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【常春の】清明♥セツナの部屋【夫婦桜】
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>>10
ん…オレも。 清明の音、想い………零さないようにする。
ん、ん…ん……っ
ん……清明………っ♥
（頬に触れるキスは頬を、顔を綻ばせ唇に笑みが灯る）
（香る桜の匂いに包まれると幸せにとろけた表情を浮かべ、そのぬくもりに身体を重ねて）
（真っ直ぐな視線の先の藍色に目を瞑って、ゆっくりと心地良さを反芻し）
……か、完璧に正夢……っ
そっ、そーだぞっ！！ オレの方が、絶対！ 絶対、何倍も可愛いっっ！！
（ふるっと声が震えるが髪を梳かれるとすっと目を眇め、心地よさそうに指を慕って頭を寄せ）
（もっと撫でて欲しそうに頭を傾け顔を見せると、唇をきゅっと噤んで）
んぅ―――… 夢の中ではダイタン……
くぅぅ…っ ん、まぁな。
眠ってて、フトンの中だから、酔いそうなホド気持ち良くなるのも、なんか分かる気がする。
（指先が肌に直接触れるとドキッとして、ゆっくりとそこをなぞり）
ななななるほど…ッ！ こうだなッ！ こうッ！！
くふっ……ッ………ふぅっ
べべべべつにそのダイタンなコトに、おののいてるワケじゃないからなッ？
夢よりすげーってコト、証明するしっっ！
（微笑まれ、大きくて好きすぎる掌がこちらの頬を包むと、いろいろと動転して）
（真っ赤な顔で震えると、少し落ち着こうと顔を両手で仰いで）
（清明の視線に少しはにかむと、こくんと頷き）
ん、夢のオレより愛してるって聴いて、安心した。
オレも愛してるっ 清明―――…ん。
（首を反らし露わになった喉元に、ちゅッとキスを贈る）
（呼吸で揺れる胸板にそっと指を這わせ、清明の甘い声を聴きながら引き締まる身体の感覚を楽しんで）
（くすぐったさに喘ぐ声が小さくなると力みは取れ、キスに溶けだしていくのを唇と指で感じる）
（後ろ髪を撫でる撫でる指の心地良さに目をきゅっと細め、顔をあげて）
（清明の、桜の匂いに包まれた羽織を伝う指の動きになぞられた、背をひくっと震わせ）
……ぁ…ん、んっ……ん……っ♥
ン…清明……っ 清明……っ
（唇を撫でる様に舌で舐め、濡れた音をたてながら唇の内側と歯を優しく愛撫する）
（身体の熱を感じると、逃さぬように指が―――きゅっと肩を掴んで）
ふ……ン…ん。 んんっ、ん……ッ♥
んっ、んっ…んッ。 ん……ッんぁ…はむ、ン……っ ンっ………♥♥
はぁふ、ぅ……んん……んっ……♥ ぅ… 清明……っ
せーめぇ…♥
（重ねた唇は心地良く、こちらの声も甘くなる）
（手は身体をまさぐって肌蹴る範囲を広げていき、蜜を嚥下する感覚に舌を離して細い透明な糸をひき）
（甘く名を呼ぶ声に震えると、もう一度唇を塞いで）
はん、ぅっ……んっ………♪ んっ………ッ
ふっ……… っ……う
（下腹部を触れ合わせ、乱れる着物の下肢に足を絡めると頬を優しく包まれて清明を見つめる）
ん ぅ……
（ジャケットのボタンが一つ外され、キスで濡れた唇が少し戸惑ったように揺れ）
ぁ、う… んん、 ぬっ、脱ぐから、
今ぱぱっと脱ぐから………ちょっと待ってて
（触れているだけでその身体が熱いのは、よく知っている）
（鼓動の速さと、乱れた息の荒さ。それでも、言葉はすごく優しく包みこんできて）
う…… ん…♥
（頭を撫でながら角にキスすると唇で挟み、ちゅっと吸って唇を揺らし甘くあやす）
（羽織を肩にかけたまま、清明に背を向けるとジャケットを脱ぎ、下もするっと足元へ落とし）
（長袖の黒インナーをもそもそと脱いで羽織に袖を通すと、そのまま踵を返しぎゅうっと抱きついて）
…へへっ こーしたらオレも、清明のカッコとお揃いだよな…っ♪
（清明と向かい合い、跨るようにしながら羽織を腰の辺りで合わせる様に自分の腕を前に添わせる）
（肩と胸元をかるく肌蹴させ肌を見せると、にんまり笑って）
【オレも、お待たせ……っ！】
【短くどころか、ものスゴい欲ばってる感！】
【待っててくれてありがとうな、清明…♥】
【(ぎゅうっと抱きつきながら頬にキスを贈って)】
【ん、オレも【】でもドコででも、本当のほんとうに愛してるからっ！】
【愛してるぜっ、清明ー♥♥】
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