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「のと」本編
11
:
shin
:2006/11/21(火) 20:25:59
一ヶ月の間、かき集められた技術者達は既にかなりの調査を行っていた。
まず、真っ先に取り掛かったのが、資料の収集・分析だった。
艦内の隅々まで探査し、その場所で見つけた冊子は全て発見場所を記載され、収集されている。
その分析結果として、総力研究所が設立された訳だが、どうしても資料に偏りがあるのは否定出来ない。
要は、理論科学系の情報が極端に少ないのだ。
各種天然色の冊子から、未来がどのような世界かを伺う事は出来る。
図書室があったので、歴史の推移もある程度理解は出来た。
だが、それらの冊子に書かれているコンピューターと言うのが、どのような仕組みで動いているのかは、全く理解出来ないのだった。
電信は実用化されており、電球も普及している。
しかしながら、少なくともどこにも真空管らしきものは見当たらず、それに代わるものが使われているとしか言えない状況だった。
理論が理解できず、壊れてしまえば再生出来ない兵器。
どんなに素晴らしい航空機、戦車があっても、それでは役に立たないのは二人には自明の事だった。
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