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退魔教会『銀剣機関』

337フレイア ◆ZMOpGghC1k:2021/12/11(土) 16:13:34 ID:v.rQpSWA
>>335

(この蒸し暑さはなんのために……)
(いいえ、淫魔のすることに意味なんてありませんわね)
不愉快な蒸し暑さに包まれながらも、私は収納していた武器を取り出した。
ビショップスタッフと名付けられた、私専用にカスタマイズされた武器。
全長は2mほどあって、かなり巨大だ。魔術強化用の触媒だが、先端には十字の刃がつけられていて、物理武器として使うこともできる。
(大きすぎて、狭い室内での取り扱いには不安がありますわね)
家屋の中では武器として期待することはできなそうだ。
魔術と体術を主に扱う戦闘を考えなければならないだろう。

召喚した大型の武器を右手に持ち、しっかりと握る。
私の身長以上の長さの武器だが、見た目に比べてずっと軽く、扱いやすい。
もともと、重量のある武器を振り回す戦術ではないのだ。
魔術の触媒と考えれば、軽ければ軽いほど扱いやすい。
実際、軽量な設計には私が希望したのだ。

「この先は、油断できませんわね」
武具を召喚した私は、淫魔の領域と化した民家の敷地内を歩いていく。
セラフィナが先行しているとはいえ、どこに敵が隠れているかわからない。
油断して、こんなところで敵に負けてしまうわけにはいかなかった。

警戒を緩めずに、私は玄関前まで歩みを進める。
(敵襲はないようですが……)
(嫌な予感もしますわね、まるで待ち構えられているかのような)
杖を握っていない左手を伸ばし、民家の扉を開いた。

やはり扉に鍵はかかっていない。
セラフィナが一度突入しているのだから当然といえば当然なのだが……。
扉を開けた瞬間、じめっとした蒸し暑い空気が部屋の中から溢れ出し、私の身体に絡みついてくる。
蒸し暑くて、すぐに汗を流してしまいそう。
(そして、この空気に混じっているのは……)
蒸し暑い空気の中に、瘴気が漂っているのを感じた。
まだ微弱な瘴気であるから、防具で防ぐことができる。
それでも淫気は完全に防ぐことができない。
……僅かに、身体が疼くのを感じる。淫気の影響だろう。
(身体の暑さ……熱気だけではないみたいですわね)

・淫気:▲「快楽値」+2(2)

肌に淫気が突き刺さるのを感じながらも、私は玄関を確認していく。
玄関の広さは一般的な広さというところ。
体の右側には割れているらしい鏡、左側には破壊された下駄箱があった。
(おそらくは、セラフィナの戦闘の結果壊れたのですね)
玄関の奥は左に曲がっている廊下、その途中に戸が3つある。
手前の扉はリビング、奥の扉がキッチンだったはずだ。
装備のおかげで、暗闇でも問題はない――いまのところ敵の姿はなかった。
とはいえここは既に敵地。いつ奇襲を受けてもおかしくない。
(さて、早いこと敵の親玉を屠ってあげますわ)

行動:そのまま玄関の奥に進み、散策を始める。
   周囲の淫気を探り、強い淫気の気配を探す。
乱数:8

○淫核 → ・なし
○陰唇 → ・なし
○膣内 → ・なし
○子宮 → ・なし
○左胸 → ・なし
○右胸 → ・なし
○お尻 → ・なし
○尿道 → ・なし
○左足 → ・なし
○右足 → ・なし
○右腕 → ・なし
○左腕 → ・なし
○背中 → ・なし
○お腹 → ・なし
○口 → なし 
○耳 → なし

◎精神状態
淫魔ども、覚悟なさい……!


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