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【ロボアニメ】合体戦機 ナツインム【最終回】

1名無し君:2019/01/20(日) 21:27:12 ID:/HsC6qwU
合体戦機 ナツインム
『最終回 インムロボ大勝利! ピンキーの涙は永遠に……』

 空を覆うほど巨大なマザー・ピンキー。そしてそこから生み出される大量の化け物ピンキーに制圧された下北沢の街は破壊し尽くされ、人々はシェルターへの避難を余儀なくされていた。その避難区域からそう遠くない最終防衛ラインでは三体のロボが戦っている。秘密組織COATが開発したインムロボ 壱号機・弐号機・参号機は決死の思いでピンキーの侵攻を食い止めていた。

 マツダボンゴとセンチュリーが合体した壱号機は大型ピンキーと殴り合っている。
DB「おい、やべぇよやべぇよ……」
TDN「ワン、ワン……ワン……」
HTN「ウィヒ!」
 四人乗りコックピットの中で弱気になる立教トリオ。それをメインパイロットのTNOKが一喝する。
TNOK「おいゴルァ! 戦え! パイロット免許持ってんのかコラ!」
TDN「……センセンシャル!」
 ようやく目の前のピンキーを倒すが、壱号機の背中に中型のピンキーが何匹もしがみつく。
TNOK「おいゴルァ、ブースターの出力あげて振り払え!」
TDN「ワン、ワン!」
 そこへ弐号機がやってきてビデオカメラの形をした銃でピンキーを次々と葬っていった。
NSOK「じゃあ俺、ギャラもらって帰るから……」
TNOK「やだよオイ、帰さねーぞ」
 軽口を叩き合う壱号機と弐号機を見て、参号機パイロットのマジメ君は
「ハハァ……」
 と苦笑している。
GO「で、こんな時になにやってんの? 四号機は」
 マジメ君の隣でGOは不満を漏らした。そこへ大型ピンキーの群れが現れて強襲をかけてくる。それぞれがギリギリの戦いを強いられているところへ、アイスティー型爆弾が炸裂して数体のピンキーを一気に吹き飛ばした。
田所「お ま た せ」
 うんこのように茶色い四号機の機体が爆炎にきらめいている。
白いの「どこで油売ってたんだお前ら。こっちの事情も考えてよ」
田所「ヒーローは遅れてやってくるっていうし、ま多少はね?」
TNOK「戦線復帰あくしろよ」
 だが四号機のコックピットには、田所と遠野だけでなく一人の女性も乗り込んでいた。
NRK姉貴「田所さんたちを責めないであげてください。お二人とも私のワガママに付き合わせてしまっただけなんです」
白いの「……あなたは?」
バットマン司令官『彼女はピンキーの親友のアテジス典香さんだ』
 本部からの通信に一同は耳を傾ける。
バットマン『説得、っていうのしたことある?』
NRK「ないです」
バットマン『あ、ない。それをちょっとやってもらうから。本社上空のマザーピンキーのところへ行って、NRKさんに呼びかけてもらう』
DB「ピンキー本体のところっすか!?」
NSOK「だから民間人のシェルターを守るだけでも手一杯だって言ってんじゃねえかよ」
 うろたえる壱号機と弐号機。
GO「あぁ〜、いいね! どうせここで戦っててもジリ貧じゃん。なんかいい作戦ないの? って思ってたところだったんだよね」
遠野「僕たちもそう考えてNRKさんに協力を頼んだんです。ね、先輩!」
田所「このまま戦っても俺たちに勝ち目はない。はっきりわかんだね」
 バットマン司令官も頷く。
バットマン『これから最後の命令を出す。四号機はNRKさんを連れて敵の本拠地へ、参号機はそのサポートに回れ。壱号機と弐号機はこのまま最終防衛ラインを守るんだ』
NRK「……私からもお願いします。ピンキーのことを救いたいんです!」
 司令官、そしてNRK姉貴の言葉にパイロットたちは覚悟を決めた。
HTN「マジすか……うんこでそう」
白いの「さっさと人類救ってさ、終わりでいいんじゃない?」
マジメ君「ハハァ……」
バットマン『……ありがとう、みんな。……どう? 出そう?』
田所「出そうと思えば」
 こうしてインムロボ最後の作戦が始まった。


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