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SS投下・仮投下スレ Part.3
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>>2214
蓮子組と夏油組は夏油のスタンスや性格を考えると戦う流れが自然のように感じます
また今まで他のサーヴァントと戦っていた太歳星君が連子組、夏油組だけ戦わないことには違和感があります
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>>2214です
>>2215了解です、戦う展開でも問題ないです
一応戦わない理由として、蓮子組は調査メインな事、夏油組は未だ単組行動で無闇に敵ばかり作らなくても良いのではと思った事、太歳星君は二条城決戦を考えると連戦させるのは塩梅はどうか、結界や呪術的な考察が出きる組み合わせ、などと考えていましたがまぁそこまで必須でなくてもいいです
それともう一つ確認、この面子でこの後の展開を書ける人います?
台詞は一部のキャラだけ・台詞なしで状況説明だけ、とかでも
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>>2216
把握が甘いキャラがいるけど一応展開は考えてる
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(横からだけど、>>2206の戦う理由付けを強化すべく書いてみる)
>>3500
伊織「…して、貴殿は何者だ?」
シロッコ「おや、これは失礼。私はパプテマス・シロッコ。歴史の立会人として、この聖杯戦争を見定めようとしている」
ピトフーイとレンによる一悶着に面を喰らっていた一同だが、突如として現われた男に一拍後れて気付き始める
同じくピトフーイの奇行に呆れていたシロッコは、応じるように自己紹介を済ませる
アルトリア「ということは、貴方も聖杯戦争の参加者ですか」
シロッコ「ああ。今は超然たるキャスターの使者、と言ったところか。彼女と同じくこの場で戦うつもりはない。この式神もただの護衛に過ぎない」
名護さん「それで、ここに来た目的は?それに、先程その女が語っていた企てとやらも気になる。それらが何なのか、教えなさい」
シロッコ(上から目線の物言い…この男は英霊か?だからといってこの私に指図するなど、気に入らないな)
シロッコ「それはだな、闘争を求める我がキャスターが二条城にて陣取っている。その対戦相手として、君達を招きたいだけだよ」
ピトフーイ「ちなみに私達もキャスターとは一戦交えたけど、もっと多くの主従が入り乱れた乱戦パーティーがあるって言うから、そっちの方が楽しそうだしお供させてもらっているわ」
李書文「それにキャスターは強者との死闘を望んでいる、そこに他意はないだろう。ゆえに儂も狂乱に興じ、最後にはキャスターと再び技を比べるつもりだ」
美遊兄「…ちょっとまて、その誘い、俺達が乗る意味はあるのか?こっちが何の目的もなくただ戦うだけで、何のメリットも感じられない」
シロッコ「そうだな…君達にも二つ、戦う意味はある」
シロッコ「一つ目は、君達がキャスターに勝利した暁にはこちらがこれまでに知り得た情報の提供と聖杯の調査を協力することを約束しよう」
シロッコ「今、キャスターの式神たちが京都各所の霊地を確保している。これによりキャスターの霊力増強に役立てているが、同時にこの儀式に関する情報をかいつまんでいるそうだ」
アスナ「…いいんですか、一部とはいえ自分達の手の内を晒すように語っていますけど」
シロッコ「構わない。私のキャスターは尊大だからな、それぐらいの情報など介さない。それに、二つ目の理由を語る上での前提でもあるからな」
美遊兄「それで、二つ目はなんだ?」
シロッコ「キャスターは複数の霊地を利用して大規模術式を編んでいる。この後の深夜頃には完成し、京都を覆う新たな大結界を作り出す」
シロッコ「そうなれば、京都全域に住まう人々に例外なく呪詛が降りかかるだろう」
「「「「「「「「!」」」」」」」」
――京都はかつて、陰陽師が都を囲う結界を張っていた
その歴史と土地柄に肖り、祟りの五芒星の陣を敷くことで街一つを覆うレベルの祟りの大結界を作り出す
これはかつて太歳星君を討ち破った少女が考案した神攻略の作戦『弑逆桔梗』に類似する計画が水面下で進んでいた
相違点としては、『弑逆桔梗』では人々に襲いかかる祟りを神のみに一点集中させる工夫を凝らしていたが、祟り神たる太歳星君はそのような人的被害を考慮することはないこと
また霊地を奪われたとしても効力が少し弱まるだけで大規模術式を問題なく発動させられるよう、太歳星君が陰陽術に長けているがゆえの工夫が凝らされていた
名護さん「貴様、それがどういうことなのかわかって言っているのか!」
シロッコ「当然、大量虐殺に近い地獄が訪れるだろう。ただ言っておく、キャスターとて無為に悪意だけで動いているわけではないと」
シロッコ「これほどまでの術式があることが分かれば他の陣営も否応なしに挑んで来ると踏んでのこと、キャスターの戦いを愉しみたいという神意がそのようにさせたのだ」
アスナ「自分の目的のために他者に犠牲を強いるだなんて、そんなの間違っている!」
シロッコ「そのような凶行を止めたいと思うのならば、今夜二条城に来るがいい。キャスターが満たされる間は術式の発動も遅らせるかもしれないしな」
ちなみにだが、太歳星君とシロッコには呪詛結界によって黒幕の動向を炙り出すことも考えているのだが、そのことまでは語るつもりはなかった
もう一つ余談だが、この呪詛が聖杯戦争の参加者に対してどこまで通用するかも分からないの。だがどの道どの陣営も窮地と感じて元凶である太歳星君にヘイトが向くと予想している
アルトリア「…それが真実であれば捨て置けません。ですが、本当にそのような事が可能なのか、疑う余地があります」
シロッコ「答えをすぐに出す必要はないさ、結果は自ずと分かるだろう」
シロッコ「だが、その気があるならば気を引き締めて挑んでくれたまえ。他にも心当たりのある主従がいるならば声を掛けてくれ、キャスターはより一層喜ぶであろう」
ピトフーイ「…ねぇ、私達そんな大それた事聞いてないんだけど」
シロッコ「君は戦いの場があれば良いのだろう。このような趣向がある方が緊迫感があっていいと思うのだが」
ピトフーイ「うーん…まぁいいでしょう。もしもの時にはランサー、あんたに任せる」
李書文「委細承知」
シロッコ「さて、我々はそろそろ戻ろう。今宵、二条城で待っている」
※ちなみに自分は黒幕や舞台裏に関する情報の内容については特に考えていません。
聖杯戦争を始めた理由や京都を覆う結界についてもちゃんとした理由付けは思い浮かばず「聖杯がそうしたから?」程度でもいける気がします。
これらについては黒幕を決める時や黒幕登場後の語りで後付けでもいいかと思います。
(個人的には全ての伏線は回収されない可能性も考えています)
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シロッコ、太歳星君が太牙に『消滅の凶星』を使ってるからそれでシロッコに大きな負担は掛かってるんだよね
太歳星君が宝具を発動する際に念話を送ってるからこれが強力無比なサーヴァントを使役する代償だとシロッコは実感するのだった
ただし同時にアサシン(太牙)のマスターを殺せて、アサシンも時間の問題だろうという報せを聞いて己がサーヴァントの強さを改めて思い知るのだった
ついでにこの場にいる者達にアサシンのマスターを殺したことを伝える。そうすることでキャスターがどれほどの脅威か教えるためだ
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>>2206
>>2218
>>2219
大丈夫だと思う
>>2213は自分のだけど、他の仮投下とも矛盾しなさそうで反対意見は少なくともないから日付変わるまで待って、何も来なかったら投下しようと思ってる
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>>2213
オッケーです
>>2214は自分のです、内容自体に指摘がないなら後に本投下してもいいですか?
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横からですが>>2214は>>2215が考慮されていればいいと思います
あた回数については残り6回か7回辺りかなと意見を置いておきます
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>>3503
イリヤが周囲にいる人々を逃がそうと奮闘する最中、2騎の英霊が衝突する
傷により万全とは言えずともその剣技が衰えぬヤマトタケル、瀕死の状態からある程度回復して強力なカラテを振るうインターラプター
慈悲鳴き戦闘装置としてただ敵を殲滅してきた皇子と殺人に溺れ組織の狗として狂気に呑まれたニンジャの激闘は壮絶なものであり、互角の闘いをしつつ周囲に衝撃をもたらしつづけていた
ゆえに宝具によって雌雄を決することを考える双方であったが、これに関しては相違する状況下にあった
ヤマトタケルの宝具は三つ、その内の一つは必殺技として多用するが破壊力が有り余り街を破壊する恐れがあるためこの場での使用を躊躇ってしまう
己が真髄とも言える神剣もこの場では不適切と判断し、刀身を隠蔽する宝具『水神』とそれにより強化された魔力放出(水)でこの場を乗り切ろうとする
一方、インターラプターの『絶対防御(カラダチ)』は敵対者のみを拘束する秘技であり、続けざまに放つ「タタミ・ケン」による衝撃はあれど広域破壊の心配は存在しない
ゆえに、ジェット水流で剣を突こうとするタケルの攻撃を無効化し、拘束した上で相手を仕留めようとする!
ヤマトタケル「させぬ!」
だが寸前、敵の術中に嵌まったかと思われたタケルは絶技「滾つ瀬」を使い、剣先から大量の水流を放出する!
結果、押し流されるインターラプターと反動で離れるヤマトタケルの間に距離が生まれ、彼を穿つはずだった凶拳は紙一重で外れてしまった
インターラプター「それは、スイトン・ジツか…!?」
己が必殺技を防がれてしまい驚愕するインターラプターは相手の戦闘技能により一層の警戒心を抱く
そしてタケルは戦術を変更し、水を操り遠距離攻撃を交えつつ変幻自在な攻撃で相手を翻弄し始める
これには歴戦のニンジャたるインターラプターとて防戦一方となり、カラテ主体の攻撃では決定打に欠ける状況になってしまった
だが、その最中に急速接近する気配を2騎は感じ取った!
そして愛馬シルバー・バレットを彼に操り数々の障害をものともせずに駆け抜けるライダー、ディエゴがエントリーする!
ディエゴ「とっとと決着をつけよう、セイバー!」
インターラプター「ライダー・サン!?」
ヤマトタケル「くそ、あいつか!間に合え!」
ディエゴがタケルに接近する僅かな合間に、タケルは己が剣を地面に突き刺す
そしてディエゴが宝具により時間を停止させ、その勢いのままタケルを討ち取ろうとする
ディエゴ「…なに!?俺の、いやシルバー・バレットも、動きが遅くなっている!?」
ディエゴが宝具を使う寸前、タケルは絶技「水拘」を使い自身の周囲十数mに水溜りを張っていた
その範疇にいたディエゴと愛馬は時が止まった状態でもその効果を受けてしまい、移動速度を鈍らせてしまったのだ
ゆっくりとしか動けないディエゴはそれでも静止したタケルにできるだけ接近し、時間停止が終わる寸前にスタンドによる攻撃を仕掛けた
ヤマトタケル「!」
ディエゴ「なんだと!?」
そして時が動き出す刹那、敵の攻撃を察知したタケルが反射的に剣を振るい自身を穿とうとした凶拳を紙一重で防ぎきった
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(ごめん、オハギ禁断症状のくだりを書き忘れてたから一部書き直す)
>>3503
イリヤが周囲にいる人々を逃がそうと奮闘する最中、2騎の英霊が衝突する
傷により万全とは言えずともその剣技が衰えぬヤマトタケル、瀕死の状態からある程度回復して強力なカラテを振るうインターラプター
慈悲鳴き戦闘装置としてただ敵を殲滅してきた皇子と殺人に溺れ組織の狗として狂気に呑まれたニンジャの激闘は壮絶なものであり、互角の闘いをしつつ周囲に衝撃をもたらしつづけていた
ゆえに宝具によって雌雄を決することを考える双方であったが、これに関しては相違する状況下にあった
ヤマトタケルの宝具は三つ、その内の一つは必殺技として多用するが破壊力が有り余り街を破壊する恐れがあるためこの場での使用を躊躇ってしまう
己が真髄とも言える神剣もこの場では不適切と判断し、刀身を隠蔽する宝具『水神』とそれにより強化された魔力放出(水)でこの場を乗り切ろうとする
一方、インターラプターの『絶対防御(カラダチ)』は敵対者のみを拘束する秘技であり、続けざまに放つ「タタミ・ケン」による衝撃はあれど広域破壊の心配は存在しない
ゆえに、ジェット水流で剣を突こうとするタケルの攻撃を無効化し、拘束した上で相手を仕留めようとする!
