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SS投下・仮投下スレ Part.3

2313名無しさん:2025/04/17(木) 18:48:09
(昼の休み時間に書いた>>2312を修正・加筆)

二条城の決戦の前にシロッコと太歳星君もまた色々と準備していた
喧伝によって多くの主従に自分達の存在を知りそれらが押し寄せてくるだろう、そこから生じる経験したことのない死力の闘いになることを期待する太歳星君であったが
しかし懸念点として強者たる自分を無視して契約者であるシロッコを狙う輩が現われる事も予想、そうなればせっかく用意した狂乱の宴も不本意な幕引きで終わるという萎える展開も考えられた
そこで太歳星君は自身の下僕たる十二神将をシロッコに授けることにし、自身が戦っている間は彼には別の場所にいてもらい式神達に護衛してもらうことにした

ちなみにだが、太歳星君は霊脈を解析して術式を仕込んだため各霊地に送り込んだ式神たちをすでに呼び戻しており、ソリテールから返却された形代から式神(>>3531参照)を蘇らせているので全員が揃っている状態である
なにせサーヴァント相手に力不足な式神に霊地の防衛を任せても仕方がない、12体の総力ならば英霊相手でもある程度は対抗できるだろうと思い王将を守る駒として活用することにした

それと、太歳星君は霊地を他の主従に奪われることを問題視していなかった
霊地争奪戦は「自身の存在を認知させること」と「霊脈を調査して儀式や黒幕の情報を得つつ揺さぶりをかけること」が主目的であり、自身の霊力を強化することは二の次であった
たとえ霊地を奪われ弱体化したとしても、本気になって自分を潰そうとする英傑どもを圧倒的な力でねじ伏せることを愉しみにするような凶神なのだから、全く気にしていなかった


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