸総統官邸

ヒトラー:遣欧艦隊の通行を許可する。

日本がこれ以上英国寄りになり欧州に本格介入をさせず、
さらに英国の介入を阻止、そしてソ連からの抗議を受け流す等動きまわる。

英国首相官邸

チェンバレン:宰相。チャーチルとフィンランドの問題について会談。

チャーチル:海軍大臣。チェンバレンとフィンランドの問題について会談。

2714:2012/08/27(月) 09:26:05
2/7

遣欧艦隊

南雲忠一:遣欧艦隊司令官。旗艦妙高の自室で頭を抱えていた。

『「フィンランドへの支援が名目だ。あまり深入りしないようにしないと。
しかしあまり消極的に戦うとデータが取れないし。
それに私も闘志が低いなんて言われかねない……源田の二の舞になるのも嫌だしな」』

『「胃が痛いな……はぁ」』

『任務、艦隊の保全、それに自身の評判、
様々なものに挟まれて南雲は苦悩した。』本編12話より抜粋

加藤建夫、坂井三郎、篠原弘道、樫出勇、笹井醇一:遣欧艦隊所属陸海軍航空隊。名前だけ登場。

源田実:名前だけ登場。

『海軍主流派(夢幻会派)や戦闘機派に思いっきり睨まれ、
窓際に追いやられていた。』本編12話より抜粋

山本五十六、大西瀧治郎:名前だけ登場。

『山本や大西は助かったものの、下手をすれば国防に大穴を開けかねない
失態を犯したことは否定できず、彼らの昇進は遅れることになる
(夢幻会派の将官の昇進を優先させたいという生臭い理由もある)』本編12話より抜粋

『様々な人間の思惑が交差しつつ、日本艦隊はフィンランドに向かう。』本編12話より抜粋

2724:2012/08/27(月) 09:27:06
3/7

冬戦争序盤、ヘルシンキ空襲。

クリル・A・メレンコフ:上級大将。芬蘭侵攻作戦総司令官。

開戦初頭からの苦戦に驚愕し焦る。『前線空軍にあらゆる損害を無視して空襲を行え』と指示。
同時に各地の陸軍部隊に進撃を命じる。

スターリン:名前だけ登場。

クリメント・ヴォロシーロフ:ソ連国防委員長。名前だけ登場。メレンコフの上司。

山口賸:陸軍少佐。名前だけ登場。冬季戦技教育団(通称:冬戦教)を創設。

<提督たちの憂鬱 支援SS>  創設者辺境人氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/161
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/162
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/163

日本人義勇兵:旅行を名目にして芬蘭に派遣されていた兵士は
即座に義勇兵として芬蘭軍へ加勢した。

『カムチャッカや樺太、北海道である程度寒さに耐性をつけていた彼らは、
フィンランド兵と並んでソ連兵と戦った。特に山口賸陸軍少佐によって創設された
冬季戦に特化した部隊・冬季戦技教育団(通称:冬戦教)から派遣された将兵は、
フィンランド軍が驚くほどの早さでフィンランドの冬に順応していた。』本編12話より抜粋

2734:2012/08/27(月) 09:28:09
4/7

中部戦線、要衝・コッラ

ソ連軍第8軍:56師団75師団所属。コッラ突破を図る。

『彼らは軍砲兵、師団砲兵を総動員してフィンランド軍及び日本義勇軍が立て篭もる陣地に
砲弾の雨を降らせてから突撃を開始する。』

『最終的にフィンランド軍の頑強な抵抗で、ソ連軍のコッラ侵攻は多大な犠牲の末に頓挫し、
中部戦線はこう着状態に陥った。』本編12話より抜粋

北部戦線


スターリン:赤軍の苦戦により機嫌は悪くなっていった。

『スターリンをさらに苛立たせているのは、日本海軍遣欧艦隊の存在であった。
スターリンはドイツやスウェーデンに色々と圧力を掛けて日本艦隊が
現地に到着しないように画策したものの悉く失敗した。』

『スターリンはヒトラーの態度から、ドイツがソ連の弱体化を
図っているのではないかと疑うようになった。』

『赤い独裁者の中に、拭いがたい、ドイツに対する深い疑念、
そして敵意が芽生えていく。』本編12話より抜粋

2744:2012/08/27(月) 09:28:43
5/7

冬戦争中盤。

『フィンランド軍の抵抗でソ連軍が悪戦苦闘を重ねていることは、
日本や英国の情報操作もあり、あっという間に世界中に喧伝された。
一般国民は圧倒的兵力で侵略を行うソ連に果敢に戦うフィンランド軍という好印象を与えていた。
しかしある程度、情報を掴める人間達は戦争前からの日本の姿勢から、
この情報を冷静に受容れていた。そして彼らの関心は、日本から到着する本格的援軍(表向きは義勇軍)
に向けられた。情報分析能力が高いことに定評のある日本が差し向けた援軍、
果たしてその実力は……誰もがそちらに興味を持った。
フィンランド軍総司令官・マンネルハイム元帥は日本の義勇兵が極寒の地である北欧で
十分に戦えることを知って、新たに到着した日本軍に期待していた。』本編12話より抜粋

