したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章

102明神 ◆9EasXbvg42:2020/05/25(月) 07:02:58
>「なあ・・・僕一人じゃ手に負えないみたいなんだ・・・だから・・・」

襲撃者から目を離さずに、ジョンは呟く。
久しぶりに、こいつの声を聞いた気がした。

>「助けてくれないか・・・?」

「くひっ。言えたじゃねえか」

思わず笑いが溢れた。
救いようのないロクデナシだと、自分をそう呼んだジョンが。
俺たちに迷惑をかけまいと、自罰的な振る舞いを続けてきた男が。
ようやく……その言葉で、俺たちに助けを求めた。

「そいつが聞けただけでも、この旅には価値があったな。なゆたちゃん」

大親友から助けてって言われたんだ。
だったらやることはひとつしかねえよな。

「任せとけよ親友!今も、これからも!ちゃあんと助けてやっからよ!」

>「動くなーっ!」

「ヌルいぜカザハ君!動いてほしくない時はなぁーーー。
 動けなくしてやんだよ!こーやってなぁっ!」

スマホを手繰り、『工業油脂』の雨を降らせる。襲撃者の全身を油が染め上げる。
これも一時凌ぎにしかならないだろう。服脱げばいいだけだもんな。

それでも、ボディースーツを脱げば防御力が落ちる。
さっきみたいな被弾上等の立ち回りは出来なくなるはずだ。
ついでに――クソイキリライフル野郎の素顔も、ようやく拝める。

「ゴブリン共は俺たちで抑えとく。そこのデカブツの相手は――ジョン、『頼んだ』」


【ゴブリンのライフルを暴発させ、無力化。襲撃者に油をぶっかける】


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板