ヤマトタケル「させぬ!」
だが寸前、敵の術中に嵌まったかと思われたタケルは絶技「滾つ瀬」を使い、剣先から大量の水流を放出する!
結果、押し流されるインターラプターと反動で離れるヤマトタケルの間に距離が生まれ、彼を穿つはずだった凶拳は紙一重で外れてしまった
インターラプター「それは、スイトン・ジツか…!?」
己が必殺技を防がれてしまい驚愕するインターラプターは相手の戦闘技能により一層の警戒心を抱く
そしてタケルは戦術を変更し、水を操り遠距離攻撃を交えつつ変幻自在な攻撃で相手を翻弄し始める
これには歴戦のニンジャたるインターラプターとて防戦一方となり、カラテ主体の攻撃では決定打に欠ける状況になってしまった
さらに追い討ちをかけるように、オハギ禁断症状まで発症してしまう
インターラプター「グワ――――ッ!」
ヤマトタケル「なんだ、動きが止まった…いいや、この機を逃す術はない!」
小刻みに身体を震わせてうずくまる巨漢の姿に驚かされるが、この暴君を止めるには今がチャンスと思いタケルが仕掛けようとした
だがその前に急速接近する気配をタケルは感じ取る、そして愛馬シルバー・バレットを彼に操り数々の障害をものともせずに駆け抜けるライダー、ディエゴがエントリーする!
ディエゴ「とっとと決着をつけよう、セイバー!」
インターラプター「ライダー・サン!?」
ヤマトタケル「くそ、あいつか!間に合え!」
ディエゴがタケルに接近する僅かな合間に、タケルは己が剣を地面に突き刺す
そしてディエゴが宝具により時間を停止させ、その勢いのままタケルを討ち取ろうとする
ディエゴ「…なに!?俺の、いやシルバー・バレットも、動きが遅くなっている!?」
ディエゴが宝具を使う寸前、タケルは絶技「水拘」を使い自身の周囲十数mに水溜りを張っていた
その範疇にいたディエゴと愛馬は時が止まった状態でもその効果を受けてしまい、移動速度を鈍らせてしまったのだ
ゆっくりとしか動けないディエゴはそれでも静止したタケルにできるだけ接近し、時間停止が終わる寸前にスタンドによる攻撃を仕掛けた
ヤマトタケル「!」
ディエゴ「なんだと!?」
そして時が動き出す刹那、敵の攻撃を察知したタケルが反射的に剣を振るい自身を穿とうとした凶拳を紙一重で防ぎきった
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>>2224
宝具に対して宝具を使わず立て続けにノーダメージで2つも対処するのはやり過ぎな気がするけど他の人に判断を任せる
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ジェット水流は『水神』使って出してるから宝具は使ってるんじゃない?
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なるほどね
言われてみればそうかも
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(指摘を受けて修正)
>>3503
イリヤが周囲にいる人々を逃がそうと奮闘する最中、2騎の英霊が衝突する
傷により万全とは言えずともその剣技が衰えぬヤマトタケル、瀕死の状態からある程度回復して強力なカラテを振るうインターラプター
慈悲鳴き戦闘装置としてただ敵を殲滅してきた皇子と殺人に溺れ組織の狗として狂気に呑まれたニンジャの激闘は壮絶なものであり、互角の闘いをしつつ周囲に衝撃をもたらしつづけていた
ゆえに宝具によって雌雄を決することを考える双方であったが、これに関しては相違する状況下にあった
ヤマトタケルの宝具は三つ、その内の一つは必殺技として多用するが破壊力が有り余り街を破壊する恐れがあるためこの場での使用を躊躇ってしまう
己が真髄とも言える神剣もこの場では不適切と判断し、刀身を隠蔽する宝具『水神』とそれにより強化された魔力放出(水)で多彩な攻撃を仕掛ける
インターラプター「それは、スイトン・ジツか…!?」
一方、インターラプターの『絶対防御(カラダチ)』は敵対者のみを拘束する秘技であり、続けざまに放つ「タタミ・ケン」による衝撃はあれど広域破壊の心配は存在しない
カウンター技としては優秀ではあるが、遠距離攻撃に対しては反撃の手段がない難点である。インターラプターもカラテが主体であり、スリケンという飛び道具を持ち合わせているものの決定打に欠けている
中々宝具を決める場面を生み出せず相手の戦闘技能により一層の警戒心を抱きながら防戦一方になっていた
さらに追い討ちをかけるように、この生死を分かつ重大な局面にてオハギ禁断症状まで発症してしまう
インターラプター「グワ――――ッ!」
ヤマトタケル「なんだ、動きが止まった…いいや、この機を逃す術はない!」
小刻みに身体を震わせてうずくまる巨漢の姿に驚かされるが、この暴君を止めるには今がチャンスと思いタケルが仕掛けようとした
だがその直後に急速接近する気配をタケルは感じ取り、さらに高速で飛翔してくる物体が向かってきたためにそれを剣で打ち払ったが、代わりにインターラプターにトドメを刺す機会を失ってしまった
そして、愛馬シルバー・バレットに跨がったディエゴが騒乱の戦場にエントリーする!
ディエゴ「またあったな、セイバー!お前にはここで消えてもらおう!」
ヤマトタケル(あのライダーか!状況がマズい、すぐにこの場から去るべきか…!?)
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対処法があるのに使わないのもおかしいから>>2244でもいい気がするけど把握者はどう思う?
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相手の宝具見極めるためにも打てる手は打つだろうし>>2224でも良いと思う
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>>3512
宝具『水神』と絶技を2回使ったことで魔力も割と消耗したんだよね
だがそれ以上に魔力を消耗したのはディエゴ。EXランクで途轍もない性能だから魔力の消耗量も相応に大きい
そして大量の魔力を消耗したということは、アズラエルに対する負担も大きい
アズラエルはヤマトタケルを仕留めきれなかったディエゴに怒り気味に念話を飛ばした
ディエゴはそれに腹を立てながらも、目の前のセイバーは今度こそバーサーカーと共に倒すと決意
攻めあぐねているインターラプターに無慈悲な言葉を告げる
ディエゴ「どうした、バーサーカー!お前の力はそんなものじゃないはずだ!お前のマスターの命は俺が預かってるんだぜ。あのセイバーを倒せなければ、ここでお前のマスターを殺すぞ」
もちろんこれはただの脅しで、メアリーを殺すつもりはない。アズラエルは地位こそあるがやかましくて、度重なる宝具の使用によりもうあまり使い物にならない
メアリーという代替品は、必ず必要になる
だがそんな事情をインターラプターが知るはずもなく、ディエゴの脅しは効果覿面だった
「イヤーッ!」
後方へ吹っ飛ばされたヤマトタケルに向かって、渾身の飛び蹴りを放つ!
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(すみません、横からですが>>2231に幾らか文章を付け加えてみました)
>>3512
宝具『水神』と絶技を2回使ったことで魔力も割と消耗したんだよね
それに唐突な豪腕を無理矢理な態勢で受け止めたから力を上手く流しきれずたたらを踏みながら後方に飛び退いてもいて、その時の衝撃により傷跡にも響いているようだった
だがそれ以上に魔力を消耗したのはディエゴ。EXランクで途轍もない性能だから魔力の消耗量も相応に大きい
そして大量の魔力を消耗したということは、アズラエルに対する負担も大きい
アズラエルはヤマトタケルを仕留めきれなかったディエゴに怒り気味に念話を飛ばした
ディエゴはそれに腹を立てながらも、目の前のセイバーは今度こそバーサーカーと共に倒すと決意
攻めあぐねているインターラプターに無慈悲な言葉を告げる
ディエゴ「どうした、バーサーカー!お前の力はそんなものじゃないはずだ!お前のマスターの命は俺が預かってるんだぜ。あのセイバーを倒せなければ、ここでお前のマスターを殺すぞ」
もちろんこれはただの脅しで、メアリーを殺すつもりはない。アズラエルは地位こそあるがやかましくて、度重なる宝具の使用によりもうあまり使い物にならない
メアリーという代替品は、必ず必要になる
だがそんな事情をインターラプターが知るはずもなく、ディエゴの脅しは効果覿面だった
この時の彼は魂喰いによる人格への影響に加えてオハギ禁断症状の峠を越えてしまった結果、殺人マシーンとして研ぎ澄まされた最盛期に近い状態へと変貌していた
それまでうずくまっていた状態から徐ろに立ち上がり清々しく青空を見上げた後に
「イヤーッ!」
後方へ吹っ飛ばされたヤマトタケルに向かって、渾身の飛び蹴りを放つ!
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>>2232
いいと思います
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>>3511
突如として出現した新手のキャスター
彼の問いかけに答えるものはいない。否、答えられない
見た目は白髪の少年だが、その圧倒的な気配は魔術の心得を持たない蓮子にすら伝わった
――コイツはヤバい
各々の思惑を巡らせていた彼らの思考が合致した瞬間である
そんな夏油たちの心情を知ってか知らずか、少年のキャスターは不満げに鼻を鳴らした
「どうした? 神の問いに答えないとは不敬な奴ら」
「語る口を持たないのなら疾く失せろ」
その瞬間、夏油たちは少年の力の一端を垣間見る
一瞬少年の頭上に巨大な眼球の集合体が浮かび上がったかと思うと瞬く間にそれが小さな光球に圧縮されていく
優れた術師である玉藻やソリテールらにはその光球に凄まじい力が込められていることが分かった
そしてちょうど二つの光球が少年の周囲に浮かび上がり旋回、凄まじい速度でソリテールと玉藻の二人に放たれた!
