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オパール・キッス

8オパール・キッス:2005/11/18(金) 00:04:48

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「はうっ……、こ、こんな……」
膣内に挿入された張り形は彼女の肉襞に微妙な振動を与えつつ、麗奈の官能を刺激していた。
(こんなことで、こんなことで気をやるわけにはいかない)

室内には自分以外誰もいない。
しかし、やつらはどこかで自分が浅ましく悶え泣く様を見物しているはずだ。
あんなやつらを喜ばせる必要などない。なんとか耐えて卑怯なエセ宗教家を歯噛みさせてやる。
麗奈はそう思い必死になって肉裂を蹂躙する禍禍しい凶器の攻撃に耐えていた。
この程度なら──この程度の刺激ならなんとか耐え切れる。
かすかに吐息くらいは漏らすだろうが、耳を塞ぎたくなるほどの激しい嬌声をあげることはなかろう。

だが、そんなことを考えているのもつかの間、張り形は──いや、ここまでの動きをする以上、
それはバイブレーターと呼んだほうがいいだろう──彼女の膣内で急激にうねりだした。

「はああっ……ん……、な、なに? きゅ、急にこんなはぁ……」
わずかな振動を与えられる程度だと思っていた分、麗奈自身に多少の油断があったことは否めない。
男根を象ったバイブレーターは、右へ左へと複雑に動きながら、
彼女の膣壁を削ぎ取るかの如くうねり続けるのだ。

(あうっ……、だ、駄目! こ、声が出ちゃう……。耐えて、耐えるのよ……、声は、声だけは)
やつらに無様な姿だけは晒したくない。麗奈はほとんど意地だけで迫り来る絶頂の恐怖に対抗していた。

と───バイブの動きが急に止まった。
あれほど激しく動いていたものがピタリと静止したのである。
微妙な振動すら感じない。完全に停止してしまったようである。
麗奈はほっとする反面、中途半端に高めさせられた欲情が押さえられなくなっていた。
(はふっ……、故障したの? も、もう少しだったのに……こんなところで……)
両手が使えればすぐにも自分で慰めたいくらいだった。
もちろん、やつらが見ているかもしれないのにそんなことはできるはずはないが──
 
麗奈は両手が拘束されていることに逆に少し感謝した。
そうでなければ浅ましい姿を晒していたかもしれない。
だが、ほっとしたのもつかの間、バイブは再び振動を開始した。
故障していたわけではない。これ自体にそういうプログラミングがされているのか、
はたまたリモコン操作をされているのか、それはわからなかったが、
どうやらやつらの狙いはイかせることではなく、イク寸前でイかせないことのようだった。

「あ、悪趣味ここに極まれりって感じね……、見てなさい! 絶対に耐え切ってやるわ!」
そして再びバイブは、激しくうねり始めたのである。


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