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SS投下・仮投下スレ Part.3
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>>1733、>>1734、>>1735、>>1736
個人的には好きな展開だけど他の人の意見も聞きたい
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1733だけど反対意見なければ12時に投下するよ
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>>1737
自分も個人的にはいいと思う
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めぐみんをおぶりながら聖剣で屍生人達と戦うも、徐々に追い詰められていくマサツグ様
聖剣という属性上、屍生人を倒すのに適しているが数の差は埋まらない
めぐみん「敵は大量に居ますね……。私は自分が何も出来ないことが、悔しいです……!」
マサツグ様「お前はあの巨大ロボを倒しただろ。それだけで十分だ」
そう口にするマサツグ様だが、数の差は歴然で冷や汗が伝う
そして屍生人のうち一体がマサツグ様に飛び掛かる。マサツグ様は他の屍生人と戦うことで精一杯
そんな時――
???「――ウッス!」
屈強な上半身に対して下半身が貧弱な男が屍生人を返り討ちにした
それはプリティゲイマジェスティに変身したロリカイザーが召喚したBBだ
ある時はクッソ汚い存在だが、ある時はヒーローのような活躍をする男。彼のBBはヒーローらしい活躍をするMADでも使われるからこそ、そこが抽出された存在。
めぐみん「――タクヤ!」
マサツグ様「以前はよくわからない存在だったが、今回ばかりは助かった。……感謝してやろう」
KBTITのBB(死覇装)「ったくよぉ。この頃の若い奴はなってねぇよなぁ。――卍解!」
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>>1740
おk
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召喚されたBBに一同驚愕、思わずディオも目を見開く
現れたのは
うさ耳が生えた赤ちゃん
うさ耳が生えてマイクロビキニを着てる赤ちゃん
うさ耳が生えてアヘ顔ダブルピースしてる赤ちゃん
うさ耳が生えてアヘ顔ダブルピースしてるマイクロビキニを着た赤ちゃん
人面パンジャンドラム
ロリカイザー「なんだこれは……たまげたなあ」
10連BBガチャを回したところ出てきたのは、思いっきりなんの力もなさそうなファンシー?なBB達
ロリとゲイの風評被害のマリアージュが、全く持って戦力にならなさそうなものばかりでディオは思わず笑った
ディオ「フハハ……フハハハハハ! 天もこのディオの勝利を望んでいるよう「アサシン・パンチ!!」WRYYYY!?」
だが、高笑いが悲鳴に変わる
いつの間にか現れた筋肉質の男に腹筋ボコボコにパンチされたのだ
「俺が……アナルアサシンだ!」「俺はこの力を正義のために使う!」「命令しろよ、何をすればいい?」「うんちして?」「嫌です……」
「なんだよもおお!! また糞かよおお!!」
多数の性玩具を持った男が、ご当地ヒーローみたいな2人組が、ハゲ親父が、仮面ライダー俳優っぽい青年が襲い掛かってくる
淫夢、もとい悪夢再び
だがディオは諦めない、彼の目的地はすぐそこだ
レン「まずいよ、地下鉄の駅だ!」
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>>1742
おk
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>>1864
>>1873
ドクン――
――何故だろうか?
ディオの一撃で、もう潰されたはずの心臓が鼓動をしているのは
ドクン――
――しかもこの鼓動、妙に熱くて痛い。
その痛みはダメージに強い私でも耐えきれず、思わず眠気が……。
眠気?私はこのまま死ぬのか……?
――そしてダクネスは意識を失った
シャロ『久しぶりですね、ダクネスさん』
ダクネス『シャロ!?ということはここは死後の世界なのか!?』
シャロ『違いますよ、ダクネスさん。ディオがあなたに植え付けたもの――実はそれがあなたの新しい命――武装錬金なんです』
ダクネス『……よくわからないが、私は生きてるのか?まだ戦えるのか?』
シャロ『そういうことです。そして武装錬金は闘争本能に依って戦う力を得ることが出来ます。私も美岬も、そうやって戦ってきました』
ダクネス『闘争本能……か』
シャロ『簡単に説明すると、目の前の悪人を許せなくて、そいつを斃す覚悟を決める――とかでもいいです』
ダクネス『それなら簡単だ。私は家族の母として、みんなの仲間としてディオを斃したい!」
ダクネスの気持ちを聞いて、夢の中のシャロは微笑んだ
シャロ『ダクネスさんなら、きっと出来ますよ。それと美岬を――よろしくお願いします』
ダクネス『ああ、任せろ!美岬を助けて、ディオを倒してみせる!』
その言葉に安堵したような表情をすると、徐々にシャロが消えていく
ダクネス『シャロ……。また逝ってしまうのか……?』
シャロ『はい、私は死人ですから。でもダクネスさんの言葉を聞いて――安心しました。ありがとうございます』
ダクネス『こちらこそありがとう。……シャロ、お前から受け継いだ新しい命――武装錬金で必ずみんなを守ってみせる』
そうしてダクネスは〝真っ赤な誓い〟を口にするとシャロは最期にニッコリ笑うと消え去り――ダクネスの意識が目覚めた。
ディオはダクネスが蘇生したと思っておらず、主にガンダムやゼニスに向けて美岬を盾のように扱っている。流石のディオでもガンダムやゼニスの攻撃をくらえばまずいという判断だ。
そしてディオがいつの間にか現れた筋肉質の男に腹筋ボコボコにパンチされ、BB達が襲い掛かった時(>>1873)――流石のディオも負傷して隙が出来た
瞬間、ダクネスがサンライトハートを展開する。
そしてディオに向かって突撃し――すれ違い様に美岬を片手に抱えた
美岬「ダクネスさん……?」
ダクネス「逃げろ、美岬!時間は私が稼ぐ!そしてディオ!貴様を逃しはしない!」
ディオ「何!?ダクネス、貴様どうして!」
ダクネス「シャロや美岬から受け継いだんだ。新しい命――武装錬金を」
美岬を失ったディオに、ダクネスはサンライトハートで突撃する
必然的にディオは対応しなければならない。だが対処法は美岬の時に知っている。
――が、ディオに背後から銃弾が撃ち込まれる!美岬が無事になり、屍生人もBB達が相手をしてくれたおかげで自由になったレンがディオを撃った!
レン「ダクネスさんが生きてて良かった!私たちも頑張るよ!」
ダクネス「ああ!今こそディオを斃す時だ!」
そして迫りくるサンライトハートで突撃するダクネス!
レンの攻撃に気を取られたディオには回避行動が精一杯で、しかし僅かに胴体を掠れる
ダクネス「ディオ!貴様の野望は私たちが止める!」
――立ち止まる、暇なんかないさ。
考える、余裕なんかないさ。
有りっ丈の想いを胸に――灼熱の戦いの中へ
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>>1744
大丈夫です
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>>1744
おk
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>>1744連結で
それでもまだ、地下鉄へ逃げることを諦めないディオ
しかし、ここでノリスと香織が動く
ノリス「倍返し、だ!!」
香織「ここは通行止めよ、他を当たりなさい」
ディオ「貴様らあああああああ!!」
逃げ道になるハズだった、地下鉄の入り口が
ガンダムEXの放ったレールガンとゼニスVのミサイル攻撃が命中
地下鉄への入り口が瓦礫で塞がれた
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>>1747
おK
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遅れに遅れてしまったし贔屓とか言われそうかつ色々と大丈夫なのか不安だけどとりあえず投げてみる
>>1866-1869
汚物まみれになりながらも、自分達を助ける為覚悟を決め変身を遂げたロリカイザーの姿を見た可奈美。
しかし…さやかや瞬、美炎やキリト達を尽く失い続け、MURを殺す事でしか止めれず、更に>>1855からのラクスが>>1857の反応をしたのを見てディオの本性を悟ってしまった事による失意も合わさり…思わず言葉を発する。
「…もう、いいよ…。ころ、して…これいじょう、だれかころすまえにっ…じゃなきゃ…わたし…ころし、たく…ないのにぃ…。…おねがい、わたしなんかより…ラクスさんを…!」
涙をこぼし、本来ならまず言わないような世迷言もとい弱音を吐く可奈美の目には、光がなかった。
それほどまでに彼女の心は傷付いていた事を察するロリカイザー、最もだからと言ってそんな懇願を聞き入れる気は無く、屍生人達にファンシー系やヒーロー系のBBを召喚し迎撃させ(>>1870-1871、>>1873)可奈美の一撃をヅラの刀で受け止めながら、ロリカイザーは言い放つ。
「寝ぼけたこと言って諦めてんじゃねえ、可奈美!
…一緒に居た時間こそ少ねえし、大半は一秋から聞いたことだけどな、俺の知ってるロリ刀使(結芽のこと)は…叩きのめされて何度も泣きそうになって泣いて、それでも周りに支えられて、誰かの為に立ち上がって…最後は殺させない為に、戦い抜いたんだぜ。
…1回逸れてから、また会えた時(>>3762辺りの話)、あいつが言ってたんだ。
『ねぇねぇ、もし…もしさ、結芽じゃなくて千鳥のおねーさんなら…守れたり、殺させなかったり殺さずに済んだことも…あったのかな。
…今の結芽でも、勝てるかわからないくらいおねーさんは…強かったし』
って。
…あいつが戦いたがってた、強いって認めてたお前がそれで良いのかよ、『千鳥のおねーさん』!」
ロリカイザーの脳裏に浮かぶは、先程可奈美達と合流してさやか達の死を告げた時の事(>>1811)。
「…さやかちゃん、まで……そんな!!……なんで、なんでみんなっ…わたしをおいて…もう…失いたくないのにぃ…!!」
と慟哭していた所ラクスに
「…失いたくないという気持ちは…皆同じ筈ですわ。
…可奈美さん、貴女には悲しい夢が多すぎます、それこそ…キラのように。ですが…あなたはあなたでしょう?ここで自分を見失ってしまえば、酷な事を言いますが…戦いを止めることは出来ませんわよ」
と諭され落ち着き、そこから事の顛末を聞いて
「…その人、多分…寿々花さんやエースさんが気にして、嘆いてた…宝太郎さんって人だ…。
……そっか、成し遂げれたんだね、さやかちゃん……すごいや。
…これで寿々花さんやエースさんも、少しは……でも、でもっ…わたしは…生きて帰ってきて……ほしかったよ…」
と、涙ながらに言っていた可奈美の姿。
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>>1749
(お前が他人を恨もうとしないで、あんな事を言える優しい奴なのは分かる、さやかが生きてたら、絶対止めようとしてる筈だ、だからその分俺が…止める!)