芬蘭軍最高司令部

マンネルハイム:元帥。芬蘭軍総司令官。杉山大将と会談。

遣欧軍独立遊撃部隊の編成を要請。

杉山元:大将。遣欧軍司令官。マンネルハイム元帥と会談。

心の中でガッツポーズをとった後、申し出を受託。

『(火消し役、独立遊撃部隊か……ふふふ、出番も増えるな。
日本の、帝国軍の評判を高めるには丁度良い舞台だ……)』本編12話より抜粋

南雲忠一:遣欧艦隊司令官。

部隊の消耗を心配していたが、比較的消耗が少なくて済みそうだと安堵した。

2754:2012/08/27(月) 09:29:24
6/7

南部戦線、地上戦。

宮崎繁三郎:少将。旅団長。派遣され即座に現地を視察。
友好的な雰囲気で芬蘭軍と協力関係を構築。

『「ふむ、確かに参謀本部が15師団から部隊を選抜したのは正解だったな。
下手をすれば我々が露助の二の舞になるところだった」

−40度にもなる極寒の大地にさすがの宮崎も圧倒された。
同時に参謀本部が対ソ戦の要である15師団から部隊を引き抜いたのも納得がいった。
もしもこの大地の寒さを甘く見ていれば、大した防寒装備もないソ連軍の二の舞となり、
凍傷によって部隊の戦闘力は激減していた。
またカムチャッカや樺太に配備されたことのある人間な
この極寒の環境にもすぐに慣れて、存分に戦えるだろう。』本編12話より抜粋

一木清直:中佐。歩兵大隊大隊長。転生者。包囲殲滅戦は男の浪漫。

西竹一:少佐。戦車部隊を率いる。

芬蘭軍連絡将校:日本軍の用意周到さに脱帽。

『「驚きました。ここまで日本軍の防寒装備が整っているとは……」』本編12話より抜粋

温熱給水用沸水兼給水自動車、携行式組み立てストーブ:芬蘭軍連絡将校も驚く防寒装備。

南部戦線、空戦。

加藤建夫:陸軍中佐。名前だけ登場。九六式戦闘機24機指揮。

柴田弥五郎:海軍少佐。名前だけ登場。九六式戦闘機12機指揮。

スターリン:創意工夫でソ連軍戦車を撃破した芬蘭軍の奮戦や、
ソ連軍の重戦車が日本軍の新型中戦車によって一方的に撃破され激怒。
自分に責任が及ばないようにメレンコフを更迭し、
経験豊富な軍人を総司令官にすることを決断。

クリル・A・メレンコフ:上級大将。芬蘭侵攻作戦総司令官。更迭される。

2764:2012/08/27(月) 09:29:55
7/7

夢幻会会合 日本軍の快勝を聞いて祝杯を挙げた。

嶋田繁太郎:会合出席。戦闘機重視派。

『九六式戦闘機が活躍していることに胸を撫で下ろした。
何しろここで戦闘機が役に立たなかったら目も当てられない。

「これで零戦の導入にも弾みが付く」』

『栄達よりは、快適な引退生活を夢見ていた嶋田であったが、
今の情勢が彼の我が侭を許さなかった。

「海軍大臣か、連合艦隊司令長官か、それとも軍令部総長か。選り取り好みですな」

「面倒ごとが増えるだけですよ………宮様の腰巾着と言われるし」

「ははは。出世が早いと、嫉妬も強いものですよ」』本編12話より抜粋

辻正信:会合出席。

『「赤い熊達をカレリア地峡やコッラ川やラーテ林道で、
大量の肥料に変えれたことに乾杯しましょう」』本編12話より抜粋

東条英機:会合出席。

新型戦闘機開発:零式艦上戦闘機の開発に取り掛かる。

『緊急連絡が会合の席に飛び込んだ。
それはこの場の誰もが予想しなかったもので、そして史実の悪夢を呼び覚ますものであった。

「張作霖が乗った列車が!?」

かくして、中国で新たな動乱が幕を開ける。』本編12話より抜粋

2774:2012/08/27(月) 09:30:36
本編時系列 提督たちの憂鬱 第13話 1/6

『フィンランド・日本の連合軍がソ連軍を相手に激戦を繰り広げている頃、
中国大陸は小康状態を維持していた。
日本やドイツが重慶周辺の土地を租借して、国民党の盾となったことに加え、
張作霖もこれ以上の戦線拡大は厳しいと判断したからだ。』本編13話より抜粋

張作霖:重慶攻略作戦の為軍備増強と占領地の統制に力を入れていた。
特に共産党狩りを行う。共産党対策は、欧米の資本家、
そして日本の支持を受けるには丁度良かった。

蒋介石:名前だけ登場。

奉天軍:各地で大規模な赤狩りを行った。
しかし誤認も多く、無実のはずの人間が冤罪によって処刑されることも少なくなかった。
さらに酷くなると略奪や暴行まで行われる始末であった。だが共産党は確実に追い詰められていた。

