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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章

223カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ:2020/08/19(水) 23:23:35
>「カザハ…優しさもそこまで行くと美徳を通り過ぎてタダの馬鹿だぞ。いいか?僕とロイが戦ってるんだ。他の誰にも邪魔はさせない」
>「邪魔をするな、これは……俺とジョン、ふたりだけの戦いだ……!
 貴様ごとき部外者に何が分かる、貴様こそ――俺たちの因縁にしゃしゃり出てくるな!」

「お邪魔虫で悪かったですね、後は若いお二人で……って言うか――――ッ!!
もう二人の世界で済む問題じゃなくなってるっつーの!」

何か別の話に聞こえてくるのは断じて気のせいだ。

>「…部長。戻れ。」
>「チッ…人間じゃなければ操作できないって?下らないな…」

「……”人間”じゃない。それは異邦の魔物使い《ブレイブ》の特権だよ」

部長に介入されることを懸念したジョン君が部長を回収しようとするが、効果は無かった。
今のジョン君には部長が制御できないようだ。

>「まあいい…部長…わかってるな?邪魔をするな。邪魔をしなけりゃなにをしててもいいが…
 邪魔をするならお前も殺さなければならない…主人にそんな事させるな」

「今ので分かったでしょ? 今のジョン君は主人(マスター)としての資格を失ってる……」

>「カザハ…少しは大人になれよ。君の言う通り呪いを強引にもしかしたら剥がせるかもしれない…
 でも僕のこの想いは全部が全部…呪いってわけじゃあないんだ…人の心ってのは分っていても無視できない物もあるんだよ…」

「たとえ君の本性に凶暴性があったとしても……それを抑えておける理性まで含めて人の心じゃないの?
呪いのせいで抑えが効かなくなってるのならやっぱり強引にでも剥がさなきゃならない」

たとえ説得の効果はなくとも会話が続けば少なくとも時間稼ぎにはなったが、それも続かなくなった。
無駄話は終わりとばかりに、ジョン君はロイに向き直る。

>「さあ再開しようか?ロイ…誰にも邪魔させない。化け物を殺してみろよ…君が望んだ化け物を・・・」

「どいつもこいつも……石頭の分からず屋ばっかり!!」

本来であればこの場にいる全員で即刻ジョン君を抑えにかからなければならない位の非常事態だが、周囲では相変わらず戦闘が続行している。
カザハはその事に苛立ちが隠し切れない様子。
根っからの善人のマル様なら事の重大さを認識してくれる可能性がワンチャンあると思いましたが
そういえばマル様、善良過ぎて任務に忠実過ぎる石頭でしたね……。
マル様が止まってくれないとなると親衛隊が止まるはずは当然ないわけで。

「ねぇカケル、やっぱりボク達には背景がお似合いだね。どこの世界も一緒だ。
いつだって力無き者の声は届かない……」

なんだかんだ言って結局地球生活で培ったモブ気質を炸裂させつつ背景に溶け込もうとしている……!


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