「それにな…もう失いたくないのは…俺も一緒だ!だから可奈美、お前もラクスも!死なせない…さやか達の分まで、お前達を助ける!!」
鍔迫り合いに勝ち、可奈美が一度距離を取る中そう、ロリカイザーは言い放った。
(…結芽、ちゃんが…そんなふうに…。
…ロリカイザーさん…。…そうだ、こんなところで…わたしは諦めてる場合じゃ、ない…!!
ディオさんを止めたい、誰も、これ以上仲間を死なせたくない…ラクスさんを助けたい…でもっ…身体が…!!)
ロリカイザーの言葉により、諦めてる場合じゃないと奮起する可奈美。だがその想いとは裏腹に身体は思うように動かず、剣を振るう手を止めることすら叶わない。
悔しさに歯噛みしながらもどうにか足掻こうとする中…
『俺は願いを叶える神様だからな、願えば──叶う』
…>>1738の後、エースが言っていた言葉が脳裏に浮かんだ。
(…そうだ、このペンダント……創世の力で…なら、もしかしたら…!
…一か八かだけど、このままなにもしないままよりは…!)
「…なせば、なる……だよね、美炎ちゃん…!」
並行世界の存在とはいえ、この戦争ではついぞ再会の叶わぬまま亡くなってしまった友の口癖を口に出し、彼女は願う。
『これ以上何も失いたくない、だから肉の芽をどうにかしたい』と強く強く願った……その瞬間、気付くと彼女の意識は精神世界へと跳んでいた。
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「…ここは…」
「…フン。ようやく願ったか」
「…──ぇ、秋月、さ……違う、あなたは誰…??」
目前に居た秋月瞬の姿をしたナニカに、一瞬酷く動揺を見せるものの、そう可奈美は問いかける。
「あくまでこの姿と喋り方は、奴の物を模倣しているだけだ…直ぐ気付くとはな」
「…一応、あなたを持ったことはあるし、秋月さんが持ってたあなたと、何度も剣をぶつけてたから気付けたんだよ、『世界』さん」
「今の僕は残滓に過ぎない」
>>177での事を思い出しつつ、目前に居る『世界』の残滓との対話を図る可奈美。
「それでも、こうしてお話出来るのは嬉しいな。
…ここに呼んだって事は、私に何か用があるってこと…だよね?」
「話が早くて助かる限りだ。…本来なら貴様を乗っ取ってやっても構わんが、それをするにはあまりにも今の僕では不十分すぎる。
…あのアウラとかいう、テムオリンを思い出させる女狐の言葉を信じるならの話だが…どうせなら僕は、「世界」をも手中にしようと目論むディオに一杯食わせてやりたい」
「…出来るの?」
「創世の力の残滓を併せ、貴様が求め、誓い、そして強く願えば…或いはな。
その上で…貴様に問う、衛藤可奈美。僕の力を使い束縛を脱した後…どうしたい?」
そう問いかける『世界』。
聞かれた可奈美の中に浮かんだのは、3つの選択肢。
・ラクスの肉の芽をどうにかした上で、屍生人達をみんなに任せてディオを止めに行く。
・屍生人達を全て終わらせてからラクスをどうにかして、その上でディオを止めようと向かう。
・自分を利用しようとした上に、自分とラクスに肉の芽を植え付けたディオをこの手で滅するのを最優先とする。
「…私は……」
「ここは貴様の精神世界とはいえ、悩んでる時間はそこまで無い、早く決めてくれ」
…少し考えた後、可奈美は答えを決めた。
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>>1750
「…私は、ラクスさんをまず助けてあげたい。
…今の私なら、迅移と八幡力併せた上でやれば、精密に肉の芽を、外科的…って言うのかな?そういう感じに取り出せるかもだから。
…ディオさんには信用してもらえなかったけど、一応ゲロウジームさんの時(>>1383)の事があったし……そういう正確に手際よくやる練習はしてたから、他の人がやるよりはマシだと思う。
…ディオさんを止めに行くなら、その後かな。
……利用する為とはいえ、それでも私を立ち直らせてくれたのは事実で、それには感謝してて、だからこそ……これ以上、罪を重ねさせたくない」
「…覚悟は決めているようだが…つくづく甘いな貴様は」
「それを捨てちゃったら、多分私……ただの人斬りに、なっちゃいそうで。……そんなの、私じゃないよ」
「…貴様がそれを選ぶというのなら、僕に拒否権は無いさ。
……しかし、割合としては創世の力の方が大きいというのに僕が奴の…秋月瞬の姿と喋り方になるとはな。存外貴様は奴の事を……」
そこまで口に出した後、可奈美の顔を見た『世界』は…語るに落ちているなと言わんばかりに黙った。
…暫く後、可奈美が口を開く。
「…最初は正直、あの人にはこう…禍神になった姫和ちゃんと立ち会いした時みたいに、ムカついてたんだ。
…こっちのこと、全く全然視てくれないから。…それもあって、あの時の模擬戦は絶対勝ちたかった。
…だからね、勝てた時…少しだけ、だけど…私の事を見てくれて…嬉しかったんだ。
けれど本気だったら、間違いなく勝てなかったのはわかってて。出奔してから、私より強い人と会ったのは初めてで。
剣術の部分だけで勝てても、意味が無い…全力の秋月さんと戦って、勝って…それでようやく、あの人は私をちゃんと視てくれる気がした。視てほしかった……秋月さんが首輪を外せて、あなたに乗っ取られてなかったらその時は……全力で戦って、ちゃんと勝ちたかったな。
…たしかに、さやかちゃんが言ってた通り性格も口も…悪かったかも知れないけど、あの人はそれだけじゃなかったから。
…越後から帰ってきた時、あの人は…秋月さんはね、敢えて普段通り振る舞って…いつも通り模擬戦にも付き合ってくれたんだ。
心配してくれたさやかちゃんも、普段通りで居てくれた秋月さんも…どっちも、とっても嬉しかった。
……2人共、なんでいなくなっちゃうかなあ……もう会えないのも、立ち会いできないのも……寂しいよ」
「…重たい奴め、しかし奴も…罪深いな」
弁解するかのように語った可奈美に、二言だけ述べたのち、『世界』は元はといえば自分が迂闊な事を言った結果なのもあり、話を元に戻しにかかる。
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>>1751
「…方法としては、僕に遺った力を使ってオーラフォトンで肉の芽を焼き払う事だ。直接的な攻撃をする力は最早ないが、内なる敵になら話は別さ」
「…えっと、それじゃ私の脳も巻き添えにならない??」
「そのままでは諸共に燃えて死ぬな。そこで創世の力の出番だ。
強く求め、誓い、そして願う意志が在れば……創世の力で増幅させた、僕(『世界』)に遺った最期の力で脳の再構成・修復が出来る。
当然燃える事自体は変わらず激痛が走る上、意志を保てなければ修復出来ずに死ぬのみだ。
それとその際この戦争に呼ばれる間際から、奴が、秋月瞬が死ぬまでの記憶も流れ込むが…どうする?」
「…耐えてみせるよ、どれだけ痛くても…ラクスさんやみんなを助けて、ディオさんを止めることに繋がるなら。…記憶は、むしろ知りたいし、視てみたい」
アセリア本編にて『誓い』が瞬の肉体を再構成した様に、欠片とはいえ『求め』と『誓い』が合わさった『世界』に、創世の力の増幅があれば脳の修復程度は造作もない事だった。
そして提示されたリスクを、可奈美は受け入れる。
「ならば求め、誓いそして願うがいい。代償と引き換えに──僕は応えよう」
「……分かった。私は求めるよ、ラクスさんやみんなを助ける為に。…誓うよ、ディオさんを止めてみせるって。そして願うよ、これ以上……何も、何も失いたくないって!!」
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「ぅゔっ!?あぁぁ"ぁ!!?」
「可奈美!?しっかりしろ可奈美…!!」
場面は変わって元の世界、突然動きを止めた可奈美が、激痛に苦しみ悶えのたうち回り出した事に動揺するロリカイザー。
しかしここで、身体を操られながらも、消耗を押してどうにかアコード能力を可奈美に使ったラクスが言葉を告げた。
「…可奈美、さん…は…今、戦っていますわ…彼女が、勝つ事をどうか…信じてあげて、ください…!!」
「戦ってるのか…俺に出来る事は願うことくらいだが、なら負けんじゃねえぞ、可奈美!!」
そう言い、ロリカイザーは可奈美が打ち勝つ事を願う、ラクスも、身体は操られているがその想いは同じであった。
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>>1752
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いたい。いたいいたいいたい!!あたまがのうがやけてわれてこわれそうでいまにもいしきがきえちゃいそうでいたいたいたいたいっ、ああああ"ぁぁ"っ!?!?いたい"、よぉ"…!!
…でも、でもっ…これ以上…失わない、ためにも…たえなきゃ…願いを、たやしちゃだめ…だ…!!
『篝火を絶やすな』
いつか紫様が言ってたということばがうかぶ。ここでこのおもいをたやしたら、だれもたすけれない、まもれない。……うしないつづけてきたけど、もう…そんなのはいやだ!!
