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置きレスでロールをする人のためのスレ支部 5

99三輪霞 ◆rtgJLRo8fQ:2023/04/19(水) 00:10:28
>>96
ありがとうございます!
こちらこそよろしくお願いします。
それでは遅くなりましたが、下記より始めさせて頂きます!!

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遅くなっちゃったなぁ……。

(思わず独り言を言いながらの帰り道、そう言えばお腹も空いてきたかもとか思いつつ)
(疲れからか足取りも重い、そもそもさっきまで任務だったのもあった)
(だからなのか、近道に選んだ公園がやけに薄暗い事に気付かなかったし、人気が全くないことにも気づかなかった)

あれ……?えっと……。

(ただ、不意にそうした事が疑問として湧き上がってくる)
(妙に薄暗く感じられる周囲の雰囲気、街灯を思わず見ると別に光量が落ちている風でもなく、見た目明るさは変わらない)
(つまりこの暗さは何だろう、とそこに考え到った時、ひとりの女性……?らしき影が見えた)
(謎に思えたのは自分が女性の中ではそれなりに高身長である、という事もあったかも知れない)
(その自分から見ても大きく感じられ、近づくとそれが夢幻の類では無く、実際に存在するものとして認知出来た)
(服装はラフな格好といえるかも知れないが、問題はその相手から何とも言い難い圧力を感じる事)
(さっき呪霊を祓ったから、どこか興奮状態だからそういう風に感じるのかも知れない)
(単に背が高いだけで、それをこちらがそう捉えているだけ、そう思い込もうとした刹那だった)

……っ!?な、何者ですか……っ!?

(頭が考えるよりも早く身体が飛び下がり、気が付けば抜刀の姿勢になって構えていた)
(名状しがたい圧力を今ははっきりと感じる、この相手は呪霊っぽくないし、呪術師でも呪詛師でもなさそうなのに)
(自分に対して攻撃の気配がある、そう確信出来る気配があった)
(暑い時期でも無いのに頬を汗が伝う、それだけのプレッシャーを感じながら考える)
(体格が良いという事はフィジカル面では敵わない可能性がある、真依のお姉さんや虎杖君の事を思い出す)
(何だかわからないけど、出し惜しみは出来ない……!)

シン・陰流、簡易領域……!!

(瞬間、半径2.21mに領域を展開する、何があっても対応出来るように、そしてあわよくば抜刀で一撃を与える)
(正直戸惑いも隠せないし、どんな相手かもわからないので、やっちゃって良いのかわからないけど、やらなければやられる、そう強く感じた)
(向こうは無造作に歩いて来る、その姿が街灯の下ではっきりと見える、人に見えるが……違う)
(瞳もそうだが、そもそも人間の舌って先端別れてたっけ、いやないない、という問答はともかくとして、何故そんなに余裕があるのか)
(それはわからないけど、向こうはそのままスタスタと歩み寄って来た、あと3歩、あと2歩、あと1歩……今っ!!)

抜刀……っ!!!!!!

(正面から来てくれたお陰で最速の剣をお見舞いする、今回は躊躇いは無い正真正銘本気……!)
(なのに、手ごたえが無い、避けられた、そう感じる刹那)

ぐふぅ……っ!!?ぐぅぅぅぅ……。
かはっ、う、く……はぁっ、はぁ……。

(何かが腹に当たって、カエルがつぶれた様な声を出してしまいながら、身体が浮き上がって吹っ飛ばされる)
(地面を何度も転がりながらようやく止まったところで剣を手放していない事を確認しながら起き上がる)
(けど、息が数瞬出来ずにいて、漸く戻った時には息も絶え絶えになってしまう)

あなたは、何者ですか、一体何の為にこんな事を……?

(瞬間的に感じたのは力の差という強烈なトラウマだったが、それ以上に何かヤバいと心が警鐘を鳴らしていた)
(だから時間を稼ぐ為なのか、そんな答えが返るかわからない質問をしながらもう一度構えを取る)
(そして最大最速の剣技をいとも簡単に避けられた上に一撃食らった状況の分析も同時にしていく)
(抜刀は避けられ、多分カウンターみたいにお腹を殴られた、多分それだけの状況)
(だけど虎杖君が避けるのは見えたし、真依のお姉さんも抜刀自体は暗器投げられたのが先でぼろ負けした)
(今のは全然見えないし、身体の状態からそうなったと思っただけで、それすら理解の外だった)
(なので、会話をして、そこで何とかなる道筋を、なんてことをその時は考えるしか無かった)


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