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SS投下・仮投下スレ Part.3
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魔力の消耗を少しでも抑えるために変身解除して、満身創痍の生身で歩き続ける太牙
目的は当然、舞衣を殺したキャスターを打倒すること。その仲間集めだ
その途中でカブキ、アタランテ、マヤ、ザンキを発見する
太牙(これは……サーヴァントの気配か)
サーヴァントの気配を感じ取った太牙は彼らに見つからないように気配遮断しつつ、聞き耳をたてる
どうやら普通に情報交換したり、交流しているだけ。なんならカブキのことは以前の一件で面識があり、彼が人助けしていたことを知っている。まさか彼がマスターだとは思わなかったが、人助けした功績から善良な部類だと判断する
もっとも幼い少女(マヤ)を巻き込むのはあまり気が進まないが、今は時間がない。まあ最悪、少女の方の主従は連れて行かないという手もある。三騎で挑んでも勝てるかわからないと先程の戦闘で思い知らされたがゆえに。
太牙「お前は、あの時の鬼か。まさか聖杯戦争のサーヴァントだったとはな」
カブキに声をかけていた太牙にアタランテとザンキは警戒する。しかし太牙は満身創痍で、こちらはサーヴァントが2体。負ける気はしなかった
カブキ「ああ。今は夏油とかいうマスターに変身音叉を取られて鬼じゃないこどなあ」
太牙「そうか。今からその夏油というマスターを倒してもいいが……時間がない。俺の話を聞いてくれないか?もちろんそこの子供は巻き込むつもりはない」
カブキ「マヤを巻き込まないなら、その話を聞いてやろうじゃねえか」
マヤ「え?どうして私は蚊帳の外なの?」
ザンキ「お前はまだ子供だからな。こういう話は、大人の役目だ」
マヤ「むぅ〜。私も人を守る師匠みたいな立派な鬼になりたいんだけどな〜」
そして太牙はインターラプターや太歳星君との激闘と、自身のマスターが死んで辛うじて単独行動で動けてること。太歳星君を倒して仇を取りたいこと、太歳星君の太牙が知り得る情報を話した
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>>3515
あのような存在と真っ向勝負を挑めるのは彼が知る限り"一人"しかいないってまあ当然五条悟なんだけど、そっちはそっちで参加してたら困るが。
とりあえず夏油組は撤退したいも、太歳星君はそう簡単に逃してくれそうな気がしている
ここに五条悟が居ればもしかしたら彼ならば、一時的に共闘やこの化け物の相手をしてくれたかもしれない。夏油自身、五条の最期の言葉に多少は救われている。
しかしここに〝最強〟はいない。
夏油(神の宴とやらに、興味はないんだけどね……)
流石の夏油も思わず冷や汗が流れる。
おそらくこのキャスターは理不尽で身勝手な存在だ。神の宴なんて望んでもない。だがある程度は満足させなければ、危ない予感がした
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>>3518
ディエゴ(こいつは権力だけはあるが他は使えないな。マスターの分際で妙に上から目線なのも腹が立つぜ)
魔力切れを起こして気絶したアズラエルを、ディエゴは心底見下す
もっともディエゴのスタンド能力が魔力を大きく消耗するのでアズラエルに非はないのだが、メアリーが魔力に優れといると思い込んでるゆえに両者を比較するとメアリーの方が有能に思える。これはインターラプターの『カラダチ』の宝具ランクが魔力の消耗がディエゴほど少ないのが大きく関係しているのだが…
しかしディエゴはそんなこと知らないし、魔力切れのマスターなど不要。むしろこのタイミングで誰かと戦闘になると圧倒的不利になる。
ディエゴはアズラエルの部下達を脅し、アズラエルとメアリーの居場所を突き止める
そしてメアリーを監視する部下達を殺すと、メアリーを引き連れてアズラエルの居場所へ直行。もちろんメアリーは抵抗しようとしたが、命が懸かっている状況では従うしかない
そしてディエゴがアズラエルの居場所に着くと、スタンドで腹を抉った
アズラエル「あ、が……!?どうして、ディエゴ……!」
腹に襲い来る衝撃でアズラエルが見たのは、ディエゴが自分を裏切ったことだった
ディエゴ「フン!お前の組織力は凄かった。だが魔力切れになったマスターに利用価値はない。まあもしも君が嫌悪するコーディネイターなら普通の人間と違ってまだ利用価値はあったかもしれないぜ」
意識が沈む中、アズラエルが思ったことはコーディネイターへの憎しみ。そして自分を裏切ったディエゴへの恨みだった。
そしてディエゴはメアリーに『命令』する
ディエゴ「メアリー、君は俺のマスターになれ。もしも嫌がるなら……」
ギリギリ、とスタンドでメアリーの頭を締め付ける。
拒否したらどうなるのか…それはメアリーでも理解出来る。
メアリー「わかったわ……」
メアリーは絞り出すような声でそう言い、コーディネイター殲滅を願っていたアズラエルは皮肉にも自分がコーディネイターでない故に敗けた
【ムルタ・アズラエル@機動戦士ガンダムSEED 死亡】
※メアリーがディエゴと契約しました
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実は、八岐怒濤という膨大な魔力の奔流を感知してアタランテが単騎で斥候に向かい、死亡したイリヤを見て殺害者のディエゴに激昂する、なんて展開を考えていたけど>>2241&>>2243が出ているので見送ります
とりあえず>>2242はいいと思います、他2つは他の方の判断にお任せします
ついでに>>2243で気になる事ですが、メアリーはアズラエル組に相当ヘイトを向けているはず、それをディエゴも理解していそうな気がします
場合によっては契約直後に「自害しろ」なんて言われるリスクとかもありますし
ただこれまでの投下ではそのような素振りはなかったですし、まぁそこまで気にせずに通ってもいいとも思っている
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アタランテvsディエゴ見てみたいですね
もし書いてくれるならディエゴがアズラエルを見下す程度に修正しますよ
>>2241はアタランテの単騎斥候後というのはどうですか?
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アタランテvsディエゴが始まるなら>>2243を
>>3518
ディエゴ(こいつは権力だけはあるが他は使えないな。マスターの分際で妙に上から目線なのも腹が立つぜ)
魔力切れを起こして気絶したアズラエルを、ディエゴは心底見下す
もっともディエゴのスタンド能力が魔力を大きく消耗するのでアズラエルに非はないのだが、メアリーが魔力に優れといると思い込んでるゆえに両者を比較するとメアリーの方が有能に思える。これはインターラプターの『カラダチ』の宝具ランクが魔力の消耗がディエゴほど少ないのが大きく関係しているのだが…
に修正します
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余談、アタランテvsディエゴといってもディエゴは戦える状況ではないのでどうにかして逃げる話になります
これから仕事に入るので夕方〜夜に書いて投下できるかなー
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>>2241は太牙とカブキ、カブキと鬼繋がりで接点あったから仮投下してみたけど厳しいかな…?
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修正案を出してみる
令呪問題は今後も付きまといそうなのでここで消化してみる
令呪問題を解決するためとはいえゴア表現がやり過ぎだとは思ってる
>>3518
ディエゴ(こいつは権力だけはあるが他は使えないな。マスターの分際で妙に上から目線なのも腹が立つぜ)
魔力切れを起こして気絶したアズラエルを、ディエゴは心底見下す
もっともディエゴのスタンド能力が魔力を大きく消耗するのでアズラエルに非はないのだが、メアリーが魔力に優れといると思い込んでるゆえに両者を比較するとメアリーの方が有能に思える。これはインターラプターの『カラダチ』の宝具ランクが魔力の消耗がディエゴほど少ないのが大きく関係しているのだが…
しかしディエゴはそんなこと知らないし、魔力切れのマスターなど不要。むしろこのタイミングで誰かと戦闘になると圧倒的不利になる。
ディエゴはアズラエルの部下達を脅し、アズラエルとメアリーの居場所を突き止める
そしてメアリーを監視する部下達を殺すと、メアリーを引き連れてアズラエルの居場所へ直行。もちろんメアリーは抵抗しようとしたが、命が懸かっている状況では従うしかない
そしてディエゴがアズラエルの居場所に着くと、スタンドで腹を抉った
アズラエル「あ、が……!?どうして、ディエゴ……!」
腹に襲い来る衝撃でアズラエルが見たのは、ディエゴが自分を裏切ったことだった
ディエゴ「フン!お前の組織力は凄かった。だが魔力切れになったマスターに利用価値はない。まあもしも君が嫌悪するコーディネイターなら普通の人間と違ってまだ利用価値はあったかもしれないぜ」
意識が沈む中、アズラエルが思ったことはコーディネイターへの憎しみ。そして自分を裏切ったディエゴへの恨みだった。
そしてディエゴはメアリーに『命令』する
ディエゴ「メアリー、君は俺のマスターになれ。もしも嫌がるなら……」
ギリギリ、とスタンドでメアリーの頭を締め付ける。
拒否したらどうなるのか…それはメアリーでも理解出来る。
メアリー「わかったわ……」
メアリーは絞り出すような声でそう言い、コーディネイター殲滅を願っていたアズラエルは皮肉にも自分がコーディネイターでない故に敗けた
しかしメアリーには作戦があった
令呪があれば、自害させることも出来る。しかしそれを考えず契約したディエゴではない
ディエゴと契約したメアリーは即座に自害を命じようとしたが、スタンド攻撃によりすぐさま両腕を切断された
「きゃあああああ!」
「いいか、メアリー。令呪を適当に3つ使え。オレが一步移動するとかでもいい。さもなくばオレが消滅する前にお前を殺す!」
それは単純明快な脅しだった
一応、出血多量にならないために包帯だけは巻いたがメアリーに激痛が襲う。
「それでも令呪を3画使わないなら、こうだ」
ディエゴが素手で顔を叩きまくる。体格の差は明確だ、この程度ならばスタンドを使うまでもない。というかスタンドを使えば死ぬ可能性がある
「令呪を持って……きゃああああ」
次は両足を切った。有り体に言えば、達磨だ。
メアリーにロールや戦力は期待してない。だから魔力タンクとして運用する気だ
その後も何度も腹を蹴り、やがてメアリーは観念して大したことない令呪を3画使った
これでメアリーは完全にディエゴのものになった
【ムルタ・アズラエル@機動戦士ガンダムSEED 死亡】
※メアリーがディエゴと契約しました
※メアリーが令呪を3画使用しました
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>>3518
イリヤが死んだから結果的に美遊から幸せが遠ざかった美遊兄…
こればかりは本当に運が悪いたとしか言いようがない
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>>3506
とりあえず連絡先を交換したキリト組、ユウキ組、カズマ組。
ちなみにアリス以外はケータイやスマホを持ってるからサーヴァントも連絡先を交換した
カズマ「なあ、とりあえず俺達で固まって行動しないか?」
ユウキ「ボクはそれでもいいよ!冒険は多い方が楽しいからね!」
一護「だからこれは冒険じゃないって……」
矢車さん「……お気楽だな。これは聖杯戦争だぞ」
ユウキと一護のやり取りに皮肉を飛ばす矢車さん。やはりというか、何か浮いてる
キリト「まあ……カズマの言う通り固まって行動するメリットはある。この聖杯戦争の裏で潜んでるやつはよほど手練れだろうし、一組では太刀打ち出来ない可能性がある。デメリットは単純に情報収集が遅れることだな……」
影山「どうするのか、難しい問題だな」
アリス「ところであなた達が持ってるもの(ケータイ、スマホ)はなんですか?」
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>>2251
アリスは現実世界に行っていたし、スマホは知っているのでは?