中国共産党:追い詰められた中国共産党は、張作霖暗殺を計画。
日米は察知できなかった。

張作霖暗殺事件発生:張作霖が乗った列車が北京郊外で爆破され死亡。

夢幻会会合

『予想外の報告を受けた夢幻会は驚愕し、そして狼狽した。』本編13話より抜粋

嶋田繁太郎:会合出席。

伏見宮博恭王:会合出席。最終的な決断を下す。

『「あらゆる場合を想定して調査を行うことにしよう。
あと米ソ中三ヶ国の軽挙妄動に備えて暫くの間、警戒を強める」』本編13話より抜粋


辻正信:会合出席。

東条英機:会合出席。

『夢幻会の決定によって、直ちに日本政府は
在中の諜報員を総動員して調査を開始した。』本編13話より抜粋

米国政府:中国でのテロ対策と称して在中米軍のさらなる増強を発表。
奉天軍への旧式艦艇譲渡を検討。

上海:要塞化して中国への強固な橋頭堡としている。

2784:2012/08/27(月) 09:31:14
2/6

呉鎮守府司令長官執務室

嶋田繁太郎:中国関連の報告を受け苦い顔をした。
陸軍や海保と連携した哨戒網の拡充等地味で面倒な仕事にぼやきつつ着手。

『青島に中国海軍、上海に米海軍、陸軍航空隊が出張れば、日本のシーレーンは危機に瀕する。
彼らが圧力代わりに嫌がらせをする危険性もあった。
シーレーンを守ることが存在理由である海軍にとっては、
それは許容できるものではない。』本編13話より抜粋

伊吹型戦艦:「伊吹」「鞍馬」米中牽制に見せ付ける予定。

九五式飛行艇:陸軍や海保と連携した哨戒網の拡充。開発者辺境人氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/378

機雷:米中潜水艦牽制に使用。

オハマ級軽巡洋艦:中国海軍に譲渡。

平甲板型駆逐艦:コールドウェル級駆逐艦と思われる。同上。

潜水艦:同上。

P−40・B−17:表向きは匪賊、共産党対策に在中米軍へ配備予定。

米国の強引な中国進出

『米国の強引な中国進出は、日本国内でアメリカに対する警戒感を喚起することになった。

「このままではメキシコや中国の二の舞になる!」

現政府のやり方に不満を抱く人間達はそういって民衆を煽り立てた。
夢幻会は世論操作を目論んだが、あまりに米国のやり方が露骨なために、
さすがにフォローすることができず軍拡機運が高まっていく。
日本政府としては必要以上の軍拡は財政破綻を引き起こしかねないので躊躇したが、
民意を完全に無視することもできなかった。
何しろ日本はあくまでも民主主義国家であるのだ。そしてその民意は海軍の増強を、
特に国家の象徴である戦艦の建造を求めるようになる。』本編13話より抜粋

大蔵省次官室

辻正信:独逸が戦艦に心血を注いでいる間に企業買収で技術やプラント奪取。
ハインケルンやフォン・ブラウン等の技術者確保。
アルゼンチンなど幾つかの中立国を経由して来日予定。

戦艦の新規建造を求める記事を読み深いため息をついた。

『「正面から米国と遣り合って勝てる訳がないだろうが……」』

『「国民の不安を利用して、野党は政権を取ること、
マスコミは部数を稼ぐことしか頭にない。全く、どいつもこいつも」

辻は髪を掻き毟りつつ、ぶつぶつと不満を漏らす。
普段の辻の姿を知る人間からすれば天変地異の前触れとしか思えない行動だった。
勿論、辻もそのことを自覚している。こんな行動をするのは、
彼が信頼している人間の前だけだ。』本編13話より抜粋

高橋是清:近衛内閣大蔵大臣。夢幻会協力者。辻〜んと共に景気対策に辣腕を振るう。

『彼らの努力の結果、黒部ダムと関連の水力発電施設は無事に建設され電力不足は大幅に解消。
北海道、東北地方の開発も順調に進んだ。東北地方で娘を売りに出さざるを得ない貧農も大幅に減り、
多数の日本人が史実よりマシな生活を送れるようになっていた。』本編13話より抜粋

岸信介:名前だけ登場。夢幻会協力者。

ハインケルン:名前だけ登場。アルゼンチンなど幾つかの中立国を経由して来日予定。

フォン・ブラウン:名前だけ登場。アルゼンチンなど幾つかの中立国を経由して来日予定。

2794:2012/08/27(月) 09:31:50
3/6

伊吹型戦艦:参番艦の追加発注を偽装。

翔鶴型空母:「翔鶴」「瑞鶴」新設計の3万トン級。

祥鳳型軽空母:「祥鳳」「瑞鳳」ほか1隻。

商船改造型空母:隼鷹型空母「隼鷹」(じゅんよう)「飛鷹」(ひよう)

大鷹型空母「大鷹」(たいよう)「雲鷹」(うんよう)「冲鷹」(ちゅうよう)

