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日本男児と徴兵検査 M検・徴兵検査場の羞恥
94
:
名無しさん
:2020/08/04(火) 20:30:51 ID:DK9oyGfI
senzurinitouhei senzurinitouhei
検診の使役兵の一人に奥野古年兵がいた。奥野は、志願兵であった。奥野は、故郷で、伯父の診療所を手伝っていた。その経歴が買われたのか、衛生兵として従軍した。いつ外地へ飛ばされてもよい時であったが、何故か内地任務であった。
奥野は、この三年の間、幾度も新兵の徴兵検査に立ち会っていた。数百、数千のM検、穴検をやってきた。奥野古年兵の手にかかると、どんなセガレでも固くなっていた。その手腕の結果、彼が誰よりも多くの病気持ちのセガレを見つけ出していた。
奥野は使役に出掛ける前、内務班の仲間たちに
「俺の凄腕を見にこいや」と吹聴をした。
見物に集まった古年兵は、彼の手練の確認に来ていたのかもしれなかった。
「こら、そこばっかり固まるな、そこの色の黒いの、こっちイこい」
使役兵は、再三、若者たちを呼びつけねばならなかった。その三人は手荒ではなく、むしろ丁寧である。見物の古年兵たちがこの三人を中心にして集まっているのも仕事が事務的ではないからだ。
健次は、空いている使役兵の前に立ち、名前を告げ、記録用紙を渡した。
使役兵は何も言わずに、記録用紙に目を通し、健次の顔を見上げた。その目が健次の胸、腹、股間に移っていった。使役兵が感嘆の目を向けた。奥野使役兵であった。
「田村健次か、うむ、よい体をしておる」
奥野は、自分の喉が乾いているのを知った。
奥野は、健次の胸、腹、尻を手の平で撫でた。それは、男の体を触ると言うよりも、女の体を撫でるような仕草であった。
充分な栄養と力仕事が若者の筋肉を育てている。張りつめた皮膚は、うっすらと脂肪を浮かべ、滑らかである。目の前には充分な太さを持った男根が垂れ下がっていた。
「よし、股を開いてここに立て」
奥野は、健次の男根を見つめながら声を放った。その言葉が、喉の奥に絡んでいた。
奥野の言葉に従って、健次が前に立つと、奥野の手がいきなり、男根を握り締めた。柔らかな男根は、手の中に充分な質量を示していた。思わず健次が腰を引くと、奥野が低い声で怒鳴った。
「こら!しゃんと立たんかい!」
それは、健次が初めて聞く、軍隊の叱責の言葉であった。
性病の検査は男根を扱き、尿道からの分泌液をみる。
奥野の手慣れた手が、男根を扱きだした。
萎縮して縮んだ男根には痛いほどの扱きを与える。被検査者があきらめを感じるまで扱くのである。被検査者は、その痛みから逃れるため、身体の力を抜く。少しでも検査者の言いなりになった方が早く終わると考える。身体の力を抜くと男根からの刺激が徐々に脳に伝わる。男根は徐々に大きくなる。
奥野は、健次の重量感ある男根を愛しむように扱いた。それは、検査のためというよりも、健次の男根の感触を楽しむような手つきであった。
h ttp://novel.bookstudio.com/author/10910/14161/5.htm
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