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提督たちの憂鬱 設定スレ 艦艇編 その5

1ham ◆sneo5SWWRw:2011/05/20(金) 18:19:57
前スレが950超えしましたので、新しいスレをたてさせて頂きます。。
その4が1000に達したら、こちらに移動してください。
以下にある本スレに関する事柄は、よく読んでおくようお願いいたします。

戦艦・空母といった海軍艦艇や海保巡視船など、艦船に関する考えた設定とそれらに対する忌憚無き意見をこちらに書き込んでください。
設定が投稿された場合、採用後に問題を起こさないためにも、意見は出来る限り書き込むようお願いします。

なお、このスレは提督たちの憂鬱に関するスレであり、現実で起きている問題などについて語るスレではありませんので、そのような全く関係ないことついての書き込みはお止めください。
また、相手を挑発したり貶めたりするような文章で書き込むことは他の参加者への迷惑以外の何者でもありません。
ですので、どんなに苛立たれても、他の皆様の迷惑にならないために、抗議に関しても丁寧な文章で書き込まれるようご協力願います。

2名無しさん:2011/06/08(水) 20:37:45
設定スレ艦艇編が1000行ったのでage

3名無しさん:2011/06/09(木) 08:39:33
憂鬱世界で原子力を採用するメリットのある艦種は官民ともに(特に軍)多い気がする

4名無しさん:2011/06/10(金) 20:36:05
憂鬱日本の数少ない信頼できる友邦フィンランドの海防戦艦を考えてみました。
「カレリア」級海防戦艦
常備排水量:5,600t
全長:100m
全幅:16,8m
喫水:6,0m
機関:二軸ディーゼル(20,000hp)
最大速度:20ノット
航続距離:14ノットで2,700海里
兵装:
25,4cm(50口径)連装砲×2基
12,7cm(50口径)単装速射砲×4基
76㎜(50口径)単装高射砲×6基
対潜迫撃砲三連装×2基
以下略
搭載機:水上偵察機1機
対空レーダー/水上レーダー/艦低ソナー
同型艦:1番艦「カレリア」・2番艦「カラスタヤンサーレント」

概要:
遠い友邦である日本と直接行き来できる北極海航路の窓口カラスタヤンサーレント半島を防衛する為に冬戦争後に日本に設計を依頼して建造された大型海防戦艦。当然のごとく砕氷構造が採用されている。
そのため、バルト海のみならず外洋での活動も可能なように設計されておりフィンランド海軍最大の艦艇となった。
他の北欧諸国の海防戦艦と異なるのはその航路及び港湾防衛という目的から対潜能力も限定的ながら付与されており艦底ソナー及びそれと連動させた対潜迫撃砲を二基装備している事である。
武装はイルマリネン級海防戦艦と弾薬の共通化を図る為に25,4cm砲を採用しているが、それ以外の速射砲及び高射砲、対潜迫撃砲は日本から導入したもの。これは冬戦争で活躍した日本義勇軍を見たことで日本製品へのある種の侵攻新のようなものが芽生えたからともいわれている。

尚、建造には日本からの支援がフィンランドをこよなく愛する同志達からの在ったとかなかったとか

5名無しさん:2011/06/10(金) 21:46:24
フィンランド海防戦艦というのは面白いけど、名前がもう一つなような。
カレリア地方は南部がソ連の手に渡っているし、その前に現行のイルマリネン級と全く別の命名基準を持ってくることも無いと思う。
同様の命名法なら、フィンランド創世叙事詩「カレワラ」から取ってくるのが自然。
「イルマタル」「レミンカイネン」とかどうだろうか。

64:2011/06/10(金) 22:05:48
有難うございます。
フィンランドの創世叙事詩の名前が良く解らない物で暫定的に地名を付けていました。
それでは改名及び微調整したVerを。

「イルマタル」級海防戦艦
常備排水量:5,600t
全長:100m
全幅:16,8m
喫水:6,0m
機関:二軸ディーゼル(20,000hp)
最大速度:20ノット
航続距離:14ノットで2,700海里
兵装:
25,4cm(50口径)連装砲×2基
12,7cm(50口径)単装速射砲×4基
76㎜(50口径)単装高射砲×6基
対潜迫撃砲三連装×2基
以下略
搭載機:水上偵察機1機
対空レーダー/水上レーダー/艦低ソナー
同型艦:1番艦「イルマタル」・2番艦「レミンカイネン」