揚陸艦:神州丸他数隻。

『日本としては十分に大きな建艦計画であったが、
米国の建艦計画に比べると心もとないことは否めない。』本編13話より抜粋

ノースカロライナ級戦艦:「ノースカロライナ」「ワシントン」

サウスダコダ級戦艦:「サウスダコダ」「インディアナ」「マサチューセッツ 」「アラバマ」

アイオワ級戦艦:建造決定 。

モンタナ級戦艦:ビスマルク対策として建造推進。

空母・巡洋艦以下の艦船:日本の軍備増強を警戒し建造中。

『「あれだけ経済を痛めつけられて軍備を整えるほうが常識はずれですよ。
英仏独は涙目状態なのに」』本編13話より抜粋
と辻〜んがあきれる程の米帝様のチートっぷりを発揮。

スピットファイヤ:辻〜んに金を毟り取られ配備が進まず。

KGV級戦艦:辻〜んに金を毟り(ry建造が進まず。

イラストリアス級空母:辻〜んに金を(ry建造が進まず。

英陸軍:辻〜んに(ry装備の更新が遅れている。

マジノ線:予算をつぎ込みすぎて、全く動けない状況に陥る。

ダンケルク級戦艦:「ダンケルク」予算が足りず1隻だけと思われる。
ダンケルク建造が限界で他の艦艇が全く配備できていない。

ソミュアS35中戦車:生産・配備が大きく遅れている。

ビスマルク級戦艦:「ビスマルク」 
基準排水量42000t。42cm砲連装4基8門。最高速度28ノットの超弩級戦艦。

『史実のビスマルクを知る人間からすれば眉唾物であった。』

『たかが1隻として夢幻会ではさほど問題視はされていなかった。』本編13話より抜粋

2804:2012/08/27(月) 09:32:38
4/6

冬戦争 

『ソ連軍の攻勢が頓挫してから、冬戦争は小休憩に入っていた。
ソ連軍は総司令官をティモシェンコに交代。同時に各地から抽出可能な部隊を集めて
フィンランド総攻撃の準備に取り掛かった。』本編13話より抜粋

スターリン:日本・在中米軍を警戒してシベリアの部隊動かせず極東からの兵力抽出は却下。
しかし航空戦力を増援として派遣。スペイン内戦で活躍したパイロット達を送る。

セミョーン・チモシェンコ:芬蘭侵攻作戦総司令官。
シベリアの精鋭部隊を芬蘭戦線に送るように直訴したが、却下される。

極東軍:シベリアの精鋭部隊。極東から日本・在中米軍警戒の為動かせず。

『ソ連弱体化工作を仕掛け、軍や政府機関の弱体化に勤めていた。
これによりソ連極東軍は麻薬、賄賂が横行するようになり骨抜きにされていった。
さらに日本は 亡命してきたロシア人女性や亡命者の娘をスパイに仕立てて
ハニートラップまで仕掛け、極東軍の内情を粒さに把握している。』本編13話より抜粋

KV−1重戦車:九七式中戦車に完敗。新型戦車の開発を厳命。

爆撃機:芬蘭へ300機を追加配備。

I−15戦闘機:複葉機。芬蘭へ追加配備。

I−16戦闘機:芬蘭へ追加配備。

I−180:同じ空冷エンジンの九六式の活躍を見て開発を再開。

多砲塔戦車:開発を完全に中止。  

『日本軍の九七式中戦車や九六式戦闘機に、
ソ連軍ご自慢の戦車部隊や航空部隊が大敗を喫したことは、
ソ連軍内部に激震を走らせていた。』

『監視付だが、これまで投獄されていた、
又はシベリアに流刑にされていた技術者を現場に戻すなど
比較的柔軟な対応をスターリンは行い、新兵器開発に当たっていた。
ただ彼が平然としていた訳ではない。むしろ怒り狂っていた。
ただ人間というのは怒りすぎると逆に冷静になってしまう時もある。
それが彼の冷静さを支えていたのかもしれない。』本編13話より抜粋