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>>2252
(そういえばUWからの参戦じゃなかったね、修正)
>>3506
とりあえず連絡先を交換したキリト組、ユウキ組、カズマ組。
ちなみにアリス以外はケータイやスマホを持ってるからサーヴァントも連絡先を交換した。アリスもスマホは所持していないものの、利便性は知っていたので近所のスマホショップで契約して連絡先を交換した
カズマ「なあ、とりあえず俺達で固まって行動しないか?」
ユウキ「ボクはそれでもいいよ!冒険は多い方が楽しいからね!」
一護「だからこれは冒険じゃないって……」
矢車さん「……お気楽だな。これは聖杯戦争だぞ」
ユウキと一護のやり取りに皮肉を飛ばす矢車さん。やはりというか、何か浮いてる
キリト「まあ……カズマの言う通り固まって行動するメリットはある。この聖杯戦争の裏で潜んでるやつはよほど手練れだろうし、一組では太刀打ち出来ない可能性がある。デメリットは単純に情報収集が遅れることだな……」
影山「どうするのか、難しい問題だな」
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(>>2244で示したアタランテとディエゴの邂逅を書いてみた、一応>>2241にて太牙がカブキ達と出会ってからの続きになる形にしてます)
(ただ>>2243には微妙に修正をかけてもらうようになります、具体的には部下を脅して戻る必要がなくなる、等です。とりあえずディエゴがアズラエルの元に戻るのは変わりないです。詳しくは内容をご確認してください)
カブキ達は太牙の話を聞いてアタランテが遭遇した二条城のキャスターと合致することが分かったが、何度倒しても復活する目玉の肉塊について新たな情報を得ることができた
さらに霊地を確保している様相から何か企んでいるのでは、と考察する一団であったが
あれやこれやと談義している途中で、遠くから鳴り響く轟音と振動する空気を感じ取り、さらには膨大な魔力の奔流を感知する
カブキ「おいおい、なんだ今のは!?どっかに雷でも落ちたのか!?」
ザンキ「いや、今のは宝具…しかも、相当強力なものだろう。今の規模だと、相当な被害が出ているかもしれないな」
マヤ「えっ、でもいまのって、街中の方から聞こえたような…」
太牙「市街地の破壊を厭わない英霊なのか、やむを得ない事情があって放ったのか。どちらにしても危険な何かがいるようだな」
アタランテ「…少し様子を見てくる。マスター、すまないがしばらく離れさせてもらう」
斥候を買って出たアタランテが一団から離れ、道なき道を駆け抜けていく
あらゆる障害をものともせずに最速で直行し、街中に入ってからは見晴らしの良い場所から様子を確認する
弓兵ゆえに遠見が効く彼女は英霊同士の戦闘を目撃するが、間もなく剣士が制して男に剣先を突きつけてしまう
その直後、乱暴に少女を捕まえた男の姿を目撃してアタランテの心がざわつき始めるが、あまりに距離が離れているために彼らのやり取りまでは計り知れなかった
そして、少女の首にナイフが突き刺さる場面を見てしまった
アタランテ「そん、な」
全ての愛し子に慈しみを願うアタランテにとって、見知らぬ相手とはいえども無情にも命を摘み取られてしまう子供の姿を見ることは耐え難きことであった
同時に子供を傷付けた犯人が剣士でない方の男であることも把握している、ゆえに幾許の間を置かずして直情的に身体を動かしていた
剣士が敗れ消滅する光景も見つつ、アタランテは建物の屋上や屋根を軽々と飛び越えて高速で移動しながら複数の矢を射貫いた
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ついにセイバーを倒したディエゴであったが、あまりに消耗したために勝利の余韻に浸れるほどの余裕がない状況であった
さらには疑り深くセイバーが立ち上がってこないか、他の要因が邪魔をしないかと慎重すぎる程に警戒していたが、それが功を奏した
遠方からこちらへと明確に向かってくる殺気を感じとったディエゴは即座にスタンドに防御態勢を取らせる
そして次の瞬間、飛来した矢がスタンドの四肢に突き刺さり、本体であるディエゴにも連動してダメージが入る
ディエゴ(ぐっ…!新手、しかもアーチャーか!?)
痛みを堪えつつ、今の状況の悪さと敵との相性の悪さに若干戦慄を覚える
セイバーに苦戦して辛勝した後での連戦では碌に戦うことも難しい、その上遠距離攻撃を主体とする相手では接近戦は望めず、時を止める能力も距離が離れていれば効果的に使えない
とにかく今は敵の攻撃を防ぎつつ逃げるしかないと考えるディエゴであったが、気付けば少し離れた所にアーチャー・アタランテが姿を現し怒声を発した
アタランテ「貴様はここで殺してやる!」
ディエゴ「くそっ!付き合ってられるか!」
ディエゴはスタンドを使って背後を守りつつ、シルバー・バレットに跨がってその場から逃げだそうとする
しかし街中を俊敏に立体的に駆け回ることができるアタランテによってい追いつかれたり先回りされてしまい、その度に弓矢による攻撃を躱し防ぎなぐしかなかった
このままでは上手く逃げられないと察したディエゴは、この状況を打開すべく策を巡らした
ディエゴ『おい、アズラエル!返事をしろ!』
アズラエル『うっ…なんですか、ライダー』
魔力切れを起こして気絶していたアズラエルであったがディエゴの呼び掛けに反応し、不調でありながらも返事を返した
このままマスターが目を覚まさなければより困難に陥っていたであろうディエゴであったが、この時ばかりは幸運に恵まれたと感じずにはいられなかった
ディエゴ『聞け、今アーチャーに襲われている。ひとまず、お前の部下や兵士にそいつを攻撃するように指示してくれ!』
アズラエル『…だが、彼らでは英霊に有効打を与えられないのだろう?』
ディエゴ『構わない、多少なりともアーチャーの気を引ければいい。俺が誘導するから配置につかせろ!』
アズラエル『あぁもう、分かったよ。今すぐ指示を出せばいいんだな』
ディエゴ『それともう一つ、やって欲しいことがある』
ディエゴはアズラエルと念話でやりとりしつつ街中を移動し、指示を受けて待機していた私兵部隊がいる場所を通り過ぎる
そして続けざまにやってきたアタランテに銃弾の雨霰が降り注ぐことになるのだが、予想通り神秘なき現代兵器ではエーテルの身体に物理的な干渉を与えるのみでダメージを与える事はなかった
とはいえ邪魔された形のアタランテは兵士達に向けて矢を放ち無力化していく、ディエゴに向けた激情もあって手心など加えなかった
その後もライダーを追いかけては別の部隊による邪魔が入りその排除する、それを何度か繰り返したところでアタランテは相手の行動を不審に思う
アタランテ(いつの間にこの兵士達を用意した…これはあのライダーのマスターの手配か…?)
アタランテ(だがこの程度では私は止まらない!すぐに追いついてその頸椎を射止めてやるぞ、ライダー!)