概要:
遠い友邦である日本と直接行き来できる北極海航路の窓口カラスタヤンサーレント半島の防衛及び同半島周辺海域の制海権維持を目的に、冬戦争後に日本に設計を依頼して建造された大型海防戦艦。
冬には凍結するバルト海とバレンツ海を主戦場とするために当然のごとく砕氷構造が採用されている。
更に領海域の間で移動をする為に外洋での活動も可能なように設計されておりフィンランド海軍最大の艦艇となった。
他の北欧諸国の海防戦艦と異なるのはその航路及び港湾防衛という目的から対潜能力も限定的ながら付与されており艦底ソナー及びそれと連動させた対潜迫撃砲を二基装備している事である。
武装はイルマリネン級海防戦艦と弾薬の共通化を図る為に25,4cm砲を採用しているが、それ以外の速射砲及び高射砲、対潜迫撃砲は日本から導入したもの。これは冬戦争で活躍した日本義勇軍を見たことで日本製品へのある種の侵攻新のようなものが芽生えたからともいわれている。

尚、建造には日本からの支援がフィンランドをこよなく愛する同志達からの在ったとかなかったとか

7名無しさん:2011/06/10(金) 23:02:52
でも、奪われたカレリアを取り戻すって強烈な意志が感じられて好きだな「カレリア」級海防戦艦
まあ命名基準で無理そう&小国が自分から戦争の火種作るってのもどうか?ですが

8名無しさん:2011/06/10(金) 23:27:07
お隣に似たようなのがあるが、どう思う?韓国の独島型ね。
傍目から見るととっても下品だし、ソ連に喧嘩売るほど無謀じゃない人の集まりだったからこそ、
フィンランドは赤い巨大陸軍国に対して独立を維持できたと思うぞ。

それよりか、問題はフィンランドが海防艦の追加取得なんてやれる状態とは思えない所だな。
ソ連の大陸軍にいつまた蹂躙されるとも分からないのに、海軍戦備やれる金があったら全部陸軍にまわすとしか。

9名無しさん:2011/06/11(土) 03:28:19
理由付けとしては十分な気もするけれど>北極航路の確保

10名無しさん:2011/06/11(土) 08:26:38
北極航路はフィンランドにとってソ連軍に対抗できる世界最高水準の兵器や最先端の工作機械を導入できる唯一の航路ですし。
ある意味、フィンランドの命綱とも言える重要地域/海域なのに直ぐ隣接した場所にソ連海軍の拠点たるムルマンスクが有るという状態ですからね。
史実どおりの装備では航路確保どころか沿岸部を守るのもキツイです。

11名無しさん:2011/06/11(土) 10:25:26
>航路確保
沿岸防衛じゃないならなおの事航続距離が非常に短い海防戦艦では任を果たせない。

12名無しさん:2011/06/11(土) 10:58:42
>史実どおりの装備では航路確保どころか沿岸部を守るのもキツイです。
あのさ、沿岸部は陸路からの侵攻でも奪取できるんだけど?
しかも沿岸部を守るのもキツイと言っても、史実どおりならソ連海軍の戦艦はガングート型戦艦3隻のみ。
しかも配置はバルト海2隻、黒海1隻。つまりフィンランド北岸にはソ連戦艦が存在しない。
ならイルマリネン型海防戦艦2隻でも十二分に北部沿岸防衛位できるだろう。

13名無しさん:2011/06/11(土) 11:03:30
何も航路全てを守る必要はないですよ。
ソ連が手を出してくるのはフィンランドの領海である港湾の周辺海域(バレンツ海北部航路)ここを守れればいい。
ここさえ安定的に確保できれば後は日本が輸送してくれるのですからソ連も手を出せないですが、フィンランド海軍の当時の状況ではまず不可能です。
そしてその海域を守る分には海防戦艦の足でも十分でしょうし、バレンツ海の荒れ具合やソ連の戦力を考えるに魚雷艇や小型駆逐艦では役に立たないからこその海防戦艦といったところでしょう。

14名無しさん:2011/06/11(土) 11:07:05
>>12
ソ連軍が保有する19cm砲搭載の巡洋艦の存在を忘れていますよ。
後、イルマリネン級には外洋航行能力が無いので外洋に面する港湾を守りようがありません。