「みこーん!?」
「おっと」
しかし、彼女らとて一筋縄ではいかない
玉藻は術で、ソリテールは自身に纏わせた魔力の障壁で光球を危なげなく防ぐ
「ふむ、さすがにこの程度で斃れる軟弱者はいないか」
攻撃が防がれたにも関わらず少年の顔に怒りや悔しさはない
少年のキャスターこと、太歳星君から放たれたのは力の象徴である『消滅の凶星』――ただし、魔力消費も考慮して圧縮率を最低まで落としたもの
この程度でサーヴァントを屠れるとは太歳星君も思っておらず、あくまで自らが招く宴に招待する資格があるか試しただけなのだ
しかし、僅かな交錯だけでもその脅威は十分に二組に伝わった
『どう思う、キャスター』
『そりゃあ、あんな目ん玉小僧ごとき私とご主人様の愛の力でチョチョイのチョイ!…と言いたいところですが』
夏油の問いにいつものおどけた調子で答える玉藻だが、その表情は渋い
『あれはヤバいです、激ヤバです。僭称ではなく間違いなく神に列せられる英霊、しかも高位のそれ。サーヴァントの規格に収まっている以上、当然その力は大きく減じているでしょうが、それはこちら側とて同じこと。即時撤退が上策かと』
『まあ、そうだろうね。今の僕達には荷が勝つ相手だ。隙を見て離脱する』
キャスターの意見に夏油もまた同調する
呪術師の視点から見れば、間違いなくあの存在は"特級"、それも上澄みの部類である。万全の準備を期して事に当たるべきであり、不意の遭遇戦に臨んでいい敵ではない。自身のサーヴァントがキャスターならなおさらである
あのような存在と真っ向勝負を挑めるのは彼が知る限り"一人"しかいない
…或いはアサシンとこの場で協力すれば打倒し得るかもしれないが、出会ったばかりの主従、なにより一方的に利用するならいざ知らず非術師と協力し合うなど断じて出来ない
一方、蓮子たちもまた念話でこの状況の収拾に努めていた
『大丈夫!?アサシン!』
『この程度なら。最も君の魔力量だと長時間の戦闘は無理だろうけどね』
相変わらずあっけらかんとしているソリテールだが余裕のない状況であることは戦闘者ではない蓮子にも理解できた
『長期戦は無理ってわけね…正直乏しくても私に魔力があるって事実自体が驚きなんだけど』
『さてね。魔術回路って遺伝することもあるし、君の先祖に魔術師でもいたんじゃない?』
先祖からの遺伝といっても今一つ蓮子に実感は沸かない。自らも一応とはいえ特殊な眼をもっているし案外超能力でも先祖にいたのだろうか
『とにかくあのキャスター…私にもとんでもない存在だって分かるわ。自分のことを神って言ってたけど…』
『実際どうなのかは分からないけど言うだけの力はあるわね。最も神と云うより"魔王"の方が似合ってるかしら。さて君はどうするつもり?』
ソリテールは玉藻と違って事実だけ述べ、献策することはない
彼女の目的は『人間の観察』であり、蓮子のサーヴァントとして契約を結んでいるのもその一環に過ぎないからだ
少し悩んだ蓮子は念話のままソリテールに返答した
『あの推定神様…何だか私達と話したがってるみたいだし情報を引き出せないか試してみる。無理そうなら最悪令呪を使って離脱するわ』
ここで、二組のスタンスによる方針の違いが現れた
純粋に聖杯を目指す夏油たちは自分たちの安全のために力の温存を、聖杯戦争の謎を解き明かすことを目的とする蓮子たちはリスクを犯してでも太歳星君から情報を引き出すことを目指すことにしたのだ
「さあ、どうした。もっと僕を満足させろ。そうすれば、神の宴へ招待してやらんでもないぞ?」
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>>3514
そうこう考えてるうちに、ヤマトタケルの飛び蹴りが届いてしまった
普段ならば何か策を思いついたかもしれないがインターラプターが全盛期に近いこと、状況が困窮を、極めていることから咄嗟に対応策が思い浮かばず、腹にクリーンヒットを受けてしまう。その衝撃は凄まじく満身創痍になってしまうが、逃げられる状況ではない。イリヤを抱いて逃げる体力もない
そしてこのままだと被害は更に悪化するだろう。街1つでは、収まりきらない
「刮目せよ。其は命、其は開闢の雫にして、星を成す物――」
「――絶技・八岐怒濤!」
それは一瞬の出来事だった
何かを察したディエゴがスタンドで時を止める前に、インターラプターの肉体が次々と抉られた。間違いなく、致命傷だ
そしてインターラプターが消滅する間際、ディエゴがようやく時を止められた
そこでディエゴが見たのは、凄まじい絶技だ。
もしほんの少しでも対応が遅れていたら――なんて考えてるうちに、ディエゴの口から血が溢れ出していた。
どうやら時間を止められたのはギリギリのようで、ディエゴにもその絶技は効いていた
殺人マシーンと化したインターラプターは一言も発することなく、絶命していた
ディエゴ(なかなかの威力だ。だがこの好機、逃すわけにはいかん!)
ディエゴは満身創痍で、魔力もかなり消耗したヤマトタケルにスタンドで無駄無駄ラッシュを仕掛ける
念の為、悪足掻きされないように時を止めて
【インターラプター@ニンジャスレイヤー 消滅】
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>>3512
実はインターラプターが魂喰いを始める前にアズラエルとディエゴは色々と準備を進めていた
騒動が起きれば他の主従が釣れる可能性がある一方、この地の治安維持組織がやってきて面倒な状況になる可能性も考慮していた
そのため、魂食いの騒動が開始すると同時にアズラエルは当局に連絡、街中で魔物が暴れ始めたのを確認し自社の討伐部隊で対処する、というカバーストーリーを伝える
ついでに事後処理は彼らに任せる旨を伝えつつ増援は不要であると圧力を掛けておいた
そして騒動が始まりセイバー組との戦闘が始まる前に新たな部下達が合流し、次のような指示を出していた
「お前達、見張り役は彼らに任せてあの剣士と一緒にいた少女を捕獲してください。一緒に来た兵士にも同じ様な指令を伝達するように。抵抗した場合、もしくは緊急事態の場合は殺害も許可します」
今まで見張りについていた部下達はセイバーとマスターと目される少女の姿を目撃している
であるならば、組織力のあるアズラエルは人海戦術を駆使して少女マスターの無力化を試みていた
ちなみにだがアズラエル本人はディエゴの宝具使用の影響で不調に陥る可能性があるのでその場で待機し、人質のメアリーを逃がさないためにも新しい部下達にその監視を引き継がせていた
――そして狂戦士と戦士による戦闘が始まりディエゴも加勢に向かい、幾許か刻が経過して
(あのライダー…!好き勝手やらせてる、ばかりでは、この僕の身が、保たない…!)
ディエゴの宝具使用によって体力をごっそり奪われた感覚に陥るアズラエル
しかもそれだけの代償を払い2対1でありながらセイバーを仕留められなかったディエゴ達には苛立つしか覚えなかった
それと同時に少女の確保に向かった部下達から未だ連絡がないことにも怒りを向け始めた、その時
『ポイント○×、少女発見!これから確保する、近場の人員も包囲・確保にあたってくれ!』
その吉報を聞いて、アズラエルの引き攣った顔が幾らか緩んだ
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>>2234、>>2235、>>2236
いいと思います
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――時は、止まらなかった
ディエゴがスタンドによるラッシュ攻撃を仕掛けると同時に展開しようとした宝具の開帳は、魔力切れを起こしたアズラエルが気絶したことにより不発に終わってしまった
この事実にディエゴは衝撃を受け、仕掛けようとした猛攻撃は少しだけ緩み、満身創痍のタケルを何発か殴ったもののトドメを刺すには至らなかった
一方、さらに負傷が増えたヤマトタケルはより戦うのが困難な状況になっていたが、最後に残った気力を駆使して死に物狂いで反撃を仕掛ける
これには如何に強力な近距離パワー型のスタンドとはいえ防ぎきるにはいたらず、遂には押し負けてしまいディエゴの首筋に剣先が突きつけられた
ヤマトタケル「(息を荒げながら)これにてしまいだ、ライダー!」
ディエゴ「…いや、そいつはどうだろうなぁ?」
危機的状況だというのに、ディエゴは剣士の後ろに視線を向けている
視線を合わせない相手に訝しむタケルは、直後に少女の悲鳴を耳にする
イリヤ「いやっ!ちょっと、離して!!」
ヤマトタケル「イリヤ!?」
モブ部下「動くな!変な動きを見せたら、こいつを殺すぞ!」
ヤマトタケル「くっ、なんて卑怯な」
ディエゴ「いいや、聖杯戦争であればマスターを狙うのも常套手段だろう?」
――この時、周辺にいた人々の避難誘導を終えたイリヤはヤマトタケルが戦っている近くに戻り、物陰からその様子を窺っていた
しかし、アズラエルの指示を受けてイリヤの事を探していた部下達が彼女を発見して即座に身柄を拘束してしまった
ちなみにこの時の光景を追い詰められたディエゴは目撃しており、逆に背を向けていたヤマトタケルはイリヤが大声を発するまで気付けなかった
(第一弾、まずここまでの展開が大丈夫かどうか判定をお願いします)
-
(第二弾、上記とは別にこの結末で問題ないかどうか判定をお願いします)
この状況にタケルは為す術もなく、ディエゴに剣先を向けたまま動けなくなってしまった
まだまだ斬り伏せられる危険性があるためディエゴも予断を許せなかったが、ひとまず人質ができたことで余裕が生まれ始めていた
そして捕まってしまったイリヤはタケルが勝利する機会を奪ってしまったことに罪悪感を抱いたが、腹を据えた表情で己が従者を見定めて、
イリヤ「令呪をもって命ずる――」
令呪を1画、いや2画を使ってでも状況を打開しようと言葉を続けようと口を動かして、
イリヤ「セイバー!わた」
それを遮るように飛翔したナイフがか細き首元へと突き刺ささり、その後が紡がれることはなかった
人質として捕らえられた己が喚び人が令呪で何かしようとしているところを注視していたヤマトタケルと、捕らえた人質が勝手な行動を起こしどう対応するか判断が遅れたアズラエルの部下は、喉から血を流す少女の姿に釘付けとなり唖然とするしかなかった
一方、ディエゴは自分への注意が逸れている間に何かしらの覚悟を決めて令呪を使おうとしていた少女に危機感を覚えて即座にナイフを投げ飛ばしていた
マスターが保有する3回だけの絶対命令権、己がサーヴァントに強力な効果や超常現象をもたらすそれによってせっかく得られたチャンスをふいにされたくなかったがゆえに
ヤマトタケル「イリヤッッ!!!」
自分への呼び掛けに反応し、喉に強烈な痛みを感じながらもイリヤは声を発しようとしたが、いくら頑張れども空気が抜けるような音しか出てこなかった
急激に遠のく意識の中で、この地で共に戦ってきたセイバーのことや、一番大切な親友の姿を頭の中でよぎらせながら
幾許の間もなく、息途絶えてしまった
【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ 死亡】
ヤマトタケル「っっ、ライダーーーーーッッッ!!!!!」
魔力供給のパスが閉ざされ、己が喚び人の命が尽きた事実を突きつけられたタケルは慟哭しながらディエゴを斬りつけようとした
しかし、要石を失い現世に留まる術を失ったタケルでは十全な力を発揮すること叶わず、あまりに大雑把な剣捌きは背後霊によっていとも簡単に止められてしまった
ディエゴ「もうお前は只の亡霊に過ぎない、とっとと消えな!」
そしてスタンドによるラッシュ攻撃、無駄無駄無駄と口ずさむディエゴに為す術もなくヤマトタケルは嬲られる
攻撃が終わり吹き飛ばされた後は本当に立ち上がるだけの体力も気力も残っておらず、無念を抱いたまま悲劇の皇子の幕は閉じてしまった
【ヤマトタケル@Fate/Samurai Remnant 消滅】
-
>>3339
この結末で問題ないと思います
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魔力の消耗を少しでも抑えるために変身解除して、満身創痍の生身で歩き続ける太牙
目的は当然、舞衣を殺したキャスターを打倒すること。その仲間集めだ
その途中でカブキ、アタランテ、マヤ、ザンキを発見する
太牙(これは……サーヴァントの気配か)
サーヴァントの気配を感じ取った太牙は彼らに見つからないように気配遮断しつつ、聞き耳をたてる
どうやら普通に情報交換したり、交流しているだけ。なんならカブキのことは以前の一件で面識があり、彼が人助けしていたことを知っている。まさか彼がマスターだとは思わなかったが、人助けした功績から善良な部類だと判断する
もっとも幼い少女(マヤ)を巻き込むのはあまり気が進まないが、今は時間がない。まあ最悪、少女の方の主従は連れて行かないという手もある。三騎で挑んでも勝てるかわからないと先程の戦闘で思い知らされたがゆえに。
太牙「お前は、あの時の鬼か。まさか聖杯戦争のサーヴァントだったとはな」
カブキに声をかけていた太牙にアタランテとザンキは警戒する。しかし太牙は満身創痍で、こちらはサーヴァントが2体。負ける気はしなかった
カブキ「ああ。今は夏油とかいうマスターに変身音叉を取られて鬼じゃないこどなあ」
太牙「そうか。今からその夏油というマスターを倒してもいいが……時間がない。俺の話を聞いてくれないか?もちろんそこの子供は巻き込むつもりはない」
カブキ「マヤを巻き込まないなら、その話を聞いてやろうじゃねえか」
マヤ「え?どうして私は蚊帳の外なの?」
ザンキ「お前はまだ子供だからな。こういう話は、大人の役目だ」
マヤ「むぅ〜。私も人を守る師匠みたいな立派な鬼になりたいんだけどな〜」
そして太牙はインターラプターや太歳星君との激闘と、自身のマスターが死んで辛うじて単独行動で動けてること。太歳星君を倒して仇を取りたいこと、太歳星君の太牙が知り得る情報を話した
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>>3515
あのような存在と真っ向勝負を挑めるのは彼が知る限り"一人"しかいないってまあ当然五条悟なんだけど、そっちはそっちで参加してたら困るが。