再度、アタランテは駆け抜ける駿馬とその騎乗者を捉えた
ここまで何度も背後霊らしき存在によって矢を防がれてしまったが、そのおかげで相手の性能を見抜きつつあった
今度こそ、子供に仇なす存在をこの世から消し去るべく、背後霊とて防ぎようがない渾身の一矢を解き放った
だが、唐突に姿が消えた相手にその攻撃が当たることはなかった
ディエゴ「よし、上手く撒けたようだな」
アズラエル「……」
アタランテがいる街中とは正反対の方向に黒い車と白馬が併走して進んでいく
やっと窮地から抜け出すことができたディエゴは安堵を覚える一方、車窓から窺えるアズラエルの表情は複雑なものであった
対セイバーでの苦戦と自身の身体に起きた不調、自社の戦力が捨て駒として使われたこと、そして令呪一画を失いつつも未だ生き残り勝ち残っている現状に何とも言えなくなっていた
そう、ディエゴはアズラエルに“令呪を使って転移させる”ように指示を出していたのだ
幾らでも距離を詰めてくるアーチャー相手に追いかけっこをし続ける訳にはいかない、ならば何処にいるかも分からない遠方のマスターの元へと跳躍すれば追跡も不可能だろうと考えて作戦を練っていたのだ
そのためにはアズラエルとディエゴはそれぞれ別の方向に進んでアーチャーでも感知できない程の距離を開く必要があった
また財団の私兵を使うことでディエゴが逃げるために利用していると誤認させ、本命であるマスターへ注意が向かないようにもしていたのだ
(※締まりが悪いですが長文書き続けて頭が疲れたのでここまでにします)
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前々から散見されてるけどズガンでもない死亡レスの後にそれを覆す後出しをするのっていいの?とは疑問に思ってる
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>>2256は悪気はなくて単純な疑問ね
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既に仮投下が来ても別の展開の構想があれば待ったを掛けて別展開を仮投下していいのか聞きたかった
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>>3519
夏油「要するに君を満足させれば、それでいいんだね」
夏油の言葉に太歳星君は頷いた
その態度はどこか五条悟に似ている。
夏油『このサーヴァントを倒す必要はないらしい。何か彼を満足させることが出来たらいいが……この態度からして戦いは避けられないか』
夏油は玉藻に念話を送った
とはいえ、相手は強力無比なサーヴァントだ。どうしたら満足するのか……
夏油「君はどうしたら満足するのかな」
太歳星君「足掻いて、僕を満足させろ。そうしたら生かしてやる」
夏油(まるで話が通じてないな……)
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>>2241
>>2253
>>2259
大丈夫だと思う
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(>>2254とは別のパターン。アタランテとディエゴの因縁が薄くなる代わりに>>2243もしくは>>2249に干渉しなくなる)
カブキ達は太牙の話を聞いてアタランテが遭遇した二条城のキャスターと合致することが分かったが、何度倒しても復活する目玉の肉塊について新たな情報を得ることができた
さらに霊地を確保している様相から何か企んでいるのでは、と考察する一団であったが
あれやこれやと談義している途中で、遠くから鳴り響く轟音と振動する空気を感じ取り、さらには膨大な魔力の奔流を感知する
カブキ「おいおい、なんだ今のは!?どっかに雷でも落ちたのか!?」
ザンキ「いや、今のは宝具…しかも、相当強力なものだろう。今の規模だと、相当な被害が出ているかもしれないな」
マヤ「えっ、でもいまのって、街中の方から聞こえたような…」
太牙「市街地の破壊を厭わない英霊なのか、やむを得ない事情があって放ったのか。どちらにしても危険な何かがいるようだな」
アタランテ「…少し様子を見てくる。マスター、すまないがしばらく離れさせてもらう」
斥候を買って出たアタランテが一団から離れ、道なき道を駆け抜けていく
あらゆる障害をものともせずに最速で直行したが、さすがに街中に入るまでに距離があったために戦闘の気配は消えていた
ひとまず移動しながら様子を確認すると、あちらこちらに破壊された物々や倒れた人々が転がっている
そして戦闘の中心地らしき場所に辿り着いた時、アタランテは喉元から血を流して息絶えた少女の姿を目撃してしまった
アタランテ「ッ!…いったい、誰がこんな惨いことを」
全ての愛し子に慈しみを願うアタランテにとって、無情にも命を散らした子供の姿を見ることは耐え難きことであった
その傷跡はナイフらしき鋭利な刃物で貫かれた形状であり、明らかに少女を殺した犯人がいることも理解した
しかし、その殺害者が何者であるのか、そしてこの少女が何者なのか、聖杯戦争の参加者の可能性が高いものの確証を得ることはできなかった
ただそれでも少女を殺めた存在を許すことはできず、何かしら手掛かりがないかもう少し周囲を調べてみることにした
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(どれだけアズラエル生かしたいんだ…)
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>>2262
いやアズラエル死んでもいいんだけど
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とりあえず>>2250はいいと思う
アズラエルの生死絡みについては>>2243(及び>>2246)、>>2249、>>2254-2255、>>2261がある感じだけど…生き延びる方でも正直あまり先は長くなさそうかつ、甲乙つけがたいなあとは
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>>2254-2255、>>2261を書いた者です
今回書いたこれらの主目的は「アタランテがディエゴに因縁を付ける」ことであり「アズラエルの生存」については考えていません
>>2254-2255であればディエゴがアズラエルを利用してアタランテから逃げ切り、その後に>>2243のようにアズラエルを切り捨ててメアリーに乗り換える展開にも繋がるだろう、ディエゴの性格的にそうなると思っています
また>>2261は>>2243や>>2249にてディエゴが現場から立ち去りアズラエルを殺害するのに干渉しない内容として書いています
個人的には>>2243や>>2249にてアズラエルが死亡することは問題ないと思っています
それとは別に問題があるのであれば>>2254-2255、>>2261を破棄するのもやぶさかではないです
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アタランテは太歳星君と因縁出来てるからなぁという気持ちがちょっとある
因縁増やしてもいいけど太牙と太歳星君の因縁を考えるに案内役でアタランテは太歳星君戦で必須になるかと
そこでディエゴと戦うのもあり?
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>>2266
太歳星君戦でディエゴと戦うと因縁が渋滞してやり過ぎ感たしかにありますね
子供殺しがアタランテにとって重大なファクターになるからディエゴ因縁を書きましたが、それを必須にしようとまでは考えていません
イリヤの死体を見ることなくディエゴの存在を認知することなく太歳星君のところに行くのもありです
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数日待ちましたが明確なOK・NGの判定が出てこないので、語り進行の阻害にならないようにと思い>>2254-2255と>>2261を破棄します
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>>3507、>>3508、>>3510
伊織組・レン組・美遊兄組の一団から離れた後、シロッコはタクシーを拾って京都の街中を移動する
ちなみにピトフーイと李書文も一緒に同乗している、彼女らも二条城に戻ろうとしていたので特に断る理由もなく一緒に行動している
その最中に太歳星君から「新たな得物が釣れた」という念話が入り、その少し後にシロッコの身体に疲労感が襲いかかった
「くっ、仕方がないとはいえこれは慣れないな」
「なんか具合が悪そうね、どうかしたの?」
「…どうやら、私の盟友が今宵の宴に新たな招待客を招こうとしているようだ」
この時、タクシーの運転手に変に勘ぐられないように言い回しを変えてピトフーイに伝える
「ってことは、私達の知らない所で愉しんでいるってわけ?」
「まぁそういうことだ」
「えーーいいなぁ、私も他の参加者を見つけて早く一戦交えたいーー」
「君達は先程の一団と出会っていただろう?」
「そりゃあパーティーに招待はしたけど、あんな衆目の前で騒ぐわけにもいかないし」
ピトフーイもシロッコの意図を察してか、直接的な言葉を上手く躱しながら言いたいことを言ってみる
ちなみにだが戦闘狂の彼女とて一応の常識や社会性は持ち合わせている、さすがに無関係な人々がいる前でレン達と戦うつもりはなかった
「…ところで話を変えるが、君はその相方と一緒にいて疲労感とか覚えたりはしないのか?」
「ん?いいや、ちょっとは疲れやすいかもしれないけど充分に動けるわね」
「――貴殿の従者とは違い、儂はただの武術家。一種の境地には至れども大それた芸は身につけておらん。ゆえに、無駄に浪費することもないがな」
シロッコの意図を察したのか、李書文が少しだけ口を開いた
つまるところ、強大な術を使う太歳星君とは違って派手さはないが魔力の消費が少ない、といったところか
それが彼女達の利点であるとシロッコは理解しつつ、魔力の消耗による影響をただ耐え抜くしかなかった
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夏油「仕方ない。ここはどうやら君を満足させるしかないようだ。変身」
夏油は仮面ライダー歌舞鬼に変身。鳴刀 音叉剣を構えて抵抗の意志を見せる。そして玉藻も宝具の水天日光天照八野鎮石を発動してサポートし、呪霊を駆使しつつ太歳星君に攻勢を仕掛けるが呆気なく返り討ちにされてしまった
まず玉藻の発動した最大限の呪術が一掃返しにより、数倍返しで玉藻に跳ね返される
そして玉藻は倒れ伏し、残るは夏油だがあろうことか夏油はただの肉弾戦で追い詰められてしまった。
これが仮面ライダー歌舞鬼に変身したカブキならば肉弾戦に限れば多少は善戦出来たかもしれないが、夏油はかなり特殊な状況で歌舞鬼に変身した上に、歌舞鬼としての戦闘経験がまるでない。
そもそも仮面ライダー響鬼世界の〝鬼〟とは鬼として鍛え上げた者だ。
呪術の才能があろうとも、普通に鍛えていようとも〝鬼として鍛えた鬼〟には劣る。
呪術を除いた鬼としての要素では、今の夏油ではマヤにすら劣るだろう。
これはマヤがザンキの宝具を用いて変身しているのもあるだろうが、それ以上に鬼として鍛えてきたのが大きい
夏油は仮面ライダー響鬼世界の〝鬼〟をよく理解していなかったがゆえに、このような状況に陥ってしまった。
太歳星君は倒れて変身解除された夏油から変身音叉を取り上げる。
「これ、お前のじゃないよね」
夏油の不慣れな動きを見ればわかる。夏油は明らかに歌舞鬼として戦い慣れてない。他のマスターから奪ったか、何らかの方法で入手したのか。もし前者なら、本来の持ち主に渡った方が価値があるし、楽しめる。
(悟……。私はここまでなのか?)
