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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第四章

158カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ:2019/06/10(月) 23:27:32
>「さて、挨拶が遅れちまったな。俺がうんちぶりぶり大明神だ。説明は……要らねえよな。
 俺の名前呼ぶときは明神とか勝手に略すんじゃねえぞ?そういうのすっごい失礼だと思うの。
 ちゃんとフルネームでうんちぶりぶり大明神って呼んでね。じゃないと返事しねえかんな」

地下の決闘場(?)に辿り着くと、明神さんはいかにも中ボスですと言わんばかりの勿体ぶった自己紹介をする。
そしてフォーラム戦士の本領を発揮し、なゆたちゃんをこれでもかと煽る。
それにつれて、最初は困惑していたカザハの表情が怒りへと変わっていく。
同時に立ち位置も、所在無さげなどっちつかずな位置から、自然となゆたちゃんを庇うような位置へと。

>「気付いてっか?リバティウムを出てからこっち、俺たちがみんな別々の方を向いてるの。
 真ちゃんが居た頃はみーんな足並み揃ってたのに、なんでだろうね?
 焼死体とのギスギス、諍い、煽り合い……いつまで経っても話が進まねえ。
 これは問わざるを得ませんなぁ?なゆたちゃんのリーダーの資質って奴をよぉ」

「何なの言いたい放題言っちゃって! なゆのせいじゃないよ!
リーダー役とこっちの世界のナビゲーター役が同時にいきなりいなくなったタイミングで
自分含めよく分かんない奴が続々登場したからでしょ!」

そう、以前のパーティーは同時にほぼ同じ場所にこちらの世界に飛ばされてきたらしいという同じ境遇にあった上に
ウィズリィというこちら側の世界のナビゲーター役もいた。
ただ一点、エンバースさんを嫌いまくって喧嘩している点だけは事実だが。
様々な条件を一切無視して自分に都合のいい部分だけを取り出して強調する――煽りの常套手段である。
つまるところカザハは煽り耐性0であった。

>「石油王!カザハ君!ジョン!一口乗るなら今だぜ!俺に加勢すりゃ、新生パーティに相応の地位を約束する!
 ついでにモンデンキントを打倒したプレイヤーの名もほしいままだっ!」

「誰が乗るかッ! このうんちぶりぶり大明神め!
その小学生男子が喜びそうなネーミングセンスは嫌いじゃないけどネタ枠だから許されるのであってリーダーは駄目!
“うんちぶりぶり大明神とその仲間達によって世界は救われました!”なんて伝説に刻まれたらどうしてくれるの!?」

そういう問題か!? とも思うが
――こうしてうんちぶりぶり大明神とその仲間達によって世界は救われたのであった! 完!
……うん、想像してみると確かに嫌だ。増してや幼い頃から勇者が夢だったカザハにとっては死活問題だろう。
うんちぶりぶり大明神に焼死体に暫定トラック転生姉弟に犬の散歩中の天然ナンパ外国人。
自分達含めパーティーの約3分の2がネタ枠と化している気がするのはこの際置いておく。

>「ブレーキって、そういう……」
>「え〜これって【うんちぶりぶり大明神】と【モンデキント】のお話やから手は出さへんつもりやってんけど〜
まあ、明神さんのたっての願いやしぃ、しゃーないわなぁ」

当然というべきか、みのりさんやジョン君もなゆたちゃん側について明神さんの暴走を止めるつもりのようだ。
それにしてもこの上なく緊迫した状況だが、うんちぶりぶりやらブライトゴッドという単語が連呼されると”笑ってはいけないPvP”のような気分になってしまう。


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