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ショートショート作品

1beebeetomxxx:2009/12/09(水) 17:37:30
「仲良し保育園」


私は20代後半の大人に強制成長させられた。
20年後にはママのようなこんな大きなおっぱいやお尻になるにしても
まだ違和感は拭い去らなかった。
それでもここの生活に慣れ始めると元の生活に戻れるのか
心配になるほど居心地はよくなっていった。
ただ『仲良し保育園』という名前はあまりにわざとらしくて
いつまでも好きにはなれなかった。
ここに連れて来られた時、ママもこの看板の名前の意味を
きっと知らなかったのだと想像される。

私の家族は最初から壊れていた。
パパは飲み屋の女と駆け落ちして、どこかに行ってしまった。
ママはいろんな男を連れ込んでは私を邪気にして
さらに私の存在が鬱陶しくなると突然怒りだして
私の腕や顔には生傷が絶えなかった。
それでも私はママが好きだった。
たまに見せるママの優しい顔がうれしくて
普段の暴力にも何とか耐えることができた。
しかし私の生傷が結果的に児童福祉管理局の知るところとなり
私とママはいろいろな調査を受けた結果、この『仲良し保育園』送りとなった。
「由香、あんたのせいなのよ。
だからここではママを怒らせるようなことはしないで。」
ママは厳しい表情で私を睨みつけた。
「ごめんんさい。」
私はただ謝るしかなかった。
ママはぐずぐずしている私の手を強引に引っ張った。
「早くいらっしゃい。」
私たちは2階の205号室に案内された。
10畳ほどの生活用具が全部揃った部屋だった。
しばらくして一人の係り員がやってきた。
気の良さそうおじさんだった。
彼は赤と青のジュースを運んできて
さっそくママに赤いジュースを手渡した。
それを飲んだママは突然若返り始め、驚いている暇もなく
やがてぶかぶかの衣服に埋もれた3歳くらいの幼児に戻ってしまった。
「わ!?ママが子供になっちゃった。」
しかしポカンと見上げてるママ自身にはもう大人の記憶がないようだった。
係り員のおじさんが私に説明をし始めた。
彼が言うにはママも幼い頃の虐待に遭って
それが成長したママに児童虐待をさせる原因になっている、
彼女を優しいママにするには優しく育ててあげるのが一番だというのだ。
そして彼女を一番愛している私がその適任だという。
私は彼の勧める青いジュースで大人に成長させられると、
その日から係り員のおじさんのアドバイスを受けながら
ママの育児をすることとなった。
最初は戸惑ったがあの怒りん坊のママとは別人の
あどけない幼児に、やがて母性本能を擽られるようになり
それに従って育児も楽しくなっていた。
「弓枝ちゃん、またオモラシしちゃったの?
これからはおしっこが出る前にママに言ってね。」
「うん。」
ママの濡れたパンツを脱がせながら
とても優しい気持ちになれた私はすっかり母親の気分だった。
そして泣きべそをかいていたママが新しいパンツをはいて
笑顔を取り戻す様にいままで感じたことのない幸福を感じた。
私は思わずママを抱きしめた。
「私、弓枝ちゃん大好き。」
「あたちもママだいちゅき!」
ママに「ママ」と言われて私はさらにうれしい気分になった。

61名無しなメルモ:2015/07/16(木) 08:39:15
beebeetom様
いつもありがとうございます。
西村家の奇妙な生活、続きが気になります。父親目線の展開もあると嬉しいです。
何より、いつも様々なお話で楽しませて頂けること、感謝です!

