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憂鬱 支援SSWiki 総合掲示板

1名無しさん:2012/07/07(土) 02:09:49
こちらは支援SSWikiの総合掲示板です。

連絡事項、更新情報、掲載許可、未掲載作品の情報提供、Wikiへの質問、Wiki内の要望改善。

支援SSWikiのことならなんでも書き込んでください。

提督たちの憂鬱 支援SSほか@ まとめウィキ
ttp://www18.atwiki.jp/teitoku_bbs/

1044:2012/07/27(金) 08:02:49
>>97追加

嶋田繁太郎:海軍大学校の校長に就任。

後藤新平:帝都復興計画を提唱。夢幻会協力者。

>>99訂正

嶋田繁太郎:夢幻会会合に出席。

1054:2012/07/27(金) 08:10:57
>>100

採用兵器一覧、登場人物一覧、
本編の時系列、Mapを左上に設置してみてはどうでしょう?
コンペは採用兵器一覧に移動させてもいいんじゃないでしょうか。

1064:2012/07/27(金) 09:22:18
本編時系列 提督たちの憂鬱 第3話登場人物一覧 1/8

1921年 ワシントン会議

ワシントン会議:海軍は艦隊縮小。

『史実なら露骨に不満をもった仕官たちも多かったがこの世界では比較的、不満を示す者は少なかった。
史実では艦隊派と言われる面々が静かだったことに加えて、戦艦の代わりに成りえるものが
あることが不満を抑えていた。ひとつは早期に開発された酸素魚雷、
そしてもうひとつは、本当なら補助的なものとして捕らえられてきた筈の航空機だった。』本編3話より抜粋


夢幻会海軍派閥:軍縮で航空機の予算が出来たので皆で集まって祝杯を挙げた。

1074:2012/07/27(金) 09:23:25
2/8

1922年 ワシントン会議よって戦艦土佐の処分が決定

加賀型戦艦:「土佐」標的艦として使用。世界初の航空魚雷による攻撃で沈没。

『「水雷屋の連中も対潜作戦も考慮してくれるようになった。
これで史実よりはマシになりそうだ」』本編3話より抜粋

嶋田繁太郎:海軍大学校の教官へ着任。今後海軍大学校に航空科設置予定。

夢幻会海軍派閥高官:妙高型巡洋艦の建造を検討中。

1084:2012/07/27(金) 09:24:27
3/8

1923年 関東大震災発生前

辻政信:莫大な復興費に愚痴をこぼす。
お嬢様学校を増やそうとしている派閥MMJ(もっともっと女学校を)の幹部。

普通選挙:『すでに普通選挙の実施も内々に決定していた。ただし女性の選挙権については
大学を卒業した女性が増えるまでは延期することも決まっていた。』本編3話より抜粋

諜報機関:『「明石さんが中心になって帝国中央情報局、まあ日本版CIAの設立が準備されている。
大震災後の第一次五ヵ年計画で設立が公表される予定だ」』本編3話より抜粋

満州:南満州鉄道の共同経営によって米国資本は、満州へ進出を果たした。
日本はこの下請けを積極的に引き受けることで金儲けをしている。
裏で日中分断を推進。この為米国の動きには注視せざるを得なかった。

インスタント食品:嶋田さんが開発を提案。
新たな輸出品になりえる可能性から倉崎や三菱もこの動きに追随した。

1094:2012/07/27(金) 09:25:25
4/8

1923年 関東大震災

関東大震災:地震発生日を防災の日として定め、大規模な防災訓練を実施。

『復興計画にはシベリア出兵を最小限に抑えてあまった資金と
第一次世界大戦の特需で稼いだ資金の残余から
ひねり出した資金が当たられることになっていた。』本編3話より抜粋

『日本政府は後藤新平の唱える帝都復興計画に基づいた復興を開始した。
尤も、計画全てをこなすには30億円もの巨額の費用が必要だった。
いろいろな方法で資金を工面したが、全額を出すのは難しくある程度は計画は縮小され
だが最終的には帝都大開発と呼ばれる一大工事となる。
計画に沿って広大な幹線道路の整備や道路の舗装、
公園などの設置など都市機能の充実を図ると同時に
下水道などのインフラ工事も進められた。』本編3話より抜粋

下水道だけでも金剛型4隻を建造する予算がいる。

夢幻会:『表向きはその存在を秘匿しているが、一連の派手な動きから事情通の人間
には次第にその存在を感づかれつつあった。』本編3話より抜粋

嶋田繁太郎:海軍大学校校長へ就任。今後海軍大学校に航空科設置予定。

『海軍大学校での新たなカリキュラムの創設や
陸軍との交流などの問題でいろいろと頭を痛めていた嶋田はため息をつく。
何しろ陸軍と海軍は建軍以来のライバル同士。中々その溝は埋まらない。
第一次世界大戦でお互いに協力したことである程度は埋められたが、
それでも溝は深い。』本編3話より抜粋

伊藤博文、山県有朋:腐敗した政党政治、軍人の視界の狭さ、戦略立案能力の低さを
危機的に感じ、大学での国際政治や戦争学に関する授業を増やすことを提案。

1104:2012/07/27(金) 09:26:24
5/8

第一次五ヵ年計画議会通過

日米通商条約改定:『第一次五ヵ年計画発動前にアメリカとの通商条約を改定した。
具体的には移民の就業時における最低賃金を保障する法律の制定をアメリカに求めたのだ。
史実では安い移民によってアメリカ人の職が奪われ、
それが排日機運を高めた。これを未然に防ぐ為だった。
尤もこんなことができたのは日本本土の経済成長によって移民の必要性が低下したことと、
満州を自治領化させたことで
満州をある程度は安定させることができたためだが。』本編3話より抜粋

加藤寛治:設備投資や研究の為予算増額を要請。軍民共同開発研究提案。

辻政信:技術開発を進めるための公共事業と割り切り、加藤の提案を役所に持ち帰ることを了承。

南雲忠一:陸海軍の大学校共同運動会・文化祭を発案。

嶋田繁太郎: 陸海軍の大学校共同運動会・文化祭を企画。

『後に合同運動会は、日本軍大運動会と呼ばれる一大イベントとなり、
文化学習の名目で始まった合同文化祭は、後の日本の漫画文化の隆盛で
一般人も参加した同人誌即売会となっていく。
勿論、後世において嶋田は同人即売会の生みの親として名を残すことになり、
漫画の神様と並ぶ存在として、一部の人間から尊敬されることになる。』本編3話より抜粋

1114:2012/07/27(金) 09:27:35
6/8

1925年 第一次五ヵ年計画実施。

第一次五ヵ年計画:大規模な軍縮を進めると同時に日本の重工業の育成を促進する計画。

陸軍:東条英機たちのプロジェクトチームの提言に基づいて将校の首を切らないものの、
兵士の定員を大幅に削減。製造部門近代化や技術研究開発を優先して行う。

海軍:海軍工廠の技術者や工員を大量解雇。再教育後に彼らを民間企業に就職させた。

『彼らはそれぞれの新たな職場で日本産業の底力を向上させる原動力となる。
同時に海軍は再教育の際に優秀と判断された人間を海軍に残すようにもした。』本編3話より抜粋

政府組織改変

軍需省:『まず第一次大戦の戦訓により総力戦体制となった際の戦時生産の管理は
専用の省庁が必要であると言う事により軍需省が設立された。
軍需省は『平時には雪達磨式に膨らむ軍事予算を効率的に運用する事で増加を防ぐため』
の常設の行政機関であり、陸海軍の生産だけでなく開発も(陸海と共同だが)管理していた。
また艦政本部、空技廠などの陸海軍の各開発機関も『出向』と言う形で傘下に収めている。
軍需省は後に海軍と海援隊と関係省庁と結託して、
戦時において統制型輸送船を建造するための法整備を推し進めるようになる。』本編3話より抜粋

1124:2012/07/27(金) 09:29:07
7/8

大日本帝国中央情報局:ワシントン会議での成果から諜報活動の重要性も認識され設立。
初代情報局長に日露戦争やロシア革命で数々の功績を残した明石元次郎が就任。

総合戦略研究所:内閣総理大臣の直属機関として創設。
軍事、経済、外交の様々な分野の専門家達によって構成される日本最大のシンクタンク。

『夢幻会と明治の元老は政党政治家を心の底ではあまり信用していなかったのだ。
このため政治家達に政策を提言する組織が必要とされ、
作り上げられたのがこの研究所だった。』本編3話より抜粋

通商産業省:商工省、貿易庁、石炭庁を統合して創設。

『通産省は産業政策において強い権限を持たされており、他の省庁の領域にまで踏み込むことができた。
勿論、反発も強かったが、夢幻会はその政治力で押し切った。』本編3話より抜粋

大蔵省、通産省、軍需省、内務省:夢幻会がほぼ牛耳ることに成功し、影の政府となりつつあった。

1134:2012/07/27(金) 09:29:58
8/8

景気政策

弾丸列車計画、道路整備5ヵ年計画、港湾整備5ヵ年計画
巨大製鉄所、千円自動車計画:実施が決定。

帝国統一規格令:三菱、倉崎が積極的に推進。

『辻は統一規格制定に反対する議員達や財界人に直接談判して、
相手が参ったというまで徹底的に討論した。このせいで、辻がくると聞いただけ
で関係部署や要人は承認に必要な書類と判子を用意するようになる。』本編3話より抜粋

教育改革

教育改革:米国式教育を参考に中学校までを義務教育とすると同時に、
奨学金制度をより充実させ優秀な人材の発掘と育成に力を注ぐことを柱としている。

農地政策

農地政策:戦後の農地解放を参考に推進。
地主達は土地を手放す代わりに政府の支援で企業を立ち上げることに同意。

114ウィキ主 ◆kE3UCYCpP2:2012/07/27(金) 21:03:38
4さま、101名無しさまのご助言によりメニューに『本編設定一覧』を新設し
採用兵器
登場人物
時間軸(時系列)
Map
を配置しました。

わたしが支援SS畑(しかもrom)の人間ですので兵器軍事設定には弱く、4さまには頼り切りに
なっていますがwikiにて掲示板の作家さまをサポートできていれば幸いです。

115名無しさん:2012/07/28(土) 07:20:43
すいませんちょっと提案なんですが
憂鬱世界の兵器のイメージを知りたいので

「その兵器のイメージ等」も末尾にでも書いてあると助かるのですが…


それと物語初期の92式軽戦車って何がイメージですか?

116名無しさん:2012/07/28(土) 18:56:44

>>115
<提督たちの憂鬱支援SS〜戦車開発よもやま話〜>
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/332

自分で確認してください。

1174:2012/07/28(土) 23:09:05
提督たちの憂鬱 第4話登場人物一覧 1/7

1927年 夢幻会会合

嶋田繁太郎:海軍大学校校長。 会合出席。
夢幻会の組織力を改めて実感。カップ麵の試食会に頭を痛める。
海軍大学の教育改革推進。陸海軍の協調を目指す文化祭、運動会共に成功。

『ひょっとして自分だけが異常なんだろうか……
嶋田は人知れずそんな不安を感じた。』本編4話より抜粋

伏見宮博恭王、大角岑生、南雲忠一:会合出席。新発売されるカップ麵を試食。

辻政信:会合出席。新発売されるカップ麵を試食。聖ペテロ女学院設立。

『「東京近郊の学校には、やたらとロシア系美少女が多いようですが?
ああ、モンゴロイド系もコーカソイド系もいましたね」』本編4話より抜粋

三菱代表:会合出席。新発売されるカップ麵を試食。政財界に絶大な影響力を持つ。

『「まあ憲政会の政治家たちにも飴は与えてあります。
イザというときには役に立つでしょう」』本編4話より抜粋

伊藤博文、山県有朋:死去。

西園寺公望:夢幻会協力者。会合出席。

『伊藤博文も山県有朋もこの世を去った今では数少ない明治の元勲だ。』本編4話より抜粋

1184:2012/07/28(土) 23:10:38
2/7

若槻禮次郎:名前だけ登場。若槻内閣不成立。

『「片岡を外して作ることも出来たが、
別に若槻内閣を作る必要なかったからな」』

『「政友会でうまくやっている。
わざわざ憲政会に組閣をさせてやる必要はないだろう」』本編4話より抜粋

片岡直温:名前だけ登場。 若槻内閣大蔵大臣。
史実では失言で金融恐慌が発生していたが本編では任命されず金融恐慌も防ぐ。

インスタントラーメン:新発売されるカップラーメン。

トランジスタ開発:コンピュータ開発でのアドバンテージを得るために必要。
1932年から開始する予定の第二次五ヵ年計画の中で開発を進める。

満州:『第一次世界大戦後、連盟の監視下で満州は合法的に日本の影響下にあった。
連盟(列強)の監視もあって治安も安定しておりわざわざ張作霖を排除するような機運はなかった。
さらに米もあまり反日を煽れば連盟の警戒と日本による武力介入を呼ぶ可能性があるとして
極端な日中離反工作はできないでいた。さらに21ヵ条要求などをしていないので反日機運もそこまで高くは無く、
むしろ反英機運が高かった。』本編4話より抜粋

聖ペテロ女学院:亡命ロシア人子女の為に設立。

陸軍:『米国企業を馬賊、そして最近出没するようになった共産ゲリラなどから護ると同時に、
米財界とのコネクション作りを着々と進めていた。』本編4話より抜粋

1194:2012/07/28(土) 23:11:22
3/7

1928年

嶋田繁太郎:球磨型軽巡洋艦弐番艦「多摩」艦長就任。

張作霖:名前だけ登場。暗殺を免れる。

蒋介石:名前だけ登場。

『史実では国民党の北伐による北京制圧と満州某重大事件と呼ばれる張作霖暗殺事件が起こった。
しかしながらこの世界ではそれらのイベントは発生していなかった。 
 米国の支援を受けた張作霖は依然として華北部を中心に強力な戦力を保持し、
国民党相手に一歩も引くことなく北京を維持していたのだ。
これによって張作霖は中華民国の正統政府は自分達であると主張して止まなかった。
勿論、国民党の蒋介石はこれに反発したが、
米国(+日本)をバックに持つ張作霖に真っ向から戦うことはできず、
華南での足固めに終始していた。』本編4話より抜粋

1204:2012/07/28(土) 23:14:40
4/7

1929年 世界恐慌前

嶋田繁太郎:天城型航空母艦「天城」艦長就任。

『嶋田は、海軍有数の派閥の一員なのだ。尤もそれだけ色々と苦労も多い。
妬む奴もいれば、媚を売ってくる奴もいて、人間関係で気がめいることが多いのだ。』

『嶋田は新たな戦術を研究すると共に、
赤城型空母『赤城』の艦長となった山本五十六と航空機の未来について話す機会を多々設けた。
彼等は飲み屋や寮などで大いに話を盛り上げた。
尤も嶋田は海軍有数の名将と呼ばれる事になる山本五十六を前にして
緊張のあまり背中で汗を流していたが。』本編4話より抜粋

山本五十六:赤城型航空母艦「赤城」艦長就任。嶋田さんと航空機の未来について語り合う。

1214:2012/07/28(土) 23:15:30
5/7

1929年10月24日 暗黒の木曜日 世界恐慌 夢幻会会合

『この恐慌の発生を予め知っていた日本は、
むしろこの大暴落を利用して莫大な資金を稼ぎ出した。
それは各省庁の裏金や、皇室財産からも資金をひねり出して
仕掛けた夢幻会一世一代の大博打だった。尤も彼らの行為は、
インサイダー取引なんて目じゃないほどのインチキだが、
インチキはばれなければ問題ない。』本編4話より抜粋

嶋田繁太郎:会合出席。辻〜んの爆弾発言に思わず持っていた湯のみを落とした。
東条さんの股間に零れる。

南雲忠一:会合出席。嶋田さんを宥める。

『「南雲さん。今、私は5.15や2.26事件を引き起こした将校たちの気分が
わかったような気がしますよ」』本編4話より抜粋

伏見宮博恭王:会合出席。コントを終わらせ議題に入る。

加藤寛治:名前だけ登場。伏見宮殿下と協力して関係省庁との協議を進める。

辻政信:MMJ幹部。会合出席。黒ニーソ派。爆弾発言で会合が大荒れ。

『世界恐慌で荒稼ぎした金の総額を見た辻が、
喜びのあまり何やら高笑いをしていた。』

『「そうです化学繊維を作るためです。
ぶっちゃけ、高オクタンのガソリンは二の次です!」』本編4話より抜粋

1224:2012/07/28(土) 23:16:06
6/7

複数のMMJ幹部:会合出席。紺靴下派、白靴下派が言い争う。

牟田口廉也:MMJ幹部。会合出席。袴派として参戦。

東条英機:会合出席。
嶋田さんが持っていた湯のみが隣にいた股間にかかり転がりまわる。

宇垣一成:夢幻会協力者。

化学繊維開発:デュポン社より早く特許を押さえ莫大な利益を得る為辻〜んが推進。

『世界恐慌によって世界各国で生産縮小、企業の倒産が相次いでいた。
その中で日本は巧みな金融政策、経済政策でその打撃を最小限に抑えた。』本編4話より抜粋

1234:2012/07/28(土) 23:17:01
7/7

1930年1月 ロンドン銀相場暴落

ロンドン銀相場暴落でも荒稼ぎ。

1930年 ロンドン軍縮会議 1月21日〜4月22日

日英同盟:駆逐艦の排水量制限を緩和させることを条件に対米戦争参戦義務削除。
米国国務省は外交での勝利と考えたが、実際には日本のシナリオどおりであった。

1244:2012/07/28(土) 23:32:47
>>120追加

嶋田繁太郎:天城型航空母艦「天城」艦長就任。航空無線を取り入れた集団戦法の研究を進める。

『後々に、この集団戦法は日本軍の航空部隊の基本戦術となっていく。』

『嶋田は、海軍有数の派閥の一員なのだ。尤もそれだけ色々と苦労も多い。
妬む奴もいれば、媚を売ってくる奴もいて、人間関係で気がめいることが多いのだ。』

『嶋田は新たな戦術を研究すると共に、
赤城型空母『赤城』の艦長となった山本五十六と航空機の未来について話す機会を多々設けた。
彼等は飲み屋や寮などで大いに話を盛り上げた。
尤も嶋田は海軍有数の名将と呼ばれる事になる山本五十六を前にして
緊張のあまり背中で汗を流していたが。』本編4話より抜粋

1254:2012/07/28(土) 23:33:21
本編時系列 提督たちの憂鬱 第4話 1/6

1927年 夢幻会会合

嶋田繁太郎:海軍大学校校長。 会合出席。
夢幻会の組織力を改めて実感。カップ麵の試食会に頭を痛める。
海軍大学の教育改革推進。陸海軍の協調を目指す文化祭、運動会共に成功。

