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ヤムチャ『プーアル! プロレス団体で少し上手くやれてきたぞ!』
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ヤムチャ「プーアル! プロレス団体から俺にオファーが来たぞ!」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1410868068/l50
ヤムチャ「プーアル!俺はプロレス団体に就職して頑張るぞ!」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1414760702/l50
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体に就職したのは失敗だったぞ!」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1419080190/l50
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体でやっていくのは難しいぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1422805719/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で少し上手くやれてきたぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1425992607/
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ダン「ううっ……ぐっ……あ〜、ちくしょう……蹴り飛ばしやがって……」ムクッ
実況「おっとおっと! ここで、ようやくレフェリーが立ち上がりましたぁ!」
元「うん、とりあえず何とかして欲しいよね……試合権持ってない人は、控えさせせて欲しい……」
ダン「あれ……? あれ……? 椅子は何処だ……? さっきの椅子は何処にいったっ?」キョロキョロ
実況「何をキョロキョロしているんだ、レフェリーっ! 早く、貴方がシャドルーの暴走を止めてくれっ!」
元「多分、椅子を探してるんでしょう。リングに投げ込まれた椅子を……」
実況「おぉ〜っと! そのパイプ椅子は……今、ダウンしているリュウの背中にあるっ! コイツは、レフェリーも見失っているか!?」
ブー、ブーブー
ダン「あぁ、くそっ……ブーイングは酷くなる一方じゃねぇか……とりあえず、椅子を探すのは後だっ! 今は、アイツらを止めねぇとっ……!」
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ダン「てめぇら、何やってやがるっ! 試合権持ってねぇ奴が何人かいるんじゃねぇか、あぁっ!?」
ベガ「……フン、遅い目覚めだな」
バルログ「バイソン……彼の話を聞いてあげなさい……」
バイソン「おいおい! 何、ピリピリしてんだよぉ、レフェリーさんよぉ……? 何、怒ってんだオイ……? 聞かせてくれよ……?」
ダン「怒らせてんのは、誰だっ!? オラっ、バイソンっ! コーナーに控えてろっ!」グイグイ
バイソン「おいおい……やめて下さいよ……押さないで下さい……」
実況「さぁ、レフェリーは、先ずはバイソンをコーナーサイドへと押しやっていきますっ! バイソンも渋々……と言った感じでしょうかね!? コーナーへとレフェリーに連れられて戻って行きますっ!」
ベガ「……バルログ、レフェリーが背を向けたぞ? わかっているな?」
バルログ「えぇ、わかっていますよ……ホラ、リュウ君……起き上がりなさい……」ググッ
リュウ「ううっ……」
実況「あ〜っとっ! しかし、レフェリーが背を向けているのをいい事に……バルログはリュウの身体を引き起こしますっ!」
元「あ〜、もう……レフェリーの数が足りないよっ……!」
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バルログ「ホラホラ、リュウ君……君はこちらのコーナへと行きましょう……」グイグイ
リュウ「うっ……くっ……」
実況「さぁ、バルログはそのままリュウの身体をニュートラルコーナーの方へと、押しやっていき……」
バルログ「そ〜れっ! コーナーマットを背にすれば、逃げ場がありませんっ! ヒャオッ!」バチーンッ
リュウ「……ぐっ!」
ブー、ブーブー
実況「コーナー付近で、リュウの胸に逆水平チョップっ! 打ち込んでいきますっ!」
元「う〜ん……こりゃマズいねぇ……」
バイソン「おいおい、レフェリーさんよぉ……!? ちょっと無理矢理すぎねぇかい……? ホラ、あんたに対してブーイング来てるぜ……?」
ダン「このブーイングは、大人しく引き下がらない、おめぇに対してだろがっ! いいから、下がれっ!」
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バルログ「ヒャオッ……! ヒャオッ……!」バシバシ
リュウ「……うっ、ぐっ」
ブー、ブーブー
実況「レフェリーは気づいていないっ! 気づいていないっ! 背後で行われている、バルログの卑劣な行為に気づいていないっ!」
ベガ「……フッ、よし。パイプ椅子回収だな」ガシッ
実況「おぉ〜っと、そしてベガは、リングの中央に転がっている、パイプ椅子を拾いましたっ!」
元「……あらら、また手にしちゃった」
ベガ「よし、よしっ……さぁさぁ、パイプ椅子を組み立てて……っと……」ガシッ
実況「さぁさぁ、ベガはリング中央で、パイプ椅子を足を広げて組み立てますっ!」
元「あ〜、もう……一番暴れる危険性が高そうなバイソン君……攻撃を仕掛けている試合権を持っていないバルログ君……試合権持ってるけどパイプ椅子も持ってるベガ君……誰から止めればいいか、わからないよ……」
ベガ「……さぁ、私はここで休憩だ」ドガッ
実況「あっ、いや……ベガは、足を広げたパイプ椅子の上に、座り込みましたね? 膝に手を起き……やや前傾姿勢で、リュウの事を眺めておりますっ!」
元「あらら……なんだってんだ、余裕ぶっちゃって……休憩か、こりゃ?」
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バルログ「ヒャオッ……! ヒャオッっ……!」バシバシ
リュウ「うっ……ぐっ……」
ブー、ブーブー
ベガ「フハハ、いいぞバルログ……争え争え……」
ダン「このブーイングが聞こえねぇのかっ!? オラっ、バイソン、下がれっ……!」
バイソン「だから、このブーイングは俺じゃなくてあんたに……」
ダン「いいから、下がれっ! オラっ!」グイグイ
バイソン「……オイオイ、押すんじゃねぇよ、馬鹿野郎っ!」
ブー、ブーブー
ベガ「バイソンもいいぞ……揉めろ揉めろ……それでこそ、シャドルーだ……」
実況「さぁさぁ、レフェリーの復活によって、落ち着くかと思われたリング上だが……依然、大混乱っ! 大混乱だぁ!」
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実況「しかし、この辺りが……シャドルーのコンビネーションと言った感じなんでしょうかねぇ、元さん?」
元「うん、反則だけどね……でも、上手くコンビネーション使って、反則攻撃してるよね……」
実況「バイソンがレフェリーの注意を引きつけ……そして、バルログがリュウに仕掛けるっ……! その間に、ベガは体力回復っ! 見事なまでの悪のコンビネーションだっ!」
元「そんな格好いい言い方したら、ダメだよ……反則です、反則……」
ダン「いい加減にしろっ! こうなりゃ、反則カウント取るぞっ……! 1……2……3……4……!」
バイソン「わかったわかったっ! 下がるよ下がるよっ! カウントが早ぇよ、下がるから、勘弁してくれ……」
ダン「……俺も、いつまでも優しくねぇぞ! わかってんのか!?」
バイソン「ホラ、下がっただろ……? これでいいだろ……? バルログちゃん見逃してくれて……あんたは本当に優しい人でしたよ……感謝してますって……」
ダン「……あぁ、バルログ?」クルッ
実況「さぁ、ここでようやく、バイソンが自軍コーナーエプロンサイドへと引き下がったっ! しかし、まだまだリング上では、トラブルが巻き起こっているぞ!?」
元「早くしないと、どんどんベガ君に体力回復されちゃうよ……」
-
ベガ達のイメージがすっかりベテランレスラーになってしまった。
悪役がぴったり
-
バルログ「ヒャオっ……! ヒャオっ……!」バシバシ
リュウ「うっ……ぐっ……」
ダン「うおっ……! 何やってんだ、バルログの野郎っ……!」
実況「さぁ、レフェリーは次はバルログの元へと向かっていったぁ!」
ダン「何やってんだよ……くそっ……ストップだっ……ストップしやがれっ……!」グイグイ
バルログ「……何ですか、邪魔しないで下さいっ!」
実況「そして、バルログとリュウの間に、割って入って行きますっ! なんとか、バルログの動きも止まったか! これで一安心か!?」
元「いやいや、まだまだ安心は出来ないよ……リング上には、まだ椅子もあるんだし……」
ダン「下がりやがれっ! バルログ、下がりやがれっ! この野郎っ! 今すぐ下がらないと、その場で反則負けだっ!」
バルログ「な、なんで……そんなに怒っているんですよ……?」