とりあえず夏油組は撤退したいも、太歳星君はそう簡単に逃してくれそうな気がしている
ここに五条悟が居ればもしかしたら彼ならば、一時的に共闘やこの化け物の相手をしてくれたかもしれない。夏油自身、五条の最期の言葉に多少は救われている。
しかしここに〝最強〟はいない。
夏油(神の宴とやらに、興味はないんだけどね……)
流石の夏油も思わず冷や汗が流れる。
おそらくこのキャスターは理不尽で身勝手な存在だ。神の宴なんて望んでもない。だがある程度は満足させなければ、危ない予感がした
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>>3518
ディエゴ(こいつは権力だけはあるが他は使えないな。マスターの分際で妙に上から目線なのも腹が立つぜ)
魔力切れを起こして気絶したアズラエルを、ディエゴは心底見下す
もっともディエゴのスタンド能力が魔力を大きく消耗するのでアズラエルに非はないのだが、メアリーが魔力に優れといると思い込んでるゆえに両者を比較するとメアリーの方が有能に思える。これはインターラプターの『カラダチ』の宝具ランクが魔力の消耗がディエゴほど少ないのが大きく関係しているのだが…
しかしディエゴはそんなこと知らないし、魔力切れのマスターなど不要。むしろこのタイミングで誰かと戦闘になると圧倒的不利になる。
ディエゴはアズラエルの部下達を脅し、アズラエルとメアリーの居場所を突き止める
そしてメアリーを監視する部下達を殺すと、メアリーを引き連れてアズラエルの居場所へ直行。もちろんメアリーは抵抗しようとしたが、命が懸かっている状況では従うしかない
そしてディエゴがアズラエルの居場所に着くと、スタンドで腹を抉った
アズラエル「あ、が……!?どうして、ディエゴ……!」
腹に襲い来る衝撃でアズラエルが見たのは、ディエゴが自分を裏切ったことだった
ディエゴ「フン!お前の組織力は凄かった。だが魔力切れになったマスターに利用価値はない。まあもしも君が嫌悪するコーディネイターなら普通の人間と違ってまだ利用価値はあったかもしれないぜ」
意識が沈む中、アズラエルが思ったことはコーディネイターへの憎しみ。そして自分を裏切ったディエゴへの恨みだった。
そしてディエゴはメアリーに『命令』する
ディエゴ「メアリー、君は俺のマスターになれ。もしも嫌がるなら……」
ギリギリ、とスタンドでメアリーの頭を締め付ける。
拒否したらどうなるのか…それはメアリーでも理解出来る。
メアリー「わかったわ……」
メアリーは絞り出すような声でそう言い、コーディネイター殲滅を願っていたアズラエルは皮肉にも自分がコーディネイターでない故に敗けた
【ムルタ・アズラエル@機動戦士ガンダムSEED 死亡】
※メアリーがディエゴと契約しました
-
実は、八岐怒濤という膨大な魔力の奔流を感知してアタランテが単騎で斥候に向かい、死亡したイリヤを見て殺害者のディエゴに激昂する、なんて展開を考えていたけど>>2241&>>2243が出ているので見送ります
とりあえず>>2242はいいと思います、他2つは他の方の判断にお任せします
ついでに>>2243で気になる事ですが、メアリーはアズラエル組に相当ヘイトを向けているはず、それをディエゴも理解していそうな気がします
場合によっては契約直後に「自害しろ」なんて言われるリスクとかもありますし
ただこれまでの投下ではそのような素振りはなかったですし、まぁそこまで気にせずに通ってもいいとも思っている
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アタランテvsディエゴ見てみたいですね
もし書いてくれるならディエゴがアズラエルを見下す程度に修正しますよ
>>2241はアタランテの単騎斥候後というのはどうですか?
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アタランテvsディエゴが始まるなら>>2243を
>>3518
ディエゴ(こいつは権力だけはあるが他は使えないな。マスターの分際で妙に上から目線なのも腹が立つぜ)
魔力切れを起こして気絶したアズラエルを、ディエゴは心底見下す
もっともディエゴのスタンド能力が魔力を大きく消耗するのでアズラエルに非はないのだが、メアリーが魔力に優れといると思い込んでるゆえに両者を比較するとメアリーの方が有能に思える。これはインターラプターの『カラダチ』の宝具ランクが魔力の消耗がディエゴほど少ないのが大きく関係しているのだが…
に修正します
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余談、アタランテvsディエゴといってもディエゴは戦える状況ではないのでどうにかして逃げる話になります
これから仕事に入るので夕方〜夜に書いて投下できるかなー
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>>2241は太牙とカブキ、カブキと鬼繋がりで接点あったから仮投下してみたけど厳しいかな…?
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修正案を出してみる
令呪問題は今後も付きまといそうなのでここで消化してみる
令呪問題を解決するためとはいえゴア表現がやり過ぎだとは思ってる
>>3518
ディエゴ(こいつは権力だけはあるが他は使えないな。マスターの分際で妙に上から目線なのも腹が立つぜ)
魔力切れを起こして気絶したアズラエルを、ディエゴは心底見下す
もっともディエゴのスタンド能力が魔力を大きく消耗するのでアズラエルに非はないのだが、メアリーが魔力に優れといると思い込んでるゆえに両者を比較するとメアリーの方が有能に思える。これはインターラプターの『カラダチ』の宝具ランクが魔力の消耗がディエゴほど少ないのが大きく関係しているのだが…
しかしディエゴはそんなこと知らないし、魔力切れのマスターなど不要。むしろこのタイミングで誰かと戦闘になると圧倒的不利になる。
ディエゴはアズラエルの部下達を脅し、アズラエルとメアリーの居場所を突き止める
そしてメアリーを監視する部下達を殺すと、メアリーを引き連れてアズラエルの居場所へ直行。もちろんメアリーは抵抗しようとしたが、命が懸かっている状況では従うしかない
そしてディエゴがアズラエルの居場所に着くと、スタンドで腹を抉った
アズラエル「あ、が……!?どうして、ディエゴ……!」
腹に襲い来る衝撃でアズラエルが見たのは、ディエゴが自分を裏切ったことだった
ディエゴ「フン!お前の組織力は凄かった。だが魔力切れになったマスターに利用価値はない。まあもしも君が嫌悪するコーディネイターなら普通の人間と違ってまだ利用価値はあったかもしれないぜ」
意識が沈む中、アズラエルが思ったことはコーディネイターへの憎しみ。そして自分を裏切ったディエゴへの恨みだった。
そしてディエゴはメアリーに『命令』する
ディエゴ「メアリー、君は俺のマスターになれ。もしも嫌がるなら……」
ギリギリ、とスタンドでメアリーの頭を締め付ける。
拒否したらどうなるのか…それはメアリーでも理解出来る。
メアリー「わかったわ……」
メアリーは絞り出すような声でそう言い、コーディネイター殲滅を願っていたアズラエルは皮肉にも自分がコーディネイターでない故に敗けた
しかしメアリーには作戦があった
令呪があれば、自害させることも出来る。しかしそれを考えず契約したディエゴではない
ディエゴと契約したメアリーは即座に自害を命じようとしたが、スタンド攻撃によりすぐさま両腕を切断された
「きゃあああああ!」
「いいか、メアリー。令呪を適当に3つ使え。オレが一步移動するとかでもいい。さもなくばオレが消滅する前にお前を殺す!」
それは単純明快な脅しだった
一応、出血多量にならないために包帯だけは巻いたがメアリーに激痛が襲う。
「それでも令呪を3画使わないなら、こうだ」
ディエゴが素手で顔を叩きまくる。体格の差は明確だ、この程度ならばスタンドを使うまでもない。というかスタンドを使えば死ぬ可能性がある
「令呪を持って……きゃああああ」
次は両足を切った。有り体に言えば、達磨だ。
メアリーにロールや戦力は期待してない。だから魔力タンクとして運用する気だ
その後も何度も腹を蹴り、やがてメアリーは観念して大したことない令呪を3画使った
これでメアリーは完全にディエゴのものになった
【ムルタ・アズラエル@機動戦士ガンダムSEED 死亡】
※メアリーがディエゴと契約しました
※メアリーが令呪を3画使用しました
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>>3518
イリヤが死んだから結果的に美遊から幸せが遠ざかった美遊兄…
こればかりは本当に運が悪いたとしか言いようがない
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>>3506
とりあえず連絡先を交換したキリト組、ユウキ組、カズマ組。
ちなみにアリス以外はケータイやスマホを持ってるからサーヴァントも連絡先を交換した
カズマ「なあ、とりあえず俺達で固まって行動しないか?」
ユウキ「ボクはそれでもいいよ!冒険は多い方が楽しいからね!」
一護「だからこれは冒険じゃないって……」
矢車さん「……お気楽だな。これは聖杯戦争だぞ」
ユウキと一護のやり取りに皮肉を飛ばす矢車さん。やはりというか、何か浮いてる
キリト「まあ……カズマの言う通り固まって行動するメリットはある。この聖杯戦争の裏で潜んでるやつはよほど手練れだろうし、一組では太刀打ち出来ない可能性がある。デメリットは単純に情報収集が遅れることだな……」
影山「どうするのか、難しい問題だな」
アリス「ところであなた達が持ってるもの(ケータイ、スマホ)はなんですか?」
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>>2251
アリスは現実世界に行っていたし、スマホは知っているのでは?
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>>2252
(そういえばUWからの参戦じゃなかったね、修正)
>>3506
とりあえず連絡先を交換したキリト組、ユウキ組、カズマ組。
ちなみにアリス以外はケータイやスマホを持ってるからサーヴァントも連絡先を交換した。アリスもスマホは所持していないものの、利便性は知っていたので近所のスマホショップで契約して連絡先を交換した
カズマ「なあ、とりあえず俺達で固まって行動しないか?」
ユウキ「ボクはそれでもいいよ!冒険は多い方が楽しいからね!」
一護「だからこれは冒険じゃないって……」
矢車さん「……お気楽だな。これは聖杯戦争だぞ」
ユウキと一護のやり取りに皮肉を飛ばす矢車さん。やはりというか、何か浮いてる
キリト「まあ……カズマの言う通り固まって行動するメリットはある。この聖杯戦争の裏で潜んでるやつはよほど手練れだろうし、一組では太刀打ち出来ない可能性がある。デメリットは単純に情報収集が遅れることだな……」
影山「どうするのか、難しい問題だな」
-
(>>2244で示したアタランテとディエゴの邂逅を書いてみた、一応>>2241にて太牙がカブキ達と出会ってからの続きになる形にしてます)
(ただ>>2243には微妙に修正をかけてもらうようになります、具体的には部下を脅して戻る必要がなくなる、等です。とりあえずディエゴがアズラエルの元に戻るのは変わりないです。詳しくは内容をご確認してください)
カブキ達は太牙の話を聞いてアタランテが遭遇した二条城のキャスターと合致することが分かったが、何度倒しても復活する目玉の肉塊について新たな情報を得ることができた
さらに霊地を確保している様相から何か企んでいるのでは、と考察する一団であったが
あれやこれやと談義している途中で、遠くから鳴り響く轟音と振動する空気を感じ取り、さらには膨大な魔力の奔流を感知する
カブキ「おいおい、なんだ今のは!?どっかに雷でも落ちたのか!?」
ザンキ「いや、今のは宝具…しかも、相当強力なものだろう。今の規模だと、相当な被害が出ているかもしれないな」
マヤ「えっ、でもいまのって、街中の方から聞こえたような…」
太牙「市街地の破壊を厭わない英霊なのか、やむを得ない事情があって放ったのか。どちらにしても危険な何かがいるようだな」
アタランテ「…少し様子を見てくる。マスター、すまないがしばらく離れさせてもらう」
斥候を買って出たアタランテが一団から離れ、道なき道を駆け抜けていく
あらゆる障害をものともせずに最速で直行し、街中に入ってからは見晴らしの良い場所から様子を確認する
弓兵ゆえに遠見が効く彼女は英霊同士の戦闘を目撃するが、間もなく剣士が制して男に剣先を突きつけてしまう
その直後、乱暴に少女を捕まえた男の姿を目撃してアタランテの心がざわつき始めるが、あまりに距離が離れているために彼らのやり取りまでは計り知れなかった
そして、少女の首にナイフが突き刺さる場面を見てしまった
アタランテ「そん、な」
全ての愛し子に慈しみを願うアタランテにとって、見知らぬ相手とはいえども無情にも命を摘み取られてしまう子供の姿を見ることは耐え難きことであった
同時に子供を傷付けた犯人が剣士でない方の男であることも把握している、ゆえに幾許の間を置かずして直情的に身体を動かしていた
剣士が敗れ消滅する光景も見つつ、アタランテは建物の屋上や屋根を軽々と飛び越えて高速で移動しながら複数の矢を射貫いた
-
ついにセイバーを倒したディエゴであったが、あまりに消耗したために勝利の余韻に浸れるほどの余裕がない状況であった
さらには疑り深くセイバーが立ち上がってこないか、他の要因が邪魔をしないかと慎重すぎる程に警戒していたが、それが功を奏した
遠方からこちらへと明確に向かってくる殺気を感じとったディエゴは即座にスタンドに防御態勢を取らせる
そして次の瞬間、飛来した矢がスタンドの四肢に突き刺さり、本体であるディエゴにも連動してダメージが入る
ディエゴ(ぐっ…!新手、しかもアーチャーか!?)
