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SS投下・仮投下スレ Part.3
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>>2113
ちょいと注文、ザンキは劇場版のトウキと同じ顔(演者が一緒)だからカブキがトウキと勘違いする展開を考えていました、できたらそんなやり取りを入れることはできますか?
この頼みが難しそうならやらなくても構いません、同じ顔に見えるのは視聴者の話であってカブキにはザンキとトウキは別人に見えるとかでもいいですしね
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>>2115
すいません、トウキのことを完全に失念していました
そういうやり取りを入れる展開に修正してみますね。修正後、また仮投下します
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(修正しました。カブキがしたことを考えると猛士の歴史上では伝わってる気もしますが、仮面ライダー響鬼本編でカブキに対する言及がないことからカブキのことは知らない、ということにしておきました)
>>3465
窮地に陥って退散したカブキ組だが、まだ子供の少女と渋くて頼り甲斐のアリそうな――それこそ〝鍛えてそうな〟男を発見する
それだけ見れば平和な光景だが、男は少女を音撃戦士として鍛えている最中だった
しかも服装こそ違うが――男の方はカブキにも見覚えがある。彼と同じ時代に生きる鬼、トウキだ
カブキ「トウキ。まさかお前、そんな子供を鬼の道に引き込むつもりかぁ?」
カブキが、ザンキに声を掛ける
事前にアタランテがザンキはサーヴァントの気配がするから警戒するように注意していたが〝子供〟が関わっている。しかも鬼の道を歩もうとしているなら、放っておけない。
それに相手が知り合いならば、自分の意見を聞き入れてもらえる可能性も考慮したし、トウキの性格上、聖杯戦争で好戦的だとは思えない。鬼は人間を守る者だからだ。
ザンキ「……お前達は聖杯戦争の参加者か。たしかに俺はこいつ……マヤを鍛えてる。あまり危険な道に引き込みたくないが、聖杯戦争を生き残るための自衛としてな。……ところでお前は見ない顔だが、鬼の関係者か?それと俺はトウキって名前じゃない」
カブキ「何?この俺、カブキを知らないだと?それにトウキじゃない……?同じ顔と雰囲気なのに、なんだそりゃあ!」
ザンキ「ああ、人違いだ。そして俺は本当にお前を知らん」
マヤ「カブキって言うんだね。私はマヤ!みんなを守るために、師匠みたいな立派な鬼になるために修行してもらってるんだよー!」
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>>3468
突然声をかけられた2人は振り向くと2人の女の子がそこにいた。
帽子の子がアサシンと呼んだことから察するに彼女らもまた聖杯戦争の関係者なのだろう。
友好的な雰囲気を見せる相手にイリヤはそのまま返事をしようと矢先。
「――止まれ」
そうして庇うようにイリヤの前に出て凍てつくような視線をソリテールへと向けていたセイバーがいた。
「そんなに構えなくてもいいわよ、私はただ――」
「もう一度言うぞ、止まれ。次はない」
今までソリテールと話した者らとセイバーには明確な差が一つあった。
それは自らが浴びた血、そしてその手にかけた命の多さ。
血に塗れた皇子であるヤマトタケルであるが故にソリテールが出す死の匂いを感じ取ったのである。
「話は聞こう、だがこれ以上私の喚び人に近づけさせる訳にはいかない」
「ちょっとセイバーいきなりどうしたの…?」
突然の豹変にイリヤと蓮子は困惑する中、ソリテールは変わらず微笑んでいた。
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>>2117、>>2118
オッケーです
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※なんとなくで書き始めてみたけど、(ん?こんな展開で大丈夫か?まとまりがよくわからない?どうやって続きを書けばいいんだ?)みたいなメダパニ状態になっています。
つまりはどことなく変な感じも覚えたり?とりあえずおかしかったら没にします。
>>3464
アルトリア(私を覚えておらず、聖杯を欲していて、それも妹のために戦う…どうにも、私の知るシロウとは違い過ぎる…何かがおかしい…)
アルトリア「…確認したいことがあります。私は、以前にも聖杯戦争に参戦したことがあります」
美遊兄「!本当、なのか!?」
アルトリア「ええ。ですが、私が知る冬木の聖杯は汚染され、万能の願望器とは言い難いものでした」
美遊兄「冬木の聖杯、だと…?それに、汚染、って…」
アルトリア「それは願いに対して悪意を持ち、時には破滅的な結果を引き起こす厄災にもなりえる代物」
アルトリア「ゆえに、この京都の聖杯が本物の願望器足り得るかは私にも分からず、むしろ懐疑的です」
美遊兄「……」
アルトリア「私はそれを確かめるために戦うつもりですが、仮に邪悪なるものであったならば、破壊するつもりです」
アルトリア「――ゆえに問おう。聖杯が穢れたもの、非道なものであったとしても、貴方はそれを欲するのか」
この時ばかりは、王として、騎士として、静かに、しかし力強く、厳格なる声で眼前の青年に問い掛ける
目の前にいるシロウが、果たして自分の知る「正義の味方」を志ざす彼なのか、あるいは全く別の道を進もうとする覚悟あるものなのか、それを見定めようとする
美遊兄「…おかしな事を言う。冬木の聖杯が汚染されている、だって?…それは、あり得ないッ!」
美遊兄「確かに、この聖杯戦争は俺が知っているのとは違い過ぎる。それでも、英霊を16騎も召喚する奇跡を起こしている!なら、本物である可能性もあり得るだろう!」
一方、美遊兄は少女の語る内容の一部に対して憤怒を込めて否定し反論する
彼の知る冬木の聖杯とは神稚児の力によるもの、人の願いを無差別に叶える力を持った無垢なる少女の事であった
人が願った結果で悪意ある結果が出ることがあったとしてもそれは別の話、神稚児は純粋であり穢れていないことについては彼自身が誰よりも知っていた
だから目の前の英霊が妹の有り様を穢すような言い草に反発してしまった、それが並行世界における聖杯の実態であることを知らずに、だ
そして完成された聖杯を知るがゆえに懐疑的になる要素もなく、妹を救う手段として京都の聖杯は有効的であるとも信じているのだ
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>>2120
個人的に美遊兄はそこまで沸点低くない気もするけど自分が気になるだけかもしれないから他の人の意見も聞きたい
後たしかにどう続き書けばいいのかちょっと悩む展開だなぁとはたしかに思う(それが悪いとは言わないし、他の人が思い付く可能性もあるけど)
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>>3470
その後、キリト組とカズマ組は噂の危険地帯に向かった
そして邂逅するユウキ組とキリト組、カズマ組
キリト「え……?ユウキ……?」
カズマ「やっぱりユウキだったか……」
ユウキ「また会えたね、カズマ!それとキリトもこの聖杯戦争に居たんだねっ!」
元気に振る舞うユウキにキリトは動揺していた
キリト「どうして、ユウキが……?たしか君は――」
そこまで言い掛けて、キリトは口を閉じる。
ユウキが生きてる以上、〝死んだ〟と口にするのは彼女に不謹慎だと思ったし、カズマもユウキと面識があり、仲良さそうだったからだ
ユウキ「? どうしたの?キリト?」
キリト「いや……ユウキはたしか、病気だったよな。どうして元気なのかなと思ってさ」
カズマ「ん?キリトもユウキの知り合いなのか?」
キリト「そうだな。俺とユウキはこの京都に来る前からの、友達だ」
ちなみに一護はユウキの友人、特にカズマは自分とも面識あるとはいえサーヴァントの数が相手の方が多いため、警戒しながらも口を開く
一護「……カズマ、お前は聖杯を狙ってんのか?」
カズマ「聖杯は帰る手段が見つからなかった時のための最終手段で基本的には帰れたら良いって感じだな。……正直、ユウキと仲良さそうなセイバーを倒したくはないけどな。お前らは?」
ユウキ「ボクは……悔いはないから、願いはないよ」
一護「俺はユウキの病気を治してやりたいと思ってる。けど、ユウキは聖杯を狙う気がないみたいなんだよな」
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>>2121
やっぱりそうですよねー、自分でももにょっていたしとりあえず>>2120はなかったことにします
美遊兄組とアルトリアについては一旦別の人にお任せしたいと思います
>>2122
キリトはリアルの桐ヶ谷和人な姿なのでユウキが率直に気付くかどうか謎、まぁ細かいことを気にせずに通しでいいかもしれないので他の人の判断にお任せします
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>>2123
SAO本編でユウキが学校を見学する展開の時にキリトのリアル姿も見ていたような…記憶違いなら申し訳ない
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>>2124
あぁ確かに、学校見学していましたね
なら>>2122は問題ないと思います
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>>3472
ソリテール「その様子じゃまともに話せそうにないわね。互いに情報を擦り合わせてみたかったけど、残念」
ソリテール「マスター、退出しましょう。これからお食事をする彼女たちの邪魔にならないように、ね」
蓮子「えっ、ちょっと待ってよ」
勝手に見切りをつけて出口へ向かおうとするソリテール、唐突過ぎて慌てながらも席を立って彼女を追いかける形となる蓮子
当然、狭い店内でその行為をすればイリヤ達に近付く事になる
より警戒を強めながら己が主をなるべく遠ざけようとするヤマトタケル、その様子を不安げに見守るしかないイリヤ
しかし、敵意なきソリテールはそのままセイバーの目の前を素通りし、戸惑いながらも蓮子は彼女達に軽く会釈をして通り過ぎる
そのまま会計を済ませて、二人はそのまま店の外へと出てしまった
イリヤ「…はぁ、ものすごくひやひやした…それで、どういうことなの、セイバー」
緊迫した状況から脱却してまともに息を継いだイリヤは、少し語気を強めて同行者を問い質そうとする
イリヤ「初対面で話し合いを提案してきた相手に、あそこまで警戒して。たぶんそのせいであのサーヴァントは帰っちゃったし、向こうのマスターも困惑していたし!」
ヤマトタケル「すまない。だがあれは、悪意なき魔性の気配がした。それに染みついた死臭…すでに、犠牲者もでているかもしれない」
蓮子「結局、落ち着いて話し合うことができなかったじゃない」
ソリテール「ごめんなさい、他の陣営と仲良くできればと思っていたけど、そう上手くいかないようね」
重たい空気から抜け出した後も疲れ気味に愚痴を言う蓮子であったが、ソリテールは悪びれる様子もなく軽く謝罪の言葉を口にした
ひとまず喫茶店から離れるべく再び歩く最中、蓮子は一人思案に耽る
ユウキと一緒にいたセイバーといい、先程のセイバーといい、どうにもこうにもソリテールを警戒するサーヴァントばかりである
……一体何が原因なのだろうか?彼女が言うところの魔族という種族に起因するものなのか?
それとも、英霊だからこそ感じ取れるソリテールの胡散臭さでも感じ取っているのか…私の知らない、何か裏でもあるのだろうか
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>>3469
「それで真名のことだが…ここで語らずに黙っておくのがよいだろうか」
盈月の儀を経験したがゆえに彼は知っている、真名の秘匿が戦いにおいて重要な要因の一つであることを
どの時代、どの世界の英雄・偉人が判明すれば、その伝承や逸話などの情報を基に対策を講じることが容易になる
無論、真名を看破しても影響力が少ない・関係なく猛威を奮うサーヴァントもいるのだが
それでも看破された方は手札を減らされてしまい、真名を知った方は無駄な可能性を捨て去ることもできて敵対した時の対応力の向上に繋がりやすい
それ程大事な要素になりえるがゆえに、伊織はその真名が分かったとしても安易に口にすることを憚っていた
なにせ京都の聖杯戦争とは別の世界で知り得た情報だ、他の聖杯戦争の参加者にしてみれば本来苦労して得るべきものを最初から持っていることである、不公平ともいえよう
この場にいるのが伊織とアルトリア(そしてランサー陣営)だけであればそこまで問題視せずに情報を共有していただろう
しかし、共闘関係にあるレンとアーチャーの存在が問題となる。安易に、勝手に、ランサーの真名を彼らに伝えるのは公平性に欠ける気がする
――ゆえに、伊織はランサーとピトフーイに問い掛けることにしたのだ
「さぁて、どうでしょう。ランサー、あんたはどう思う?」
「別に構わん。儂の名が知れたところで、我が武術が後れることはない」
「だってさ、気にせずに明かしてもいいわよ。レンちゃんには出血大サービスしてあげる」
そんな伊織の心配を他所に、当のランサー陣営は軽く許可を出してしまった
それは強者ゆえなのか、本当に意味を見出す必要がないがゆえの余裕なのか
とにかく、憚る枷が取れた伊織は遠慮なくその名を口にすることにした
「分かった、貴殿らの心意気に感謝する。して、貴殿の名は、“李書文”で間違いないだろうか?」
「然り」
「やはり、そうであったか」
「李書文…伝説の武術家か」
「知ってるの、アーチャーさん」
「あぁ、19世紀から20世紀にかけて中国武術を極めた武芸者。八極拳を極め、また“神槍”とあだ名されるほどに槍に長けた人物と聞く」
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(キリトがユウキの見た目に疑問を持ちそうだと今更思ったのでそこら辺を掘り下げてみる)
>>3473
キリト「……今更なんだけど、ちょっと質問していいか?どうしてユウキはALOのアバターと同じ見た目なんだ?」
ユウキが生きてたことに動揺してもう1つの疑問に気付くのに遅れた。
ユウキはどうしてアバターと同じ見た目なんだ?