『…可奈美、さん…は…今、戦っていますわ…彼女が、勝つ事をどうか…信じてあげて、ください…!!』
『戦ってるのか…俺に出来る事は願うことくらいだが、なら負けんじゃねえぞ、可奈美!!』
…きこえてきたのはラクスさん、ロリカイザーさんのこえ…ふたりのためにも、わたしは…わたしはぁっ!!!!
──そのときだった、わたしのあたまのなかに、あきつきさんの…あきつきさんをとおした『世界』のきおくが、流れてきたのは。
『もう終わりにしよう……。
俺たちはこの世界にいちゃいけないんだ……』
『コネクティドォォォォォゥウィルッ!!!』
そう叫んで、秋月さん…ううん、乗っ取ってた『世界』めがけて突っ込んできたのが、たぶん秋月さんの云う、『疫病神』さん…なんだろう。
『疫病神』さんはそのまま下に斬り下げて間髪入れずに上に斬り上げ、そこからまた下に斬り下げて…上に斬り上げながらジャンプ、落下しながら下に斬り下げて…連撃の結果、勝敗は決した。
『うあぁぁぁぁっっ!
そんな、そんな馬鹿な……ッ!!
僕が負けるなんて……あ、ぁぁぁぁっ!!』
『……お前も、佳織を殺したかったわけじゃないだろう?』
その直後、消え去るはずだった秋月さんは、この戦争の舞台の世界に召喚されたようだった。
そして……わたしの知らない秋月さんの姿も、記憶として流れ込む。
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>>1753
《…僕に課せられた任務は関東軍の強敵が単騎侵攻して来ないかの哨戒。あのお人好しの馬鹿共なら兎も角、僕が助けてやる義理はない》
《…あの剣馬鹿共なら──》
『礼なら僕じゃなく、今も何処かで戦ってる魔法少女(さやか)と刀使(可奈美)にするんだな』(>>722)
『…一種の保険として使えるなと思ったまでだ。
僕にとって一番の最悪は、佳織を…僕を救ってくれた相手を殺めてしまう事だ。そうなるくらいなら死んだほうがマシさ。
僕は僕で出来る限りは足掻く。だがもし、『世界』に僕の人格が完全に乗っ取られた場合…その時はノートに僕の名前を書け、夜神月。
最も、それで僕が殺せたとしても、『世界』の方まで消えてくれるかは分からんがな。
……だが、少なくともそこの美樹さやかや……衛藤可奈美に介錯させるよりは、ずっと確実性はあるだろうさ』(>>569)
《…直撃していれば……あの時(>>722)気まぐれとは言え、僕が助けた彼女達も死んでいただろう。…もしも忘れ去られるとしても、無意味にはならないと、思いたいが。
…悔いはある。だが…佳織を殺めるような愚行をせずに済むだけ…マシではある。
……衛藤可奈美や美樹さやか、それにファンタズマ・ゴリアを救う為にエターナルになったあの疫病神(悠人)なら、こうしたんだろうか。
……ああそうか、僕もあの馬鹿共に影響された結果が、これか…》(>>820)
……涙が、止まらなかった。止まってくれなくて……秋月さんが命がけで守ったこの世界を、みんなを…守りたいって、改めて思った。その為にもラクスさんを助けて、ディオさんを倒して止めて…だから、私は…この程度の痛み、なんかにぃっ!!!!
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暫く後、可奈美は動きを止め、目を開いた。
涙がまだ零れながらも、BB軍団に動きを止められていた屍生人を…二刀の元に斬り捨てる。
「…やったのか!?可奈美…!」
「やりまし、たのね…可奈美さん」
「……うん。今助けるからね、ラクスさんも…!!」
その瞳には光が戻っていた。
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>>1754
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(…ペンダントが…無くなってる。…みんな、気付いてないの??…いや、そんな場合じゃない、よね)
ペンダントの消失が、『世界』の云う所の代償だと判断した可奈美。
しかし本当の代償はそれではない。
この場合は、秋月瞬がこの世界に存在したという最期の痕跡である『世界』の破片…が変じたペンダントが消滅した事により、秋月瞬という存在がこの世界に居た事実が無くなり、直接記憶を視た上、『世界』の力を受けた可奈美以外の生者から忘却されてしまったという形で代償が払われた。
本来エターナルは異なる宇宙へと移動した際、それまでに居た宇宙からの痕跡が全て消滅するようになっている為、彼が関わった出来事等も全て無かったことになる筈だが…>>1836のアコード能力やマサツグ様のスキル、そしてエースの創世の力同様世界の違い故か、瞬の顔や名前は思い出せないが出来事自体はあったという形になったようだ。
最も原作でもこの忘却について、抜け道などがある為に絶対に忘れ去られるという訳ではないが。
──自分が肉の芽から解放された対価となって、瞬が居た事が忘れ去られてしまっているという真実を、衛藤可奈美はまだ知らない。
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>>1755
おk
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肉の芽から解放された可奈美が迅移と八幡力併せた上で精密にラクスの肉の芽を外科的に摘出
更にロリカイザーが此度は悪人なれど、次元――数多に存在するMADではヒーローとしても活躍する一人のホモを呼び出した
MUR閣下BB「――聖拳『月』」
パシンッ!
聖なるエネルギーが込められた正拳突きが鋭く繰り出され、ラクスの肉の芽も消滅した
ロリカイザー「召喚した俺が言うのもなんだけど、すっげえ一撃だな……」
そして肉の芽を浄化したMUR閣下BBはディオに近付く
ディオ「なにィ〜!?三浦、貴様生きていたのか!」
だがディオは咄嗟に空裂眼刺驚でMUR閣下BBの心臓を撃ち抜き、MUR閣下BBは消滅しかけるが――
「もしお前が――自分より強い男が、戦いを挑んで来たとする。
それを無視してその男を……射殺する。
それは負けを認めたのと同じ事じゃないのか?」
MUR閣下は死ぬ間際にそう口にした後、潔く消えた
ディオ「そんな精神はこのディオにない!勝てば良いのだ――ッ!」
MUR閣下の言葉を振り切るように、叫ぶディオ
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>>1757
自分はOK
他の意見次第
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>>1757
自分もOK
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ダクネスたちやBB軍団に完全包囲されたディオ
それでもBB軍団に肉の芽を植え付けるという、本物のMUR戦でも行った手段があった
ところが、>>1873で召喚され役立たず扱いされた赤ちゃん軍団もといHSIの口から炎が放たれ
肉の芽は植え付けられる前に焼かれて消滅した
そう。うどんげによく似たBBであるHSIは火を吐けるのだ
ついでに人面パンジャンドラムに体当たり・自爆されて吹っ飛ぶディオ
そして最後の追撃
ディオ「WRYYYYYYYYY!?」
ダクネス「覚悟しろディオ!」
可奈美「もう終わりにしましょう、ディオさん」
ディオ「馬鹿な、可奈美に植え付けた肉の芽がなくなっているだとお!?
だが、まだこのディオには……!」
ディオは仮面ライダーナイトに変身してファイナルベントをもって最終決戦を挑む
ディオ「仮面ライダーだぁ!! ぶっ潰れよおおおおおおおお!!」
ダクネス「盗んで奪っただけで、ライダーの魂が引き継がれるわけがない!!」
ぶつかり合う飛翔斬とサンライトハート
ディオ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」
ダクネス「この戦争に、散っていった命に、引き継がれたものに無駄なものなんてあるか!!」
押し切られそうになった時、ダクネスはこれまでの悲劇や仲間との絆を思い出し、それを足で踏ん張る力に変えてエネルギー源である飾り布を強く巻いた
するとサンライトハートが更に光、それはまるで山吹色のような光を放った
かつてのライバルが持っていたような波紋のように
その技に名前をつけるとするならば
ダクネス「サンライトハート・オーバードライヴ!!(限界駆動!!)」
ディオ「何ィィィ!? このディオが、このディオがあああああああああああああ!!」
仮面ライダーナイトとなっていたディオは足の方からサンライトハートのエネルギーにより砕けて崩壊していった
デスノートが入った腕時計も砕けて切れ端が燃えていく
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>>1760連結
そこへさらに可奈美が崩壊するディオの肉体から追い打ちのようにその首を斬首した
しかしそれが殺すためではない、ディオを助けるための行為だった
吸血鬼であるディオは首だけになっても死なない
可奈美「香織さん!」
ノリス「これを使え!」
香織「わかったわ! みんなどいてどいて!!」
香織はノリスから比較的小さくて頑丈そうな鉄のコンテナを、可奈美は首だけになったディオを香織のゼニスにパスした
するとディオの首をコンテナの中に閉じ込めた後、修理装置バックパックで溶接して無理やり封印した、自力での脱出はもはや不可能である
香織「ふう、これで契約は成立よね、アウラ」
アウラ『うむ、ラクスが肉の芽から解放された時点でディオは殺しても良かった気もするが、まあ良しとしよう。
……我々の戦争はこれにて終わりとしよう』
ダクネスたちはアウラからの契約を成し遂げた
その証なのか、ラクス含め首輪が遠隔で解除された
【ディオ・ブランド―@ジョジョの奇妙な冒険 再起不能】
※首だけですが死んではいません
【関東軍 召喚者全滅及び降伏】
【第三軍 数名が生存(形式上は、降伏)】
【関西軍 勝利】
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>>1760-1761
おk
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マサツグ様&めぐみんエピローグ『Together』
――やれやれ、この長い戦いもようやく終わったか。
思えば東卍とミラージュの抗争よりも激しく、えげつない戦争だった。……まあ内戦なんてどこの国もそんなものかもしれないが。
とにかく――俺は色々なものを失った。
本来ならば元の世界でリュシア達の面倒をみるべきだったもう一人の俺、かつて俺を救ってくれたキリト、かつて俺をいじめてきた癖に改心を果たしたブロリー、めぐみんが巨大ロボを倒すために散ったマーベラスやエース――挙げればキリがない。
だが失わなかったものもある。
……俺もヤキが回ったのか。
誰よりも大切で、誰よりも好きで、誰よりも愛してる――めぐみんがまだ俺には残っている。
やれやれ、この俺が色恋沙汰など……本当に我ながらおかしくて笑えてくる。
めぐみん「ようやく戦争が終わりましたね、マサツグ」b
マサツグ様「フッ……。そうだな」b
めぐみんがサムズアップするから、思わず俺も返してしまった。……正直、照れ臭いが悪い気はしない。俺は本当にどうしたんだ?