痛みを堪えつつ、今の状況の悪さと敵との相性の悪さに若干戦慄を覚える
セイバーに苦戦して辛勝した後での連戦では碌に戦うことも難しい、その上遠距離攻撃を主体とする相手では接近戦は望めず、時を止める能力も距離が離れていれば効果的に使えない
とにかく今は敵の攻撃を防ぎつつ逃げるしかないと考えるディエゴであったが、気付けば少し離れた所にアーチャー・アタランテが姿を現し怒声を発した
アタランテ「貴様はここで殺してやる!」
ディエゴ「くそっ!付き合ってられるか!」
ディエゴはスタンドを使って背後を守りつつ、シルバー・バレットに跨がってその場から逃げだそうとする
しかし街中を俊敏に立体的に駆け回ることができるアタランテによってい追いつかれたり先回りされてしまい、その度に弓矢による攻撃を躱し防ぎなぐしかなかった
このままでは上手く逃げられないと察したディエゴは、この状況を打開すべく策を巡らした
ディエゴ『おい、アズラエル!返事をしろ!』
アズラエル『うっ…なんですか、ライダー』
魔力切れを起こして気絶していたアズラエルであったがディエゴの呼び掛けに反応し、不調でありながらも返事を返した
このままマスターが目を覚まさなければより困難に陥っていたであろうディエゴであったが、この時ばかりは幸運に恵まれたと感じずにはいられなかった
ディエゴ『聞け、今アーチャーに襲われている。ひとまず、お前の部下や兵士にそいつを攻撃するように指示してくれ!』
アズラエル『…だが、彼らでは英霊に有効打を与えられないのだろう?』
ディエゴ『構わない、多少なりともアーチャーの気を引ければいい。俺が誘導するから配置につかせろ!』
アズラエル『あぁもう、分かったよ。今すぐ指示を出せばいいんだな』
ディエゴ『それともう一つ、やって欲しいことがある』
ディエゴはアズラエルと念話でやりとりしつつ街中を移動し、指示を受けて待機していた私兵部隊がいる場所を通り過ぎる
そして続けざまにやってきたアタランテに銃弾の雨霰が降り注ぐことになるのだが、予想通り神秘なき現代兵器ではエーテルの身体に物理的な干渉を与えるのみでダメージを与える事はなかった
とはいえ邪魔された形のアタランテは兵士達に向けて矢を放ち無力化していく、ディエゴに向けた激情もあって手心など加えなかった
その後もライダーを追いかけては別の部隊による邪魔が入りその排除する、それを何度か繰り返したところでアタランテは相手の行動を不審に思う
アタランテ(いつの間にこの兵士達を用意した…これはあのライダーのマスターの手配か…?)
アタランテ(だがこの程度では私は止まらない!すぐに追いついてその頸椎を射止めてやるぞ、ライダー!)
再度、アタランテは駆け抜ける駿馬とその騎乗者を捉えた
ここまで何度も背後霊らしき存在によって矢を防がれてしまったが、そのおかげで相手の性能を見抜きつつあった
今度こそ、子供に仇なす存在をこの世から消し去るべく、背後霊とて防ぎようがない渾身の一矢を解き放った
だが、唐突に姿が消えた相手にその攻撃が当たることはなかった
ディエゴ「よし、上手く撒けたようだな」
アズラエル「……」
アタランテがいる街中とは正反対の方向に黒い車と白馬が併走して進んでいく
やっと窮地から抜け出すことができたディエゴは安堵を覚える一方、車窓から窺えるアズラエルの表情は複雑なものであった
対セイバーでの苦戦と自身の身体に起きた不調、自社の戦力が捨て駒として使われたこと、そして令呪一画を失いつつも未だ生き残り勝ち残っている現状に何とも言えなくなっていた
そう、ディエゴはアズラエルに“令呪を使って転移させる”ように指示を出していたのだ
幾らでも距離を詰めてくるアーチャー相手に追いかけっこをし続ける訳にはいかない、ならば何処にいるかも分からない遠方のマスターの元へと跳躍すれば追跡も不可能だろうと考えて作戦を練っていたのだ
そのためにはアズラエルとディエゴはそれぞれ別の方向に進んでアーチャーでも感知できない程の距離を開く必要があった
また財団の私兵を使うことでディエゴが逃げるために利用していると誤認させ、本命であるマスターへ注意が向かないようにもしていたのだ
(※締まりが悪いですが長文書き続けて頭が疲れたのでここまでにします)
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前々から散見されてるけどズガンでもない死亡レスの後にそれを覆す後出しをするのっていいの?とは疑問に思ってる
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>>2256は悪気はなくて単純な疑問ね
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既に仮投下が来ても別の展開の構想があれば待ったを掛けて別展開を仮投下していいのか聞きたかった
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>>3519
夏油「要するに君を満足させれば、それでいいんだね」
夏油の言葉に太歳星君は頷いた
その態度はどこか五条悟に似ている。
夏油『このサーヴァントを倒す必要はないらしい。何か彼を満足させることが出来たらいいが……この態度からして戦いは避けられないか』
夏油は玉藻に念話を送った
とはいえ、相手は強力無比なサーヴァントだ。どうしたら満足するのか……
夏油「君はどうしたら満足するのかな」
太歳星君「足掻いて、僕を満足させろ。そうしたら生かしてやる」
夏油(まるで話が通じてないな……)
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>>2241
>>2253
>>2259
大丈夫だと思う
-
(>>2254とは別のパターン。アタランテとディエゴの因縁が薄くなる代わりに>>2243もしくは>>2249に干渉しなくなる)
カブキ達は太牙の話を聞いてアタランテが遭遇した二条城のキャスターと合致することが分かったが、何度倒しても復活する目玉の肉塊について新たな情報を得ることができた
さらに霊地を確保している様相から何か企んでいるのでは、と考察する一団であったが
あれやこれやと談義している途中で、遠くから鳴り響く轟音と振動する空気を感じ取り、さらには膨大な魔力の奔流を感知する
カブキ「おいおい、なんだ今のは!?どっかに雷でも落ちたのか!?」
ザンキ「いや、今のは宝具…しかも、相当強力なものだろう。今の規模だと、相当な被害が出ているかもしれないな」
マヤ「えっ、でもいまのって、街中の方から聞こえたような…」
太牙「市街地の破壊を厭わない英霊なのか、やむを得ない事情があって放ったのか。どちらにしても危険な何かがいるようだな」
アタランテ「…少し様子を見てくる。マスター、すまないがしばらく離れさせてもらう」
斥候を買って出たアタランテが一団から離れ、道なき道を駆け抜けていく
あらゆる障害をものともせずに最速で直行したが、さすがに街中に入るまでに距離があったために戦闘の気配は消えていた
ひとまず移動しながら様子を確認すると、あちらこちらに破壊された物々や倒れた人々が転がっている
そして戦闘の中心地らしき場所に辿り着いた時、アタランテは喉元から血を流して息絶えた少女の姿を目撃してしまった
アタランテ「ッ!…いったい、誰がこんな惨いことを」
全ての愛し子に慈しみを願うアタランテにとって、無情にも命を散らした子供の姿を見ることは耐え難きことであった
その傷跡はナイフらしき鋭利な刃物で貫かれた形状であり、明らかに少女を殺した犯人がいることも理解した
しかし、その殺害者が何者であるのか、そしてこの少女が何者なのか、聖杯戦争の参加者の可能性が高いものの確証を得ることはできなかった
ただそれでも少女を殺めた存在を許すことはできず、何かしら手掛かりがないかもう少し周囲を調べてみることにした
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(どれだけアズラエル生かしたいんだ…)
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>>2262
いやアズラエル死んでもいいんだけど
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とりあえず>>2250はいいと思う
アズラエルの生死絡みについては>>2243(及び>>2246)、>>2249、>>2254-2255、>>2261がある感じだけど…生き延びる方でも正直あまり先は長くなさそうかつ、甲乙つけがたいなあとは
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>>2254-2255、>>2261を書いた者です
今回書いたこれらの主目的は「アタランテがディエゴに因縁を付ける」ことであり「アズラエルの生存」については考えていません
>>2254-2255であればディエゴがアズラエルを利用してアタランテから逃げ切り、その後に>>2243のようにアズラエルを切り捨ててメアリーに乗り換える展開にも繋がるだろう、ディエゴの性格的にそうなると思っています
また>>2261は>>2243や>>2249にてディエゴが現場から立ち去りアズラエルを殺害するのに干渉しない内容として書いています
個人的には>>2243や>>2249にてアズラエルが死亡することは問題ないと思っています
それとは別に問題があるのであれば>>2254-2255、>>2261を破棄するのもやぶさかではないです
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アタランテは太歳星君と因縁出来てるからなぁという気持ちがちょっとある
因縁増やしてもいいけど太牙と太歳星君の因縁を考えるに案内役でアタランテは太歳星君戦で必須になるかと
そこでディエゴと戦うのもあり?
