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ジャニーズBL小説*CP限界あり
1
:
愛姫*
:2016/09/24(土) 23:38:36
ここでジャニーズBL小説をかいていきたいと思います。
スレタイの通り、限界がございます、ご了承ください。
また、未熟な文章、幼稚な単語、誤字脱字、許してくださる方は、ご覧下さい。
また、pinkになることもございますので、覚悟してスクロール、よろしくお願いします。←
CPに限界があると言っておきながら、どのコンビが書けるか自分でも分かんないので、取り敢えずリクエスト募集します。
受け攻め
シチュ
裏の有無
をお願いします。
2
:
愁花* 名前変えました
:2016/09/25(日) 09:30:24
中島健人×岩橋玄樹
『イケナイ恋』 兄弟パロ
健人:高校3年
玄樹:高校1年
3
:
翔星
:2016/09/25(日) 11:32:27
健人×玄樹楽しみにしてます!
4
:
愁花*
:2016/09/25(日) 11:58:26
ありがとうございます!
今日中には更新しますので、待っていてくださいね!
5
:
PUUさん
:2016/09/25(日) 17:16:29
愁花さん
来ました!
健人くんと、玄樹くん楽しみです!頑張って下さい(´∀`)b
6
:
愁花
:2016/09/25(日) 18:26:42
※この作品には裏表現が含まれます。
「玄樹、行っちゃうよ。」
健人がそう言うと、玄樹は素早く玄関に来る。
「待って、一緒に行くの!」
健人は、可愛いな、と頬を緩ませた。
「今日はなんか楽しいことある?俺は、生徒会しかないし。」
「んー、今日ね、生徒会役員決めるよ!なれるかなぁ。」
玄樹は生徒会に入りたかった。
兄の健人がいるから。
____________________
玄樹が中学生の頃、両親を失くした兄弟は、2人で生きて行くと決めた。
「俺が玄樹を守るから。」
「お兄ちゃん大好き!」
まだ心が純粋だったあの頃は、大好きと普通に言えたのに。
なんでだろ、今は大好きって言うと恥ずかしいかも。
________________
「樹、玄樹?」
「あっ。何?お兄ちゃん。」
「今日は、風磨と行くから、一緒に行けないんだ、ごめんね?」
「え……?風磨くん?僕、いちゃいけないの?」
健人の親友の風磨。
生徒会で同じで、よく一緒に帰っているのは知ってるよ、でも、今日は一緒に登校?
僕のこと、嫌いなのかな。
「……じゃあ、神宮寺と行くから。」
玄樹は、不貞腐れてさっさと玄関を出て行った。
「ごめんね。玄樹……」
7
:
愁花*
:2016/09/25(日) 18:28:29
PUUさん
ありがとうございます!
期待に添えるよう、頑張ります!
駄文ですがお許しください。
8
:
叶多
:2016/09/28(水) 21:56:53
愁花来たよ!
感想を一言でいうと……うまい!!
うますぎるYO…すごいね
あの岩橋玄樹さんに
「お兄ちゃん」と言われたい←え?女子だよね
「待って!」と追いかけられたい←おいおい
「お兄ちゃん、大好き」と言われたい←変態ww
上のやつなんてほっといて頑張れ!!
9
:
愁花*
:2016/09/28(水) 22:26:38
来てくれてありがとう!
うまいって言ってくれて嬉しい限りです、
うんうん、言われたいってわかる。
でも、妹にもなりたいような……←
10
:
mikimiki
:2016/09/29(木) 17:53:15
しゅうか
来たZE
私より100倍うまい‼︎
11
:
愁花*
:2016/09/29(木) 18:24:45
そんな……
みきの方が断然うまい !
もっとうまくなりたいな。
更新頑張るね。
12
:
mikimiki
:2016/09/29(木) 18:26:22
わたしもがんばるわ〜
13
:
愁花*
:2016/10/04(火) 08:27:39
「風磨、お待たせ。」
「今日、放課後生徒会室。」
ああ、まただ。
いつまで続くのかな。
風磨のこと好きだけど、こんな生活なんて嫌だな。
「ねぇ、今日は、1年が役員決めるから、挨拶来るよ?だから、やめよ。」
「来たら、見せつけてやればいいじゃん。遊んでるとこ(笑)」
「玄樹が来るかもしれない。恥ずかしいよ。」
健人と風磨の関係は、決して人に言えるものではない。
ましてや、自分が守らなくてはいけない弟になんて、知られてはいけないから。
「やぁっふぅま、だれ、か…くる…」
放課後の生徒会室に響く甘い声。
「声、抑えろよっ…..バレてもいいのか?」
「んんっ」
2人の関係。
それは世の中で言う、セフレみたいなもの。
好き
その感情よりも先に、抱きたいとか、抱かれたいとか、思った、はず。
前までは、嬉しかった。
抱かれるのが。
でも、玄樹が高校に上がって、一段と大人になった時、嫌になったんだ。この関係が。
俺は、誰が
好きなんだ?