62beebeetomxxx:2015/07/16(木) 23:08:40
『取り替えっこ 西村家その2』


今、ベッドの隣にネグリジェ姿で横たわっているのはもちろん妻の春那ではない。
妊娠8か月、その体型も醸し出す女としての雰囲気も
その美貌も確かにどことなく妻に似てはいるが別人である。
ただ、単なる別人ではない。言ってみれば本当の母娘ではある。
8か月前、息子だけでなく娘が欲しいと願って
子供は優斗ひとりで主張した妻の意見を曲げて
やっと授かった愛おしい娘、それが目の前の彼女なのである。
本来なら喜ぶべきところである。
事実、つい先日までは胸がわくわくして踊り出したいほど
その誕生を心待ちにしていた。
しかし彼女は今、ぼくと3つと違わない27歳のしかも妊婦である。
そしてさらに驚くべきことは、彼女のお腹の赤ちゃんが
実は妻の春那だという事実。もう頭が変しくなりそうだ。
そんな馬鹿なことを誰が信じる。
100人いたら100人がそう言うに違わない。
しかしぼくは息子の優斗といっしょにその衝撃的現場を目撃してしまった。
昨日の夕方、春那のお腹が突然大きくなって何もしないうちに出産。
そして赤ん坊はみるみる大きくなる一方で
春那はどんどん若返って少女からさらに子供に戻り
20歳を越えてすっかり大人になった娘の傍らで
小さな赤ん坊になって、やがて彼女の子宮の中に
身体を丸めながら入り込んだのだ。
ぼくたちは声も出ないまま、その奇跡を見続けた。
原因は分からないが妻と娘の立場が入れ替わったのは現実なのだ。
そして女は大きなお腹を摩りながらにっこりと微笑んだのだ。
まるですべてを把握しているような笑顔だった.
そして夏那という名前をもらった彼女はさらに自信に満ちた大人の表情を浮かべた。

「あなた、取りあえずこの子のためにも大人の対応でお願いしたいわ。」
彼女が言う『大人の対応』という言葉は引っかかったが
確かに大騒ぎしたところでどうなるものでもない。
ぼくは叫びたい衝動を堪えて、息子同様に取りあえず様子を見ることにした。
彼女はまるで妻の春那のように振る舞い、すぐにこの家の主婦としての主導権を握った。
ただ西村家の奇妙な生活はまだ始まったばかりである。

63名無しなメルモ:2015/07/17(金) 01:28:00
beebeetom様、早速ありがとうございます。そして西村家の奇妙な生活、まだ始まったばかりなんですね。元妻を世話する夫の日常なんかも楽しみです。本当に感謝です!

64名無しなメルモ:2015/07/20(月) 00:13:32
beebeetom様、素晴らしい作品をありがとうございます。
続きも期待させて頂きます!

65beebeetomxxx:2015/07/21(火) 22:49:22
『取り替えっこ  西村家その3』


あれから西村家はがらりと変わった。
それは家庭とは名ばかりの緊張と苦労の毎日だった。
すべてが新しい我が家の主婦、夏那に支配による
封建制度のようなものだった。
「あなた、この雑誌の服が欲しいわ。」
「優斗くん、スーパーに行ってパンと卵と牛乳を買ってきて。
もうすぐ小学生なんだから買い物くらいできるでしょ。」
「歩き疲れちゃったわ。優斗くん腰をもんでよ。」
「あなたの作ったカレー、私の口に合わないわ。」
夏那は気ままな主婦業をエンジョイして
ぼくたちは彼女の奴隷だった。
ただもし彼女の機嫌を損なうことが
どんな結果をもたらすのか想像するのも怖かくて
二人とも逆らうことができなかった。
「この子がどうなってもしらないわよ。」
彼女の表情はそんな威圧感に満ちていた。
とにかく永遠と思えるほど辛い毎日だった。


「オギャー、オギャー。」
8月29日朝、近所の産婦人科で夏那は2400gの女の赤ん坊を産み落とした。
ぼくたちは出産の現場を分娩室のガラスごしに見て、ほっと胸を撫で下ろした。
ぼくにとっては妻の、優斗にとっては母親の誕生を目の当りにすることとなった。
驚くべきことに彼女にはへその緒がついていて
出産に立ち会った産院の人を驚かせることはなく
改めてこの母娘の入れ替わりが完璧に行われたことを実感した。
「おめでとうございます。女の赤ちゃんです。」
看護士に当たり前の
ことを言われても怒る気分にはならなかった。
ただ無事に産まれてくれたことがうれしかった。
ただ一山峠は越えたとは言え
これから先どうなるかはまだ不透明なままだった。
夏那は2時間に亘る出産の疲れからか、赤ん坊を抱く前に
居眠りを始めていた。
いい気なもんである。
ただこの時だけは素直に春那を産んでくれてありがとうという思いで
夏那の寝顔を見つめた。