-
>>2266
太歳星君戦でディエゴと戦うと因縁が渋滞してやり過ぎ感たしかにありますね
子供殺しがアタランテにとって重大なファクターになるからディエゴ因縁を書きましたが、それを必須にしようとまでは考えていません
イリヤの死体を見ることなくディエゴの存在を認知することなく太歳星君のところに行くのもありです
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数日待ちましたが明確なOK・NGの判定が出てこないので、語り進行の阻害にならないようにと思い>>2254-2255と>>2261を破棄します
-
>>3507、>>3508、>>3510
伊織組・レン組・美遊兄組の一団から離れた後、シロッコはタクシーを拾って京都の街中を移動する
ちなみにピトフーイと李書文も一緒に同乗している、彼女らも二条城に戻ろうとしていたので特に断る理由もなく一緒に行動している
その最中に太歳星君から「新たな得物が釣れた」という念話が入り、その少し後にシロッコの身体に疲労感が襲いかかった
「くっ、仕方がないとはいえこれは慣れないな」
「なんか具合が悪そうね、どうかしたの?」
「…どうやら、私の盟友が今宵の宴に新たな招待客を招こうとしているようだ」
この時、タクシーの運転手に変に勘ぐられないように言い回しを変えてピトフーイに伝える
「ってことは、私達の知らない所で愉しんでいるってわけ?」
「まぁそういうことだ」
「えーーいいなぁ、私も他の参加者を見つけて早く一戦交えたいーー」
「君達は先程の一団と出会っていただろう?」
「そりゃあパーティーに招待はしたけど、あんな衆目の前で騒ぐわけにもいかないし」
ピトフーイもシロッコの意図を察してか、直接的な言葉を上手く躱しながら言いたいことを言ってみる
ちなみにだが戦闘狂の彼女とて一応の常識や社会性は持ち合わせている、さすがに無関係な人々がいる前でレン達と戦うつもりはなかった
「…ところで話を変えるが、君はその相方と一緒にいて疲労感とか覚えたりはしないのか?」
「ん?いいや、ちょっとは疲れやすいかもしれないけど充分に動けるわね」
「――貴殿の従者とは違い、儂はただの武術家。一種の境地には至れども大それた芸は身につけておらん。ゆえに、無駄に浪費することもないがな」
シロッコの意図を察したのか、李書文が少しだけ口を開いた
つまるところ、強大な術を使う太歳星君とは違って派手さはないが魔力の消費が少ない、といったところか
それが彼女達の利点であるとシロッコは理解しつつ、魔力の消耗による影響をただ耐え抜くしかなかった
-
夏油「仕方ない。ここはどうやら君を満足させるしかないようだ。変身」
夏油は仮面ライダー歌舞鬼に変身。鳴刀 音叉剣を構えて抵抗の意志を見せる。そして玉藻も宝具の水天日光天照八野鎮石を発動してサポートし、呪霊を駆使しつつ太歳星君に攻勢を仕掛けるが呆気なく返り討ちにされてしまった
まず玉藻の発動した最大限の呪術が一掃返しにより、数倍返しで玉藻に跳ね返される
そして玉藻は倒れ伏し、残るは夏油だがあろうことか夏油はただの肉弾戦で追い詰められてしまった。
これが仮面ライダー歌舞鬼に変身したカブキならば肉弾戦に限れば多少は善戦出来たかもしれないが、夏油はかなり特殊な状況で歌舞鬼に変身した上に、歌舞鬼としての戦闘経験がまるでない。
そもそも仮面ライダー響鬼世界の〝鬼〟とは鬼として鍛え上げた者だ。
呪術の才能があろうとも、普通に鍛えていようとも〝鬼として鍛えた鬼〟には劣る。
呪術を除いた鬼としての要素では、今の夏油ではマヤにすら劣るだろう。
これはマヤがザンキの宝具を用いて変身しているのもあるだろうが、それ以上に鬼として鍛えてきたのが大きい
夏油は仮面ライダー響鬼世界の〝鬼〟をよく理解していなかったがゆえに、このような状況に陥ってしまった。
太歳星君は倒れて変身解除された夏油から変身音叉を取り上げる。
「これ、お前のじゃないよね」
夏油の不慣れな動きを見ればわかる。夏油は明らかに歌舞鬼として戦い慣れてない。他のマスターから奪ったか、何らかの方法で入手したのか。もし前者なら、本来の持ち主に渡った方が価値があるし、楽しめる。
(悟……。私はここまでなのか?)
「――――」
夏油を葬る時まで呪術師らしくない言葉を吐いた〝最強〟を思い出す
このまま自分は、再び終わってしまうのか……それはあまりにも残念で、悔いが残る。
五条悟のおかげで、彼の心は多少マシになったが猿の殲滅は諦めていない。
しかしそんな願いも叶わぬまま、自分らしからぬ戦い方で敗退する。……これではあまらにも、滑稽だ。
しかし太歳星君はそれ以上、何もしなかった。
「よく足掻いてみせた」
太歳星君は夏油と玉藻を激励すると、今夜に二条城で数騎のサーヴァントが仕掛けに来ることを伝えた
自分は楽しむために、ただそこで待つと。
自分を倒したくば夜に二条城に来いと。どの道、これを機に自分を倒せなければ次々と主従を狩ると。
ちなみに変身音叉は返さない。正しい使い手に渡した方が楽しいからだ。
ちなみに太歳星君が夏油組を認めたのは、玉藻が視肉を使わせたからだ。
宝具を使った上での最大火力。視肉を使わなければ一掃返しでもどうなっていたかわからない。つまり自分に視肉を使わせたから合格としたのだ
それを聞いた夏油組はボロボロになりながらも去っていった
五条『――――――』
五条悟の最期の言葉を思い返す
夏油(悟、私は――)
そして夏油組が去った後、ソリテールは太歳星君に『お話』したいと声を掛けるのだった
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>>3508、>>3510
シロッコ達が立ち去った後、今後の方針について話し合う三組の主従達
キャスターやピトフーイ達が二条城で戦いを待ち望んでいること、街全体に関わる厄災を用意していること、戦いに勝利すれば何かしらの情報を得られること、アサシンのマスターを殺めたこと、等々
嘘や誇張があまり感じられない話しぶりからしてキャスターが本当に危険な存在であると想定し、その凶行を止めるために動く事で概ね方針を定めていた
なお、伊織組やレン組を襲ったであろうアサシンが横槍を入れてくる可能性も考慮して美遊兄組にも伝えているが、キャスターの方が大事ということもあり継続して警戒に留めておくことにした
もう一つ、二条城に向かえばピトフーイがレンを狙ってくるのは明らかであるため、「またピトさんと戦わなくちゃいけないのー……」と若干トラウマ気味なレンは落ち込み気味であった
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>>3520
太牙は自分に残された時間が残り僅かで、丸1日は保たないだろうことも話した
つまり太牙込みで攻め入るために、深夜くらいには見つけ出さなければならないことを話す
そしてアタランテはキャスターと二条城で戦い、彼がそこを陣地しているであろうことを話した
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>>3521
ユウキ「あっ、そうだ!セイバー、蓮子に連絡してみない?」
一護「あぁ、あいつらか。色々調べるとは言っていたが…さっきの今じゃあ碌に情報が集まっていないんじゃねぇか?」
カズマ「ん?その蓮子って一体誰なんだ?」
連絡手段を手に入れて団体行動をとるか別れて情報収集を行うか考えた時、ユウキは蓮子達を思い出してセイバーに尋ねてみた
その後にキリト達に蓮子とアサシンの主従に遭遇したこと、京都を覆う結界を調べていたことや魔物の凶暴化など聖杯戦争に関連していそうな出来事について調べていることを説明した
キリト「俺達とは違う視点から色々と調べているんだな。もしその人達が何かを掴んでいるなら是非とも聞きたいところだが」
アリス「ひとまず連絡をしてみるのはいいかもしれませんね。新しい情報がないとしても、相手方の状況を把握したり協力関係を継続することには繋がります」
ユウキ「そうだね、じゃあ電話してみる」
そしてユウキは蓮子の電話番号へと繋いでみるが、何度コール音が続いても通話する気配が訪れなかった
この時、蓮子達は霊園にて別の陣営やキャスターと遭遇しており電話を取る余裕がなかったのだが、ユウキ達にその事情を知る術はない
ユウキ「おっかしいなぁ、全然出てくれないや」
一護「しょうがねぇ、また後で連絡してみればいいだろう」
ユウキ「そうだね、一応メッセージだけは送っておこうか」
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>>2270、>>2271
いいと思う
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>>2269、>>2273
いいと思う
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>>2272
いいと思う
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太歳星君に敗北した夏油、響鬼世界の鬼である歌舞鬼に変身し、敗けたからまあ当然全裸になり、服を失ったんだよね
そして服を新調するんだけど、五条悟のことを思い出してたこともあって高専時代の制服のような真っ黒な服を選んだ
夏油(悟。私と君が並べばいつでも〝最強〟だった……)
それは過去に捨てた感傷だったかもしれない
だが五条に呪いらしくない言葉を吐かれてほんの少し救われて、笑えて。
そして伏黒甚爾を彷彿させるような圧倒的な力を持つキャスターに出会い。だからこそ、こんな感傷に浸ったのかもしれない
合理的に考えれば、再戦しないほうがいい。
だが――
だが――
夏油(私の思想としては猿に手を貸すつもりはない。だが悟ならこういう時――)
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>>3527
カブキ「俺とキャスターとアサシンはそいつを倒しに行く。マヤみたいな子供がマスターって理由で狙われかねないからなあ。だからマヤ、お前達はここで待ってろ」
マヤ「やだ。私と師匠は鬼だから。私は未熟だけど、鬼だから!戦えない人達を守りないよ!」
ザンキ「マヤ……」
カブキ「……やっぱり子供は汚くねえ。純粋だな。……ついてこい、マヤ。止めてもどうせ来るんだけどなァ」
カブキはマヤの決意を聞いて、あえてそれを汲み取った
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(>>2278少し誤字ってた)
>>3527
カブキ「俺とキャスターとアサシンはそいつを倒しに行く。マヤみたいな子供がマスターって理由で狙われかねないからなあ。だからマヤ、お前達はここで待ってろ」
マヤ「やだ。私と師匠は鬼だから。私は未熟だけど、鬼だから!戦えない人達を守りたいよ!」
ザンキ「マヤ……」
カブキ「……やっぱり子供は汚くねえ。純粋だな。……ついてこい、マヤ。止めてもどうせ来るんだけどなァ」
カブキはマヤの決意を聞いて、あえてそれを汲み取った
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>>2277、>>2279
いいと思う
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>>3530
ザンキ「マヤ。お前は心意気だけなら立派な鬼だ。でもこれは聖杯戦争ということを忘れるな。マスターがサーヴァントに勝てる可能性は、かなり低い」
マヤ「そんな……」
ザンキ「だけどな、マスターを倒せば単独行動スキル持ち以外のサーヴァントはだいたい倒せる。だからお前はカブキと一緒にマスターを探したり、周りに被害が出ないように警戒するのもいいかもしれないな」
カブキ「しょうがねえなァ。マヤの面倒はお前(ザンキ)だけじゃなくて俺も見てやる」
太牙「ああ。あのサーヴァントは正直……俺たち三人で相手をしても倒せるか怪しいし、どう見ても危険人物だ。あいつを倒す最善策はマスターを倒すことだし、周囲に被害を出さないとも限らない」
悔しそうな表情で太牙は語る。
闇のキバで倒しきれなかったというのは、よほど強い。
ザンキ「そうだな。でま相手も無限に復活するわけじゃないはずだ。何か弱点か、生き返れる回数が決まっていると思いたいな」
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>>3523
ソリテールは一応夏油組を警戒しつつも大量の剣を出現させて太歳星君に攻撃していたけど、まぁそれでも太歳星君にあしらわれてたり消滅の凶星の対処に追われてたようで
そうこうしている内に夏油組が太歳星君に仕掛けたけど返り討ちにあい、しかし満足げな様子の太歳星君にトドメを刺されずに彼らが立ち去るのを見送った
一段落ついたと判断したソリテールは太歳星君に『お話』したいと声を掛け、手に入れた式神の形代を返却しつつ幾らかの情報交換に応じてくれた
ソリテール側は京都を覆う結界について分かった事や魔物の凶暴化には何かしらの裏があること、あとは何組かの主従と遭遇したことを語った(なお伊織組やレン組を襲った事については語っていない)
太歳星君は霊脈を調べて何か分かった事を匂わせつつも具体的には語らず、今宵二条城にて大規模な戦いを起こすことを語る
また霊脈を通じて大規模術式を敷設し京都全体を祟ることも告げ、なるべく多くの陣営が集まることを望んでいることも伝えた