『ひょっとして自分だけが異常なんだろうか……
嶋田は人知れずそんな不安を感じた。』本編4話より抜粋

伏見宮博恭王、大角岑生、南雲忠一:会合出席。新発売されるカップ麵を試食。

辻政信:会合出席。新発売されるカップ麵を試食。聖ペテロ女学院設立。

『「東京近郊の学校には、やたらとロシア系美少女が多いようですが?
ああ、モンゴロイド系もコーカソイド系もいましたね」』本編4話より抜粋

三菱代表:会合出席。新発売されるカップ麵を試食。政財界に絶大な影響力を持つ。

『「まあ憲政会の政治家たちにも飴は与えてあります。
イザというときには役に立つでしょう」』本編4話より抜粋

伊藤博文、山県有朋:死去。

1264:2012/07/28(土) 23:34:02
2/6

若槻禮次郎:名前だけ登場。若槻内閣不成立。

『「片岡を外して作ることも出来たが、
別に若槻内閣を作る必要なかったからな」』

『「政友会でうまくやっている。
わざわざ憲政会に組閣をさせてやる必要はないだろう」』本編4話より抜粋

片岡直温:名前だけ登場。 若槻内閣大蔵大臣。
史実では失言で金融恐慌が発生していたが本編では任命されず金融恐慌も防ぐ。

インスタントラーメン:新発売されるカップラーメン。

トランジスタ開発:コンピュータ開発でのアドバンテージを得るために必要。
1932年から開始する予定の第二次五ヵ年計画の中で開発を進める。

満州:『第一次世界大戦後、連盟の監視下で満州は合法的に日本の影響下にあった。
連盟(列強)の監視もあって治安も安定しておりわざわざ張作霖を排除するような機運はなかった。
さらに米もあまり反日を煽れば連盟の警戒と日本による武力介入を呼ぶ可能性があるとして
極端な日中離反工作はできないでいた。さらに21ヵ条要求などをしていないので反日機運もそこまで高くは無く、
むしろ反英機運が高かった。』本編4話より抜粋

聖ペテロ女学院:亡命ロシア人子女の為に設立。

陸軍:『米国企業を馬賊、そして最近出没するようになった共産ゲリラなどから護ると同時に、
米財界とのコネクション作りを着々と進めていた。』本編4話より抜粋

1274:2012/07/28(土) 23:34:46
3/6

1928年

嶋田繁太郎:球磨型軽巡洋艦弐番艦「多摩」艦長就任。

張作霖:暗殺を免れる。

『史実では国民党の北伐による北京制圧と満州某重大事件と呼ばれる張作霖暗殺事件が起こった。
しかしながらこの世界ではそれらのイベントは発生していなかった。 
 米国の支援を受けた張作霖は依然として華北部を中心に強力な戦力を保持し、
国民党相手に一歩も引くことなく北京を維持していたのだ。
これによって張作霖は中華民国の正統政府は自分達であると主張して止まなかった。
勿論、国民党の蒋介石はこれに反発したが、
米国(+日本)をバックに持つ張作霖に真っ向から戦うことはできず、
華南での足固めに終始していた。』本編4話より抜粋

1284:2012/07/28(土) 23:35:16
4/6

1929年 世界恐慌前

嶋田繁太郎:天城型航空母艦「天城」艦長就任。航空無線を取り入れた集団戦法の研究を進める。

『後々に、この集団戦法は日本軍の航空部隊の基本戦術となっていく。』

『嶋田は、海軍有数の派閥の一員なのだ。尤もそれだけ色々と苦労も多い。
妬む奴もいれば、媚を売ってくる奴もいて、人間関係で気がめいることが多いのだ。』

『嶋田は新たな戦術を研究すると共に、
赤城型空母『赤城』の艦長となった山本五十六と航空機の未来について話す機会を多々設けた。
彼等は飲み屋や寮などで大いに話を盛り上げた。
尤も嶋田は海軍有数の名将と呼ばれる事になる山本五十六を前にして
緊張のあまり背中で汗を流していたが。』本編4話より抜粋

山本五十六:赤城型航空母艦「赤城」艦長就任。嶋田さんと航空機の未来について語り合う。

1294:2012/07/28(土) 23:36:13
5/6

1929年10月24日 暗黒の木曜日 世界恐慌 夢幻会会合

『この恐慌の発生を予め知っていた日本は、
むしろこの大暴落を利用して莫大な資金を稼ぎ出した。
それは各省庁の裏金や、皇室財産からも資金をひねり出して
仕掛けた夢幻会一世一代の大博打だった。尤も彼らの行為は、
インサイダー取引なんて目じゃないほどのインチキだが、
インチキはばれなければ問題ない。』本編4話より抜粋

『世界恐慌によって世界各国で生産縮小、企業の倒産が相次いでいた。
その中で日本は巧みな金融政策、経済政策でその打撃を最小限に抑えた。』本編4話より抜粋

嶋田繁太郎:会合出席。辻〜んの爆弾発言に思わず持っていた湯のみを落とした。
東条さんの股間に零れる。

南雲忠一:会合出席。嶋田さんを宥める。

『「南雲さん。今、私は5.15や2.26事件を引き起こした将校たちの気分が
わかったような気がしますよ」』本編4話より抜粋

辻政信:MMJ幹部。会合出席。黒ニーソ派。爆弾発言で会合が大荒れ。

『世界恐慌で荒稼ぎした金の総額を見た辻が、
喜びのあまり何やら高笑いをしていた。』

『「そうです化学繊維を作るためです。
ぶっちゃけ、高オクタンのガソリンは二の次です!」』本編4話より抜粋

化学繊維開発:デュポン社より早く特許を押さえ莫大な利益を得る為辻〜んが推進。

1304:2012/07/28(土) 23:37:04
6/6

1930年1月 ロンドン銀相場暴落

ロンドン銀相場暴落でも荒稼ぎ。

1930年 ロンドン軍縮会議 1月21日〜4月22日

日英同盟:駆逐艦の排水量制限を緩和させることを条件に対米戦争参戦義務削除。
米国国務省は外交での勝利と考えたが、実際には日本のシナリオどおりであった。

1314:2012/07/29(日) 06:02:16
>>15訂正

憂鬱本編第4話登場兵器一覧

球磨型軽巡洋艦:弐番艦「多摩」1928年嶋田さん艦長へ就任

1324:2012/07/29(日) 06:08:55
憂鬱本編第3話登場兵器一覧
を憂鬱本編第1話登場兵器一覧(第2話)に追加お願いします。

憂鬱本編第1話登場兵器一覧(第2話)(第3話)
>>131と合わせてよろしくお願いします。

1334:2012/07/29(日) 06:58:06
>>7差し替え

憂鬱本編第1話登場兵器一覧 1/2

香取型巡洋戦艦:「香取」「鹿島」31サンチ砲。先進的な設計によりド級戦艦として建造。 
「香取」第一次世界大戦でUボートの雷撃により
護衛していた陸軍部隊を輸送している輸送船ごと撃沈。

『陸軍の前で大恥を掻かされた形となった日本海軍は
ダメージコントロールと対潜作戦に血眼となることになる。』本編1話より抜粋

薩摩型戦艦:「薩摩」「安芸」31サンチ砲。先進的な設計によりド級戦艦として建造。

金剛型巡洋戦艦:「金剛」「比叡」「榛名」「霧島」。八八艦隊計画参加、建造済み。
第一次世界大戦で比叡が大破。後に戦線復帰。

扶桑型戦艦:「扶桑」「山城」八八艦隊計画参加、建造済み。
初期型長門の煙突 36cm砲3連装砲塔4基 最大速力25ノット

伊勢型戦艦:「伊勢」「日向」八八艦隊計画に参加、建造済み。

長門型戦艦:「長門」「陸奥」八八艦隊計画による建造予定。
長門型コンペにより決定。開発者攻龍 ◆KjSC6/6g5M氏

加賀型戦艦:「加賀」「土佐」八八艦隊計画による建造予定。 
1922年ワシントン軍縮会議の決定によって戦艦土佐を廃艦。
標的艦として使用。世界初の航空魚雷による攻撃で戦艦土佐沈没。

1344:2012/07/29(日) 06:58:46
2/2

天城型巡洋戦艦:「天城」「赤城」「愛宕」「高雄」八八艦隊計画による建造予定。
関東大震災による損傷を防ぐ。後に空母へ改装。
天城型航空母艦「天城」赤城型航空母艦「赤城」

二等巡洋艦「和泉」:元チリ海軍所属防護巡洋艦「エスメラルダ」
日本海海戦参加。搭乗していた嶋田繁太郎に中の人が憑依 。

松島級巡洋艦:「松島」「厳島」「橋立」32.5センチ砲1門
三大景勝地の名前を付けているので三景艦と呼ばれいる。
旅順要塞を要塞砲の射程外から攻撃し旅順艦隊は大打撃を受ける。

旅順要塞:攻略せず封鎖日露戦争後に接収。

毒ガス:憂鬱本編第1話 第一次世界大戦で独軍(?)使用。

戦艦は竣工順。

八八艦隊計画:大幅にその規模を縮小。
高速戦艦4隻(長門型2隻、加賀型2隻)巡洋戦艦4隻(天城型4隻)。
既存の高速戦艦4隻(伊勢型2隻、扶桑型2隻)
巡洋戦艦4隻(金剛型4隻)と合わせて戦艦8隻、巡洋戦艦8隻の保有を目指す。

1354:2012/07/29(日) 07:19:53
憂鬱本編第2話登場兵器一覧

長門型戦艦:「長門」「陸奥」八八艦隊計画による建造。大蔵省にかなり嫌味を言われる。

鹵獲戦艦:『日露戦争で鹵獲した戦艦を売り払い、新型戦艦の開発と建造に当てていた。
これによって史実では遅れていた戦艦の整備が比較的早く進めることができた。
このために陸奥は文句を付けることができないような早期に配備することが可能になっていた。』本編2話より抜粋

酸素魚雷:史実よりも10年早く酸素魚雷の実用化に成功。

情報部門:第一次大戦で総力戦を経験し情報部門の強化を予定。
軍縮により予算は確保できる。

ワシントン軍縮会議:戦艦保有量を対米6割、航空母艦保有量を対米8割の予定。
陸奥を交渉の材料に使う。

海軍目標:現実的な路線として、西太平洋における日本の自主性の確保。
30年から半世紀は非戦方針。最終的にはアメリカと雌雄を決する。

陸軍目標:基本的に自国勢力圏防衛に重点を置く。海軍と協力して日本の繁栄を目指す。
リムランドの資源地帯を抑え中ソを警戒。
特務機関を用いた周辺国(特に中国)の徹底的な弱体化と分断を目論む。

1364:2012/07/29(日) 07:46:02
憂鬱本編第3話登場兵器一覧 1/2

1922年 ワシントン会議

ワシントン会議:艦隊の縮小が決定。

『史実なら露骨に不満をもった仕官たちも多かったがこの世界では比較的、
不満を示す者は少なかった。 史実では艦隊派と言われる面々が静かだったことに加えて、
戦艦の代わりに成りえるものが あることが不満を抑えていた。
ひとつは早期に開発された酸素魚雷、 そしてもうひとつは、
本当なら補助的なものとして捕らえられてきた筈の航空機だった。』本編3話より抜粋

加賀型戦艦土佐:標的艦として使用。世界初の航空魚雷による攻撃で沈没。

『巨額の費用をかけて艦隊決戦にしか使えない戦艦を建造するより、
対潜作戦にも使える水雷戦隊や航空機を整備したほうがよいという意見すら
ちらほらと出てきる始末だった。
陸軍の面前で面目を丸つぶれにされたことも多分に影響していた。』

『「水雷屋の連中も対潜作戦も考慮してくれるようになった。
これで史実よりはマシになりそうだ」』本編3話より抜粋

妙高型重巡洋艦:「妙高」「那智」「足柄」「羽黒」開発者 earth氏

提督たちの憂鬱(外伝)妙高型重巡にまつわるエトセトラ
ttp://www16.ocn.ne.jp/~chaos01/yuuutuura01.html

排水量12000t 全長192m 全幅19m 最高速度 33ノット 航続距離 15ノットで10000浬
武装50口径20cm連装砲4基、45口径12cm連装高角砲4基、20mm機関砲24門、61cm魚雷連装発射管4基
搭載機 水上機8機

酸素魚雷:史実よりも10年早く酸素魚雷の実用化に成功。

1374:2012/07/29(日) 07:47:14
2/2

1925年 第一次五ヵ年計画実施。

第一次五ヵ年計画:大規模な軍縮を進めると同時に日本の重工業の育成を促進する計画。

陸軍:東条英機たちのプロジェクトチームの提言に基づいて将校の首を切らないものの、
兵士の定員を大幅に削減。製造部門近代化や技術研究開発を優先して行う。

海軍:海軍工廠の技術者や工員を大量解雇。再教育後に彼らを民間企業に就職させた。

『彼らはそれぞれの新たな職場で日本産業の底力を向上させる原動力となる。
同時に海軍は再教育の際に優秀と判断された人間を海軍に残すようにもした。』本編3話より抜粋

大日本帝国中央情報局:JCIA。ワシントン会議での成果から諜報活動の重要性も認識され設立。
初代情報局長に日露戦争やロシア革命で数々の功績を残した明石元次郎が就任。

軍需省:『まず第一次大戦の戦訓により総力戦体制となった際の
戦時生産の管理は専用の省庁が必要であると言う事により軍需省が設立された。
軍需省は『平時には雪達磨式に膨らむ軍事予算を効率的に運用する事で増加を防ぐため』の
常設の行政機関であり、陸海軍の生産だけでなく開発も(陸海と共同だが)管理していた。
また艦政本部、空技廠などの陸海軍の各開発機関も『出向』と言う形で傘下に収めている。
軍需省は後に海軍と海援隊と関係省庁と結託して、
戦時において統制型輸送船を建造するための法整備を推し進めるようになる。』本編3話より抜粋

1384:2012/07/29(日) 08:08:26
憂鬱本編第4話登場兵器一覧 1/2

1927年

嶋田繁太郎:海軍大学校校長。

海軍大学の教育改革推進。陸海軍の協調を目指す文化祭、運動会共に成功。

海援隊:嶋田さんの再就職先予定。

『最低、少将であっても、将官として退任すればもらえる恩給は大きい。
三菱の海援隊に再就職する際にも有利だ。
海援隊は中国や東南アジアの植民地警備を手がけていたので将官の需要はある。
元海軍提督となれば現地の折衝での出番もある。』本編4話より抜粋

陸軍:『米国企業を馬賊、そして最近出没するようになった共産ゲリラなどから護ると同時に、
米財界とのコネクション作りを着々と進めていた。』本編4話より抜粋

満州:『第一次世界大戦後、連盟の監視下で満州は合法的に日本の影響下にあった。
連盟(列強)の監視もあって治安も安定しておりわざわざ張作霖を排除するような機運はなかった。
さらに米もあまり反日を煽れば連盟の警戒と日本による武力介入を呼ぶ可能性があるとして
極端な日中離反工作はできないでいた。さらに21ヵ条要求などをしていないので反日機運もそこまで高くは無く、
むしろ反英機運が高かった。』本編4話より抜粋

トランジスタ開発:コンピュータ開発でのアドバンテージを得るために必要。
1932年から開始する予定の第二次五ヵ年計画の中で開発を進める。

1394:2012/07/29(日) 08:09:06
2/2

球磨型軽巡洋艦:弐番艦「多摩」1928年嶋田さん艦長へ就任。

天城型航空母艦:「天城」1929年嶋田さん艦長へ就任。航空無線を取り入れた集団戦法の研究を進める。

『後々に、この集団戦法は日本軍の航空部隊の基本戦術となっていく。』

『嶋田は新たな戦術を研究すると共に、
赤城型空母『赤城』の艦長となった山本五十六と航空機の未来について話す機会を多々設けた。
彼等は飲み屋や寮などで大いに話を盛り上げた。
尤も嶋田は海軍有数の名将と呼ばれる事になる山本五十六を前にして
緊張のあまり背中で汗を流していたが。』本編4話より抜粋

赤城型航空母艦:「赤城」1929年山本五十六艦長へ就任。嶋田さんと航空機の未来について語り合う。

三八式歩兵銃:三八式の後継に新型自動小銃開発

新型重機関銃:弾薬は海軍のリムレス薬莢タイプ。部品も統一規格に基づいて作られているので生産性向上。

陸軍工廠:近代化を図る。

1930年 ロンドン軍縮会議 1月21日〜4月22日

日英同盟:駆逐艦の排水量制限を緩和させることを条件に対米戦争参戦義務削除。
米国国務省は外交での勝利と考えたが、実際は日本のシナリオ通りであった。

1404:2012/07/29(日) 09:04:13
憂鬱本編第5話登場兵器一覧 1/2

遼河油田:『列強によって半植民地にされていた中国では元々排外運動が活発だったが、
日本によって遼河油田が発見されてからは、今まで以上に権益の回収運動が活発化した。
そして1932年、中国上海でその動きは頂点に達した。』本編5話より抜粋

1932年 上海事変発生

天城型航空母艦:「天城」戦闘機、攻撃機は何を搭載しているか不明。

鳳翔型航空母艦:「鳳翔」

扶桑型戦艦:「扶桑」この3隻を中心にした第3艦隊と3個師団1個混成旅団を邦人保護の為派遣。

陸軍第3師団、第12師団:白川大将指揮。八九式中戦車、九二式軽戦車を保有。

陸軍第9師団、第24混成旅団:夢幻会陸軍派閥杉山元(はじめ)中将指揮。
八九式中戦車、九二式軽戦車を保有。

九二式軽戦車:開発者辺境人氏
<提督たちの憂鬱支援SS〜戦車開発よもやま話〜>
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/330
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/331
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/332

八九式中戦車:開発者辺境人氏。クリスティー戦車の特許を潰す為開発。
<提督たちの憂鬱支援SS〜戦車開発よもやま話〜>
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/330 

ソ連、中国共産党:仕掛け人と思われる。

国民党:租界回収が成功すればそれに便乗すると思われる。

浙江財閥:蒋介石のスポンサー。

中国第19軍:上海付近へ進出。租界の日本人達は震え上がった。

『日本軍の素早い機動と海上からの豊富な火力支援によって
第19軍は短期間のうちに上海から叩き出されてしまった。』本編5話より抜粋

1414:2012/07/29(日) 09:04:44
2/2

1932年7月

『素早い日本の対処で上海事変が下火になりつつあった1932年7月、
米の後押しを受けていた張作霖は突然、南進を開始。
さらにこれまで押さえられていた地方軍閥が蒋介石に対して叛旗を翻したため、
中国は泥沼の内戦に突入していく。』本編5話より抜粋

1932年 第二次五ヵ年計画

第二次五ヵ年計画:上海事変を片付けた日本政府は第二次五ヵ年計画を開始した。

八木・宇田アンテナ:『政府はまずレーダー関連特許を掌握し外国への流出を阻止。
さらに八木教授を筆頭に関係者を呼び寄せて強力なプロジェクトチームを編成し
未来の知識をベースにして助言を与えつつ開発を推し進めていった。』本編5話より抜粋

TV開発:八木・宇田アンテナと並行して、TV開発も急いでいた。
共産主義の思想の浸透に対する対抗手段になり得る。尾崎さん大ハッスル。

九五式拳銃:ブローニングハイパワー。開発者辺境人氏
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/89
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/122

昭五式小銃:三八式の後継新型自動小銃。開発者New氏
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/929

遼河油田:米国との共同開発を条件に接触分解法を入手。
96オクタンの高オクタンガソリンが使用可能に。

B17・B29:開発元であるボーイング社の買収を計画も米政府に阻止される。

海上保安庁:海軍の影響力確保の為軍人を派遣させる。 
短期間で空母や強襲揚陸母艦に改装可能な船舶の建造の補助
並びに高速タンカー整備の予算通過を引き換えに設立。
管轄は運輸省。人員は高等商船学校や警察、内務省から回す。
指揮系統に関して辻〜んと伏見宮が一時睨み合うが辻〜んが軍人派遣を了承する。