「――――」
夏油を葬る時まで呪術師らしくない言葉を吐いた〝最強〟を思い出す
このまま自分は、再び終わってしまうのか……それはあまりにも残念で、悔いが残る。
五条悟のおかげで、彼の心は多少マシになったが猿の殲滅は諦めていない。
しかしそんな願いも叶わぬまま、自分らしからぬ戦い方で敗退する。……これではあまらにも、滑稽だ。
しかし太歳星君はそれ以上、何もしなかった。
「よく足掻いてみせた」
太歳星君は夏油と玉藻を激励すると、今夜に二条城で数騎のサーヴァントが仕掛けに来ることを伝えた
自分は楽しむために、ただそこで待つと。
自分を倒したくば夜に二条城に来いと。どの道、これを機に自分を倒せなければ次々と主従を狩ると。
ちなみに変身音叉は返さない。正しい使い手に渡した方が楽しいからだ。
ちなみに太歳星君が夏油組を認めたのは、玉藻が視肉を使わせたからだ。
宝具を使った上での最大火力。視肉を使わなければ一掃返しでもどうなっていたかわからない。つまり自分に視肉を使わせたから合格としたのだ
それを聞いた夏油組はボロボロになりながらも去っていった
五条『――――――』
五条悟の最期の言葉を思い返す
夏油(悟、私は――)
そして夏油組が去った後、ソリテールは太歳星君に『お話』したいと声を掛けるのだった
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>>3508、>>3510
シロッコ達が立ち去った後、今後の方針について話し合う三組の主従達
キャスターやピトフーイ達が二条城で戦いを待ち望んでいること、街全体に関わる厄災を用意していること、戦いに勝利すれば何かしらの情報を得られること、アサシンのマスターを殺めたこと、等々
嘘や誇張があまり感じられない話しぶりからしてキャスターが本当に危険な存在であると想定し、その凶行を止めるために動く事で概ね方針を定めていた
なお、伊織組やレン組を襲ったであろうアサシンが横槍を入れてくる可能性も考慮して美遊兄組にも伝えているが、キャスターの方が大事ということもあり継続して警戒に留めておくことにした
もう一つ、二条城に向かえばピトフーイがレンを狙ってくるのは明らかであるため、「またピトさんと戦わなくちゃいけないのー……」と若干トラウマ気味なレンは落ち込み気味であった
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>>3520
太牙は自分に残された時間が残り僅かで、丸1日は保たないだろうことも話した
つまり太牙込みで攻め入るために、深夜くらいには見つけ出さなければならないことを話す
そしてアタランテはキャスターと二条城で戦い、彼がそこを陣地しているであろうことを話した
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>>3521
ユウキ「あっ、そうだ!セイバー、蓮子に連絡してみない?」
一護「あぁ、あいつらか。色々調べるとは言っていたが…さっきの今じゃあ碌に情報が集まっていないんじゃねぇか?」
カズマ「ん?その蓮子って一体誰なんだ?」
連絡手段を手に入れて団体行動をとるか別れて情報収集を行うか考えた時、ユウキは蓮子達を思い出してセイバーに尋ねてみた
その後にキリト達に蓮子とアサシンの主従に遭遇したこと、京都を覆う結界を調べていたことや魔物の凶暴化など聖杯戦争に関連していそうな出来事について調べていることを説明した
キリト「俺達とは違う視点から色々と調べているんだな。もしその人達が何かを掴んでいるなら是非とも聞きたいところだが」
アリス「ひとまず連絡をしてみるのはいいかもしれませんね。新しい情報がないとしても、相手方の状況を把握したり協力関係を継続することには繋がります」
ユウキ「そうだね、じゃあ電話してみる」
そしてユウキは蓮子の電話番号へと繋いでみるが、何度コール音が続いても通話する気配が訪れなかった
この時、蓮子達は霊園にて別の陣営やキャスターと遭遇しており電話を取る余裕がなかったのだが、ユウキ達にその事情を知る術はない
ユウキ「おっかしいなぁ、全然出てくれないや」
一護「しょうがねぇ、また後で連絡してみればいいだろう」
ユウキ「そうだね、一応メッセージだけは送っておこうか」
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>>2270、>>2271
いいと思う
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>>2269、>>2273
いいと思う
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>>2272
いいと思う
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太歳星君に敗北した夏油、響鬼世界の鬼である歌舞鬼に変身し、敗けたからまあ当然全裸になり、服を失ったんだよね
そして服を新調するんだけど、五条悟のことを思い出してたこともあって高専時代の制服のような真っ黒な服を選んだ
夏油(悟。私と君が並べばいつでも〝最強〟だった……)
それは過去に捨てた感傷だったかもしれない
だが五条に呪いらしくない言葉を吐かれてほんの少し救われて、笑えて。
そして伏黒甚爾を彷彿させるような圧倒的な力を持つキャスターに出会い。だからこそ、こんな感傷に浸ったのかもしれない
合理的に考えれば、再戦しないほうがいい。
だが――
だが――
夏油(私の思想としては猿に手を貸すつもりはない。だが悟ならこういう時――)
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>>3527
カブキ「俺とキャスターとアサシンはそいつを倒しに行く。マヤみたいな子供がマスターって理由で狙われかねないからなあ。だからマヤ、お前達はここで待ってろ」
マヤ「やだ。私と師匠は鬼だから。私は未熟だけど、鬼だから!戦えない人達を守りないよ!」
ザンキ「マヤ……」
カブキ「……やっぱり子供は汚くねえ。純粋だな。……ついてこい、マヤ。止めてもどうせ来るんだけどなァ」
カブキはマヤの決意を聞いて、あえてそれを汲み取った
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(>>2278少し誤字ってた)
>>3527
カブキ「俺とキャスターとアサシンはそいつを倒しに行く。マヤみたいな子供がマスターって理由で狙われかねないからなあ。だからマヤ、お前達はここで待ってろ」
マヤ「やだ。私と師匠は鬼だから。私は未熟だけど、鬼だから!戦えない人達を守りたいよ!」
ザンキ「マヤ……」
カブキ「……やっぱり子供は汚くねえ。純粋だな。……ついてこい、マヤ。止めてもどうせ来るんだけどなァ」
カブキはマヤの決意を聞いて、あえてそれを汲み取った
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>>2277、>>2279
いいと思う
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>>3530
ザンキ「マヤ。お前は心意気だけなら立派な鬼だ。でもこれは聖杯戦争ということを忘れるな。マスターがサーヴァントに勝てる可能性は、かなり低い」
マヤ「そんな……」
ザンキ「だけどな、マスターを倒せば単独行動スキル持ち以外のサーヴァントはだいたい倒せる。だからお前はカブキと一緒にマスターを探したり、周りに被害が出ないように警戒するのもいいかもしれないな」
カブキ「しょうがねえなァ。マヤの面倒はお前(ザンキ)だけじゃなくて俺も見てやる」
太牙「ああ。あのサーヴァントは正直……俺たち三人で相手をしても倒せるか怪しいし、どう見ても危険人物だ。あいつを倒す最善策はマスターを倒すことだし、周囲に被害を出さないとも限らない」
悔しそうな表情で太牙は語る。
闇のキバで倒しきれなかったというのは、よほど強い。
ザンキ「そうだな。でま相手も無限に復活するわけじゃないはずだ。何か弱点か、生き返れる回数が決まっていると思いたいな」
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>>3523
ソリテールは一応夏油組を警戒しつつも大量の剣を出現させて太歳星君に攻撃していたけど、まぁそれでも太歳星君にあしらわれてたり消滅の凶星の対処に追われてたようで
そうこうしている内に夏油組が太歳星君に仕掛けたけど返り討ちにあい、しかし満足げな様子の太歳星君にトドメを刺されずに彼らが立ち去るのを見送った
一段落ついたと判断したソリテールは太歳星君に『お話』したいと声を掛け、手に入れた式神の形代を返却しつつ幾らかの情報交換に応じてくれた
ソリテール側は京都を覆う結界について分かった事や魔物の凶暴化には何かしらの裏があること、あとは何組かの主従と遭遇したことを語った(なお伊織組やレン組を襲った事については語っていない)
太歳星君は霊脈を調べて何か分かった事を匂わせつつも具体的には語らず、今宵二条城にて大規模な戦いを起こすことを語る
また霊脈を通じて大規模術式を敷設し京都全体を祟ることも告げ、なるべく多くの陣営が集まることを望んでいることも伝えた
そして気が済んだ太歳星君は霊脈を通じてその場から消え去った
さすがにこれ以上の戦闘を行えばシロッコの体調に障ることも理解していたし、喧伝は充分にできた
あとは二条城にて座して待つのみ、様々な英霊が織り成す狂騒を愉しむのみとなった