15名無しさん:2011/06/11(土) 11:31:14
>バレンツ海の荒れ具合やソ連の戦力を考えるに魚雷艇や小型駆逐艦では役に立たないからこそ
荒れ具合というとソ連の小型艦艇も無視できますな。
あとソ連の戦力を考えると?ソ連海軍はバレンツ海を担当する北方艦隊には巡洋艦すら配置しとらん筈ですが(黒海orバルト海)。
荒れ具合云々も考えると、ようはソ連海軍のことは北岸防衛について気にしなくて良いという事。
現実的なのは北岸部へのソ連陸軍侵攻ですね。

>ソ連軍が保有する19cm砲搭載の巡洋艦の存在を忘れていますよ。
ソ連が保有するのは「18cm砲」搭載巡洋艦ですが、どの道黒海とバルト海に配置されているので。
というか、戦艦の次は重巡・・・しょぼいとは言え列強海軍の主力に対抗する戦力を用意するおつもりで?
フィンランドの経済力からすれば海防戦艦4隻も抱えるのは相当の重み。肝心の陸軍力はどうでも良いのでしょうか。
日本がタダでくれるにしても維持費がかかるので「どっちも」は通用しません。

>イルマリネン級には外洋航行能力が無いので
沿岸部の半固定砲台として使うか、改造するか。
戦艦を「性能不足だから追加で買う」と気軽に言うのは小国の発想ではありません。

16名無しさん:2011/06/11(土) 11:50:46
フィンランド側は憂鬱準拠、ソ連は史実準拠?

1713:2011/06/11(土) 11:55:16
ここまでの議論で海防戦艦を増産するのが問題になっているのならイルマリネン級を史実より大きくすれば問題ないという事に気付きました。外洋航行が可能な足の長さと船型を持つ海防戦艦として。ということで。

「イルマリネン」級海防戦艦(憂鬱世界版)
常備排水量:6,900t
満載排水量:7,900t
全長:120m
全幅:18,6m
喫水:6,7m
機関:四軸ディーゼル機関(20,000hp)
最大速力:22ノット
航続距離:14ノット/3,200海里
武装:
28,3cm(44口径)連装砲×2基
15,2cm(50口径)単装速射砲×7基
76㎜(50口径)単装高射砲×4基
20㎜連装機関砲×8基
対潜迫撃砲三連×2基
以下略
搭載機:水上偵察機(※必要によって搭載せず)
対空レーダー/水上レーダー/艦底ソナー
同型艦:1番艦「イルマリネン」・2番艦「ヴァイナモイネン」

概要:本来同級は史実通りにバルト海専用の海防戦艦として短い航続距離且つ外洋航行能力を持たない海防戦艦として建造されるはずだった。
しかし、金融危機の影響等によりその発注時期がずれ込みその結果ソ連と緊張が高まりつつあった事と、それに呼応する如く日本からの支援が始まったことが影響して史実と異なり、日本との重要な連絡路である北極航路の終着点であるカラスタヤンサーレント半島とその周辺海域の防衛も考慮した上で外洋航行能力を付与された海防戦艦として日本へ設計が発注され、「イルマリネン」「ヴァイナモイネン」の二隻は史実より遅い1936年に就役する事になった。
同級の特徴は守るべき北極航路の終着点がソ連海軍の軍港が存在するムルマンスク港と相対する事から同国の潜水艦部隊へも備えを艦底ソナーと連動した対潜迫撃砲で行っている点である。これは駆逐艦などが殆どない同国海軍において特に大型の本級にある程度の多目的能力を与えようと苦心した結果である。
艦橋は長門型を縮小した様な箱型艦橋を採用し、当然のように凍結するバルト海とバレンツ海で運用できるように砕氷構造が採用されている。
主砲は、スウェーデン王国海軍のスヴァリエ級海防戦艦と同じくする事で補給を受けやすくしているが、他の装備は以前から友好関係を持っていたがソ連との緊張が高まるにつれて大規模な支援を開始してくれた事で友好感情が天井を突き抜けた日本へ発注した物である。
結果として世界最先端の技術力を持つ日本の装備を導入した本級はフィンランド国民の象徴的な存在となった。
尚、この艦を建造する際に日本から匿名若しくは偽名の多数の義援金や寄付金がフィンランド海軍に寄せられた事は余談である。