ドクン、ドクン――。
めぐみんを見てると胸の鼓動が高なるのがわかる。
ああ――やっぱり俺はこいつが好きなのか。
このどうしようもなく残念な爆裂娘なんかを――好きになってしまったのか。
やれやれ――本当にどうかしてる。
めぐみん「そんなに見つめてきてどうしたのですか?マサツグ」
マサツグ様「ふん。なんでもない。……そんな不思議そうな顔でまじまじ見てくるなっ」
めぐみん「ほう?マサツグのその反応――まさか私の素晴らしさに気付いたのですか?」
マサツグ様「う、うるさいっ」
バクン、バクン、バクン――
ああもう、こいつには本当にペースを乱される!
だが――やれやれ、仕方ないか。
マサツグ様「お前みたいなクソガキにはお仕置きだ!」
そして俺は――めぐみんにキスをした。
うるさい小癪な口を黙らせるには、こうするしかないから仕方ないだろう。
めぐみんの頬がほんのりと紅くするのを見て唇を離すと――
めぐみん「やっぱり私の勘違いじゃなかったんですね、マサツグ」
そう口にしてめぐみんも俺の唇にキスを――!?
な、何をしてるんだこいつは!?
めぐみん「マサツグの気持ち、なんとなく察してましたよ。それにミサイルから私を守ってくれたり、私をおぶりながら大量の敵と戦うマサツグは――カッコよかったです。だからこれは、その……そんなマサツグへのお礼なのです!」
やれやれ、まったくコイツは――。
マサツグ様「そうか。何故だか知らないが……いつの間にか俺はそんなお前を気に入っていた。愛してるぞ、めぐみん」
めぐみん「わ、わわ、私こそ……って何を言わせるんですか!」
なんとなく、コイツの気持ちが伝わってきた気がする。
もしもそれが俺の思う通りなら――やれやれ、コイツは本当に素直じゃないな
だが、それでいい。
そんなめぐみんを俺は好きになったんだ……。
マサツグ様「やれやれ。暫くこの世界に滞在することになるだろうが――それも悪くないな」
俺が唯一好きになった女と一緒に居られるのだから。
めぐみん「元の世界のみんなには心配をかけてしまいますが……それもそうですね」
めぐみんは頬を朱に染めたまま、そう答えた。
やれやれ、素直じゃないがバレバレだぞ。
そして俺がめぐみんの出を握ると――めぐみんも握り返してきた。
暖かい。
この温もりが――過去の嫌なイジメやトラウマを忘れさせてくれる。
ずっとこの温もりを味わっていたい。この刹那を永遠に――。
ああ――ようやくわかった。
だから俺は、コイツのことを好きになったんだな
きっとこれは理屈じゃなくて。俺の〝心〟がめぐみんを好きになってしまったんだ
――愛を知り、新しく歩き出した。
守るべきものを知り、強くなれた。
光なら、未来なら、この手にある。
二人なら、もう何も恐くはない
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>>1763
いいと思う
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A√では人間電池であるルルを使わずに召喚装置使用を模索するという形でアウラと和解した第三軍(とラクス・香織)
だったけど、肝心のルルの代用品がエピローグ中では見つからず、召喚者たちはちゃんと帰れたのか、香織とラクスは想い人たちを蘇生できたのか劇中ではわからない結末だったな
……見つかる可能性もあるから希望のあるエンディングではあるけど
なお、関東軍側でルルにされた人たちは約束通り保護された模様
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ヴェルム&ネームドを完全に失った関東軍は完全に烏合の衆だったな
残された異世界の兵器は扱いきれず、大量破壊兵器を使い過ぎた反動で一気に関東の民衆の不満も爆発
一度は大阪まで伸びた勢力図が一気に関西軍に奪いつくされ、最後ろくな抵抗もできずに本拠地東京まで無血開城となった
ヴェルムに付き従っていた、またはBR法を牛耳っていた上層部は尽く追放・粛清された(なおBR法に関しては肯定的だった関西軍側の上層部も用済みと言わんばかりに追放された模様)
これにより悪法であるBR法はこの世から姿を消した
こうして内戦は本来はクーデター側である関西軍の逆転勝利となった
外国からの介入もギリギリのところではあったが回避されることになる
また、大東亜共和国は大東亜興国とその名を変えることにもなった
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>>1765
いいと思う
>>1766
いくつか気になるところあるんだけど、とりあえず関西軍にそんな攻め込む戦力残ってなくないか?
今までモブがロボット乗ってたりしたのに扱えなくなるっていうのも唐突だし
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では修正
ヴェルム&ネームドを完全に失った関東軍は完全に烏合の衆だったな
特に大量破壊兵器を使い過ぎた反動で一気に関東の民衆や兵士の不満も大爆発
占領地内で暴動が起きたり、関西軍に寝返る兵士が後を絶たず
一度は大阪まで伸びた勢力図が関西軍に奪いつくされ、最終的に関東軍は降伏した
ヴェルムに付き従っていた、またはBR法を牛耳っていた上層部は尽く追放・粛清された(なおBR法に関しては肯定的だった関西軍側の上層部も用済みと言わんばかりに追放された模様)
これにより悪法であるBR法はこの世から姿を消した
こうして内戦は本来はクーデター側である関西軍の逆転勝利となった
外国からの介入もギリギリのところではあったが回避されることになる
また、大東亜共和国は大東亜興国とその名を変えることにもなった
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>>1768
結末に大きく関わるから他の人の意見が聞きたい
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>>1768
自分は別に構わないけれど>>1769同様他の意見次第
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>>1768
自分は別に構わないけれど>>1769同様他の意見次第
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>>1768
個人的には大丈夫だと思う
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原型を保ってたワンフォールさんの死体は美岬やロリカイザー達によって戦争後に発見されて墓に埋葬されたね
ワンフォールさん以外でもさやかとか原型を留めてる死体は丁重に埋葬されて墓を建てられた
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>>1773
全然OK
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ダクネス、ディオとの戦闘で力尽きたかに思えたけど、死んだように眠っただけでギリギリ命をつないでいたんだよな
病室で目覚めると1ヶ月くらい経過しており、内戦が完全に終わったことを仲間たちに伝えられたという
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アウラ主導のもと、ラクスと香織、第三軍だったものは大東亜共和国(後の興国)復興に尽力していたな
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>>1775-1776
大丈夫です
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そのままだと第3軍が民集に石を投げられる立場なんだけど「第3軍の暴走はゆきという魔性の男に操られたものだった」「そいつが死んだことで一部例外(ディオとか)を除いた第3軍が関東軍撃破に貢献してくれた」カバーストーリーを用意することで帳尻を合わせ、立場の保護を保ったな
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>>1778
いいね
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ノリス・パッカードエピローグ
『嵐の中で輝いて』
ヴェルムが倒された爆裂魔法の爆心地にできた慰霊の公園
何十万人もの名前が刻まれた数え切れないほどの石碑の一つに、当時の大東亜共和国では見慣れないアルファベットの名前が3つある
それを眺める一人の白人の中年男性は、凍りつくような嵐の中、何時間も立ち続けていた
「人の生は何を成したかで決まる……ギニアス様は夢を成し遂げられた。立派です。アイナ様、貴女の望みがこの戦いを止めることなら、それを助けるのがサハリン家に仕える私の役目。私は……役目を果たせたでしょうか?」
ノリスはあたりを見渡す
あの戦いが終わってちょうど一年、依然として大阪の復興は進んでいない
折れた通天閣はスクラップになり、焼け落ちた大阪城には仮設住宅が並び、火の海と化した大阪市内からは工場が消えた
近畿では奈良についで人口が少なくなった大阪に、かつての盛況ぶりは見られない
それでも大東亜興国全体では復興は進んでいる
グリーグが撃墜されるまで使わなかったか最後のGUSOHや、様々な理由で実践で使われることの無かった危険な兵器は、その本領を発揮しなかったことでギリギリで国の形を保てたのだ
「アイナ様、やっとそちらに合流できそうです。自分は死に場所を見つけました」
ノリスは石碑に背を預けると、こめかみに拳銃を当てた
海の向こうに見える神戸では、内戦終結の記念日に外国の代表を招いての式典が行われている
かつての大東亜共和国では考えられなかったことだ
パァンと音が鳴って、慰霊に来ていた人は空を見上げる
凍りつくような強い風でさえ
その空に輝く花火を消したりなんてできなかった
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>>1780
悲しいけど素晴らしい、OK
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>>1780が投下される前提での連結
香織は終戦までの一年の間、ノリスとは本物の親子のような暮らしをしていたんだよね
その暮らしでもノリスの心の傷は癒しきれなかった...否、逆に心が満たされきったからこそこの結末になったんだよな
香織はこの時、ノリスから使いに出されていて、(私用で軍から借りていた)ファンファンに忘れ物をしたから取りに行って欲しいと離れていたんだよね
それはノリスが香織や仲間たちに当てた遺書であり、ノリスの顛末を知った香織はもちろん仲間たちも涙するしかなかった
『私にはどうしても行かねばならない所がある。
みんな、本当にすまない。
娘よ、ありがとう。
越後のあの日からずっと、香織とゲッタに会えて本当に良かった』
後年、ノリスが乗っていたガンダムEXは修繕され、香織が引き継いで搭乗
その復讐の鎮魂歌を奏でていたガンダムは、今は大東亜興国を守るための礎となっている
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>>1782
いいね
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ダクネスエピローグ『またあしたーいつか祝福されるべき素晴らしい世界が来る日までー』
ダクネスはカズキよろしく心臓の代わりに核鉄が入ってるが、それだといつかは周囲のエネルギーを見境なく吸収してしまう怪物・ヴィクター化の危険があるとアウラから指摘された
それを教えられて仲間や無辜の民まで傷つけたくないダクネスは最初はノリスと同じく自害を考えた、
たがロリカイザーたちのダクネスやアウラへの必死の説得もあって"再殺"は回避された
いつの日か召喚装置が起動すれば心臓の核鉄を生きたまま取り外せる日が来ると言われ、その日が来るまでコールドスリープ@ボトムズ最終話のアレしてダクネス自身の時間を止めるということで手を打つことになったのだ
しかし、ルルを使わない召喚装置稼働まで何年かかるかわからない
50年経っても100年経っても終わらないかもしれない眠りになる可能性だってある
それでもダクネスは迷うことなく、家族たちが興国となった内戦国を素晴らしい国に作り直すことを信じて、眠りにつくことにした
「戦争は悲しく辛く、私は自分たちの正義に酔っていたり、戦争の終わった先のことを何も考えてなかったりと、未熟な面も痛感させられたよ。
アウラたちに負けたのは必然だったのかもしれない。
それでもおまえたちと仲間、いや『家族』だったことは逃げじゃなかったと信じたい。
私は家族の絆は本物だと信じ、目覚めたら興国は素晴らしいものになってると確信してるからな。
それじゃあお休み、みんな......またあした」
ダクネスは冷凍睡眠装置の中で瞼を閉じた
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>>1784
いいと思う
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>>1896
内戦を終えて完全にものにしたラクスのアコードの読心能力が外交に使われると無敵過ぎる
興国の国益になる国とは国交を結び、害になる国はシャットアウトor距離を置くことができるから外交面ではほぼ無双でき、まだボロボロの興国が外国に攻められるピンチは躱していたな
ついでにディスティニープランを押し広めることも忘れておらず、しれっと政府高官を洗脳していく......