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(とりあえずイベントをあらかた終わらせて二条城の決戦に進めばと思い>>2282を書いてみました)
(ついでにちょっとしたまとめ)
『二条城にて戦いを求める主従』
シロッコ組、ピトフーイ組
『ほぼ太歳星君の討伐に動きそうな主従』
伊織組、レン組、美遊兄組、カブキ組、マヤ組、登太牙
『どう動くか未確定な組』
蓮子組、ユウキ組、キリト組、カズマ組、夏油組、アズラエル組、メアリー
(なお蓮子→ユウキの情報伝達で彼らも討伐に向かいそうだが、彼ら抜きで2組vs5組+1騎な状況……さらに主従を二条城に向かわせて良いのか悪いのか分からないです)
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>>3526
矢車さん「もしかして殺されたんじゃないのか?」
影山「兄貴、流石にその発言は……」
カズマ「そうだぞ。アサシン兄、お前はちょっと黙ってろ」
キリト「いや……兄のアサシンが言うように、既に殺された可能性は考慮してもいいかもしれない。俺も無害な人が死ぬのは残念だけどこれは聖杯戦争だし、黒幕を探っていたなら消された可能性もある」
一護「マスターの蓮子はともかく、アサシンの方は胡散臭い奴だった。だからまだ生きてるとは思うけど、あまり頼りには出来ねぇな。俺はどうにもあいつがきな臭く感じる」
ユウキ「相変わらずセイバーは蓮子のアサシンに厳しいな〜」
カズマ「……とりあえず信用出来るかどうかは、まだわからない感じってことか」
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夏油は二条城に行くことに決めた。
憎き伏黒甚爾を彷彿させるようなサーヴァントにやられっぱなしでは気に入らないし、こんな有り様を五条に見られたらきっと彼に笑われる。〝最強〟の片割れとしてそれはあんまりだ。
もちろん聖杯戦争には生き残るつもりだが、あのサーヴァントを討伐しなければおそらく勝ち目がない
そのためには癪だが、猿達と共闘も視野に入れなければならない。それほどまでに強かった。
それにこの世界には呪術師もいる。あんな危険なサーヴァントが野放しにされて、魂喰らいのために呪術師達が犠牲になる自体も防ぎたい。それは夏油が呪術師に見せる〝優しさ〟と親友の五条悟に祓われて死亡前ほど野望に燃えていないことが大きいか。
全く呪いらしくない言葉を吐かず、自分を祓った五条悟。やはり彼は憎めないし、どうしようもなく親友なのだ。
強敵を前に逃げ出してそんな彼に笑われたくない。夏油傑は〝最強〟の片割れであるがゆえに
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>>3525
「ところで今そんな状態で深夜の決戦は持つの? マスターの魔力切れで消滅とか萎える奴でしょ?」
「その点については問題ない。確かに陣地の外なら厳しいが、陣地の中であれば魔力は十分賄える」
「そして万全を期すための備えとして各地の霊地を掌握したのだからな」
地脈の流れに精通するキャスターにとって京都という土地は魂喰いよりも効率のいい魔力供給源となる。
決戦の最中に魔力切れによる消滅などキャスターからすれば唾棄すべき結末。
シロッコもまた果たされるべき決着を見ずに終わるつもりはなかった。
そんな両者の考えが一致したことが此度の決戦における備えに繋がったのである。
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>>2288
ステシ見る限り太歳星君の性能がデタラメだからなぁ
ヤマトタケルなら対抗出来たんだろうが
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蓮子とソリテールは帰り道、気絶から復帰したアズラエルと遭遇してソリテールが自らサーヴァントだと明かした上で『お話』して太歳星君から聞いた情報を教えてたっけ
京都全体を祟るのはサーヴァントじゃないアズラエルやメアリーを危険な目に合わせるリスクがある
まあアズラエルについては内心あまりよく思ってないディエゴだが、メアリーの損失は厄介だ
必然的に二条城に向かうしかない
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>>2286
宝具連発されそうだな
そしたら大半の主従がワンパンで沈む
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>>2282
いいと思う
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>>2288
たぶん蓮子達がアズラエルと遭遇する頃にはディエゴも戻ってきているのでは?
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>>3531
京都全体を祟るという情報に蓮子は恐怖に駆られた
そこでスマホからメッセージ音が鳴り、ユウキからメッセージが届いたことを知る
蓮子はユウキに情報を伝え、一護やキリト組とカズマ組もそれを知った
カズマ「マジかよ、これ……」
影山「カズマ、兄貴。……どうする?」
矢車さん「これが本当なら聖杯戦争どころじゃないな……」
一護「もう聖杯戦争なんて関係ねぇ!この京都も、巻き込まれたマスター達も、ユウキも――俺が護る!」
ユウキ「ボクもこんな計画は阻止したいかな」
アリス「私もです。キリトはどうですか?」
キリト「もちろん、俺もだ。これが本当ならほとんどのマスターや京都の住人が殺される可能性がある」
三組の意見は一致していた
そしてそれは蓮子とソリテールとて同じだ。
蓮子はまだ死にたくないし、ソリテールとしても『お話』が愉しめなくなるのは不都合。そもそも蓮子が死ねば、自分も連動して消滅するだろう
ゆえに蓮子組も二条城に攻め入ることになった
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>>2291
(訂正してみた)
蓮子とソリテールは帰り道、気絶から復帰したアズラエル、ディエゴと遭遇。ソリテールがアサシンで気配遮断してたからディエゴは相手がサーヴァントだと気付かなかったがソリテール自らサーヴァントだと明かした上で『お話』して太歳星君から聞いた情報を教えてたっけ
京都全体を祟るのはサーヴァントじゃないアズラエルやメアリーを危険な目に合わせるリスクがある
まあアズラエルについては内心あまりよく思ってないディエゴだが、メアリーの損失は厄介だ
必然的に二条城に向かうしかない
ついでにいつでもマスターの替えが効くようにメアリーも連れて行く。ヤマトタケルの一件で痛い目を見ているので、慢心はしない
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>>2289
あくまで魔力不足による消滅が決戦の中ですぐ起こらない理由付けの意図だったのでそこにも言及したもので修正を出してみます
>>3525
「ところで今そんな状態で深夜の決戦は持つの? マスターの魔力切れで消滅とか萎える奴でしょ?」
「その点については問題ない。確かに陣地の外なら厳しいが、陣地の中であれば魔力は十分賄える」
「そして万全を期すための備えとして各地の霊地を掌握したのだからな」
地脈の流れに精通するキャスターにとって京都という土地は魂喰いよりも効率のいい魔力供給源となる。
決戦の最中に魔力切れによる消滅などキャスターからすれば唾棄すべき結末。
シロッコもまた果たされるべき決着を見ずに終わるつもりはなかった。
そんな両者の考えが一致したことが此度の決戦における備えに繋がったのである。
最も元々破格である太歳星君の現界維持と儀式にて使用する魔力を残す都合上、自身の強化などには当てられずあくまでシロッコの負担を減らす程度の魔力となるだろう。
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>>2285
いいと思う
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>>2294
いいと思う
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レン(ピトさんは絶対に私と戦いたいがるだろうなぁ)
また狂気的で強い相手と戦うことにうんざりと落ち込みつつ、レンは気合を入れる
レン(まあピトさんとそのサーヴァントをなんとか出来そうなのは私くらいなんだ。がんばらなきゃね!)
そしてレンはこの場に居るみんなにピトフーイの説明を始めた
それは性格など大雑把なものでなく、戦闘スタイルやレンに拘ってることなど様々だ
レン「――と、ピトさんについての情報はこんな感じ。名護さんも私と一緒に戦うことになると思うから、がんばろうね!」
名護さん「ああ。そして俺が戦うサーヴァントは李書文か。まあ名高い英雄だが、俺もこれまでファンガイアという化け物と戦ってきた戦士だ。安心して任せなさい。……もっとも、ファンガイアも全員が悪いというわけじゃないがな。たとえば俺の弟子(渡のことを勝手にそう呼んでるだけ)の兄、登太牙は心を入れ替えて人間との共存を目指してる」
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>>2297
(ちょっとミスに気付いたから修正)
レン(ピトさんは絶対に私と戦いたいがるだろうなぁ)
また狂気的で強い相手と戦うことにうんざりと落ち込みつつ、レンは気合を入れる
レン(まあピトさんとそのサーヴァントをなんとか出来そうなのは私くらいなんだ。がんばらなきゃね!)