極東ソ連軍、中華民国:弱体化工作として朝鮮半島で栽培した阿片を
大量に中国やソ連に密輸させていた。
情報局にも手を回して極東ソ連軍の骨抜き工作を密かに進める予定。

日中同盟:日中同盟など糞の役にも立たないとして辻は徹底的に無視。

1424:2012/07/29(日) 09:08:29
>>131>>132を取り下げて>>133>>141のWiki差し替え

お手数ですがよろしくお願いします。

1434:2012/07/29(日) 20:37:39
本編時系列 提督たちの憂鬱 第5話 1/3

遼河油田:『列強によって半植民地にされていた中国では元々排外運動が活発だったが、
日本によって遼河油田が発見されてからは、今まで以上に権益の回収運動が活発化した。
そして1932年、中国上海でその動きは頂点に達した。』本編5話より抜粋

1932年 上海事変発生

天城型航空母艦:「天城」戦闘機、攻撃機は何を搭載しているか不明。

鳳翔型航空母艦:「鳳翔」

扶桑型戦艦:「扶桑」この3隻を中心にした第3艦隊と3個師団1個混成旅団を邦人保護の為派遣。

陸軍第3師団、第12師団:白川大将指揮。八九式中戦車、九二式軽戦車を保有。

陸軍第9師団、第24混成旅団:夢幻会陸軍派閥杉山元(はじめ)中将指揮。
八九式中戦車、九二式軽戦車を保有。

ソ連、中国共産党:仕掛け人と思われる。

国民党:租界回収が成功すればそれに便乗すると思われる。

浙江財閥:蒋介石のスポンサー。

中国第19軍:上海付近へ進出。租界の日本人達は震え上がった。

『日本軍の素早い機動と海上からの豊富な火力支援によって
第19軍は短期間のうちに上海から叩き出されてしまった。』本編5話より抜粋

1444:2012/07/29(日) 20:38:18
2/3

1932年7月

『素早い日本の対処で上海事変が下火になりつつあった1932年7月、
米の後押しを受けていた張作霖は突然、南進を開始。
さらにこれまで押さえられていた地方軍閥が蒋介石に対して叛旗を翻したため、
中国は泥沼の内戦に突入していく。』本編5話より抜粋

1932年7月以降 第二次五ヵ年計画

第二次五ヵ年計画:上海事変を片付けた日本政府は第二次五ヵ年計画を開始した。

『費用は莫大な金額であったが、夢幻会が世界中から掻き集めた資金で賄われた。』本編5話より抜粋

経済産業省:第二次五ヵ年計画によって創設。

『辻は第二次五ヵ年計画によって創設された経済産業省と連携して、
トランジスタの生産に必要なシリコンなどを得るために、
日本国内だけではなく列強との交渉を進めていた。
これらの交渉が実れば必要な資源を揃えることが出来る。
勿論、辻が動いていたのはシリコン確保のためだけではない。
石炭、木材、鉄鉱石、当時不足していた資源を得るために
外務省と連携して英仏に働きかけを強めていた。』本編5話より抜粋

遼河油田:米国との共同開発を条件に接触分解法を入手。
96オクタンの高オクタンガソリンが使用可能に。

八木・宇田アンテナ:『政府はまずレーダー関連特許を掌握し外国への流出を阻止。
さらに八木教授を筆頭に関係者を呼び寄せて強力なプロジェクトチームを編成し
未来の知識をベースにして助言を与えつつ開発を推し進めていった。』本編5話より抜粋

TV開発・TVアニメ推進:八木・宇田アンテナと並行して、TV開発も急いでいた。
共産主義の思想の浸透に対する対抗手段になり得る。尾崎さん大ハッスル。

『「アニメや漫画は米英のイメージ戦略に対抗するのに有効な手段ですぞ! 
絵を使えば文盲の人間にも強い印象を与えられる!!
上手に利用すれば共産主義の思想の浸透に対する対抗手段になり得ます!!」

「……尾崎さん、貴方、その共産主義者だったのでは?」

「確かに史実の私はそうでした。ですが、私は違う!! 私は目覚めたんです!!」』本編5話より抜粋

漫画:陸海軍合同文化祭で、同人誌の発売が始まる。

『「ああ。この時代には字が読めない人間が海外には多い。
そこで絵でアピールできる漫画は重要でしょう」』本編5話より抜粋

聖ペテロ女学院:亡命ロシア人子女の為に設立。辻〜ん他MMJが裏で設立を支援。
『はれ晴れ愉快』とかいう曲にあわせた萌えダンスが大人気。

『ちなみにこの踊りがもとになり、後に物語や伝説の登場人物、
或いは擬人化された動物や魔物を模した格好で踊る仮装舞踏会が開催されるようになる。
そしてそれは軍民交流の名の下に合同文化祭とあわさり、巨大な萌えの祭典になっていく。
それは20世紀後半では世界各国から多数の人間が押し寄せる、
日本有数いや世界有数の巨大な国際的祭典となっていくのである。』本編5話より抜粋

1454:2012/07/29(日) 20:39:10
3/3

海上保安庁:海軍の影響力確保の為軍人を派遣させる。 

短期間で空母や強襲揚陸母艦に改装可能な船舶の建造の補助
並びに高速タンカー整備の予算通過を引き換えに設立。
管轄は運輸省。人員は高等商船学校や警察、内務省から派遣。
指揮系統に関して辻〜んと伏見宮が一時睨み合うが辻〜んが軍人派遣を了承する。

極東ソ連軍、中華民国:弱体化工作として朝鮮半島で栽培した阿片を
大量に中国やソ連に密輸させていた。
情報局にも手を回して極東ソ連軍の骨抜き工作を密かに進める予定。

日中同盟:日中同盟など糞の役にも立たないとして辻は徹底的に無視。

日本:『各国が世界恐慌で疲弊する中、日本は各国から買い集めた工作機械やプラントで工業力を増進させつつ、
資源開発を急ピッチで推し進めた。一方、日本からかなりの資金を得た英仏は経済ブロックを発動し、
史実よりも若干遅れたものの世界経済はブロック経済に移行してく。』本編5話より抜粋

ブロック経済:『しかしそれさえも、日本の、
いや夢幻会の規定事項のうちであったことを彼らは知らなかった。』本編5話より抜粋

米国:『上海事変と一連の排外運動を見て、自国の代理人である張作霖への支援を強化していた。
これに伴い米国の軍需産業は活性化した。恐慌でほこりを被っていた工場群は次々に稼動を開始し、
湯水のように武器を吐き出していた。』本編5話より抜粋

ニューディール政策:夢幻会の暗躍でニューディール政策そのものが史実ほどの効果を発揮していない。

米国投資家:『利益が薄い国内への投資よりも確実に大きな利益が得られるであろう満州、
そしてヒトラーによって景気回復が行われるであろうドイツへ
彼らの資金が流れるのは必定だった。』本編5話より抜粋

企業買収:ダミー企業や協力してくれる現地の企業などを通じて買収。

『世界各地で企業買収を重ねて技術とプラントの収奪を行うのと並行して、技術開発を加速させた。
合成繊維をデュポンに先駆けて開発し特許として登録し巨額の富を得た。
加えてマグネトロンや八木レーダーの実用化で電探も実用可能な段階にまでこぎつけることに成功する。
TVも高柳教授を支援することで着々と実用化に近づきつつある。』本編5話より抜粋

B17・B29:開発元であるボーイング社の買収を計画も米政府に阻止される。

1464:2012/07/29(日) 22:17:44
提督たちの憂鬱 第5話登場人物一覧 1/3

遼河油田:『列強によって半植民地にされていた中国では元々排外運動が活発だったが、
日本によって遼河油田が発見されてからは、今まで以上に権益の回収運動が活発化した。
そして1932年、中国上海でその動きは頂点に達した。』本編5話より抜粋

1932年 上海事変発生

夢幻会幹部:こぞって不満をもらす。

『「連中め、満州が日米の投資で発展した途端に手のひらを返し始めたか」

「忌々しい。これまで日米の投資を募っておいて、最後は総取する気だ。
全くそんなんだからいつまでたっても信用されんのだ」』本編5話より抜粋

辻正信:逆にこれを利用。

大角岑生:上海事変発生にため息をつく。

『「全く共産主義といい、中華思想といい、厄介だな」』本編5話より抜粋

東条英機:浙江財閥の引き込みを猛烈に反発した。

『「無茶言うな。今でさえ譲歩していると文句を言われているんだ。
これ以上譲歩したら何を言われることか判ったものじゃあない」』本編5話より抜粋

ソ連、中国共産党:仕掛け人と思われる。

国民党:租界回収が成功すればそれに便乗すると思われる。

浙江財閥:蒋介石のスポンサー。

1474:2012/07/29(日) 22:18:51
2/3

天城型航空母艦:「天城」戦闘機、攻撃機は何を搭載しているか不明。

鳳翔型航空母艦:「鳳翔」

扶桑型戦艦:「扶桑」この3隻を中心にした第3艦隊と3個師団1個混成旅団を邦人保護の為派遣。

陸軍第3師団、第12師団:白川大将指揮。八九式中戦車、九二式軽戦車を保有。

陸軍第9師団、第24混成旅団:夢幻会陸軍派閥杉山元(はじめ)中将指揮。
八九式中戦車、九二式軽戦車を保有。

嶋田繁太郎:第3艦隊参謀長。

杉山元:陸軍中将。夢幻会陸軍派閥。陸軍第9師団、第24混成旅団指揮。

白川義則:上海派遣軍総司令。陸軍大将。夢幻会協力者。陸軍第3師団、第12師団指揮。

夢幻会派某将校:戦艦扶桑の砲撃に大ハッスル。

『「粉砕、玉砕、大喝采!!」』本編5話より抜粋

参謀本部:『一気に南京まで進撃するべきとの意見が高まるものの、
夢幻会が素早く手を回して日中は停戦へ向かった。』本編5話より抜粋

1932年7月

『素早い日本の対処で上海事変が下火になりつつあった1932年7月、
米の後押しを受けていた張作霖は突然、南進を開始。
さらにこれまで押さえられていた地方軍閥が蒋介石に対して叛旗を翻したため、
中国は泥沼の内戦に突入していく。』本編5話より抜粋

張作霖:突然、南進を開始。

蒋介石:地方軍閥が叛旗を翻したため、中国は泥沼の内戦に突入していく。

辻正信:『「これは予定外だが、ふふふ、まぁ良いさ。せいぜい帝国のために利用させてもらおう」
この事態を受けても尚、辻はニヤリとほくそ笑むだけであった。
その顔はまさに悪役、The悪役といったものであった。
どうみても、前世の補正が掛かっているようだった。』本編5話より抜粋

1484:2012/07/29(日) 22:19:36
3/3

1932年7月以降 第二次五ヵ年計画

第二次五ヵ年計画:上海事変を片付けた日本政府は第二次五ヵ年計画を開始した。

八木秀次:八木・宇田アンテナ、マグネトロンの開発。

『八木教授を筆頭に関係者を呼び寄せて強力なプロジェクトチームを編成し
未来の知識をベースにして助言を与えつつ開発を推し進めていった。』本編5話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:TVアニメ推進派にぼやく。会合出席。

『「アニメを放送するより大切なことがあるでしょうに」』本編5話より抜粋

TVアニメ推進派:嶋田さんに反論。会合出席。

『「文化発信力は、イメージ戦略において重要な意味を持ちます!」

「そうです! 史実の21世紀の世界で、日本アニメが多くの国々の人間に、
日本についてよい印象を与えたことをお忘れか!」』本編5話より抜粋

尾崎秀実:夢幻会協力者。MMJが引き込む。嶋田さんに反論。会合出席。

『「アニメや漫画は米英のイメージ戦略に対抗するのに有効な手段ですぞ! 
絵を使えば文盲の人間にも強い印象を与えられる!!
上手に利用すれば共産主義の思想の浸透に対する対抗手段になり得ます!!」

「……尾崎さん、貴方、その共産主義者だったのでは?」

「確かに史実の私はそうでした。ですが、私は違う!! 私は目覚めたんです!!」』本編5話より抜粋

辻正信:漫画・TVアニメ推進。宣撫工作の一環として予算は工面できる。
海上保安庁創設。会合出席。

『辻は第二次五ヵ年計画によって創設された経済産業省と連携して、
トランジスタの生産に必要なシリコンなどを得るために、
日本国内だけではなく列強との交渉を進めていた。
 これらの交渉が実れば必要な資源を揃えることが出来る。
勿論、辻が動いていたのはシリコン確保のためだけではない。
石炭、木材、鉄鉱石、当時不足していた資源を得るために
外務省と連携して英仏に働きかけを強めていた。』

『「ああ。この時代には字が読めない人間が海外には多い。
そこで絵でアピールできる漫画は重要でしょう」

後に辻たちの進める政策に基づいて陸海軍合同文化祭で、
同人誌の発売が始まることになる。』本編5話より抜粋

南雲忠一:会合出席。

『「史実の海自と海保の仲の悪さを知る南雲はこの提案に顔を曇らせる。』本編5話より抜粋

海軍関係者:会合出席。

伏見宮博恭王:会合出席。海上保安庁に海軍の影響力確保の為軍人を派遣させる。 

短期間で空母や強襲揚陸母艦に改装可能な船舶の建造の補助
並びに高速タンカー整備の予算通過を引き換えに設立。
管轄は運輸省。人員は高等商船学校や警察、内務省から回す。
指揮系統に関して辻〜んと伏見宮が一時睨み合うが辻〜んが軍人派遣を了承する。

牟田口廉也:会合出席。

フーバー:名前だけ登場。ニューディール政策が史実ほどの効果を発揮できず焦っている。

諸葛亮孔明:ジャ○アント・ロボ。
『嶋田は不気味に笑う辻の背後に、白いスーツを着、口髭を生やした細身の男を幻視していた。』

『「ま、まさしく、これは孔明の罠!!」』

『「ああ、あちらの……ということはさしずめ我らは十傑集ですね」

「……ということは夢幻会=B○団ですか?何か色々とあってそうで嫌なんですが」』本編5話より抜粋

1494:2012/07/30(月) 19:29:40
憂鬱本編第6話登場兵器一覧 1/2

1932年7月以降 第二次五ヵ年計画

第二次五ヵ年計画:上海事変を片付けた日本政府は第二次五ヵ年計画を開始。
各地で高速鉄道、発電所、湾港施設、巨大製鉄所などの整備が開始された。
軽工業国家からの脱皮を果たすべく重工業の梃入れをこれまで以上に行った。
総額20億円以上という巨大な国家プロジェクトは、夢幻会の全面的な後押しの下で進められていく。

遼河油田石油プラント:急ピッチで油田開発を進める。
哨戒のために航空機やジープなどを配備予定。

東条英機:満州防衛について問題が山積みで溜息をついた。

『「中国内戦への対応、ソ連への警戒、それにゲリラや匪賊への対応……
おまけに暴走しそうな一部幹部の監視、俺を過労死させる気か?」』本編6話より抜粋

無線機ネットワーク:東条さんが2○hみたいに匿名で愚痴を言いたい為
音声チャットを無線機のネットワークで再現しようと暗躍。

『単に愚痴を呟きたかった東条の暗躍によって、
日本陸軍は何故か世界最高クラスの通信網を保有することになる。』本編6話より抜粋

国民党:華北戦線で粘り黄河周辺でこう着状態。

華北戦線:黄河周辺でこう着状態。

日本製旧式兵器:中国内戦で旧式兵器を売り払う。
稼いだ資金は装備や工廠の設備の更新の足しになる。

米国:張作霖への支援を本格化。軍需工場の建設や装備購入の為の借款を行う。

英国:蒋介石に軍需物資の支援を行う。

仏蘭西:雲南軍閥を支援。各国共に軍閥を利用して中国を分断する動きを進める。

『「少なくとも、かの国が国際舞台の桧舞台に登場するのは史実より四半世紀は遅れますね」

辻の言葉に他のメンバーもニヤリと笑う。』本編6話より抜粋

日本の仮想敵:第一にソ連、第二に米国、第三に中国。

『海軍にとっては仮想敵筆頭は米国であったが、それでも中国は見過ごせない存在であった。
仮に人口5億の国家が近代化すれば、とんでもない強国が自国の隣に出現することになる。
それは容認できるものではない。
ましてそれが中華主義(漢民族中心主義)に毒された存在ならば尚更だ。』本編6話より抜粋

台湾・海南島:中国が海に向けて出てくれば台湾と海南島を有する日本と衝突するので
可能な限り大陸内部に封じ込める必要がある。

対ソ工作:中央アジアへ民族自活の精神や資源情報を吹き込んで、ソ連を混乱させることを提案。
極東ソ連軍の工作と連携させることで弱体化を図り、国外で行動する余裕を失わせることを狙う。
満州以南での分断工作と武力以外でソ連、特に中央アジア方面の分断へ力を入れる。

陸軍夢幻会派:統制派と呼称されている。

『この統制派は軍近代化を図る一方で非正規戦や諜報活動によって
中ソの分断と瓦解を図っており、明石大将の後継者たちと見做されていた。
現在、この会派には真崎、東条、相沢などの入れ替わり組みと、
史実の皇道派・統制派の一部が所属している。』本編6話より抜粋

1504:2012/07/30(月) 19:30:13
2/2

1933年 フランクリン・ルーズベルト大統領選出。

ルーズベルト:『中国内戦を利用した特需によって
失地回復を目指したフーバー大統領だったが、大恐慌発生の失敗を補いきれず落選。
米国では史実どおり、フランクリン・ルーズベルトが大統領として選出された。』本編6話より抜粋

米:ニューディール政策の実施を発表。大規模な中国支援を開始。

中国海軍基地:米国支援により中華民国政府(奉天軍閥)は山東省に海軍基地を建設。

中国軍需工廠:奉天では軍需工廠の建設が計画され、規模は大阪砲兵工廠に匹敵。

日中両国:これまで以上に、壮絶な経済戦争を繰り広げることになる。

英国:日本は役に立つ駒、或いは鉄砲玉に過ぎない。華南とインドを繋ぐ鉄道を建設予定。
中国南部とインドを繋げ、経済面で華北部を引き離す。米企業の中国市場進出への牽制、妨害を目論む。

『確かに日英同盟は東アジアでの権益維持において重要ではあった。
しかしながら日本と徒党を組んで米国と本格的に事を構える気は、
英国にはさらさら無かった。
謀略・外交で高い能力を誇る英国にとって日米の分断はそう難しいことではない。
日本にとって意外な敵は自身の背後に居た。』本編6話より抜粋

海軍:軍縮体制に不満を持つ人間は多い。内務省、情報省、憲兵と連携して不穏分子の監視を行う。

内務省、情報省、憲兵:農業の機械化と効率化の推進。
地主達に企業の創設や投資を促して経済の活性化を図る。

『地主階級の人間について徹底的な調査を行い、様々な醜聞を集めていたのだ。
家主には問題なくても、その息子や娘には問題があるケースが多い。
中には地主階級にも関わらず共産主義思想に染まっている者もいた。
辻はそういったスキャンダルを利用して、硬軟あわせた交渉を行っていたのだ。頑固な人間たちでさえ、
そういった身内の醜聞を持ち出されては、大抵は折れるしかなかった。』本編6話より抜粋