風磨?
それとも、玄樹?
ガチャッ
「失礼します。役員に決まっ……お兄ちゃん?」
「っ……げん…きっ...んあっ」
見られた。
兄弟じゃなかったら良かった。
これから始まる、イケナイ恋。
14
:
mikimiki
:2016/10/04(火) 16:08:24
来たよ相変わらずうまいね
15
:
愁花*
:2016/10/04(火) 16:13:37
「お兄ちゃ…?どうして?」
「やぁっ…見なぃで……」
驚きを隠せない玄樹。
「何やってるの?」
「玄樹くんっ言ったっけ。今日のところは、挨拶大丈夫だから。」
「は…い……」
魂が抜けたように、表情を無くした玄樹を、健人は見つめることしかできなかった。
「ふ…ま…来た、げん…きっ…」
今はただ喘ぐことしかできない健人。
羞恥で顔が赤く染まる。
もう、元の兄弟には戻れないのかな…
でも、やっと分かった。
俺は、玄樹が好きなんだって。
兄弟としてじゃなくて…
likeじゃなくて、loveなんだな。
この気持ちは、心の中に留めておいた方が…良い?
「ねぇ…もっと…頂戴?」
「ふっ可愛い…」
だから、忘れよう、せめて今このときだけは。
16
:
愁花*
:2016/10/04(火) 16:15:22
ありがとーみき!
いやいや、そんなことはないよ、うん。
みきも頑張れ!
私より上手いんだから自信持って♪←上からすぎる
17
:
mikimiki
:2016/10/04(火) 16:37:30
しゅうか
いやはやいいですな〜(だれ?
18
:
愁花*
:2016/10/04(火) 18:21:39
ありがとー!
19
:
mikimiki
:2016/10/04(火) 20:35:13
頑張ってね!
20
:
mikimiki
:2016/10/04(火) 20:35:58
私のも見てね!
21
:
叶多
:2016/10/09(日) 22:18:28
ふまけん、安定のヤバさ←え?何が?
22
:
愁花*
:2016/10/31(月) 11:03:52
「お兄ちゃんっ…なんで…?」
泣き声が自分の部屋に響いて、余計悲しくなる。
大好きだったお兄ちゃん。
「っ……」
本当は、考えたくないけど、可愛かった、なんて。
でも、風磨くんとあんな関係だったのは、ショックだった
「大好き……お兄ちゃんっ……」
気持ちが溢れてきて、抑えきれなくなっちゃいそうだな。
「ただいま……」
「お兄ちゃんだ……!」
帰ってきた。
僕とお兄ちゃんは同じ部屋だから、絶対この部屋に入ってくるはず。
「…げ…んき…」
しまったって顔で僕の事見るから、何てことない顔で接しようって思った。
「なに?」
「えっと…その…いや……」
きっとさっきの事だろうな、僕でも見当はついた。
「勝手に入っちゃってごめんね。邪魔だったでしょ。本当は2人きりだったのに、ね。」
「っ…いやっ…そんな、訳じゃ…ない、から。」
言葉だって途切れ途切れで、目には涙だって溜めて、時々目線を反らして話すお兄ちゃんはあまりにも可愛くて。
いつも神宮寺にかわいいって言われる僕だけど、絶対お兄ちゃんの方がかわいい。
「……なんでさ、そんなに可愛いの…?」
「え?…げん…きっ…ちょっ…」
僕の豹変ぶりに驚いたみたい。
僕だって男の子なんだから。
可愛かったら襲っちゃうでしょ、好きな人くらい。
許して、お兄ちゃん。
23
:
叶多
:2016/11/02(水) 22:31:13
玄樹!何をするんだ!!←わかってて聞くww
24
:
みっこ
:2016/11/03(木) 10:29:47
見たよー!2こ持ってんのに更新してくれてありがとう♪(∂∀∂)/
25
:
やぶLOVEひかLOVE
:2016/11/17(木) 17:48:22
頑張って下さいm(_ _)m
26
:
愁花*
:2016/11/24(木) 19:02:14
「…っ…げんき…なに…?」
「ここまで来てまだわかんないの?」
いつものかわいい玄樹じゃない…
今、俺の上に馬乗りになっているのは。
風磨と同じ目をした、1人の男だった。
「分かんない……玄樹は…なん…で…こんなこと……「好きだから。お兄ちゃんのことが」…ぇ…?」
すき、好き、スキ…
げんきが、俺のこと?