そしてレンはこの場に居るみんなにピトフーイの説明を始めた
それは性格など大雑把なものでなく、戦闘スタイルやレンに拘ってることなど様々だ
レン「――と、ピトさんについての情報はこんな感じ。アーチャーさんも私と一緒に戦うことになると思うから、がんばろうね!」
名護さん「ああ。そして俺が戦うサーヴァントは李書文か。まあ名高い英雄だが、俺もこれまでファンガイアという化け物と戦ってきた戦士だ。安心して任せなさい。……もっとも、ファンガイアも全員が悪いというわけじゃないがな。たとえば俺の弟子(渡のことを勝手にそう呼んでるだけ)の兄、登太牙は心を入れ替えて人間との共存を目指してる」
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>>2298
ファンガイアや登太牙に近い人物、という情報を聞いてアルトリアやアスナはアーチャーの素性をだいぶ絞り込めることができたんだよな
ただこれまで真名を明かさずに協力関係を築いてきたこと、キャスター討伐という大事が迫っていることから、これ以上詮索することなく共に戦う仲間として考えているようだ
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太歳星君の強さを懸念する声があるのでちょっと>>3531の補完を兼ねて攻略の糸口を作ってみる
>>3531
「さて、そろそろ終いだ。これから盛大な宴があるからな。お前たちは来るも来ないも自由だ。最も――」
――どう選択しようが降りかかる"死"に怯え続けることになるだろうがな
凶悪な笑みを浮かべこの場を去ろうとするキャスターに蓮子は必死に頭を働かせる。この恐るべき神霊を打倒しなければ自分達に未来はないのだ。もう少し何か情報を引き出せないか……
ふとある考えが蓮子に閃いた
普通に考えれば成功するはずがない策とも言えない策。だが、目の前のキャスターは大量殺戮を意に介さない凶悪さと同時にある種の律儀さを有していることがこれまでのやり取りで分かっている
試してみる価値はあるかもしれないと蓮子は思った
「……ねえ神様。最後に一つだけ聞いていいかしら」
「なんだ?何を聞きたい?」
「――貴方の名前よ。ここまで大それた事をするんだもの、さぞかし名のある神様だと思ってね。貴方は一体何者なの?」
「くくく…ははは!随分大胆なことを聞くな小娘。それが何を意味するか分かっているだろうに」
「ええ勿論。でも宴とやらを催すのに客人に対して名乗らないのは失礼でしょう?それとも最後まで『名無しの神様(キャスター)』で通すつもりかしら」
蓮子の考え…それはキャスター本人へ単刀直入に真名を問うこと
我ながら馬鹿な事を聞いていると蓮子は思う。何しろ自分の弱点を自分で口にしろと言っているに等しいのだから
しかし、元々このキャスターは各地の霊地を掌握して大量殺戮を引き起こすことを喧伝して回り多数の主従を敵に回すという甚だ狂った行為をしでかしている
ならば同じくらい滅茶苦茶なことを聞いても案外プライドから答えてくれるのではないかという打算があった
実際蓮子は知らないことだが、かつてキャスターは己に挑戦してきた少女に名を問われた際に堂々と名乗った過去がある
「ふん…術師ですらない分際でよく吠えたものだ。いいだろうお前の愚かさに免じて教えてやる…と言いたい所だが、今は仮にもサーヴァントとして契約を結んでいる身だ。易々と契約者でない者に真名を教えてやる訳にはいかんな」
キャスターの返答にさすがに駄目かと内心で蓮子は溜息をつく。挑発に逆上されなかっただけでも御の字かと考え直すが…
「――だが、条件次第では教えてやらんこともない」
「本当…!?でも条件って…?」
キャスターの思わぬ一言に目を剥く蓮子。そんな彼女の反応を楽しそうに見やりながらキャスターは言葉を続けた
「相応の貢物を寄越せ。人が神に供物を捧げ、対価として神が祈りに応える。古来から続く人と神の関係だ」
キャスターの突きつけた条件はある種古典的な等価交換
ならば蓮子にも考えがある。念の為ソリテールに念話で考えを話し確認をとった。ソリテールからは何とも愉快そうなOKとの返答
意を決してキャスターに蓮子は向き直る
「分かったわ。神様の言う通り"相応の貢物"を出してあげる」
「私の名前は『宇佐見蓮子』。召喚したアサシンの真名は『ソリテール』。名には名で応えるわ!貢物として不足はないでしょう?」
威勢の良い言葉とは裏腹に蓮子は緊張していた。自分の名はともかくソリテールの名は他のサーヴァントの真名と等価とはとても言えないのだから
――『無名の大魔族』。ソリテールの生き様が昇華したこの宝具の効果によって、ソリテールという名を知っても何ら有益な情報を相手は得ることが出来ない。蓮子は宝具の名前もそれに纏わる血に塗れた逸話も未だ知らないが、とにかく真名を知られても問題にならないということだけは把握している
果たして目の前のキャスターはこの事実をどう捉えるか…
「くくっ…よくよく小賢しく頭が回る小娘だが…まあいいだろう、お前たちが自分の名を明かしたことに代わりはない。対価として僕の名を教えてやる。心して聞け」
「――『太歳星君』。お前たちを終わらせる者の名だ。その時が来るまで噛み締めておけ」
そう言い残すとキャスターは――『星神』太歳星君は去っていった
「やれやれ、とんでもない存在を敵に回してしまったみたいだねぇ」
「さすがにビッグネーム過ぎて驚きだけど…どの道立ち向かわなければ祟りで一方的に殺されるんだから今更よ。相手が何だろうと倒すしかないでしょ!」
『星神』『冥府の惑星』『木星の鏡像』『族滅の化身』…無数の異名を持つ凶神が敵の正体。知識があるからこそその恐ろしさを実感する蓮子
しかし相手がどれ程強大だろうが蓮子は自分の無力を嘆くような遠慮がちな人間ではない。必ずやキャスター改め『太歳星君』を打倒し、この京都に封じられた秘密を暴くと誓うのであった
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>>2300
いいと思う
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>>3532
夏油「クックックッ。まさか私にもまだこんな心が残ってたとはな」
自分の決断に、夏油は思わず笑ってしまう。それはまるで五条に殺される前の、あのやり取りの時のような笑い方だった。
夏油は若い術師を理由なく殺さない。殺させるつもりもない。そういう所はやはりなんなかんだ、優しかった頃と同じなのだろう。
高専時代と――
夏油傑は誰がなんと言おうが非術師(さるども)は嫌いだ。だが高専の連中は恨んでいなかった。
色々と世界の過酷さを知って、ただ心の底から笑えなくなっていただけなのだ。
そんな夏油が五条に殺される前、彼の言葉で再び心から笑えた。
思えばその時から夏油傑という人間は、少し心変わりしていたのかもしれない
夏油「私は非術師がいない世界を作る。その願いは変わらない。でも術師を虐殺しかねない相手は、放置出来ない」
――マヤや真衣が通っていた高校に訪れた時を思い出す。
真衣はあまりわからなかったが、マヤのあの昔の自分にも似た信念はよく覚えてる。
他にも、色々な若い術師が居た。彼女達を守りたいという気持ちは紛れもなく夏油の〝本心〟だ
夏油(私がこんな決断を下したのは――悟。君があの時、私を心の底から笑わせてくれたかもしれないな)
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>>2302
(マヤ達が通ってるの中学だと思い出したからちょっと修正)
>>3532
夏油「クックックッ。まさか私にもまだこんな心が残ってたとはな」
自分の決断に、夏油は思わず笑ってしまう。それはまるで五条に殺される前の、あのやり取りの時のような笑い方だった。
夏油は若い術師を理由なく殺さない。殺させるつもりもない。そういう所はやはりなんなかんだ、優しかった頃と同じなのだろう。
高専時代と――
夏油傑は誰がなんと言おうが非術師(さるども)は嫌いだ。だが高専の連中は恨んでいなかった。
色々と世界の過酷さを知って、ただ心の底から笑えなくなっていただけなのだ。
そんな夏油が五条に殺される前、彼の言葉で再び心から笑えた。
思えばその時から夏油傑という人間は、少し心変わりしていたのかもしれない
夏油「私は非術師がいない世界を作る。その願いは変わらない。でも術師を虐殺しかねない相手は、放置出来ない」
――マヤや真衣が通っていた中学に訪れた時を思い出す。
真衣はあまりわからなかったが、マヤのあの昔の自分にも似た信念はよく覚えてる。
他にも、色々な若い術師が居た。彼女達を守りたいという気持ちは紛れもなく夏油の〝本心〟だ
夏油(私がこんな決断を下したのは――悟。君があの時、私を心の底から笑わせてくれたかもしれないな)
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今回の聖杯戦争、聖杯が汚染されると疑ってる組もいるけど実は汚染されてないんだよね
これが知れ渡ったらスタンスが変わる組も居そうだ
まあまずは太歳星君をどうにかしなきゃマスター達の全滅は免れないが
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>>2298、>>2299、>>2303
いいと思う
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>>2284、>>2293、>>2304
オッケー
>>2292
>>2284が投下された後ならオッケー
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そういえばインターラプターの魂食い騒動やヤマトタケルの絶技・八岐怒濤など街中で被害が出た割には大きな報道はなく、流れたとしてもガス爆発が原因として小さく報じられるのみだったね
それに現場にいた人達も記憶が混濁しているようだし
なんだろう、メン・イン・ブラックのように記憶の改竄でも行われたのかな?これは聖杯による力なのか、黒幕の仕業なのか…?