石原莞爾:石原莞爾を中心とした一派は、未だに世界最終戦争論を掲げている。

アジア新秩序:一部には日本を中心としたアジア新秩序構築を主張する者もいる。

日本の政治家:今の政府のやり方を腰抜け呼ばわりする人間が多い。
それも自分達が主導権を握るためだけに、今の方針を貶める輩が少なくない。

1514:2012/07/30(月) 20:17:51
>>150追加訂正

米国:ニューディール政策の実施を発表。
夢幻会はこれを予期して投資を行い莫大な利益を得る。
同時に予期せぬイベントが発生。米国が大規模な中国支援を開始。

1524:2012/07/30(月) 20:33:57
提督たちの憂鬱 第6話登場人物一覧 1/3

1932年7月以降 第二次五ヵ年計画

第二次五ヵ年計画:上海事変を片付けた日本政府は第二次五ヵ年計画を開始。
各地で高速鉄道、発電所、湾港施設、巨大製鉄所などの整備が開始された。
軽工業国家からの脱皮を果たすべく重工業の梃入れをこれまで以上に行った。
総額20億円以上という巨大な国家プロジェクトは、夢幻会の全面的な後押しの下で進められていく。

倉崎重蔵:夢幻会メンバー重鎮。名前だけ登場。

倉崎潤一郎:倉崎重蔵の息子。非転生者。夢幻会幹部候補。遼河油田を視察。

『「ははは、まぁ飛行機狂いの父ならそうでしょうね。ですが……」

「………やはり、彼も年か。君が夢幻会における彼の地位を継ぐのも近いな」

「いえいえ、まだ私のような若輩では……」

「気にすることは無い。君より若い人間はいる。馬鹿は不要だが、有能ならば若くても問題はないだろう」

東条は事も無げに言うが、潤一郎は恐縮したままだった。』本編6話より抜粋

東条英機:関東軍参謀。遼河油田を視察。世代交代に不安を覚える。
満州防衛についても問題が山積みで溜息をついた。

『(知らないことはいいことだよ、あんなギャグのような組織が日本を牛耳っているなんて)

(……陸海軍、政財界などを支配しているのが実は変人奇人の巣窟なんて、
言えないよな〜。世代交代するときはどうしようか、本当に)

遠い将来のことをちょっと、いやかなり不安に思いつつ、東条は石油プラントを後にした。』

『「中国内戦への対応、ソ連への警戒、それにゲリラや匪賊への対応……
おまけに暴走しそうな一部幹部の監視、俺を過労死させる気か?」』本編6話より抜粋

夢幻会会合

大角岑生:会合出席。

真崎甚三郎:会合出席。

白洲次郎:夢幻会の根回しで外務省にスカウト。夢幻会協力者。会合出席。
夢幻会の漫才に困惑する。

辻正信:会合出席。饅頭茶漬けを食べる。
『「……リ○ディ茶でも飲んどけ」

「あれはお茶に対する冒涜ですよ」

「「「………(似たようなものだろうに)」」」

一名だけ訳が判らないといった表情であったが、
夢幻会は今日も平常運転で突っ走っていた。』本編6話より抜粋

陸軍夢幻会派:統制派と呼称されている。

『この統制派は軍近代化を図る一方で非正規戦や諜報活動によって
中ソの分断と瓦解を図っており、明石大将の後継者たちと見做されていた。
現在、この会派には真崎、東条、相沢などの入れ替わり組みと、
史実の皇道派・統制派の一部が所属している。』本編6話より抜粋

蒋介石:名前だけ登場。蒋介石への不満を利用して中国を分断。

1534:2012/07/30(月) 20:34:34
2/3

1933年 フランクリン・ルーズベルト大統領選出。

ルーズベルト:名前だけ登場。

フーバー:名前だけ登場。

『中国内戦を利用した特需によって失地回復を目指したフーバー大統領だったが、
大恐慌発生の失敗を補いきれず落選。米国では史実どおり、
フランクリン・ルーズベルトが大統領として選出された。』本編6話より抜粋

ジェームズ・R・マクドナルド:英国宰相。米国と裏では激しい覇権争いを繰り広げる。
華北経済圏を華南経済圏から切り離す為鉄道の敷設を早める。

英国閣僚:数名とジェームズ・R・マクドナルドが協議。

ロスチャイルド家:名前だけ登場。鉄道敷設の為投資を呼び掛ける。

ヒトラー:名前だけ登場。

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。

辻正信:会合出席。MMJのネットワークを使い不穏分子を監視。
新潟の干拓、農業の機械化と効率化の推進。
地主達に企業の創設や投資を促して経済の活性化を図る。

『地主階級の人間について徹底的な調査を行い、様々な醜聞を集めていたのだ。
家主には問題なくても、その息子や娘には問題があるケースが多い。
中には地主階級にも関わらず共産主義思想に染まっている者もいた。
辻はそういったスキャンダルを利用して、硬軟あわせた交渉を行っていたのだ。頑固な人間たちでさえ、
そういった身内の醜聞を持ち出されては、大抵は折れるしかなかった。』本編6話より抜粋

牟田口廉也:会合出席。

真崎甚三郎:会合出席。巫女萌え。

阿部信行:会合出席。不穏分子を監視。

石原莞爾:石原莞爾を中心とした一派は、未だに世界最終戦争論を掲げている。

アジア新秩序:一部には日本を中心としたアジア新秩序構築を主張する者もいる。

日本の政治家:今の政府のやり方を腰抜け呼ばわりする人間が多い。
それも自分達が主導権を握るためだけに、今の方針を貶める輩が少なくない。

1544:2012/07/30(月) 20:35:45
3/3

1933年 ニューディール政策実施

米国:ニューディール政策の実施を発表。
夢幻会はこれを予期して投資を行い莫大な利益を得る。
同時に予期せぬイベント発生。米国が大規模な中国支援を開始。
中国国内の富裕層によって軽工業の振興が活発化。

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。夢幻会常識派。
貿易摩擦の発生は戦争を誘発する為不安を覚える。

『この事態を一番深刻に受け止めていたのは、
夢幻会で数少ない常識派とされる嶋田たちであった。』本編6話より抜粋

辻正信:会合出席。一部の人間達の憂慮を笑い飛ばした。
日本本土に直接投資してもらい合弁工場を沢山作ればいい。
米国企業日本法人の製品を中国に輸出すれば問題はある程度はクリアできる。

軍関係者:会合出席。

『この日から日中両国は、これまで以上に、
壮絶な経済戦争を繰り広げることになる。』本編6話より抜粋

1554:2012/07/30(月) 20:41:54
本編時系列 提督たちの憂鬱 第6話 1/2

1932年7月以降 第二次五ヵ年計画

第二次五ヵ年計画:上海事変を片付けた日本政府は第二次五ヵ年計画を開始。
各地で高速鉄道、発電所、湾港施設、巨大製鉄所などの整備が開始された。
軽工業国家からの脱皮を果たすべく重工業の梃入れをこれまで以上に行った。
総額20億円以上という巨大な国家プロジェクトは、夢幻会の全面的な後押しの下で進められていく。

遼河油田石油プラント:急ピッチで油田開発を進める。
哨戒のために航空機やジープなどを配備予定。

国民党:華北戦線で粘り黄河周辺でこう着状態。

華北戦線:黄河周辺でこう着状態。

日本製旧式兵器:中国内戦で旧式兵器を売り払う。
稼いだ資金は装備や工廠の設備の更新の足しになる。

米国:張作霖への支援を本格化。軍需工場の建設や装備購入の為の借款を行う。

英国:蒋介石に軍需物資の支援を行う。

仏蘭西:雲南軍閥を支援。各国共に軍閥を利用して中国を分断する動きを進める。

『「少なくとも、かの国が国際舞台の桧舞台に登場するのは史実より四半世紀は遅れますね」

辻の言葉に他のメンバーもニヤリと笑う。』本編6話より抜粋

対ソ工作:中央アジアへ民族自活の精神や資源情報を吹き込んで、ソ連を混乱させることを提案。
極東ソ連軍の工作と連携させることで弱体化を図り、国外で行動する余裕を失わせることを狙う。
満州以南での分断工作と武力以外でソ連、特に中央アジア方面の分断へ力を入れる。

陸軍夢幻会派:統制派と呼称されている。

『この統制派は軍近代化を図る一方で非正規戦や諜報活動によって
中ソの分断と瓦解を図っており、明石大将の後継者たちと見做されていた。
現在、この会派には真崎、東条、相沢などの入れ替わり組みと、
史実の皇道派・統制派の一部が所属している。』本編6話より抜粋

1564:2012/07/30(月) 20:42:39
2/2

1933年 フランクリン・ルーズベルト大統領選出。

ルーズベルト:『中国内戦を利用した特需によって
失地回復を目指したフーバー大統領だったが、大恐慌発生の失敗を補いきれず落選。
米国では史実どおり、フランクリン・ルーズベルトが大統領として選出された。』本編6話より抜粋

米国:ニューディール政策の実施を発表。
夢幻会はこれを予期して投資を行い莫大な利益を得る。
同時に予期せぬイベント発生。米国が大規模な中国支援を開始。
中国国内の富裕層によって軽工業の振興が活発化。

中国海軍基地:米国支援により中華民国政府(奉天軍閥)は山東省に海軍基地を建設。

中国軍需工廠:奉天では軍需工廠の建設が計画され、規模は大阪砲兵工廠に匹敵。

英国:日本は役に立つ駒、或いは鉄砲玉に過ぎない。華南とインドを繋ぐ鉄道を建設予定。
中国南部とインドを繋げ、経済面で華北部を引き離す。米企業の中国市場進出への牽制、妨害を目論む。

『確かに日英同盟は東アジアでの権益維持において重要ではあった。
しかしながら日本と徒党を組んで米国と本格的に事を構える気は、
英国にはさらさら無かった。
謀略・外交で高い能力を誇る英国にとって日米の分断はそう難しいことではない。
日本にとって意外な敵は自身の背後に居た。』本編6話より抜粋

海軍:軍縮体制に不満を持つ人間は多い。内務省、情報省、憲兵と連携して不穏分子の監視を行う。

辻正信:会合出席。MMJのネットワークを使い不穏分子を監視。
新潟の干拓、農業の機械化と効率化の推進。
地主達に企業の創設や投資を促して経済の活性化を図る。

『地主階級の人間について徹底的な調査を行い、様々な醜聞を集めていたのだ。
家主には問題なくても、その息子や娘には問題があるケースが多い。
中には地主階級にも関わらず共産主義思想に染まっている者もいた。
辻はそういったスキャンダルを利用して、硬軟あわせた交渉を行っていたのだ。頑固な人間たちでさえ、
そういった身内の醜聞を持ち出されては、大抵は折れるしかなかった。』本編6話より抜粋

石原莞爾:石原莞爾を中心とした一派は、未だに世界最終戦争論を掲げている。

アジア新秩序:一部には日本を中心としたアジア新秩序構築を主張する者もいる。

日本の政治家:今の政府のやり方を腰抜け呼ばわりする人間が多い。
それも自分達が主導権を握るためだけに、今の方針を貶める輩が少なくない。

日中両国:これまで以上に、壮絶な経済戦争を繰り広げることになる。

1574:2012/07/30(月) 20:47:21
>>117からが新規更新分です。

>>131>>132を取り下げて>>133>>141のWiki差し替え

お手数ですがよろしくお願いします。

1584:2012/07/31(火) 01:34:39
本編時系列 提督たちの憂鬱 第7話 1/6

1933年〜1935年

アメリカ企業、投資家:日本、そして満州への投資を増加させていった。
『日本は人件費が安く、労働者の品質もそれなりに高い。そして近くには大消費地と目される中国があった。
中国に直接工場を作ろうという動きも無くは無かったが、
彼らは上海での暴動やインフラの状態を見る限りはリスクが大きいと判断して、
比較的安心できる日本を選んだのだ。
さらに日本陸軍が作ったコネクションもこれを後押ししていた。』本編7話より抜粋

日本:『投資される側の日本もただでは転ばなかった。
工作機械の国産化、工業規格の統一の推進などを推し進めて工業力強化を図った。
日本はスポンジが水を吸い取るかのように、新しいものを次々に吸収して、成長していった。
それを知る人間たちはあまり日本を大きくするのは問題があるのではないか、
と危惧したが、日本と満州が齎す利益が大きくなるに連れて、
目先の利益に目がくらむ人間が増えていく。』本編7話より抜粋

米国:日英同盟分断、対中支援強化を指示。

『日本が大陸への軍事力による干渉をできるだけ抑えて深入りを避けるのと対称的に、
米国は大陸へ深入りしていた。』本編7話より抜粋

南満州鉄道沿線地帯:『 米国資本が多数進出し賑わいを見せていた。
油田の発見もあって、満州には東洋有数のコンビナートが形成されつつあった。
さらに米国は大規模な農園の建設さえ計画していた。』本編7話より抜粋

奉天軍閥:『 米国資本家達の手によって満州の基盤の整備が行われるに従い、
張作霖率いる奉天軍閥が著しく強化されていたのだ。
さらに米国の支援で大規模な軍需工廠が建設されると
彼の鼻息は荒いものとなっていた。』本編7話より抜粋

日本陸軍:予算不足により日本陸軍は九二式、八九式戦車や、
沿線警備の為トラックやバイクを配備している程度。
おまけに車両の数が少なく警備には騎馬を重用している有様。

無線機ネットワーク整備:東条英機が愚痴を言いたい為推進。
弱電分野の成長になる為一石二鳥。

『 辻は通信網整備のために
色々な部署と折衝するはめになるのであった。』本編7話より抜粋

1594:2012/07/31(火) 01:35:17
2/6

海軍省特別室

『 日本では夢幻会が設置した海軍省の特別室で、
公表されることの無い戦いが繰り広げられていた。そこでは多数の屍が築かれており、
そこが如何に激戦が行われているかを示していた。』本編7話より抜粋

嶋田繁太郎:同人誌製作中。机に沈む。

『「お、俺はもうだめです。あとはお願いします」

「死ぬな、嶋田!!」

「そうだ、ここでお前が倒れたら!!」

「ダメだ。もう意識が……」』本編7話より抜粋

伏見宮博恭王:同人誌製作中。ペンネーム『フシミン』
去年試しにこっそり出品したら評判が良く今年も出品。部下達に協力を要請。

海軍補充計画:辻〜んに原案の大半を容認させただけでも奇跡と言える。

『 新設計の2万トン級空母である飛龍型。
その建造費用は艦載機を含めば、超甲巡より高くついた。
それを何とか辻に容認させた反動が、
この同人誌製作だった……かもしれない。』本編7話より抜粋

第二次ロンドン軍縮会議:現状維持。中身を更新して兵力バランスを維持。
戦時に備えて基地航空隊と早期警戒網の構築を推進。
暫くは赤城型2隻、飛龍型2隻の4隻体制。

米国:米国による日英分断工作をできるだけかわす。
日米関係で必要以上に卑屈になるつもりはない。

海軍:軍縮条約を締結する方針を決定。

夢幻会海軍派閥:条約反対派を押し切る一方で、堀悌吉など多数の提督を自陣営に引き込んだ。

1604:2012/07/31(火) 01:35:57
3/6

1935年12月9日 第二次ロンドン海軍軍縮会議

米国:日英関係に楔を打ち込みたい米国は様々な方法で揺さぶりをかけ
日英同盟の解消を強引に主張した。

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。日英同盟を第二次世界大戦勃発の直前まで引き延ばすことを提案。

辻正信:会合出席。反日運動の抑えこみは中国の内戦を利用。

『「お察しの通り。ソ連と中国共産党を利用します。
嶋田さんが仰ったように押してだめ、引いてもだめなら、横にずらすんです」』本編7話より抜粋

与野党:野党の中には日英同盟解消を政局に利用しようとする者もいる。
与党内部でも主導権争いの気配がある。

統帥権:国難の時にこれでは政治家達にはいつまでも統帥権を渡せない。

各省庁人事権:同上。

1614:2012/07/31(火) 01:36:38
4/6

軍縮会議

日本代表:交渉の席でこれまで主張してきた日英同盟の維持を撤回。
同時に即座に日英同盟を解消するのは難しいと主張し、
日英同盟は1938年までは維持することで妥協するよう米国に求めた。

米国:軍縮条約締結後、即座に同盟解消を求めたが最終的に認める。
奉天軍閥にさらなる支援を行い、中国統一そして米国の市場の拡大を図る。

ルーズベルト:やや不満は残るものの、さらなる日英分断工作と、東アジア進出を命じた。

英国:日本と組んで華南で通貨制度改革を実施し、英国経済圏に取り込んだ。

蒋介石:日英は蒋介石に大量の武器を売りさばいて大量の銀を手に入れた。

日本:『 英国ほどではなかったが、ある程度の利益を得ることができた。
日本は貯めた資金を、国内投資につぎ込み、国内の開発を加速させていった。
東北の貧農対策として八郎潟の干拓も大金をつぎ込んで推し進めた。
莫大な金が掛かるとして反対意見も少なくなかったが、
辻は貧困を無くすことが国家の安定に必要であると主張して、
各部署を説いてまわってこれを実現させたのだ。』本編7話より抜粋

陸軍:来るべき第二次世界大戦に備えて、火器の強化を図った。
自動小銃、対戦車バズーカなど携帯火器の開発と生産を行う一方で、戦車の強化も推進した。

『 日本版T34である九七式戦車はあまりにコストが掛かりすぎるとして、
陸軍は九二式の改造を推し進めたのだ。陸軍の戦車開発班は自走砲にしたり、装甲車にしたりと、
陸軍はこの九二式を次々に魔改造していくことになる。』本編7話より抜粋

帝国中央情報局:関東軍の一部と結託して大陸での謀略工作を進める。

1624:2012/07/31(火) 01:37:30
5/6

中国

『 内戦が続く中国では共産党と匪賊による富裕層への強奪が頻発していた。
これを取り締まるべき警察機構は賄賂攻勢によって機能を停止させており、
未来人なら「リアル北斗の拳」と言うであろう世界が展開されていた。』本編7話より抜粋

国民党:『上海事変の敗北、米との関係悪化と中国統一の失敗、
そして英国主導による貨幣制度改革と排外運動に燃える人間達を落胆させることが多く、
その求心力は低下していた。』本編7話より抜粋

奉天軍閥:『華北の奉天軍閥は、米国の力で勢力を拡大させてはいるが、
民衆への圧制から求心力は低かった。このことがさらに治安を悪化させていた。』本編7話より抜粋

共産党:『この隙を縫うように共産党が勢力を拡大するのは当然であった。』本編7話より抜粋

海援隊:『彼らは帝国の最新鋭の武装と高い錬度によって、
私設軍とは思えないレベルの戦闘能力を保持していた。
大陸ではガードマンの仕事も請け負っていたことから、
彼ら共産党、というか匪賊にとっては天敵でもあった。』本編7話より抜粋

新聞記者・尾崎:日本でも指折りの大陸通といわれる。海援隊を取材。

1634:2012/07/31(火) 01:38:40
6/6

魔都・上海

『その一角で尾崎はある男と接触していた。』本編7話より抜粋

尾崎秀実:二重スパイ。フシミン、コノミンを愛読。萌えによる世界革命を推進中。

『ソ連のスパイとして真偽の混ざった情報をソ連に流して撹乱工作を行い、
それに並行して彼は中国共産党や匪賊を
意図的に暴発させて中国を内部からかき乱していた。
勿論、ただかき乱すだけではない。彼らを中国富裕層にぶつけることで、
中国人同士を敵視させあわせて、不信感を煽りたて中国の精神面での統一を妨害する気だった。
労働者層が富裕層を襲えば、会社は成り立たなくなる。
そうなれば中国近代化のプロセスは挫折するだろう。』本編7話より抜粋

