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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章

127カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ:2020/06/07(日) 23:18:04
「こんなところにいたんだ。そろそろ行くよ! もう親衛隊もマル様もいないから安心して!」

怪訝な顔をするジョン君に、簡単に経緯を説明する。

「えへへ、喧嘩別れしちゃった。
ローウェル陣営がニヴルヘイムの連中に兵器を提供してたらしくて。
第三勢力っていったって思いっきり裏繋がりじゃーん、みたいな!
あ、マル様達がいなくなったってことは……」

試しにキングヒルへの通信を繋いでみるカザハ。繋がっているかも確かめずに一方的に喋る。

「全部聞いてたんでしょ? うかうかしてられないんだからね!?
今回はマル様達が徒歩だったから良かったようなものの……どっかの陣営が高級車で迎えに来たら寝返っちゃうかもよ!?
オープンカーで大草原を走り回ってバーベキューしちゃうんだからね!?」

ガザーヴァに聞かれたら大変なことになりそうである。
実際には向こうにみのりさんがいる以上、簡単には寝返れないんですけどね。

「それはそうとニヴルヘイムの連中、ボク達がエーデルグーテに行くの知ってるみたいなんだけど……。
おかしいなあ、どこから漏れたんだろう……」

素なのか揺さぶりかけてるのか分かりませんよ!?

「まあいっか。次のアズレシアはお魚がたくさん獲れるいいところだよ〜。
攻略本に書いてあったんだけど定住する人もいるらしくてハウスを建てる場所としても人気なんだって!」

カザハはジョン君を無理矢理私に乗せて、皆のところに戻った。

「馬車の中に閉じこもっとくのは飽きたでしょ。ジョン君はボクと一緒に哨戒担当ね」

ここからは少し強めのモンスターも出てくる。
馬車に閉じ込めておいたところで戦闘になれば出てくるのが目に見えているので、
哨戒担当という名目で出来るだけ戦闘を回避させる意図なのだろう。
それに、飛んでいる限り、一人で勝手に突っ込んで行ったり出来ない。
ある意味馬車の中に閉じ込めておくよりもずっと確実な拘束なのだ。

「んじゃ明神さん、親友お借りします」

カザハは地上組とウィンドボイスで音声を繋ぐと、早々に飛び立った。


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