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退魔教会『銀剣機関』

409序章「セラフィナ」 ◆eA7FKn/ISQ:2022/04/02(土) 20:51:03 ID:3HgdUfMo
>>408
蒸し暑い教会を地下へと向かい歩いて行くセラフィナ。
この蒸し暑さは教会それ自体に原因があるわけではない。
この街が異常に蒸し暑くその影響によるもの。
そしてこの服も瘴気対策ゆえ通気性は最悪で、スリットが入っているのがむしろ救いという有様。
聖水を染み込ませ強化するという性質上、生地は汗などを吸いやすく、暗色ゆえ目立たないが、汗をたっぷりと吸い込んで張り付くような感覚を感じているかもしれない。

そんな蒸し暑さの中、セラフィナは目立たぬように備えられた階段を降りていく。
ここから先は関係者立入禁止エリア。
その一室、女子更衣室まで来る。
扉には鍵がかかっているが、鍵穴のようなものはない。
その扉の前でセラフィナは首にかけたロザリオを掲げると、とびらはゆっくりと開き、セラフィナはその中へと入っていく。

その中は更衣室という名前の武器保管庫だ。
この部屋に入れるのは現在シスターアンジェとセラフィナのみ。
ここにあるのは退魔用の道具とセラフィナとアンジェの装備ということになる。

まず武器。
セラフィナの操るのは自らの破瓜の血を捧げた聖茨の処女剣。
聖遺物に純血を捧げ、この道に生涯を捧げるという儀式を行い自らの専用武器としたセラフィナの獲物。
これでセラフィナは初陣から今まで多くの魔を祓ってきた。
その剣は綺麗に浄化されガラスケースの中に納められている。
またこの剣を主武装とするなら副武装とでもいうべき短剣や斧も大量に用意されている。

道具類は主に回復用に飲料水だ。
体力回復に治療用、魔力回復用に聖水。
セラフィナら機関のエクソシストたちは、これらの武器や道具を収納魔術の施されたロザリオに収納し、仕事に赴くのだ。

そしてそれらとは別に仕事着と言える衣装。
いま着ているのは機関員の制服とでも言うべきシスター服であるが、一応即座の戦闘もこなせるようにはなっている。
ただ、それをさらに戦闘用に改造したのがエクソシスト・トゥニカと呼ばれる衣服だ。
いま着ているシスター服をベースにしつつも、大胆にノースリーブ、タイトなミニスカートになっており、さらに破邪の装飾を施されている衣服。
銀剣のシスター服も大胆なスリットた体のラインが浮かぶことから少し禁欲的とは言い難いが、それをさらに大胆のセクシーさを醸している衣装だ。
そして上腕まで覆うラバーのような素材でできたロンググローブに太もも半分まで覆う同じくラバー質のロングヒールブーツ。
これらがセラフィナが主に使っている衣装だ。

そして露出が多い衣装だが、肌との間の隙間はなく、むしろきついほど。
通気性もいまの衣装以上に最悪なのだ。
さて、これに着替えるならば、今の服を脱がなければならない。
性能は戦闘用の衣装の方が高いが……セラフィナはどうするべきだろうか?

【まずは衣服をどうするか】
【このままの衣服で向かうか、あるいは着替えるか】
【着替える場合は脱ぐことになります】


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