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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章

261ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs:2020/09/08(火) 22:19:24
殺人鬼は、血の対応に追われた獲物の隙を突き。目にも止まらぬ速さで獲物の背後に回る。

「キ・キ・キ」

化け物である殺人鬼は決して走ったりはしない…それは決して力を過信しているからだけではない。
獲物に最大限の恐怖を与える為、殺されるという恐怖を植え付ける為にすぎない。

だがそれはだれかが見ている時限定の話だ。
当然獲物を捕まえる為に歩きだけじゃ捉えられない。そんな時に映画でよく使われる方法。

「まずはカザハ…君からだ。無条件で空に飛べるなんて…獲物としてふさわしくない」

姿一旦消し、背後から強襲する事。それは獲物にさっきまでゆったりと歩いていたのにいつの間にか背後にいた。
そんな恐怖と衝撃を与え…決して怪物が走れない弱者ではなく…ただ遊んでただけなのだと自覚させる最適な方法。

「飛んで逃げるか?それとも普通に避けるのか?それとも受け止めてみるか?死に方くらいは選ばせてやる」

実際は飛んでいようと、地上にいようと関係ない。
飛ばないなら手に持ってる斧を振り下ろせばいいし、飛んでも斧を投げればいいだけなのだから。

ホラー映画にでてくる怪物の恐ろしさは…必要な時に瞬間移動のように移動する素早さ。
不死身のようにあらゆる攻撃を真正面から受け止め平然と耐える耐久力
そして獲物と自分の間になにがあろうと必ず刃を届かせる勢い。力。

「死ね!」

斧は獲物に…カザハに向かって確実に向かっていった。

【部長を思いっきり蹴り飛ばし、壁に叩きつける】
【毒+妹の影響でブラッドラスト弱体化、自動回復機能停止】
【代わりに自分の欲を受け入れ殺人鬼モード突入。基礎身体能力大幅向上】
【猛毒入りの血で作った近寄ると爆発する人形をばら撒き攻撃、カザハに強襲】


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