ダン「反則負けでいいのか、この野郎っ……! 1……2……3……4……!」
バルログ「わ、わかりましたよ、下がります……だから、反則負けは止めて下さい……!」
実況「さぁ、レフェリーはかなりキツい口調でバルログに警告しているのか!? しかし、これで邪魔者はいなくなったっ! バルログも自軍コーナーへと引き下がるっ!」
元「とりあえず、試合権持ってない人はなんとかなったけど……後は、椅子だよ……椅子、椅子……」
-
ダン「オイ、リュウ……大丈夫か……? まだ、やれるか……?」
リュウ「ううっ……大丈夫だ……それより、ベガを……あの椅子もなんとかしてくれ……」
ダン「……椅子?」クルッ
ベガ「フフフ……実にいい休憩になった……もうちょっと休めるんじゃないかなぁ……?」
ダン「あっ! あんな所に椅子がありやがったか!?」
実況「おっと、レフェリーが、ベガの方を振り向き……リング上にあっては、いけない存在っ……! パイプ椅子の存在にようやく気づいたぁ! 今、ベガに向かっていきますっ!」
ベガ「マズいマズい……レフェリーが来た……休憩は終わりだ……取り上げられてしまう……」
ダン「おい、コラ、この野郎っ! 手に持つんじゃねぇっ! その椅子を離せ! 離しやがれっ!」
実況「ベガは、慌てて立ち上がり……そしてパイプ椅子を片手にしますっ! これは少々、離す気配はなさそうにも見えますねぇ?」
元「うん、そうだね。だけど、あれはダメだよ……」
-
ダン「何やってんだ、オイっ……! ホラ、寄こせっ……!」
ベガ「……嫌だ」ヒョイッ
ダン「駄々捏ねてんじゃねぇよっ……! いいから、寄こせって言ってるんだよっ!」
ベガ「……これは、私の椅子だぁ! 椅子が欲しいのなら、自分で何処かから取ってくればいいだろうっ!」ヒョイッ
ダン「そういう事じゃねぇよっ……! 俺は、そういう事を言ってるんじゃねぇよっ!」
実況「さぁ、レフェリーはベガから椅子を取り上げようとしていますが……ベガは激しく抵抗するっ! なかなか椅子を離しませんっ!」
リュウ「くそっ、あのレフェリー頼りにならねぇな……自分でいくしかねぇのか……」フラッ
実況「おっと、ここでコーナーにグッタリ倒れ込んでいた、リュウが動いたっ! しかし、かなりフラついた足取りっ! 大丈夫なのか!?」
元「まぁ、でも不意打ちのチャンスでもあるんだよね……ベガ君は、レフェリーと椅子の取り合いに夢中みたいだし……」
ダン「いいから、寄こせってっ! ホラ、早くっ!」
ベガ「……自分で買って来いっ!」ヒョイッ
-
リュウ「くっ……ベガめ……」フラフラ
ベガ「チィっ……貧乏神め……お前だけには取られたくないわっ……! お前に渡すぐらいなら……」
ダン「ホラ、早く寄こせって……! 早くっ……!」
ベガ「リュウに渡した方がマシだっ……! ホラ、リュウ……パスだ……! 受け取れっ!」ヒョイッ
リュウ「……えっ?」ガシッ
実況「おっと、ここでパイプ椅子をフワリとリュウに投げますっ! 飛んで来たパイプ椅子をリュウはキャッチっ! 掴んで防御します!」
ベガ「ホラ、貧乏神……回収しに行けよ……私に纏わりつくな……」
ダン「チッ、まぁいい……ホラ、リュウ……? おめぇなら素直に渡してくれるよなぁ……? ホラ、その椅子寄こせ……」
リュウ「あ、あぁ……」
ベガ「……フハハ! そこだぁっ!」ダダッ
実況「レフェリーは、ベガから離れパイプ椅子を受け取ったリュウの元へと……あ〜っとっ! いや、ここでベガがリュウへと突っ込んだっ!」
-
ベガ「ハーッハッハっ! 死ねえええぇぇっ! リュウっ!」フワッ
リュウ「……ん?」
実況「そして、リュウに向かって突っ込んだベガがフワリと飛び上がるっ! そのまま身体を旋回させながらっ……!」
ベガ「パイプ椅子ごと……喰らえっ……!」バッチーンッ
リュウ「……ぐわああぁぁっ!」バターン
実況「パイプ椅子へと弧を描いた軌道の蹴り……フライングニールキックを浴びせていったぁ!」
元「うわぁ……リュウ君、蹴りだけじゃなくて……椅子の衝撃も喰らっちゃったよ……」
実況「これには、リュウも大きくダーウンッ! おっと、パイプ椅子も転がるっ……! 危ない危ないっ!」
ブー、ブーブー
ダン「てめぇっ……! ベガっ……! 何やってやがるっ……!」
ベガ「正当防衛だ……彼がパイプ椅子のような、危険な物を手にしているのが悪い……そうだろ……?」
ダン「く、くそっ……! こんな物があるから、いけねぇんだよ、こんな物がっ……!」ブンッ
実況「おっと、ここでレフェリーがリング外へとパイプ椅子を蹴り出していきますっ! ようやくですっ! ようやく、リング上に本来あってはいけない物の存在がなくなりましたっ!」
元「なくなったけどさぁ……? もう、あれだけ、やりたい放題やられちゃったんだよ? う〜ん……」
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ベガ「フン、いい様だな、リュウ……さぁさぁ、どんどんいこうか……」ピョンッ
リュウ「ううっ……くそっ……!」
実況「そして、ベガは素早く立ち上がり……そして、その場でジャンプっ!」
ベガ「……フンっ!」ドスッ
リュウ「……うぐううぅぅっ!」
実況「そして、両腕を組みながらのフットスタンプっ! リュウの土手っ腹にのし掛かっていきますっ! これにはリュウも来るしそうだっ!」
リュウー! ガンバレー!
ベガ「そろそろ、止めにしてやるかぁ……? なぁ、リュウよ……?」ググッ
リュウ「……ううっ」
実況「さぁさぁ、ベガの攻撃はまだ続くっ! 間髪入れずに、リュウを引き起こしますっ!」
元「うん……さっき、ベガ君は休んで体力回復の時間を作ってたからね……ちょっと、調子が戻ってきちゃったかな……?」
-
ベガ「……さぁさぁ、リュウっ! 無様に死んでくれよ?」グイグイ
リュウ「ぐっ……ううっ……」
実況「さぁさぁ、ベガはリュウの身体を……そのままリング中央へと運ぶっ!」
ベガ「……フンっ!」ガシッ
リュウ「……ガッ」
実況「そして、片腕でリュウの首を掴み……おぉ〜っと、そのまま首を締めているのか!?」
ベガ「さぁさぁ、リュウ……止めだ……サイコパワーの前にひれ伏せ……」スーッ
リュウ「くっ、くそっ……負けるかっ……!」
実況「そして、ベガはリュウの首を絞めたまま、ゆっくりと自身の首をかっ切ったぁ! 狙っているっ! コイツは狙っているのか!?」
-
ベガ「さぁ、いくぞっ……! はあっ!」ドスッ
リュウ「……うぐっ!」
実況「ベガはリュウの首から、手を離し、強烈なボディブローっ! 先ずはリュウの動きを止めますっ!」
ベガ「ハーッハッハっ! さぁ、終わりだっ……! いくぞ、リュウっ!」ダダッ
リュウ「くっ……ううっ……」
実況「そしてベガはロープへと走ったぁ!」
リュウー! ガンバレー!
リュウ「くっ、くっ……ベガっ……!」
ベガ「さぁさぁ、死ね……リュウっ……!」ダダッ
実況「さぁさぁ、ロープの反動をつけたベガがリュウの元へと向かって来たぁっ!」
元「あ〜、リュウ君、頑張って欲しいけど……!」
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ベガ「ハーッハッハっ! サイコクラッシャーっ! 死ねええぇぇっ!」ゴオオォォッ
リュウ「……ぐわああぁぁっ!」バターンッ
実況「ベガのサイコクラッシャーアタックが、リュウに炸裂してしまったぁ!」
元「……あ〜、喰らっちゃったか」
実況「これを喰らい……リュウは大きくダーウンッ!」
ベガ「ハーッハッハっ! これで仕留めたぁ! 空手軍団は終わりだっ!」スーッ
リュウ「ああっ……ううっ……」
実況「そしてベガは満足気な表情をして、仕留めたと言わんばかりに素早く首を掻っ切るっ!」
ベガ「さぁ、これでお終いだっ! レフェリーっ、お前の仕事だっ! カウントうぃ数えろっ!」
ダン「チィっ、都合のいい時だけ、俺を利用しやがって……まぁ、数えるけどよぉ……」
実況「そしてベガはガッチリとリュウに覆いかぶさりフォールの体勢っ! フォールの体勢っ! 今、レフェリーがやってきますっ!」
元「リュウ君……返せるか……!?」
実況「さぁ、そして今、レフェリーによってカウントが取られますって! リュウっ! ここは意地を見せてくれっ! 粘りをみせてくれっ!」
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今日はここまで
本当、細かい誤字はどうにかならんかね「カウントうぃ」って
WOがWULIになってんのか? 自分でもこれは酷いと思う これから注意します
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乙。
誤字はあんまり酷いものじゃなきゃスルーするから好き勝手やってくれ。
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乙
あれだけやられたリュウが返すのは厳しそう…
ヤムチャにカットして欲しいな
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新スレ乙です。
「WI」でも「うぃ」に変換されてしまう罠。
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乙っした
ベガ様は楽しそうでなによりです
にしてもダンさんワザとかよ!ってくらいボケボケだなw(ツッコミ無用)
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乙!
