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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第四章
159
:
カザハ&カケル
◆92JgSYOZkQ
:2019/06/10(月) 23:29:06
>「『濃霧(ラビリンスミスト)』――プレイ!」
>「――『黎明の剣(トワイライトエッジ)』、プレイ!」
明神さんの霧のスペルによって、否応なく戦闘は始まった。
同時に、カザハは藁人形がはじけ飛んだことに騒いでいる。
「ああーっ、折角もらった幸運の人形がッ!」
>「霧を対象にするやなんてゲームではでけへんし、それをやろうという発想にもびっくりやわ
周囲を包むきり自体でダメージ受けるやなんて防ぐのも難しいけど、うち相手には悪手やねえ
我伝引吸(オールイン)……プレイ!」
明神さんは霧の一粒一粒にダメージ付与の効果を与え、みのりさんがこのターンのダメージを肩代わりしてくれたようだ。
>「雄鶏乃栄光!対象ポヨリン、発動!」
>「なゆ・・・僕じゃ力不足かもしれないけど力を貸すよ、あの分からず屋を一発ぶん殴ってやろう!」
>「なあ明神・・・雄鶏乃怒雷!」
ジョン君はポヨリンに強化をかけ、続いて電撃の攻撃を放つ。
ヤマシタに――ではなく明神さんに。
「まさかのダイレクトアタックう!?」
こういうゲームのPvPってモンスター同士を戦わせるもんじゃなかったっけ!?
いや、ガチの敵との戦いの時はルール無用なのはわかるけど
今回はHPが1になった時点で終わる”モンスターは”死にはしないフレンド対戦モードにしてるわけだし!
あれ、それ言い出したらこの毒の霧もプレイヤーもダメージ食らう仕様なのか?
しかし、更なる驚きによりすぐにそれどころではなくなった。
みのりさんがなゆたちゃん側から離れていく。
「みのりさん、どこ行くの!?」
>「なゆちゃんなぁ、この一ターンはうちからのサービスやよ〜
うちはなゆちゃんの事はかってるし、うち【ら】ではでけんことをやってくれると思うてる
でもなぁ、うちもなゆちゃんのリーダーの資質、見てみたいんやわ〜」
流石は権謀術数渦巻く京都シティの住人、油断も隙もあったもんじゃない。
スマホを二度見してみのりさんがパーティーから抜けたことを確認したらしいカザハは素っ頓狂な声をあげた。
「え、えぇえええええええええええええええ!?」
覚悟を決めたらしいカザハは、私の背にまたがる。
みのりさんが向こうに行ってしまったからにはお行儀よくモンスター同士を戦わせておくのでは済まないと悟ったのだろう。
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