18名無しさん:2011/06/11(土) 11:55:52
そもそも、北極圏航路に拘る理由って何だろ?
平時ならバルト海から行けばいいわけで効率最悪な北極圏航路を使う必要性が無いし、
戦時ならソ連勢力圏を超長期間移動しなきゃならないので日本海軍が護衛するにしたって危険すぎて使えない。

19名無しさん:2011/06/11(土) 12:36:57
日本から事実上優位つ直接フィンランドへ物資を運び込めるルートだからですね。他はどうしても他国の勢力圏を通過しないといけない訳で他国にコントロール権が握られている。
夏季限定ですが、火器なら十分安全に物資を運ぶことができます。
また、沿岸地域の多くは泥濘と成っていますし、航空機や艦船を運用できる基地の多くは冷戦時にできたものでWW2時点では史実でも殆ど無いですし、
憂鬱世界のソ連では全くないでしょう。なので戦時でも最も安全に運べるルートです。
唯一気を付ける必要があるのが終着点のバレンツ海です。ソ連海軍の一大根拠地が連なっています。

2019:2011/06/11(土) 12:37:31
火器⇒夏季です。

21名無しさん:2011/06/11(土) 14:36:30
フィンランドの最大船舶ってどこまでなのかわかります?ドックの限界が有るんじゃないかと史実フィンランド艦艇の排水量見ると感じるのだが

22名無しさん:2011/06/11(土) 15:22:49
おそらく6の案位は問題ないはず。
ノルウェーの計画艦やデンマークのとほとんど同じ規模だからね。

23名無しさん:2011/06/11(土) 17:26:14
>>17
支援SSスレ(無印)3の1万㌧より小さめな分、廉価なんだろうか

24名無しさん:2011/06/11(土) 17:53:56
というか1万t級海防戦艦というのが無茶言ってるだけで、小国に5,000t級海防戦艦は決して安い買い物ではないよ。
当時北欧最強の海軍を保有していたスウェーデンは海防戦艦7隻保有していたが、
スウェーデンはフィンランドと違い大国と陸地を接する事無く、しかも内4隻は1900年頃建造かつ駆逐艦並みの小兵。
スウェーデンですらこんなもんである事をかんがえると、フィンランドに5,000t級の海防戦艦2隻というのは精一杯でしょ。

254-6:2011/06/11(土) 18:18:44
>>24
自分が提案した「イルマタル」級を追加建造ではなく、「イルマリネン」級として二隻建造するのが限界でしょうか。

26名無しさん:2011/06/11(土) 21:16:34
元々のイルマリネン級も北欧の中じゃ強力な部類だったしねぇ。
ノルウェーの4隻なんて、明治の装甲巡と渡り合えるかどうかのシロモノだった

27名無しさん:2011/06/12(日) 08:34:27
イギリスに発注した新型海防戦艦はモニター艦にされた揚句バルジが付いたせいでノルウェー海軍では扱える代物じゃなくなり
旧式艦で耐え忍ぶしか無くなりましたからね。

2824:2011/06/12(日) 16:04:24
>>26
だと思うよ?
当時のフィンランドは人口400万人弱、一人当たり所得は史実日本の倍強あったようだが、
それでも人口の差からして財政規模は精々史実日本の10分の1位だろう。
5,000t級海防戦艦の建造費は、同規模の日本巡洋艦のトン当たり建造費から考えるに安くても2千万円位と考えられる。
フィンランドの財政規模は日本の10分の1とするなら、
フィンランドにとってイルマリネン級海防戦艦は、日本が2億円規模の超大和型戦艦に等しい価値になる、という事。
2隻だけでも相当の買い物だろうし、間違っても気安く追加購入できるものではないはず。

2924:2011/06/12(日) 16:05:19
>>28>>25へのリクに訂正

304-6:2011/06/12(日) 16:26:48
4で投稿した「イルマタル」級を「イルマリネン」級として建造したVerを
「イルマリネン」級海防戦艦
常備排水量:5,600t
全長:100m
全幅:16,8m
喫水:6,0m
機関:二軸ディーゼル(20,000hp)
最大速度:20ノット
航続距離:14ノットで2,700海里
兵装:
25,4cm(50口径)連装砲×2
12,7cm(50口径)単装速射砲×4
76㎜(50口径)単装速射砲×6
対潜迫撃砲三連装×2基
20㎜連装対空機関砲×6
以下略
対空レーダー/水上レーダー/艦底ソナー
同型艦:1番艦「イルマリネン」・2番艦「ヴァイナモイネン」

