[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章
197
:
明神
◆9EasXbvg42
:2020/08/03(月) 04:39:32
見てるかジョン・アデル。
お前はちゃんと、俺たちのパーティに貢献してる。迷惑かけるだけの存在なんかじゃない。
ブラッドラストがなくたって、俺達の大事な仲間なんだ。
>「みのりさん、残り時間は?」
>《あと30分強ってとこやね〜。さ、残すはアニマガーディアンだけや。おきばりやす〜。
アニマガーディアンの特性はわかってはるやろね? ガーディアンは光属性やから、
明神さんとガザーヴァちゃんを中心に攻めるのがええやろねぇ》
「うっし、休憩完了。見せてやるぜ、俺の闇の力をよ……!」
>「うぇ、まーたボク達かよぉ!ちょっとは他の連中も働けよなぁー、だろー明神!」
「おいおいガザちゃん、もうヘバってんのか?俺はちょーど肩温まってきたところですよ」
例によってガザ公がぶーたれて、なゆたちゃんが宥める。
まぁそうね、今回お前が一番働いてるからね……僕もう頭上がんないかもしんない。
>「別に、後ろに下がっててくれてもいいんだぞ。後は俺がやる……真打登場って所か」
「おっ焼死体君、人をやる気にさせるの上手いねぇ。おめーこそ下がってろ、光属性で成仏したくなけりゃな」
減らず口をぶつけ合ってるうちに、なんとか動き回れるだけの体力は戻ってきた。
まだまだ戦える。ジョンの野郎に出番なんかくれてやるもんかよ。
と、なゆたちゃんに気遣われていたジョンの言葉が耳に引っかかった。
>「申し出はありがたいが・・・ロイと僕の力でなゆ達には迷惑をかけっぱなしだ。
君達の旅に付いていける時間はもう残り少ないだろうけど・・・でも、だからこそ無理をさせてくれ」
「……は?何言ってんだお前」
死期を悟ったふうなこと言いやがる。
ちげーだろ。お前の死期を際限なく伸ばすために、俺達はここまで来てんだろうが。
思わず食ってかかろうとして、それより先に飛び出した影があった。
>「この分からず屋!!」
「カザハ君!?」
パァン!と快音ひとつ立てて、カザハ君のビンタがジョンの頬に直撃した。
持ち前の高AGIからくる早口でまくしたてるのは、ブラッドラスト被呪者の末路。
殺戮を重ねすぎて、文字通りの化け物となってしまった者達。
――俺たちの知らない、一巡目の記憶だ。
>「……だからお願い、そんなこと言わないで」
「なおのこと、ブラッドラストなんか使わせらんねえな。
俺ぁお前の成れの果てを介錯すんのなんざ御免だぜ」
カザハ君の言ってることが、カンペキ事実とは限らないけれど。
それがジョンに呪いの行使を思いとどまらせる理由になるなら、全力で後押ししよう。
>「じゃ……行こう。 明神さんもカザハも、エンバースも。準備はいい?
速攻で片付けるよ――!!」
「りょーかい。サクっと終わらせてヴィソフニールのツラ拝みに行こうぜ」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板