したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

迷宮と女冒険者 (避難所) XI

63フィーナ ◆b65/H6zwGs:2024/04/10(水) 20:41:55 ID:6ldlSYEo
>>62

何の手掛かりもないからには、一つ一つ部屋を調べるしかない。
そう判断した私は、廊下を挟んで正面にある扉へと手を伸ばした。
軽く扉に力を加えてみると……鍵などは仕掛けられていないことが分かった。
こちらから、部屋側に押し込むタイプの扉らしい。

「……誰も、いませんね?」
扉の先は……なんというか、先ほどの部屋と似たような部屋だった。
というよりも、酷似している……かも?
正面奥にはベッドが設置されており、右奥に扉がある。
左手前には同じタンスが置かれていて……。

(もしかすると、ここは先ほどの部屋と同じ作りで……)
(小さな部屋にシャワールームが備え付けられているところをみると)
(このあたり一帯は、屋敷の宿泊室なのかもしれませんね)
(とすれば、この部屋の奥の扉もシャワールームに繋がっていることでしょう)
そう考えると、いろいろと合点できるが……。

そんな思考は、とある事実にあっという間に掻き消された。
「この、香り……」
部屋に充満する香り。そして、辺りに飛び散った液体…。
それは女の香りと言えばいいのか。汗と、女の体液の香り。
(まさか、この場所でアガサかシルヴィアが…?)
(いいえ、そうとは必ずしも言い切れません)
(行方不明になった人もいたはずですし……)

「ただ、この感触だと……それほど、時間は経過していませんね」
液体の飛び散り方からするに、おそらくは“かなり乱暴に”か“無理矢理”されたのだろう。
ベットがあるというのに、床の上に体液が飛び散っていること。
それに、かなり広範囲に飛び散っていることからそれが分かる。

「酷い…」

ただ、ここで何かがあったのなら――ここにいた人はどこに行ったのだろうか?

行動:右手で扉を大きく開けて、部屋と廊下のどちらも見える状態にする。
   閉まらないように扉を支えたまま、人間が運ばれたか、移動した形跡がないか目を凝らして探してみる。
乱数:7

体勢
・部屋側から扉を引っ張り、右手で開けたままにする。
 左手は、胸の表面を隠している。

肉体
・全身に汗を浮かべている。
・胸が張り、乳首が勃起している。
・右脚に大量の汗が浮かんでいる。
・左脚に大量の汗が浮かんでいる。
・ショーツを身に着けている。
 →背中から見ると、お尻にショーツが食い込んでいる。
・右足にベルトを巻いている。
 →腿の肉が、ベルトに乗っている。

思考
・二人を早く、見つけ出さないと。
・人がいた、手掛かりだけでも見つけられないでしょうか?


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板