ロシア系白人A:尾崎の報告書を持って海の街中に消えた。

ロシア系白人B:ロシア革命脱出組。共産主義者ロシア系白人Aの組織を調査中。

スターリン:名前だけ登場。

『共産主義の親分であるスターリンが銀行強盗をやっていたくらいだからな。』本編7話より抜粋

『中国では日本の謀略、列強のそれぞれの思惑によって内戦と社会での相互不信は拡大していく。
日本はその隙を縫うかのように、自国や満州で生産された安価で品質が保たれた製品を流し込んだ。
これによって中国で工場を建てるより小売として儲けたほうが効率が良いものとなり、
次第に中国民族資本による工場は苦境に追いやられることになる。
反日運動も次第に抑えられるようになっていき、
列強は日本が欧州列強に劣らない有能な差し手であると認めるようになっていく。
だが大陸におけるメインプレイヤーの一人である日本の背後に、
色々な想像だにできない思惑があることを世界は知る由も無かった。』本編7話より抜粋

1644:2012/07/31(火) 02:06:00
提督たちの憂鬱 第7話登場人物一覧 1/6

1933年〜1935年

アメリカ企業、投資家:日本、そして満州への投資を増加させていった。
『日本は人件費が安く、労働者の品質もそれなりに高い。そして近くには大消費地と目される中国があった。
中国に直接工場を作ろうという動きも無くは無かったが、
彼らは上海での暴動やインフラの状態を見る限りはリスクが大きいと判断して、
比較的安心できる日本を選んだのだ。
さらに日本陸軍が作ったコネクションもこれを後押ししていた。』本編7話より抜粋

米国:日英同盟分断、対中支援強化を指示。

『日本が大陸への軍事力による干渉をできるだけ抑えて深入りを避けるのと対称的に、
米国は大陸へ深入りしていた。』本編7話より抜粋

張作霖:名前だけ登場。

『 米国資本家達の手によって満州の基盤の整備が行われるに従い、
張作霖率いる奉天軍閥が著しく強化されていたのだ。
さらに米国の支援で大規模な軍需工廠が建設されると
彼の鼻息は荒いものとなっていた。』本編7話より抜粋

東条英機:陸軍戦力強化の為、海軍の旧式砲を融通してもらう為の交渉準備をする。
愚痴を言いたい為、無線機ネットワーク整備、変声機開発を推進。

無線機ネットワーク整備:東条英機が愚痴を言いたい為推進。
弱電分野の成長になる為一石二鳥。

変声機:無線時の正体を隠す為、東条英機が技術部に開発依頼。

『 かくして技術分野の人間の仕事がまた一つ増え、
辻は通信網整備のために色々な部署と折衝するはめになるのであった。』本編7話より抜粋

1654:2012/07/31(火) 02:07:14
2/6

海軍省特別室

『 日本では夢幻会が設置した海軍省の特別室で、
公表されることの無い戦いが繰り広げられていた。そこでは多数の屍が築かれており、
そこが如何に激戦が行われているかを示していた。』本編7話より抜粋

嶋田繁太郎:同人誌製作中。机に沈む。

『「お、俺はもうだめです。あとはお願いします」

「死ぬな、嶋田!!」

「そうだ、ここでお前が倒れたら!!」

「ダメだ。もう意識が……」』本編7話より抜粋

伏見宮博恭王:同人誌製作中。ペンネーム『フシミン』
去年試しにこっそり出品したら評判が良く今年も出品。部下達に協力を要請。

南雲忠一:同人誌製作中。

その他同僚達:同人誌製作中。ある意味でノリノリで号泣する同僚達。

『「嶋田ぁあああ!!」』本編7話より抜粋

海軍補充計画:辻〜んに原案の大半を容認させただけでも奇跡と言える。

『 新設計の2万トン級空母である飛龍型。
その建造費用は艦載機を含めば、超甲巡より高くついた。
それを何とか辻に容認させた反動が、
この同人誌製作だった……かもしれない。』本編7話より抜粋

第二次ロンドン軍縮会議:現状維持。中身を更新して兵力バランスを維持。
戦時に備えて基地航空隊と早期警戒網の構築を推進。
暫くは赤城型2隻、飛龍型2隻の4隻体制。

米国:米国による日英分断工作をできるだけかわす。
日米関係で必要以上に卑屈になるつもりはない。

1664:2012/07/31(火) 02:09:11
3/6

海軍:軍縮条約を締結する方針を決定。

夢幻会海軍派閥:条約反対派を押し切る一方で、堀悌吉など多数の提督を自陣営に引き込んだ。

海軍左派トリオ:米内光政、山本五十六、井上成美。 名前だけ登場。
夢幻会は具体的アクションを起こさなかった。米内には反夢幻会派の人間を集めさせる。
最悪の場合、米内と博打好きの山本に纏めて消えてもらう。

高木惣吉:名前だけ登場。共産主義者。

前田稔:名前だけ登場。共産主義者。

大角岑生:人事担当。海軍左派トリオは引き込まず。

『 最悪の場合は米内と博打好きの山本には纏めて消えてもらう。
高級将校のポストの空きが二つ出ると思えば問題ないだろう』本編7話より抜粋

嶋田繁太郎:大角の言動にドン引き。

『 (こ、この組織でまとも、というか白い奴はいないのか。
どいつもこいつも真っ黒じゃないか……)』本編7話より抜粋

1674:2012/07/31(火) 02:10:43
4/6

1935年12月9日 第二次ロンドン海軍軍縮会議

米国:日英関係に楔を打ち込みたい米国は様々な方法で揺さぶりをかけ
日英同盟の解消を強引に主張した。

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。日英同盟を第二次世界大戦勃発の直前まで引き延ばすことを提案。

辻正信:会合出席。反日運動の抑えこみは中国の内戦を利用。八郎潟の干拓推進。

『「お察しの通り。ソ連と中国共産党を利用します。
嶋田さんが仰ったように押してだめ、引いてもだめなら、横にずらすんです」』本編7話より抜粋

伏見宮博恭王:会合出席。

真崎甚三郎:会合出席。

与野党:野党の中には日英同盟解消を政局に利用しようとする者もいる。
与党内部でも主導権争いの気配がある。

統帥権:国難の時にこれでは政治家達にはいつまでも統帥権を渡せない。

各省庁人事権:同上。

軍縮会議

日本代表:交渉の席でこれまで主張してきた日英同盟の維持を撤回。
同時に即座に日英同盟を解消するのは難しいと主張し、
日英同盟は1938年までは維持することで妥協するよう米国に求めた。

米国:軍縮条約締結後、即座に同盟解消を求めたが最終的に認める。
奉天軍閥にさらなる支援を行い、中国統一そして米国の市場の拡大を図る。

ルーズベルト:やや不満は残るものの、さらなる日英分断工作と、東アジア進出を命じた。

英国:日本と組んで華南で通貨制度改革を実施し、英国経済圏に取り込んだ。

蒋介石:名前だけ登場。日英は蒋介石に大量の武器を売りさばいて大量の銀を手に入れた。

日本:『英国ほどではなかったが、ある程度の利益を得ることができた。
日本は貯めた資金を、国内投資につぎ込み、国内の開発を加速させていった。
東北の貧農対策として八郎潟の干拓も大金をつぎ込んで推し進めた。
莫大な金が掛かるとして反対意見も少なくなかったが、
辻は貧困を無くすことが国家の安定に必要であると主張して、
各部署を説いてまわってこれを実現させたのだ。』本編7話より抜粋

帝国中央情報局:関東軍の一部と結託して大陸での謀略工作を進める。

1684:2012/07/31(火) 02:12:25
5/6

中国

『 内戦が続く中国では共産党と匪賊による富裕層への強奪が頻発していた。
これを取り締まるべき警察機構は賄賂攻勢によって機能を停止させており、
未来人なら「リアル北斗の拳」と言うであろう世界が展開されていた。』本編7話より抜粋

国民党:『上海事変の敗北、米との関係悪化と中国統一の失敗、
そして英国主導による貨幣制度改革と排外運動に燃える人間達を落胆させることが多く、
その求心力は低下していた。』本編7話より抜粋

奉天軍閥:『華北の奉天軍閥は、米国の力で勢力を拡大させてはいるが、
民衆への圧制から求心力は低かった。このことがさらに治安を悪化させていた。』本編7話より抜粋

共産党:『この隙を縫うように共産党が勢力を拡大するのは当然であった。』本編7話より抜粋

海援隊:『彼らは帝国の最新鋭の武装と高い錬度によって、
私設軍とは思えないレベルの戦闘能力を保持していた。
大陸ではガードマンの仕事も請け負っていたことから、
彼ら共産党、というか匪賊にとっては天敵でもあった。』本編7話より抜粋

新聞記者・尾崎:日本でも指折りの大陸通といわれる。海援隊を取材。

1694:2012/07/31(火) 02:17:21
6/6

魔都・上海

『その一角で尾崎はある男と接触していた。』本編7話より抜粋

尾崎秀実:二重スパイ。フシミン、コノミンを愛読。萌えによる世界革命を推進中。

『ソ連のスパイとして真偽の混ざった情報をソ連に流して撹乱工作を行い、
それに並行して彼は中国共産党や匪賊を
意図的に暴発させて中国を内部からかき乱していた。
勿論、ただかき乱すだけではない。彼らを中国富裕層にぶつけることで、
中国人同士を敵視させあわせて、不信感を煽りたて中国の精神面での統一を妨害する気だった。
労働者層が富裕層を襲えば、会社は成り立たなくなる。
そうなれば中国近代化のプロセスは挫折するだろう。』本編7話より抜粋

ロシア系白人A:尾崎の報告書を持って海の街中に消えた。

ロシア系白人B:ロシア革命脱出組。共産主義者ロシア系白人Aの組織を調査中。

スターリン:名前だけ登場。

『共産主義の親分であるスターリンが銀行強盗をやっていたくらいだからな。』本編7話より抜粋

1704:2012/07/31(火) 02:56:02
憂鬱本編第7話登場兵器一覧 1/5

1933年〜1935年

米国:日英同盟分断、対中支援強化を指示。

『日本が大陸への軍事力による干渉をできるだけ抑えて深入りを避けるのと対称的に、
米国は大陸へ深入りしていた。』本編7話より抜粋

南満州鉄道沿線地帯:『 米国資本が多数進出し賑わいを見せていた。
油田の発見もあって、満州には東洋有数のコンビナートが形成されつつあった。
さらに米国は大規模な農園の建設さえ計画していた。』本編7話より抜粋

奉天軍閥:『 米国資本家達の手によって満州の基盤の整備が行われるに従い、
張作霖率いる奉天軍閥が著しく強化されていたのだ。
さらに米国の支援で大規模な軍需工廠が建設されると
彼の鼻息は荒いものとなっていた。』本編7話より抜粋

日本陸軍:予算不足により日本陸軍は九二式、八九式戦車や、
沿線警備の為トラックやバイクを配備している程度。
おまけに車両の数が少なく警備には騎馬を重用している有様。

九二式軽戦車:開発者辺境人氏 満州警備に使用。

八九式中戦車:開発者辺境人氏 満州警備に使用。

九七式中戦車:日本版T34 高コストの為、九二式の魔改造を推し進める。

旧式高射砲:陸軍戦力強化の為、海軍の旧式砲を融通してもらう為交渉準備をする。

無線機ネットワーク整備:東条英機が愚痴を言いたい為推進。
弱電分野の成長になる為一石二鳥。

変声機:無線時の正体を隠す為、東条英機が技術部に開発依頼。

『 かくして技術分野の人間の仕事がまた一つ増え、
辻は通信網整備のために色々な部署と折衝するはめになるのであった。』本編7話より抜粋

1714:2012/07/31(火) 02:56:33
2/5

海軍省特別室

『 日本では夢幻会が設置した海軍省の特別室で、
公表されることの無い戦いが繰り広げられていた。そこでは多数の屍が築かれており、
そこが如何に激戦が行われているかを示していた。』本編7話より抜粋

嶋田繁太郎:同人誌製作中。机に沈む。

『「お、俺はもうだめです。あとはお願いします」

「死ぬな、嶋田!!」

「そうだ、ここでお前が倒れたら!!」

「ダメだ。もう意識が……」』本編7話より抜粋

伏見宮博恭王:同人誌製作中。ペンネーム『フシミン』
去年試しにこっそり出品したら評判が良く今年も出品。部下達に協力を要請。

海軍補充計画:辻〜んに原案の大半を容認させただけでも奇跡と言える。

『 新設計の2万トン級空母である飛龍型。
その建造費用は艦載機を含めば、超甲巡より高くついた。
それを何とか辻に容認させた反動が、
この同人誌製作だった……かもしれない。』本編7話より抜粋

第二次ロンドン軍縮会議:現状維持。中身を更新して兵力バランスを維持。
戦時に備えて基地航空隊と早期警戒網の構築を推進。
暫くは赤城型2隻、飛龍型2隻の4隻体制。

米国:米国による日英分断工作をできるだけかわす。
日米関係で必要以上に卑屈になるつもりはない。

海軍:軍縮条約を締結する方針を決定。

夢幻会海軍派閥:条約反対派を押し切る一方で、堀悌吉など多数の提督を自陣営に引き込んだ。

飛龍型航空母艦:「飛龍」「蒼龍」 新設計の2万トン級空母

赤城型航空母艦:「赤城」「天城」

海軍:軍縮条約を締結する方針を決定。

夢幻会海軍派閥:条約反対派を押し切る一方で、堀悌吉など多数の提督を自陣営に引き込んだ。

1724:2012/07/31(火) 02:57:03
3/5

1935年12月9日 第二次ロンドン海軍軍縮会議

米国:日英関係に楔を打ち込みたい米国は様々な方法で揺さぶりをかけ
日英同盟の解消を強引に主張した。

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。日英同盟を第二次世界大戦勃発の直前まで引き延ばすことを提案。

辻正信:会合出席。反日運動の抑えこみは中国の内戦を利用。八郎潟の干拓推進。

『「お察しの通り。ソ連と中国共産党を利用します。
嶋田さんが仰ったように押してだめ、引いてもだめなら、横にずらすんです」』本編7話より抜粋

軍縮会議

日本代表:交渉の席でこれまで主張してきた日英同盟の維持を撤回。
同時に即座に日英同盟を解消するのは難しいと主張し、
日英同盟は1938年までは維持することで妥協するよう米国に求めた。

米国:軍縮条約締結後、即座に同盟解消を求めたが最終的に認める。
奉天軍閥にさらなる支援を行い、中国統一そして米国の市場の拡大を図る。

ルーズベルト:やや不満は残るものの、さらなる日英分断工作と、東アジア進出を命じた。

英国:日本と組んで華南で通貨制度改革を実施し、英国経済圏に取り込んだ。

蒋介石:名前だけ登場。日英は蒋介石に大量の武器を売りさばいて大量の銀を手に入れた。

日本:『英国ほどではなかったが、ある程度の利益を得ることができた。
日本は貯めた資金を、国内投資につぎ込み、国内の開発を加速させていった。
東北の貧農対策として八郎潟の干拓も大金をつぎ込んで推し進めた。
莫大な金が掛かるとして反対意見も少なくなかったが、
辻は貧困を無くすことが国家の安定に必要であると主張して、
各部署を説いてまわってこれを実現させたのだ。』本編7話より抜粋

帝国中央情報局:関東軍の一部と結託して大陸での謀略工作を進める。

1734:2012/07/31(火) 02:57:55
4/5

中国

『 内戦が続く中国では共産党と匪賊による富裕層への強奪が頻発していた。
これを取り締まるべき警察機構は賄賂攻勢によって機能を停止させており、
未来人なら「リアル北斗の拳」と言うであろう世界が展開されていた。』本編7話より抜粋

国民党:『上海事変の敗北、米との関係悪化と中国統一の失敗、
そして英国主導による貨幣制度改革と排外運動に燃える人間達を落胆させることが多く、
その求心力は低下していた。』本編7話より抜粋

奉天軍閥:『華北の奉天軍閥は、米国の力で勢力を拡大させてはいるが、
民衆への圧制から求心力は低かった。このことがさらに治安を悪化させていた。』本編7話より抜粋

共産党:『この隙を縫うように共産党が勢力を拡大するのは当然であった。』本編7話より抜粋

海援隊:『彼らは帝国の最新鋭の武装と高い錬度によって、
私設軍とは思えないレベルの戦闘能力を保持していた。
大陸ではガードマンの仕事も請け負っていたことから、
彼ら共産党、というか匪賊にとっては天敵でもあった。』本編7話より抜粋

新聞記者・尾崎:日本でも指折りの大陸通といわれる。海援隊を取材。

1744:2012/07/31(火) 02:59:25
5/5

魔都・上海

『その一角で尾崎はある男と接触していた。』本編7話より抜粋

尾崎秀実:二重スパイ。フシミン、コノミンを愛読。萌えによる世界革命を推進中。

『ソ連のスパイとして真偽の混ざった情報をソ連に流して撹乱工作を行い、
それに並行して彼は中国共産党や匪賊を
意図的に暴発させて中国を内部からかき乱していた。
勿論、ただかき乱すだけではない。彼らを中国富裕層にぶつけることで、
中国人同士を敵視させあわせて、不信感を煽りたて中国の精神面での統一を妨害する気だった。
労働者層が富裕層を襲えば、会社は成り立たなくなる。
そうなれば中国近代化のプロセスは挫折するだろう。』本編7話より抜粋

ロシア系白人A:尾崎の報告書を持って海の街中に消えた。

ロシア系白人B:ロシア革命脱出組。共産主義者ロシア系白人Aの組織を調査中。

1754:2012/07/31(火) 21:22:50
>>163>>169>>174訂正

×ロシア系白人A:尾崎の報告書を持って海の街中に消えた。

○ロシア系白人A:尾崎の報告書を持って上海の街中に消えた。

1764:2012/08/01(水) 01:53:32
提督たちの憂鬱 第8話登場人物一覧 1/5

1936年

『政治家達の失態による民主政治の権威失墜と
軍部の膨張という悪夢を何とか防ぎ、経済成長に乗った日本。
このままいけばいずれは欧米列強に真の意味で並び立てると、
日本政府首脳が思い始めた頃、世界は激動の最中にあった。
経済的苦境に喘いでいたドイツやイタリアではファシズムが台頭。
そしてスペインでは共産主義勢力が台頭しつつあった。』本編8話より抜粋

スペイン内戦:内戦は近い。
小規模の義勇軍でも、派遣が難しく積極的介入は不可能と判断。

第三次海軍補充計画:金剛型、5500t軽巡の代艦の建造。

嶋田繁太郎:辻〜んに追い討ちをかける。
第三次海軍補充計画、新型戦闘機開発の予算交渉中。

真崎甚三郎:欧州派兵に備え、辻〜んと予算交渉中。

『「九二式の輸出はうまく言っているんだろう?
何で陸軍がこんなにケチケチしないといけないんだ?」』本編8話より抜粋

永田鉄山:真崎に援護射撃を行う。

『「我々は兵士達の命を預かっているんだ。彼らを欧州の、
異国の地で死なせるのなら、出来る限りのことはしておきたい」』本編8話より抜粋

辻正信:笑顔でドス黒いオーラを出す。
ボヤきながらも最終的には軍事予算の大幅な増額に同意することになる。

『辻は軍事予算の膨張による財政破綻を回避するため、
健全な経済成長を実現するために、必死に軍事予算を抑制していた。
軍部も辻の真意を知るが故にこれに協力してきたが、
第二次世界大戦への準備を行うには不足していることは否めなかった。』

