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早冬音「ええ? 月伊島に行けって?」

5名無しさん:2015/02/07(土) 02:07:47
七島「相変わらず台風のようだね、彼は……」
吉竹「馬鹿ですから」
七島「はっはは……いやあいいものさ、熱血馬鹿はねえ」
吉竹「……そうですか? 教師なんてリスク管理が物を言う仕事だと思いますけど」
七島「うん、そういう見方もある、そういう見方もね……。何が正解かは自分で決めるといい」
吉竹「七島先生はどのように?」
七島「はっは。私は彼ほど若くないからねえ……立ち回りで勝負するしかないのさ」
七島「目を付けられないように、綱渡りは生徒だけに見せればいいのさ。警察なんて部外者は門前払いでね」
七島「しかし彼の様に最短距離でゴリゴリ行く方が、きっと解決は早いんじゃないかな……」
吉竹「お二人とも利口じゃありませんね。生徒が卒業さえすれば関係ない話なのに」
七島「なあに、こちとら何しようが定年まで逃げ切りゃ勝ちさ。ひっひっひ」
吉竹「……」
七島「それに吉竹くんも教師として大事な資格を持っている。胸を張ると良い」
吉竹「……なんです?」
七島「女教師と言えば巨乳。その点で言えば吉竹くんは立派に……」
吉竹「無事に定年迎えたいなら黙ってください」
七島「くわばらくわばらと……じゃあお先に失礼」
吉竹「はい」
七島「吉竹さんはまだお仕事ですかな?」
吉竹「明日までに作りたい資料があるので」
七島「……そうですかそうですか、じゃあお先に」
吉竹「お疲れ様でした」

吉竹「……ふぁーあ……」
吉竹(ヒマ……)

甲斐「くそっ……今日も留守とは……一体何をしているんだ藍坂の両親は……」
吉竹「また無駄足ですか」
甲斐「伝言を入れておいたのにも関わらずっ……だ……! かといって藍坂本人に極力負担を掛けたくはない故に行動が制限され」
吉竹「はいはい結局無駄な努力というわけで……お先に失礼します」
甲斐「待て話を聞け知恵を貸せ! 何か明日までにする作業はないのか手伝ってやらんこともないぞ」
吉竹「そんなもの残してないですもうあがります」
甲斐「ぐっ……では何故こんな時間まで残っている」
吉竹「さっき終わったので」
甲斐「明日の転入生のこともある。話に付きあえ」
吉竹「私はそんなに暇じゃないです」
甲斐「食事だ、食事のついでだ」
吉竹「ということは……?」
甲斐「……ということは……?」
吉竹「」マネーサイン
甲斐「守銭奴が!」


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