66beebeetomxxx:2015/07/27(月) 03:08:36
『取り替えっこ  西村家その4』


「これが神様の気まぐれだとしたら、残酷ね。」
夏那のつぶやきがまだ耳に残っている。

夏那が春那を産んでから2か月半。
母性には早くから目覚めていて
春那を寝かしつけたり、オムツを替えたりといった育児は
ぼくたちに手出しはさせなかった。
母親としての愛情を春那に注いでいるのは
ある意味微笑ましかった。
ただ家事のほとんどは相変わらずぼくたちに任せきりのダメ主婦で
ぼくたちはこのまま元の家族に戻れないことを覚悟していた。
しかしそれは何の前ぶれもなく突然起こった。
「あら?」
授乳の真っ最中に夏那は異変に気づいて戸惑った。
春那が急に大きくなり始め、抱いていた夏那は重さに耐えられず
彼女をソファアに降ろした。
一方、夏那も若返り始めていた。
最初はさらに輝かしい20歳前後の若さを取り戻したが
胸元を整える前に大きかった乳房は萎んでいくのを見て
苦悶の表情を浮かべた。
その時彼女はすべてを悟ってさっきの言葉をつぶやいた。
そして春那の急成長と夏那の若返りはさらに加速した。
すでにベビー服を脱ぎ捨てて裸になっていた
春那の胸もお尻も大きく膨らんで
逆に夏那は胸もぺったんこの幼児に戻り
さらに赤ん坊になって産声を一つあげると
春那の子宮の中に姿を消した。

「私どうしたのかしら?やだ裸だわ。」
27歳の妊婦に戻った春那は6か月近い時を越えて
ぼくと息子の前に戻ってきた。
それはずっと望んでいたことであったが、
息子ほど素直には喜べなかった。
ぼくはぎこちない笑顔で春那の妻としての帰還を出迎えた。

67名無しなメルモ:2015/07/28(火) 20:48:44
beebeetom様、更新ありがとうございます。
大人の対応、ぎこちない笑顔等が気になります。これも伏線なんでしょうか。色々、想像してしまいました。

68beebeetomxxx:2015/08/09(日) 01:38:24
『取り替えっこ  西村家その5』


妻の春那は28歳の誕生日を迎えた。
ぼくと優斗はプレゼントを用意してそのお祝いを画策していた。
ベビーベッドには生後5か月の夏那がすやすやと眠っている。
まるであの事件がなかったかのように
すべてが平穏なまま今日を迎えた。
春那はささやかなパーティで照れくさそうに笑った。
改めて自分の妻をじっくり見つめ直してみて
産後のエアロビのせいもあるようだが
スマートさを取り戻した妻は本当に美しかった。
そしてぼくの提案で久しぶりにいっしょにお風呂に入って
背中を流す彼女のそのしなやかな肢体に衝撃を受けた。
たった一年前、産まれて間もない新生児だった彼女を
抱いた記憶があったので
そのギャップに感動しているのも事実である。
『あの小さな赤ん坊がこんなに立派な女になるなんて
・・・・・・・違う
こんな美しい妻が奇跡によってあんな可愛らしい乳児に
戻されていたなんて・・・・』
さらに夜、夫婦の営みに及んでその感動は拡大した。
ぼくのずっと溜まって性欲が彼女の熟した肉体と絡み合って
意識が飛びそうなくらい熱く萌え上がり
疲れも忘れて愛を確かめ合った。

確かに大人だった夏那はドキっとするほど生めかしく、
また春那にはないサド的な態度に
味わったことのないマゾ的興奮も感じていたが
さすがに娘である以上近親相姦には至らなかった。
それにしても・・・・
『あんな小さな割れ目の赤ん坊だった彼女と
こうして激しいSEXを楽しめるなんて・・・。』
あの日々には想像もできなかった。
ぼくは妻に性器をいじられて、今度は自分が赤ん坊に戻っていく
ような奇妙な感覚に酔い、実際彼女のおっぱいをしゃぶった。
そして3人目の家族計画を考えることもなく
快楽の頂点を迎えて
妻の締まった子宮の奥でぼくは精子を解放した。
春那の呻く声が寝室内に響いた。

69名無しなメルモ:2015/08/09(日) 17:10:43
beebeetom様、更新お疲れ様です。
「大人の対応」とはそういう事だったんですね。
妻に対し、妻と赤ちゃんと二つの認識が夫に生まれてますます目が話せません。またよろしくお願いします。

