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避難用作品投下スレ4
739
:
エルサレムⅠ [海鳴りと銃声と]
:2009/05/07(木) 03:12:06 ID:PZvpAh8w0
「逃がしゃしないぞ、チップでも何でも引き摺り出して親玉の居場所を吐いてもらう!」
「……申し訳ありません。でも、それでもわたしは……!」
囲むようにしてこちらに近づく男――高槻と同型機――ほしのゆめみ。
二対一。何ら問題はない。速やかに排除し、撤退する。
アハトノインは漆黒の空を仰ぎ、祈りを捧げた。
「あなたを、赦しましょう」
それが合図となる。
左右からそれぞれに刀を持った高槻とゆめみが切り下ろしてくる。
P−90を腰に戻し、グルカ刀に切り替える。
一歩腰を引き、高槻の刀をグルカ刀で受け止め、同時に後ろに放った蹴りがゆめみの体を九の字に折り曲げる。
当たったのを感触で確認し、刀を切り払い回し蹴りを高槻の鳩尾に叩き込む。
アハトノインならではのバランス感覚だった。人間では成し得ない芸当を、彼女は可能にする。
バランスを崩したところに腕を伸ばし、高槻を地面に引き倒す。
素早く足で体を踏みつけ、行動不能にしたところでグルカ刀を突き刺そうとしたが、ゆめみに阻まれる。
500マグナムが火を吹き、アハトノインの腹部に命中する。
44マグナム弾を遥かに凌ぐ威力を誇る.500S&W弾を受けて足が高槻から離れる。
野郎、と吐き捨てた高槻の足がアハトノインの膝を折る。
転倒したところに今度は高槻の持っていたコルト・ガバメントを撃ち込まれる。
いくらかが命中したものの、致命傷には程遠い。
修道服は防弾・防爆仕様になっている上人工皮膚も若干の防弾仕様。
骨格に至ってはマグネシウム合金であるが故に至近距離で爆発でも起こされるか、
鉄骨に押し潰されるかしないと折れ曲がりすらしない。
アハトノインが受けたダメージは衝撃のみという有様だった。
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