2814:2012/08/27(月) 09:33:09
5/6

芬蘭総攻撃準備 

十二試陸上偵察機:ソ連軍の状況を記録。芬蘭総攻撃準備は即座に察知される。

『必死に追いすがるI15やI16を振り切って悠々と帰還した。』本編13話より抜粋

芬蘭軍最高司令部

杉山元:大将。遣欧軍司令官。レニングラード空爆をマンネルハイム元帥に提案。
空爆計画を練る傍らで、夢幻会の面々と協議を重ねる。

『「フィンランド・ソ連の停戦が成立しない場合、
フィンランドの敗北が決定的になった場合、義勇軍を早急に引き上げる」』本編13話より抜粋

南雲忠一:遣欧艦隊司令官。レニングラード空爆をマンネルハイム元帥に提案。

マンネルハイム:元帥。芬蘭軍総司令官。日本に頼りすぎることにも懸念を示す。
レニングラード空爆を最終的に許可。囮の戦闘機部隊に芬蘭戦闘機部隊も参加。

芬蘭軍最高司令部の軍人達:日本に頼りすぎることにも懸念を示す者もいた。

芬蘭の政治家達:日本からの予期せぬ大規模支援、そして自軍の大活躍に舞い上がっていた。
彼らはさらなる戦果の拡大を求めるようになっていた。

要塞線:日本から供与された重機によって要塞線を強化しているが、ソ連軍の大兵力相手に不安が残る。

6個師団:貼り付けている6個師団はソ連軍の攻撃で疲弊している。予備兵力も乏しい。

芬蘭航空隊:ソ連軍の攻撃で疲弊している。予備兵力も乏しい。

九二式軽戦車:芬蘭軍で上手く使えるように改装して提供。
有償であるが返済期間は長いものであり、半ば無償提供と言っても過言ではない。

サーブJ9戦闘機:瑞典製。九十六式に匹敵する強力な戦闘機。芬蘭に輸出。

九五式陸攻:レニングラード空爆作戦参加予定。

龍驤型航空工作艦:「龍驤」海に浮かぶ航空工廠として日芬航空機の整備に従事。

インスタントコーヒー:日本からの支援物資。マンネルハイム元帥も愛飲。

2824:2012/08/27(月) 09:33:47
6/6

夢幻会会合 

『遣欧軍から日芬連合軍によってレニングラード空爆作戦を行うとの報告を受けて、
夢幻会はいよいよ事態は最終局面に移ったと判断した。
なぜか野菜とか肉とかが焼ける香りが漂う部屋で、
彼らは今後の方針を話し合った。』本編13話より抜粋

嶋田繁太郎:名前だけ登場。書類と格闘中。

伏見宮博恭王:会合出席。未来の食品の味が忘れられず思わずぼやく。

『「○金のタレが欲しいが、今はこれで我慢か」』本編13話より抜粋

辻正信:会合出席。畜産関係と医薬品の開発を推進。あと10年ほどで劇的に変わる。
三種の神器を通り越して一家に一台のPC普及が目標。

『「しかし美味しい牛肉の開発も急ぎたいですね。
ああ、それと養豚産業や養鶏産業の梃入れももっと必要ですね。
史実に比べれば十分な品質はありますが、まだまだですし」』本編13話より抜粋

杉山元:大将。遣欧軍司令官。名前だけ登場。

東条英機:会合出席。新しい調味料の開発を提案。

陸軍関係者:会合出席。

田中隆吉:情報局局長。会合出席。

蒋介石:名前だけ登場。張作霖暗殺事件の犯人を彼自身のコネ(主に裏社会)を使って調査。
犯人は中国共産党と突き止める。

張学良:名前だけ登場。張作霖の息子とは思えないボンクラでバランス感覚がない。
米軍を招き入れ満州でのバランスが大きく崩れる可能性が高くなる。

日本帝國陸軍:『彼らは戦争になった場合、朝鮮が、最悪の場合、
西日本が戦場になることも想定して戦略を練らなければならない。
メンバーは各自の部署に持ち帰って検討し、
後にまた会議で話し合うという結論に到った。』本編13話より抜粋

中国共産党:日本の調査で張作霖暗殺事件の犯人と判明。

国民党:国民党の命脈もある程度は長らえる。その隙に中国分断工作を進める予定。

米国:規模な共産党討伐に乗り出す予定。その隙に米ソ分断工作を進める予定。

B17:満州に配備されたら日本はいつでも息の根を止められる状態に陥る。配備は絶対阻止。

ソ連軍:新兵器開発が加速。独ソ戦を戦える状態に。今回の派兵目的の大半が達成。

『かくして日本の、そして世界の命運を
左右しかねない戦略が決定されていくのであった。』本編13話より抜粋

2834:2012/08/27(月) 09:34:18
提督たちの憂鬱 第13話登場人物一覧 1/4

『フィンランド・日本の連合軍がソ連軍を相手に激戦を繰り広げている頃、
中国大陸は小康状態を維持していた。
日本やドイツが重慶周辺の土地を租借して、国民党の盾となったことに加え、
張作霖もこれ以上の戦線拡大は厳しいと判断したからだ。』本編13話より抜粋

張作霖:重慶攻略作戦の為軍備増強と占領地の統制に力を入れていた。
特に共産党狩りを行う。共産党対策は、欧米の資本家、
そして日本の支持を受けるには丁度良かった。

蒋介石:名前だけ登場。

中国共産党:追い詰められた中国共産党は、張作霖暗殺を計画。
日米は察知できなかった。

張作霖暗殺事件発生:張作霖が乗った列車が北京郊外で爆破され死亡。

夢幻会会合

『予想外の報告を受けた夢幻会は驚愕し、そして狼狽した。』本編13話より抜粋

嶋田繁太郎:会合出席。

伏見宮博恭王:会合出席。最終的な決断を下す。

『「あらゆる場合を想定して調査を行うことにしよう。
あと米ソ中三ヶ国の軽挙妄動に備えて暫くの間、警戒を強める」』本編13話より抜粋


辻正信:会合出席。

東条英機:会合出席。

『夢幻会の決定によって、直ちに日本政府は
在中の諜報員を総動員して調査を開始した。』本編13話より抜粋

米国政府:中国でのテロ対策と称して在中米軍のさらなる増強を発表。
奉天軍への旧式艦艇譲渡を検討。

上海:要塞化して中国への強固な橋頭堡としている。

呉鎮守府司令長官執務室

嶋田繁太郎:中国関連の報告を受け苦い顔をした。
陸軍や海保と連携した哨戒網の拡充等地味で面倒な仕事にぼやきつつ着手。

『青島に中国海軍、上海に米海軍、陸軍航空隊が出張れば、日本のシーレーンは危機に瀕する。
彼らが圧力代わりに嫌がらせをする危険性もあった。
シーレーンを守ることが存在理由である海軍にとっては、
それは許容できるものではない。』本編13話より抜粋