たとえリアルの見た目がALOのアバターに近いとしても――耳が尖ってる人種なんていないはずだ。
ユウキ「それがね、キリト。ボクはアバターの姿でこの聖杯戦争に巻き込まれたんだよ。だから参加者はだいたいアバターの姿だと思ってたんだけど……キリトはALO以外のゲームのアバターなのかな?」
キリト「いや……俺は見ての通り、リアルと同じだ。どうしてユウキだけアバター姿なんだろうな……」
俺もアバター姿なら……ユウキがアバター姿なことにも納得が出来た
でも俺の肉体はリアルと同じだ。
だからこの聖杯戦争に対する謎が深まる。聖杯を狙うにしても、情報は色々と集めた方が良さそうだ。……聖杯が無差別に参加者を選んだというより、何か裏で企んでる奴が居る可能性もある。
俺とユウキが同時にマスターに選ばれたのが偶然とは思えないし、そもそもユウキは死人のはずだし……それにユウキだけALOのアバターで俺がリアルと変わらない桐ヶ谷和人の肉体というのも、よくわからない。誰かが裏に潜んでて、意図的にこの状況を作ってると考えるのが自然な気もする
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>>3458
バーサーカーとの戦いで消耗した太牙と気持ちが晴れない舞衣は、メアリー捜索を断念して太牙の傷を癒やすべく戦闘した場所から離れることにした
霊地であれば魔力が巡り傷が早く癒えると思い、ほど近く大きめな神社へと足を運ぶ
しかし、彼らが辿り着いた頃には式神が霊地を確保していた、一歩遅く運も悪かった
「あれは、何処かの陣営の手の者か…霊地は確保したい、あの程度なすぐに排除してやる」
「ッ!? アサシンさん、嫌な予感がします!すぐにここから離れましょう!」
「いいや、せっかく見つけた獲物だ、逃がさないよ」
敵に利用される前に霊地を奪い自分達で活用することを考えた太牙であったが、霊地を通じて増大する尋常ならざる気配を感じ取った舞衣が危険を察知する
しかし時既に遅し、報せを受けた太歳星君が二条城から現場となる神社へと霊脈を通じて飛んできてしまった
※ソリテールが霊地を争奪しても太歳星君が現われなかったのは、それよりも先に舞衣組に対処していたため
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>>3462
連絡が入ったアズラエルとディエゴは再び孤児院に戻る
そしてメアリーの居る場所に移動すると……インターラプターが瀕死の身体を気力でなんとか動かし、メアリーとアズラエル、ディエゴの間に割って入った
インターラプター「気を付けろ……メアリー……。こいつらは聖杯戦争の参加者だ……」
ディエゴからサーヴァントの気配を感じ取り、それを引き連れてるアズラエルは聖杯戦争の参加者だと察する。
今のインターラプターではサーヴァント相手にどこまで戦えるかわからないが……それでもメアリーを守るという気持ちが彼を動かした。
ディエゴ「ほう、俺とやり合う気か?だが下手に動けば――」
瞬間、アズラエルが隠し持っていた銃で容赦なく他の孤児に発砲。射殺する
唐突に訪れた非日常に騒ぎ出し、我先にと逃げようとする孤児たち。孤児院は一瞬にして地獄と化した
インターラプター「貴様、やめろ!カラテを叩き込むぞ……!」
怒りに駆られたインターラプターは巨大な拳を握り、アズラエルとディエゴにそう言うが……
ディエゴ「そうだな。俺達の命令を聞くなら、やめてやろう」
インターラプター「……何が目的だ?」
ディエゴ「簡単なことだ。俺達と手を組んで――」
インターラプター「出来るか!貴様らのような危険人物と手を組めばメアリーがどうなるかわからん!」
ディエゴとアズラエルからはヒョットコ・クランのような雰囲気を感じる。そんな二人に協力したら逆にメアリーの命が危ないし、目の前の男達は信用してはならないとニンジャの第六感が告げている
ゆえにインターラプターはアズラエルに拳を振り抜く。火事場の馬鹿力というべきか……彼の一撃は風圧だけでアズラエルの銃を吹っ飛ばし、アズラエルの顔が険しくなる
マスターさえ殺せば、勝機はある!
相手がヒョットコ・クランのような無法者である以上、アイサツは必要ない。実際ヒョットコ・クランを相手した時もその緊急性と彼らの卑劣なやり方からか、インターラプターはアイサツをしていない。
ディエゴ「そうか。ならば交渉決裂だ」
インターラプターの拳をディエゴはスタンドで受け止め……そして反撃の一撃をインターラプターに叩き込もうとする
インターラプター「メアリー!令呪で俺が勝つように願ってくれ!」
メアリー「うん。一人にしないで、バーサーカー!」
瞬間、インターラプターに力が漲り――カラダチを使用。
スタンドによる攻撃を無効化し、ディエゴを引き寄せ――渾身の一撃を放つ
ディエゴ「グワー……っ!まさか死人同然の亡霊がここまでまだ力を秘めていたとはな」
インターラプターのカラダチをディエゴは把握していたが、瀕死の重傷ではもう使えないと思っていた。だが、その油断が甘かった。
インターラプターが放った一撃はディエゴに多大なるダメージを与えることに成功する
しかしディエゴは大きなダメージこそ食らったが、負ける気はしなかった
何故なら彼には無敵の宝具があるからだ
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>>2128は問題ないです
>>2126、>>2127、>>2129は自分のなので判断お願いします
>>2130
アズラエルが自ら孤児を射殺するか疑問、一応強化兵士に育てる予定の素体候補だし(でもまぁ多少使い捨てにしてもいいかも)、脅迫として殺すにしても部下を使えばよくて自分の手を汚さないかな今の状況なら
あと慎重に行くなら弱点となるアズラエルは姿を晒さず近場で待機していそう、部下をデコイに使ってミスリードさせることもできそうだし
ついでに余談、孤児院に突如インターラプターが出現したのならば孤児院の大人子供が驚きつつ心配と不安が入り交じった小騒動になってるかもね(これは話の筋とは関係ないから特に描く必要もない、ただ思い付いた与太話です)
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(>>2131の指摘を参考に修正しました)
>>3462
連絡が入ったアズラエルとディエゴは再び孤児院のある場所に戻り、アズラエルだけ孤児院付近で待機しつつ、双眼鏡で孤児院の窓から様子を観察。代わりにデコイとして自分の部下をディエゴに同行させる
ちなみにこの時点で孤児院に突如現れた謎の大男(インターラプター)の件で孤児院は小規模ながら騒動になっていた
そしてディエゴとアズラエルの部下が孤児院に入りメアリーの居る場所に移動すると……インターラプターが瀕死の身体を気力でなんとか動かし、メアリーとアズラエルの部下、ディエゴの間に割って入った
インターラプター「気を付けろ……メアリー……。こいつらは聖杯戦争の参加者だ……」
ディエゴからサーヴァントの気配を感じ取り、それを引き連れてるアズラエルの部下は聖杯戦争の参加者だと勘違いする。
今のインターラプターではサーヴァント相手にどこまで戦えるかわからないが……それでもメアリーを守るという気持ちが彼を動かした。
ディエゴ「ほう、俺とやり合う気か?だが下手に動けば――」
瞬間、アズラエルの部下が隠し持っていた銃で上空に威嚇射撃する。
唐突に訪れた非日常に騒ぎ出し、我先にと逃げようとする孤児たち。
アズラエルの部下「貴様ら止まれ!止まらなければ撃つぞ!」
体格の良いアズラエルの部下は、その大柄な体格を利用して孤児院の大人……特に孤児たちから慕われてる女を確保。こめかみに銃口を突き付けた
インターラプター「貴様、やめろ!カラテを叩き込むぞ……!」
怒りに駆られたインターラプターは巨大な拳を握り、アズラエルの部下とディエゴにそう言うが……
ディエゴ「そうだな。俺達の命令を聞くなら、やめてやろう。従わなければこの孤児院を地獄のようにする」
インターラプター「……何が目的だ?」
ディエゴ「簡単なことだ。俺達と手を組んで――」
インターラプター「出来るか!貴様らのような危険人物と手を組めばメアリーがどうなるかわからん!」
ディエゴとアズラエルの部下からはヒョットコ・クランのような雰囲気を感じる。そんな二人に協力したら逆にメアリーの命が危ないし、目の前の男達……特にディエゴは信用してはならないとニンジャの第六感が告げている
ゆえにインターラプターはアズラエルの部下に拳を振り抜く。火事場の馬鹿力というべきか……彼の一撃は風圧だけでアズラエルの銃を吹っ飛ばし、アズラエルの顔が険しくなる
マスターさえ殺せば、勝機はある!
相手がヒョットコ・クランのような無法者である以上、アイサツは必要ない。実際ヒョットコ・クランを相手した時もその緊急性と彼らの卑劣なやり方からか、インターラプターはアイサツをしていない。
ディエゴ「そうか。ならば交渉決裂だ。まずはお前とお前のマスターを殺すとしよう」
インターラプターの拳をディエゴはスタンドで受け止める。たとえデコイとはいえ、マスター同様に守ることでアズラエルの部下がマスターだと信じ込ませる作戦だ。……そして反撃の一撃をインターラプターに叩き込もうとする
インターラプター「メアリー!令呪で俺が勝つように願ってくれ!」
メアリー「うん。一人にしないで、バーサーカー!」
瞬間、インターラプターに力が漲り――カラダチを使用。
スタンドによる攻撃を無効化し、ディエゴを引き寄せ――渾身の一撃を放つ
ディエゴ「グワー……っ!まさか死人同然の亡霊がここまでまだ力を秘めていたとはな」
インターラプターのカラダチをディエゴは把握していたが、瀕死の重傷ではもう使えないと思っていた。だが、その油断が甘かった。
インターラプターが放った一撃はディエゴに多大なるダメージを与えることに成功する
しかしディエゴは大きなダメージこそ食らったが、負ける気はしなかった
何故なら彼には無敵の宝具があるからだ
※メアリーが令呪を使用しました。残り1画です
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>>2120のアルトリアが問い掛けるまでの流れ再利用してもいいですか?
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>>2133
いいですよー
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>>2126、>>2127、>>2129
いいと思います
>>2132は>>2131の方に見てもらってからの方がいいと思うので保留にします
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>>2134
ありがとうございます
>>3464
アルトリア(私を覚えておらず、聖杯を欲していて、それも妹のために戦う…どうにも、私の知るシロウとは違い過ぎる…何かがおかしい…)
アルトリア「…確認したいことがあります。私は、以前にも聖杯戦争に参戦したことがあります」
美遊兄「!本当、なのか!?」
アルトリア「ええ。ですが、私が知る冬木の聖杯は汚染され、万能の願望器とは言い難いものでした」
美遊兄「冬木の聖杯、だと…?それに、汚染、って…」
アルトリア「それは願いに対して悪意を持ち、時には破滅的な結果を引き起こす厄災にもなりえる代物」
アルトリア「ゆえに、この京都の聖杯が本物の願望器足り得るかは私にも分からず、むしろ懐疑的です」
美遊兄「……」
アルトリア「私はそれを確かめるために戦うつもりですが、仮に邪悪なるものであったならば、破壊するつもりです」
アルトリア「――ゆえに問おう。聖杯が穢れたもの、非道なものであったとしても、貴方はそれを欲するのか」
この時ばかりは、王として、騎士として、静かに、しかし力強く、厳格なる声で眼前の青年に問い掛ける
目の前にいるシロウが、果たして自分の知る「正義の味方」を志ざす彼なのか、あるいは全く別の道を進もうとする覚悟あるものなのか、それを見定めようとする
美遊兄「……その話が本当なら、俺は今回の聖杯はいらない。願いが歪な形で叶えられでもしたら、困るからな……」
アルトリアの威厳ある態度に美遊兄は彼女が話すことは間違っていない可能性を考慮して、そう返答した。
特に願いに対して悪意を持つという言葉が引っ掛かった。もしも聖杯が汚染されていて、美遊が幸せになるどころか不幸になったらたまったものじゃない。
正義の味方ではなく、美遊の味方になると決めた。悪の道を歩む覚悟も決めた。
だが美遊に危害が及ぶ可能性があるなら、そんなものは使えない。最悪、元の世界に戻れば再び元の世界の聖杯戦争に参加して、願いを叶えればいい。そうするには元の世界へ帰還する方法を模索する必要もあるが……
アスナ「私も……聖杯が汚染されていたら、そんなものはいらない。きっとユウキが悲しむし……士郎くんの言う通り、最悪の展開もあり得るから」
アスナも美遊兄に同意する。
他者のために聖杯を求めているからこそ、汚染された聖杯なんて恐ろしいものは使えない。
アルトリア「そうですか。……安心しました。貴方は私の知るシロウと異なる点もあるが、やはり根本は似ているようだ」
美遊兄「そうか。俺にドッペルゲンガーがいるような言い方はよくわからないけど……何か事情があるんだろうな」
アルトリア「私は以前、貴方と冬木の聖杯戦争で共闘しました。どうして貴方が私の知るシロウと異なる点があるのかまでは、わかりませんが……」
美遊兄「……嘘を言ってるようには、聞こえないな。ただ一つ言っておく。お前の知ってる衛宮士郎は知らないが、俺は聖杯が汚染されてなければ願いを叶える。……それが妹のためだからな」
アルトリア「……わかりました。とりあえずこの京都の聖杯について色々と調べる必要がありそうですね。そしてもしも聖杯が汚染されていなければ、貴方達と真っ向から戦いましょう」
アスナ「私達も聖杯の調査には協力します。士郎くんもそれでいいよね?」
美遊兄「……ああ。俺はただ、妹を幸せにしたいだけだからな」
その後、アルトリアは念話で伊織に現在場所を聞く。
アルトリア「何か聖杯の情報を得た時のために貴方達と連絡先が交換したい。付いてきてくれますか?」
その言葉に、美遊兄とアスナは頷いた
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>>2132で問題ないと思います by >>2131
>>2136
とりあえずオッケーかな?念のため他の方の判断もお願いします
貪欲に聖杯を求める主従が少なくなって、聖杯を警戒して色々と調査する陣営が多くなっているのが少し気になっている
バトル展開を生み出すのが一部の陣営に偏りそうな気がするけど…黒幕との決戦や聖杯を得る勝者を決める最後の戦いでどうにか帳尻合せられそうかな?