概要:本級は初期計画では史実同様にバルト海特にフィンランド湾での活動のみに特化した足も短く外洋航行能力も持たない形で設計されていたが、大恐慌の影響で計画の遅れが発生した結果、ソ連との関係悪化と日本からの支援の強化という二つの影響を受けることとなった。
特に、ソ連との開戦した場合に支援をしてくれる可能性の高い日本と連絡を夏季限定的ながらもてるカラスタヤンサーレント半島を起点とする北極航路の重要性が増した事から外洋航行能力が求められることになり、計画そのものが大幅に変更の上急速に親密化した日芬関係から日本へ発注された。
艦橋は近代化された長門型同様の箱型艦橋を採用し、船体構造は当然のように砕氷構造。
武装は主砲こそ史実と同じだがその他の火器は全て日本製となっている。
他国の海防戦艦には見られない装備である対潜迫撃砲は限定的にであれソ連海軍の潜水艦部隊に対抗する事が可能なようにと苦肉の策で艦底ソナーと連動する物を装備している。
これはムルマンスク港等のバレンツ海に面したソ連海軍基地が隣接して存在している事が大きい。

32名無しさん:2011/06/14(火) 20:30:14
>>30
二隻セットなのは、訓練や整備で使えなくなる時期を無くす為?

33yukikaze:2011/06/15(水) 21:50:01
艦船スレが過疎っているので投下。

大鷹型護衛空母

基準排水量 9,500t
全長 169.9m
全幅 20m
吃水 8.5m
機関 4基筒蒸気タービン2基2軸 16,000hp
最大速力 20kt
航続力 14ノットで1万海里
武装 40mm連装機関砲 10基 20mm単装機関砲 20基

搭載機数 27機(内、補用数4機。内訳は九六式戦闘機14機に九七式艦攻9機)

(解説)
本型は日本海軍が運用した護衛空母である。

元々日本海軍は、第一次大戦でドイツの潜水艦に煮え湯を飲まされた経験から、
潜水艦対策を熱心に研究していたのだが、その中で彼らが考えた方策の1つに
「商船改造空母より航空機を運用して、船団を護衛してはどうか?」というものがあった。
彼らが主張するには「常時航空機が張り付いていれば、潜水艦は必然的に潜水する時間が長くなり、
結果的に船団と邂逅する機会が減り、船団の安全が保障される」と、言うものであり、
実際、演習において、鳳翔が出した索敵部隊の行動によって、襲撃役の潜水艦部隊が、なかなか連携を取ることが出来ず
襲撃に失敗したこともあり、また、貴重な艦隊空母ではなく、安価な特設空母で要が足りるという事で、
海軍部内において、本案の研究に対し一定の理解を得られる土壌が形成されることになる。

一方、空母マフィアの面々からも、「上陸支援用の特設空母建造」のプランが出されることになる。
これは、もし日米決戦が行われる場合、それは島嶼を巡る戦いになる可能性が高く、そしてそうなったら
相手の基地航空隊と空母機動艦隊双方を相手取らなければならないケースも考えられた。
その為、空母マフィアとしては、どちらか一方を相手取っている間に、別の一方から奇襲を受けてはとんでもないこと
になるため、上陸部隊支援用の特設空母がどうしても必要であると言う結論に至ったのである。

かくして日本海軍においては「対潜水艦防衛用」「対地支援用」として、特設空母建造が
必要であると言う認識の下、特設空母建造を具体化することになる。
そして海軍側が、本空母に求めたのは「早期に、安価に、そして多数量産できること」それだけであった。
航空戦とは、この時の上層部の言葉を借りるならば「戦いは数だよ」であったからだ。
その為、設計を依頼された艦政本部は、戦時標準船として計画されていた、9,000t型戦標船を元にして
半年で完成することを最優先順位に掲げ、設計に取り掛かることになる。

本型は、早期建造・早期取得を重視した為、速度も遅く防御も切り捨てられている。
その為乗員からは「棺桶空母だ」と皮肉られることにもなるが、一方で対中戦線などで
陸軍の支援攻撃に縦横無尽に活躍したことから「神様 仏様 鷹型空母様」と拍手を打たれたこともしばしばで
対支艦隊司令官であった山本五十六が中央に復帰できたのは、この時の支援に陸軍側が感謝を表した事も
大きかったとされている。




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