『(準備不足のツケを兵士の命で払うわけにもいかない。
それにドイツの技術力は侮れない……準備は万全を期す必要があるか)』

『企業の買収によって、ドイツの技術の底力を知った辻はドイツの力を軽視できなかった。
さすがの彼も、自身が予算をケチった結果、多くの人間が欧州やアフリカの大地で
無為に死ぬことは避けたかったのかもしれない。』本編8話より抜粋

1774:2012/08/01(水) 01:54:19
2/5

独逸

『反ユダヤ感情にあわせて反日感情が高まりを見せていた。
第一次世界大戦で他の列強と共にドイツから多くの富を強奪し、
世界恐慌やインフレでは暴利を貪り、さらにドイツ企業を多数買収。
おまけに一部の驕り高ぶった日本人が白人女を買いあさるとなれば、
反感を抱かれても仕方が無いだろう。』本編8話より抜粋

ヒトラー:中国事情と日本資本の動きにイラつき機嫌が悪い。
総合戦略研究所の調査を指示。

『「忌々しい黄色人種どもめ」

「我が国からあれだけ毟り取っておいて、まだ足りないというのか。
中国人といい、全く黄色い猿はユダヤ人よりも性質が悪い」』本編8話より抜粋

ゲッベルス:国民党の近況を報告。

ゼークト中将:独逸軍事顧問団揮。

独逸軍事顧問団:ゼークト中将指揮。国民党に派遣。
様々な支援で辛うじて戦線は維持されている。

1784:2012/08/01(水) 01:54:51
3/5

1936年7月

スペイン内戦:内戦勃発。
日本は、予め準備していた物資を
スペイン政府に開戦初期に売りつけ儲けた。
軍事面では打てる手は多くは無く、殆ど傍観するしかなかった。

『英仏の不干渉につけこんで、取引はすべて金貨で決済していた。
ちなみに売りつけたのは恐慌の時に米国から安価で買い叩いた自動車や
大陸で売れ残った武器であり、
ベニスの商人もびっくりな悪辣な商売振りと言える。』本編8話より抜粋

夢幻会:設立してから70年近い。総研の後ろ盾。

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。
辻〜んや伏見宮の奇行(?)慣れてきていた為、司会進行を勤める。

『「まぁ議題を進めましょう」

「……突っ込まないんですね?」

「もう構わないでしょう。彼は自分なりに国のために仕事をしているんです。
それなら任せておきましょう。たとえ性格と嗜好に問題があって、奇行に走る人物でも、
優秀な働き者には十分に働いてもらったほうが良いですから」』本編8話より抜粋

土肥原賢二:帝國中央情報局局長。会合出席。転生者。

伏見宮博恭王:会合出席。

辻正信:会合出席。

ルーズベルト:名前だけ登場。
ニューディール政策が機能しているとは言いがたいが、
ルーズベルトの支持率は低くはない。

副大統領候補:ガーナーからヒューイ・ロングに代わる可能性が高い。

ガーナー:名前だけ登場。

ヒューイ・ロング:名前だけ登場。人種差別主義者。
暗殺を免れた上に、ルーズベルトと袂を分かつことは無かった。

『これ以降、日本はより積極的にワシントンで
ロビー活動を繰り広げることになる。』本編8話より抜粋

1794:2012/08/01(水) 01:55:23
4/5

戦闘機不要論

『何とか軍備を対米6割で我慢させていた。
勿論、この軍縮ムードは航空機の分野にも及んでいる。
だが大艦巨砲主義者と航空主兵主義者は
共に大人しく軍縮を受容れていたわけではない。
前者は条約体制の打破を狙い、
後者は艦艇の出番を奪い去るような新型機の開発を推し進めた。
特に航空機の分野では未来情報によって、
開発が効率化したことで大きな進歩を遂げた。
しかしその結果、夢幻会が危惧していたような
戦闘機不要論が海軍内部で吹き出すことになった。』本編8話より抜粋

『彼ら戦闘機不要論者は、
九五式陸上攻撃機(史実の九六式陸上攻撃機に相当)の高性能振りに過信し、
爆撃機に中々追いつけない戦闘機など不要と声高々に主張した。
九六式戦闘機の登場で戦闘機不要論はある程度抑えることには成功したものの
未だに不要論は根強かった。特に航空主兵主義者たちは、
大艦巨砲主義者と目される伏見宮や
建軍以来のライバルである陸軍が戦闘機隊の派閥に
肩入れしていることに怒りさらに身内である
戦闘機パイロット達を裏切り者扱いして攻撃する始末であった。』本編8話より抜粋

嶋田繁太郎:防空訓練を実施。防空訓練に参加。

『この事態を打開するべく、
嶋田は大幅なショック療法を行わざるを得なくなった。
具体的には鼻高々になっている爆撃機パイロットたちの
自信を木っ端微塵にするために実戦訓練を、
それも開発したばかりの電探まで使った
防空訓練を行うことにしたのだ。』本編8話より抜粋

山本五十六:戦闘機不要論者。防空訓練に参加。

源田実:戦闘機不要論者。防空訓練に参加。

大西瀧治郎:戦闘機不要論者。防空訓練に参加。

『一方的な敗北を喫したことで、源田や大西といった戦闘機不要論者達は
その影響力を大きく減衰させた。
主導権を得た夢幻会は、演習結果を元に戦闘機による制空権確保を目指し、
戦闘機の開発を大々的に推し進めていくことになる。』本編8話より抜粋

第三次海軍補充計画、陸軍の三ヵ年計画:承認。
日本は第二次世界大戦に備えた軍備増強路線にシフトした。

『各地の軍需工廠では久しぶりに活気に包まれ、
軍の基地では訓練が厳しくなっていく。
特に海軍は電探やボフォース機関砲の装備などで
相次いで艦艇がドック入りするのと平行して、
呉と長崎では金剛型の代艦である伊吹型の建造が開始される。
これまでの軍縮モードを一気に吹き飛ばすような景況であった。』本編8話より抜粋

米英は、日本陸海軍の急速な軍備拡張路線に不信を抱く。

1804:2012/08/01(水) 01:56:06
5/5

ホワイトハウス

ホワイトハウスでは日本の軍備増強路線について協議がなされていた。

ルーズベルト:二選を果す。日本について協議。
さらなる調査を命じる。その直後がルーズベルト倒れる。

『夢幻会すら予想できなかった、
歴史の変化が起こった瞬間であった。』本編8話より抜粋

コーデル・ハル:国務長官。日本について協議。

張作霖:名前だけ登場。最近は態度が大きくなっている。

張作良:名前だけ登場。張作霖の息子。後釜の候補。

1814:2012/08/01(水) 01:57:36
本編時系列 提督たちの憂鬱 第8話 1/5

1936年

『政治家達の失態による民主政治の権威失墜と
軍部の膨張という悪夢を何とか防ぎ、経済成長に乗った日本。
このままいけばいずれは欧米列強に真の意味で並び立てると、
日本政府首脳が思い始めた頃、世界は激動の最中にあった。
経済的苦境に喘いでいたドイツやイタリアではファシズムが台頭。
そしてスペインでは共産主義勢力が台頭しつつあった。』本編8話より抜粋

スペイン内戦:内戦は近い。
小規模の義勇軍でも、派遣が難しく積極的介入は不可能と判断。

旅順:旅順を初めとした大陸の港の能力向上。

ジープ・ハーフトラック:開発生産中。

九二式軽戦車:輸出は順調。 

九七式中戦車:和製T34。
高コストであり使用する為のインフラ整備に辻〜んでも骨が折れた。

『史実の九七式中戦車でさえ、日中戦争が無ければ採用されなかった。
国力が大幅に強化されたとは言え、
T34並の戦車の開発は高い買い物であることには間違いない。
まして『今』は『平時』なのだ。高性能戦車の開発を押し通すのは辻でも骨が折れた。
さらに戦車のみあっても意味が無い。
それを運用するためにインフラ整備は必要だった。』本編8話より抜粋

第三次海軍補充計画:金剛型、5500t軽巡の代艦の建造。

嶋田繁太郎:辻〜んに追い討ちをかける。
第三次海軍補充計画、新型戦闘機開発の予算交渉中。

真崎甚三郎:欧州派兵に備え、辻〜んと予算交渉中。

『「九二式の輸出はうまく言っているんだろう?
何で陸軍がこんなにケチケチしないといけないんだ?」』本編8話より抜粋

永田鉄山:真崎に援護射撃を行う。

『「我々は兵士達の命を預かっているんだ。彼らを欧州の、
異国の地で死なせるのなら、出来る限りのことはしておきたい」』本編8話より抜粋

辻正信:笑顔でドス黒いオーラを出す。
ボヤきながらも最終的には軍事予算の大幅な増額に同意することになる。

『辻は軍事予算の膨張による財政破綻を回避するため、
健全な経済成長を実現するために、必死に軍事予算を抑制していた。
軍部も辻の真意を知るが故にこれに協力してきたが、
第二次世界大戦への準備を行うには不足していることは否めなかった。』

『(準備不足のツケを兵士の命で払うわけにもいかない。
それにドイツの技術力は侮れない……準備は万全を期す必要があるか)』

『企業の買収によって、ドイツの技術の底力を知った辻はドイツの力を軽視できなかった。
さすがの彼も、自身が予算をケチった結果、多くの人間が欧州やアフリカの大地で
無為に死ぬことは避けたかったのかもしれない。』本編8話より抜粋

トランジスタ開発:それを利用した電子製品。

『開発には莫大な金が掛かっている。
何せ高純度のシリコン精製だけでも骨が折れた。
ましてそれを量産する体制を整えたのだ。
辻としては軍需のみに使うのはあまりに勿体無い……
それが本音だった。』本編8話より抜粋

1824:2012/08/01(水) 01:58:45
2/5

独逸

『反ユダヤ感情にあわせて反日感情が高まりを見せていた。
第一次世界大戦で他の列強と共にドイツから多くの富を強奪し、
世界恐慌やインフレでは暴利を貪り、さらにドイツ企業を多数買収。
おまけに一部の驕り高ぶった日本人が白人女を買いあさるとなれば、
反感を抱かれても仕方が無いだろう。』本編8話より抜粋

ヒトラー:中国事情と日本資本の動きにイラつき機嫌が悪い。
総合戦略研究所の調査を指示。

『「忌々しい黄色人種どもめ」

「我が国からあれだけ毟り取っておいて、まだ足りないというのか。
中国人といい、全く黄色い猿はユダヤ人よりも性質が悪い」』本編8話より抜粋

ゲッベルス:国民党の近況を報告。

ゼークト中将:独逸軍事顧問団揮。

独逸軍事顧問団:ゼークト中将指揮。国民党に派遣。
様々な支援で辛うじて戦線は維持されている。

国民党:現在、危機に瀕していた。半ば分裂状態にある。
求心力低下が著しく、民心の離反を招いている。

『米国の支援を受けた奉天軍閥は北京を含む華北部一帯を支配しており、
さらに華南部へ進撃しようとしていたのだ。
 ドイツの顧問団の様々な支援で辛うじて戦線は維持されているものの、
好ましい状態ではない。これに加えて中国は日本の工作で国民党主導の統一と
近代化への道が急速に閉ざされており、このままではドイツの中国の市場と資源を
親独政権を利用して確保しようという目論みが潰えかねない状態だったのだ。
そんな中、中国では日米資本が各地で浸透を続けている。
これが面白いと感じるドイツの為政者などまずいないと言って良い。』本編8話より抜粋

奉天軍閥:『米国の支援を受けた奉天軍閥は北京を含む華北部一帯を支配しており、
さらに華南部へ進撃しようとしていたのだ。』本編8話より抜粋

1834:2012/08/01(水) 02:00:12
3/5

1936年7月

スペイン内戦:内戦勃発。
日本は、予め準備していた物資を
スペイン政府に開戦初期に売りつけ儲けた。
軍事面では打てる手は多くは無く、殆ど傍観するしかなかった。

『英仏の不干渉につけこんで、取引はすべて金貨で決済していた。
ちなみに売りつけたのは恐慌の時に米国から安価で買い叩いた自動車や
大陸で売れ残った武器であり、
ベニスの商人もびっくりな悪辣な商売振りと言える。』本編8話より抜粋

総合戦略研究所:略して総研。先読みに不信感が抱かれるようになっていた。

『「………総研の連中は未来が判るのか?」』

『国内でさえ、そう思われるのだから、海外ではさらに不信感を抱かれる破目になった。
特に米英独ソは総研について細かく調査すると共に
その調査の手を次第に夢幻会そのものへ伸ばしつつあった。』本編8話より抜粋

夢幻会:設立してから70年近い。総研の後ろ盾。

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。
辻〜んや伏見宮の奇行(?)慣れてきていた為、司会進行を勤める。

『「まぁ議題を進めましょう」

「……突っ込まないんですね?」

「もう構わないでしょう。彼は自分なりに国のために仕事をしているんです。
それなら任せておきましょう。たとえ性格と嗜好に問題があって、奇行に走る人物でも、
優秀な働き者には十分に働いてもらったほうが良いですから」』本編8話より抜粋

土肥原賢二:帝國中央情報局局長。会合出席。転生者。

伏見宮博恭王:会合出席。

辻正信:会合出席。

ルーズベルト:名前だけ登場。
ニューディール政策が機能しているとは言いがたいが、
ルーズベルトの支持率は低くはない。

副大統領候補:ガーナーからヒューイ・ロングに代わる可能性が高い。

ガーナー:名前だけ登場。

ヒューイ・ロング:名前だけ登場。人種差別主義者。
暗殺を免れた上に、ルーズベルトと袂を分かつことは無かった。

『これ以降、日本はより積極的にワシントンで
ロビー活動を繰り広げることになる。』本編8話より抜粋

B29:原爆専用機の開発。
B29のような超重爆撃機の量産は不可能。

原子爆弾開発:第二次世界大戦に参戦してから。
連合艦隊をもう1セット揃えられるような予算を
捻出するのは戦時でもなければ不可能。

ICBM・SLBM:まだ研究段階。

情報局、外務省:連絡を取り合い米国の動向を調査。

1844:2012/08/01(水) 02:00:45
4/5

戦闘機不要論

『何とか軍備を対米6割で我慢させていた。
勿論、この軍縮ムードは航空機の分野にも及んでいる。
だが大艦巨砲主義者と航空主兵主義者は
共に大人しく軍縮を受容れていたわけではない。
前者は条約体制の打破を狙い、
後者は艦艇の出番を奪い去るような新型機の開発を推し進めた。
特に航空機の分野では未来情報によって、
開発が効率化したことで大きな進歩を遂げた。
しかしその結果、夢幻会が危惧していたような
戦闘機不要論が海軍内部で吹き出すことになった。』本編8話より抜粋

『彼ら戦闘機不要論者は、
九五式陸上攻撃機(史実の九六式陸上攻撃機に相当)の高性能振りに過信し、
爆撃機に中々追いつけない戦闘機など不要と声高々に主張した。
九六式戦闘機の登場で戦闘機不要論はある程度抑えることには成功したものの
未だに不要論は根強かった。特に航空主兵主義者たちは、
大艦巨砲主義者と目される伏見宮や
建軍以来のライバルである陸軍が戦闘機隊の派閥に
肩入れしていることに怒りさらに身内である
戦闘機パイロット達を裏切り者扱いして攻撃する始末であった。』本編8話より抜粋

嶋田繁太郎:防空訓練を実施。防空訓練に参加。

『この事態を打開するべく、
嶋田は大幅なショック療法を行わざるを得なくなった。
具体的には鼻高々になっている爆撃機パイロットたちの
自信を木っ端微塵にするために実戦訓練を、
それも開発したばかりの電探まで使った
防空訓練を行うことにしたのだ。』本編8話より抜粋

山本五十六:戦闘機不要論者。防空訓練に参加。

源田実:戦闘機不要論者。防空訓練に参加。

大西瀧治郎:戦闘機不要論者。防空訓練に参加。

『一方的な敗北を喫したことで、源田や大西といった戦闘機不要論者達は
その影響力を大きく減衰させた。
主導権を得た夢幻会は、演習結果を元に戦闘機による制空権確保を目指し、
戦闘機の開発を大々的に推し進めていくことになる。』本編8話より抜粋

防空訓練:攻撃側は九五式陸上攻撃機。防御側は九三式戦闘機(複葉機)。
無線誘導、連携を行うことで、迎撃がより効率的に行われる。
そして攻撃側が全滅した。

『九五式陸攻の編隊はいいようにやられてしまう。
それは、日中戦争で複葉機によって
九六式陸攻が次々に撃墜された光景の再現であった。』本編8話より抜粋

九五式陸上攻撃機:史実の九六式陸上攻撃機に相当。防空訓練に参加。 

九三式戦闘機:最高速度400キロの複葉機。防空訓練に参加。 

九六式戦闘機:現時点で世界最強の単葉戦闘機。初期型の詳細不明。

陸上攻撃機:防空訓練の結果、大量に撃墜されたら多数の搭乗員を一気に失うので、
今後は機体を小型化や防弾を強化するなどして少しでも損害を減らす方針。

早期警戒網:防空訓練の結果から早期警戒網の構築の必要性が証明され、
海軍は本格的に防空体制を整備に着手。

伊吹型戦艦:「伊吹」「鞍馬」

『防空の重要性から第三次海軍補充計画で
建造する伊吹型戦艦は高角砲を増やすなど
防空力を重視する方針となった。』本編8話より抜粋

呉・長崎:伊吹型戦艦「伊吹」「鞍馬」の建造を開始。

ボフォース40ミリ機関砲:対空兵器の強化の為スウェーデンと交渉して
金星エンジンと引き換えに入手。

第三次海軍補充計画、陸軍の三ヵ年計画:承認。
日本は第二次世界大戦に備えた軍備増強路線にシフトした。

『各地の軍需工廠では久しぶりに活気に包まれ、
軍の基地では訓練が厳しくなっていく。
特に海軍は電探やボフォース機関砲の装備などで
相次いで艦艇がドック入りするのと平行して、
呉と長崎では金剛型の代艦である伊吹型の建造が開始される。
これまでの軍縮モードを一気に吹き飛ばすような景況であった。』本編8話より抜粋

米英は、日本陸海軍の急速な軍備拡張路線に不信を抱く。

1854:2012/08/01(水) 02:01:25
5/5

ホワイトハウス

ホワイトハウスでは日本の軍備増強路線について協議がなされていた。

ルーズベルト:二選を果す。日本について協議。
さらなる調査を命じる。その直後がルーズベルト倒れる。

『夢幻会すら予想できなかった、
歴史の変化が起こった瞬間であった。』本編8話より抜粋

コーデル・ハル:国務長官。日本について協議。

張作霖:名前だけ登場。最近は態度が大きくなっている。

張作良:名前だけ登場。張作霖の息子。後釜の候補。

華北:奉天軍閥の支配下。

中国海軍:海軍基地の建設に続き、水雷艇、潜水艦の配備が予定。
3年以内には巡洋艦の運用開始。

中国海軍基地:青島に建設。

水雷艇、潜水艦:青島基地に配備予定。

オマハ級軽巡洋艦:「リッチモンド」「トレントン 」
中国海軍に引渡し3年以内に巡洋艦の運用開始。

対日調査報告書:これが近代化して70年程度の国なのか、そう思えてきてしまう。

『整備された交通インフラ、
年間生産量が2000万tに達した粗鋼生産能力、
倉崎、三菱などを中心とした優秀な航空産業や自動車産業。
金融も優秀なのは、これまでの経緯からも明らかだ。
米英は確かに日本へ色々と支援したが、
ここまでなるとは思いもしなかった。』本編8話より抜粋

