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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章

197明神 ◆9EasXbvg42:2020/08/03(月) 04:39:32
見てるかジョン・アデル。
お前はちゃんと、俺たちのパーティに貢献してる。迷惑かけるだけの存在なんかじゃない。
ブラッドラストがなくたって、俺達の大事な仲間なんだ。

>「みのりさん、残り時間は?」
>《あと30分強ってとこやね〜。さ、残すはアニマガーディアンだけや。おきばりやす〜。
 アニマガーディアンの特性はわかってはるやろね? ガーディアンは光属性やから、
 明神さんとガザーヴァちゃんを中心に攻めるのがええやろねぇ》

「うっし、休憩完了。見せてやるぜ、俺の闇の力をよ……!」

>「うぇ、まーたボク達かよぉ!ちょっとは他の連中も働けよなぁー、だろー明神!」

「おいおいガザちゃん、もうヘバってんのか?俺はちょーど肩温まってきたところですよ」

例によってガザ公がぶーたれて、なゆたちゃんが宥める。
まぁそうね、今回お前が一番働いてるからね……僕もう頭上がんないかもしんない。

>「別に、後ろに下がっててくれてもいいんだぞ。後は俺がやる……真打登場って所か」

「おっ焼死体君、人をやる気にさせるの上手いねぇ。おめーこそ下がってろ、光属性で成仏したくなけりゃな」

減らず口をぶつけ合ってるうちに、なんとか動き回れるだけの体力は戻ってきた。
まだまだ戦える。ジョンの野郎に出番なんかくれてやるもんかよ。
と、なゆたちゃんに気遣われていたジョンの言葉が耳に引っかかった。

>「申し出はありがたいが・・・ロイと僕の力でなゆ達には迷惑をかけっぱなしだ。
 君達の旅に付いていける時間はもう残り少ないだろうけど・・・でも、だからこそ無理をさせてくれ」

「……は?何言ってんだお前」

死期を悟ったふうなこと言いやがる。
ちげーだろ。お前の死期を際限なく伸ばすために、俺達はここまで来てんだろうが。
思わず食ってかかろうとして、それより先に飛び出した影があった。

>「この分からず屋!!」

「カザハ君!?」

パァン!と快音ひとつ立てて、カザハ君のビンタがジョンの頬に直撃した。
持ち前の高AGIからくる早口でまくしたてるのは、ブラッドラスト被呪者の末路。
殺戮を重ねすぎて、文字通りの化け物となってしまった者達。
――俺たちの知らない、一巡目の記憶だ。

>「……だからお願い、そんなこと言わないで」

「なおのこと、ブラッドラストなんか使わせらんねえな。
 俺ぁお前の成れの果てを介錯すんのなんざ御免だぜ」

カザハ君の言ってることが、カンペキ事実とは限らないけれど。
それがジョンに呪いの行使を思いとどまらせる理由になるなら、全力で後押ししよう。

>「じゃ……行こう。 明神さんもカザハも、エンバースも。準備はいい?
 速攻で片付けるよ――!!」

「りょーかい。サクっと終わらせてヴィソフニールのツラ拝みに行こうぜ」


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