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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章
114
:
ジョン・アデル
◆yUvKBVHXBs
:2020/06/03(水) 14:12:29
「うんうん……ん? やっと観念したか……!」
>「任せとけよ親友!今も、これからも!ちゃあんと助けてやっからよ!」
あぁ…夢みたいだ。
>「雑魚狩りは趣味じゃないが、あんたの頼みなら仕方ない。今回の見せ場は譲っておこう」
>「……うん……! さあ、ここから逆転よ! わたしたち全員で……この戦いに勝つ!」
ずっと欲しかった。自分を守って…信じてくれる仲間が。
あの日からずっと諦めていた…いや自分で思い込んでいた。
自分はそんな仲間ができるような人間ではないと、価値はないと。
本当にいいのだろうか?手を伸ばして…彼らの手を掴んでいいのだろうか。
もう十分苦しみ抜いた。だから…手を伸ばしていいのだろうか。
「みんな・・・みんな・・・ありがとう」
そう手を伸ばそうとしたその時。
>「……助けてくれ、だと」
今まで無言だった襲撃者の声で現実に戻される。
なぜ僕は今まで忘れていたのだろう?
いや違う。
>「貴様のような人殺しが。常人と相容れないはみだし者が。どの面を下げて助けなど求められる?
これまで貴様がしてきたことを思い出せ。貴様が考えてきたことを顧みろ。
貴様は自分のことしか考えていないというのに」
違う。僕は自分の意志で思い出さないようにしていただけだった。
もう会わないなら…と自分の精神を守るために・・・。
>「進歩のない男だ、貴様は昔から過ちばかりを犯す。間違った道ばかりを選択する。
そして、また殺すのか? 仕方なかった。やむを得なかった。そんな逃げ道を用意して」
顔を上げなくてもだれだかわかる。忘れてなんかいない。
自分の限界を超えないように記憶の片隅に封印していただけだ。
忘れるはずなんてない。
>「そう、『あのときのように』――」
「…ロイ…ロイなのか…?」
>「――俺がここにいることが不思議、という顔だな。
何も不思議ではないさ……誰だって、あのゲームをインストールしていれば召喚される可能性がある。公平にな。
もっとも――俺はインストールしていただけで、プレイしたことさえなかったが」
「だとしても…なんでこんなこと…」
>「奴は。『異邦の魔物使い(ブレイブ)』を狩る『異邦の魔物使い(ブレイブ)』ということらしい」
「ブレイブを狩る…ブレイブ?」
>「そうだ。俺は貴様らを潰すために召喚された。
ミハエルと帝龍は、貴様らと同じ土俵に立って勝負したから負けた。ゲームで遊んだばかりに敗退した。
だが、俺は違う。貴様らの得意なゲームに付き合うつもりはない。
俺は俺のやり方で貴様らを葬る――アメリカ陸軍仕込みの軍隊戦術でな」
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