70beebeetomxxx:2015/08/10(月) 23:39:16
『取り替えっこ  誘拐』


「パパ助けて!」
「麗華!・・・・無事か?」
「どう?これで少しはホッとしたかしら。」
「麗華に手荒な真似はしてないだろうな。」
「今のところは無事よ。ただこれからの対応次第では
どうなるかわからないけど・・・・。」
「娘を返してくれ。」
「ただという訳にはいかないわ。」
「いくら欲しいんだ。」
「取りあえず、1億円を明日までに用意くれるかしら。」
「1]億だって、そんな大金ある訳ないだろう。」
「天下の大麟産業の経理部長さんがない訳ないじゃない。」
「私は持ってない。」
「でも毎日そのくらいのお金は動かしてるでしょ。」
「それは会社の金だ。」
「それを麗華ちゃんのために動かせばいいのよ。」
「無茶を言うな。」
「あら?断るの?そんなことをして麗華ちゃんがどうなってもいいの?」
「そうじゃない。ちょっと待ってくれ。」
「ちょっとって・・・・?あら・・・・・・・・あ!?・・・。」
「どうした?おい・・・・。麗華に手を出すな!」
「おじちゃん、何言ってるの?」
「おじちゃん?・・・え?」
「真由子、お菓子を買うお金がほしいだけなの。」
「お菓子を買うって・・・どうしてそこに子供がいるんだ?」
「あたし子供じゃないもん。」




事件はとんでもない形で決着を迎えた。
森田麗華は事件から1時間後に無事保護された。
しかし誘拐された時5歳だった麗華は
子供服から手足や胸を突き出した25歳の大人の姿で
椅子に縛られていたのだ。
そのためはじめに現場に到着した刑事はその姿に思わず悩殺されそうになった。
そして誘拐を企てた大麟産業の下請け会社の社員、笠原真由子(25)は
逆にぶかぶかの服を着た5歳の幼児の姿で泣いているところを発見された。
だからどっちが誘拐犯なのか、すぐには判別できなかった。

もちろん取り調べも難航した。
犯行の詳しい経緯を今の真由子から聞き出すことはできず
また留置場に入れるにも幼すぎて検察官も困り果てた。
そして麗華の父親の森田恒也も変わり果てた娘の姿に混乱を隠し切れなかった。
『妻よりも何倍も色っぽい・・・。』
縛られていなくても25歳の麗華は言葉にできないほど色っぽく美しかった。

71beebeetomxxx:2015/08/12(水) 15:16:19
『取り替えっこ  誘拐その2』


「私、昔から子供嫌いなんだから
大人しくしてないともっと酷い目に合うわよ。」
笠原真由子(25)は泣き止まない麗華にいらだっていた。
眉間に皺を寄せ、大の大人が幼児に対して
手荒なだけであなく威嚇の態度もとっていたのである。
しかも後ろ手に椅子に縛り付けられて
泣くなという方が無理な相談であるにもかかわらず・・・。
それでもなんとか努力して恐怖に打ち勝って
涙を自制し始めた麗華はりっぱである。
さすがは立派な両親によって躾が行き届いていた証拠である。
そして本当に神様は存在するかのように
それからたった15分後、原因はとにかく
2人の年齢は入れ変わった。
真由子は5歳に戻り、麗華は25歳に急成長した。
最初は理解乏しく『お菓子が欲しい』などと
おどけていた真由子だったが
自分が幼児に戻っているという現実にようやく気づいた時
彼女は恐怖のあまり電話の途中にもかかわらず泣き出してしまった。
泣く子が嫌いだと言っていた本人がである。
しかも不安の増大は末端神経までパニックを引き起こして
そのあとすぐにパンティをはいたまま放尿に及んで
スカートや靴の中までぐっしょり濡れ広がった。
真由子は生ぬるい股間の気持ち悪さにさらに激しく泣き始めた。
「あーん、おしっこ漏れちゃった。」
ほんとうに惨めな姿であった。
麗華はその様子を見て彼女を憐れんだが、
大人になって全身を締め付ける衣服はもちろん
引っ張られる手首のロープの痛さに声も出なかった。
それでもあと少し耐えれば警察や両親が助けに来てくれる
という確信が辛い麗華を支えていた。
だから警察は電話の逆探知によって16分後に到着した時
二人の意識の逆転はさらに明確になっていた。
刑事は犯人と人質を間違うほど真由子は幼く
おしっこは臭く
椅子に縛られているとはいえ、麗華は沈着冷静だった。