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>>3477
太牙『真衣……。相手は逃がす気がないらしい。連続出悪いが、闇のキバを――』
太牙が念話をしかけた途中、太歳星君が遮るように口を開く
太歳星君「楽しませてくれたら、その傷も回復してあげるよ。全力をもって挑みに来い。足掻けよ」
太歳星君の目的は他の英霊主従との鎬を削る戦い。
もしも目の前のアサシンが見所があれば、視肉を与え、見逃す。そうすることで噂が広まり、他の英霊主従と手を組んで討伐しようとするかもしれないからだ。
ただし見所がなければここで排除する。
それは自らを絶対強者と疑わず、自分以外の全ての存在を自分を楽しませるため存在として明確に見下しているゆえの行動だった
そして太牙は相手の余裕の態度からよほど腕に自信があると察する。それは真衣も同じく、迷わず許可を出して太牙は初っ端から闇のキバに変身する
この時、真衣は度重なる魔力の膨大な消費で片膝をつき、ぜぇぜぇと苦しそうに息をした
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(ちょっと修正)
>>3477
太牙『真衣……。相手は逃がす気がないらしい。連続出悪いが、闇のキバを――』
太牙が念話をしかけた途中、太歳星君が遮るように口を開く
太歳星君「楽しませてくれたら、その傷も回復してあげるよ。全力をもって挑みに来い。足掻けよ」
太歳星君の目的は他の英霊主従との鎬を削る戦い。
もしも目の前のアサシンが見所があれば、視肉を与え、見逃す。そうすることで噂が広まり、他の英霊主従と手を組んで討伐しようとするかもしれないからだ。
ただし見所がないか、見所があれどこの霊地から出ていかなればここで排除する。
それは自らを絶対強者と疑わず、自分以外の全ての存在を自分を楽しませるため存在として明確に見下しているゆえの行動だった
そして太牙は相手の余裕の態度からよほど腕に自信があると察する。それは真衣も同じく、迷わず許可を出して太牙は初っ端から闇のキバに変身する
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>>2139
この時、真衣は度重なる魔力の膨大な消費で片膝をつき、ぜぇぜぇと苦しそうに息をした
この一文を加え忘れてた
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(先に>>2139があるので後出しのこちらは採用されづらいと思いますが、一応考えていた展開をプロットにして挙げとく)
・始めに太歳星君は獣耳の弓兵(アタランテ)を知っているかを尋ね、太牙は知らないと答える
・そして太歳星君と闇のキバによる死闘が始まる
・必殺技も使い労して太歳星君を倒した太牙だが、視肉により太歳星君が復活してしまう
・そのまま第2ラウンドに入るが、消耗し過ぎた太牙では抗いきれずに倒されてしまい消滅する
・共に行動していた太牙を失い衝撃を受ける舞衣、太歳星君は彼女を気絶させて何らかの贄としてお持ち帰りする
※太歳星君には「戦って満足したら相手に視肉を与える」ようなキャラ付けばかりではなく、時には対戦相手を殺す冷酷さも出したいと思っての展開内容です
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>>2136
いいと思う
>>2139と>>2141だと個人的には前者かなあと、ただ他の人の意見も気になる
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>>3480
ピトフーイの言葉に名護さんが臨戦態勢に入る
サーヴァントが臨戦態勢に入ったということは只事ではないと察した伊織もまたいつでも抜刀出来るような体勢に入る
しかしレンはピトフーイの意外すぎる言葉に呆気にとられた。
レンの知ってるピトフーイは改心後のピトフーイなのだが、ここにいるピトフーイは改心前のピトフーイ
当然、この場にいる誰もがそんなこと知るはずもなく――ゆえに歪な空気が流れる
レン「どうして……?やってることがまるで前のピトさんみたいだよ!」
ピトフーイ「前の私……?なにそれ?私は私……ピトフーイだよ、レンちゃん。本当は今すぐおっぱじめてもいいけど、楽しそうなお祭りを開こうとしてるサーヴァントがいるからレンちゃんはまだ襲わないであげる。
だってレンちゃんは私にとってのメインディッシュだもんねぇ?」
レン「楽しそうなお祭り……?それがピトさんをまたおかしくしてるの!?」
ピトフーイ「まあ別にそういうわけじゃないけど……お祭りの内容はレンちゃんやそこの時代劇に出てきそうなマスターもいずれわかるんじゃないかな?
時代劇風の方はここで戦ってもいいけど、サーヴァント無しのマスターを倒してもつまんないもんねぇ」
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ちなみに>>2143はピトフーイの口からシロッコと太歳星君の計画について少しレン達に情報を与えようとも思ったけど、シロッコがそこまで許可する性格かわからないのでやめておいた
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>>3471
カブキ「自衛のためならしょうがねえなぁ。でも無理をして鬼の使命を果たす必要はないぞ、マヤ。鬼ってのは命懸けで大変だからなぁ」
それはマヤが子供だから見せた、カブキなりの優しさだった
相手が大人ならどうでもよかった。だが子供相手には優しいのがカブキという男である
ザンキ「それは俺も同感だ。無理に立派な鬼になる必要はない。……俺はマヤには普通の生活をしてほしいんだ」
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>>2143と>>2145はオッケー
ただ>>2143について、>>3469で自己紹介済ませているからピトフーイも伊織の名前は知っているはず、「時代劇風の方」という言い回しじゃなくて普通に名前を呼んでいると思う
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>>3478
『ふざけているのか、ライダー!そんな瀕死の相手に油断して死にかけるとか、本末転倒だろ!』
少し離れた場所から戦闘を観ていたアズラエルが怒りと焦りを帯びた感情を念話に乗せてぶつけてきた
明らかにこちらが優位な状況にいたはずなのにこの為体(ていたらく)、あれ程の自信を見せつけていたディエゴは実はほら吹きの役立たずではないかと疑わずにはいられなかった
『うるさいッ!!外野にいるマスターは黙ってろ!宝具を使って蹴散らす、貴様はそこで観ていろ!』
そんな身内からの叱責をディエゴは念話にて怒鳴り返す、確かに油断していた自分も悪いとは思うがその態度に腹を立て反骨心を見せつけようとする
宝具を使った戦いというものを知らないアズラエルに見せつけようとすべく、トドメを刺そうとするインターラプターの蹴りが届く寸前にその名を叫んだ
「『THE・WORLD』ッ!!」
瞬間、世界の全てが動きを止め、その中をディエゴが悠然と動き出す
位置取りを確認した後に、ディエゴは己が精神の塊による攻撃を始めた
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーッ!!!」
強力なスタンドの殴打によるラッシュがインターラプターに炸裂する、時が止まっているため対象物は微動だにも動かないが数々の衝撃がその身に蓄積していく
そして体感5秒が経過する時点でディエゴは一歩後ろへ下がり、止まっていた世界が動き出す
すると、意識外の攻撃を受けたインターラプターは状況を把握する刹那すらも与えられずに吹っ飛ばされていった
「ぐぁはっっ!?……い、一体、なにが、起きたんだ!?」
何かに激突し、虫の息な状態でありながらも状況把握に努めようとするインターラプター
全身から痛みを訴えられ意識が混濁する中、何をされたのか考えようとするも全く答えが生み出せなかった
唯一分かることは、相手の宝具による正体不明の特殊能力が関係していること
――このまま戦えば確実に負ける、この絶体絶命の窮地からメアリーを生き残らせるには……逃げるしかない!
その様に判断したインターラプターは全身に渡る激痛を強引に無視してフラフラと立ち上がり、その場を一瞥しながら大声を挙げた
「メアリー、メアリー!」
己がマスターの姿が何処にも見えない
どこかに姿を隠したのだろうか、念話でも呼び掛けてみるが返事がない
そうしている間も目の前にいる敵に最大限の警戒を向けていたが、不意にその相手が不適な笑みを浮かべていた
「おいおい、お前の大事なご主人様はすぐ後ろにいるじゃないか」
嘲笑うような言葉に背筋が凍る、嫌な思考に支配される前に言われるがままゆっくりと後ろを振り返る
――そこには、鮮血にまみれた 何か が激突した壁にめり込んでいた
――そして、自分の背中が赤く染み渡り液体が滴り落ちていることにも気付いてしまった
……ディエゴは、インターラプターとメアリーの位置関係を確認してから猛攻を仕掛け、その巨体が小さな的に当たるように計算して行動していた
そして目論見通り、殴り飛ばされた勢いによる激突に加えて建物の壁に衝突した時の破壊力でもって主従揃って葬ろうとしていたのだ
『THE・WORLD』による腕力をもってしても耐久力の高い大漢を潰しきれなかったのが小さな誤算であったが、どの道彼らの破滅はもう目の前であった
「グワーーーーーッ!!!」
現実を受け止められず、インターラプターは我武者羅にディエゴへと殴りかかろうとした
しかし意識途絶えた風前の灯火であるメアリーからは充分な魔力供給が行われず、度重なる戦闘による重傷もあってその動きには全くキレがなかった
ゆえに、ディエゴはスタンドを使って攻撃を軽く受け止め、返しに手刀を突き出してインターラプターの胸を貫いたのであった
【メアリー@Ib 死亡】
【インターラプター@ニンジャスレイヤー 消滅】
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>>2147
個人的にはいいと思うけど他の人の意見も聞きたい
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>>2147
自分も問題ないかなと思う
ただ上で純粋な聖杯狙いが少ないことを懸念する意見もあったし聖杯狙いのメアリー組が落ちることについて他の人の意見も聞きたいかも
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>>2147は問題ないとは思うけど、聖杯狙いのメアリー組をここで落とすのはどうなんだろうってのもわかるかな
意見をもう少し待って反対が無かったら本投下する感じでいいかと思う
後>>2142で意見を述べた者だけど、>>2139か>>2141かで他の意見が来なかったし>>2139は本投下してもいいんじゃないかなと
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>>2141を挙げた者ですが特に他の方の反応もないので破棄します
ただ>>2139に対する要望として、太歳星君の台詞から「楽しませてくれたら、その傷も回復してあげるよ。」は不要で「全力をもって挑みに来い。足掻けよ」のみが良いかと
太歳星君は原作だと卒業生を殺すつもりで戦っていたし(相手が何度も復活する不死性を持っていたからいつまでも戦いを楽しんでいたけど)、なんでもかんでも相手に視肉を与えるようなイメージではないと自分は思っているけど、聖杯戦争という環境ゆえにそんな行動を取っているとして解釈してみようとも思う
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>>3484
息を荒げながらも脳を回転させる舞衣
(私達が霊地に来た途端、相手は仕掛けようとしてきた…多分ここは、相手の霊地だと思う。
…言い方からして、どこか私達を試すような…そんな動機な気もして……ここは言う通り、全力を以て力を示し、抗うべき…!)
そう推測しつつ、力を示すことを目標とした彼女は、ここで令呪を一画行使する
相手の霊地であるという推測が正しければその時点でもう不利、しかもこちらは疲労が激しいという状況から、出し惜しみはしていられないと判断した
「令呪をもって命じます、アサシンさん…あなたのその力を示して!!」
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>>2152
オッケー
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>>3477
獲物がかかった場所へと飛んだ太歳星君を見送ったシロッコは当初の予定通り戦場となっている霊地と陣地を繋ぐ地脈を途切れさせないよう十二神将たちに指示を出す
その過程で京都市内で騒ぎとなった事柄について把握していく
それと同時に一部の式神にはランサー陣営の動向も追わせていく
ピトフーイ達を監視する必要はないと考えているが、彼女達が遭遇する陣営に興味があった
そして遠目に見張る式神からは戦闘が起きた様子はないとのこと
出来るだけ多くの陣営を見ておきたいシロッコは護衛の式神に乗ってその場所へと向かうのであった
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>>2154
いいと思う
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>>2147です、>>2148-2150以外に反応がないようなので明日になったら>>2147を本投下します
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今仕事から帰ったんですが聖杯狙いかつ手段を選ばない組が確かに少なく感じたので、ディエゴ組の強化の一環として大まかな流れは>>2147と同じなのですがメアリー組が生存してディエゴ組に下る展開を書いても良いですか?