2844:2012/08/27(月) 09:34:48
2/4

米国の強引な中国進出

『米国の強引な中国進出は、日本国内でアメリカに対する警戒感を喚起することになった。

「このままではメキシコや中国の二の舞になる!」

現政府のやり方に不満を抱く人間達はそういって民衆を煽り立てた。
夢幻会は世論操作を目論んだが、あまりに米国のやり方が露骨なために、
さすがにフォローすることができず軍拡機運が高まっていく。
日本政府としては必要以上の軍拡は財政破綻を引き起こしかねないので躊躇したが、
民意を完全に無視することもできなかった。
何しろ日本はあくまでも民主主義国家であるのだ。そしてその民意は海軍の増強を、
特に国家の象徴である戦艦の建造を求めるようになる。』本編13話より抜粋

大蔵省次官室

辻正信:独逸が戦艦に心血を注いでいる間に企業買収で技術やプラント奪取。
ハインケルンやフォン・ブラウン等の技術者確保。
アルゼンチンなど幾つかの中立国を経由して来日予定。

戦艦の新規建造を求める記事を読み深いため息をついた。

『「正面から米国と遣り合って勝てる訳がないだろうが……」』

『「国民の不安を利用して、野党は政権を取ること、
マスコミは部数を稼ぐことしか頭にない。全く、どいつもこいつも」

辻は髪を掻き毟りつつ、ぶつぶつと不満を漏らす。
普段の辻の姿を知る人間からすれば天変地異の前触れとしか思えない行動だった。
勿論、辻もそのことを自覚している。こんな行動をするのは、
彼が信頼している人間の前だけだ。』本編13話より抜粋

高橋是清:近衛内閣大蔵大臣。夢幻会協力者。辻〜んと共に景気対策に辣腕を振るう。

『彼らの努力の結果、黒部ダムと関連の水力発電施設は無事に建設され電力不足は大幅に解消。
北海道、東北地方の開発も順調に進んだ。東北地方で娘を売りに出さざるを得ない貧農も大幅に減り、
多数の日本人が史実よりマシな生活を送れるようになっていた。』本編13話より抜粋

岸信介:名前だけ登場。夢幻会協力者。

ハインケルン:名前だけ登場。アルゼンチンなど幾つかの中立国を経由して来日予定。

フォン・ブラウン:名前だけ登場。アルゼンチンなど幾つかの中立国を経由して来日予定。

2854:2012/08/27(月) 09:35:18
3/4

冬戦争 

『ソ連軍の攻勢が頓挫してから、冬戦争は小休憩に入っていた。
ソ連軍は総司令官をティモシェンコに交代。同時に各地から抽出可能な部隊を集めて
フィンランド総攻撃の準備に取り掛かった。』本編13話より抜粋

スターリン:日本・在中米軍を警戒してシベリアの部隊動かせず極東からの兵力抽出は却下。
しかし航空戦力を増援として派遣。スペイン内戦で活躍したパイロット達を送る。

セミョーン・チモシェンコ:芬蘭侵攻作戦総司令官。
シベリアの精鋭部隊を芬蘭戦線に送るように直訴したが、却下される。

極東軍:シベリアの精鋭部隊。極東から日本・在中米軍警戒の為動かせず。

『ソ連弱体化工作を仕掛け、軍や政府機関の弱体化に勤めていた。
これによりソ連極東軍は麻薬、賄賂が横行するようになり骨抜きにされていった。
さらに日本は 亡命してきたロシア人女性や亡命者の娘をスパイに仕立てて
ハニートラップまで仕掛け、極東軍の内情を粒さに把握している。』本編13話より抜粋

芬蘭軍最高司令部

杉山元:大将。遣欧軍司令官。レニングラード空爆をマンネルハイム元帥に提案。
空爆計画を練る傍らで、夢幻会の面々と協議を重ねる。

『「フィンランド・ソ連の停戦が成立しない場合、
フィンランドの敗北が決定的になった場合、義勇軍を早急に引き上げる」』本編13話より抜粋

南雲忠一:遣欧艦隊司令官。レニングラード空爆をマンネルハイム元帥に提案。

マンネルハイム:元帥。芬蘭軍総司令官。日本に頼りすぎることにも懸念を示す。
レニングラード空爆を最終的に許可。囮の戦闘機部隊に芬蘭戦闘機部隊も参加。

芬蘭軍最高司令部の軍人達:日本に頼りすぎることにも懸念を示す者もいた。

芬蘭の政治家達:日本からの予期せぬ大規模支援、そして自軍の大活躍に舞い上がっていた。
彼らはさらなる戦果の拡大を求めるようになっていた。

インスタントコーヒー:日本からの支援物資。マンネルハイム元帥も愛飲。

2864:2012/08/27(月) 09:35:48
4/4

夢幻会会合 

『遣欧軍から日芬連合軍によってレニングラード空爆作戦を行うとの報告を受けて、
夢幻会はいよいよ事態は最終局面に移ったと判断した。
なぜか野菜とか肉とかが焼ける香りが漂う部屋で、
彼らは今後の方針を話し合った。』本編13話より抜粋

