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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章

121カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ:2020/06/07(日) 23:11:27
>「そうだ。俺は貴様らを潰すために召喚された。
 ミハエルと帝龍は、貴様らと同じ土俵に立って勝負したから負けた。ゲームで遊んだばかりに敗退した。
 だが、俺は違う。貴様らの得意なゲームに付き合うつもりはない。
 俺は俺のやり方で貴様らを葬る――アメリカ陸軍仕込みの軍隊戦術でな」

「ブレモンが強い奴じゃなくて普通に強い奴を選んで召喚したってことか……!
じゃあ……ニヴルヘイム陣営は召喚候補者の地球での人物像まで分かった上で召喚してる?」

バロールさんは皆のプレイヤーネームしか知らなかったし、なゆたちゃんと明神さんの因縁も全く関知していなかった。
ニヴルヘイム側はそうではないとなれば、コイツはジョン君と因縁があることまで分かった上で選ばれた可能性も濃厚なわけですね……。

>「アイツ、チョー洒落んなってないし! ブレモン知らんやつがアルフヘイム来んなし!」
>「あいつには『異邦の魔物使い(ブレイブ)』の戦い方が通用しないッス、ガチでヤバイ奴ッスよー!」
>「ニヴルヘイムに召喚された他の地球人たちは、まだしも話の通じる相手だったけど……あの男ロイ・フリントは違うわ。
 あの男はそこの焼死体さんの言うとおり、『異邦の魔物使い(ブレイブ)』を殺す『異邦の魔物使い(ブレイブ)』。
 敵対する危険性のある『異邦の魔物使い(ブレイブ)』を始末する殺し屋よ」

ガチでヤバくて話が通じないので有名な親衛隊の面々からガチでヤバくて話が通じないって言われてるよ、これアカンやつや……!

>「わたしたちを殺すために、ゴブリンに地球の武器を持たせて戦わせるなんて……」
>「知能の低い亜人どもにライフルの使い方と隊列の組み方を教えるのは、少々骨が折れたがな。
 だが問題ない。デリントブルグでの最初の実戦はまだまだ練度が低く、銃の命中率も低かったが。
 今回はそれなりの結果が得られた。この次はもっとうまくやれるだろう」

「そんなアナログな方法だったの!?
あまりにも統制が取れてるから魔法的な何かで操ってるのかと思ったわ……!」

>「……次があると思ってるの?」

「問答無用! ここで仕留めるよ! その能面みたいな顔に風穴開けたろかーっ!」

カザハはロイに狙いを定めて矢をつがえた。矢が魔力の風をまとう。
相手は先程とは違ってヘルメットを脱いでおり、いくら超強い軍人とはいえ
生身の地球人ならそれなりにビビる状況だと思われるが、相変わらず落ち着き払っている。

>「あるさ。今回の任務は完了した、撤退する」

>「なんですって?」

「どうせ追い詰められた敵の『今日のところはこの辺にしといてやる』みたいなもんでしょ!
一般人相手なら無双できるんだろうけどこっちのモンスター率の高さ考えろっつーの! 残念でしたーっ!」

確かに、普通はブレイブはほぼ一般人のはずが、このパーティーは何故か一般人の方が少数派なのは相手にとって誤算だったかもしれない。
ロイをビビらせるのを諦めたカザハは足元に矢を放つ。が、タクティカルスーツの脚甲部分に弾かれた。


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