そして気が済んだ太歳星君は霊脈を通じてその場から消え去った
さすがにこれ以上の戦闘を行えばシロッコの体調に障ることも理解していたし、喧伝は充分にできた
あとは二条城にて座して待つのみ、様々な英霊が織り成す狂騒を愉しむのみとなった
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(とりあえずイベントをあらかた終わらせて二条城の決戦に進めばと思い>>2282を書いてみました)
(ついでにちょっとしたまとめ)
『二条城にて戦いを求める主従』
シロッコ組、ピトフーイ組
『ほぼ太歳星君の討伐に動きそうな主従』
伊織組、レン組、美遊兄組、カブキ組、マヤ組、登太牙
『どう動くか未確定な組』
蓮子組、ユウキ組、キリト組、カズマ組、夏油組、アズラエル組、メアリー
(なお蓮子→ユウキの情報伝達で彼らも討伐に向かいそうだが、彼ら抜きで2組vs5組+1騎な状況……さらに主従を二条城に向かわせて良いのか悪いのか分からないです)
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>>3526
矢車さん「もしかして殺されたんじゃないのか?」
影山「兄貴、流石にその発言は……」
カズマ「そうだぞ。アサシン兄、お前はちょっと黙ってろ」
キリト「いや……兄のアサシンが言うように、既に殺された可能性は考慮してもいいかもしれない。俺も無害な人が死ぬのは残念だけどこれは聖杯戦争だし、黒幕を探っていたなら消された可能性もある」
一護「マスターの蓮子はともかく、アサシンの方は胡散臭い奴だった。だからまだ生きてるとは思うけど、あまり頼りには出来ねぇな。俺はどうにもあいつがきな臭く感じる」
ユウキ「相変わらずセイバーは蓮子のアサシンに厳しいな〜」
カズマ「……とりあえず信用出来るかどうかは、まだわからない感じってことか」
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夏油は二条城に行くことに決めた。
憎き伏黒甚爾を彷彿させるようなサーヴァントにやられっぱなしでは気に入らないし、こんな有り様を五条に見られたらきっと彼に笑われる。〝最強〟の片割れとしてそれはあんまりだ。
もちろん聖杯戦争には生き残るつもりだが、あのサーヴァントを討伐しなければおそらく勝ち目がない
そのためには癪だが、猿達と共闘も視野に入れなければならない。それほどまでに強かった。
それにこの世界には呪術師もいる。あんな危険なサーヴァントが野放しにされて、魂喰らいのために呪術師達が犠牲になる自体も防ぎたい。それは夏油が呪術師に見せる〝優しさ〟と親友の五条悟に祓われて死亡前ほど野望に燃えていないことが大きいか。
全く呪いらしくない言葉を吐かず、自分を祓った五条悟。やはり彼は憎めないし、どうしようもなく親友なのだ。
強敵を前に逃げ出してそんな彼に笑われたくない。夏油傑は〝最強〟の片割れであるがゆえに
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>>3525
「ところで今そんな状態で深夜の決戦は持つの? マスターの魔力切れで消滅とか萎える奴でしょ?」
「その点については問題ない。確かに陣地の外なら厳しいが、陣地の中であれば魔力は十分賄える」
「そして万全を期すための備えとして各地の霊地を掌握したのだからな」
地脈の流れに精通するキャスターにとって京都という土地は魂喰いよりも効率のいい魔力供給源となる。
決戦の最中に魔力切れによる消滅などキャスターからすれば唾棄すべき結末。
シロッコもまた果たされるべき決着を見ずに終わるつもりはなかった。
そんな両者の考えが一致したことが此度の決戦における備えに繋がったのである。
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>>2288
ステシ見る限り太歳星君の性能がデタラメだからなぁ
ヤマトタケルなら対抗出来たんだろうが
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蓮子とソリテールは帰り道、気絶から復帰したアズラエルと遭遇してソリテールが自らサーヴァントだと明かした上で『お話』して太歳星君から聞いた情報を教えてたっけ
京都全体を祟るのはサーヴァントじゃないアズラエルやメアリーを危険な目に合わせるリスクがある
まあアズラエルについては内心あまりよく思ってないディエゴだが、メアリーの損失は厄介だ
必然的に二条城に向かうしかない
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>>2286
宝具連発されそうだな
そしたら大半の主従がワンパンで沈む
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>>2282
いいと思う
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>>2288
たぶん蓮子達がアズラエルと遭遇する頃にはディエゴも戻ってきているのでは?
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>>3531
京都全体を祟るという情報に蓮子は恐怖に駆られた
そこでスマホからメッセージ音が鳴り、ユウキからメッセージが届いたことを知る
蓮子はユウキに情報を伝え、一護やキリト組とカズマ組もそれを知った
カズマ「マジかよ、これ……」
影山「カズマ、兄貴。……どうする?」
矢車さん「これが本当なら聖杯戦争どころじゃないな……」
一護「もう聖杯戦争なんて関係ねぇ!この京都も、巻き込まれたマスター達も、ユウキも――俺が護る!」
ユウキ「ボクもこんな計画は阻止したいかな」
アリス「私もです。キリトはどうですか?」
キリト「もちろん、俺もだ。これが本当ならほとんどのマスターや京都の住人が殺される可能性がある」
三組の意見は一致していた
そしてそれは蓮子とソリテールとて同じだ。
蓮子はまだ死にたくないし、ソリテールとしても『お話』が愉しめなくなるのは不都合。そもそも蓮子が死ねば、自分も連動して消滅するだろう
ゆえに蓮子組も二条城に攻め入ることになった
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>>2291
(訂正してみた)
蓮子とソリテールは帰り道、気絶から復帰したアズラエル、ディエゴと遭遇。ソリテールがアサシンで気配遮断してたからディエゴは相手がサーヴァントだと気付かなかったがソリテール自らサーヴァントだと明かした上で『お話』して太歳星君から聞いた情報を教えてたっけ
京都全体を祟るのはサーヴァントじゃないアズラエルやメアリーを危険な目に合わせるリスクがある
まあアズラエルについては内心あまりよく思ってないディエゴだが、メアリーの損失は厄介だ
必然的に二条城に向かうしかない
ついでにいつでもマスターの替えが効くようにメアリーも連れて行く。ヤマトタケルの一件で痛い目を見ているので、慢心はしない
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>>2289
あくまで魔力不足による消滅が決戦の中ですぐ起こらない理由付けの意図だったのでそこにも言及したもので修正を出してみます
>>3525
「ところで今そんな状態で深夜の決戦は持つの? マスターの魔力切れで消滅とか萎える奴でしょ?」
「その点については問題ない。確かに陣地の外なら厳しいが、陣地の中であれば魔力は十分賄える」
「そして万全を期すための備えとして各地の霊地を掌握したのだからな」
地脈の流れに精通するキャスターにとって京都という土地は魂喰いよりも効率のいい魔力供給源となる。
決戦の最中に魔力切れによる消滅などキャスターからすれば唾棄すべき結末。
シロッコもまた果たされるべき決着を見ずに終わるつもりはなかった。
そんな両者の考えが一致したことが此度の決戦における備えに繋がったのである。
最も元々破格である太歳星君の現界維持と儀式にて使用する魔力を残す都合上、自身の強化などには当てられずあくまでシロッコの負担を減らす程度の魔力となるだろう。
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>>2285
いいと思う
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>>2294
いいと思う
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レン(ピトさんは絶対に私と戦いたいがるだろうなぁ)
また狂気的で強い相手と戦うことにうんざりと落ち込みつつ、レンは気合を入れる
レン(まあピトさんとそのサーヴァントをなんとか出来そうなのは私くらいなんだ。がんばらなきゃね!)
そしてレンはこの場に居るみんなにピトフーイの説明を始めた
それは性格など大雑把なものでなく、戦闘スタイルやレンに拘ってることなど様々だ
レン「――と、ピトさんについての情報はこんな感じ。名護さんも私と一緒に戦うことになると思うから、がんばろうね!」
名護さん「ああ。そして俺が戦うサーヴァントは李書文か。まあ名高い英雄だが、俺もこれまでファンガイアという化け物と戦ってきた戦士だ。安心して任せなさい。……もっとも、ファンガイアも全員が悪いというわけじゃないがな。たとえば俺の弟子(渡のことを勝手にそう呼んでるだけ)の兄、登太牙は心を入れ替えて人間との共存を目指してる」
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>>2297
(ちょっとミスに気付いたから修正)
レン(ピトさんは絶対に私と戦いたいがるだろうなぁ)
また狂気的で強い相手と戦うことにうんざりと落ち込みつつ、レンは気合を入れる
レン(まあピトさんとそのサーヴァントをなんとか出来そうなのは私くらいなんだ。がんばらなきゃね!)
そしてレンはこの場に居るみんなにピトフーイの説明を始めた
それは性格など大雑把なものでなく、戦闘スタイルやレンに拘ってることなど様々だ
レン「――と、ピトさんについての情報はこんな感じ。アーチャーさんも私と一緒に戦うことになると思うから、がんばろうね!」
名護さん「ああ。そして俺が戦うサーヴァントは李書文か。まあ名高い英雄だが、俺もこれまでファンガイアという化け物と戦ってきた戦士だ。安心して任せなさい。……もっとも、ファンガイアも全員が悪いというわけじゃないがな。たとえば俺の弟子(渡のことを勝手にそう呼んでるだけ)の兄、登太牙は心を入れ替えて人間との共存を目指してる」
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>>2298
ファンガイアや登太牙に近い人物、という情報を聞いてアルトリアやアスナはアーチャーの素性をだいぶ絞り込めることができたんだよな
ただこれまで真名を明かさずに協力関係を築いてきたこと、キャスター討伐という大事が迫っていることから、これ以上詮索することなく共に戦う仲間として考えているようだ
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太歳星君の強さを懸念する声があるのでちょっと>>3531の補完を兼ねて攻略の糸口を作ってみる
>>3531
「さて、そろそろ終いだ。これから盛大な宴があるからな。お前たちは来るも来ないも自由だ。最も――」
――どう選択しようが降りかかる"死"に怯え続けることになるだろうがな
凶悪な笑みを浮かべこの場を去ろうとするキャスターに蓮子は必死に頭を働かせる。この恐るべき神霊を打倒しなければ自分達に未来はないのだ。もう少し何か情報を引き出せないか……
ふとある考えが蓮子に閃いた
普通に考えれば成功するはずがない策とも言えない策。だが、目の前のキャスターは大量殺戮を意に介さない凶悪さと同時にある種の律儀さを有していることがこれまでのやり取りで分かっている
試してみる価値はあるかもしれないと蓮子は思った
「……ねえ神様。最後に一つだけ聞いていいかしら」
「なんだ?何を聞きたい?」
「――貴方の名前よ。ここまで大それた事をするんだもの、さぞかし名のある神様だと思ってね。貴方は一体何者なの?」
「くくく…ははは!随分大胆なことを聞くな小娘。それが何を意味するか分かっているだろうに」
「ええ勿論。でも宴とやらを催すのに客人に対して名乗らないのは失礼でしょう?それとも最後まで『名無しの神様(キャスター)』で通すつもりかしら」
蓮子の考え…それはキャスター本人へ単刀直入に真名を問うこと
我ながら馬鹿な事を聞いていると蓮子は思う。何しろ自分の弱点を自分で口にしろと言っているに等しいのだから
しかし、元々このキャスターは各地の霊地を掌握して大量殺戮を引き起こすことを喧伝して回り多数の主従を敵に回すという甚だ狂った行為をしでかしている
ならば同じくらい滅茶苦茶なことを聞いても案外プライドから答えてくれるのではないかという打算があった
実際蓮子は知らないことだが、かつてキャスターは己に挑戦してきた少女に名を問われた際に堂々と名乗った過去がある
