[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
3301-
3401-
3501-
3601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
番外企画スレ
1730
:
名無しさん
:2022/04/13(水) 21:03:26
>>1729
「くっ……!」
大地へ叩き付けられた草加はカイザの変身を解除され、忌々しい青空の戦士を睨む。
マコトも変身を解除し、草加を見つめた。
「他の奴に負けるならわかる……。どうしてお前なんだ、乾……!お前には聖杯で叶えたい願いなんて……!!」
今の草加にはマコトが巧に見えた。
忌々しい。聖杯で叶えたい願いなんてないはずなのに、どうして邪魔をするんだ――と。草加は心の底からマコトのことが憎かった。
「マコトさん、大丈夫ですか……?」
「ああ。お前こそ無事か?チノ」
「はい。私もなんとか、大丈夫です……」
マコトの傍へチノが駆け寄る。
先程の戦闘でお互い体力を使い果たしたが、それでもまだなんとか生きている。二人は互いの無事を喜びあった。
「真理……」
そして死にかけの今の草加には何故だかチノが真理のように見えた。巧と楽しく談笑している真理のように。
「どうしてそいつなんだ……。真理。俺は君のために……」
草加雅人の言葉は、そこで終わった。
彼の命はここで潰え、灰となって死亡する。
その最期は道化のようで――ある意味、レジィの呪詛が届いたようでもあった。
哀れな男の末路を見て、チノは黙祷した。草加雅人は敵であったが彼なりに何かを背負い、必死に足掻いていたのかもしれない。
香風智乃は相手が敵とはいえ、死者を憎まない。もしも誰かを憎むような性格であれば元は敵であり、仲間が死ぬキッカケを作ったホメロスのことを許さなかったはずだ。
そんな少女を見習い、マコトも共に黙祷を捧げる。彼もまた草加のことを憎もうとは思っていなかった
【草加雅人@仮面ライダー555 死亡確認】
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板