今日中にはなんとか仮投下できそうです
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メアリー組というかメアリー、全くセリフも書かれないし把握してる人がまだいるのかちょっと気になってる
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>>3485
太牙「ああ。ありがとう、真衣……」
真衣の令呪により、闇のキバが更に強化される
それを感じ取った太牙は真衣のため。そして――夢のため。弟である渡にとって誇らしい兄であるために――
太牙「お前が何者かわからないが――王の判決を言い渡す。死だ」
瞬間、闇のキバが太歳星君を殴り飛ばす。ただでさえ高スペックを誇るダークキバ+令呪によるブーストで底上げされた超スペックによる一撃は、それだけでもかなりの威力を誇る
そして太歳星君の背後にキングの紋章を出現。もしもこのまま太歳星君が何もしなければ、反射した太歳星君の肉体を再び殴ることになるだろう
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>>2157
了解です、仮投下お願いします
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>>2158
>>2157だけど自分は把握してるけど他に把握してる人がいないなら生存ルートはやっぱり取り下げた方がいいかな?
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>>2161
他に把握者がいなくても一人で回しきれそうなら生存ルートもアリだと思う
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>>3473、>>3474
キリトが疑問を挟んでワンテンポ遅れたが、カズマ、影山、矢車さんが口を開く
カズマ「ユウキは重度の病気なんだろ?それを聖杯で治そうと思わないのか?」
影山「重度の病気、か……。それが本当なら、どうして治そうとしないのさ」
自身が人外になり、死んだ結末を迎えた影山には、ユウキの苦しみが痛いほどわかる。もしもカズマの言う通り重度な病気なら、聖杯に頼っても誰も彼女を咎めないだろう
矢車さん「俺もキリトや相棒と同じ疑問を思ったな。お前は地獄を見てきた目をしている……。だが、何故か光を秘めている。どういうことだ?」
ユウキ「うん。たしかにボクは、地獄も見たよ。でも今はもう悔いがないし、この京都で生身の体を漫喫したいかな!」
一護「とまあ、こんな感じなんだ。だから俺はそんなユウキの意志を無駄にしたくないと思ってる。……俺はユウキとは逆で、もう後悔したくねぇからな」
矢車さん「後悔か……。たしかにお前も地獄を見てきた目をしてるな……」
キリト(ユウキ。今の俺には……今のキミが眩しく見えるぜ……)
屈託のない笑みを浮かべるユウキを、キリトは眩いと思った。
自分は世界のためとはいえ、聖杯を手に入れようとしてる。
だがこれはエゴかもしれない。少なくとも大切な相棒――ユージオがこの話を聞いたらどう思うだろうか
アリス『キリトの友人が聖杯戦争に居ましたか……』
キリト『ああ。でもユウキはマスターだ。……聖杯戦争は無理にマスターを狙う必要はない。もし戦うことになっても、俺はユウキとは戦いたくない。だからその時はセイバーの相手を、アリスに任せたいんだけど……』
アリス『キリトの気持ちはわかりました。無理に友人と斬り合う必要もないでしょう。――だからその時は、私がセイバーと戦います』
キリト『ああ。……だがこの聖杯戦争、もしかしたら誰かが裏に潜んでるかもしれない。ユウキは頼りになる仲間だし、とりあえず聖杯戦争の謎を暴くまでは協力関係になっておきたい。……黒幕が居ないか、黒幕を倒したらあのセイバーやカズマのアサシン達とも戦わなきゃならないけどな』
――自分の彼女がサーヴァントとして参加していることを。彼女(アスナ)を倒さねば前に進めないことを、キリトはまだ知らない。
心が通じ合った大切な親友が自分のために聖杯を狙っていることを、ユウキはまだ知らない
そしてカズマと影山は、ユウキの姿を眩いと思うと同時に、本当に自分が聖杯を求めて良いのか迷っていた。
カズマ(出来ればユウキもこの京都から脱出させてやりたいな)
影山『カズマ、兄貴……。俺、この娘のことが少し心配になってきた』
矢車さん『甘いな、相棒。だがこいつらの目は嫌いじゃない。……どのみち、最終的には戦うけどな』
カズマ(やっぱり矢車の性格が厄介だな……)
-
>>2162
了解、とりあえず投下してみる
「チッ…死にかけの分際でここまでやるとはな」
思わぬ反撃を受け一転して防戦に回るディエゴ
令呪による補助を受けたインターラプターは、今この瞬間のみ全盛期と遜色ないカラテを取り戻していた。かつてザイバツきってのカラテの猛者サラマンダーと互角に戦った彼からすれば、ディエゴの操る『世界(THE WORLD)』は身体能力こそ高いものの動きは拙く十分打倒し得る!
「イヤーッ!」
「何ッ」
次の瞬間、インターラプターは己のニンジャ脚力をもって思い切り地を蹴り抜いた。砕かれた孤児院のコンクリート片が音速を超えた死の弾丸としてディエゴ達に襲いかかる!
「「「アバーッ!」」」
かろうじてスタンドに自身とアズラエルを守らせることに成功したディエゴだったが引き連れていた黒服たちは全員破片に貫かれて即死した。サツバツ!
「やったぁ!そのままやっちゃえバーサーカー!」
「クソッ、何をやってるんだライダーめ…!」
その様子に対照的な反応を見せる二人のマスター。二人とも激しい応酬を殆ど目で追えていないが、どちらが有利になっているかくらいは理解できる
バーサーカーの勇姿にメアリーは無邪気に喜び、ライダーの体たらくにアズラエルは怒りと焦りを見せた
無理なガードで体制が崩れたディエゴにインターラプターが迫る。『世界』に迎撃させようとするディエゴだが中断した。中断せざるを得なかった
――さっきの妙な技か!
インターラプターは再び奇妙な中腰の姿勢――カラダチの体制をとったからだ
しかし、これはインターラプターの作戦通り。カラダチを見せ札として使うことで隙を誘発しもう一つのヒサツ・ワザ、タタミ・ケンに繋げるためのフェイクである!
「これで終わりだ!」
ディエゴが見せた隙は僅かだがコンマ一秒を争うニンジャにとっては致命の隙!
体を捻り生半なガードごと叩き潰す一撃が叩き込まれる――
「『THE WORLD』俺だけの時間だぜ」
――寸前に、『世界』はディエゴのものになった
「グワーッ!馬鹿な…!」
インターラプターもメアリーもアズラエルですらも何が起こったか理解できなかった
"ありのまま起こった事"を記すといつの間にかディエゴの姿が掻き消え、インターラプターのタタミ・ケンが空を切った。そして、お返しと言わんばかりに無数のナイフがインターラプターに突き立てられている!
「おっと暴れるなよ?お前の首なんて簡単にへし折れるんだからな」
「ムグッ…ンーーッ!」
消えたディエゴはどこにいったのかと思えば、いつの間にかアズラエルの側に立ち、『世界』にメアリーの口を塞ぐ形で押さえつけさせていた
(何が起こったんだ…これがライダーの宝具の力とやらなのか…!?)
一瞬の逆転劇に歓喜ではなく困惑するアズラエル。身体に重い疲労感を覚えることからライダーが宝具を使用したと推測できたが、果たして一体何が起こったというのか…
ーーヘイスト・ジツか!?
一方インターラプターはこの現象に心当たりがあった
かつてソウカイヤとザイバツの間で起こった大規模な抗争、通称『マルノウチ抗争』
かつてインターラプターもソウカイヤ側の戦士として参戦したこの抗争だが、ザイバツ側の指揮官スローハンドは自身を超加速する恐るべきヘイスト・ジツの使い手であった
インターラプターが直接カラテを交える事はなかったものの、その脅威はソウカイヤ内で共有されており今起こった現象はその時の様子と酷似していた
「お前も動くなよバーサーカー。大事なマスターの命はオレが握っている」
「お前がオレと相対した瞬間から全ては無駄だったんだよ…無駄無駄」
真実がいずれにせよ敗北を突きつけられ力なく崩れおちるインターラプター
しかし、彼のジゴクは終わっていなかった
-
>>2164 続き
「さて、さっきは交渉決裂と言ったがな…もう一度チャンスをやる。オレ達と手を組め、バーサーカー」
「お前の強さはよく分かった。今のオレ達は戦力を必要としているし、オレだって鬼じゃない、手を組むならお前のマスターの命ぐらいは保証してやるしこの孤児院からも手は引いてやる」
「だが、ここまで手を焼かせたんだ。そうだな…慰謝料代わりにこのガキの令呪でオレ達への攻撃を禁止してもらおうか」
「おっと文句なんて言うなよ?お前が下らない意地をはったからこんなことになったんだ。これは公正かつ寛大な『取引(ディール)』だぜ」
見下しながら鼻で笑うディエゴにインターラプターは悔しさが込み上げるが、もはや彼にはどうすることも出来ない
せめて、メアリーを生かすために文字通りの奴隷(サーヴァント)になるしか道はなかった
「メアリー……ブザマなサーヴァントで済まない。こいつ等の言う通りにしてくれ…」
血の涙を流しながらメアリーにドゲザするバーサーカーにメアリーは力なく頷くしかなかった
ディエゴがメアリーをあえて殺さなかった理由は二つ
一つはディエゴ自身が語った通り、自分達以外の戦力が必要だったこと
マスターのアズラエルはこの聖杯戦争において優れた社会的地位を有しているが、その分目立ちやすい立ち位置でもある。先ほどバーサーカー達と戦闘していた鎧のアサシンもそうだが、自分達の行動を妨害する連中はこれからも出てくるだろう
アズラエルは魔術の心得がなく、如何に『世界』が強力無比と言えども宝具を使用した連戦は困難、まして複数の主従から集中攻撃を受ければ非常に厳しい展開になる。そういった邪魔者どもの相手をする『番犬』がほしいと考えたのがまず一つ
…そして、もう一つの理由はアズラエルにも話していないディエゴ自身の企みによるものーーいざという時の"替え"になるマスターを確保することが二つ目の理由である
弱いマスターがサーヴァントのアキレス腱になるのはこの戦いで証明された通りだが、ディエゴにもそれは当てはまる
万が一アズラエルが死亡ないし再起不能な状態に陥ればそのままではディエゴもまた道連れになってしまう
当然、それを是とするディエゴではなく密かに対策を考えていた
そんな中、この戦闘中バーサーカーのマスターであるメアリーという少女が全く疲弊をしていないことを見逃さなかった
普通魔術回路に乏しいマスターが全力でサーヴァントを戦闘させれば、その反動が重く伸し掛かる。それこそ今のアズラエルのように疲労困憊になるのが常である
しかし、メアリーは令呪を使ったとはいえ魔力喰らいで知られるバーサーカーを、連戦させたにも関わらず目立った疲弊をしていない
即ちあの少女は優れた魔術回路を有しているとディエゴは推測し、故にいざという時に再契約をする『保険』のマスターとして手元に置いておくことにしたのだ
無論アズラエルの立場が非常に有益であるのは理解しており、易々と手放すつもりはないが万が一の際には躊躇うことなく切り捨てるつもりである
「そうしょげるなよ、バーサーカー…ま、大人しく言うことを聞いていれば悪いようにはしないさ」
結局の所、大統領だろうがマスターだろうがディエゴにとって他者は全て自らの踏み台に過ぎないのだから
※インターラプターに令呪で『アズラエルとそのサーヴァントであるライダーへの一切の攻撃を禁止する』という命令が下されました
※メアリーが令呪を喪失しました
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>>2164
まず指摘、アズラエルは離れた所から観戦していて現場には偽装マスターの部下がいるので、アズラエルがインターラプターに襲われることはないと思います
それとディエゴの宝具の説明に「ライダーのマスターは行動こそ出来ないものの思考及び念話は可能となっている。 」とあるので事象は観測できていると思います(でも理解が追い付かないとは思う)
これらに関しては修正すれば問題解決しそうです
あとは個人的に気になる点、>>3478にてディエゴが「そうか。ならば交渉決裂だ。まずはお前とお前のマスターを殺すとしよう」と発言しているからメアリー組の脱落路線が決定的になりました
もし今回のようにディエゴがメアリー組の利用を諦めていないなら該当の台詞にて「殺す」宣言はいらない気がします
もしこちらを通す場合は該当台詞に関してロールバック・台詞内容の変更する旨を付記する、というのが妥協点になるかと
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>>2147と>>2164をミックス+αを作ってみようと思います
書けるとしたら夜になると思うのでしばしお待ちください
-
メアリーはアズラエルほどじゃなくても多少なり疲弊してた方が自然な気がする
-
(>>2167で予告したものを投下してみます)
>>3478
『ふざけているのか、ライダー!そんな瀕死の相手に油断して死にかけるとか、本末転倒だろ!』
少し離れた場所から戦闘を観ていたアズラエルが怒りと焦りを帯びた感情を念話に乗せてぶつけてきた
明らかにこちらが優位な状況にいたはずなのにこの為体(ていたらく)、あれ程の自信を見せつけていたディエゴは実はほら吹きの役立たずではないかと疑わずにはいられなかった
『うるさいッ!!外野にいるマスターは黙ってろ!』
そんな身内からの叱責をディエゴは念話にて怒鳴り返す。確かに油断していた自分も悪いのだが、その態度に腹を立てずにはいられなあった
「イヤーッ!」
「何ッ」
次の瞬間、インターラプターは己のニンジャ脚力をもって思い切り地を蹴り抜いた。砕かれた孤児院のコンクリート片が音速を超えた死の弾丸としてディエゴ達に襲いかかる!