「ふん…術師ですらない分際でよく吠えたものだ。いいだろうお前の愚かさに免じて教えてやる…と言いたい所だが、今は仮にもサーヴァントとして契約を結んでいる身だ。易々と契約者でない者に真名を教えてやる訳にはいかんな」
キャスターの返答にさすがに駄目かと内心で蓮子は溜息をつく。挑発に逆上されなかっただけでも御の字かと考え直すが…
「――だが、条件次第では教えてやらんこともない」
「本当…!?でも条件って…?」
キャスターの思わぬ一言に目を剥く蓮子。そんな彼女の反応を楽しそうに見やりながらキャスターは言葉を続けた
「相応の貢物を寄越せ。人が神に供物を捧げ、対価として神が祈りに応える。古来から続く人と神の関係だ」
キャスターの突きつけた条件はある種古典的な等価交換
ならば蓮子にも考えがある。念の為ソリテールに念話で考えを話し確認をとった。ソリテールからは何とも愉快そうなOKとの返答
意を決してキャスターに蓮子は向き直る
「分かったわ。神様の言う通り"相応の貢物"を出してあげる」
「私の名前は『宇佐見蓮子』。召喚したアサシンの真名は『ソリテール』。名には名で応えるわ!貢物として不足はないでしょう?」
威勢の良い言葉とは裏腹に蓮子は緊張していた。自分の名はともかくソリテールの名は他のサーヴァントの真名と等価とはとても言えないのだから
――『無名の大魔族』。ソリテールの生き様が昇華したこの宝具の効果によって、ソリテールという名を知っても何ら有益な情報を相手は得ることが出来ない。蓮子は宝具の名前もそれに纏わる血に塗れた逸話も未だ知らないが、とにかく真名を知られても問題にならないということだけは把握している
果たして目の前のキャスターはこの事実をどう捉えるか…
「くくっ…よくよく小賢しく頭が回る小娘だが…まあいいだろう、お前たちが自分の名を明かしたことに代わりはない。対価として僕の名を教えてやる。心して聞け」
「――『太歳星君』。お前たちを終わらせる者の名だ。その時が来るまで噛み締めておけ」
そう言い残すとキャスターは――『星神』太歳星君は去っていった
「やれやれ、とんでもない存在を敵に回してしまったみたいだねぇ」
「さすがにビッグネーム過ぎて驚きだけど…どの道立ち向かわなければ祟りで一方的に殺されるんだから今更よ。相手が何だろうと倒すしかないでしょ!」
『星神』『冥府の惑星』『木星の鏡像』『族滅の化身』…無数の異名を持つ凶神が敵の正体。知識があるからこそその恐ろしさを実感する蓮子
しかし相手がどれ程強大だろうが蓮子は自分の無力を嘆くような遠慮がちな人間ではない。必ずやキャスター改め『太歳星君』を打倒し、この京都に封じられた秘密を暴くと誓うのであった
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>>2300
いいと思う
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>>3532
夏油「クックックッ。まさか私にもまだこんな心が残ってたとはな」
自分の決断に、夏油は思わず笑ってしまう。それはまるで五条に殺される前の、あのやり取りの時のような笑い方だった。
夏油は若い術師を理由なく殺さない。殺させるつもりもない。そういう所はやはりなんなかんだ、優しかった頃と同じなのだろう。
高専時代と――
夏油傑は誰がなんと言おうが非術師(さるども)は嫌いだ。だが高専の連中は恨んでいなかった。
色々と世界の過酷さを知って、ただ心の底から笑えなくなっていただけなのだ。
そんな夏油が五条に殺される前、彼の言葉で再び心から笑えた。
思えばその時から夏油傑という人間は、少し心変わりしていたのかもしれない
夏油「私は非術師がいない世界を作る。その願いは変わらない。でも術師を虐殺しかねない相手は、放置出来ない」
――マヤや真衣が通っていた高校に訪れた時を思い出す。
真衣はあまりわからなかったが、マヤのあの昔の自分にも似た信念はよく覚えてる。
他にも、色々な若い術師が居た。彼女達を守りたいという気持ちは紛れもなく夏油の〝本心〟だ
夏油(私がこんな決断を下したのは――悟。君があの時、私を心の底から笑わせてくれたかもしれないな)
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>>2302
(マヤ達が通ってるの中学だと思い出したからちょっと修正)
>>3532
夏油「クックックッ。まさか私にもまだこんな心が残ってたとはな」
自分の決断に、夏油は思わず笑ってしまう。それはまるで五条に殺される前の、あのやり取りの時のような笑い方だった。
夏油は若い術師を理由なく殺さない。殺させるつもりもない。そういう所はやはりなんなかんだ、優しかった頃と同じなのだろう。
高専時代と――
夏油傑は誰がなんと言おうが非術師(さるども)は嫌いだ。だが高専の連中は恨んでいなかった。
色々と世界の過酷さを知って、ただ心の底から笑えなくなっていただけなのだ。
そんな夏油が五条に殺される前、彼の言葉で再び心から笑えた。
思えばその時から夏油傑という人間は、少し心変わりしていたのかもしれない
夏油「私は非術師がいない世界を作る。その願いは変わらない。でも術師を虐殺しかねない相手は、放置出来ない」
――マヤや真衣が通っていた中学に訪れた時を思い出す。
真衣はあまりわからなかったが、マヤのあの昔の自分にも似た信念はよく覚えてる。
他にも、色々な若い術師が居た。彼女達を守りたいという気持ちは紛れもなく夏油の〝本心〟だ
夏油(私がこんな決断を下したのは――悟。君があの時、私を心の底から笑わせてくれたかもしれないな)
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今回の聖杯戦争、聖杯が汚染されると疑ってる組もいるけど実は汚染されてないんだよね
これが知れ渡ったらスタンスが変わる組も居そうだ
まあまずは太歳星君をどうにかしなきゃマスター達の全滅は免れないが
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>>2298、>>2299、>>2303
いいと思う
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>>2284、>>2293、>>2304
オッケー
>>2292
>>2284が投下された後ならオッケー
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そういえばインターラプターの魂食い騒動やヤマトタケルの絶技・八岐怒濤など街中で被害が出た割には大きな報道はなく、流れたとしてもガス爆発が原因として小さく報じられるのみだったね
それに現場にいた人達も記憶が混濁しているようだし
なんだろう、メン・イン・ブラックのように記憶の改竄でも行われたのかな?これは聖杯による力なのか、黒幕の仕業なのか…?
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>>2307
黒幕に関することだから黒幕決定するまで保留にしておいた方が良さそうだと思うけど他の人の意見も聞きたい
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同じく黒幕関係は保留の方がいいかも
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(二条城の戦端を開かせてみる、まだやりたい展開とかあればストップしとくね)
夜になって最初に二条城に入ったのは伊織組・レン組・美遊兄組の三組だったね
二条城前駅を降りて数分の東大手門から元離宮に入り、まずは二の丸御殿を索敵したがシロッコやピトフーイの姿はなく
続けて本丸御殿に向かうべく本丸櫓門の橋を渡る直前に、ピトフーイが弾幕を張って牽制
銃撃がすぐ止んでピトフーイが本丸の奥へ引いたところでレンと名護さんが先行して橋を駆け抜け、伊織組と美遊兄組もその後に続いたが
その途中で橋が爆破され分断、さらに伊織組・美遊兄組の背後から太歳星君が声を掛けて戦闘態勢に入る
このような状況になったため、レン組はピトフーイ達を追って本丸に向かい、残りの二組は二の丸付近で太歳星君と戦う事になった
【念のため情報を付記】
・元離宮二条城には外堀と内堀があり、敷地内に入るには駅から近い東大手門の橋を渡るか、北大手門の橋を渡る必要があります
・敷地の東側には二の丸があり、西側には内堀に囲まれた本丸があります。本丸に向かうには東西にある橋を渡る必要がありますが、東側の本丸櫓門は破壊されたので出入りするに残された西門のみとなります
・なお外堀と内堀はサーヴァントでも跳躍して渡ることはできないものとする(キャスターの陣地化による影響、ということにしときましょう)
・ちなみにこれらの情報は軽く調べたものです、自分でも知らない情報があるかもしれません
・これらの情報に関しては修正要望も受け付けます
-
こちらも太歳星君戦前のあれこれを書いてみる
あれから蓮子達はスマホでやり取りしつつユウキ達と合流した。そこで簡単な自己紹介の後、真名など蓮子達が得た太歳星君の情報を共有し、作戦を練ることにした
・太歳星君は各地の霊地を掌握して力を増している。そのまま全員で向かっても魔力の差で押し切られる可能性が高い
・よって直接二条城に乗り込んで戦闘する組と各地の太歳星君が掌握した霊地を奪還する組に分かれることにする(太歳星君は霊脈の流れによって転移できるので即霊地を奪い返されないように本拠地で太歳星君を足止めする必要がある)
・霊地攻略組は事が済んだら二条城に駆けつけ足止め組と合流。弱体化した太歳星君を撃破する
以上が大まかな作戦の流れである
真名から情報を得た蓮子達はかつて太歳星君を破った寶月夜宵という少女達がとった作戦を参考にしたのだ
最も各地の霊地を攻撃する側と守る側が今回は逆ではあるが
(さすがにほぼ全組集結は語るの大変そうなのである程度自然に分断できるようにしてみた)
-
二条城の決戦の前にシロッコと太歳星君もまた色々と準備していた
霊地争奪戦や各地への喧伝によって多くの主従に自分達の存在を知らしめ押し寄せてくることを予想し、今までに経験したことのない死力の闘いになることを愉しむ太歳星君
しかし懸念点として強者たる自分を無視して契約者であるシロッコを狙う輩が現われる事も予想していた
そこで太歳星君は自身の下僕たる十二神将をシロッコに授けることにし、彼とは別行動を取ることにした
この時、太歳星君は霊脈を解析して術式を仕込んだため各霊地に送り込んだ式神たちをすでに呼び戻していた
なにせサーヴァント相手に力不足な式神を置いていても仕方がない、ならばマスターの護衛として勢揃いさせておけば英霊相手でもある程度は対抗できるだろうと思っての采配であった
ちなみにだが太歳星君としては確保した霊地を他の主従に奪われることを問題視しておらず、別に自身を強化するために霊地を確保したわけではなく主目的も達成したのでさほど重要視していなかった
たとえ霊地を奪われ弱体化したとしても、本気になって自分を潰そうとする英傑どもを圧倒的な力でねじ伏せることを愉しみにするような凶神なのだから、全く気にしていなかった
(ひとまずここまで、もう一つシロッコに対抗策を授けようと考えていますが今は時間がないので後程別に書いておきます)
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(昼の休み時間に書いた>>2312を修正・加筆)
二条城の決戦の前にシロッコと太歳星君もまた色々と準備していた
喧伝によって多くの主従に自分達の存在を知りそれらが押し寄せてくるだろう、そこから生じる経験したことのない死力の闘いになることを期待する太歳星君であったが
しかし懸念点として強者たる自分を無視して契約者であるシロッコを狙う輩が現われる事も予想、そうなればせっかく用意した狂乱の宴も不本意な幕引きで終わるという萎える展開も考えられた
そこで太歳星君は自身の下僕たる十二神将をシロッコに授けることにし、自身が戦っている間は彼には別の場所にいてもらい式神達に護衛してもらうことにした
ちなみにだが、太歳星君は霊脈を解析して術式を仕込んだため各霊地に送り込んだ式神たちをすでに呼び戻しており、ソリテールから返却された形代から式神(>>3531参照)を蘇らせているので全員が揃っている状態である
なにせサーヴァント相手に力不足な式神に霊地の防衛を任せても仕方がない、12体の総力ならば英霊相手でもある程度は対抗できるだろうと思い王将を守る駒として活用することにした
それと、太歳星君は霊地を他の主従に奪われることを問題視していなかった
霊地争奪戦は「自身の存在を認知させること」と「霊脈を調査して儀式や黒幕の情報を得つつ揺さぶりをかけること」が主目的であり、自身の霊力を強化することは二の次であった
たとえ霊地を奪われ弱体化したとしても、本気になって自分を潰そうとする英傑どもを圧倒的な力でねじ伏せることを愉しみにするような凶神なのだから、全く気にしていなかった
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>>2311と>>2313が両方通ると霊地を奪還する組が全然イベント発生しないまま奪還出来ちゃうな
まあ式神を霊地に置いててもサーヴァント相手だと何も出来そうにないからいいのか?
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