嶋田繁太郎:名前だけ登場。書類と格闘中。

伏見宮博恭王:会合出席。未来の食品の味が忘れられず思わずぼやく。

『「○金のタレが欲しいが、今はこれで我慢か」』本編13話より抜粋

辻正信:会合出席。畜産関係と医薬品の開発を推進。あと10年ほどで劇的に変わる。
三種の神器を通り越して一家に一台のPC普及が目標。

『「しかし美味しい牛肉の開発も急ぎたいですね。
ああ、それと養豚産業や養鶏産業の梃入れももっと必要ですね。
史実に比べれば十分な品質はありますが、まだまだですし」』本編13話より抜粋

杉山元:大将。遣欧軍司令官。名前だけ登場。

東条英機:会合出席。新しい調味料の開発を提案。

陸軍関係者:会合出席。

田中隆吉:情報局局長。会合出席。

蒋介石:名前だけ登場。張作霖暗殺事件の犯人を彼自身のコネ(主に裏社会)を使って調査。
犯人は中国共産党と突き止める。

張学良:名前だけ登場。張作霖の息子とは思えないボンクラでバランス感覚がない。
米軍を招き入れ満州でのバランスが大きく崩れる可能性が高くなる。

ソ連軍:新兵器開発が加速。独ソ戦を戦える状態に。今回の派兵目的の大半が達成。

『かくして日本の、そして世界の命運を
左右しかねない戦略が決定されていくのであった。』本編13話より抜粋

2874:2012/08/27(月) 09:36:20
第13話登場兵器一覧 1/6

『フィンランド・日本の連合軍がソ連軍を相手に激戦を繰り広げている頃、
中国大陸は小康状態を維持していた。
日本やドイツが重慶周辺の土地を租借して、国民党の盾となったことに加え、
張作霖もこれ以上の戦線拡大は厳しいと判断したからだ。』本編13話より抜粋

奉天軍:各地で大規模な赤狩りを行った。
しかし誤認も多く、無実のはずの人間が冤罪によって処刑されることも少なくなかった。
さらに酷くなると略奪や暴行まで行われる始末であった。だが共産党は確実に追い詰められていた。

中国共産党:追い詰められた中国共産党は、張作霖暗殺を計画。
日米は察知できなかった。

張作霖暗殺事件発生:張作霖が乗った列車が北京郊外で爆破され死亡。

夢幻会会合

『予想外の報告を受けた夢幻会は驚愕し、そして狼狽した。』本編13話より抜粋

伏見宮博恭王:会合出席。最終的な決断を下す。

『「あらゆる場合を想定して調査を行うことにしよう。
あと米ソ中三ヶ国の軽挙妄動に備えて暫くの間、警戒を強める」』本編13話より抜粋

『夢幻会の決定によって、直ちに日本政府は
在中の諜報員を総動員して調査を開始した。』本編13話より抜粋

米国政府:中国でのテロ対策と称して在中米軍のさらなる増強を発表。
奉天軍への旧式艦艇譲渡を検討。

上海:要塞化して中国への強固な橋頭堡としている。

2884:2012/08/27(月) 09:36:52
2/6

呉鎮守府司令長官執務室

嶋田繁太郎:中国関連の報告を受け苦い顔をした。
陸軍や海保と連携した哨戒網の拡充等地味で面倒な仕事にぼやきつつ着手。

『青島に中国海軍、上海に米海軍、陸軍航空隊が出張れば、日本のシーレーンは危機に瀕する。
彼らが圧力代わりに嫌がらせをする危険性もあった。
シーレーンを守ることが存在理由である海軍にとっては、
それは許容できるものではない。』本編13話より抜粋

伊吹型戦艦:「伊吹」「鞍馬」米中牽制に見せ付ける予定。

九五式飛行艇:陸軍や海保と連携した哨戒網の拡充。開発者辺境人氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/378

機雷:米中潜水艦牽制に使用。

オハマ級軽巡洋艦:中国海軍に譲渡。

平甲板型駆逐艦:コールドウェル級駆逐艦と思われる。同上。

潜水艦:同上。

P−40・B−17:表向きは匪賊、共産党対策に在中米軍へ配備予定。

米国の強引な中国進出

『米国の強引な中国進出は、日本国内でアメリカに対する警戒感を喚起することになった。

「このままではメキシコや中国の二の舞になる!」

現政府のやり方に不満を抱く人間達はそういって民衆を煽り立てた。
夢幻会は世論操作を目論んだが、あまりに米国のやり方が露骨なために、
さすがにフォローすることができず軍拡機運が高まっていく。
日本政府としては必要以上の軍拡は財政破綻を引き起こしかねないので躊躇したが、
民意を完全に無視することもできなかった。
何しろ日本はあくまでも民主主義国家であるのだ。そしてその民意は海軍の増強を、
特に国家の象徴である戦艦の建造を求めるようになる。』本編13話より抜粋