令呪による補助を受けたインターラプターは、今この瞬間のみ全盛期と遜色ないカラテを取り戻していた。かつてザイバツきってのカラテの猛者サラマンダーと互角に戦った彼からすれば、ディエゴの操る『世界(THE WORLD)』は身体能力こそ高いものの動きは拙く十分打倒し得る!
「アバーッ!」
かろうじてスタンドによる防御が成功したディエゴだったが、偽装マスターとして連れてきた黒服は全員破片に貫かれて即死した。サツバツ!
「やったぁ!そのままやっちゃえバーサーカー!」
「ライダー!貴様はここできっちりと葬ってやる!」
バーサーカーの勇姿にメアリーは無邪気に喜ぶ、度重なる連戦により魔力を消耗して多少疲弊しているものの彼を応援せずにはいられなかった
そしてインターラプターは相手のマスターの排除に成功したと思い、邪悪なるライダーを野放しにするのは危険だと判断してさらに攻勢に出た
無理なガードで体制が崩れたディエゴにインターラプターが迫る。『世界』に迎撃させようとするディエゴだが中断した。中断せざるを得なかった
(さっきの妙な技か!)
インターラプターは再び奇妙な中腰の姿勢――カラダチの体制をとったからだ
しかし、これはインターラプターの作戦通り。カラダチを見せ札として使うことで隙を誘発しもう一つのヒサツ・ワザ、タタミ・ケンに繋げるためのフェイクである!
「これで終わりだ!」
ディエゴが見せた隙は僅かだがコンマ一秒を争うニンジャにとっては致命の隙!
体を捻り生半なガードごと叩き潰す一撃が叩き込まれる――
「『THE WORLD』! 俺だけの時間だぜ!」
――寸前に、『世界』はディエゴのものになった
インターラプターも、メアリーも、その他の全ても、時流が止まってしまったことに気付くことがなく
そんな万物が静止してしまった世界の中を、唯一の支配者たるディエゴだけ動く事が許されていた
「如何に強力な武術の使い手だろうとも、俺のスタンドの前では無意味!そしてたっぷりお返しをしてやらないとなぁ」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーッ!!!」
「時は動き出す」
「グワーッ!」
ディエゴがスタンドによるラッシュによる連続殴打をインターラプターに見舞い計ったように口ずさむと同時に、インターラプターは別の建物まで吹っ飛ばされてしまった
意識外の攻撃を受けたインターラプターは状況を把握する刹那すらも与えられず、全身に響く強打の激痛に苛まれる
『ラ、ライダー…一体、何が起きたんだ…?』
この間、ライダーと契約していたアズラエルのみは時の止まった世界での出来事を観測していた
ディエゴがサーヴァント化した影響によりマスターにもその恩恵がおよび、時間停止中は動くことはできなくとも思考できるようになっていた
しかし始めて見たライダーの宝具開帳、そしてその後に起きた事象に対して理解が追いつくには少し時間が必要であり、今はただ驚くしかなかった
『これが俺の渇望の具現、絶対なる宝具の力だ。説明は後だ、マスターはそこで観ているがいい』
一方、自分の力を誇示したディエゴは念話で返答しつつ、虫の息な状態であるインターラプターの元へと悠々と向かい始めていた
-
>>2196の続き
(い、一体、なにが……もしや、ヘイスト・ジツか!?)
意識が混濁する最中、インターラプターはこの事象に似た状況を思い当たる
かつてソウカイヤとザイバツの間で起こった大規模な抗争、通称『マルノウチ抗争』
かつてインターラプターもソウカイヤ側の戦士として参戦したこの抗争だが、ザイバツ側の指揮官スローハンドは自身を超加速する恐るべきヘイスト・ジツの使い手であった
インターラプターが直接カラテを交える事はなかったものの、その脅威はソウカイヤ内で共有されており今起こった現象はその時の様子と酷似していた
近い答えに辿り着いたものの、もはや満身創痍のインターラプターではどうしようもなかった
先の鎧の男との戦いで負ったダメージに加え、今回死力を尽くした上での思わぬカウンターによって挫かれてしまった
今は立ち上がるどころか動く事すら不可能な状態、トドメを刺しに向かってくる敵を止める手段もない、詰みな状況
だからインターラプターは念話を使って、メアリーに逃げるように伝えようとしたが――
――それよりも先に、メアリーが動いていた
瀕死のインターラプターを目前に控えたディエゴの前に割って入り、両手両足を拡げてとおせんぼの格好を取った
「もうやめて!これ以上バーサーカーをいじめないでっ!」
「メアリーッ!!」
「ほぉぅ」
メアリーの目尻には水滴が浮かび、立ち塞がろうとするその四肢は小さく震えている
当然だ。不気味な美術館の中で生まれ育った少女とて、未知にして濃厚な神秘の重圧と恐怖に押し潰されそうになっているのだ
その上勝利の願いを込めた祈りすら打ち砕かれている、絶望に支配されているのかもしれない
「なんでも言うことを聞くから、バーサーカーを殺さないで!」
「やめ、ろ、メアリー……!」
それでも、バーサーカーを喪いたくないという想いが彼女奮い立たせていた
無謀な状況にもかかわらず、彼女は己が覚悟を示さんとする
「…くくく、あははははっ!殊勝なマスターに恵まれたな、バーサーカー!」
「いいだろう、諸共殺すつもりでいたが、この小さきマスターの覚悟に免じて一旦許してやろう」
「だが、ここまで手を焼かせたんだ。そうだな…慰謝料代わりに令呪でオレ達への攻撃を禁止してもらおうか」
「ラ、イダー…!」
「おっと、下手に動くなよ。小娘もな。その瞬間、お前達の命は潰える」
「なんであれ、お前が下らない意地をはったからこんなことになったんだ。これは公正かつ寛大な『取引(ディール)』だぜ」
「……わかったわ……ごめんね、バーサーカー……」
インターラプターの鋭い眼光もディエゴを止めるには及ばず、失意のままにメアリーは最後の令呪を消費した
――ディエゴがメアリーをあえて殺さなかった理由は二つ
一つはディエゴ自身が語った通り、自分達以外の戦力が必要だったこと
マスターのアズラエルはこの聖杯戦争において優れた社会的地位を有しているが、その分目立ちやすい立ち位置でもある。先ほどバーサーカー達と戦闘していた鎧のアサシンもそうだが、自分達の行動を妨害する連中はこれからも出てくるだろう
アズラエルは魔術の心得がなく、如何に『世界』が強力無比と言えども宝具を使用した連戦は困難、まして複数の主従から集中攻撃を受ければ非常に厳しい展開になる。そういった邪魔者どもの相手をする『番犬』がほしいと考えたのがまず一つ
――そして、もう一つの理由はアズラエルにも話していないディエゴ自身の企みによるものーーいざという時の"替え"になるマスターを確保することが二つ目の理由である
弱いマスターがサーヴァントのアキレス腱になるのはこの戦いで証明された通りだが、ディエゴにもそれは当てはまる
万が一アズラエルが死亡ないし再起不能な状態に陥ればそのままではディエゴもまた道連れになってしまう
当然、それを是とするディエゴではなく密かに対策を考えていた
そんな中、この戦闘中バーサーカーのマスターであるメアリーという少女が全く疲弊をしていないことを見逃さなかった
普通魔術回路に乏しいマスターが全力でサーヴァントを戦闘させれば、その反動が重く伸し掛かる。それこそ今のアズラエルのように疲労困憊になるのが常である
しかし、メアリーは令呪を使ったとはいえ魔力喰らいで知られるバーサーカーを、連戦させたにも関わらず大きく疲弊をしていない様子であった
即ちあの少女は優れた魔術回路を有しているとディエゴは推測し、故にいざという時に再契約をする『保険』のマスターとして手元に置いておくことにしたのだ
無論アズラエルの立場が非常に有益であるのは理解しており、易々と手放すつもりはないが万が一の際には躊躇うことなく切り捨てるつもりである
「そうしょげるなよ、バーサーカー…ま、大人しく言うことを聞いていれば悪いようにはしないさ」
結局の所、大統領だろうがマスターだろうがディエゴにとって他者は全て自らの踏み台に過ぎないのだから
※インターラプターに令呪で『アズラエルとそのサーヴァントであるライダーへの一切の攻撃を禁止する』という命令が下されました
※メアリーが令呪を喪失しました
※以前ディエゴが宝具を使用した際には距離が離れていた影響もあって、その時はアズラエルは時間停止を認識できずに魔力だけを消費していました
※今回ディエゴが時を止めた際、5秒間で移動できる距離にメアリーがいなかったためインターラプターを全力で潰しに掛かりました
※この後ディエゴは瀕死状態のインターラプターを回復させるために魂喰いをさせるかもしれません
-
※個人的に「殺す」を決めたなら実行するまで突き進むのがジョジョのキャラっぽいと思っていました
なのでディエゴがメアリー組の殺害を止めるには、メアリーが覚悟を決めて服従する姿勢を示すのが良いかと思い書いてみた次第
ただし自分の思い込みなイメージで書いているので、間違っている場合は破棄します
-
>>2159
内容は大丈夫だと思うけど舞衣を真衣って誤字ってるね
>>2163
いいと思う
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>>3486
同時刻――
アルトリア、美遊兄、アスナはレン達に合流する
そして軽くマスター同士で自己紹介をしていた。この時、アスナとレンが同じ世界出身であることを知り互いに多少打ち解ける。もちろん、アスナは真名を伝えないが〝GGOを知ってる〟ということだけは教えた
レン(よかった。この人達も伊織さんと同じでイカれた人じゃなさそうだ)
美遊兄「……とりあえず一通り自己紹介は終わったけど、1つだけ伝えたいことがあるんだ。いいか?」
名護さん「良いだろう。教えなさい」
美遊兄「俺にはどうしても救いたい妹がいる。だから……悪いな。聖杯が汚染されてなければ、俺達はみんなと敵対関係になる」
アスナ「……ごめんね、レンちゃん。私も……どうしても救いたい、重度な病気の子がいるの」
レン「そんな……」
ピトフーイ「何落ち込んでんの?レンちゃん。聖杯戦争ってそういうお祭りだよ!」
美遊兄「お祭り……?違う。聖杯戦争はそんなものじゃない」
レン「士郎さん、ごめん!ピトさんはちょっとぶっ飛んでる人だから!」
ピトフーイ「なにそれ?レンちゃんなりの褒め言葉かなぁ?」
真摯に願いを叶えたい美遊兄とアスナはピトフーイの言動に苛つかされる、が――今は我慢をするしかない。サーヴァントがこんなに集ってる場所で戦闘は避けたいし、聖杯の情報を得るためならこれくらい堪えてみせよう
アルトリア「イオリ。この無作法な女は誰ですか?」
なお、アルトリアも聖杯戦争をお祭りなどと抜かすピトフーイに若干イラついていた
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>>2170
大丈夫だと思う
ただ上でメアリーもある程度魔力の消費で疲弊していた方がバランス的に自然なのではという意見があったから全く疲弊していない→少しの疲弊で済んでいるあたりに変えれば問題ないかと
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>>3483
ザンキ「どうやらお前達は積極的に戦うような陣営ではなさそうだな」
カブキ「その様子だと、あんたも何処かで戦ったようだな」
そしてマヤ組とカブキ組はこれまでにあった出来事を話す流れになった
最初にザンキがバーサーカー陣営に襲われたこと、バーサーカーに迷いがあり退けたことを伝えた
アタランテ「城の霊地に陣取るキャスターがいた。このまま放置すると手のつけようがなくなる、早めに対処したいところだが…」
続いてアタランテが二条城での出来事について語った
マスターのように子供を気遣うサーヴァント(ザンキ)に幾らか好印象を持ち、彼と共闘できるなら対キャスターに備えられるとも考えた
ただ同時にそのマスターである少女マヤにも危険が及んでしまいそうであり、子供の安寧を想うアタランテとしては共闘を持ち掛ける事には悩ましく感じていた
カブキ「それと夏油という男とそのサーヴァントとも出会ったんだが…」
マヤ「えっ、もしかして夏油先生?」
カブキ「なんだ、あの僧侶もどきを知っているのか?」
マヤ「うん、特別教師として色々と教えてもらったよ!」
カブキ「そうか…」
ザンキ「…その夏油と、何かあったのか?」
アタランテ「ああ、最初は話し合うために対面したのだが、相容れず決裂した」
カブキ「あいつは呪術師とやらで、只の人間を忌み嫌っていた。そんな奴に聖杯を渡すわけにはいかねぇ!と思って敵対したんだが…」
マヤ「えっ」
カブキ「戦いの最中に変身音叉を奪われて、俺は鬼の力を失っちまった…」
アタランテ「加えて夏油は鬼の姿に変身してしまった。戦況が不利になってしまい、なんとか逃げて来たのだが」
ザンキ「……」
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>>2175
いいと思う
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「それで、この後はどうする?」
「特に手掛かりはないし、せっかくならコレ関連について調べてみましょうか」
「…?なにそれ?」
ソリテールは懐から取り出したのは変な人形であった
先程の崖下にて出会った式神と霊地について、そして解析して幾らか分かった事について己がマスターに説明をする
「たぶん、キャスター陣営がこの使い魔を京都各地送り出して霊地を押さえているようね」
「霊地、って魔力が豊富な場所って事?」
「そう、龍脈に点在する魔力の吹き溜まり。術理に長けたキャスターがそれらを押さえて自陣の強化に使っているかもしれない」
「…なんだかそれ、ちょっとヤバい気がするけど」
「そのとおり、だから他の霊地も調べてみましょう。上手くいけば同じ様な使い魔と出会えるかもしれないし、そうでなくても霊地を調べれば聖杯戦争について何か分かるかもしれないし」
「…わかった、でも霊地ってどこにあるか分かるの」
「ええ、なんとなく。地図を出せる」
「スマホのアプリでなら出せるけど」
「見せて…たぶんここね」
「…霊園?」
二人が向かった先は京都でも大きめな霊園であった
至って普通な墓地であり、お参りに来た人とも何人か見かけたりもした
(ちなみにだが、噂によるとここはそこそこ有名な心霊スポットらしい事もネット上で紹介されていた)
二人は人気のない場所にある霊地の中心に向かい、陰陽師姿で顔を隠した使い魔(式神)を見つけたが――
「おや、こんなところで他の主従と、それに式神?と出会えるとはね」
「妙な気配を感じて見に来たら、これは予想外。気配は消していてもアサシンがのこのこ姿を現しているとは」
同じタイミングで、夏油傑とキャスター・玉藻の前の現場に現われた
この二人、カブキ組との戦闘にて消費した呪霊を補填すべく霊園に赴いたのだが、ある程度回収したところで式神と霊地の気配を感じて確認しに来たようだ
ちなみに玉藻の前は式神を見たときに物凄く見覚えがあるように感じていたが、取るに足らない雑魚とみなしてアサシンへの警戒を強めていた
※最初の想定では圧倒的不利の式神が霊地を通じて撤退する展開を考えていましたが、>>3467と>>3477以降の太牙vs太歳星君が同時期であることを考えると現時点では太歳星君が動ける可能性があるのでひとまずここまでにしときます
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>>3487
いきなり全力を出してきた相手になされるがままの太歳星君は、そのままダークキバの必殺技まで受けて爆発に巻き込まれてしまう
一連の太牙の猛攻に体力を消耗しながらも勝利を期待した舞衣であったが、直接手を下した太牙は違和感を感じずにはいられなかった
突如現われた敵を即座に排除すべく動いたのはいいのだが、あまりにも手応えなくキャスターを倒してしまった……何か、嫌な予感がする
「…ははは、おもしろい。その全力に免じて、こちらも全力で応じよう」
明らかに死に体だったはずの太歳星君が無数の目玉と肉塊に包まれ、一瞬にして元通りに戻ってしまった
これだけでも死力を尽くした太牙と舞衣に取って徒労に終わってしまった気にさせたが、太牙は相手の言葉に危機感を覚えて即座に攻撃に移った
※質問、始めはシロッコに令呪一画の使用を指示して太歳星君が『族滅の化身』状態にしようと思いましたが、令呪使用を控えて『消滅の凶星』超高分裂凝縮態「棒旋星系」を放つことも考えています。どっちがいいと思う?
