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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ13 (避難所2)
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「…分かったかい。航空母艦、赤城くん」
「はい……はい。上手に言葉には出来ませんが……受け取りました。――確と」
開いた眼差しは、滂沱と感謝とに濡れて――しかしそこに、最早迷いの蔭は寸も無かった。
「よろしい。ではここからようやく、僕の言葉だ。折角だから最後に、もう一つの隠し事を明かそうと思う」
「はい?…きゃっ」
急に右手を引かれよろめいた赤城が、桜の大樹にその背を受け止められた瞬間。
逃がさないと言わんばかりに片手を幹につき、提督は目を丸くして驚く赤城に顔を近づけ――
「好きだ。赤城。どうしようもなく、大好きだ。――僕のものになってくれ。今、ここで」
……この人はどうしてこう、真剣な心を格好良いのだか悪いのだか分からない戯けに包むのが好きなのだろう。
心中で苦笑しつつも、赤城は本当に久しぶりに軽くなった心持ちで頬を染め、提督の気持ちを静かな接吻と共に
受け入れた。
「私も。貴方が大好きです。…貴方のものにして下さい。今、ここで」
桜の樹だけが、再び唇を合わせる二人を観ていた。
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