72beebeetomxxx:2015/08/13(木) 07:20:55
『取り替えっこ   純愛』


「博之くん、何して遊ぼうか?」
「お医者さんごっこ!」
「確かにここは保健室だからちょうどいいわね。
じゃあ、私がお医者さんかしら?」
「違うよ。ぼくがお医者さんだよ。」
「まあ、博之くんってエッチね。」
博之は少し顔を赤らめた。
麻美は借りていた白衣を脱いで下着姿になった。
そしてキツキツのシャツを脱ぎ捨てると
Dカップの巨乳が突然姿を現した。
博之は聴診器を当てるふりをしながら、麻美の胸に触った。
そしてそのおっぱいの弾力に興味を示して、いつの間にか
両手で弄んだ。
ただ麻美も博之に胸を揉まれることに喜びを覚えた。
胸に引き続き、今度はパンティを降ろして
股間を博之の前に晒した。
「わあ、毛がふさふさだね。」
麻美は少し恥ずかしい気持ちになったが、やはり博之に見られることに
抵抗はなかった。
憧れの中畑博之先生(24)
麻美は入学した時から何かと面倒をみてくれたカッコイイ担任教師。
それが今、麻美と入れ替わって7歳の小学生の男の子に戻っている。
カッコよかった先生が今は食べちゃいたいくらい丸顔で可愛い。
麻美も最初は急に大人になって戸惑ったが
それよりもこうして子供になった先生といっしょにいる喜び胸が弾んだ。
「ねえ博之くん。私のことどう思う?」
「ぼく子供の麻美ちゃんのこと、大人の時から好きだったよ。」
麻美は膝をついて思わず博之をぎゅっと抱きしめた。
博之も笑顔で麻美の胸に顔を埋めた。
保健室にはその後誰も入ってこなかった。
そのあとすぐに元の年齢立場に戻ったものの
11年後、麻美の高校卒業を待って二人は結婚した。

73beebeetomxxx:2015/08/14(金) 00:15:32
『12時間の権利』


「ぼうや、ここはオムツが取れたばかりのあなたのような子
が来るようなところじゃないわ。
まだママのおっぱいをしゃぶっている方がお似合いよ。」
渋谷の高級クラブ『菩提樹』のオーナー兼ホステス、
高義美弥(37)は間違って入り込んだぼくをあっさりと追い返した。
離婚歴3回、前の夫はベテラン俳優の黒田計(46)
そして噂では今、大物代議士、島村総一郎(58)の愛人。
しかもその艶めかしい容姿と肢体でこれまでも多くの男たちを虜にしてきた。
彼女の愛撫やSEXのテクニックに興奮し過ぎて、病院に搬送
された者も数人いたという。
同性ですら彼女に惚れるほど彼女は可憐で美しかった。
確かにぼくとは初めから住む世界が違うのは確かだった。
でも面と向かって言われてぼくは悔しかった。
そこで仕返しを考えた。
どんな女にも想像もできない過去がある。
想像できない過去を現実に変えるのだ。
美弥はぼくとの悲劇的出会いをしてから半日後の午前10時
ぼくの持っている若返りの薬によって
生後7か月の赤ん坊に戻って紙オムツ姿で
デパートの保育ルームのベビーベッドに仰向けに寝かされていた。
愛らしくはあるもののそのあどけない赤ん坊が
美弥だと気づく者など誰もいなかった。
ただ37歳だった彼女が赤ん坊に戻る一部始終をぼくは見ていた訳だが
ぼくにも信じられないような変化だった。
やはり女は化け物だとぼくは思った。
ぼくはもぞもぞして急に泣き始めた彼女のオムツをはずし
汚れた股間やお尻を濡れたティッシュで拭き取った後
赤いほっぺやぺったんこの胸にキスをした。
こんな三流大学を出たばかりの22歳の若僧が
天下の高義美弥にやりたい放題なことをしたと知ったら
彼女はもちろん世間のみんなも本気で怒るだろう。
このまま、美弥を赤ん坊から育て直すことは
一粒で12時間という薬の効力からして無理だし
この優越感をもっと実体化させるには
彼女が元の美女に戻ることは重要なことだ。
ただとにかく今夜までは何の抵抗もできない赤ん坊の美弥を
弄ぶ権利はぼくが握っているのは確かだった。
ぼくは新しいオムツを履かせる前に美弥を高い高いした。
多くの人々が美弥の可愛いお尻や割れ目を目撃した。
彼女は嬉しそうな声をあげた。
ぼくは仕返しの達成感に胸が躍った。