「…それ…っは…風磨と…俺が、その…してた…とこ、…を見…たから…」
途切れ途切れになりながらも、必死に説明する。
俺は玄樹のことが好き。
兄弟としてじゃなくて、1人の恋愛対象として。
でも、玄樹には、こんな汚れた俺なんて似合わない。
いろんな男に抱かれてる俺なんて
「答えは、今じゃなくていいから…今は、もう止められない。ごめんね。」
「…ぁっ…やっ…んんっ…」
謝らないで。
耳元で。
「みみ…はだめっ…」
「…え?耳、弱いんだ。教えてくれてありがと。」
「…違っ…ぁっ…っ」
顔が熱い。
ぎゅっと閉じていた目を開けると、そこには、からかったような目をした、玄樹がいた。
「お兄ちゃん、かわいいよ。」
『お兄ちゃん』
そのコトバが、背徳感を増して、余計に声が響く。
そして、感じる。
もう俺は、戻れない道を進んでいるのかもしれない。
兄弟同士の、イケナイ恋に溺れてる。
「…お兄ちゃん、こっち…向いて…?」
声が聞こえて、見上げた瞬間、唇に、玄樹の唇が重なった。
27
:
叶多
:2016/11/25(金) 22:28:13
おぉ!更新されとる!
岩橋さんがオオカミに、、、
28
:
みっこ
:2016/11/26(土) 07:57:28
こ、更新されておる、、何と!!
う、、うまい!!
29
:
愁花*
:2016/11/26(土) 13:54:34
上手くないよ…
もっと上手に書きたいけど、これが限界か……
今日、更新するから見てね!
次、裏だ、頑張るね!
30
:
愁花*
:2016/11/26(土) 15:11:52
あ…もう俺は、戻れない。
「……んっ…」
「これだけで…?」
これだけで声なんか、出たことない…のに
なんで…
考えてる暇なんてなかった。
玄樹は唇をまた重ねていた。
「…げん…きっ…」
「お兄ちゃん…」
苦しい。
空気を求めて微かに開けた唇を玄樹は見逃さなかった。
必死に閉じようとした唇を舌でこじ開ける。
「…ぁっ…んっ…」
「…かわいい…」
そんなこと言わないで。
あれほど嫌がっていたのに、今は身体が疼いて、何かを求めてる。
好き。
兄弟なんか関係ない。
「…好きっ…げんき…っ」
「…ほんと…?」
2人の唇が触れるか触れないかのところで話す。
「…やぁっ…」
「どうした?お兄ちゃん…」
切ない顔してたから油断してた。
急に玄樹の指が俺の胸の飾りを触った。
「こんな声出るの?もっと聞かせて…?」
ダメ…
俺も歯止めが効かなくなる…!
そしたら、玄樹も戻れなくなるのに…
「…げんき…もっと…」
「…いいの?…じゃあ…」
「あっ…んぁっ…ゃっ…」
服を上まで捲られて飾りを口に含まれる。
「気持ちいい?」
「…喋ん…ないで…ぁんっ…」
神様、ごめんなさい。
俺たちは、もう戻れません。
片方を口で、片方を指で転がされる。
こんなに気持ちいいと思ったことが、人生で他にあっただろうか…
好きな人にされたら、こんなに気持ちいいんだ………
31
:
みっこ
:2016/11/26(土) 17:55:37
いや!うまいよ!更新ペース
早くなったね
32
:
愁花*
:2016/11/26(土) 20:14:24
時間あったから書いた。笑
33
:
みっこ
:2016/11/26(土) 21:06:04
ああ、、はい。ww
34
:
愁花*
:2016/11/26(土) 22:38:55
あ…ごめん!
そんなにテンション下げないでー
時間なかったの、ごめんね!
35
:
みっこ
:2016/11/27(日) 09:47:18
全然ええよー!!