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>>2177
いいと思います
>>2178
陰陽術使わずに視肉ある状態で太歳星君が奥の手である『族滅の化身』を使うとは思えないので『消滅の凶星』の方が個人的にはいいと思います
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>>2178
太歳星君は消滅の凶星を使用。掌に凶星を配置する。
その様子はまるで自分達に死を齎す存在のように太牙と舞依には映った
このままでは殺されると思った舞依は令呪を2画使用して太牙をブースト。
更にこの化け物からは逃げられないと悟り、自身も迅移と八幡力で突撃。太牙との同時攻撃を狙う
太牙(この力は……。渡、俺に力を貸してくれ――!)
『ウェイクアップ2』
必殺のキングスバーストエンドを太歳星君に叩き込み、太歳星君の掌打と激突する
その間、舞依の攻撃が太歳星君に攻撃を加えるがまるで意味を成さない。
しかし彼女の勇気ある行動が太牙を奮い立たせ、遂には太歳星君を打ち倒した
しかし無理が祟り、太牙は変身解除して片膝をついてしまう。
だが太歳星君は視肉で蘇生する。強力な攻撃を受けたがゆえに複数使用することになったが、それでも彼は蘇った
そして太牙にトドメを刺そうとした時……
舞依「アサシンさん!」
太牙は舞依に突き飛ばされ、代わりに舞依が攻撃を受けた
写シでなんとかなると計算していたが、サーヴァントの神秘を伴った攻撃を前に写シなど無意味。舞依は土手っ腹に風穴を開けられた
太牙「舞依ーっ!」
舞依「アサシンさん……。逃げて……」
息絶え絶えの中、それを言うのが舞依には精一杯だった。その後、魔力の供給がなくなったことで舞依の死を察する
太牙は怒りに任せてキャスターを倒したいと思うが、自分一人では到底無理だ。
太牙「くっ!変身!」
太牙はなんとか立ち上がり、サガに変身してマザーサガークを召喚。マザーサガークにて時間を稼ぎ、必死に逃げた。
全てはあの悪辣なキャスターを倒して舞依の仇を取るため。
単独行動Eのおかげでまだ数時間は残されてるが、やがて消滅するだろう。その前にキャスターの悪評や情報を広め、討伐するためのメンバーを急いで集めなければならない。
【柳瀬舞衣@刀使ノ巫女 死亡】
※登太牙は単独行動スキルでまだ消滅していませんがEランクなので何もしなくても残り数時間で消滅します。今の状態でダークキバに変身したら数分で消滅することでしょう
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(>>2178に少しだけ追記)
>>3487
いきなり全力を出してきた相手になされるがままの太歳星君は、そのままダークキバの必殺技まで受けて爆発に巻き込まれてしまう
一連の太牙の猛攻に体力を消耗しながらも勝利を期待した舞衣であったが、直接手を下した太牙は違和感を感じずにはいられなかった
突如現われた敵を即座に排除すべく動いたのはいいのだが、あまりにも手応えなくキャスターを倒してしまった……何か、嫌な予感がする
「…ははは、おもしろい。その全力に免じて、こちらも全力で応じよう」
「くそっ!こいつは不死身なのか!?」
明らかに死に体だったはずの太歳星君が無数の目玉と肉塊に包まれ、一瞬にして元通りに戻ってしまった
これだけでも死力を尽くした太牙と舞衣の行為を徒労に終わらせてしまったが、太牙は相手の言葉に危機感を覚えて即座に攻撃に移った
――これよりほんの少し前
猛攻に晒されながらも太歳星君は歓喜する
明らかに弱っていたであろう相手が令呪を使ってまで本気で挑んできたのだ、この場合は窮鼠神を噛む、といったところか
その必死さを甘んじて受けつつ、神として悠然な心持ちのままシロッコに念話を送る
『シロッコ、令呪一画を僕に捧げろ』
『いきなりだな、一体何があったんだ』
『アサシンと戦っている、令呪一画を使って全力を出しているから、こちらも褒美として全力を見せてやろうと思ってな』
『…貴重な資源だが、こんなところで大盤振る舞いしていいのか?』
『構わん、ぐだぐだ言わずに今すぐ使え!』
まだ聖杯戦争が始まって日が浅い内に令呪を消費するのに後ろ髪を引かれる思いをするシロッコであったが、神の意向に沿うべく令呪一画を消費した
膨大な魔力が太歳星君に宿り、低減していた『消滅の凶星』の圧縮時間が短縮される
そして有り余る力を、目の前に迫ってきた太牙に向けて解き放つ
「『消滅の凶星』超高分裂凝縮態――棒旋星系」
――その瞬間、地上に渦を巻く銀河が周囲を飲み込んだ
太歳星君の周囲で膨大な数の凶星が渦巻き、途轍もない破壊のエネルギーがダークキバに襲いかかった
「ぐぁーーー!!!」
その結果闇のキバの鎧は解けてしまい、生身の身体にも甚大なダメージを受けてしまった太牙が倒れ伏してしまった
霊核まで傷つけられてしまい、こうなってしまっては現界を維持することも困難になってしまった
「ま、い…にげ、ろ……」
「そ、んな…たい、が、さん……」ガクッ
太牙の身体が光輝いて消滅する最中、魔力消耗により限界を向かえてしまった舞衣もまた倒れ込んでしまった
【登太牙@仮面ライダーキバ 消滅】
※魔力を消費し過ぎて舞衣は意識を失いました
※太歳星君が舞衣をどうするかは未定です。放置してもいいし、なにか利用価値があれば連れ去る、殺害も考えられるし、その他の行動を起こしたり新たなイベントが発生するかもしれません。
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>>3490
その後、ディエゴはインターラプターに魂喰いを提案する
インターラプター「ふざけるな!俺にヒョットコ・クランのような真似を――」
そう叫ぶインターラプターの前で、ディエゴはメアリーにナイフを軽く押し当てた。メアリーの首筋から血が流れ出る。
もちろん殺すつもりはない。本当に軽くなのだが、それでも相応の痛みと恐怖を受けてメアリーは苦悶に顔を歪ませる
ディエゴ「俺の気分一つでお前のマスターは死ぬが、それでもいいのか?」
インターラプター「ぐっ……!わかった……!」
ディエゴ「そうだなぁ、場所は町中にしよう。他の主従が居たら容赦なく襲え」
それはインターラプターの気持ちに反するあまりにも卑劣な行動。しかしメアリーのために、仕方なく頷くしかなかった。
そしてインターラプターは魂喰いを始める。
大声をあげて逃げ惑う人々。
そんな中、イリヤとヤマトタケルがインターラプターを発見
彼の凶行を見過ごせない二人はインターラプターと戦闘になる
なおこの頃にはインターラプターはそれなりに回復していた。戦闘に支障はないだろう
ちなみにディエゴはメアリーを引き連れて、近くで待機。いつでも加勢出来る状況を作っている。相手は自分のスタンドと互角に戦えるサーヴァントだ。ここらで脱落してもらいたいとディエゴは考える
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>>3491
マヤ「そんな……。あの夏油先生が……」
マヤは夏油に対して悪印象がない。むしろ忠告してくれたり、真偽はわからないが過去の事件も教えてくれた。
ゆえに夏油が人間を忌み嫌っているというのは、ショックな内容だ。だが人々を守りたいという自分の意見に〝もっと疑うべきだ〟と返したのは、たしかに〝ただの人間〟に対して何か思ってる節があるともマヤは考えた。過去の事件が本当で、そういうのを何度か見てきたら……歪んだ考えが出てくるかもしれない。
カブキ「マヤ。お前が夏油にどんな印象を持ってるかはわかんねえが、大人には汚え奴もいるんだ。俺も大人から何度も迫害を受けた。……鬼っていうだけでなぁ!」
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>>2180
>>2181
どっちも良さげで悩ましい…他の人の意見待ちかなあと
(後>>2180の方は舞衣を舞依って誤字ってる)
>>2182
>>2183
個人的にはどっちもありだと思う
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>>2173はダメですかね?
