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番外企画スレ
1720
:
名無しさん
:2022/04/10(日) 18:34:39
>>1718
変身していない状態でも修行していた経験やこれまで培ってきた戦闘経験によりロボット兵の攻撃をなんとか避けるマコトだが、この状況はあまりにも危険だ
ピーターはすぐに駆けつけようとするもムスカの部下に妨害され、悔しさに歯噛みする
更に追い打ちをかけるかのようにムーの兵士と思わしき軍人達までやってくる。
「――我が救世主を援護しろ!」
しかし彼らはリーダーの男が指示すると共にムーの兵士――つまりムスカの部下でありながら、ムスカの部下やロボット兵に立ち向かった。
しかもよく見るとムーとレムリア、二つの島の兵士が入り乱れて手を組んでいるではないか。
困惑するピーターに軍人の男が「我らの救世主を……ヒーローを助けてください!」と叫び、ハッとなってスパイダーマンは駆け出す。
ピーターは加勢に来てくれた彼らに感謝するとマコトを襲っていたロボット兵達の相手を始めた。
ロボット兵は生身のマコトを脅威対象外と看做し、新たなる戦力であるスパイダーマンへメインターゲットが変わる。
彼らはマコトに救われたムスカの部下達とクルーゼの部下達だ。
ロボット兵やムスカの部下の対処に部下を使うことを辞めたクルーゼだが、ロボット兵という存在はあまりにも目立つ。
必然的にクルーゼの部下に見つかり、現場へ急行することになった
そしてマコトが助けたムスカの部下達。彼らも偶然、この近くへ来ていたのだ。
「チノちゃん……」
治療を受けている間も心配そうに妹の名を呼び続けるココアを見て、マコトに助けられたムスカの部下達は少しでも恩返しするために、チノの探索及び助力を申し出た。
聖杯の見せたイメージ映像で聖杯の場所を知っているココアは、地図を見せてもらうと「ここら辺にいると思います」とだいたいの位置を伝えた
「それとチノちゃんに一つだけ、伝えてくれませんか?お姉ちゃんに任せなさい――って」
ココアにチノのことを託された兵士達は、彼女の言葉に「わかった」と返事をすると護衛のために数人だけ残してココアに教えられたチノがいると思わしき場所へ向かった
そこでレムリアの軍人達と出会ったわけだが、自分達はヒーローに助けられた。恩返しにチノという少女を助けるつもりでもうムスカに忠誠を誓っていないとムスカの部下達は語る。レムリアの軍人達は困惑するがムスカが何かを企んでいることはクルーゼからも軽く聞いており、なによりロボット兵という危険な存在を前に困惑する時間すらも惜しいので今は彼らの助力を認めることにした
そしてムーとレムリアの軍人達は一時的に協力することになり、今に至る。
ムスカの部下のうちの一人がチノに駆け寄り、体を揺らして起こすと「救援にきた。お姉ちゃんに任せなさいとココアから伝言だ」と伝える。
「ココアさん……。ありがとうございます……」
間接的にココアが自分を助けてくれたことに、チノは微笑んだ。
そんなチノの近くまでやってきたマコトは声を掛ける。
「あいつらにも守るべきものがある。チノ、これはクルーゼの指示じゃない。あいつら自身の決断だ」
人々が傷付くことが嫌でクルーゼの指示を阻止したチノだが、ムーとレムリアの軍人達はどちらも覚悟を宿した真剣な瞳をしている。
彼らの姿やマコトの言葉で考えが変わった。
それにレムリアとムーが争わず、一致団結している光景やマコトが助けた人々が今度はマコト達を助けようとする姿は感慨深くもある。
「はい。マコトさんが軍人さん達を助けて、今度は皆さんに助けていただいて……なんだか不思議ですね」
「そうだな。誰かを助けるためならどんな敵にも立ち向かえる――それが人間の可能性だ」
ロボット兵という強大な敵を前にしても、ムーとレムリアの軍人達は臆することなく戦っている。その姿はチノやマコトやピーターに勇気を与えた
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