シャドルー軍団ってすげえw
観客も悪の軍団がいて楽しいだろうなあ
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乙。
誤字はプロレスラーにありがちな滑舌の悪さということにしてしまえば何の問題も無いさ
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チョップとかで喉やられてるのはデフォルト
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バルログは仮面被って戦ってんのかなあ?だとすると正体不明のマスクマンの扱いなのかな?正直今のファン層なら素顔晒してたら女性ファンがそれなりにつきそうw
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ナルシストキャラでも、顔自体は普通に良いからな。
ノンスタイル井上と違う。顔が普通に良いやつだし。
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ダン「ワンっ……!」
リュウー! カエセー!
ダン「ツーっ……!」
リュウー! マケルナー!
ダン「……スリ」
ケン「……くそっ、間に合いやがれえええぇぇっ!」ドスッ
ヤムチャ「……スリーカウント取らせてたまるかああぁぁっ!」ドスッ
ベガ「……うぐっ!」
ダン「カット成立だっ! カット成立っ! まだ決まっちゃいねぇぞっ!」
ワー! ワーワー!
実況「おっと、ケンとヤムチャがリングインしてきたぁ! ベガに突っ込んで行き……そしてベガの背中にスレッジハンマーっ! ここは二人がリュウを救出しますっ!」
元「いい動きっ! なんとか間に合ったっ!」
実況「ギリギリだっ! 実にギリギリだったぁ! しかし、カウントは2.9! まだ、スリーカウントではありませんっ! 決まってはいませんっ!」
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ケン「ヤムチャ! ここからだ、気合入れろよっ!」
ヤムチャ「はいっ! ケンさん、わかってますっ!」
ベガ「チィっ……邪魔者が来たか……オイ、バルログっ! バイソンっ!」ムクッ
バルログ「了解ですっ……! 行きましょう、バイソン……! ヒョオォォッっ!」ダダッ
バイソン「あぁっ! 任せておけっ!」ダダッ
実況「おっとおっとぉ! しかし、ここでバルログとバイソンが再び、リングに雪崩れ込んできたぁ! そのまま一直線にケンとヤムチャへと突っ込むっ! コイツはまた、乱戦になってしまうのかっ!?」
バルログ「私は、ケンにいきますっ……! ヒョオォォッっ……!」
ケン「……来やがれ、バルログっ!」
バイソン「じゃあ、俺はヤムチャだな……!? うおおおぉぉっ! いっくぜええぇぇっ!」
ヤムチャ「……来いっ! バイソンっ!」
-
バルログ「……ヒョオォォッ!」ダダッ
ケン「いつもみたいにトリッキーな動きじゃねぇなっ! 動きが単調なんだよ、ホレっ!」ガシッ
バルログ「……何っ!?」
ケン「……このまま、フロントスープレックスだっ! 投げっぱなしでいくぜっ! うおおおぉぉっ!」ブンッ
バルログ「う、うおおっ……! うぐううぅぅっ!」ドシーンッ
実況「ケンはカウンターで仕掛けたっ! 投げっぱなしのフロントスープレックスっ! バルログの腰回りを掴み、そのままブリッジをしながら、後方に投げ捨てていきますっ!」
バイソン「オラオラ、くたばりなっ! 糞ヤムチャっ……!」ブンッ
ヤムチャ「くそっ……きやがったっ……!」
実況「ヤムチャは……おっと、これはバイソンが早いかぁ!? バイソンが先にヤムチャへとラリアットを打ち込んだぁ!」
元「……いやっ!」
ヤムチャ「くっ……危ねぇ危ねぇ……させるかよ、バイソンっ……!」ガシッ
バイソン「……なんだなんだ? 生意気にガードしやがったってのか?」
元「両腕で上手くブロックしてますよ!?」
実況「おっと、ここはヤムチャも見ていたかっ!? バイソンの攻撃をなんとかブロックっ! 好きにはさせませんっ!」
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ヤムチャ「お前を……ここで止めてみせるっ……! うおおおぉぉっ!」ガスッ
バイソン「ぐっ……! ケッ、小生意気に、エルボー打ち込んできやがって……だったら、こっちもぶん殴ってやるよっ……! オラッ!」ガスッ
ヤムチャ「うぐっ……! くそっ……負けるかああぁぁっ!」
実況「そのままヤムチャは、エルボーバットをバイソンに打ち込みますっ! いや、しかし、バイソンもフックで反撃っ! コイツは打撃戦……打撃戦か!?」
バルログ「……ううっ、私だって負けてはいられませんよ?」ムクッ
ケン「そうだ……そのまま起きやがれ……うおおおっ……!」ダダッ
元「……おっと、ケン君が」
実況「お〜っと、お〜っとっ! ケンは立ち上がろうとしているバルログに突っ込んで行き……」
ケン「……その顔面に喰らえっ! オラアアァァっ!」ドスッ
バルログ「……うぐううぅぅっ!」バターンッ
実況「そのまま、正面からバルログに低空のドロップキックをお見舞いしていくっ! 顔面辺りにヒットしたか!? これには、バルログもダーウンッ!」
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ベガ「チィっ……バルログはここ一番の時には、使えんな……」
バルログ「くっ、ここは一度引きますっ……!」ゴロゴロ
ケン「そのまま場外で寝てろ、この野郎っ!」
ベガ「いや、逆か……ここ一番のケンが強いんだな……バルログは弱くなどない……ならば、私が相手にするしかないな……」
実況「さぁ、バルログは、そのまま場外へとエスケープっ! 先ずは一人、邪魔者がリング上から、片付いたぁ!」
元「後は、バイソン君だけだね」
ヤムチャ「うおおぉぉっ……! はっ……! はああっ……!」ガスガス
バイソン「くっ……うおっ……舐めんじゃねぇよっ……! オラオラっ……!」ガスガス
実況「う〜ん……ヤムチャはバイソンに打撃のラッシュを仕掛けていますが……少し、バイソンも粘っている感じですかねぇ……?」
元「いや、でも押してるよ? うん、ここは頑張りましょう」
-
ケン「よし……ヤムチャの方は、どうだ……?」クルッ
ベガ「バルログの仇……討たせて貰うぞ、ケンっ……!」ダダッ
ケン「……ゲッ、マジかよ、もう来てんのかよっ! ちょっと、この連戦、辛すぎるもんがあるんじゃねぇか!?」
実況「おっとおっと、しかしここでベガも動くっ! ケンの背後から、突っ込んでいったぁ!」
ベガ「ハーッハッハっ! ダブルニープレスだっ! 死ねえええぇぇっ!」ガスッ
ケン「……うぐっ!」
実況「そのままベガは、クルリと不思議な動きで一回転しながらの膝を振り向き様のケンに仕掛けていきますっ! ダブルニープレスっ! ダブルニープレスっ!」
元「……ベガ君も、簡単にはいかせてくれないねぇ」
実況「これを喰らい……ケンはガックリ、片膝をついてしまいますっ! そして、ベガはそんなケンへとゆっくりと近づいていくっ!」
ベガ「……リュウの始末は放っておくか。暫く、お前と遊んでやるよ」
ケン「くっ……上等じゃねぇか、ベガっ……!」
-
ベガ「……ちょっと、時間調整するか? 長々と痛めつける自信もないのでな、ホレホレ」ゴスゴス
ケン「ぐっ……ううっ……」
実況「そして、ベガはトゥーキックっ! ケンの額やこめかみ辺りに、嬲るかのように、打ち込んでいきますっ!」
元「……あれ、地味だけど、本当に痛いんだよ」
ヤムチャ「……でやああぁぁっ!」シュッ
バイソン「ワンパターンの蹴りかっ!? 甘ぇんだよっ! ホレっ……!」ガシッ
実況「おっと、そしてヤムチャも、打ち出した蹴りをバイソンにガッチリと掴まれてしまうっ! こちらもまたピンチだっ!」
ヤムチャ「掴まれるのは、想定内だっ……! オラッ、いくぜっ……!」ピョンッ
バイソン「……んっ?」
ヤムチャ「うおおおぉぉっ……! 延髄斬りだっ! 側頭部に喰らいなっ!」ガスッ
バイソン「……うぐああぁぁっ!」バターンッ
ヤムチャ「……よしっ!」
実況「いやっ! ここは上手くヤムチャが切り返しているっ! バイソンに足を捉えてられつつも、その場で大きくジャーンプっ! そして、側頭部に蹴りを見舞っていくっ!」
元「おっ、カウンターの延髄斬り……いいじゃないですか……」
実況「これには、バイソンも……ダーウンッ!」
-
バイソン「……ううっ、くそっ」
ヤムチャ「よし、そのままだ……そのまま起きやがれ、バイソンっ……!」ググッ
実況「そして、ヤムチャは構えているっ! バイソンの起き上がりに合わせて……」
元「トラースキック……狙ってますね……まぁ、こっちはもう大丈夫そうでしょう……」
ベガ「よ〜し……そろそろ、チャレンジしてみるか……フンっ……」ガシッ
ケン「……うぐっ!」
実況「おぉ〜っと、しかしここでベガに動きありっ! 素早くジャンピングしながら、ケンの懐に潜り込み……」
ベガ「……サイコパワーの前にひれ伏せっ! フンっ!」ググッ
ケン「ガッ……グッ……う、うおっ……」
実況「そして、ケンの首を絞めながら……片腕一本でケンの身体を持ち上げていますっ! なんという腕力だっ……! ベガ、なんという腕力っ!」
-
ベガ(ううっ……くそっ、やはりサイコパニッシャーは、もう私には使えんか……しかし、出してしまったものは仕方ないっ……! このまま突っ切るしかないっ……!)