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(ちょっと捕捉)
>>3493
ちなみにディエゴの元にはアズラエルと数人の部下もいる
ディエゴが戦闘に出る際には彼らに人質たるメアリーを任せる手筈となっている
いつ自分に危害が及ぶのか分からない状況に、メアリーはただ怯えるしかなかった
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>>2173
ちょっとピトさんヘイト集め過ぎかなー、と
ただそれだけでは悪いかどうか判断できないので他の人に判断をお任せしたいです
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(今更ながら>>3482の行間シーンを加えてみる)
ピトフーイの言葉に名護さんが臨戦態勢に入る
サーヴァントが臨戦態勢に入ったということは只事ではないと察した伊織もまたいつでも抜刀出来るような体勢に入る
名護さん「自分で認めるということは、本当に凶悪犯のようだな」
ピトフーイ「あぁ言っとくけど、襲われたのは私達の方よ。弱いのに群れてやってきたから返り討ちにしただけ。無闇矢鱈に人を襲う狂人ではないからそこだけは誤解ないように」
伊織「火の粉を振り払った、という割にはその語り様、些か嬉々としている様子と見受けられるが」
ピトフーイ「えぇ、まさかお尋ね者になるとは思ってもいなかったけど、それはそれで好都合。そのおかげで別の陣営が接触して一戦交えたし、さらに面白い戦いを味わえそうだし!」
ピトフーイとの会話で彼女とランサーが戦いを望む危険人物ではないかとより警戒を強める名護さんであったが、やはり街中であることと相手からの戦意や敵意がないためにこの場を見守るしかなかった
一方、伊織にしてみればピトフーイらに一定の共感を持っていた
なにせ江戸の街中にて浪人をしていた彼にしてみれば、そのようなゴロツキ達と戦う事が日常茶飯事であり、徒党を組んでこちらに襲いかかってくる輩がいれば全てを斬り伏せてきたのだ
それに、自らの剣技を研ぎ澄ませるためと戦闘狂として戦いを楽しむとで異なる部分はあるが、それでも強者との戦おうとする姿勢にも思うところがあった
(以下、>>3482のレン&ピトのパートに移る)
※伊織に関する記述にて「全てを斬り伏せてきた」と記しましたが、さすがに雑魚敵を全て殺していたわけではないと思います
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>>2186、>>2188
いいと思う
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>>3493
魂喰いをしてる最中のインターラプターの心中は、罪悪感に塗れていた
インターラプター(すまない……すまない……)
一人、また一人と罪のない人々を殺す度に心の中でそう呟き、ディエゴへの怒りを募らせる。だが、彼は逆らえない。
〝お前はニンジャに戻ったのだ。無慈悲な殺人鬼に〟
かつてニンジャスレイヤーに言われたことが、頭を過ぎる。
逃げ惑う人々を魂喰いし、その場をマッポーの地獄絵図と化す。これではヒョットコとやってることが同じだ。
インターラプター(俺は罪深い亡霊だが……更に罪を重ねなければいけないのか……。誰かカイシャクを……だが俺がカイシャクされたらメアリーは……)
そんな時にイリヤとヤマトタケルが現れた。
インターラプターは自らの死を願うと同時に、生きなければならないとも思う。自分が死ねばメアリーはどうなるかわからないからだ。
更に彼はディエゴからメアリーを人質に、自分の素性を吐かされた。もちろんオハギの件についてもだ。
それを聞いたディエゴは無慈悲にもインターラプターからオハギを奪っている
そして皮肉なことに血に塗れた皇子であるヤマトタケルはインターラプターが出す死の匂いに敏感に反応している。
それはデッカーとして働く一方、夜な夜なそのカラテでツジギリしていた報いか――。
インターラプターはその人格も相手に知られぬままに、バーサーカーとしてヤマトタケルと戦う。
オハギさえあればまともな男が。まともになろうとした男が――狂戦士として暴れる。なんと皮肉なことだろうか
ヤマトタケルはディエゴ戦で大ダメージを受けている。
一方、インターラプターは魂喰いでダメージがある程度は回復している。
卑劣なやり方がインターラプターに有利な状況を生み出したが、インターラプターの心は晴れない。しかし彼は相手が誰であれ戦うしかないのだ。メアリーのために
-
>>2190
オッケー
ただヤマトタケルが大ダメージを負ったのは昨日だから、幾らか回復していることにしてはどうかしら
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>>2187
(ピトさんはGGOの時からしてヘイト集めてたし、エンジョイ勢は聖杯戦争を真面目に参加してる人からヘイトを集めやすいと個人的には思った
でもとりあえずこれだけはやっておきたい美遊兄の宣言までにしておく)
>>3486
同時刻――
アルトリア、美遊兄、アスナはレン達に合流する
そして軽くマスター同士で自己紹介をしていた。この時、アスナとレンが同じ世界出身であることを知り互いに多少打ち解ける。もちろん、アスナは真名を伝えないが〝GGOを知ってる〟ということだこは教えた
レン(よかった。この人達も伊織さんと同じでイカれた人じゃなさそうだ)
美遊兄「……とりあえず一通り自己紹介は終わったけど、1つだけ伝えたいことがあるんだ。いいか?」
名護さん「良いだろう。教えなさい」
美遊兄「俺にはどうしても救いたい妹がいる。だから……悪いな。聖杯が汚染されてなければ、俺達はみんなと敵対関係になる」
アスナ「……ごめんね、レンちゃん。私も……どうしても救いたい、重度な病気の子がいるの」
レン「そんな……」
わかり合えると思っていただけに、レンはショックを受けた
いや……たしかにわかり合えたのかもしれない。これで特別、仲が悪くなるわけじゃない
だがそれでも――最終的に戦わなければいけないというのがキツかった。二人の聖杯に対する願いが利己的ではなく、他人のためだと知ったから余計に、だ。
名護さん「レンくん……これが聖杯戦争だ。俺達もレンくんを元の世界に帰すために、戦う必要がある」
レン「で、でも何か聖杯以外の方法で脱出できるかもしれないし……」
名護さん「そんな都合の良い方法が、あればいいけどな……」
アルトリア「だが聖杯が汚染されて、歪な形で願いを叶える可能性もある。それを忘れたらいけませんよ、アーチャー」
名護さん「ああ。わかってる。その時はその時だ」
-
>>2191
(指摘を受けたのでちょっと修正)
>>3493
魂喰いをしてる最中のインターラプターの心中は、罪悪感に塗れていた
インターラプター(すまない……すまない……)
一人、また一人と罪のない人々を殺す度に心の中でそう呟き、ディエゴへの怒りを募らせる。だが、彼は逆らえない。
〝お前はニンジャに戻ったのだ。無慈悲な殺人鬼に〟
かつてニンジャスレイヤーに言われたことが、頭を過ぎる。
逃げ惑う人々を魂喰いし、その場をマッポーの地獄絵図と化す。これではヒョットコとやってることが同じだ。
インターラプター(俺は罪深い亡霊だが……更に罪を重ねなければいけないのか……。誰かカイシャクを……だが俺がカイシャクされたらメアリーは……)
そんな時にイリヤとヤマトタケルが現れた。
インターラプターは自らの死を願うと同時に、生きなければならないとも思う。自分が死ねばメアリーはどうなるかわからないからだ。
更に彼はディエゴからメアリーを人質に、自分の素性を吐かされた。もちろんオハギの件についてもだ。
それを聞いたディエゴは無慈悲にもインターラプターからオハギを奪っている
そして皮肉なことに血に塗れた皇子であるヤマトタケルはインターラプターが出す死の匂いに敏感に反応している。
それはデッカーとして働く一方、夜な夜なそのカラテでツジギリしていた報いか――。
インターラプターはその人格も相手に知られぬままに、バーサーカーとしてヤマトタケルと戦う。
オハギさえあればまともな男が。まともになろうとした男が――狂戦士として暴れる。なんと皮肉なことだろうか
ヤマトタケルはディエゴ戦で大ダメージを受けている。幾らか回復しているが、だからといって万全という状態には程遠いし、戦闘にある程度の支障が出るかもしれない。
一方、インターラプターは魂喰いでダメージがある程度は回復している。
卑劣なやり方がインターラプターに有利な状況を生み出したが、インターラプターの心は晴れない。しかし彼は相手が誰であれ戦うしかないのだ。メアリーのために
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>>2192、>>2193
問題ないです
>>2180と>>2181に関しては誰か意見お願いします
自分は当事者でありどっちになってもいいと思っています
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仮投下>>2192
ピトフーイ「へぇ、レンちゃんとは違って貴方達には戦う目的があるのね」
美遊兄「…そういうあんたは聖杯に何を求めているんだ」
ピトフーイ「私?私はねぇ…ずっと待ち焦がれていたのよ、命懸けのデスゲームってやつを!それに参加すること自体が私の願い、だから既に叶っているわ!」
ピトフーイ「あとは紙一重の戦いを存分に楽しむだけ!聖杯は、まぁ優勝のトロフィー、ってところかしら」
李書文「我とて同じ。願望など、この肉があれば事足りる。なれば我が槍術、我が拳がどこまで通ずるか、実戦で確かめるのみ」
アスナ「戦うこと自体が、目的…?」
アルトリア「…そのような英霊がいることもおかしくはありません。聖杯に招かれた英雄豪傑であれば、生涯に悔いがなくとも戦いに応じることもありえます」
伊織(…やはり俺の知っている李書文と同じか…いや、若さ故かより荒々しさが表われているようだな)
レン「やっぱりピトさんおかしいよ!SJ2が終わって改心したんじゃないの!?」
ピトフーイ「…レンちゃん、それってどういうこと」
レン「だから“ゲームに命を賭ける”なんてことはしなくなったのに、なんで!」
ピトフーイ「…私、心待ちにしていたSJ2の前にこの京都に喚ばれたんだけど」
レン「…えっ?」
ピトフーイ「道理で、なんだか話が噛み合わないと思ったら…レンちゃん、とりあえず教えて。あなたの知っているSJ2は、どいう結果になったの」
突如真剣な顔になったピトフーイの眼差しに虚を突かれ、レンは困惑しながらもSJ2のあらましについて簡潔に語り始めた
ピトフーイがSJ2を命懸けのデスゲームに見立て、敗北したらリアルでも死ぬ覚悟で挑んでいることを知ったこと
それを阻止するためにレンも参戦し、激闘の末にピトフーイを打ち破ったが満身創痍の状態で別のチームにやられたこと
そして約束通りにリアルで対面し、考えを改めてくれたところまでを語り尽くした
ピトフーイ「…ずるい」
レン「ん?」
ピトフーイ「ずるいずるいずるい!なんで私はSJ2に参戦できなくて、レンちゃんが私を倒しているなんて、そんなのずるい!!」
レン「ピトさん?」
ピトフーイ「いいわ、その分この聖杯戦争で思いっきり暴れてやる!そしてレンちゃん、私の知らない私を倒したようだけど、ぜぇぇぇったいに、この私と勝負しなさい!嫌でも付け狙って、私が殺してやるから!覚悟しときなさい!」
レン「なにその暴論!!」
自分の知らない未来を知り、自分が思い描いていなかった結末を知らされ、なによりライバルに負けてしまったことにピトフーイは柄にもなく癇癪を起こし、その鬱憤を聖杯戦争で晴らすべくレンに宣言した
もっと大きな悩みの種を抱え込んでしまったレンが頭を抱える最中、ピトフーイを利用して多くの陣営と接触を試みていたシロッコもその場に姿を現した
シロッコ「…一体何をやっているだ、ピトフーイ」
ピトフーイ「おっ、いいタイミングで来たわねキザ野郎。レンちゃんやここにいる皆を祭りに招待しましょう!」
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>>3494
マヤ「鬼っていうだけで迫害を……!?鬼は人を守るのが使命なのに!?」
ザンキ「……残念だがこの京都に限ったらカブキの言ってることは正解だな。俺もこの京都で人助けをした時に、石を投げられたことがある」
カブキ「京都だけじゃねぇ。俺は元々の世界から、何度も迫害されてきたんだからなぁ」
ザンキ「……それはおかしいな。俺の居た世界では鬼は迫害されていなかった。それにお前は服装といい、何故か時代錯誤だ。鬼ということは本当らしいがな」
マヤ「もしかして、カブキはタイムトラベルしてきた鬼!?」
マヤが突拍子もないことを言うが、ザンキは少し考えた後に口を開く
ザンキ「……その可能性も否定出来ないな。時代錯誤の服装も、鬼の境遇が俺の時代と違うことも……それなら納得がいく」
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>>2195-2196
いいと思います
>>2180と>>2181に関してはどちらもいいと思うので先に投下してる方優先して>>2180の方を推します
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>>3498
周りにいる住民たちを逃すため、傷で万全の動きとは言えずともインターラプターを抑えるヤマトタケル。
イリヤも出来るだけ早く逃げられるようにサポートしていた所で念話が届く。
『イリヤ、令呪を一つ切ってくれないか? 今から奴の隙を作り宝具を打つ』
『やるのねセイバー…!』
『今ここで暴れているのはバーサーカーだけのようだが、奴のマスターが近くにいるのは間違いない。それにおおよそだがサーヴァントが近くにいるのも感じた』
気配遮断を持たず近くに待機するディエゴの存在をサーヴァントの気配として感知したヤマトタケルはこの騒動に傍観を決め込んでる者と推測し、介入される前に一気に勝負を決めようと判断する。
そして令呪を使えば傷を負っていたとしても十全の状態として技を放つことは可能である。
自身のサーヴァントの判断にイリヤは了承、隙が出来る瞬間を待つ。
そしてヤマトタケルは魔力放出の水を使い、触れた敵の動きを鈍らせる水溜まりを広げる技――水狗でインターラプターの動きを制限する。
「今だイリヤ!」
「令呪を持って命ずる、あのバーサーカーを止めてセイバー!」
その瞬間タケルは距離を取りイリヤに指示を出し、イリヤもすぐさま令呪を使用する。
タケルに集まるインターラプターは今の速さでは回避は不可能と判断し、カラダチにて迎撃の体勢を取る。
ディエゴも不穏な力を感じ、加勢しようと考えるも宝具を使用したとしてもスタンドの射程距離が届かず巻き込まれる可能性を考慮して断念。
おそらく放たれるだろう宝具に備える。
それら全てはほんの少しの時間の出来事。
それだけでこの戦いの趨勢は決した。
「刮目せよ。其は命、其は開闢の雫にして、星を成す物――」
「――絶技・八岐怒濤!」
界剣が疑似開放され、本来対人技であるはずのそれは最早対人という枠に収まらない破壊力を持つ。
水は大蛇の如くうねりを上げるそれはさながら八岐大蛇を彷彿とさせる。
地面を抉りながらインターラプターに8つの水の斬撃となって向かって来るそれをカラダチにて受けようと試みるが、自身の守りを突き破り身体は次々と抉られていく。
(すまないメアリー…こんな情けないサーヴァントで…俺のような半端者でなければお前も…)
そんな状況でインターラプターが案じたのは自身のマスターであるメアリーであった。
技を放たれた場所は魔力の奔流となり、古事記にも書かれていた神や魔と同様にインターラプターもまたその奔流を全てその身で受け、飲み込まれ爆発四散した。
【インターラプター@ニンジャスレイヤー 消滅】
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>>2198
少し前に話があった聖杯狙いの陣営が減ってしまうという懸念と、破壊力ある絶技・八岐怒濤を使うと街を破壊する可能性が高くて使用を躊躇うのではとも思っていた
これらについては他の人もどう思うか意見を聞きたいです
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>>3495
(…どうしてこんなことになっちゃったんだろう…ただ、美術館の外に出たかっただけなのに…)
ライダーにがっしりと掴まれ逃げることもできないメアリーは己が不幸な状況に浸るしかなかった
ゲルテナの作品が蠢く不思議な美術館で生まれ育った彼女は、それまで自分に危害を加える存在を知らずに外の世界に憧れているばかりであった
全てはお父さん、作者であるゲルテナに出会うために…彼女は、美術館に迷い込んだ人間を身代わりにして外に出ようとした
それゆえにイヴやギャリーと対立してしまい、最終的に自身の本体である絵画を燃やされ消滅してしまったが……
どういうわけか彼女は見知らぬ地に立っていて、聖杯戦争というよく分からない儀式に囚われていた
原因は分からないが、とにかく彼女は喜んだ。なにせ美術館の外に出れたのだから
その代わり、この世界はイヴ達がいた現実、お父さんがいる世界とは違うということを直感的に理解した
だから彼女は召喚されたバーサーカーと共に聖杯を獲ることを目論んでいたのだが……その様がこれだ
メアリーは自分が犯した罪を、咎人であることを自覚していない――利己的に行動を起こしてイヴ達を危険に晒したことを、美術館から抜け出すことが禁忌であることを
それほどまでに純真で外に関心を持ち夢見ていたために――人の世にある悪意のことなど知るよしもなかった
その後、アズラエルが複数人の黒服を引き連れて姿を現した
その時点でディエゴは拘束していたメアリーを解放したが、その代わりに黒服達に取り囲まれてしまった
そしてアズラエルがしゃがみ込み、メアリーに目線を合わせるように口を開く
「やぁ、さっきぶりだね。まさか、君みたな娘がマスターだったとはね」
「……」
「とりあえず、バーサーカーがいい仕事をしてくれるまで僕たちと一緒にいてもらおうか」
「……あなた達、きらい」
今はただ状況に流されるがまま、怯えながらインターラプターの無事を祈るしかなかった
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>>2199
聖杯狙いの陣営が減ってしまうという懸念についてですがあまり気にしすぎるとそれはそれで生存ロックに繋がる可能性もあると思います
ですがそれはさておき、破壊力ある絶技・八岐怒濤を使うと街を破壊する可能性が高くて使用を躊躇うのではというのは、確かにその通りかと
ヤマトタケルはインターラプターの凶行を止めるために戦ってるのに余計に被害を増やすのは違和感ありますね。まあこれは早期決着しないとインターラプターともう一人、気配がするサーヴァント(ディエゴ)による被害が増えると理由付けすることも出来そうですが
>>2200
いいと思います
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自身の負傷による動きの阻害と人的被害の最小限を最優先した上での行動と思ってましたが反対意見の方がありますし修正もすぐ思いつかないので>>2198は破棄します
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>>3493、>>3495、>>3498、>>3502
――インターラプターの魂喰いによる騒動より少し前
喫茶店にて蓮子達と遭遇してすれ違ったイリヤとヤマトタケルは、気まずい雰囲気で店に迷惑を掛けるわけにはいかないと思い注文した団子をお持ち帰りすることにした
歩きながら団子を食べるヤマトタケルと一緒に歩くイリヤ、端から見ると普通に街中を歩く二人組にしか見えないが、一応彼女達なりに街に異変がないかと散策している最中であった
特に手掛かりもないままに最後の一本が綺麗になくなったところでイリヤ達は悲鳴を挙げる数々の声を聞き、即座にその現場へと向かっていった
「なに、これ……」
「……近くに気配がする、多分その者の仕業に違いないだろう」
そして逃げ惑う人や泣き叫ぶ人、発狂している人など様々な姿を目の当たりにする
加えて、意識を失っている者、苦しそうにしている者、血塗れになった者、などもあちこちに横たわっている
その惨状たるや、まさにアビ・インフェルノ・ジゴク!
