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男性の若返り(急成長)について

12ゾバ:2008/02/25(月) 07:28:18
若返りの魔法 第1章 ハジマリ

僕の名前は杉田雅史。先月、中学2年になったばっかりの13歳だ。ある日、僕は学
校の図書室にいた。そう、僕の話はそこから始まる。全ての始まりだ・・・。


「雅史〜、部活行くよ〜」
だるい学校が終わり、放課後、僕にそう話してきたのは、親友で同じテニス部に
入っている山口和久だった。
「ゴメン、今日図書委員会があるから、部活ちょい遅れる」
そう言い返すと
「そっかぁ、じゃ、しょうがないな。先行ってるで」
「あぁ」
「早めに来いよ。そうじゃないと俺、寂しいよ」
そういうのも和久が僕のダブルスの相方だったからだ。
「わあった、わあった」
僕が適当に返事をすると、和は教室を出て行った。
「さてと、僕も行くかな」
あくびをしながら背伸びをすると、僕は教室出た。



図書室に行くと、既に僕以外の図書委員全員が集まっていた。僕は慌てながら席
に着いた。−その時−
「おい、お前!遅れて来て何も言うことはないのか!?」
前方の教壇から声がした。僕はそっちを見ると、3年生の高橋雄太がいた。声の主
はそいつだった。
「遅れてきたらすみません、だろう?」
「すんません」
僕は面倒そうに言った。すると
「なんだ?その返事は!?はっきり言え、はっきり!!」
「遅れてきてすみませんでした!」
僕はとっさに言った。
「お前は遅れてきた罰として、分校の図書室の図書の整理に行ってもらう」
「はいっ!」
返事こそは気合いが入ってたが、心の中は最悪だった。分校といえば、25年前ま
で校舎として使っていたが、今は完全廃墟となっているからだ。
「分かったならさっさと言ってこい!」
「分かりました!」
そういうと僕は図書室を出た。
高橋雄太というのは今年の図書委員会会長だ。性格は変人と言ってもいいほど真
面目である。少しでも曲がったことが許せない。僕が最も嫌いなタイプだ。そん
な人間。
僕はやつの愚痴をつぶやいていると、分校の図書室に着いた。その時だった。
図書室から誰かが誘うような声がした。
・・・・・・・・・・・
きのせいか・・・
僕はそう思うとサビついたドアに手を伸ばした。



第2章に続く


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