ケン「ガッ……うっ……く、くそっ……ヤムチャ、助けてくれ……」
ベガ(うっ、くそっ……もう少しでいいっ……! 私の腕よ、頑張ってくれっ……! ヤムチャ君が助けに来てくれるさ……! 平常心を保つのだっ……!)
実況「ベガは、片腕一本でケンを持ち上げながら、その姿を不適そうな笑みで眺めていますっ! ケンは苦しそうだっ!」
バイソン「……ううっ」ムクッ
ヤムチャ「……そこだぁ! バイソンっ!」
バイソン「……んっ?」
ヤムチャ「顔面に喰らえっ……! うおおおぉぉっ! トラースキックだぁっ!」スパーンッ
バイソン「……ぐげええぇぇっ!」バターンッ
ヤムチャ「よしっ……ちょっと、時間はかかっちまったが、なんとかバイソンを仕留めたぜっ……!」
バイソン「ううっ……ちくしょう……くそったれっ……!」ゴロゴロ
実況「おっと、ヤムチャのトラースキックがバイソンに炸裂っ! これによってバイソンは場外でへとエスケープっ!」
元「これでリング上は三体一だけど……ダウンしているリュウ君に、ベガ君にやられてるケン君……まだ、五分とは言えないね……」
実況「相手はベガだが、人数では圧倒的に優ってるっ! ここは、空手軍団l! 是が非でも、シャドルーに傾きかけた流れを引き戻したい所だっ!」
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ヤムチャ「よしっ……これで、後は……」キョロキョロ
ベガ「フフフ、そろそろ、止めにしてやるか……? 手刀を貴様に打ち込んでやるっ……!」
ケン「ガッ……グッ……ヤムチャ……助けてくれっ……!」
ヤムチャ「……ケンさん!?」
ヤムチャー! タスケロー!
ベガ「フフフ、それではケン……さよならだ……」
ヤムチャ「ちくしょうっ……! 何やってんだ、オイっ……! その手を離せ、この野郎っ!」ガシッ
ベガ「……うおっ」
実況「さぁ、ここでヤムチャは先ずはケンの救出に走るっ! 背後からベガに掴みかかっていき、なんとかベガの動きを止めていきますっ!」
ケン「うっ……クッ……ケホッ……遅ぇよ、馬鹿野郎……」ストンッ
ベガ(……こりゃ、本格的に鍛え直さないといかんなぁ。まぁ、とにかく助かった)
ケン「オイっ、ヤムチャっ……! そのまま、そいつを抑えてろっ! やりたい放題やりやがって……ちくしょう、今度はこっちの番だっ……!」
ヤムチャ「……はいっ!」
-
ヤムチャ「オラっ! ベガっ……! 大人しくしやがれっ……!」ガシッ
ベガ「……むっ?」
実況「さぁ、そして、そのままヤムチャは背後から、ベガの身体を羽交い締めにしていくっ! 動きを封じるっ!」
ケン「ヤムチャっ! 力いっぱい抑えておかないと、逃げられちまうからな……渾身の力で抑えておくんだぞ! わかったな!?」
ヤムチャ「渾身の力っすね……わかってますよっ……!」ガシッ
ベガ「……なる程」
ケン「ベガっ……覚悟しやがれっ……うおおおぉぉっ!」ダダッ
イケー! ケーン! キメロー!
実況「ケンがロープへと走ったぁ! ベガの動きはヤムチャが羽交い締めにして、封じているっ! これはチャンスっ!」
元「昇龍拳いきましょう!」
ケン「ヤムチャ……! しっかり、抑えてろよ!? 今から、ブチかますからよぉ!?」ダダッ
ヤムチャ「はいっ! ケンさん、わかってますよっ!」ガシッ
ベガ「……ここは、まぁ従ってやるよ」
実況「さぁさぁ、ロープの反動をつけたケンがベガに一直線っ! ベガの動きは完全に封じられているっ! そしてケンが狙うっ!」
-
イケー! ケーン!
ケン「いくぜええっ……! ベガっ……! うおおおぉぉっ!」
ベガ「……フンっ!」スルリッ
ヤムチャ「アレっ……?」
実況「そしてケンが拳をググッと構えて、打ち込ん……おぉ〜っと、おぉ〜っと! ここでベガが、ヤムチャから、逃げ出したぞ!?」
元「……という事は」
ケン「うらああぁぁっ! 昇龍拳っ!」ズガアアァァッ
ヤムチャ「……うげえええぇぇぇっ!バターン
実況「誤爆だ、誤爆っ! 昇龍拳は誤爆してしまったぞっ! ケンの昇龍拳は、ベガに避けられ、その背後にいたヤムチャへと、クリーンヒットォっ!」
元「いやぁ、一筋縄ではいかないねぇ……」
実況「ヤムチャは大きく大きく大きくダーウンッ! この誤爆は痛いぞっ! 痛すぎる展開だっ!」
-
ちょっwまじかwww
-
ヤムチャー! シッカリシロー!
ケン「……バ、バカ野郎っ! だから、しっかり抑えておけって言っただろうが!」
ヤムチャ「……う、うぐ」ピクピク
ケン「お、おい……大丈夫か……? 本当に死んじまったりしてねぇだろうな……?」
ヤムチャ「……ううっ、ギリギリ生きてます」
ケン「お、おう……よかったよかった……」
実況「この誤爆にはかなり、ケンも戸惑っている模様ですっ! ヤムチャの事を、かなり気にかけているようですっ!」
元「まぁ、気持ちはわかるんだけど……今は、そういう状況ではないっ!」
ベガ「ハーッハッハっ! 仲間の心配をしている場合ではないぞっ! フンっ!」ガシッ
ケン「……うおっ!」
実況「おっと、そんなケンの背後から……ベガがその身体をガシッと掴むっ!」
ベガ「……そ〜れ、いくぞ、ケンっ! フンっ!」ドシーンッ
ケン「……うぐああぁぁっ!」
実況「そして、ベガは背後から、ケンの頭部を脇下に抱え……そのまま後方へと倒れ込むっ! ケンの後頭部をマットへと叩きつける、リバースDDTっ!」
元「ベガ君は一瞬の隙も逃さないからねぇ……」
実況「これには、ケンも大きくダーウンッ! 後頭部を抱えて、苦しみますっ!」
-
ケン「ああっ……ううっ……くそっ……」
ベガ「……見苦しいぞっ! 暴れるなっ!」ピョンッ
実況「さぁ、そしてベガはその場で高く高くジャンプして……」
ベガ「……フンっ!」
ケン「……うぐっ!」
実況「そのまま、両腕を組みながらのフットスタンプっ! ケンの身体に、のし掛かっていきますっ!」
元「三体一の有利な状況だったのに……あっという間だったねぇ……」
実況「ベガの圧倒的な強さっ! 圧倒的な強さっ! 一瞬でケンとヤムチャの二人を仕留めたぁ!」
ベガ「まぁ、この二人は終わりだな……後は、リュウからカウントを……んっ……?」
リュウ「う、ううっ……ベガっ……!」ムクッ
ベガ「……ふむ、起きたか。少々、体力回復されてしまったかな?」
-
リュウー! リュウー!
