[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
避難用作品投下スレ3
702
:
第三回定時放送(B-10)
:2008/06/07(土) 17:11:55 ID:LhuPflQU0
それと、人数の減少に伴いましてルールを変更させて頂きます。
まずは、放送の間隔をこれからは6時間ごとに行いたいと思います。
これはより早く参加者の皆様が情報を把握できるように、そしてより円滑にゲームを進めたいとの意向によるものです。
続きまして、最終生存者の増加につきましてお知らせ致します。
現在は一人しか生き延びる事が出来ません。参加者の皆様方には大切な方、大切な家族の皆様がいらっしゃることでしょう。
ですがご安心ください。そのご心情を踏まえまして、運営陣の方でルールが変更なされ、残り二人になった時点でゲームを終了することになりました。
もちろん、優勝者の願いを叶えるという約束も違えることはありません。ゲームが終了した暁には、お二人とも、その願いを叶えて差し上げます。
ですから安心して、今後もゲームを続けてなさって結構です。皆様の健闘を、我々も期待しております。
――では、神のご加護が皆様にあらんことを」
* * *
女の声による放送が終了するのを、サリンジャーは満足そうに聞いていた。
声に聞き惚れていた、というのが正しいだろうか。
やはり美しい、と一人ごちる。
それはさておき、放送でのルール追加を決定したのはサリンジャーである。というよりは、実質運営を行っているのがサリンジャー一人しかいないからなのであるが、一応そこには狙いがある。
放送の間隔を縮めるのは、放送でもあった通りより円滑に進めるため。
そして最終的に生き残れる生存者の数を増やしたのは徒党を組んでいる連中を瓦解させるため。なるべくならバラバラに、小競り合いで少しずつ減っていってほしいというのも狙いとしてある。
しかし何より、二人生き残れるという現実的なルール変更にすれば、より乗る人間が増えるかもしれない。
そうなれば……愉快だ。
「ふふふふふ……まぁ、期待はしないでおきますか。それにしても――何を考えて、あんなことをしたのですかね、久瀬君は。用済みでしたし、いい機会ではあったのですがね」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板