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避難用作品投下スレ5
214
:
メリーさんの羊はどこへ消えた?/へっぽこ四重奏
:2009/08/27(木) 23:53:43 ID:NMxDrVA.0
言葉とは裏腹に、ことみはどこかしてやったという表情をしていた。
続きを返しようがないと分かっているからだ。こういう遊びでは敵わないのかもしれないと思いながら、リサは続きを口ずさんだ。
「Its fleece was white as snow...」
どこにでもついてきていたはずの羊は、もういない。
やっぱり、それは、乗り越えたはずでもとても辛いことで、悲しいことなのだった。
* * *
はい皆様こんにちは、テレフォンショッキングのお時間がやって参りました。
さ、今回は先々週月曜のナイ=スガイさんからのご紹介でナナ=シサンですどうぞ。
ピリリリリリ。ピリリリリリ。
今時珍しいPHSのようなコール音を鳴り響かせながら佇む電話の前で人間四人……あいや、人間三人+ロボ一体がじっと凝視している。
さてどうしたものか。この正体不明の主と優雅な接触を図るか。
それとも力の限りスルーして電話の主を徒労に終わらせるか。
「で、どうするんだ」
芳野の兄ちゃんが俺を見る。釣られるように藤林とゆめみも見る。何だよ、俺がリーダー的な扱いになってるし。
どうしろったってなあ。もうコール音は三十六回目だ。普通ならもうとっくに諦めてそうなもんだが、なかなかどうしてしつこい。
これで新聞の勧誘だとか抜かしやがったらブチ切れるかもしれない。いや喜ぶべきところなのか?
電話なんて滅多なことでは考えられないことだ。何故ならそうするだけの理由がほぼないからなんだな。
だって正体不明の相手にかけたり、そもそもいるかどうかも分からないのに電話するわきゃねえだろう。
となれば、理由はたったひとつだ。特定の相手が出ることを期待してるに違いない。
俺はそんな約束をした覚えはない。ということは……
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