実況「おぉ〜っと、ここでリュウがゆっくりと……だが、力強く立ち上がるっ!」
元「辛い状況だけどね……ケン君もヤムチャ君も頑張ったんだから……ここはリュウ君も頑張らないと!」
ベガ「後は、お前を倒せば……空手軍団は、終わりだな……?」ニヤリ
リュウ「負けねぇぞ、ベガっ! うおおおぉぉっ!」
ワー! ワーワー!
実況「ここでリュウが力強く吠えるっ! 大きく叫ぶっ! 自分自身に気合を注入するっ!」
リュウ「ここでお前を倒して……俺の力を見せてやるっ……! うおおおぉぉっ! いくぞっ!」ダダッ
ベガ「……来いっ!」
実況「そしてリュウがベガに突っ込んだぁっ! 向かっていったぁ!」
-
今日はここまで
-
相変わらずいいところで切るな
-
乙
-
乙
ヤムチャもケンもリング上に残ったか
良いタイミングでリュウをアシストして欲しいな
-
乙っした
まさかの昇竜拳w
まさかのラーニングある?
悟空の龍拳でもいいような
-
乙!
ベガ様ほんとすげえ!
-
ついにまとめに載る前に追い付いた
いつも楽しく見させてもらってます、乙!
-
ずっと気になってたんだけど、ダブルニープレスは膝で潰す技じゃなくて両膝を踵で潰す技なんだ...
-
悪魔将軍のダブルニークラッシャーはカッコイイ技
-
リュウ「だああぁぁっ……!」ガスッ
ベガ「……うぐっ!」
実況「そしてランニングしてのエルボーバットっ! 右肘でベガに打ち込んでいくっ!」
イケー! リュウー!
リュウ「もう、一発っ……! はああぁぁっ……!」ガスッ
ベガ「うおっ……くそっ……」
実況「続け様にもう一発っ! エルボーバットォ! 今度は左肘でお見舞いだぁ!」
リュウ「連続でいくぞっ! はぁっ! だあぁっ!」ガスガス
ベガ「うっ……うおっ……!」
リ・ュ・ウ ! リ・ュ・ウ !
実況「そして仕掛ける、連続での打撃攻撃っ! 膝蹴りっ! 肘打ちっ! ローキックっ! ラッシュラッシュで、ベガの身体をどんどんロープ際へと押し込んでいくっ!」
元「ここは気合入れて……押しましょうっ……!」
-
ベガ「くっ、早いっ……! くっ、しまった……ロープ際まで、追い詰められてしまったかっ……!」ググッ
リュウ「……そこだぁ! ベガっ!」ガシッ
ベガ「……何っ!?」
実況「さぁ、リュウがベガの身体をロープ際まで押し込んだぁっ! そして、そのままベガの右腕を両腕で捉えるっ!」
リュウ「……先ずは、体勢を崩すっ!」ググッ
ベガ「うおっ……!」
実況「そして、そのままベガの身体を自身の肩口で押して、ロープに押し付けるっ!」
リュウ「いくぞっ……! はあああぁぁぁっ……! だあああぁぁぁっ!」クルッ
ベガ「……う、うおおおぉぉっ!」ドシーンッ
実況「そして、そのまま自身の身体をクルッと反転させ、ベガの身体を肩に担いで投げていくっ!」
元「一本背負いですね。いいですよ」
実況「リュウの一本背負いっ! 一本背負いっ! ロープの反動も利用したぁ! これにはベガもダーウンッ!」
-
ワー! ワーワー!
ベガ「うあぁっ……くそっ……」
リュウ「まだまだっ……いくぞっ……!」
実況「おっと、そしてリュウはここで、ロープを潜って、エプロンサイドへと移動するっ!」
元「おっ、何かあそこから狙うのかね?」
リュウ「ケン、ヤムチャっ……! 退いてろっ……! 巻き添えを喰らうぞっ!」
ケン「お、おう……ちょっと移動するか……ホレ、ヤムチャ、お前も……!」ゴロン
ヤムチャ「う、うっす……!」ゴロン
実況「そしてリュウはエプロンサイドから、トップロープ掴んで……ベガに狙いをつけているっ!」
リュウ「……うおおおぉぉっ! ベガっ、いくぜっ!」ググッ
ベガ「ううっ……ああぁっ……」
実況「そしてリュウはエプロンサイドから、トップロープをググッと掴み……腰を低くして屈み、ロープを下方向へと引っ張っていくっ!」
-
リュウ「うおおおぉぉっ! いくぜええぇぇっ! ベガっ!」ブンッ
ベガ「……何っ!」
実況「そして、ロープの反動を利用して、トップロープへと飛び乗り……さらにロープの反動をつけ、そのままリング内へと向かっていくっ! トップロープを飛び越え、リング内へのベガに向かっていったぁ!」
ワー!ワーワー!
ベガ「チィっ……! 降って来たかっ!?」
リュウ「うおおおっ……! ベガ、喰らええぇぇっ……!」ズドーンッ
ベガ「……うぐううぅぅっ!」
実況「そして、そのままエルボードロップをベガに落としていくっ! スワンダイブ式のエルボードロップっ! エルボードロップだぁ!」
元「うん、いいですよっ!」
ベガ「くっ……くそっ……」
リュウ(一度、大技を決めに行くか……? どうする……? いや、ここは……別の手段でいこう……)
-
リュウ「ケン、 起きろっ……! 起きてくれっ……!」
ケン「ううっ……んっ……? 何だ何だ……?」ムクッ
リュウ「ベガを、ここで仕留めるっ……! 合体技だっ……!」
実況「さぁ、そしてここでリュウはケンに声をかけるっ! その声応えるように……ケンも立ち上がるっ!」
元「おっ、ここは合体技かな?」
リュウ「さぁ、ケンっ……! 二人でいこうっ……!」ググッ
ベガ「……ううっ」
実況「そして、リュウはベガを引き起こしますっ! やはり、リュウの復活っ! こいつは心強いっ! ピンチだった状況が次々に打破されていきますっ!」
リュウ「さぁ、ケンっ……! いくぞっ……!」
ケン「オーケー、任せておけっ! ベガ、覚悟しなっ……!」
実況「さぁ、そしてベガの正面で、リュウとケンの二人がググッと拳を構えるっ! 狙っているっ! こいつは狙っているぞっ!」
-
ワー! ワーワー!
ケン「いくぜええっ! ベガっ! だあああぁぁぁっ!」
リュウ「……双龍拳だあああぁぁぁっ!」
ズガアアァァッ
ベガ「……うぐああぁぁっ!」バターンッ
実況「そして、二人掛かりでの昇龍拳をベガに打ち込んだぁ! これを喰らい……ベガは大きく大きく大きくダーウンッ!」
元「よ〜し、いいですよ!」
ワー! ワーワー!
ケン「よ〜し、やったな……リュウっ……!」
リュウ「あぁ、後は決めるだけだっ! ケン、お前は、ヤムチャを連れて戻ってくれ……!」
ケン「……いけねっ! そういや、誤爆してたんだった。うっかりしてたよ、オイっ!」
-
ヤムチャ(リュウさんと、ケンさんが二人で決めちまったか……俺も一応、リングにいるのに……声、掛けてくれれば、いつでも起き上がるのに……)
ケン「お〜い、ヤムチャ……! しっかりしろ、ほれ、起きろ……! 大丈夫かっ!?」
ヤムチャ(まぁ、でもそうなっちまうよなぁ……そもそも、俺はリュウさんと、どんな合体攻撃していいかすらわかんねぇんだし……)
ケン「……何、寝てんだオイっ! ホレ、とっとと起きろよ、馬鹿野郎! お前が寝てると俺が悪者になっちまうじゃねぇか」
ヤムチャ「あぁ……ううっ……うっす……」ムクッ
リュウ「さぁ、ベガっ! そろそろ終わりだ、立てっ! これで止めにしてやるっ……!」ググッ
ベガ(止めか……真・昇龍拳かな……? しかし、リュウよ……お前は一つ忘れ物をしていないか……? お前も私と同じ、軍団を纏める総帥なんだろ……?)