1864:2012/08/01(水) 02:02:52
憂鬱本編第8話登場兵器一覧 1/5

1936年

『政治家達の失態による民主政治の権威失墜と
軍部の膨張という悪夢を何とか防ぎ、経済成長に乗った日本。
このままいけばいずれは欧米列強に真の意味で並び立てると、
日本政府首脳が思い始めた頃、世界は激動の最中にあった。
経済的苦境に喘いでいたドイツやイタリアではファシズムが台頭。
そしてスペインでは共産主義勢力が台頭しつつあった。』本編8話より抜粋

スペイン内戦:内戦は近い。
小規模の義勇軍でも、派遣が難しく積極的介入は不可能と判断。

旅順:旅順を初めとした大陸の港の能力向上。

ジープ・ハーフトラック:開発生産中。

九二式軽戦車:輸出は順調。 

九七式中戦車:和製T34。
高コストであり使用する為のインフラ整備に辻〜んでも骨が折れた。

『史実の九七式中戦車でさえ、日中戦争が無ければ採用されなかった。
国力が大幅に強化されたとは言え、
T34並の戦車の開発は高い買い物であることには間違いない。
まして『今』は『平時』なのだ。高性能戦車の開発を押し通すのは辻でも骨が折れた。
さらに戦車のみあっても意味が無い。
それを運用するためにインフラ整備は必要だった。』本編8話より抜粋

第三次海軍補充計画:金剛型、5500t軽巡の代艦の建造。

嶋田繁太郎:辻〜んに追い討ちをかける。
第三次海軍補充計画、新型戦闘機開発の予算交渉中。

真崎甚三郎:欧州派兵に備え、辻〜んと予算交渉中。

『「九二式の輸出はうまく言っているんだろう?
何で陸軍がこんなにケチケチしないといけないんだ?」』本編8話より抜粋

永田鉄山:真崎に援護射撃を行う。

『「我々は兵士達の命を預かっているんだ。彼らを欧州の、
異国の地で死なせるのなら、出来る限りのことはしておきたい」』本編8話より抜粋

辻正信:笑顔でドス黒いオーラを出す。
ボヤきながらも最終的には軍事予算の大幅な増額に同意することになる。

『辻は軍事予算の膨張による財政破綻を回避するため、
健全な経済成長を実現するために、必死に軍事予算を抑制していた。
軍部も辻の真意を知るが故にこれに協力してきたが、
第二次世界大戦への準備を行うには不足していることは否めなかった。』

『(準備不足のツケを兵士の命で払うわけにもいかない。
それにドイツの技術力は侮れない……準備は万全を期す必要があるか)』

『企業の買収によって、ドイツの技術の底力を知った辻はドイツの力を軽視できなかった。
さすがの彼も、自身が予算をケチった結果、多くの人間が欧州やアフリカの大地で
無為に死ぬことは避けたかったのかもしれない。』本編8話より抜粋

トランジスタ開発:それを利用した電子製品。

『開発には莫大な金が掛かっている。
何せ高純度のシリコン精製だけでも骨が折れた。
ましてそれを量産する体制を整えたのだ。
辻としては軍需のみに使うのはあまりに勿体無い……
それが本音だった。』本編8話より抜粋

1874:2012/08/01(水) 02:03:29
2/5

独逸

『反ユダヤ感情にあわせて反日感情が高まりを見せていた。
第一次世界大戦で他の列強と共にドイツから多くの富を強奪し、
世界恐慌やインフレでは暴利を貪り、さらにドイツ企業を多数買収。
おまけに一部の驕り高ぶった日本人が白人女を買いあさるとなれば、
反感を抱かれても仕方が無いだろう。』本編8話より抜粋

ヒトラー:中国事情と日本資本の動きにイラつき機嫌が悪い。
総合戦略研究所の調査を指示。

『「忌々しい黄色人種どもめ」

「我が国からあれだけ毟り取っておいて、まだ足りないというのか。
中国人といい、全く黄色い猿はユダヤ人よりも性質が悪い」』本編8話より抜粋

ゲッベルス:国民党の近況を報告。

ゼークト中将:独逸軍事顧問団揮。

独逸軍事顧問団:ゼークト中将指揮。国民党に派遣。
様々な支援で辛うじて戦線は維持されている。

国民党:現在、危機に瀕していた。半ば分裂状態にある。
求心力低下が著しく、民心の離反を招いている。

『米国の支援を受けた奉天軍閥は北京を含む華北部一帯を支配しており、
さらに華南部へ進撃しようとしていたのだ。
 ドイツの顧問団の様々な支援で辛うじて戦線は維持されているものの、
好ましい状態ではない。これに加えて中国は日本の工作で国民党主導の統一と
近代化への道が急速に閉ざされており、このままではドイツの中国の市場と資源を
親独政権を利用して確保しようという目論みが潰えかねない状態だったのだ。
そんな中、中国では日米資本が各地で浸透を続けている。
これが面白いと感じるドイツの為政者などまずいないと言って良い。』本編8話より抜粋

奉天軍閥:『米国の支援を受けた奉天軍閥は北京を含む華北部一帯を支配しており、
さらに華南部へ進撃しようとしていたのだ。』本編8話より抜粋

1884:2012/08/01(水) 02:04:33
3/5

1936年7月

スペイン内戦:内戦勃発。
日本は、予め準備していた物資を
スペイン政府に開戦初期に売りつけ儲けた。
軍事面では打てる手は多くは無く、殆ど傍観するしかなかった。

『英仏の不干渉につけこんで、取引はすべて金貨で決済していた。
ちなみに売りつけたのは恐慌の時に米国から安価で買い叩いた自動車や
大陸で売れ残った武器であり、
ベニスの商人もびっくりな悪辣な商売振りと言える。』本編8話より抜粋

総合戦略研究所:略して総研。先読みに不信感が抱かれるようになっていた。

『「………総研の連中は未来が判るのか?」』

『国内でさえ、そう思われるのだから、海外ではさらに不信感を抱かれる破目になった。
特に米英独ソは総研について細かく調査すると共に
その調査の手を次第に夢幻会そのものへ伸ばしつつあった。』本編8話より抜粋

夢幻会:設立してから70年近い。総研の後ろ盾。

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。
辻〜んや伏見宮の奇行(?)慣れてきていた為、司会進行を勤める。

『「まぁ議題を進めましょう」

「……突っ込まないんですね?」

「もう構わないでしょう。彼は自分なりに国のために仕事をしているんです。
それなら任せておきましょう。たとえ性格と嗜好に問題があって、奇行に走る人物でも、
優秀な働き者には十分に働いてもらったほうが良いですから」』本編8話より抜粋

土肥原賢二:帝國中央情報局局長。会合出席。転生者。

伏見宮博恭王:会合出席。

辻正信:会合出席。

ルーズベルト:名前だけ登場。
ニューディール政策が機能しているとは言いがたいが、
ルーズベルトの支持率は低くはない。

副大統領候補:ガーナーからヒューイ・ロングに代わる可能性が高い。

ガーナー:名前だけ登場。

ヒューイ・ロング:名前だけ登場。人種差別主義者。
暗殺を免れた上に、ルーズベルトと袂を分かつことは無かった。

『これ以降、日本はより積極的にワシントンで
ロビー活動を繰り広げることになる。』本編8話より抜粋

B29:原爆専用機の開発。
B29のような超重爆撃機の量産は不可能。

原子爆弾開発:第二次世界大戦に参戦してから。
連合艦隊をもう1セット揃えられるような予算を
捻出するのは戦時でもなければ不可能。

ICBM・SLBM:まだ研究段階。

情報局、外務省:連絡を取り合い米国の動向を調査。

1894:2012/08/01(水) 02:05:21
4/5

戦闘機不要論

『何とか軍備を対米6割で我慢させていた。
勿論、この軍縮ムードは航空機の分野にも及んでいる。
だが大艦巨砲主義者と航空主兵主義者は
共に大人しく軍縮を受容れていたわけではない。
前者は条約体制の打破を狙い、
後者は艦艇の出番を奪い去るような新型機の開発を推し進めた。
特に航空機の分野では未来情報によって、
開発が効率化したことで大きな進歩を遂げた。
しかしその結果、夢幻会が危惧していたような
戦闘機不要論が海軍内部で吹き出すことになった。』本編8話より抜粋

『彼ら戦闘機不要論者は、
九五式陸上攻撃機(史実の九六式陸上攻撃機に相当)の高性能振りに過信し、
爆撃機に中々追いつけない戦闘機など不要と声高々に主張した。
九六式戦闘機の登場で戦闘機不要論はある程度抑えることには成功したものの
未だに不要論は根強かった。特に航空主兵主義者たちは、
大艦巨砲主義者と目される伏見宮や
建軍以来のライバルである陸軍が戦闘機隊の派閥に
肩入れしていることに怒りさらに身内である
戦闘機パイロット達を裏切り者扱いして攻撃する始末であった。』本編8話より抜粋

嶋田繁太郎:防空訓練を実施。防空訓練に参加。

『この事態を打開するべく、
嶋田は大幅なショック療法を行わざるを得なくなった。
具体的には鼻高々になっている爆撃機パイロットたちの
自信を木っ端微塵にするために実戦訓練を、
それも開発したばかりの電探まで使った
防空訓練を行うことにしたのだ。』本編8話より抜粋

山本五十六:戦闘機不要論者。防空訓練に参加。

源田実:戦闘機不要論者。防空訓練に参加。

大西瀧治郎:戦闘機不要論者。防空訓練に参加。

『一方的な敗北を喫したことで、源田や大西といった戦闘機不要論者達は
その影響力を大きく減衰させた。
主導権を得た夢幻会は、演習結果を元に戦闘機による制空権確保を目指し、
戦闘機の開発を大々的に推し進めていくことになる。』本編8話より抜粋

防空訓練:攻撃側は九五式陸上攻撃機。防御側は九三式戦闘機(複葉機)。
無線誘導、連携を行うことで、迎撃がより効率的に行われる。
そして攻撃側が全滅した。

『九五式陸攻の編隊はいいようにやられてしまう。
それは、日中戦争で複葉機によって
九六式陸攻が次々に撃墜された光景の再現であった。』本編8話より抜粋

九五式陸上攻撃機:史実の九六式陸上攻撃機に相当。防空訓練に参加。 

九三式戦闘機:最高速度400キロの複葉機。防空訓練に参加。 

九六式戦闘機:現時点で世界最強の単葉戦闘機。初期型の詳細不明。

陸上攻撃機:防空訓練の結果、大量に撃墜されたら多数の搭乗員を一気に失うので、
今後は機体を小型化や防弾を強化するなどして少しでも損害を減らす方針。

早期警戒網:防空訓練の結果から早期警戒網の構築の必要性が証明され、
海軍は本格的に防空体制を整備に着手。

伊吹型戦艦:「伊吹」「鞍馬」

『防空の重要性から第三次海軍補充計画で
建造する伊吹型戦艦は高角砲を増やすなど
防空力を重視する方針となった。』本編8話より抜粋

呉・長崎:伊吹型戦艦「伊吹」「鞍馬」の建造を開始。

ボフォース40ミリ機関砲:対空兵器の強化の為スウェーデンと交渉して
金星エンジンと引き換えに入手。

第三次海軍補充計画、陸軍の三ヵ年計画:承認。
日本は第二次世界大戦に備えた軍備増強路線にシフトした。

『各地の軍需工廠では久しぶりに活気に包まれ、
軍の基地では訓練が厳しくなっていく。
特に海軍は電探やボフォース機関砲の装備などで
相次いで艦艇がドック入りするのと平行して、
呉と長崎では金剛型の代艦である伊吹型の建造が開始される。
これまでの軍縮モードを一気に吹き飛ばすような景況であった。』本編8話より抜粋

米英は、日本陸海軍の急速な軍備拡張路線に不信を抱く。

1904:2012/08/01(水) 02:05:53
5/5

ホワイトハウス

ホワイトハウスでは日本の軍備増強路線について協議がなされていた。

ルーズベルト:二選を果す。日本について協議。
さらなる調査を命じる。その直後がルーズベルト倒れる。

『夢幻会すら予想できなかった、
歴史の変化が起こった瞬間であった。』本編8話より抜粋

コーデル・ハル:国務長官。日本について協議。

張作霖:名前だけ登場。最近は態度が大きくなっている。

張作良:名前だけ登場。張作霖の息子。後釜の候補。

華北:奉天軍閥の支配下。

中国海軍:海軍基地の建設に続き、水雷艇、潜水艦の配備が予定。
3年以内には巡洋艦の運用開始。

中国海軍基地:青島に建設。

水雷艇、潜水艦:青島基地に配備予定。

オマハ級軽巡洋艦:「リッチモンド」「トレントン 」
中国海軍に引渡し3年以内に巡洋艦の運用開始。

対日調査報告書:これが近代化して70年程度の国なのか、そう思えてきてしまう。

『整備された交通インフラ、
年間生産量が2000万tに達した粗鋼生産能力、
倉崎、三菱などを中心とした優秀な航空産業や自動車産業。
金融も優秀なのは、これまでの経緯からも明らかだ。
米英は確かに日本へ色々と支援したが、
ここまでなるとは思いもしなかった。』本編8話より抜粋

1914:2012/08/01(水) 05:59:07
本編時系列 提督たちの憂鬱 第9話 1/9

ルーズベルト大統領倒れる

この情報は夢幻会に衝撃を与えた。

『何しろ、あの辻でさえ、飲んでいたお茶を吹き出したほどだ。
ちなみに、そのお茶は彼の正面に座っていた東条にかかり、
彼を再び悶絶させることになる。』本編9話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。
青島の中国海軍、
比島の米海軍の監視を強化。ハワイの諜報員を増員。

東条英機:会合出席。
またもやお茶がかかり再び悶絶させる。
大陸のコネクションを通じて探りを入れる。

辻正信:会合出席。
余りの衝撃にえ、飲んでいたお茶を吹き出した。
土肥原に米国のマスコミや株価関連の情報収集を指示。
国内の政治家と世論の操作に力を入れる。

『「と、いうわけで、土肥原局長、米国のマスコミ、
これまでノーマークだったゴシップ誌も色々と注意を払ってください。
地方のものもです。あと株価、特に軍需関連については注意をお願いします。
何らかの前兆はつかめるはずです」』本編9話より抜粋

土肥原賢二:JCIA局長。会合出席。

ルーズベルト:名前だけ登場。
健康状態に問題がある以上、三選は果たせない。
健康上の問題から辞任。

ヒューイ・ロング:名前だけ登場。人種差別主義者。
やり方が独裁的。大統領に正式の昇格。

『「ええ。我々のような逆行者にとってわかりやすい例えをすると……
まぁ60年後の某極東の島国のライオン面の宰相でしょうか?」』

『アメリカ国内では国民のある程度の支持こそあったが、
政財界では不安を表す人間が少なくなかった。
民主党内部でさえ、若さだけが取り柄の客寄せと嘲笑する人間もいたのだ。
そのことがロングを焦らせていった。
そしてそれがアメリカを悪夢へ引きずり込むことになる。』本編9話より抜粋

民主党:一概に反日というわけではない。

共和党:国益のためなら何だってする。
反共ということで組みやすいが、楽観は危険。
日ソを戦わせて共倒れさせる可能性もある。

米国:『日本をユーラシアのランドパワーに対する盾、
それも使い捨てができる盾として使うことができる。
そのことを理解している人間たちは不快そうな顔をすると同時に、
米国がそのような選択肢を選択しかねないことを納得した。
ましてこの世界ではナイロンなどを先に開発して、
米国企業の利益を著しく損ねていたのだ。
日本を潰す理由は幾らでもあった。』本編9話より抜粋

1924:2012/08/01(水) 05:59:42
2/9

TV放送を前倒しして実施。

『アメリカの変化に対応するためには、
国内の世論操作を迅速にする必要がある……
そう結論づけた辻は、TV放送を前倒しして実施した。』本編9話より抜粋

日本軍:子供達への宣伝工作と称して特撮番組を制作し放送。
記念すべき一作目は『愛国戦隊・大日本』であった。
ちなみにこれを見た嶋田は思わず頭を抱えた。


『軍の全面的な協力と未来の特撮技術を使い込んだこの作品はあっという間に
この時代の少年達の心を掴むことになる。』

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。これを見た嶋田は思わず頭を抱えた。
収集した情報を報告。

『「………軍人たちが番組のシナリオを書いたってことが判ったら、
俺のせいになるんだろうか?」』

『「海軍の情報収集の結果ですが、青島の中国海軍基地に
多数の輸送船が入港したことが確認されました。
米海軍も戦艦3隻、空母1隻が
訓練の名目でフィリピンに赴いています」』本編9話より抜粋

東条英機:会合出席。収集した情報を報告。

『「陸軍の情報収集では、米国陸軍航空隊が義勇軍として中国大陸に派遣が
検討されているとの情報を掴みました」』本編9話より抜粋

土肥原賢二:JCIA局長。会合出席。収集した情報を報告。

『「軍需関連が上がってきています。様々な分析を通じても、
何らかのアクションがあると思われます」』本編9話より抜粋

辻正信:会合出席。

近衛文麿:会合出席。特撮推進派閥筆頭。
幾つかの映画のシナリオと特撮シーンで辣腕を振るった。
上海で必ず大きな動きがあると示唆。
 
『同時期にはTV以外でも多くの特撮映画が、未来の特撮技術を使って作られた。
劇中のあまりの迫力ぶりに、本場ハリウッドからさえ、
日本の特撮技術は注目されていくことになる。』

『「ハリウッド映画関係者、テラ涙目!!悔しかろう、悔しかろう……くっくっく」

夢幻会の席上で露にされた、近衛のあまりのハイテンション振りに
他の人間が思わず引いた。』

『「彼らは来るぞ。早急な成果が欲しい人間は遠慮や配慮というものがない。
まして力が全ての新興国だ。何もないほうが可笑しい」

「近衛公はどこで事が起こるとお思いですか?」

「辻さん、君もある程度はわかっているだろう?
米国がすぐに手を出せて、かつ大陸市場進出の要となる拠点といえば数は多くない」

「そしていざとなれば日本を封じ込められる場所……上海ですか」』本編9話より抜粋

土肥原の部下:上海で大規模なテロが発生と報告。

『その言葉が辻の口から放たれた瞬間、
土肥原の部下がやや青い顔をして部屋に入ってきた。
そして土肥原が何事かを聞く前に緊急報告を全員に告げた。

「上海で大規模なテロが発生しました。これによって米国人多数が死傷。
米国政府は直ちに報復を行うとのことです」』本編9話より抜粋

青島海軍基地:多数の輸送船が入港。

ネバダ級戦艦:「ネバタ」「オクラホマ」訓練の名目でフィリピンに進出。

ペンシルベニア級戦艦:「アリゾナ」同上 。

レキシントン級航空母艦:「サラトガ」 同上 。

米国義勇軍:米国陸軍航空隊が義勇軍として
中国大陸に派遣が検討されている。

1934:2012/08/01(水) 06:00:13
3/9

上海で大規模なテロが発生

『上海で米国人12名がテロによって残虐な方法で殺傷された、
このニュースはアメリカ人を激怒させた。
一発殴られたら、十発どころか、相手が足腰立たなくなるまで
殴り返すのが、彼らアメリカ人の流儀であった。
故に正面から売られた喧嘩を前に
逃げ腰になるという選択肢はなかった。』本編9話より抜粋

