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避難用作品投下スレ2

270Necro Fantasia:2007/05/13(日) 16:40:14 ID:aFUxMf260
「……そのご立派な槍は、どうやらお嬢さんには刺激が強すぎるようだ。
 仕舞ってもらおうか」

志保の視界を遮るように立ち、爪を構えた。
明確な殺意を前に、しかし晴香は笑みを深くすると、己の逸物にしなやかな手指を這わせる。

「やだ、お医者さんが障害者差別……? そういうのって良くないと思うんだけど」
「戯言を……!」

鋼鉄の爪を振るい、聖が駆け出そうとした瞬間。
それよりも一足だけ早く、晴香の方へと歩み寄っていたものがいた。

「……美佐枝さん!?」
「な……行くな、相楽!」

志保の手を振り解いた、相楽美佐枝である。
ふらふらと、定まらない足取りで晴香へと近づいていく。
その締まりのない口元が、ぶつぶつと何事かを呟いているのが聞こえた。

「……もっとぉ……。もっと、くださぁい……」

腫れ上がった己の陰部に指を入れて掻き回しながら呟かれるその声音には、紛れもない色欲だけがあった。
血走った目は晴香の股間にそそり立つモノだけを見つめ、他の何物も映してはいないようだった。
空いた手は乳房を捏ね回したまま、涎を垂らす口が晴香の股間へと寄せられていく。

「あは……ください、あたしに……もっと、たくさぁん……」
「……鬱陶しいわ」
「えぇ……?」

声に、美佐枝が視線を上げる。
蕩けるような瞳が、晴香の凍てついた表情を映し出していた。

「―――いかん!」

叫んで、聖が飛び出そうとしたときには遅かった。
股間をまさぐっていた筈の晴香の手には、いつの間にか地面に突き立てられた長槍が握られていた。
円弧を描いた穂先が、閃いた。


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