リュウ「さぁ、止めだっ! いくぞっ!」グッ
イケー! リュウー! キメロー!
実況「さぁ、そしてリュウがベガを引き起こし、右手をググッと突き上げ、フィニッシュ宣言っ! フィニッシュ宣言かぁ!?」
-
リュウ「うおおおっ! 真っ……!」ググッ
ベガ「うおおおぉぉっ……! くそっ……! やらせはせんっ……! やらせはせんぞっ……!」ブンブンッ
実況「おぉ〜っとっ! だが、しかしベガも抵抗するっ! 両腕を大きく振り回し……がむしゃらな攻撃をリュウに仕掛けていきますっ!」
元「ベガ君も最後の気力も振り絞っているんじゃないかな? これ、喰らっちゃベガ君もマズいだろうだからね」
実況「しかし、ベガの抵抗で……リュウはなかなか打てないか……!?」
ベガ「シャドルーの総帥は、お前ごときには、負けんっ……! 負けんのだぁ!」ブンブンッ
リュウ「……フィニッシュ宣言は、もうしたってのに、何で抵抗するんだよ、めんど臭ぇなぁっ!」
ベガ「ただでは、やられんっ……! ただではやられんぞおぉっ!」ブンブンッ
ケーン! ヤムチャー! イケー!
ケン「ヘッ……シャドルーの親玉が、惨めったらしく、抵抗しやがって……哀れなもんだなぁ! だが、このままじゃ、リュウも打てねぇからな……! ヤムチャ、助っ人行くぞっ!」ニヤリ
ヤムチャ「俺への……声援……!?」
-
これはベガとお客さんのファインプレー
ヤムチャ、しっかりやれよ!
-
ケン「任せておきなっ……! うおおおっ……! いくぜっ!」ダダッ
実況「おっとぉ! ここで、ケンがフォローに走るっ! がむしゃらに抵抗している、ベガ突っ込んでいき……」
ケン「……大人しくしてなぁ! リュウが打てねぇだろがっ!」ズガッ
ベガ「……ぐわっ!」
イイゾー! ケーン!
実況「そのままベガへとラリアットっ! 頭部へと打ち込んでいったぁ! さぁ、どうだっ!?」
ベガ「く、くそっ……ちょこまかちょこまかと虫ケラがっ……! だが、私はやられんっ……やられんぞおおぉぉっ……!」ブンブンッ
リュウ「……あぁ、何だ、くそっ!」
実況「あぁ〜っと、だがしかし、ベガの動きは止まらないっ! まだ、激しく抵抗を続けているっ!」
元「……矢はもう一本あるっ! 打ちましょうっ!」
-
ヤムチャー! イケー!
ベガ「うあああっ……負けんっ……! 負けんぞっ……!」ブンブンッ
ケン「おいっ、 ヤムチャっ! お前も仕掛けろっ! リュウのフォローをしろっ!」
リュウ「……チィっ! ヤムチャっ! お前もいけっ! こいつの動きを止めろっ! これじゃあ、俺は動けないっ!」
ヤムチャ(合体攻撃……で、いいのかコレ……? わかんねぇ……わかんねぇけど……何だかよくわからないけど……)
実況「ベガの実力は本物だが……だがしかし、今は状況が悪いんではないかっ!? リング上は三体一だぁ! そうです、矢はもう一本ありますっ!」
元「……放ちましょうっ!」
ヤムチャ(リュウさんの、役に立てるビッグチャンスが、いきなり降って湧いてきやがったっ……!)
ベガ(さぁ、来い……ヤムチャっ……! 私に出来るのはここまでだ……ここから先は……)
ヤムチャ(だったら……これは……応えるしかねぇ……!)
ベガ(お前次第だっ……! 来いっ……!)
-
ヤムチャー! イケー!
ヤムチャ「うおおおぉぉっ! リュウさんの、邪魔してんじゃねぇぞ、この野郎っ……!」ダダッ
実況「二本目の矢が放たれたぁ! ヤムチャが突っ込んだぁっ! ベガに向かって一直線っ!」
元「よし、いけっ! 決めろっ!」
ヤムチャ「うおおおぉぉっ! 大人しくしやがれ、ベガっ!」ガスッ
ベガ「うっ……うぐっ……!」ヨロッ
ワー! ワーワー!
実況「そして、ベガの頭部へとラリアットっ! どうだっ! 決まったかっ!?」
元「おっ! ベガ君の動き止まったんじゃないの!?」
リュウ「ケン、ヤムチャっ! よくやってくれたっ! これで止めだっ! はああぁぁっ……! だああぁぁっ!」ドスッ
ベガ「……うぐっ!」
実況「そして、リュウがすかさず打ち込む正拳突きィ! ボディブローっ! ベガの腹部に打ち込み、その動きを完全に止めるっ!」
元「さぁ、いきましょうっ!」
-
リュウ「とどめだああぁっ! 真・昇龍拳っ……! はああぁぁっ!」ズガアアァァッ
ベガ「……く、くそおおおぉぉっ!」バターンッ
ワー! ワーワー!
実況「決まったああぁっ! 真・昇龍拳が、ベガに炸裂っ! クリーンヒットォっ! 完全に顎に打ち込んだ、真・昇龍拳っ!」
元「よ〜しっ! 決まったぁっ!」
実況「これにはこれには、ベガも……ダーウンッ! ピクリとも動かないっ!」
ワー! ワーワー!
ケン「よしっ……! 決まったな、リュウっ! 後はスリーカウント取るだけだっ!」
ヤムチャ「リュウさん、決めちゃいましょうっ!」
リュウ「あぁ、わかってるっ……! レフェリー、フォールだっ! カウントをとってくれっ!」
ダン「オーケー、任せておきなっ!」
実況「さぁ、そしてリュウはベガの身体に覆いかぶさり、フォールの体勢っ! どうだ、決まったかぁ!? さぁ、今、レフェリーがやってきますっ!」
元「バルログ君が来てるよ! 止めてっ!」
-
バルログ「くそっ、ベガ様……今、助けますよっ……!」
ケン「……ヤムチャっ! アイツを止めろっ!」
ヤムチャ「わかりましたっ……突っ込みますっ! うおおおぉぉっ!」ドスッ
バルログ「……ぐっ!」
実況「おっと、バルログにはヤムチャが突っ込んだっ! 強引に組みかかり、その動きを止めますっ!」
元「よし、いい動き!」
バルログ「くっ、くっ……邪魔です……離しなさいっ……! 醜いですよっ……!」ドスドス
ヤムチャ「痛ぇ……痛ぇよ、この野郎っ……! だけど、後スリーカウントなんだっ……! それまでは、耐えてみせるぜっ……!」
ケン「レフェリー、オイっ! ほら、カウントをとっちまいなっ! 早くっ!」
実況「さぁ、そして今、レフェリーによってカウントが取られますっ! さぁ、勝利のスリーカウントまで、後僅かっ!」
-
ダン「ワンっ……!」
ワー! ワーワー!
ダン「ツーっ……!」
ワー! ワーワー!
ダン「……スリ」
バイソン「……させねぇよ、馬鹿野郎」ガシッ
ダン「……んっ?」
バイソン「ほ〜れっ! お前は、場外で寝てろっ! 邪魔なんだよ、タコがっ!」グイグイ
ダン「う、うわああぁぁっ……! 助けてくれええぇぇっ!」ズルズル
実況「あ〜っとっ! ここでバイソン動いたっ! 場外から、レフェリーの足を掴み……そのまま強引に、リング外へと引きずり出していますっ! これでは、カウントが取れないっ!」
元「あぁ、も〜う……酷いねぇ……」
ブー、ブーブー
実況「完全に決まったと思ったのに……! 完全決まったと思ったのに……! これには、場内からも大ブーイングっ!」
-
シャドルーの常套手段かよwww
-
バイソン「そこで寝ておきなっ……! このタコがっ……!」ブンッ
ダン「……うげっ!」ガシャーンッ
バイソン「ベガ様が、ピンチだ……あぁ……? リングにコイツがいなけりゃ、ピンチだろうがなんだろうが、関係ねぇっ! ざまぁみやがれ、ボケがっ!」
実況「さぁ、バイソンはレフェリーを乱暴にリング外へと引きずり出したぁ! おぉ〜っと、レフェリーは鉄柵で頭を打ったか!?」
バイソン「おい、そこのシャドルーTシャツ着てる美人の姉ちゃんっ! 後で、ちゅうしてやるから、椅子貸せ、コラっ!」
観客「……」スッ
バイソン「すぐ様、立ち上がるのはいいけど……無言は辛いな……お前、バルログファンなのか……?」
観客「……」コクリ
バイソン「……そうか、後でバルログにこっち来るように言っておくよ。椅子、借りるぜ? ありがとな」
実況「おっとおっと! そしてバイソンは、観客席から、再びパイプ椅子を手にしましたっ!」
元「あ〜、また持ち出した……」
バイソン「ちくしょううぅぅっ! この悲しみ……やり場のない怒りっ……! 全部、お前らにぶつけてやるぜええぇぇっ! ちくしょううぅぅっ!」
実況「そして、パイプ椅子を手にしたバイソンも、リングに雪崩込んできますっ! また、試合が荒れてくる予感がするぞぉ!」
-
今日はここまで
>>51
それはもう、どうしようもないね
現在使っているダブルニープレスは派手に見せる為の改良型って事にして
初期型はそれだった事にしよう 膝いくより上半身に打った方が見栄えも良くなるんじゃないかな?