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>>2307
黒幕に関することだから黒幕決定するまで保留にしておいた方が良さそうだと思うけど他の人の意見も聞きたい
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同じく黒幕関係は保留の方がいいかも
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(二条城の戦端を開かせてみる、まだやりたい展開とかあればストップしとくね)
夜になって最初に二条城に入ったのは伊織組・レン組・美遊兄組の三組だったね
二条城前駅を降りて数分の東大手門から元離宮に入り、まずは二の丸御殿を索敵したがシロッコやピトフーイの姿はなく
続けて本丸御殿に向かうべく本丸櫓門の橋を渡る直前に、ピトフーイが弾幕を張って牽制
銃撃がすぐ止んでピトフーイが本丸の奥へ引いたところでレンと名護さんが先行して橋を駆け抜け、伊織組と美遊兄組もその後に続いたが
その途中で橋が爆破され分断、さらに伊織組・美遊兄組の背後から太歳星君が声を掛けて戦闘態勢に入る
このような状況になったため、レン組はピトフーイ達を追って本丸に向かい、残りの二組は二の丸付近で太歳星君と戦う事になった
【念のため情報を付記】
・元離宮二条城には外堀と内堀があり、敷地内に入るには駅から近い東大手門の橋を渡るか、北大手門の橋を渡る必要があります
・敷地の東側には二の丸があり、西側には内堀に囲まれた本丸があります。本丸に向かうには東西にある橋を渡る必要がありますが、東側の本丸櫓門は破壊されたので出入りするに残された西門のみとなります
・なお外堀と内堀はサーヴァントでも跳躍して渡ることはできないものとする(キャスターの陣地化による影響、ということにしときましょう)
・ちなみにこれらの情報は軽く調べたものです、自分でも知らない情報があるかもしれません
・これらの情報に関しては修正要望も受け付けます
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こちらも太歳星君戦前のあれこれを書いてみる
あれから蓮子達はスマホでやり取りしつつユウキ達と合流した。そこで簡単な自己紹介の後、真名など蓮子達が得た太歳星君の情報を共有し、作戦を練ることにした
・太歳星君は各地の霊地を掌握して力を増している。そのまま全員で向かっても魔力の差で押し切られる可能性が高い
・よって直接二条城に乗り込んで戦闘する組と各地の太歳星君が掌握した霊地を奪還する組に分かれることにする(太歳星君は霊脈の流れによって転移できるので即霊地を奪い返されないように本拠地で太歳星君を足止めする必要がある)
・霊地攻略組は事が済んだら二条城に駆けつけ足止め組と合流。弱体化した太歳星君を撃破する
以上が大まかな作戦の流れである
真名から情報を得た蓮子達はかつて太歳星君を破った寶月夜宵という少女達がとった作戦を参考にしたのだ
最も各地の霊地を攻撃する側と守る側が今回は逆ではあるが
(さすがにほぼ全組集結は語るの大変そうなのである程度自然に分断できるようにしてみた)
-
二条城の決戦の前にシロッコと太歳星君もまた色々と準備していた
霊地争奪戦や各地への喧伝によって多くの主従に自分達の存在を知らしめ押し寄せてくることを予想し、今までに経験したことのない死力の闘いになることを愉しむ太歳星君
しかし懸念点として強者たる自分を無視して契約者であるシロッコを狙う輩が現われる事も予想していた
そこで太歳星君は自身の下僕たる十二神将をシロッコに授けることにし、彼とは別行動を取ることにした
この時、太歳星君は霊脈を解析して術式を仕込んだため各霊地に送り込んだ式神たちをすでに呼び戻していた
なにせサーヴァント相手に力不足な式神を置いていても仕方がない、ならばマスターの護衛として勢揃いさせておけば英霊相手でもある程度は対抗できるだろうと思っての采配であった
ちなみにだが太歳星君としては確保した霊地を他の主従に奪われることを問題視しておらず、別に自身を強化するために霊地を確保したわけではなく主目的も達成したのでさほど重要視していなかった
たとえ霊地を奪われ弱体化したとしても、本気になって自分を潰そうとする英傑どもを圧倒的な力でねじ伏せることを愉しみにするような凶神なのだから、全く気にしていなかった
(ひとまずここまで、もう一つシロッコに対抗策を授けようと考えていますが今は時間がないので後程別に書いておきます)
-
(昼の休み時間に書いた>>2312を修正・加筆)
二条城の決戦の前にシロッコと太歳星君もまた色々と準備していた
喧伝によって多くの主従に自分達の存在を知りそれらが押し寄せてくるだろう、そこから生じる経験したことのない死力の闘いになることを期待する太歳星君であったが
しかし懸念点として強者たる自分を無視して契約者であるシロッコを狙う輩が現われる事も予想、そうなればせっかく用意した狂乱の宴も不本意な幕引きで終わるという萎える展開も考えられた
そこで太歳星君は自身の下僕たる十二神将をシロッコに授けることにし、自身が戦っている間は彼には別の場所にいてもらい式神達に護衛してもらうことにした
ちなみにだが、太歳星君は霊脈を解析して術式を仕込んだため各霊地に送り込んだ式神たちをすでに呼び戻しており、ソリテールから返却された形代から式神(>>3531参照)を蘇らせているので全員が揃っている状態である
なにせサーヴァント相手に力不足な式神に霊地の防衛を任せても仕方がない、12体の総力ならば英霊相手でもある程度は対抗できるだろうと思い王将を守る駒として活用することにした
それと、太歳星君は霊地を他の主従に奪われることを問題視していなかった
霊地争奪戦は「自身の存在を認知させること」と「霊脈を調査して儀式や黒幕の情報を得つつ揺さぶりをかけること」が主目的であり、自身の霊力を強化することは二の次であった
たとえ霊地を奪われ弱体化したとしても、本気になって自分を潰そうとする英傑どもを圧倒的な力でねじ伏せることを愉しみにするような凶神なのだから、全く気にしていなかった
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>>2311と>>2313が両方通ると霊地を奪還する組が全然イベント発生しないまま奪還出来ちゃうな
まあ式神を霊地に置いててもサーヴァント相手だと何も出来そうにないからいいのか?
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(>>2313の続きをもう一つ、この部分は流石にやりすぎ感も感じているのでNG出たらやめておきます)
そして太歳星君はシロッコに一つの簡易術式を授ける
それはダークギャザリングの神主の霊(安倍晴明)が使用した陰陽術・請雨教法『五龍祭』を模したものであり、彼と浅はかならぬ縁があり陰陽術の源流を扱う太歳星君が機能を簡略化させたものであった
木火土金水の5属性の十二神将を生贄に捧げて龍を呼び出し標的を締め上げて圧殺する、悪霊・酒呑童子すらも容易く倒すほどの強力な秘術であり、そのまま再現できればサーヴァントとて容易く葬ることができる可能性はあっただろう
しかしシロッコは陰陽師でもないので彼でも扱える様に太歳星君が改変して“コードキャスト”のように使える陰陽術を用意していたのだ
これによりシロッコでも一回のみの大技を扱うことができるようになったが、さすがに簡素化と非術師の影響でその威力は減衰している
それでもサーヴァントに大ダメージを与えられる代物として仕上がっているので、万が一の切り札としてシロッコに備えさせておいた
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夏油が二条城に向かう途中、マヤやカブキと遭遇する
そしてザンキ、アタランテ、太牙などサーヴァントがいることからマヤもマスターである可能性が高いと察した
夏油「や、マヤちゃん。君もマスターだったのか」
カブキ「夏油、てめえ!」
マヤ「夏油先生……カブキが言ってた通り、本当にマスターだったんだ。……私達を倒しに来たの?」
こちらを警戒する二人とサーヴァント達に夏油は「まあそう思われても仕方ないか」と口にして
夏油「私は呪術師は襲わないし、今はちょっと急ぎの用事があるんだ」
マヤ「急ぎの用事……?」
夏油「私は一度、やたら強いキャスターに倒されたんだけど、彼女はかなりの危険人物でね。魂喰いで呪術師を殺されたくないし、旧友と過ごしてた時を思い出したから――そのキャスターにリベンジしたいと思ってる」
マヤ「えっ!?夏油先生も噂のサーヴァントを倒そうとしてたの!?」
カブキ「まさかこんな奴と同じ目的だとはなァ」
夏油「そうか。君達もキャスターを……」
マヤ「じゃあ一緒に協力しようよ!仲間は多い方がいいでしょ?」
夏油「いいよ。非術師にはあまり協力したくないけど、君達は呪術師の卵と鬼だからな」
カブキ「……複雑な心境だけどよ、たしかに仲間は多い方はいいよなァ、マヤ。でも1つ条件があるぜ。俺の音叉、返せよ」
夏油「残念だけどそれはキャスターに奪われた。まあ彼女の性格上、君に返しそうだけど」
カブキ「ちっ、そうかよ」
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>>2315
流石に強すぎでは…?
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>>2317
了解、>>2315はやめておきます
ちなみに質問、マスターのシロッコを直接叩こうと考えている陣営っていますか?