アウラ「とはいえ、召喚装置がすぐ使えなくなった以上、ディスティニープランで世界を覆うには今のままでは時間がかかるかもしれんな......
かといって性急に進めればまた戦争になるやもしれぬし。
......まあ良い、妾の代で間に合わなくとも、ラクスの代なら理想社会になるかもしれんしな」
アウラも内戦と以前の敗北(種自由)で思うところがあったのか、多少であるが己が短気さを反省したようだ
ディスティニープランによる世界征服はラクスのような後進が成し遂げれば良いとも考えるようになった
ついでに件の召喚失敗で呼び出した肉塊の中にオルフェが混じってたこともあとで知り、遺体に謝罪をしてちゃんと弔ったそうな
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内戦が終わった後、ロリカイザーと美岬は疑似家族の墓を建てるために死骸を探して全国あちこち回った
だが土方など死骸が見つからない者もいる。
この世界には様々なロボットが存在し、そのビーム砲で葬られたことを想像するのは容易い。等身大の人間があれを食らえば死骸も残らないことはロリカイザーや美岬にも理解出来る。
それでも根気良く主に戦場となった場所を探し回って……ようやく見付けたのは腐り果てたヅラの死骸。そこにはあの容姿端麗な面影はどこにもなく、ハエがたかり、あまりにも穢いものだった。
しかしそれでも――ロリカイザーはヅラの死骸を抱えた
「ヅラカイザー……俺がここまで戦えたのは、お前のおかげだ」
自分と同じく〝カイザー〟の名を背負う者。
ノリが良く、特にロリカイザーと意気投合していた。そして疑似家族結成のキッカケを作ってくれたのが、ヅラだ。
共に過ごした時間こそ長くはないが、思い入れはある。だからロリカイザーは最後までヅラの刀で、ヅラの志と共に戦ってきた。
ゆえにヅラの死体がどれだけ醜かろうが、関係ない。
ヅラの死体を背負い、美岬と共にその場を去り――慰霊の公園にあるヅラの墓の下に埋めた。
そして墓の前にヅラの刀を突き刺す
「今までありがとう、ヅラカイザー。この刀、お前に返すぜ」
そう言って手を合わせた後、帰ろうとしたロリカイザーの耳に――
『ロリカイザー殿……俺の無念を晴らしてくれたこと、感謝するぞ。だからこの刀は――お前が持っていてくれ。俺はいつでもお前達の〝父親〟だ』
それはきっと、幻聴なのかもしれない。
だがロリカイザーはニッコリと微笑んで、ヅラの刀を墓から引き抜いた
「ロリカイザーちゃん、どうしたんですか?」
「ヅラカイザーの声が……聞こえた気がするんだ。この刀は持っていてくれって。ヅラカイザーはいつまでも俺たちのパパだって」
「そうですか。それは良かったですね!」
ロリカイザーの言葉を聞いて、美岬も微笑んだ。
ダクネスはコールドスリープし、未だ意識がある疑似家族はロリカイザーと美岬のみだ。
それでも二人は忘れない。自分達には立派な家族達が居たことを
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>>1787
おk
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ディオの生首はコンテナからグルヴェイグ船内の奥、一人では絶対に脱出不可能な硬質ガラスの壁で覆われた檻に移し変えられていたな
ディオが生かされてる理由は吸血鬼の血肉がルル代用品探しの研究に役立つかもしれないお題目のためである
ディオにとっては屈辱極まりない
そこへ可奈美がやってくる
ディオ「どうした可奈美?
この落ちぶれたディオを笑いに来たか?」
可奈美「あなたはとんでもない悪人でした......それでも私を励まし、内戦を生き残れたのはあなたの励ましのおかげでもあるんです」
ディオ「なら、このディオを解放してくれ」
可奈美「それはお断りします......この世界での悪事は......さほどしてなくても、戦争のルールの範疇であったとしても、元の世界で犯した罪を償ってません。
その様子だと、まだ反省は欠片もしてないようですね」
ディオ「......チッ」
可奈美「本当に心を入れ換えたようならアウラにこの檻から出すように頼んでみます、ただその時には、ラクスさんがいるから嘘は無駄です」
ディオ「それは永遠にないかもしれんな......クソッ」
可奈美「また、面会に来ます」
ディオ「改心すると思ってるなら時間の無駄だぞ、俺は無駄もあまっちょろい思想も嫌いだ」
可奈美「私は無駄だとは思いませんよ、このまま放って置いたらディオさんは『そのうち考えるのやめた』『死なないだけの物体』に成り果ててしまうと思うから」
ディオ「......」
可奈美「こんな喧嘩でもなんでも良い、またお話しましょうディオさん」
ディオ「本当にどこまでも甘い奴だな、君は.....」
可奈美はディオに背を向けて去っていき、ディオはそれを見送った
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レンは剣崎の死体を回収した
彼の死体は腐敗してるけど〝仮面ライダー〟としての生き様を貫いた剣崎の死体を穢いだなんて思うことない
「剣崎さん、ありがとうね。剣崎さんが私に勇気をくれたから、なんとか戦う覚悟が出来たんだよ」
そして敵である勇次郎の死体も回収する
「あなたのことは、よくわからないけど……最期の言葉は私を鼓舞してくれた。それに戦争はもう終わったから、あなたのお墓も建てるね」
その後、剣崎だけでなく勇次郎の墓も建った
最期まで乱暴だった勇次郎の墓に花を添える者は少なかったが、レンと彼女の疑似家族であるロリカイザー、美岬だけは花を添えて墓参りすることを欠かさなかったという
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宝太郎、最期に正気に戻ったからロリカイザーとレンが剣崎など仮面ライダー達の近くに墓を建てるように意見して、実際それが叶ったんだよね
ロリカイザー「こいつは……本当は許せないことをした奴なんだけどさ。正直、ヅラカイザーを殺したことは今でも許せねぇけど……きっと戦争に巻き込まれるまではヒーローだったんだと思う」
レン「うん。この人のしたことは、私も許せない。……でも最期に正気を取り戻した姿を見て、この人も戦争の犠牲者だってわかった。だから、この人のお墓も建てたいよね」
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>>1790 1791
おk
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>>1786
>>1789
いいと思う
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A√グランドエピローグ「夢轍」
ある日、元関東軍のタカ派残党がルルにされた人々の保護区を襲撃する事件が起きる
理由はルルを召喚装置の生け贄に捧げれば召喚で願いが叶う=困窮状態からの脱出&大東亜共和国復活のためである
それを阻止するは、偶然近くを通りかかっていたロリカイザー、レン、美岬、可奈美、そしてガンダムEXに乗る香織であった
しかし、今回は敵も本気であり数が多く、あの内戦を生き抜いた五人でも厳しい戦いが繰り広げられた
遠くで指示をするアウラもまた
『あの数は無理じゃ!撤退しろ!』と言う
それでも......
可奈美「ルルにされた人にはあなたたちに指一本触れさせません!」
レン「まだ争いがしたいの?あれだけのことがあったのに!」
美岬「そっちにも譲れない理由があったとしても、人を殺して叶える願いは間違ってます!」
香織「『お父さん』と『お兄ちゃん』が作り上げた平和、壊そうとするならこのガンダムが『地獄の壁』になるわ!」
ロリカイザー「ダクネスの、母ちゃんが起きた頃に平和になったこの世界を見せてやりたいからな!!」
アウラ『そなたら......』
ラクス『絶対に生き延びてください、皆さん』
そして五人は敵の大軍の中へと飛び込んで行った
この事件でルルにされた人々の被害は奇跡的にゼロだったという
しかし、五人が果たしてどうなったのかはこのSSでは語られない
ただ、ラクスがアコード能力を使って装置で眠るダクネスと檻の中のディオに事件の顛末を語ったとある
ダクネスもディオも微かに笑みを浮かべていた
それが全ての答えなのかもしれない
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>>1794
自分はいいと思う。
思い付きでオールジャンル4エピ
補完スレ>>65直後、紅美鈴と犬吠埼樹の二人は謎の幻を見る。
それは先ほど凌辱・殺人を犯したブリジットが、眼鏡の少年に澄んだ微笑みを向ける様子や、その少年の死に悲しむ様子、長髪の少女と白髪の青年に後を託し死んでいく姿だった。
―もう嫌だ!ブリジットさんまで失いたくない!
