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憂鬱日本が異世界に放り込まれたらどうなるか?
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「こんな馬鹿なことがあってたまるか!」
それは大日本帝国海軍大臣を務める嶋田の心の底からの叫びだった。
「どんな物語ですか?、これは…」
同国大蔵大臣の辻も驚きを隠せない。
それはこの場に集う者達にとっても同じ見解だった。
日本以外との連絡が途絶。
日本の周りの陸地が全て消えていてその上、星の位置まで違うなんて常識外でありえない。
それに海外にいた人間や物が日本各地に出没するという異常事態が発生し、漁港ではおかしな魚が水揚げされる始末だ。
混乱を抑えるために各行政機関は必死になっているがいつまでもつだろうか。
「今はそんなことを言っている場合じゃないでしょう。これからどうするかが重要なのです。」
宰相の近衛は事態に顔を青くしながらも、これからのことを考えるように促す。
「とりあえず周辺海域を探索することを進言します。」
嶋田は気を取り直し、周辺の探索を主張する。
それに対して一同は頷き賛同の意を示した。
「海軍からは陸攻の捜索範囲を拡大、それに加えて空母1隻を中心とした捜索艦隊を多数編成し周辺海域に出します。
陸地が見つかった場合に備えて陸軍の部隊も出してもらいます。」
それに近衛は具体案を出し、陸海軍に協力を求めた。
「「わかりました。」」
嶋田と陸軍大臣である東条は近衛の要請を了解したのだった。
日本の大航海時代が始まった瞬間であった。
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