酷い光景に少し衝撃を受けるイリヤをタケルが気に掛けつつ、さらに喧噪が強くなっている場所へと急行する
「やめろ!お前の相手は、この私だ!」
「……」
丁度一人の男の魂を奪い取り、さらなる得物に手を伸ばそうとする狂人の注意を引くべくタケルは大きな声を発する
それに対してインターラプターは鬼のような形相でタケルを睨むが、すぐには言葉に応じる事はなかった
最初は魂喰いを忌避感を覚えていた彼であったが、他者の魂を捕食して人格的な破綻が加速したことにより、殺人嗜好者としての側面が強く表われようとしている
今はまだ残された理性を動員して己が大罪に苛まれながらもメアリーの身を案じてはいるが、そこへオハギ禁断症状まで発症すればただの殺人マシーンに変貌するだろう
「おや、昨日戦ったセイバーが対戦相手として現われたか」
「お前が最初に宝具を使った相手があれですか。それに一緒にいる少女がそのマスター、っと」
剣士と狂戦士が対峙する場面を、近くで観察していたディエゴとアズラエルも目撃していた
ちなみに人質たるメアリーは縄で縛られた状態であり、アズラエルの部下達によって監視・拘束されている
「正直言えば、セイバーはとても強い。俺とて宝具の真髄なしに真正面から戦ったら、確実に押し負けていただろう」
「それほどなのか?けど、昨日の戦いで半殺しにしたんだろ?手負いのならバーサーカーでも倒せるんじゃないか?」
「いや、昨日から今までの時間で多少なりとも回復はしているだろう。たとえそうでなかったとしても侮れるような相手ではない。バーサーカーも幾らか回復したとはいえ、油断は禁物だ」
「だが、お前がいれば勝てるのでしょう?」
「あぁ、俺も機を見て加勢する。少し離れるから、その小娘のことは任せるぜ」
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>>3488
一護「それで、あんた達はどうするつもりなんだ?ここで戦うつもりはなさそうだが、これから何をするつもりなんだ?」
キリト「……ひとまず、この聖杯戦争に何か裏がないか調べようと思っている。裏で糸を引いている何者かがいるかどうかを確かめたい」
キリト「その後は状況次第だが……聖杯とやらが本物であればそれを巡って争うことになるだろう。ここにいない他の陣営や、ここにいるアサシン達、セイバーとも決着をつけるようになる」
ユウキ「うーん、秘密を曝く探検については賛成だけど…僕は、キリトやカズマと戦いたくないな」
一護「だがそうとばかり言っていられないぞ、ユウキ。自分の願いを叶えるために襲ってくる連中もいるだろう」
一護「今はカズマやキリトと話し合えたとしても、いずれ戦うことになるかもしれない。聖杯戦争のマスターになってしまったからには、それだけの覚悟は持っておいた方がいい」
カズマ「ま、まぁ俺達だって無闇に争うよりは黒幕とやらをぶちのめす方がいいさ。俺だってユウキとは戦いたくないし」
矢車「だが、最終的には戦う事になるだろう。再び光を掴むために、これだけは譲れないな」
影山「…その時は、サーヴァント同士で決着をつけたいところだけどな」
矢車(…この地獄から抜け出すためなら、俺は構わずマスターを狙いたいところだがな)
アリス「…ともあれ、今のところは協力して聖杯戦争にあたりたいと思う。今ここで、我々が戦う必要はないでしょう」
キリト「その通りだ。だからユウキ、そしてセイバー。条件付きにはなるが、一緒に協力して戦える仲間になってくれないか?」
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>>2203、>>2204
いいと思う
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>>3500
ピトフーイに促されながら当初の予定通りキャスターとの戦いを3陣営に打診するシロッコ
突如現れた存在であり何か裏がないかと警戒する面々に李書文はそれこそがキャスターの目的であると保証する
その中でシロッコの要求に士郎は自分たちが受けるメリットはあるのかと尋ねる
それに対してシロッコはキャスターが敗北した後は聖杯の調査について協力することを約束しようと宣言する
そのままシロッコは答えをすぐ出す必要はないとしてその気があるならば他にも仲間がいるならば募って深夜に二条城に来るといいと言い残し彼は去っていく
そしてシロッコはその中で気になる者を見つけた
自身の能力で垣間見た剣鬼の本質、宮本伊織という人間に彼は興味をそそられたのであった
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>>2206
太歳星君については>>2180と>>2181どちらにするか先に決めるべきだと思う
今のところ>>2180に一票あるけどどうする?
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>>2207
>>2197が自分なので他の方の意見聞いてから決めたいですね
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どうも選定が進まないようなので、>>2181は破棄します
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>>2209
よくみたら言葉足らずでした
自分であげた>>2181ですが、>>2197の意見がありその他の意見がないようなので破棄します
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>>3504
ユウキ「ボクはもちろんいいよ!セイバーはどう?」
一護「ああ、俺もそれで構わねぇぜ。最後は戦うにしても、それまで手を組める奴が居るのはユウキのことを考えたらその方がいいし、それがユウキと友人のキリトと仲良く話してたカズマなら尚更だ」
一護にとってはユウキを護ることが最優先事項であり、仲間が増える分にはむしろありがたい。
仲間という存在の力強さを、一護はよく知っている。だから手を組める相手がいるなら頼る。これから先、自分だけでは倒せない敵――キリトが口にした〝裏で糸を引いている何者か〟のことを考慮すると、それが当て嵌まるだろうか。
そういう敵と戦う時、仲間は多い方が良い
キリト「ありがとう、協力助かるよ。じゃあとりあえずユウキは俺やカズマと連絡先を交換してくれないか?」
ユウキ「うん、いいよ!」
カズマ「こういう時、スマホって便利だよな」
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>>2211
okです
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>>3505
(写シなら…って思った、けど…消耗しすぎたのも、あるのかな…。
…でも、単独行動のスキルが在る太牙さんが…少しでも生きた方がいいはずで……それに、いや…だったから…たとえ、サーヴァントだったと…しても…。……きっとそう…するよね…可奈美、ちゃん…。
……ああ、でも……みんなのところにはもう、かえれないんだな、って……ごめんね……それと、たいがさん、どうか…わたしのぶん、まで────)
未練はある
元の世界に置いて逝く形になった家族や仲間達、特にいつか帰って来る筈だった可奈美や姫和への申し訳なさもあったが…されどアサシンを…太牙を庇った事自体への後悔は、柳瀬舞衣には微塵も無かった
一方太歳星君は舞衣の事は彼女の勇気を以た行動と判断もあって視肉を複数使わせられる形になった為、一定の評価はしつつその死体は敢えて放置
他主従が見つけた場合善性等の情によるものか打算的なものか、どちらにせよ調べようとする可能性は低くはなく、そこをまた襲撃してみようかと目論んでいた
太牙については長くはないだろうとしつつ、自身の目的的に都合が良くついでに霊地から立ち去ったのもあり放って置くことに決めた
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『少しおさらい』
・ソリテールは崖下の霊地にいた式神を倒して形代を持ち帰りました
・喫茶店にて蓮子組はイリヤ組と遭遇し、一触即発ながらも別れました
・霊園にて蓮子組は霊地にいる式神と夏油組に遭遇しました(>>3492)
・太歳星君は神社に現われた舞衣組と戦うべく霊脈を通じて転移しました
・その間にソリテールが式神を倒して形代を奪いましたが、そちらには対応できませんでした
・太歳星君は舞衣組を撃退後、手が空いています
――さて、不本意ではあるもののマスターである舞衣を殺害し、逃げ出したアサシン(登太牙)を見逃した太歳星君は現在の状況を整理する
ひとまず神社の霊地は自陣として保持したままであり、他の陣営が表われた時の鳴子として再び式神の一体に在駐させることにする
一方、太歳星君がアサシン陣営と戦っている間に式神一体との連絡が途絶え、霊地の一つが奪われた感覚を得ていた
すでに時間が経過しているので今から現場に行っても式神を倒した犯人は居残っていないだろうと推測する
ちなみにだが、霊地を奪われたとしても太歳星君は特に気にも留めていなかった
今やっている霊地争奪戦も余興の一つ、数多くの主従に自身の存在を認知させて挑んでくるように仕込むことが目的の一つである
霊地を確保して自身の霊力を強化する一面もあるが、霊地全てを確保するつもりはない
全ては神に挑む強者との死闘を楽しむために、式神すらも情報の一つとして活用されることを期待していた
その後、シロッコから念話で連絡が入る
ピトフーイを監視していた式神からの報せで複数の陣営を発見し、それらに接触して招待する旨を伝えるという
自身の宿主の働きに感心しつつ承諾、まだ見ぬ英傑との到来を待ち侘びる間に新たな情報をキャッチした
「霊園の式神が別の陣営を発見したか、それも2騎!どれ、少し顔合わせしてみるか」
そして再び霊脈を通じて太歳星君は跳躍する
神社から遠く離れた霊園へと一足飛び、蓮子組と夏油組が相対した直後の場面に突如としてその姿を現した
「はじめまして、聖杯戦争に喚ばれた者達よ。お前達は、この儀式を愉しんでいるか?」
※個人的にですが、蓮子組と夏油組は戦わせるより先に太歳星君との会話や情報交換が先かなと思っています
※>>3505にて視肉を複数消費したとのことですが、使用回数はどうしますか? >>3499時点では残り9回ですが、そこら辺を明確にしときます?
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