74beebeetomxxx:2015/08/24(月) 17:35:13
『パロディストーリー   デデビビ』


「麗香ちゃん、いっぱい出たね。
すぐに新しいオムツに替えてあげるから待っててね。」
数日経っても元に戻らない彼女を思って
熊田先生は育児も買って出た。
しかし独身の熊田にとっては初めてづくしで
最初は戸惑ったが
将来本当の子供ができた時の予行演習という気持ちを持って
やさしく麗香に接した。
しかし彼女をこんな姿に変えた魔物がよりによって
こんな瞬間に退治されるとは熊田も思わなかった。
両足をそっと持ち上げて
お尻にべったり付いているゼリー状の便をウェットティッシュで
拭き取ろうとした時にそれは起こった。
何と生後6か月ほどの赤ん坊だった彼女が突然、急成長を始めたのだ。
「うわ、重い。」
そして握っていた足首から思わず手を離した時には
彼女はもう小学生くらいになっていた。
「わー。」
熊田は思わず声をあげた。
そして彼がまじまじと見ている前で
ベビー服を突き破って手足がにょきと伸びて
乳房もみるみる膨らんで下半身丸裸姿の
25歳の大人の麗香に戻った。
「私どうしたの?・・・・・きゃー!」
麗香もすぐに自分の異常な状況に気づいて
胸と股間を同時に隠しながら叫んだ。
「いやーん見ないで、早く出て行って!」
熊田は慌てて部屋から出たが、
しばらくは彼女のすすり泣きがもれ聞こえてきた。
そして20分後、服を着替えて部屋から出てきた麗香は
いきなり熊田の頬を平手打ちにして
さらに冷たい表情のまま彼に告げた。
「熊田先生、あなたとの婚約はなかったことしてください。
怪物に襲われて意識を失った私にこんな酷いことをするなんて
絶対許せません。」
熊田は叩かれた頬を抑えながら
何も言わずにまた大泣きをした。
それは誤解に対する悔しさと婚約破棄という重い言葉によるものではあったが
麗香が元に戻れた喜びも加わっていたが
当の麗香にはまったく伝わらなかった。
その誤解が解けたのは第三者を含めてその日の夜となった。

「ほんとうにごめんなさい。
赤ちゃんになってたなんて本当に知らなかったの。
もちろんさっきの婚約破棄は撤回します。
それともうんこ漏らしの現場を見られて幻滅されちゃったかしら。
でもどうか私をあなたのお嫁さんにしてください。」
もちろん熊田が許さない訳がなかった。
二人はみんなの見ている前で熱い口づけを交わした。
「ほんとに麗香先生ってゲテモノ好きね。」
立ち会っていた女生徒の八海の弾んだ声に
まわりはほんわかとした空気に包まれた。

75beebeetomxxx:2015/08/31(月) 23:22:23
『大ファン』


ぼくは香山美歩さんの大ファンである。
ただ今の美歩さんは痛過ぎて見ていられない。
突然の離婚もその後の危うい恋愛も彼女の人生であるので
一ファンとしては見守るしかない訳だったが
事務所やマスコミも敵に回して、
これまで築き上げてきた人気もすっかり陰り
熱烈だったファンたちもすっかり冷めたように
世間の冷たい目に対して養護する者もいなくなった。
『美歩の時代は終わった』とコメントする記者もいた。
ただ45歳を過ぎてもまだまだ美しい。
まだ老けこむのも現役を引退のも早すぎる。
でも美歩さんを取り巻く環境は変わった。
それは確かだ。
昔の美歩さんは美のオーラを纏って燦然と輝いていた。
凛々しさ、女らしさ、優しさ、可憐さに充ちていた・・・・
少女の頃から彼女は特別な人間だった。
10代20代30代、その特別さは変わらなかった。
変わったのはその不幸な環境なのだ。
できるなら昔に戻って人生をやり直してほしい。
今、批判している人たちを改めて感動させてほしい。
やっぱり凄い女性なんだと解からせてほしい。
そのためなら、ぼくは美歩さんに一生恨まれても構わない。
なぜならぼく生涯の大ファンなのだから・・・。
ぼくはそこで決心した。


臨時二ユース
昨日の午後9時ごろ、渋谷の某レストランで
噂の彼と食事に来ていた女優の香山美歩さん(45)が
テーブルの近くにいた男が持っていたビンの液体を浴びせられ
突然身体が若返り始め、みるみる小さくなって
しまいには生後6か月ほどの赤ん坊に戻った模様です。
液体をかけた男はすぐに従業員によって取り押さえられたものの
美歩さんの大きな産声が響きわたる店内
あまりの異常事態に客たちはしばらくパニックに陥っていたようです。


『女優の香山美歩、噂の彼の前で突然赤ん坊に戻る』
すべてのスポーツ新聞が久しぶりに彼女の話題を一面トップで報道した。

76名無しなメルモ:2018/12/07(金) 18:19:37
ショートショートってどれだけの長さが良いですか。


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