-
乙
バイソンおもしろいなw
ヤムチャも活躍して良い感じだね
-
乙!
バルログさんにもバルログキモーイ以外の声援があるかもなw
-
乙
バルログキモーイは
カート・アングルのYou S@ck同様にテンプレ化した声援なのではww
-
乙っした
三位一体攻撃がバイソンに持っていかれたw
バイソン泣いていいぞ
そう言えばシャドルーで名前呼ばれる声援ってバルロルだけか…世の中顔なのか…
-
バルログ「いいから離しなさいっ! このっ……!」ドスッ
ヤムチャ「……うぐっ!」ガクッ
実況「おっと、ここでバルログに組みかかっていたヤムチャは、その背中にスレッジハンマーを受け、ガクッと片膝をついてしまうっ!」
バイソン「くそおおぉっ! イケメンはぶち殺すっ! 合法的にぶち殺すっ! 全国の醜男醜女の皆……俺に力をくれえええぇぇっ!」
ケン「くそっ、パイプ椅子持って来やがったか、あの野郎っ!」
バイソン「オラっ、ケンっ……! 打ち込んでやるぜ、うらああぁぁっ!」バッチーンッ
ケン「……うぐっ!」
ブー、ブーブー
実況「そして、バイソンはケンに向かって突っ込んで行き、パイプ椅子攻撃っ! 先ずは腹へと打ち込んだぁ!」
-
ヤムチャ「……ううっ、くそっ」
バルログ「……邪魔ですよっ! 消えなさい、ヒャオッ!」ゴスッ
ヤムチャ「……ぐげえぇぇっ!」バターンッ
実況「バルログはそのまま片膝をついたヤムチャの顎に……ジャンピングしての膝をお見舞いっ! その場跳びのジャンピングニーアタックっ!」
バイソン「……オラオラ、ケンっ! お前は、消えてろ、ボケっ!」
ケン「く、くそっ……舐めやがって……」
バイソン「そ〜れっ! 背中に打ち込むぜっ……よいしょ〜っ!」バッチーンッ
ケン「……ぐわあああぁぁっ!」バターンッ
実況「そして、バイソンはケンの背後に回り込むように移動し……再び、パイプ椅子攻撃をケンへと打ち込んだぁ! これにはケンも、うつ伏せにダーウンッ!」
元「……あ〜、もうちょっとの所だったのにねぇ。くそぉ」
-
ヤムチャ「ち、ちくしょう……このままじゃ……一旦逃げよう……」
ケン「くそっ、ここは退かせてもらうぜ……」
実況「ケンとヤムチャは、場外へとエスケープっ! ここは、場外へと逃げますっ!」
元「あ〜、三体一になっちゃった……まぁ、ベガ君は、今は動けないか……それでも二対一だけど……」
バイソン「よしっ、後はリュウだけだなっ……! アイツにも、このパイプ椅子を……」
バルログ「……バイソンっ! リュウは強敵ですっ! 一人で行くのは、勧めませんっ!」
バイソン「……んあ?」
バルログ「ここは、合体攻撃ですっ! 手伝って下さいっ!」
バイソン「オーケーっ! 合体攻撃だな…!」
バルログ「そのパイプ椅子は、そこに置いておきなさいっ!」
バイソン「わかったよ、パイプ椅子ちゃん……ありがとなっ! お前は戦友だっ!」コロン
実況「そして、バルログとバイソンは、次はリュウへと近づいていきますっ! おっと、ここでバイソンがパイプ椅子から、手を離したっ!」
元「……何か狙ってるのかね?」
-
バルログ「さぁ、リュウっ……! 起きなさいっ!」ググッ
バイソン「モタモタしてるんじゃねぇよっ! ボケっ! いつまでもベガ様に覆いかぶさってるんじゃねぇっ!」ググッ
リュウ「う、うおっ……」
実況「さぁ、そしてバルログとバイソンは二人掛かりでリュウを引き起こすっ! 」
バルログ「さぁ、バイソン、いきましょうっ!」ガシッ
バイソン「いこうぜっ! それに……利用出来るもんも、利用しておこうっ!」ガシッ
リュウ「……くっ!」
実況「そして、バルログはリュウの前方右側から、バイソンは前方左側から! リュウの頭部を互いが脇下に抱え二人掛かりでロックっ!」
元「合体攻撃……狙ってるね……?」
バルログ「さぁ、バイソンっ……! 倒れ込みましょうっ! せ〜のっ!」
バイソン「オーケーっ! ダブルDDTだっ! 狙いは勿論……せ〜のっ!」
ズドーンッ
実況「そして、仕掛けるっ! 二人掛かりで後方に倒れ込み、ダブルDDTっ! おぉ〜っと、しかも、狙いはパイプ椅子だっ! 先程、バイソンが転がしたパイプ椅子へと、リュウの頭部を打ち付けていったぁ!」
-
リュウ「……ぐわあああぁぁ!」
ブー、ブーブー
実況「リュウの頭部がマットではなく、硬い硬いパイプへと打ち付けられたぁ! これにはリュウも、もがき苦しむっ!」
バルログ「バイソン、私はリュウを抑えておきますっ! だから、貴方はベガ様をお願いしますっ!」
バイソン「おうよ! ベガ様、しっかりして下さいっ! 大丈夫っすか!?」
ベガ「う、ううっ……」
バルログ「さぁさぁ、リュウ君……いきますよ……」ガシッ
実況「さぁ、バイソンはベガに声を掛けているっ! そして、バルログはうつ伏せにダウンしているリュウの足方向へと回り込んで……リュウの背中に覆い被さるように乗り、リュウの足を内側から自身の足にフックさせるようにロックしたっ!」
バルログ「……しばらく、動けなくなってもらいますよっ! ヒャオッ!」ガシッ
リュウ「……くっ!」
実況「そして、そのまま足をロックされうつ伏せ状態のリュウの両腕を、上から掴むっ! バルログは、その状態のリュウの身体を持ち上げようと、そのまま後方へと倒れ込むっ!」
元「ロメロ・スペシャルだね」
-
バルログ「……フンっ! さぁ、これで完成ですっ! 締め付けますよっ!」ググッ
リュウ「ううっ……く、くそっ……!」
実況「いやっ! バルログは、リュウの身体を完全には持ち上げず……そのまま、互いにリング上で座り込む様な姿勢で止めるっ!」
元「おっと、変型カベルナリアだったか」
実況「バルログの変型カベルナリアっ! 正座のような姿勢のリュウの足をロックし、両腕を後方に伸ばして肩口にダメージを与えていくっ! バルログの変型カベルナリアっ!」
バイソン「ベガ様、しっかりして下さいよっ!」
ベガ「あ〜、もうダメだ……ダメージは多いし、疲れたし……もう私は限界だよ……」
バイソン「だったら、俺に任せて下さいっ! 交代しましょう、交代っ!」
ベガ「……あ〜、そうさせてもらうよ。ちょっとコーナーまで付き合ってくれ」ズルズル
実況「さぁ、バルログがルチャ式の関節技……サブミッション……ルチャ式ではジャベっ! 得意のジャベでリュウを痛めつけていくっ!」
元「……あっ、ベガ君が」
実況「おぉ〜っと、そしてその間に、ベガは這いずりながらコーナーの方へと移動していくっ! バイソンも付き添っているっ! こいつは交代か!?」
元「ベガ君もコーナーからダイビング攻撃とかする体力は残ってなさそうだし……多分、そうだろうね……バルログ君がリュウ君の動きを止めて……その隙に交代って所でしょ」
-
ダン「あぁ〜、ちくしょう……! あの野郎、好き放題やりやがって……俺がリングにいねぇと始まらねぇだろが、糞がっ……!」
実況「おぉ〜っと、ここで場外のレフェリーが復活したか!? 急いで起き上がり、そしてリングへと入ってきますっ!」
元「……まぁまぁ、怪我がなくて何よりだよ」
ダン「あ〜、何がどうなってるんだっ! もう、ワケがわかんねぇよっ!」キョロキョロ
実況「さぁ、しかしレフェリーは、少し状況把握出来ていない……という、印象が見受けられますねぇ?」
元「まぁ、ゴチャゴチャしてるからね……でも、まぁ何とかしてもらいたいもんだよ……」
ダン「何だよっ……! ま〜た、パイプ椅子があるじゃねぇかっ……! 誰が持ち込んだんだっ! とりあえず、これはいらねぇだろっ! 捨てとこうっ!」ブンッ
実況「おっと、レフェリーは、先ずパイプ椅子を手に取り、そのままリング内を滑らせ、場外へと投げ捨てますっ!」
元「まぁ、とりあえず、一つ」
-
バルログ「ハハハ、リュウ君……! 苦しみなさいっ……!」グイグイ
リュウ「ううっ……く、くそっ……!」
ダン「……で、コレどうなってんだ? 試合権はバルログに移ってるのか? そういう事でいいのか!?」
ベガ「……いや、試合権はまだ私だ。まだ私にある」
ダン「……んあっ?」
ベガ「そして……ホレ、バイソン……交代だ……」パシッ
バイソン「うっすっ! バイソン、行ってきますっ!」パシッ
ベガ「これで、交代完了だ……レフェリー、私は下がらせてもらうよ」
ダン「あぁ、試合権はまだ、ベガが持ってたのか……それで、今バイソンに移ったと……よしよし、何となくわかってきたぞ……と、いう事は……」