―その子の気持ちを台無しにしたくなければ、逃げろ
―のび太さんほどやないけど、誰かを変えられたらそれで―
―ふふ……。仲間って、意外と良いものね。
幻を見た二人は顔を見合わせ、訳が分からないと樹は眉を顰める。一方の美鈴は憂いを帯びた表情で俯いた。
(もし何か状況が違っていたら、あなたとも仲間として一緒に戦えていたのかな……)
つい先ほど吸血鬼が自滅したのもあり首輪解除に躊躇が起きてしまうが、ここで出てきたうさぎに外すように迫られ、解除に成功。
それからうさぎの後を追ってきた翔一たちと合流し、この場にいた対主催の首輪を解除させた
そして、ロワ会場内に残ってるであろう他の対主催たちと合流するため一同はその場を後にするのだった。
彼女たちの物語はここで一旦おしまい。
事態が好転したわけでもなく、絶望的状況に変わりない。
だが対主催達の眼に諦めは無かった。
仲間を死なせないため最善を尽くした野比のび太の、エースの、暁美ほむらの、そしてブリジットの遺志を知った彼女達なら、何か変えられるかもしれない……
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(可奈美エピに繋げる用、とりあえずここまで)
>>1895
真っ先にダクネスに駆け寄る可奈美
しかしピクリともしないダクネスを見て
「……そ、んな…わたしまたっ…まもれ、なかったの……??」
ってなりかけてたけど、生体反応がまだ消えておらず生きてる事に気付いたアウラが
「落ち着くのじゃ衛藤可奈美、そやつは…ダクネスはまだ生きている。最もこのままでは危うい…直ぐに治療を受けれるよう手配しておく」
と言ってくれ動いてくれたのもあって安堵を覚えていた
ただこの後、ペンダントの件について聞いたのに誰もその事を覚えていない(何それ?そんなの付けてたっけ?みたいな反応された)事に
(…私がペンダントを付けてたのすら覚えてない…?……なんで……??)
ってなりながらも、
「付けてたよ!?…だってあのペンダントは……命とっ、引き換えに……GUSOHを撃墜してくれた秋月さんの…形見を……エースさんに頼んで」
とまで言う
だが聞いた皆は、「秋月って誰?」という感じで困惑した様子
「……──ぇ、っ、みんな…なに、いって……」
『代償と引き換えに──僕は応えよう』(>>1881)
「……まさ、か……っ!…そんな…そんなの、って……!」
呆然と、声を震わせ言う可奈美は思い至ってしまう
自分を助けた代償として、秋月瞬と『世界』はその存在自体を犠牲にしてしまったのだと
その瞬間、可奈美の脳裏に浮かんだのは
「わたしのせいだ」「わたしがうばってしまったんだ」「なら」「せきにんをとらなきゃ」「つぐなわなきゃ」
という思い、そして衝動のまま御刀を手に取り、切先を自分へと向けて──
「…可奈美さん!?誰か、彼女を止めてください…!!」
明らかに動揺した様子だった可奈美にアコード能力を使ったラクスが止めるよう皆に言うも、既に遅く……しかし血溜まりができることは無く、カランと御刀が落ちる音がした
「…き、ない……できない、よっ…!!だって、ここで…私が死んじゃったら……それこそ秋月さんや『世界』さんは……なんの、ためにわたしを……ぐす、っ…うぅ…!!」
自死を選ぶ寸前、ギリギリの所で衝動よりも理性が勝ったのだ
手を震わせながら、可奈美は泣き崩れる
暫く泣き喚いたのち、瞳を潤ませたまま、皆に事情を話すこととした
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>>1796
おk
-
>>1795
おk
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>>1910
めぐみんとマサツグ様は新しく開いた孤児院で内戦で孤児になった子供たちの面倒を見てたからその日は近くにいなくて、後からその事件を知ったんだよね
ダクネスやディオと同様に後から顛末を知り、笑みを浮かべていた
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>>1799
修正版が来たから取り下げます
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マサツグ様とめぐみん、マサツグ様&めぐみんエピローグとグランドエピローグの間に小さな孤児院を開いて戦争で親が亡くなった子供たちの面倒を見てたんだよね
それを認知してるアウラやラクスはグランドエピローグでマサツグ様とめぐみんが戻るまでの間、代わりに孤児たちの面倒を見る約束をした
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>>1801
個人的にはいいと思う
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(エピ繋ぎその2、これで後はエピを書くだけ)
>>1912
アウラからすれば召喚したはずなのに誰を呼んだか思い出せないって状態だったんだっけ
ともかく、可奈美の話からGUSOHを撃ち落としたのが瞬だと悟ったアウラは、>>836や>>858のこともあり瞬がその身を犠牲にしていなければそもそも関西軍-第三軍間での停戦は出来ず、また『世界』が可奈美の肉の芽をその存在を対価として消し飛ばして無ければラクスは肉の芽入ったままエネルギーの代替手段探して春日召喚(>>1856)まで待たなければいけなかったのもあり…
「…憶えていないのが口惜しいが、記憶を引き継いだそなたに代わりに言うとしよう。
…礼を言う、秋月瞬。妾は…我が軍は…いやこの国は、そなたの犠牲により最悪の事態を回避しどうにか救われそうだ。…せめてもの、だが…命の恩人の墓を立てぬわけにも行くまい」
と、可奈美に代わりに礼を告げる
「……秋月さんは、あの人は……あなた達の為にやったんじゃないですよ。
──でも、ありがとうございます、アウラさん……お墓くらいは、立てたいって思ってたんですけど…わたし、っ…以外…誰も覚えてないんじゃ……ってなってた…から。
…そうだ…立てるなら、他の人達とは…離して、ほしいです。……きっとあの人なら、その方が良いって、言うと思う…ので」
そう返した可奈美に、「善処する」とアウラは答えた
またこの時、可奈美に対しめぐみんが
「…私のせいで、ってなる気持ちはわかりますが…あえてこう言わせてもらいますね。…生きてください、可奈美。
あなたが生きることがきっと、その秋月って人が生きた証になるって思うんです。
……──私は生きますよ、もうひとりの私やゆんゆんが生きた証が、今の私ですからね!」
と伝えており、これもあって可奈美は
「……わたしが、生きることで……秋月さんが生きた証に……。
……ありがとう…めぐみんちゃん」
と、涙を拭い、立ち上がることを選んだ
その後、約束通り他の召喚者達の所から少し離れた箇所に立てられた墓には時たま少女が訪れ、墓の前で伝えるかのように話をしている姿が何度も目撃されたという
また少女は>>1890後、墓に訪れていた帰り道にてたまたま鉢合わせたマサツグ様に
「めぐみんちゃんの事、幸せにしてあげてくださいね、あんないい子なんですから」
「…マサツグさん、ちゃんと素直に応えてあげれてます?……二度と会えなくなってからじゃ、もう遅いんですよ?」
と言ったりもしていた
マサツグ様側は
「お前は……やれやれ、言われなくても分かっているさ」
と返したそうな
-
>>1803
いいと思う
-
(めちゃくちゃ時間かかったけどエピ書き上げたので投下)
終戦から月日が経ち、秋である9月のある日。
この日衛藤可奈美は月が光る夜、墓へと訪れていた。
基本彼女は復興活動やルルの代替手段の捜索に、>>1916の孤児院の手伝い、また暇な瞬間が来た時は、剣術を更に磨く為の鍛錬等を行いつつ、寂しくなった時は時間を問わずここへ訪れ、語りかけることとしている。
しかし今日はそれだけではなく……可奈美の手元には供花があった。
「…こんばんは。秋月さん、それに『世界』さん。
今日は……伝えたいことと、それと…がんばって、みんなにも協力してもらってどうにか手に入れれた造り物、造花だけど…気持ちを伝えるには一番良いかなって思ったから…話し終えたら供えるね」
そう言った可奈美は、言葉を紡ぎ始める。
「…私、実は最初は…帰れるようになっても、この世界に骨を埋めるつもりだったんだ。
…だんだん落ち着いてきたから、そのことをみんなに伝えたんだけど…その時が来たら元居た世界に戻るべきって、言われちゃった。
…特にノリスさんには何故か強く言われて…
『可奈美、おまえにはまだ帰るべき居場所があるだろう。ならば向き合うべきだ』
って。それとアウラさんにすら…
『そなたは帰るべきじゃ。…元の世界に帰ったとして、また利用されるか…関東軍のような愚行に出ないか懸念しておるのなら、心配は要らん。
この戦争の凄惨さを纏めた資料でも作って持っていけば、愚行に出る確率は減るじゃろう。自力で作れぬのなら、妾やラクスに言うがいい』
って……正直、意外だったんだ。そこまで言ってくれるって…思ってなかったから」
アウラとしては、デスティニープランを本格導入となれば、その才覚故に殺しも含めた戦士としての役割を可奈美は間違いなくこなさなければ行けなくなる。
精神的に生半可には癒えない傷を負ってしまった彼女にそれをさせると、役割を十全に果たせないまま今度こそ自害のような事になりかねない。
かと言って割り切る方向に行かれると、それはそれでただの人斬りに成り果て
(可奈美当人が>>1880で優しさを捨てたらただの人斬りになっちゃいそうでと言っていたのもあり)
、やがて災厄を齎す方向に行く可能性もあると危惧したのが大きな要因であるが…それを知る可奈美ではなく。
ともかく彼女は、墓へと向け言葉を続ける。
「…出来れば元の世界にも立てたい……んだけど、流石に無理があるって思うし、ダメ元で言ってみたけど…やっぱりアウラさん達にも言われちゃった。
だから…いつか、帰る事になったら……秋月さんや『世界』さんのお墓に私は来れなくなっちゃうけど。
……でも、あなたのことを忘れる気はないよ、私。…居なくなってから、一瞬たりとも忘れたことはないし、これからも一生……秋月さんや……『世界』さんのこと…忘れたりなんてっ…絶対、しないから!!」
そう、涙を零しながらも墓前で可奈美は誓った。
「…それじゃ、さやかちゃん達のお墓にも行かなきゃだから……またね、秋月さん、『世界』さん」
造花を供えた後、可奈美はその場から去っていく。
花の色は紫色…供えられた花の名は紫苑(シオン)だった。
余談だが、紫苑の花言葉には『追憶』『追想』『あなたを忘れない』『遠くにある人を想う』『別れの悲しみ』『思い出』等がある他、西洋では『忍耐』『繊細』『愛の象徴』等がある。
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今でもたまに、どうしてわたしは生きてるんだろうって……不意に頭に浮かぶことはある。
でも、その度にわたしは
『あなたが生きることがきっと、その秋月って人が生きた証になるって思うんです』
ってめぐみんちゃんの言葉を思い出して、疑問を抱いて死ぬ理由を欲しがってるわたし自身に、こう答えることにしてるんだ。
「──それでも…私は生きるよ。生き続けることがきっと…秋月さんやさやかちゃん達みんなが「居た」昨日に応えることになるから。
それが…私がみんなの「居ない」この世界で、息を吸う理由になるから」
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その後、月日が経つ中のある日(>>1914よりは前)、可奈美の元をある姉妹が訪れる。
その少女達の顔を見た可奈美は驚き、次いで無事を喜んだ。
…瞬の記憶越しに可奈美も識っていた、かつて彼が助けた姉妹(>>722)がそこに居たからである。
2人共瞬の顔や名前は覚えて無く、それに分かっていたとは言え少々寂しげな顔を浮かべる可奈美。対し2人は、助けられた事と言っていた事は覚えており、またその人がカッコよく見えたとも言う。
「…その人…秋月瞬って言うんだけど……口は悪かったし、素直じゃなかったけど……カッコよくてとっても強かったんだよ?