36
:
愁花*
:2016/11/27(日) 13:51:09
快感に浸りながら考える。
俺は、本当にこれで大丈夫なのかって。
いや、俺たち兄弟はこれで大丈夫なのかって。
いつ好きになったのか、考えてもいまいち分からない。
風磨のこと好きだったのかな。
与えられる刺激とともに、うっすら目を開けて薄暗い部屋の光を探す。
自分たちが進んでいる暗く危険な道の光を探すように。
あの頃は、好きなんて、思ったことなかったはずなのに。
少し思い出そう、俺がまだ、高校生になったばかりのこと。
俺が高校生になったとき、玄樹はまだ中学生で。
今みたいなことになるなんて思ってもみなかった。
そうだ、風磨と出会ったのも入学したすぐ後だったな。
でも、なぜあんな関係になってしまったのだろう。
普通に好きって言えたら何か変わっていたのだろうか。
…すき…スキ…好き…
友達同士の友情に似た感情か、
恋人同士の愛情に似た感情なのか。
でも、これが恋なのだとしたら、そこには、兄弟という壁、
そして、性別というどうやっても壊れない分厚く丈夫な壁が立ちはだかる。
《愛してる、世間の目なんか気にしない。
2人で、どこまでも堕ちていける。》
やめろ、俺はそこまで強くない。
叩かれたらすぐに粉々になる、脆いんだ。
「お兄ちゃん…?大丈夫?」
気づけば玄樹が俺の顔を覗き込んでいた。
「…なんでも…ない」
「……嫌だった…?別にいいんだよ、嫌なら…無理して『好き』って言わなくて」
無理してるのは玄樹の方だ。
そんな引きつった笑顔で笑わないで。
「…なぁ、俺がもし、今、心から好きって伝えたら、玄樹はどう思う?」
「…え?」
自分でも卑怯だと思う。
年下の、しかも弟にこんなこと聞くなんて。
「嬉しいよ…でも、無理しなくてい「好き…」ぇ…?」
目を見開いて驚く玄樹をよそに、俺は無言で唇を奪った。
「…兄弟なんて気にしないよな…?世間の目なんて気にしないよな…?」
何かを確かめるように。
自分が間違っていないと信じるために、必死になって問う。
「……周りがなんて言ったっていいじゃん。僕はお兄ちゃんが好きだから。なんて言われたって構わない」
真剣な表情で伝える玄樹を見ると、もう何も怖くない気がした。
俺たちには、恐れるものなんてないんだ。
37
:
愁花*
:2016/11/27(日) 13:56:58
あ…やっぱりこうなっちゃう…
裏がかけない、この流れだと!
なんでこんなシリアスになるの?
ねぇ、誰か教えてーーー!
でも、こういうのだったらすっと出てくる私が怖い。
シリアスなやつとが得意なんだな、うん。
いやいや、こんな文才のなくて、熟語もろくに知らない私がシリアス書いたら、案の定、↑みたいな小説になってしまうから恐ろしい。
じゃあ私は何もかけないじゃないかぁーーーーーーーーーーーー‼‼‼
あ、すみません。取り乱しました。
結論から言うと、私は書くのより、読む方が得意だと判明しました。(今頃)
38
:
麗香
:2016/11/28(月) 18:57:39
あっ!愁花*?愁花*も小説書いてるんだねー!!
早速見たよ!!すっごく上手かった!!
これからも頑張って!!
39
:
愁花*
:2016/12/27(火) 12:20:14
お兄ちゃん、好きだよ
言葉では表せないくらい好き
「…兄弟なんて気にしないよな…?世間の目なんて気にしないよな…?」
確かめるように、お兄ちゃんは必死に僕に問いかける。
「……周りがなんて言ったっていいじゃん。僕はお兄ちゃんが好きだから。なんて言われたって構わない」
そんな風に強がらなきゃ、余計お兄ちゃんを困らせて、傷つけるだけ。
でも、心の奥底、本当は僕だって同じこと思ってるよ。
ただ、今言った答えが僕が信じたいこと。
「お兄ちゃん……好き」
ふと声に漏らしていた。
「玄樹、ほら泣かないの。泣いてても何も始まらないよ」
泣いてる…?
「泣いてない…」
お兄ちゃんの温かい手が僕の�茲に触れる。
人の暖かさ。
そして、好きな人の温もりを感じた。
「好きだよ、玄樹、ずっと」
その言葉に僕は自然に笑顔になった。
「僕もずっとずっと大好き」
2人、部屋の真ん中で笑い合う。
兄弟のイケナイ恋、でも、そこに愛があれば、何も恐れることはない
だって、好きになった人が、お兄ちゃんだっただけなんだから。
「両思い……だよね?」
「…ぁ、うん。なんで?」
「じゃあ…」
質問には答えずに、僕は動く。
またお兄ちゃんの上に乗って床に手を付く。
「さっきの続き、しよ?だってさ、さっきは僕が無理矢理しちゃったから」
お兄ちゃんが目を見開く。
「…玄樹」
40
:
愁花*
:2016/12/27(火) 12:23:00
お兄ちゃんの温かい手が僕の頬に触れる
です!