実況「さぁ、そしてベガはバイソンへとタッチして交代っ! 試合権は、バイソンっ! バイソンへと移りましたぁ!」
元「結構、追い詰めてたように思えたけど……乱戦のゴチャゴチャの間に逃げられちゃったねぇ……」
バルログ「ハハハっ! どうです、リュウっ……! 苦しいでしょうっ……!」
リュウ「……うぐっ!」
ダン「コイツは試合権、持ってねぇんだなっ!? じゃあ、バルログ、お前何やってんだよ!? 試合権ねぇ奴は、そんな事しちゃいけねぇだろがっ!」
-
バイソン「ヒャッハーっ! バイソン、いっきま〜すっ!」ダダッ
実況「さぁ、バイソンが意気揚々とリングインっ!」
ダン「おい、バルログ、何やってんだよ……! 離せってっ……!」グイグイ
バルログ「フフ、もう少し……もう少しだけ……」
リュウ「うっ、ぐぐっ……」
実況「レフェリーは、バイソンを制止しようとしていますが……バルログ、なかなか、その手を離しませんっ!」
バイソン「もう少し、そのまま抑えておきなっ! バルログちゃんっ! さぁ、いくぜ……うおおおぉぉっ!」
バルログ「……バイソン、今度は誤爆はなしですよっ!」
バイソン「あぁ、任せておけっ……! 今度もキッチリ決めてやるからよっ!」ダダッ
実況「さぁ、そしてバイソンは一直線へとロープへ走るっ! ロープへ走ったぁ!」
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バイソン「レフェリーさんよぉ! 巻き添え喰らっちまうぜ、危ないから退いてろっ! うおおおぉぉっ!」ダダッ
ダン「ん……? うおっ、何か来てやがるっ! 危ねっ、避けねぇと……!」ササッ
バルログ「さぁ、バイソン来なさいっ……!」
リュウ「くっ……くそっ……!」
実況「さぁ、バイソンがロープの反動をつけて向かってきたっ! 変型カベルナリアで捉えられているリュウ正面から、一直線に突っ込んできたっ!」
バイソン「うるあぁぁっ! リュウっ! くたばりやがれえええぇぇっ!」ズザーッ
リュウ「く、くそっ……!」
実況「そしてバイソンが、スライディングしながらのっ……!」
バイソン「……だああああぁぁぁっ! 」ズガアアァァッ
リュウ「……ぐわあああぁぁっ!」
実況「アックスボンバーをリュウに打ち込んだっ! 打ち込んだぁっ! バルログによって、身動きが封じられているリュウに、真正面から打ち込んでいったぁ!」
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バルログ「ハハハ! そろそろ離してあげますよ、リュウ君。おっと……少し、遅かったですかね……?」
リュウ「……くっ、舐めやがって」
バイソン「よ〜しよしっ! いい感じに決まったな、バルログちゃんっ!」
ダン「……おい、もういいだろ。合体攻撃出したんだったら、試合権ねぇ奴は、とっとと下がれ」
バルログ「わかってますよ……全く、貴方は口うるさい人ですねぇ……」
バイソン「おいおい、バルログちゃん……何、言ってるんだよ。もう一発ぐらい行こうぜ……?」
バルログ「……いや、でもこの人が五月蝿いんですって」
バイソン「まさ、ロスタイムが残ってるだろ……俺、一人じゃリュウ相手は厳しいんだって……! ホレ、いいから起こせ起こせ……!」
バルログ「ま、まぁ……バイソンがそう言うなら……」
ダン「バイソンがそう言うなら……じゃねぇよ、ボケっ! さっき下がるって言ったじゃねぇかよっ! 何、その心変わりっ!」
実況「さぁ、そしてバイソンとバルログは、二人掛かりでリュウの身体を引き起こしていきますっ! レフェリーの警告など、まるで耳に入っていないっ!」
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リュウー! ガンバレー!
リュウ「……あぁっ、わかっているっ」
バイソン「ホレ、早く起きろ、ボケっ……!」
リュウ「……雑魚二人が」ググッ
バルログ「モタモタするんじゃ、ありませんっ! 醜いですよっ!」
リュウ「……舐めるなああぁぁっ! うおおおぉぉっ!」ブンッ
バイソン「……ん?」
バルログ「……あれ?」
実況「おっと、ここでリュウが動いたっ! 両腕を大きく振りかぶり……」
リュウ「……うるああぁぁっ!」ブンッ
バイソン「……うげっ!」
バルログ「……うぐっ!」
実況「そして、バイソン、バルログに同時に打ち込んでいくっ! ショートレンジのラリアットっ! ダブルラリアットだぁ!」
元「よしっ、一つ返したっ!」
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バイソン「……うげっ」フラッ
バルログ「……くっ、野蛮な技を」フラッ
リュウ「……うおおおぉぉっ! いくぜっ!」ダダッ
実況「さぁ、これにより少々フラつく、バイソンとバルログっ! そしてリュウは、その両者の間をすり抜けるように、ロープへと走ったぁ!」
ワー! ワーワー!
リュウ「……二人纏めて始末してやるぜっ! うおおおぉぉっ!」ダダッ
バイソン「……あぁ、いてて」
バルログ「くそっ……リュウめ……」
リュウー! イケー!
実況「さぁ、ロープの反動でさらに勢いを増したリュウが、バイソンとバルログに向かっていくっ! 両者の背後から向かっていくっ!」
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今日はここまで それとちょっと補足
「ロメロ・スペシャル」「変型カベルナリア」の説明は滅茶苦茶難しかった
一番わかりやすい方法で説明すれば多分「足をロックして、互いに座り込んだ状態でのパロ・スペシャル」が手っ取り早いと思う
ただ「パロ・スペシャル」って単語を使うのはどうかと思ってね わかりにくくてすいません
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乙。
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いつ終わるんだってくらい目まぐるしく展開するね
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おつおつ
文章での説明は難しいかもだけど、いっちの文章は読みやすいよ!
この試合は相当濃いものになってるけど、時間はどのくらいたってるんだろうか…
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乙!
シャドルー軍団はまとまってるよなあ
空手軍団も負けるな!
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乙
いよいよクライマックスだね
派手なフィニッシュを期待しています
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流石になげぇな。
批判とかじゃなく、試合時間の設定とか大丈夫か?
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少しじゃなくてだいぶうまくなってるような。
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乙っした
イケメン死ねって…
リング上で一番イケメンはバルログなわけだが…
てかヤムチャ2番目にイケメンでね?
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ダンさんとシャドルーの掛け合いが漫才みたいで笑えるwww
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乙
バイソンに試合権が移ったから、次が最後の攻防になるのか
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サードのケンとかウルトライケメンだろ。
バルさん越えてるやで
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>>96
バルログ乙
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