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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章

152カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ:2020/07/06(月) 21:30:53
>「これが事件の全容だ・・・ところどころ端折ってはいるけど別に細かく聞きたいわけじゃないだろう?」
>「同情なんて必要ない・・・僕にはそんな価値がないからね」

「安心して。アイツに対抗するための情報として聞いたんだ。それ以上でも以下でもないからね」

ここまでのジョン君の様子で、同情の言葉などかけても意味をなさないのを流石に理解している。
単なる情報だから同情もしないけど嫌ったり引いたりもしない、ということを伝えようとしているのだろう。

>《話は一旦まとまった感じみたいやねぇ〜? ほんならそろそろ、うちらも通信再開してええやろか?》
>《いやぁ、三週間ぶりくらいの通信かな? 久しぶりだね、みんな!
 君たちのことはモニターしていたんだけど、『聖灰』の前じゃ喋ることもままならなくてね。
 とにかく、カザハの言うとおり状況は把握している。さっきの話も聞かせてもらったよ。
 ジョン君の過去は、ブラッドラストを解く鍵になりそうだね》

唐突に王都からの通信が入り、場の空気にそぐわない明るい声が聞こえてくる。
みのりさん何故か眼帯付けてますけど……。そんなに激しい修行をやっているのか!?

「やっぱり見てたのか! みのりさん……どうしたの!?
バロールさん! 修行中に手が滑ってみのりさんに怪我させたんじゃないだろうね!?
顔面は狙わないのはプ〇キュアの鉄則だよ!?」

>《ニヴルヘイムの裏をかいての進軍、か。
 ところで……カザハと明神君は、どうして自分たちの行き先がニヴルヘイムにバレてるのか訝しんでいるようだけれど。
 簡単な話だろう? だって、君たちはご老人からわざわざGPSを受け取っているんだからね。
 というか――私は君たちがとっくに知っていて、わざとそうしているのかと思っていたんだが……違うのかい?》

「ローウェル陣営は敵なんだよね!? ……そんなもの普通没収しとかない?」

……バロールさんに普通を求めても無駄ですね。
もうそんな曰くつきのアイテムその辺で売り払った方がいいんじゃないですかね!?
「それを売るなんてとんでもない!」で売れない枠なんだろうなあ……。

>《まぁ……何にしても線路が壊されてまったのは痛手やねぇ〜。
 魔法機関車なら港のあるアズレシアまですぐと思てたけど、敵さんもそう簡単には進ませてくれへんなぁ。
 ほんなら、みんな一旦寄り道してもろてもええやろか?
 少なくとも、このまま馬車で移動するよりは早く問題も解決するやろしね》

>「寄り道?」

>「――飛行船や!」

>《心配無用! 今のレプリケイトアニマは廃墟のようなものさ。
 防衛機構であるトラップの数々も、かつて私が召喚した番人たるモンスターたちも死に果てている。
 君たちは中に入ってヴィゾフニールを回収するだけでいいという寸法だ!
 楽ちん楽ちん、はっはっはっ!》

「なーんだ、そんないいルートがあるんなら早く言ってよー!」


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