大蔵省次官室

辻正信:独逸が戦艦に心血を注いでいる間に企業買収で技術やプラント奪取。
ハインケルンやフォン・ブラウン等の技術者確保。
アルゼンチンなど幾つかの中立国を経由して来日予定。

2894:2012/08/27(月) 09:37:24
3/6

伊吹型戦艦:参番艦の追加発注を偽装。

翔鶴型空母:「翔鶴」「瑞鶴」新設計の3万トン級。

祥鳳型軽空母:「祥鳳」「瑞鳳」ほか1隻。

商船改造型空母:隼鷹型空母「隼鷹」(じゅんよう)「飛鷹」(ひよう)

大鷹型空母「大鷹」(たいよう)「雲鷹」(うんよう)「冲鷹」(ちゅうよう)

揚陸艦:神州丸他数隻。

『日本としては十分に大きな建艦計画であったが、
米国の建艦計画に比べると心もとないことは否めない。』本編13話より抜粋

ノースカロライナ級戦艦:「ノースカロライナ」「ワシントン」

サウスダコダ級戦艦:「サウスダコダ」「インディアナ」「マサチューセッツ 」「アラバマ」

アイオワ級戦艦:建造決定 。

モンタナ級戦艦:ビスマルク対策として建造推進。

空母・巡洋艦以下の艦船:日本の軍備増強を警戒し建造中。

『「あれだけ経済を痛めつけられて軍備を整えるほうが常識はずれですよ。
英仏独は涙目状態なのに」』本編13話より抜粋
と辻〜んがあきれる程の米帝様のチートっぷりを発揮。

スピットファイヤ:辻〜んに金を毟り取られ配備が進まず。

KGV級戦艦:辻〜んに金を毟り(ry建造が進まず。

イラストリアス級空母:辻〜んに金を(ry建造が進まず。

英陸軍:辻〜んに(ry装備の更新が遅れている。

マジノ線:予算をつぎ込みすぎて、全く動けない状況に陥る。

ダンケルク級戦艦:「ダンケルク」予算が足りず1隻だけと思われる。
ダンケルク建造が限界で他の艦艇が全く配備できていない。

ソミュアS35中戦車:生産・配備が大きく遅れている。

ビスマルク級戦艦:「ビスマルク」 
基準排水量42000t。42cm砲連装4基8門。最高速度28ノットの超弩級戦艦。

『史実のビスマルクを知る人間からすれば眉唾物であった。』

『たかが1隻として夢幻会ではさほど問題視はされていなかった。』本編13話より抜粋

2904:2012/08/27(月) 09:37:56
冬戦争 4/6

『ソ連軍の攻勢が頓挫してから、冬戦争は小休憩に入っていた。
ソ連軍は総司令官をティモシェンコに交代。同時に各地から抽出可能な部隊を集めて
フィンランド総攻撃の準備に取り掛かった。』本編13話より抜粋

スターリン:日本・在中米軍を警戒してシベリアの部隊動かせず極東からの兵力抽出は却下。
しかし航空戦力を増援として派遣。スペイン内戦で活躍したパイロット達を送る。

セミョーン・チモシェンコ:芬蘭侵攻作戦総司令官。
シベリアの精鋭部隊を芬蘭戦線に送るように直訴したが、却下される。

極東軍:シベリアの精鋭部隊。極東から日本・在中米軍警戒の為動かせず。

『ソ連弱体化工作を仕掛け、軍や政府機関の弱体化に勤めていた。
これによりソ連極東軍は麻薬、賄賂が横行するようになり骨抜きにされていった。
さらに日本は 亡命してきたロシア人女性や亡命者の娘をスパイに仕立てて
ハニートラップまで仕掛け、極東軍の内情を粒さに把握している。』本編13話より抜粋

KV−1重戦車:九七式中戦車に完敗。新型戦車の開発を厳命。

爆撃機:芬蘭へ300機を追加配備。

I−15戦闘機:複葉機。芬蘭へ追加配備。

I−16戦闘機:芬蘭へ追加配備。

I−180:同じ空冷エンジンの九六式の活躍を見て開発を再開。

多砲塔戦車:開発を完全に中止。  

『日本軍の九七式中戦車や九六式戦闘機に、
ソ連軍ご自慢の戦車部隊や航空部隊が大敗を喫したことは、
ソ連軍内部に激震を走らせていた。』

『監視付だが、これまで投獄されていた、
又はシベリアに流刑にされていた技術者を現場に戻すなど
比較的柔軟な対応をスターリンは行い、新兵器開発に当たっていた。
ただ彼が平然としていた訳ではない。むしろ怒り狂っていた。
ただ人間というのは怒りすぎると逆に冷静になってしまう時もある。
それが彼の冷静さを支えていたのかもしれない。』本編13話より抜粋


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板