ホワイトハウス

ヒューイ・ロング:大統領に昇格。軍高官たちと協議中。

ウィリアム・リーヒ:海軍作戦部長。大統領と協議中。
海軍はアジア艦隊に加え、
第1任務部隊から第4戦隊、第9巡洋艦戦隊を上海攻略に参加。

コーデル・ハル:国務長官。大統領と協議中。
懸念を表明。ロングの考えを察し絶句。

『「ハル君、中国では匪賊が多いらしいな」

「……はい。かの国で経済活動をする際には、
注意を払う必要がある存在です……っまさか!!」

「白人層は犠牲にはしないよ、ハル君。幸い、
国内では困窮する有色人種が少なくない。金になると判れば動くだろう。
それに共産主義の思想に共鳴しかねない危険分子を
一掃するチャンスじゃないか。財界も賛成する。何も問題はない」』本編9話より抜粋

他の出席者たち:ロングの考えを理解し顔をしかめた。

張作霖:名前だけ登場。上海攻略に参加。

奉天軍:海兵隊と共にいつでも上陸できる。

米国海兵隊:奉天軍と共にいつでも上陸できる。

1944:2012/08/01(水) 06:01:30
4/9

アメリカ合衆国は中国でのテロに断固たる措置を取ると発表。

米国:リメンバー・シャンハイと叫び、上海攻略を開始。
日本に対して領海の通過を認めるように申し入れた。

ネバダ級戦艦:「ネバタ」「オクラホマ」訓練の名目でフィリピンに進出。
テロ報復に上海攻略に参加 。

ペンシルベニア級戦艦:「アリゾナ」同上 。

レキシントン級航空母艦:「サラトガ」

アジア艦隊:上海攻略に参加 。

第1任務部隊第4戦隊・第9巡洋艦戦隊:同上 。

アメリカ海兵隊:同上 。

北京政府軍(奉天軍閥):2個師団が上海攻略に参加 。

国民党政府:これを聞いた国民党政府は激しく動揺した。

蒋介石:米国でロビー運動を繰り広げる一方で、諸外国に助けを求めた。

日英独仏:米国の過剰反応を諌め様としたが
リメンバー・シャンハイと叫びたて無視。

1954:2012/08/01(水) 06:02:06
5/9

夢幻会会合

米国は日本に対して領海の通過を認めるように申し入れた。

嶋田繁太郎:会合出席。

『「海軍は、艦船の改装スケジュールの関係で
まともに戦うのは難しい状態です」』本編9話より抜粋

伏見宮博恭王:名前だけ登場。
強硬派の一部の軍人と財閥を伏見宮たち、
ヲの字の同志達の手によって封殺。

辻正信:会合出席。珍しくため息をついた。
米国を大陸に引きずり込み富を毟り取ることに。

『「認めなければ日本はテロリストと同列扱い。
認めれば大陸に米国が独力で橋頭堡確保。
どっちに転んでも面倒ですね」』

『「この際、軍事でも完全に米国を大陸に引きずり込みましょう。
やるのなら徹底的にしなければ」』

『「米軍が内陸奥深くに進出するのは、時間が掛かります。
それまでに国民党からできるだけ富を搾り取ります。元は取れますよ」

「国家の維持と発展にはお金が必要なんです。まぁ拝金主義は良くないですが、
それでも原資は必要ですよ」』本編9話より抜粋

阿部信行:会合出席。中国の共産化を提案。

『「ええ。共産党があの国を統一すれば、
昔からの倫理観や宗教観は破壊されます。
それは国を弱体化させてくれるでしょう。
ついでに日本国内で赤化への警戒心も増すでしょう。
そうなれば色々な社会制度の充実も可能になります」

内務省で共産主義対策に関する権限を掌握している阿部は、
大陸の赤化勢力を口実にして共産主義対策を推進する気であった。
それは単に武力で共産主義を封殺することではなく、
社会保障制度そのものを構築していくことで、
より住みやすい日本の実現を目指すものでもあった。』本編9話より抜粋

近衛文麿:会合出席。

『「夢幻会の決定に強硬派の一部の軍人と財閥が激怒して叛旗を翻そうとした。
だが辻が培ったMMJの人脈、伏見宮たちのヲの字の同志達の手によって
そういった動きはあっさり葬りさられることになる。』本編9話より抜粋

1964:2012/08/01(水) 06:02:36
6/9

日本によって領海通過が認められ、米軍は上海に侵攻を開始。

国民党軍:華北、そして上海から挟撃されるという事態に蒋介石は陥った。

『第一次上海事変での戦訓、そして奉天軍の海軍力増強に刺激されて、
空海軍力増強を図っていた国民党軍であったが
米艦隊の前には成す術もなかった。』本編9話より抜粋

ソ連:最後の頼みとしていたソ連の仲介も失敗。

独逸軍事顧問団:米軍の圧倒的物量を背景にした砲爆撃の前に成す術がなかった。

Uボート、水雷艇部隊:ドイツ海軍の支援で創設されたが大した活躍をする間もなく全滅。

航空機:『英ソ独から購入した少数の航空機で
散発的な攻撃を仕掛ける程度しかできず、
最終的には上海に上陸を許してしまう。』本編9話より抜粋

要塞線・ゼークトライン:日本との戦いに備え上海西部に建設。

『第一次世界大戦の戦訓をベースにした
この要塞線で米軍、張作霖軍を食い止めて
出血を強いてから米国から譲歩を引き出す、
それが蒋介石の目論見であった。』本編9話より抜粋

米軍:上海に橋頭堡を築くと、要塞化していった。

『無茶な攻勢を掛けることは無く、
圧倒的物量を背景にした爆撃と砲撃で着々と要塞線を削っていく。』本編9話より抜粋

華北戦線:奉天軍が本格的な攻勢を開始。

『米・張連合軍は絶対的な制空権の下で、
国民党軍に猛攻を加えていった。』本編9話より抜粋

九五式陸攻:現地の情報収集に従事。

現地スパイ:同上。

1974:2012/08/01(水) 06:03:09
7/9

夢幻会:現地の状況報告を受けた夢幻会は改めて自分達と相対している国家の強大さを知った。
この時日本が自制していたことのほうが、米国政府を驚かした。

ホワイトハウス

ヒューイ・ロング:日本への挑発が失敗し思わず舌打ちした。
総研についてのさらなる調査を指示。
日本が動かないのでメキシコを狙う。

『「あの国が自重するとは驚きだな」』

『「正統な口実があれば、文句は言いはしない。
メキシコへの工作を急げ。他国に隙を与えるな」』本編9話より抜粋

コーデル・ハル:国務長官。大統領と協議中。
強引な動きに懸念を示す。

英国:米国の中国や南米での暗躍を察知。米国を警戒し始める。

ネヴィル・チェンバレン:宰相。穏健派。

『この米国の暴走を憂慮して、
1938年に解消することになっていた
日英同盟を何らかの形で存続させたほうが
良いのではないかと考え始めていた。』本編9話より抜粋

日本:そこに付け込むべく、様々なアプローチを開始。

吉田茂:英国に外交官として派遣。
日英同盟の延長、または同盟に準じる条約の締結を模索。

日英安全保障条約:準軍事同盟。参戦義務が無い。
戦時では相手国に対して友好と中立を維持すると明記。
物資も融通する。ただし支払いは金。

1984:2012/08/01(水) 06:04:30
8/9

夢幻会会合

日英安全保障条約:締結。

嶋田繁太郎:会合出席。苦虫を噛み潰したような顔で呻いた。

『「……つまり東アジアで日本が英国相手に大暴れしないように首輪を掛けて、
かつ日米が衝突しても戦火が飛び火しないというわけか」』本編9話より抜粋

辻正信:会合出席。まぁ当然でしょうね、と肩をすくめる。
少数の重爆撃機開発生産を承認。同人誌はニーソ物が好み。

『「多少、こちらの目論みとは離れていますが、
この程度の繋がりがあれば米国も迂闊には手を出せないでしょう。
この条約と連合側への参戦で時間を稼ぎつつ、
核兵器とその投射手段の開発を行えば、
米国も我が国と正面から戦うことはできないはずです」』

『「ふむ。なら、重爆撃機を作ったほうがいいかもしれませんね。
原爆専用機のテストにもなります」

「………数が揃えられませんよ。海軍の予算はもう一杯一杯なんですよ。
さらに予算が増額されれば話は別ですが」

「ははは、別に数がなくても良いですよ。
そういった部隊や兵器があるだけで米軍は、
後方の護衛を強化せざるを得なくなります。
そうすれば、米軍が日本へ侵攻する際に、
より高いコストを払わせることができます。
こちらが支払ったコストより、向こう側が
より多くのコストを払う破目になれば成功と言えます」

予算について煩い辻は、どこまでも費用対効果を追求していた。』本編9話より抜粋

伏見宮博恭王:会合出席。

東条英機:会合出席。

土肥原賢二:会合出席。
世論操作及び各国要人を21世紀の日本のAVの技を駆使して篭絡。

倉崎関係者:会合出席。

三菱関係者:会合出席。

白洲次郎:会合出席。夢幻会協力者。

山本五十六:名前だけ登場。陸上攻撃機派閥
滑空爆弾を複数搭載できる大型爆撃機の開発を主張。

会合では冬戦争に向けてフィンランド支援を決定。

1994:2012/08/01(水) 06:05:08
9/9

海軍:陸攻の高速化と小型化を推進。

陸上攻撃機派閥:敵部隊の射程圏外からアウトレンジ攻撃を行えば良いと主張。

『機体の高速化は兎に角、小型化に反対し、大型化と重武装化、
そして搭載兵器の強化を主張して海軍省に直訴すら行う始末だった。
この動きを受けて滑空爆弾(及び滑空魚雷)の
開発計画が俄かに持ち上がっていた。』本編9話より抜粋

大型爆撃機:原爆専用機のテストに活用。

倉崎重工:原爆専用機の開発担当。
陸軍と組んで、超高コストの高速偵察機を開発しつつあるとの噂が広まる。

九七式戦車:開発の為英国からマーリンエンジンの生産権を取得。

九二式軽戦車:フィンランド支援兼日本国内で使い古した兵器の処分。

九三式戦闘機:複葉機。同上。

九四式軽雪上車:スノーモービル。フィンランド支援兼新兵器のテスト。開発者辺境人氏 
<提督たちの憂鬱 支援SS><兵器設定>
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/161
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/162
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/163

対戦車兵器:九五式対戦車噴進弾。和製パンツァーファウスト。同上 。開発者New氏 
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/869

栄(ダブルワスプ)エンジン:ツインワスプエンジンをベースにして開発。

ソ連トラクター工場:ソ連国民の命をすり潰す形で米国から購入。

最近の同人誌:スカートの中が絶対領域化。コノミンやフシミンの影響。

夢幻会は第二次世界大戦勃発に向けて真面目に準備を加速させていった。

『しかし彼らは第二次世界大戦の
フラグイベントたるミュンヘン会談の前になって、
さらなる史実との乖離を目の当たりにすることになる。』本編9話より抜粋

2004:2012/08/01(水) 06:17:53
提督たちの憂鬱 第9話登場兵器一覧 1/9

ルーズベルト大統領倒れる

この情報は夢幻会に衝撃を与えた。

『何しろ、あの辻でさえ、飲んでいたお茶を吹き出したほどだ。
ちなみに、そのお茶は彼の正面に座っていた東条にかかり、
彼を再び悶絶させることになる。』本編9話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。
青島の中国海軍、
比島の米海軍の監視を強化。ハワイの諜報員を増員。

東条英機:会合出席。
またもやお茶がかかり再び悶絶させる。
大陸のコネクションを通じて探りを入れる。

辻正信:会合出席。
余りの衝撃にえ、飲んでいたお茶を吹き出した。
土肥原に米国のマスコミや株価関連の情報収集を指示。
国内の政治家と世論の操作に力を入れる。

『「と、いうわけで、土肥原局長、米国のマスコミ、
これまでノーマークだったゴシップ誌も色々と注意を払ってください。
地方のものもです。あと株価、特に軍需関連については注意をお願いします。
何らかの前兆はつかめるはずです」』本編9話より抜粋

土肥原賢二:JCIA局長。会合出席。

ルーズベルト:名前だけ登場。
健康状態に問題がある以上、三選は果たせない。
健康上の問題から辞任。

ヒューイ・ロング:名前だけ登場。人種差別主義者。
やり方が独裁的。大統領に正式の昇格。

『「ええ。我々のような逆行者にとってわかりやすい例えをすると……
まぁ60年後の某極東の島国のライオン面の宰相でしょうか?」』

『アメリカ国内では国民のある程度の支持こそあったが、
政財界では不安を表す人間が少なくなかった。
民主党内部でさえ、若さだけが取り柄の客寄せと嘲笑する人間もいたのだ。
そのことがロングを焦らせていった。
そしてそれがアメリカを悪夢へ引きずり込むことになる。』本編9話より抜粋

民主党:一概に反日というわけではない。

共和党:国益のためなら何だってする。
反共ということで組みやすいが、楽観は危険。
日ソを戦わせて共倒れさせる可能性もある。

米国:『日本をユーラシアのランドパワーに対する盾、
それも使い捨てができる盾として使うことができる。
そのことを理解している人間たちは不快そうな顔をすると同時に、
米国がそのような選択肢を選択しかねないことを納得した。
ましてこの世界ではナイロンなどを先に開発して、
米国企業の利益を著しく損ねていたのだ。
日本を潰す理由は幾らでもあった。』本編9話より抜粋

2014:2012/08/01(水) 06:18:24
2/9

TV放送を前倒しして実施。

『アメリカの変化に対応するためには、
国内の世論操作を迅速にする必要がある……
そう結論づけた辻は、TV放送を前倒しして実施した。』本編9話より抜粋

日本軍:子供達への宣伝工作と称して特撮番組を制作し放送。
記念すべき一作目は『愛国戦隊・大日本』であった。
ちなみにこれを見た嶋田は思わず頭を抱えた。


『軍の全面的な協力と未来の特撮技術を使い込んだこの作品はあっという間に
この時代の少年達の心を掴むことになる。』

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。これを見た嶋田は思わず頭を抱えた。
収集した情報を報告。

『「………軍人たちが番組のシナリオを書いたってことが判ったら、
俺のせいになるんだろうか?」』

『「海軍の情報収集の結果ですが、青島の中国海軍基地に
多数の輸送船が入港したことが確認されました。
米海軍も戦艦3隻、空母1隻が
訓練の名目でフィリピンに赴いています」』本編9話より抜粋

東条英機:会合出席。収集した情報を報告。

『「陸軍の情報収集では、米国陸軍航空隊が義勇軍として中国大陸に派遣が
検討されているとの情報を掴みました」』本編9話より抜粋

土肥原賢二:JCIA局長。会合出席。収集した情報を報告。

『「軍需関連が上がってきています。様々な分析を通じても、
何らかのアクションがあると思われます」』本編9話より抜粋

辻正信:会合出席。

近衛文麿:会合出席。特撮推進派閥筆頭。
幾つかの映画のシナリオと特撮シーンで辣腕を振るった。
上海で必ず大きな動きがあると示唆。
 
『同時期にはTV以外でも多くの特撮映画が、未来の特撮技術を使って作られた。
劇中のあまりの迫力ぶりに、本場ハリウッドからさえ、
日本の特撮技術は注目されていくことになる。』

『「ハリウッド映画関係者、テラ涙目!!悔しかろう、悔しかろう……くっくっく」

夢幻会の席上で露にされた、近衛のあまりのハイテンション振りに
他の人間が思わず引いた。』

『「彼らは来るぞ。早急な成果が欲しい人間は遠慮や配慮というものがない。
まして力が全ての新興国だ。何もないほうが可笑しい」

「近衛公はどこで事が起こるとお思いですか?」

「辻さん、君もある程度はわかっているだろう?
米国がすぐに手を出せて、かつ大陸市場進出の要となる拠点といえば数は多くない」

「そしていざとなれば日本を封じ込められる場所……上海ですか」』本編9話より抜粋

土肥原の部下:上海で大規模なテロが発生と報告。

『その言葉が辻の口から放たれた瞬間、
土肥原の部下がやや青い顔をして部屋に入ってきた。
そして土肥原が何事かを聞く前に緊急報告を全員に告げた。

「上海で大規模なテロが発生しました。これによって米国人多数が死傷。
米国政府は直ちに報復を行うとのことです」』本編9話より抜粋

青島海軍基地:多数の輸送船が入港。

ネバダ級戦艦:「ネバタ」「オクラホマ」訓練の名目でフィリピンに進出。

ペンシルベニア級戦艦:「アリゾナ」同上 。

レキシントン級航空母艦:「サラトガ」 同上 。

米国義勇軍:米国陸軍航空隊が義勇軍として
中国大陸に派遣が検討されている。

2024:2012/08/01(水) 06:18:57
3/9

上海で大規模なテロが発生

『上海で米国人12名がテロによって残虐な方法で殺傷された、
このニュースはアメリカ人を激怒させた。
一発殴られたら、十発どころか、相手が足腰立たなくなるまで
殴り返すのが、彼らアメリカ人の流儀であった。
故に正面から売られた喧嘩を前に
逃げ腰になるという選択肢はなかった。』本編9話より抜粋

ホワイトハウス

ヒューイ・ロング:大統領に昇格。軍高官たちと協議中。

ウィリアム・リーヒ:海軍作戦部長。大統領と協議中。
海軍はアジア艦隊に加え、
第1任務部隊から第4戦隊、第9巡洋艦戦隊を上海攻略に参加。

コーデル・ハル:国務長官。大統領と協議中。
懸念を表明。ロングの考えを察し絶句。

張作霖:名前だけ登場。上海攻略に参加。

奉天軍:海兵隊と共にいつでも上陸できる。

米国海兵隊:奉天軍と共にいつでも上陸できる。

2034:2012/08/01(水) 06:19:27
4/9

アメリカ合衆国は中国でのテロに断固たる措置を取ると発表。

米国:リメンバー・シャンハイと叫び、上海攻略を開始。
日本に対して領海の通過を認めるように申し入れた。

ネバダ級戦艦:「ネバタ」「オクラホマ」訓練の名目でフィリピンに進出。
テロ報復に上海攻略に参加 。

ペンシルベニア級戦艦:「アリゾナ」同上 。

レキシントン級航空母艦:「サラトガ」

アジア艦隊:上海攻略に参加 。

第1任務部隊第4戦隊・第9巡洋艦戦隊:同上 。

アメリカ海兵隊:同上 。

北京政府軍(奉天軍閥):2個師団が上海攻略に参加 。

国民党政府:これを聞いた国民党政府は激しく動揺した。

蒋介石:米国でロビー運動を繰り広げる一方で、諸外国に助けを求めた。

日英独仏:米国の過剰反応を諌め様としたが
リメンバー・シャンハイと叫びたて無視。


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