誤字すみません
41
:
叶多
:2016/12/28(水) 21:00:21
愁花。泣かせにきたよ。←え
文才がない?何を言っておられるのですか!!!
ありまくりのありだよ!←文変…
むしろこれ見てないって言うほーがおかしい。←確信。
玄樹ーーーーーー!!!!
健人ーーーーーー!!!!
あぁ、、、すまん。とりみだしてしまった。
42
:
愁花*
:2016/12/28(水) 21:07:02
かなたーーーーーー大泣
え…泣かせにきたの⁉
もううちの中が大洪水!←…?
文才ねーないって!本当に!
このあとね、健人さんが豹変するんです…ふふふっ←
あぁーーーーーーー神よ、この私に文才をお与えください……
43
:
愁花*
:2016/12/28(水) 22:12:45
「さっきの続き、しよ?だってさ、さっきは僕が無理矢理しちゃったから」
俺は目を見開いた。
「…玄樹」
「なに?」
今、やっと気持ちの整理ができたんだ。
俺は1番に玄樹が好きで、両思いだってことが。
その気持ちの整理ができた時、ふと思った。
イケナイ恋なんてこの世にない。
兄弟同士だって、男同士だって、悪いことなんて一つもない。
その後に、俺の場所は『こっち』じゃないって思った。
さっきまで考えもしなかったけど。
全然関係のないことのように思えること。
でも、『兄弟』だから、俺が兄だから。
さっきの二の舞は嫌なんだ。
「俺が…こっち」
「…え?」
俺は玄樹の腕を下から持って、横へ押した。
不可抗力で、必然的に俺が上になる。
「俺が、『こっち』でしょ?」
さっきの俺の雰囲気とは全く違うから、びっくりして状況が理解できてない。
「…僕が上…だよね…?」
「玄樹が下だよ?俺がお兄ちゃんだから」
もう全部吹っ切れた。
どんな壁だってぶち壊せるんだ。
今なら。
「どうした?」
「お兄ちゃんの方が可愛いから…」
そんな風に頑張って説得しようとする玄樹のほうが可愛いのに。
でも、何も言わず、無言で唇を奪った。
「どっちがこっちでもいいじゃん。」
「……ぇ?」
「そこに愛があれば、どんな壁だって怖くないでしょ?」
できるだけ優しく微笑んだ。
44
:
みっこ
:2016/12/29(木) 17:40:10
来たぜ☆
やっぱいいですな〜
45
:
愁花*
:2017/01/15(日) 22:47:45
優しく微笑むことで救われるのなら、いくらでも微笑もう。
玄樹のために。
「うん、怖くない…っ…」
目に涙を貯めてそう言う玄樹の顔は、いつもよりも色っぽかった。
「今日は、まだ…何も…しないから」
大事にしたい。
2人でこれからいろんなことを乗り越えて、壁をぶち壊して行くために。
何回も思った。
男同士だとか、ましてや家族だとか。
でも、いくら考えたって、答えはいつも、『そんなのどうでもいい。』
きっと、玄樹もそう思っているだろう。
「……ありがとっ…でも、僕のこともう子供なんて思わないでね…さっきみたいなことだってできるんだから!」
俺の考え込んだ雰囲気を察したのか、明るく言い放った。
「…そんときは俺が襲うからな」
ボソッと俺は呟くと、玄樹を起こしてまた微笑った。
イケナイ恋は、俺に、いや俺たちに与えられた大きな壁だ。
でも、それを乗り越えていく、ぶち壊していく力が俺たちにはある。
俺は、今、多分1番の幸せ者だ。
その気持ちを言葉にはしないで、また無言で玄樹の唇を奪った。
「お兄ちゃん……」
「…玄樹…」
「「好き」」
46
:
愁花*
:2017/01/15(日) 22:50:00
かんけつー!
いやー長かった。
なんか変な終わり方なのはきにしないでね。
次のリクエスト募集中でーす
書けないのもあるから許してね…
47
:
みっこ
:2017/01/16(月) 22:02:43
おめでとーーーー!!!
これかろも頑張って!
そしてけんふまもヨロ!
48
:
jasmine tea♡
:2017/07/07(金) 10:55:44
初めまして!
愁花さんの小説面白いです‼︎
これからも、頑張ってください♪
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