…そっかー…2人にも、カッコよく視えてたんだねっ……♪」
嬉しそうに微笑む可奈美。すると姉妹はその表情からか、自分達の命の恩人である秋月という人が可奈美にとってどんな人だったのかと問いかけてきた。
(…わたしにとって、どんな人だったのか……一言では、表せないから……そうだ、こう言えばいいんだ!)
「…一文で表すとね……もう二度と会えなくなっちゃった、大切な人かな。
……気になるの?じゃあ…詳しく話すから…ちゃんと、覚えておいてね?2人共」
秋月瞬の存在や記憶は、衛藤可奈美以外の生者からはたしかに失われた。
しかし彼が成した事は無かったことにはならず、また可奈美が全て『覚えている』が為…この世界の後世に彼の名は残ったという。
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どちらも良いと思う
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130の戦士の魂が、銀河の闇を星となって流れた。
一瞬のその光の中に、人々が見たものは、愛、戦い、運命。
いま、全てが終わり、駆け抜ける悲しみ。
いま、全てが始まり、きらめきの中に望みが生まれる。
最終回「夢轍」。
遙かな時に、全てを掛けて。
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>>1808
いいね
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(分岐の話が出てるけど○○√みたいに大がかりな分岐の話だけでなく、一発ネタとかそういう類いの分岐語りも出来るような語りを置いてみる)
A√完結後、B√とかそういう大掛かりな長編の分岐だけじゃなく、ここでこうならどうなってたのか…的な一話完結や短編、中編とかも書かれたりしてたよね
例えばもし関東軍関西軍の首輪がどちらも最初から機能不全だったら…とか、関東軍勝利√、関西軍完全勝利√、第3軍勝利√、全滅√、犠牲極力減らす√とかそういう条件を狙うRTAを走ってる風に書くとか
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いいね
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>>1810
おk
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>>1766とは違い、復讐心に飲まれたゆきがスレッタを許すためではなく、殺すためにアウラに改造を望む展開とかあったな
こっちの√のゆきは完全に報復心に囚われ、アウラも光堕ちしなかった
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>>1813具体的な内容
弱々しくもダクネスが言い返そうとしてアウラに論破されるのちょっとダクネスが可哀想になってきた
だけどここまで沈黙を貫いてきたゆきが口を開いたんだよな
「自分たちが悪いか良いか、もうどうだっていい、スレッタさえ、関東軍さえ殺せれば」って
スレッタにBFDを撃ち落とされた時に、スレッタや犠牲になった人たちの怒りや憎しみの他にも悲しみを感じてしまったゆき
全てスレッタの言う通りだった、戦争を止めると掲げていて、結局は戦争から早く逃げたかっただけかもしれない
家族や仲間や、そういうもので取り繕い、そういうお題目で現実から目を背け、楽な道に逃げ続けていた
「自分の世界」じゃないと心の奥底で、自分たちだけ良ければ、なんて黒い感情がほんの少しでも巣食っていたのだろう
その結果が、ギャオスの一件や、スレッタのあの現状
スレッタに欺瞞を指摘されたあの瞬間(とき)、ゆきは「マイキーを殺したスレッタを憎む」という楽な道に逃げたのだろう
だからなんだというのだ
スレッタは愛するマイキーを殺した、それだけで復讐するには十分だ
もはや戦争の行方や大東亜共和国、自分さえもどうなろうがどうだっていい
スレッタと関東軍への報復だけがゆきの頭の中を埋め尽くしていた
ゆき「ーーだから、関東軍を滅ぼすために、ぼくに力を与えてくれませんか。アウラさん」
アウラ「今のお前たちに何が出来る? ただの無力な愚か者に過ぎないお前たちが?」
ゆき「わからない。でも、無理やりぼくを強化して特攻兵器にでも出来る手段を、アウラさんが持ってるはずです。それでどうとでもしてください」
アウラ「……貴様」
ゆき「できないんですか?なら、関東軍に滅ぼされるだけですね」
ダクネス「ゆき、おまえ......」
ノリス「自棄になるな!、もっと他の方法だって」
ゆき「うるさい!、僕はスレッタとその後ろにいる奴らさえ殺せればそれで良いんだ!
例えこの身がどうなろうとも、あの怪物だけは殺す!」
アウラ「......良いだろう、鉄砲玉がお望みなら叶えてやろう」
そして手術室へ連行されるゆき
アウラ(所詮第三軍は、大義をもたず、大局も見れぬ、相応の覚悟もない愚者の集まりに過ぎなかったか)
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最終的にアウラがゆきの提案を了承
保有している実験用の薬剤やらその他諸々をゆきに打ち込み、BFDごとゆきを強化することに
ダクネスとノリスが思わず声を張り上げ反対するも復讐に囚われたゆきの耳には届かず、しかもアウラに論破されまくったことでこれ以上何も反論できなかった
そしてゆきの要望通り薬品は投与され、ほんの少しの時間絶叫が響き渡って
新たな力を得たゆきはBFDと共にーーいや、薬品投与の結果BFDの憑依召喚(ポゼッション)が可能となったゆきは黒羽をはためかせ魔女の元へ向かう
しかし、憎しみのせいか不明だが、その姿はA√よりも歪で醜い姿になっている
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>>1813-1815
いいと思うな
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>>1936
A√では精神力で押さえ込んでいたのか、町の被害とか気にしながら戦えてたけど、こっちの√のゆきはスレッタ殲滅優先の町や逃げ遅れた人々の被害無視で戦ってたな
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>>1817連結
これより前にスレッタに欺瞞をつかれて超めぐみんが曇る展開は同じなんだけど、マサツグ様が奮い立たせようとしたら、ゆきがこんな有り様で返ってきたせいでマサツグ様は何も言えず、超めぐみんのメンタルが回復しないという最悪の結果に
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↑の二つ、大丈夫そうならどなたか代理投下してくださると助かります
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ゆきが完全に暴走したB√だと戦いの結末もA√とは真逆な感じだったな
BFDの能力によるカウンター狙いだったけど、(ゆきと比べれば比較的)冷静だったスレッタには何か狙ってることはバレバレで、あえて積極的に攻撃せず、様子を見ながら長期戦に持ち込む事に
結果、技の発動条件を満たすことができず、ゆきの肉体の方が時間切れにより先に崩壊を始める
もはや、必殺技を狙ってる場合じゃないと無茶な特攻を仕掛けるけど今のスレッタには通じず、ナハトに捕まってその腕の中で肉体崩壊する直前に握りつぶされて粉々になったな
【月見由紀雄@オールジャンルロワ4 死亡(B√)】
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BルートだとMURの行動もちょっと違うんだよな
Aルートだと殺していた、ワンフォールの首を折って殺さず、ヘッドロックで気絶させる程度に止めて別の使い道を考える
気絶させた後にモブの死骸から拾った拳銃をワンフォールの眉間突きつけて、やって来た可奈美に大して人質の盾にしたんだよな
しかもなんと、BルートのMURはワンフォールさんにヘッドロックを仕掛けた結果、偶発的に亡き月の腕時計が開いて中の紙切れに気づくという
(何で、この紙切れ、月のものではない名前が書いてあるんだゾ?
......もしや!)