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>>2316
太歳星君は白髪の少年なので彼女→彼かと
それ以外は問題ないと思います
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>>2318
サーヴァントとマスターどっちもって意味なら性格的にアズラエル組はやりそう
あとは聖杯獲得のためならマスター狙い上等な矢車さん。ただし影山はやらなさそう
どっちも時止めやクロックアップを使って確実に仕留めようとするイメージ
マスター達は戦力になるマスターなら個々の性格次第だけどシロッコを叩きに行ってもおかしくないかと
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>>2314
まあダークギャザリング原作的にも酒呑童子乱入とかいうトラブルはあったけど式神たちはほぼ全員瞬殺されて特に問題なく太歳星君の弱体化には成功してたしいい気がする
霊地は五箇所もあるから全箇所制圧するまでそれなりに時間かかるだろうし、そっちに人手取られるだけで対太歳星君チームには結構な痛手だと思う
太歳星君側にも令呪が2画残ってるし原作的に弱体化の上でクソ強いのが太歳星君だしで戦力的には問題ないと思う
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>>2321
それならまあ大丈夫かな
>>2311、>>2313
個人的にはいいと思う
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>>2321
あれ、たぶんシロッコの令呪は3画残っているような…
太牙脱落√なら令呪一画を使っていたけど、舞衣脱落の際に使用していたっけ?
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たしか使ってない
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ごめんシロッコの令呪について勘違いしてたかも
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太牙なんだけど、本人に聖杯獲得する気はないし連携しやすくするように自分の真名やスキルや宝具をマヤやカブキに明かしてるんだよね。その後、合流して共闘が決まった夏油にも明かしてる
ザンキ「自分から性能を明かすサーヴァントなんて珍しいな」
太牙「俺の願いはマスターの舞衣を無事に帰すことだったが、彼女はもう殺された。だから俺の望みは、あの危険なキャスターを倒すことだけだ」
マヤ「太牙も師匠やカブキ――要するに鬼みたいに正義感が強いんだね!」
太牙「そんなことはない。……ただこのまま何も成し遂げられずに消滅したら舞衣や俺の弟に顔向け出来ないだけだ」
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>>2310です、これはまだ保留にしときますか?
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サーヴァントを失って自身に戦う力もないメアリーはディエゴどころかアズラエルにすら逆らえないの可哀想…
ただなんとかしてディエゴとアズラエルに復讐したいと怨みを募らせてたね
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>>3546
太歳星君の知識があり、ある程度は戦法がわかる蓮子組は二条城に乗り込む組に真っ先に決定した
他の三組をどう割り振るか決めるわけだけど…カズマと地獄兄弟に視線が集まる
矢車さん「……今、誰か俺を笑ったか?」
カズマ「いや、この視線はそういう意味じゃないと思うぞ」
一護「なぁ、カズマは2体のサーヴァントを召喚したんだよな」
カズマ「うん」
キリト「それなら霊地を奪還する組はとりあえずカズマ達に任せたいんだけど……」
カズマ「あ、やっぱり?」
ユウキ「二人もサーヴァントがいるなら手分けして霊地を奪還出来そうだよね」
カズマ「しょうがねぇなあ。まあいきなりラスボスみたいな奴に挑むよりマシだし、俺達は霊地奪還組になってやるよ」
影山「俺達の特性が役立つ時だな、カズマ!兄貴!」
アリス「四組いるからもう一組くらいわけませんか?」
一護「じゃあ俺とユウキも霊地奪還組になるか?生身のキリトよりアバターのステータスも反映されてるユウキの方がきっと速いだろうし」
ユウキ「たしかにキリトは生身だもんね」
キリト「わかった、じゃあ俺とライダーは蓮子達と一緒にボス戦だな。霊地奪還は任せたぜ。カズマ、アサシン兄弟、ユウキ、セイバー」
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>>2310
いいと思う
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>>2326、>>2338、>>2329
いいですよー
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太歳星君を脅威に思い討伐に参加するアズラエルとディエゴだが、他の主従とは違いしばらくは様子見に徹するようだね
太歳星君と他の討伐隊がぶつかって両方の消耗を狙い、その時の状況次第で対応を変えつつ聖杯戦争の勝ち残りを考えて行動するつもりだ
またアズラエルの私兵を二条城周辺に招集・展開し、二条城の戦いが終わった後に攻撃することも狙っているようだ
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アズラエルの私兵にマスターが殺されて脱落とかいう展開に繋がりそうでモブに殺されるのはちょっとなぁ
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正直始まってからもうかなり長期間経ってる企画だから太歳星君戦の後にディエゴ戦を挟まず黒幕戦に直行したい気持ちがある
ディエゴはメアリーもいるからなかなか落ちないだろうし普通に突っ込ませていいのでは?
架空異世界開催がどんどん長引いてしまう
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二条城の周辺が人払いの結界張られてるから私兵展開できないんじゃない?
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ロールの強みを活かさないのも変な感じするんだけどなー、受け入れられないようなので一旦>>2332はなしにします
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そして私兵の件をなくして再投下、これもだめだったらピシッとNG出しお願いします
太歳星君を脅威に思い討伐に参加するアズラエルとディエゴだが、他の主従とは違いしばらくは様子見に徹するようだね
太歳星君と他の討伐隊がぶつかって両方の消耗を狙い、その時の状況次第で対応を変えつつ聖杯戦争の勝ち残りを考えて行動するつもりだ
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>>2337
太歳星君戦で一気に進めたい感あるしその後にディエゴ戦をするのはグダりそうな気がする
あとメアリーを更に持て余すことになる
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>>2338
そんじゃ>>2337もなしにします
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>>3547
太歳星君を相手に四人は総掛かりで戦う
サーヴァントであるアルトリアやアスナは無論、対英霊やそれに近いものに心得のある宮本伊織・美遊兄も攻撃に加わっていた
太歳星君「くくっ、面白い。契約者自らも僕に挑みかかってくるなんて、これは想定外だ」
対して太歳星君は彼らの奮闘を前菜程度に捉えつつ、今までとは違い相手を殺す気で応戦する
さすがにマスターを殺すと本懐である英霊との死闘が損なわれてしまうので幾らか手心を加えているが、せっかくの宴なのだから状況次第ではマスターを殺めるだろう
よって太歳星君は常人にとって即死級となる攻撃を躊躇わずに行うが、それらを伊織と美遊兄は紙一重で躱し・防ぎつつ、さらには危険をものともせ果敢に攻め入っていた
そして彼らの従者も彼らをサポートしつつ彼らよりも前に出て太歳星君に猛攻を仕掛ける
しかし、4人に襲われても縦横無尽に動き回り、厄介な消滅の凶星による攻撃もあって太歳星君に大きな一撃を与えるには至らず、逆に彼ら彼女らの方が徐々に消耗し始めていた
アスナ(強さの次元が違いすぎる!このまま戦い続けるのもキツい!早く、なんとかしなくちゃ!)
戦闘に集中しながらも中、アスナは焦燥に駆られる
圧倒的な強さ、重圧、神威は今までに経験したどれよりも凄まじく、足が竦む感覚に襲われそうになる
なにせ彼女の本質はごく普通の高校生なのだ、VRMMOにて数々の事件に巻き込まれつつも戦ってきた数々の強敵とは何もかも違う、架空の存在ではなく現実に目の前にいる神を相手にしているのだから
――何故自分がサーヴァントとして召喚されたのか、この聖杯戦争中に何度も考えたことがある
英霊や偉人として讃えられた過去の人物が仮初めの肉体を得て召喚者に応じて現界するというが、アスナ自身はそれに足り得る存在という風に考えたことはなかった
仮にUWの世界に入る際に使用したアバター・創世神ステイシアを基にした霊基であれば、UWの騎士たちや人民からの信仰心もあり英雄として相応しかったかもしれない
しかし此度の聖杯戦争では英雄たる逸話など殆どないALO時におけるウンディーネ姿で召喚されてしまった。しかもクラスがバーサーカーというのも微妙に納得しがたい
それでいて人を傷付けてまで何かを為すことを考えない性格な彼女が分不相応にも闘争と欲望の殺し合いに参加させられているという齟齬もあり、この不可思議な状況に馴染めないアスナは常に悩み苛まされていた
それでも
キャスターという脅威を野放しにしては京都に厄災が降り注ぐ
それだけは阻止しなければという想いを胸に己を奮い立たせて剣を握り締めていた
アスナ(今の私にできること……それを、全力でやってみせる!)
アスナ「たあぁぁ!! 『継承せし十字架(マザーズ・ロザリオ)』!」
他の三人が築いてくれ僅かな隙を狙って、アスナは大切な人から授かった絶剣を解き放った
十字を描くように神速の十連続突きを放ち、フィニッシュとして十字の交差点に一番強烈な十一撃目の突きを放つ
タイミングも良かったのだろう、猛威を奮う太歳星君も回避する余裕はなく11連撃全てを全身で受け止めてしまい、明らかな致命傷を受けて倒れ伏してしまった
アスナ「はぁ、はぁ…やった、のよね」
美遊兄「ッ!?危ない、避けろ!!」
アスナ「えっ」
辛くも勝利したと思ったアスナと他三人であったが、直後に背後から飛翔してきた消滅の凶星によってアスナの身体は貫かれてしまった
風穴が開き致命傷を受けてしまったアスナはその場で倒れてしまう
太歳星君「中々の剣技であった、褒美に死をくれてやろう」
アスナ「がはっ…!どう、して…!?」
身体に力が入らず、もはや消滅の運命に抗えない状況で、先程倒したはずのキャスターが肉塊に包まれつつも復活する様を目撃してしまう
この時ばかりはアスナも絶望を覚えるしかなかった
【アスナ@ソードアート・オンライン 消滅】
※この表記はアスナの脱落を確定させるものですが、実際には消滅までに少しだけ猶予がありますので、もう少しだけイベントを起こせるでしょう
※太歳星君の視肉は残り4回、という風にしときます
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