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避難用作品投下スレ3
781
:
Human Warrior(berserker)
:2008/06/24(火) 00:24:06 ID:hDv2p4Go0
最後に攻撃法。
復活したらあの女(七瀬留美)を追うのが普通だろうが、ホテルというフィールドを利用しない手はない。
まず階段などを使って上の階へ移動し、回り込んで不意打ちを仕掛ける。
概ね方針としてはこうだ。悪くはないはず。問題は同じように考えたもう一人の女(水瀬名雪)と鉢合わせすることくらいだが……そこは慎重に行動することで何とか会わないようにするしかない。
「……よし、今度こそ」
再び自分に喝を入れ直し、彰はゆっくりと立ち上がる。
その目は、もはや戦士と呼べるに相応しい顔つきになっていた。
* * *
以上、これが七瀬がやってくるまでの事のあらましであった。
とにもかくにも今の七瀬は怒り心頭どころかこの世の全てを悪と見なさんばかりに鼻息を荒げつつ、ぎろりと愛佳を睨む。
怯えて逃げ惑っていたかと思えば、今度は放火魔か。要するに、あのときは自分に勝てないと思って逃げていただけだったのだ。
弱者だけを狙い、強者には媚を売って延命を図る。最低の愚図だ。死ねばいいのに。いや、殺す。
「まず、あんたからよ……」
「ひ、ひひ、あ、あんたは怖くない怖くない怖くないぃぃぃぃんだからぁああぁあぁあ!」
愛佳は火炎放射器を向けると、今度は躊躇いなく七瀬へと紅蓮の炎を撒き散らす。
燃え盛る炎の腕が七瀬を包み込まんとするが、戦闘慣れしている七瀬にはそう簡単に通じはしない。
熱風に顔をしかめつつ、七瀬は手斧を振り上げる。
「あっち! 乙女の肌に黒コゲにする気!? 小麦色ならちょっと歓迎するけど!」
「ひゃはっ!?」
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