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>>1820-1821
個人的にはいいと思う
こっちも投下
(>>1879からの分岐、一発ネタ)
>>1879
「…私は…ディオさんを…ううん、ディオを許せない。これ以上なにかさせる前に……この手で、私が…!!」
ディオを最優先で殺す事を選んでしまった可奈美は、肉の芽除去を終わらせたのち、周りの静止もラクスや屍生人も無視してディオの元へと直行
そのまま怒りと憎しみのままに>>1888-1889では目的の都合もあり叶わなかったコネクティドウィルの連撃を完全に再現し、ディオを跡形も無く滅ぼす事に成功した
「やった、やったよさやかちゃん!秋月さん!これで……ぇ、あぁ……あああ"っ!!!」
狂ったように歓喜する様子だった可奈美だったものの、途中から冷静さを取り戻してしまい、彼女を襲うは寿々花やゆんゆんに散々言われてたのに結局憎しみに飲み込まれてしまい、ラクスを見捨ててしまった事への後悔
「……ごめんね、ラクスさん…寿々花さん…ゆんゆんちゃん…憎しみにのまれてわたし、けっきょく…なにも──……」
と遺し、可奈美は衝動のままに自刃、血の海に沈んだ
このエンドではラクスは何も出来ない不死身の怪物として生き地獄を与えられてしまい、関西軍の勝利という結末こそ変わらぬもののA√よりも更に苦い終わりを迎えた
タイトル名『憎しみに飲まれた末路』
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>>1822
おk
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ゆきとスレッタが戦ってた頃、対ヴェルム戦はどうなってたかというと、めぐみんのメンタルが回復しなかった結果、爆裂魔法が使うための集中ができない→モタモタしている内に敷島の震電が戻ってきてロケット弾の直撃でレモンが撃たれて振り下ろされてしまい......
マサツグ様が最後の守るスキルで防御して落下死だけは二人とも防いだ
かに思ったら、ゆきの放った攻撃の流れ弾が二人に直撃
二人まとめて黒焦げになってしまった......
【マサツグ様@妄想ウォーズ 死亡(B√)】
【めぐみん@妄想ウォーズ 死亡(B√)】
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廃人のルルとなったスレッタは、ヴェルムの指示でモブ関東軍兵士によって連行されたな
この状態ではもはや戦力にならないが、仮にデスドライブズに改造したら面白いデータが取れそうということで、いったん後方へ下げることに
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>>1824
>>1825
いいんじゃないかな
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(年表式になるけど考えてたプロットの一つを出す)
>>1947
これとは別にスレッタが大阪城の前にある巨大ジャンク(つまり巨大融合炉)に惹かれるように目指すルートもあったな
もちろん、道中でモブ関西軍に襲われるけど廃人ながらもルル化で肉体強化された故に弾は一発も当たらず返り討ちに殺していく
ネームドはそれぞれの戦いでスレッタどころではないし、機体を失ったのでヴェルム含め脅威度は低いと思われていた
そんな幸運も重なり、スレッタは一人大阪城にたどり着き、巨大ジャンクの......何かの機体のコクピットだった場所に入りこみ、融合炉を起動させた
つまり、大阪、否、関西を全て飲み込む大爆発が起ころうとしている
ヴェルム『スレッタ・マーキュリー?!
今、それを動かしてはダメです、止めて!!』
アウラ『誰でも良い!動き出した融合炉を止めるのじゃあ!!大阪が、関西が消滅する!』
両陣営のボスがスレッタを制止しようとするが、既に手遅れ
ネームドたちの努力も虚しく賽は投げられた
巨大融合炉は起動し、全てを爆光に包んだ
ヴェルムも、海中のグルヴェイグも、ここまで生き抜いた召喚者や兵士たちも全て飲み込まれた
そんな光に包まれるスレッタの最期の言葉は、狂喜で満ちていた
「これで戦争が終わるんです......早く会いたいな、アームストロングさん、リンノスケさん」
彼女の願い通り、大東亜共和国があらゆる要を失ったことで滅んだことにより、この内戦は終わりを告げた
【関東軍 全滅】
【関西軍 全滅】
【第三軍 全滅】
SSタイトル
『勝利者などいない、戦いに疲れ果て』
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>>1940
このタイミングでマサツグ様は「いじめっ子はお前達だ!」ってスレッタに言われて精神的に不調をきたしてしまうんだよね
それも相俟ってB√だとマサツグ様は何も言えなかった
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>>1827
>>1828
いいねいいね
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>>1946
俺とめぐみんに、何か攻撃が迫ってる。
それはやけに遅くも、早くも感じた。死ぬ寸前はスローモーションに見えるという現象か?
「マサツグ、ごめんなさい……」
めぐみんの悔しさと悲しさ、そして申し訳なさを滲ませた声が聞こえた
きっとめぐみんも俺達を待ち受ける死を察したのだろう
そしてこの結末は、変えられない。俺の「守る」スキルも――もう底を尽きた
だから俺は――それがたとえ無意味だと思っても、咄嗟にめぐみんに覆い被さった。
あの規模の攻撃だ。俺が肉壁になった程度でどうにもならないのはわかってる。
スレッタ『いじめっ子はお前達だ!』
ああ――もしかしたらそうだったのかもしれない。
なにより俺は元々ミラージュとしてやりたい放題やっていた。いじめっ子と言われたら、何も言い返せないな。
それでも――
「めぐみん。お前は、何も悪くない。誰が憎んでも、怒り散らしても、いじめっ子だと言っても――俺だけはお前を赦す」
俺達が死という運命を回避出来ないのは、天罰かもしれない。それもシーみたいな女神じゃなくて、死神の類が与えるものだ。
だが、そう思おうともめぐみんの心だけは守りたかった。
「ふふ……。マサツグって、やっぱり優しい人だったんですね――」
その時、めぐみんは柔和に微笑んで――俺の唇にキスをした
胸の中を溢れる充足感。俺達は間違いを犯したのかもしれないが――この愛だけは嘘偽りでも、間違いでもない。
ナオミ・マサツグはようやく〝本物〟を手に入れたんだ
死ぬ間際にこんなことに気付くなんて――我ながら、やれやれだな。
それにしても――暖かい。死が迫ってるというのに――自然と笑みが溢れてしまう
「めぐみん。俺はお前が――」
その言葉の途中、攻撃が命中して爆音に声は掻き消されてが、まだほんの僅かに息があっためぐみんは微笑んだ。
黒焦げになって、今にも死にそうな状態で、醜い姿になっても――二人は最期まで自分の想いを貫いた
――マサツグ様とめぐみんの死体は抱き合っているようだった。
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一発ネタだけど、もしも鎧がエンヴィーに殺されず首輪解除されてマーベラスやエースと共に宝太郎に挑む短編が投下されてたね
エースは宝太郎に憎悪の連鎖の恐ろしさを訴えるが宝太郎が聞く耳を持たず、心境的に宝太郎に本気を出せない+創世の力の多用で消耗の激しいエースを宝太郎は殺してしまう
宝太郎「俺の理想(ユメ)を……ガッチャを邪魔するなら、エースだって俺の敵だ!でも安心して、みんなは全てが終わった後に蘇らせるから!」
鎧「マーベラスさん、今の宝太郎くんは完全にイカれてます!でも、俺達仮面ライダーとスーパー戦隊なら……」
マーベラス「まだそんなことを言ってるのか。エースはあいつに殺されたんだぜ……!」
マーベラス(わりぃ、アカレッド。俺はあんたみたいになれない。こいつ(宝太郎)を殺すことでしか……止める方法が思い浮かばねぇ)
【エース@仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング 死亡(鎧首輪解除√)】
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>>1830
>>1831
いいね
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>>1961
それからマーベラスが怒涛の攻撃を仕掛ける
仮面ライダーだった男とスーパー戦隊の――そして自分たちの船長であるマーベラスのぶつかり合いを見て、鎧は声を張り上げる
「何やってるんですか、マーベラスさん!宝太郎くん!俺達、仮面ライダーとスーパー戦隊じゃないですか!協力することはあっても、全力で殺し合うことは間違ってますよ!」
「鎧、これは戦争だ!この戦争に仮面ライダーもスーパー戦隊も関係ない。被害を食い止めるにはこいつを倒すしかないんだ!」
マーベラスは鎧を叱咤するが、鎧は「でも……!」と悩む
そんな鎧に対して、宝太郎は心無い言葉を投げ掛けた
「お前は大切な人を失ってないからそんな綺麗事が言えるんだ!大切なみんなを失った俺は――こうするしかないんだぁぁああ!」
なんと宝太郎は未だ葛藤して隙だらけの鎧を狙って飛び蹴りを放った
それを見たマーベラスは瞬時に身体を動かし、鎧を庇う
「がはっ……!」
「マーベラスさん、どうして!?」
「言っただろ、これは戦争だ。いつ、誰が狙われてもおかしくない。それにお前は俺達……ゴーカイジャーの仲間だからな……」
「それは、そうですけど……!」
「鎧。お前はあいつみたいに憎しみに染まるなよ……」
そしてマーベラスの意識は闇に沈んだ
「マーベラスさん!そんな……起きてくださいよ、マーベラスさん!」
そんな鎧を見て、宝太郎は笑う
「はははは!やっぱりお前を狙えばそいつが庇いに行くと思ったよ。これでわかっただろ、戦争の悲惨さが!」
「宝太郎くん……いや、一ノ瀬宝太郎。俺はあんただけは許さない!」
ここにきて初めて鎧は怒りを爆発させて――遂に迷いを断ち切った
【キャプテン・マーベラス@海賊戦隊ゴーカイジャー 死亡(鎧首輪解除√)】
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>>1833
いいと思う
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>>1944
このルートでもアウラが光堕ちしているおかげで契約失敗→ダクネス・ノリスの首輪爆破はしないでくれたけど、その代わり香織やラクス以外は首輪をはめられて、興国(元共和国)の復興や混乱がおさまるまで傭兵として働けと言われたな
アコードのラクスが使えなくなったから外交無双もできなくなったし、A√と違って復興が進みづらくなったり再び関東軍の残党が各地で暴れるなど混乱が続いてたから召喚者の手を借りるのもやむ無しだった
いちおう、復興の余裕がなくなったことでノリスが自害しない点だけはA√よりマシに感じるが......
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仮投下>>1631から√分岐する場合、ディオが一人勝ちする可能性があるかもしれない…(特にどう語ろうとか考えていない)
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